はてなキーワード: テーブルとは
無口というわけでもなく寡黙といわけでもなく、ただ、あまり自分から言葉を発しない祖父のことは嫌いではない。けど好きでもない。
基本的に、毎年お正月にしか会わないし、「女の子なんだから」と祖母の料理を手伝うよう叱られたこともある。言われてすぐは「兄弟は何もしなくていいのになんで自分だけ」と腹が立ったが、昔気質なんだな、と思えばなんてことはない。祖母も「おじいちゃんに言われたの?ごめんね、ありがとう」と苦笑していたから、やはりそういう人なんだろう。
これといった思い出があるわけでもなく、会話もあまりない。「元気してたか?」と聞かれ、「うん、元気だったよ」で会話が終わってしまうような関係だ。
一緒にお屠蘇を飲んで、お節を食べて、お雑煮を食べて、こたつでのんびり過ごしている間、「これ食べるか?」「寒くないか?」と聞かれ、「うん」「大丈夫」と答える。
本当に、それぐらいの会話だけだ。もっと小さい頃はどうだったんだろうと記憶を掘り起こしてみたが、多分あまり変わらないかもしれない。
そんな祖父が亡くなった。悲しいとも淋しいともあまり感じなかった。ただ、父は大丈夫だろうかと、伯父は大丈夫だろうかと思っただけだった。
数年前に倒れてから一気に衰弱してしまった祖父は施設にお願いしていた。正月だけは家に帰って、私を含めた孫を出迎える。
衰弱だけでなく痴呆も進んでしまっていたから、忘れられていたかもしれない。
誰かが新年の挨拶に顔を出しに来るとその度に「○○来たよ」「ほら、△△だよ」とみんなで声をかけたが小さく頷くだけで、理解していたのか分からない。
嚥下能力が衰えたからお節を一緒に食べることも出来ず、大好きな日本酒を飲むことも出来ない。それでも、たくさんの料理が並ぶテーブルを一緒に囲んで正月を過ごしていた。
一昨々年が最期になった。
去年、祖父母が喪中だった。今年は行くのが夕方近くになってしまい、会えなかった。
久々に会った祖父は、ひどく痩せこけていて、こんな顔だっただろうか、と違和感しかなかった。
嫌いではないけど、「おじいちゃんのこと好きだよ」と屈託なく言えるような感情もなく、触れ合いもない。
葬儀の最中に涙が滲むこともなく、「おばあちゃんは一人ぼっちになってしまうのか」「伯父や父たちは大丈夫だろうか」と、ただぼんやり考えていた。
一通りのことが終わって一息ついたけれど、やはりこれといった感慨も何もなかった。
いつも通り出社して、いつも通り仕事をして、いつも通り昼食を食べる。いつもと同じだった。それなのに、昼食を食べ終え休憩室でのんびりしていたら、急に涙が溢れ出てきた。
「おじいちゃんは亡くなったんだ」と、何をしていたわけでもないのに、なぜだか唐突に悲しくなった。訳も分からず休憩室でひとり泣きながら、「元気してたか?」と目を細めて笑う祖父や、「これ食べるか?」と私が小さい頃から好きな料理を差し出し、「寒くないか?」とこたつの設定温度を上げる祖父を思い出した。
優しい人だったのだ。
もっとたくさん話せば良かった。
4日たつまで、またはPCR感染といわれても軽症だから家にいてといわれた場合、
自宅でどうしてればいいかについてはpdfで厚労省から公表されてる
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/COVID19-17-200402.pdf
今みたところだと2020/4/2が最新だな
その中身もスマホじゃ読めないやつがおるだろうからちょっとはっつけてやろ
新型コロナウイルス感染症、自宅療養時の健康・感染管理 (2020 年 4 月 2 日)
⚫ 患者は、1 日 2 回は自身の健康状態を確認し、1日1回保健所に報告する。
⚫ ケア担当者、その他同居者は、自身の健康状態を確認し、症状(発熱、咳、鼻水など)
があれば保健所に報告する。
⚫ 患者専用の個室を確保することが望ましい。個室が確保できない場合は、同室内の全員
⚫ 患者の行動範囲は最小限とし、患者と接する人は十分な距離を保つ(1m 以上)
⚫ 部屋の出入り時には、サージカルマスク等を着用し、流水と石鹸又は擦式アルコール性
消毒薬による手洗いを行う
⚫ 患者専用の洗面所・トイレを確保することが望ましい。洗面所・トイレを共用する場合
は、十分な清掃と換気を行う。
⚫ リネン(タオル、シーツなど)、食器、歯ブラシなどの身の回りのものは共用しない。
⚫ 患者のケアは特定の人が担当する。基礎疾患がない健康な人が望ましい。
⚫ 患者とケア担当者が接触する際には、どちらもサージカルマスク等を着用する。
⚫ 口腔内、気道のケアの際、体液・汚物に触れる際、清掃・洗濯の際はサージカルマスク
等、手袋、プラスティックエプロンやガウン(身体を覆うことができ、破棄できる物で
⚫ マスクの外側の面、眼や口などに手で触れないよう注意する。
⚫ 患者や汚物との接触後、清掃・洗濯の後は石鹸と流水で手を洗う。
清掃
⚫ 患者が触れるものの表面(ベッドサイド、テーブル、ドアノブなど)は家庭用除菌スプ
レーなどを用いて、一日一回以上清拭する。
これで本文全部。あと参考資料リンク。わりと簡単にまとめてあるだろ
結構無理くさいけど部屋があればできそうだ
頑張れ
コロナの死滅なのかな?感染者が 0 人の状態を目指しているわけじゃないよね?
ってことは、感染のペースを落とそうとしているの?でも、緊急事態宣言後、また感染者が増え始めるんだよね?
ってことは、緊急事態宣言は特効薬かワクチンか国民の殆どに抗体が出来るまで続けるってことだよね?
ってことは、もう最低1年で、願望的な見積もりでない限り2年くらいだよね?2年も休業で耐えられるとこなんか無いよね?
この方法詰んでいるよね?
薬の話もあるけど、インフルエンザですら特効薬なんかないよね?そもそも風の特効薬が作れたらノーベル賞ものななんでしょ?
せいぜい出来て苦しみながら耐えてなんとか耐えられるくらいの薬だよね。そんな簡単に都合よく薬が出来るとも思えんよ。エイズだって相当時間かかったよ。
目指していくのは、医療崩壊しないペースで感染して人類に抗体を作るんだよね?違うのかな?薬は出来たらラッキーってものだよね?
ってことは、一定量感染しながら生活する方法を考えるしか無いよね?
お店も営業するけど、ラーメン屋のカウンターなら2席(1席?)あけてしか座れないとか、
東京ディズニーランドは1日XXX人までしか入場できないとか
キャバクラだってホストだってローテーションしないとか隣のテーブルは必ず空き席にするとか
設けは減るよ。でも感染の確率が下がる生き方は実験しながらやるしか無いんじゃないかな?確率だから1件2件の失敗を責ても仕方が無いと思うんですよね。
ちなみにスーパーは普通にレジの前に感覚あけずに並んでいるぜ。やっているところもあるかもしれないけど私は見たことがない。
「スーパーは行ってもいい」って言われて「スーパーは安全」って勘違いしている人もいると思うんだけど
このコロナの世界でどうやって生きていくか知恵を出して行くしかないよね。外出という括りで制限してても逃げているだけだと思うんですよ。
1日目の食事:朝トースト+コーヒー/昼はご飯+昨日の残りのなめこ味噌汁(納豆が好きなのに近所のスーパーでは軒並み売り切れ中)/夜はレトルトのカレー+レタス。
タンパク質と野菜不足が気になって、とりあえずスーパーで冷凍青汁を買ってみた。あとサボっていたプロテインも飲むの再開。
1Kなので起床→ふとんからガバッと出てベッド横のテーブルのパソコンを起動し、朝食のパンとコーヒーを準備しつつ仕事開始(この間1分かからず、ただし通勤時よりも寝坊)
寒がりなのでこの時期、光熱費がバカにならんなという気がする。手当は出してくれるそうだけど些少だ。
昼前だけどまだパジャマ。
これまで習慣のなかった日報を書くのが面倒。
一日中、ご飯のことばかりを考えている。次何作ろう?ってのと(作ったというレベルではないが)、お腹減ったというのと。
「ガラスの仮面」で北島マヤが狼少女の役作りのために狼として生活をしていたときの心境。獣に戻った感じ。
炊事を始め、長年サボっていた家事を多少やり始める。
ビックリするほど眠れないしこんなどうでもいい話をする相手もいないからここに書こうと思う。
長く入院していた祖母は、終末医療を受けていた。1ヶ月前くらいから、病院自体が時節柄部外者立ち入り禁止となってしまった。仕事が忙しく年末に会いに行ったきりで、春先のまとまった休みが取れたところで会いに行こうとしていた僕は、もう外に出られない祖母が誰にも会えずにベッドに寝たきりなことを考えただけで泣きそうだった。
そしてついに亡くなってしまった。知らせを受けてもやっぱり病院には入れず、休憩時間にそっと泣いて、そのまま仕事を続けた。酷い、本当に酷い話だと、それでも何を憎んだら良いか分からず、ただただ天を仰ぐと満開の桜が見えたりして、毎年桜が咲くと祖母のことを思い出すのかなと思うなどして。
共働きの両親に代わって中学を卒業するまでの面倒を見てくれてたのは、同居していた祖母だった。祖父も一緒にいたけど、昔ながらの亭主関白な人で、お茶すら自分で入れない人だったから。将棋とかトランプとかでは遊んでくれたけど、食事や風呂なんかは全部祖母がやってくれていた。
美味しいものが好きな人だった。おやつにスナック菓子が出てくるのは稀で、今日は近所のお煎餅屋さんの甘辛煎餅よ、今日は遠出して〇〇屋の羊羹買ってきたわよ、旬の果物を剥いてあげようね、ラクトアイスじゃなくてアイスクリームを食べなさいって。百貨店のお肉の包みもよく見たし、手巻き寿司をするときは食べきれないほどのネタを用意してくれた。だからといって毎日高カロリー食ではなくて、良いものを美味しく食べさせてくれていた。
学校から帰るとちょうど、リビングテーブルでテレビを見ながら夕飯の仕込みをしているのをよく見た。絹さやの筋を取ったり、茹でたとうもろこしの粒をほぐしたり、生栗の皮を剥いたり、里芋の皮を剥いたり。料理下手な両親に代わり、料理を教えてくれたのも祖母だった。
自然が好きな人だった。何かにつけては花を見に一緒に遠出した。小さい頃だから花に興味なんか全然なくて、なにが楽しいのかさっぱり分からなかったけど、楽しそうにする祖母を見るのは好きだった。
生前好んで食べていた食べ物と、たくさんの花に囲まれて眠る祖母は、やっぱり綺麗な顔をしていて、大好きな僕のばあちゃんは、もう2度とクシャクシャの笑顔は見せてくれなくて、言葉ももう、交わせなくて、分かってたはずなのに、分かっていたはずなのに、死ぬことがどういうことかって、教え方が、痛いよ、ばあちゃん、
先週から経理の奴が一人、コロナが怖いから自宅で仕事させてほしいって言って逃げやがった。
ずっと前から怖い怖いって言ってたもんだから、ついにそいつの上司がふざけるなってブチ切れて会議室に閉じこもって一日がかりで説教説得して、やっとわかりましたって反省したその翌日、そいつの机からパソコンとかなくなってた。
上司によると、そいつは確かに自宅でちゃんと仕事をやってるみたいなんだけど、日々必要なものは時間以内に出してるし、ぶっちゃけ家でも会社でも仕事の能率はほとんど変わらないみたいなんだけど
うちの社員ってみんながみんなそいつみたいに家でできる仕事してるわけじゃないんだよね。営業とか接客とか対面しかできない仕事やってる人もいるのに、コロナが怖いのはみんなそうなのに体張ってやってるのに自分だけ安全なところでってのはずるいんじゃないの?って思うわけ
ーという話でした。
逃げた(?)社員にも現場で働かなきゃならない社員にも、休んだところで補償がでるのかわかんない経営者にもあらゆる意味で同情しました。
本人たちの承諾を得た上で同じツアーに申し込んだ。
フリータイムとかも色々一緒に回れたらいいなーと期待していた。
だが友人たちは私の知らないうちにグレードアップしていた。
フリータイムは全くの別行動。
友人たちに期待してあまり下調べしていかなかったので本当に困り果てた。
添乗員も聞けば色々教えてくれたが、別についてきてくれるわけじゃなかったし…。
何泊もあったのだから、
せめて移動のバスの中位、友人と私/友人旦那 にしてくれればいいのいとか
べったりふたりにくっついてたが
ガッッラガラ。人気なし。
女湯の客層は7割くらいがおばあちゃんだった。
あとは上のジムの会員らしい人がちらほら。
ひとつの浴槽に人が0人~3人みたいな感じ。
バーはソファ席でパソコン持ち込んでワイワイ仕事?してるらしき男性グループがいた。
あとはおじさんやおじいちゃんがなぜかそこら辺で寝ていた。
レストルームの埋まりかたは男性40%女性20%くらいの体感。
金曜夜のレストルームなんて入れなくて岩盤浴ルームに寝るのが常だというのに。
全体的に本当に人がいなくて最高に快適だった。
じつは花見シーズンも、某桜並木の見えるテラス席の店でともだちとご飯を食べた。
普段なら予約をとれもしない店なのに、一テーブルずつ空けてゆったり桜を見ながらご飯を食べられた。
最高だった。
みんなが自粛してるからこの恩恵に預かれてるんだよな~大きな声では言えねえな~
と思ったけどどうせ海外渡航歴がない以上めったなことでは検査されないし
仮に職場の人が誰かコロナになったとしたら注目はその人に集まるし。
そろそろロックダウンされるだろうが
それまではこんな感じで人のいない東京を楽しめそうだ。
まさに書いてある点が問題なんだが?
それとは別に、マスクを郵送で配れば、盗難からの転売もありうる。
盗難を防ぐために対面で受け渡すことにしました→感染拡大、もありうる。
下策ですね。
マスクの効果は限定的=誤差といわれているところに、管理が難しい布マスク配布。
使い捨てないマスクだと食事時とかテーブルに置く人もたくさんいるだろうね。
自分が無症状の感染者かもしれない、他人に移さないためにマスクがいるのだ、という人は、
ぜひ人任せにせず、完璧な布マスクの管理を徹底してもらいたい。
まぁ、各住所2枚なら、個々人で処理できるレベルだ。
ローテーションを考えれば実質一人しか使えない。
俺は大都会が大嫌いだ。
パンパンの満員電車に朝っぱらから「満員電車しんどい~」みたいな阿呆ヅラしてるような連中が何千万人いるのか知らんが、とにかくうじゃうじゃいまくる。
そもそも大都会在住の貴様らや、大都会に憧れを持つ馬鹿どもがウイルスの温床みたいなところに集まって案の定ウイルスの苗床になってそれぞれの生活圏に帰っていく。
貴様らがそんな馬鹿丸出しな行動をするせいで死んだり、入院したりする人々が続出しているわけだ。
それに比べて俺たち田舎者は違うぞ?
そもそも歩くことがない。なんでかって?歩きたいと思える場所が観光地ぐらいのもんでそんなこと行くことはない。自分の住んでいる地域の観光なんて行きたくないし、行っても自分の住んでいるところ以上の「更に自然」な場所なだけだからだ。
移動も基本車だし、一日1キロも歩くやつのほうが少ないんじゃないか?と思えるレベルだ。
しょうもないベンチャーやテーブル上ですべて完結するような、生産性のない仕事をしてるに決まってるアホの大都会野郎がテレワークとかなんだか知らんが最高の職場環境で働いている中、俺たち田舎者は毎日あくせく製造業やそれに付随した工事をして生きているわけである。コロナにかかったら生活がリアルで終わる。会社も終わる。クソだろ。笑えよ。
もし、俺たち田舎者の住むところだけが世界で唯一のコロナの無い楽園になることがあれば俺は、村の境界の物見櫓で双眼鏡の覗き、外から歩いてくるコロナ野郎が村に助けを求めて俺に声を掛けた瞬間にスナイパーライフルで処分する役をやりたい。
だから、俺の大嫌いな大都会がめちゃくちゃになってみて欲しい。ちょっとスナイパーライフル(エアガン)が実家のタンスにあったか確認してくる。
イタリア、アメリカを始めイランなどでも相当数に感染が広がり、亡くなられる方も多数いる。それはとても悲しいことだ。早く収束に向かうと良いなと思う。
Twitterでは海外の状況と日本の状況を比較して楽観視しすぎていると宣う出羽守が頻繁に観測される。
外に出るな、フランスでの感染爆発前夜と似てるんだ、海外の友人が日本の対応見て呆れてたぞ、そんなことがよく目に付く。
確かに海外の状況と比べたら楽観的だと思う。現に昨日一昨日と感染者数は飛躍的に伸び、これからも指数関数的に感染者数が増加していくだろう。
でも気になるのは、海外の人は手洗いうがいをしているのか、栄養バランスの取れた食事、適切な睡眠ができているのだろうか。その点である。
増田は、何にも詳しくない。
でも家に帰ればまずは手ピカジェルでアルコール消毒をしてから家に入り、手を洗いうがいをする。家で過ごしてても水分は補給し喉を乾燥させないようにする。毎食ごとにテーブルをアルコール消毒し、手を洗う。
喫茶店でアルバイトをしていた時も、マスクはしなかった(無かったのもあるが)。当然食器を洗うので頻繁に手を洗う。
この手洗いの習慣は海外の人たちにはあるのだろうか。その点が分からないだけに、単純に感染者数だけで比較して良いものなのだろうかとの疑問がある。何かをするにつけて手を用いらなければならず、自ずとその手で目の粘膜などに触れることもあるだろう。
ある意味マスク信仰に近いものかもしれないこの手洗い信仰。効果があるのか分からないが、やらないよりはマシかなの気持ち。食べる時に(食べる時に限らずだが)手は清潔の方がいいもの。
感染防止に留意しつつ、外出自粛要請で困っている推しの飲食店を救いたい。
そう思い立ったのは推しの飲食店(個人店だが普段は予約がとれない人気店)がTwitterで「予約ガラガラですが、少しは予約も入っているので土日も開けます」というツイートをしているのを見かけたからだ。
この週末は都知事の会見もあり、多くのひとが外出を控えているしスーパーで買い込みをしたみたいだ。
僕は自炊をしないので、コンビニ弁当かUberEatsくらいしか選択肢がないと思っていた。
よくよく考えれば、ひとり外食でテーブル席の店なら注文時くらいしか感染防止に気をつかうことがない。
あの店の店員はマスクをしているし、僕も入店してから手洗いをしたりすれば問題はなさそうだ(コンビニやUber配達員とのやりとりをするのとリスクは変わらない)。
移動も普段なら電車などの公共交通機関を使うが、まあ歩いて行けなくもない距離にある。
早速、電話をする。
「あ、もしもし。ひとりなので恐縮なんですけども、これからの時間で席って空いてます?」
きっと喜ばれるだろうと思ったが、どうやら席はいっぱいだということだった。
推しの店が無事であると同時に無駄なことをした小さな悲しみを得てしまった。
電話に出てくれた店員さんによれば、おそらく今だけで1時間半もしたらガラガラになってしまうんではないかということだった。
なるほどオーケー、そういうことね。
任せておいてくれ。
いつも混んでいる時間はいつも通りに満席だったが、少し遅めの時間がガラガラになってしまうのであれば僕が微力ながら埋めようではないか。
「お席をとっておきますね」と店員さんは言ったが、ひとりで席を埋めたら申し訳ないのでと断っておいた。
ひとり飯のためにテーブルをとってしまって、4人などのお客を入れられなくなっては推しの店を支援したいという僕の目的に反してしまう。
1時間後に電話をしてみた。もうガラガラになっているだろうか。
「一時間後の予約まで一席だけ空いているんですが、おとりしましょうか…??」
先程と同じ店員さんが電話対応をしてくれたが、まだ一席しか空いていないとのこと。
でもいつも予約でいっぱいのこの店が予約はあまり入っていないみたいだから、僕と同じように「ガラガラなら」と飛び込みで入った客ばかりのようだ。
もうコンビニご飯でいいや。その前にこの嬉しいような悲しいような出来事を増田に書こう。
みんなもう自宅に引きこもるのは飽き飽きだろう
これがいつまで続くんだろう、そんな不安に取り憑かれるだろう
ネトフリもYoutubeも見続けるのはそろそろ飽きた
かといって、真面目に勉強や創作なんて、そんなやる気はもう使い果たしたんだよぉぉおぉぉおおおお!!!
ラーメン屋で、居酒屋で、王将で、日高屋で、リンガーハットで、
いつも幸せをくれる餃子だ!!!餃子はいつでもお前の味方だ!!!!
餃子は時間はかかるが、難易度は低い。正直言って単純作業の繰り返しだ
時間を持て余したお前にぴったりだ
これを読み進めれば、
餃子作りがいかに生産的で健全でお前の未来のための投資になるかがわかるだろう
ただ一つ伝えたいことがある
肉が好きで仕方ない奴はそれでもいい
だが、考えてみろ
お前は今あえて自ら作り出そうとしている
惣菜や冷凍の野菜餃子もあるにはあるが、野菜はもはやペーストのように、やわやわではなかったか?(それはそれで旨い)
焼き立てで熱々でありながらかつ歯応えもある
これが家でしか食べられない、お前がわざわざ手間ひまかけて生み出す意味がある餃子だ!!!
全ての餃子は、人を悦ばせるためにある
皮は、潔く大量に買おう
少なくとも80枚だ
多すぎる…と思っただろう。多ければ多いほどいい
いざ作ろうと思うと、材料を切るのも、包むのも相当な時間が必要だ
こんな時じゃないと餃子を作ろうなんて気は起きない
疲れて帰ってきた時、何もする気が起きない休みの午後、
インスタントラーメンに餃子を添えてみろ。
お前がラーメン屋でするちょっとした贅沢、それが家で実現できる
しかも自作の野菜餃子ならヘルシーだ。お前の健康まで救ってくれる
メインの材料の他に、ニンニク、生姜も生でもおすすめだが、チューブでも全く問題なく美味しい
シソもあると、さっぱりシソ餃子と普通の餃子の2種が簡単にできるぞ
さあ、全ての野菜をみじん切りだ
ニラとネギは手作業が良い。奴らはみじん切り機の側面に貼りついて切れなくなるからだ
無心にみじん切りをするんだ
大きさが不揃いなんて気にするな
ニラなんて大きくてもどうせしなしなになる
騙されたと思ってあえて混ぜてみろ
野菜の量か?
俺なら、白菜1/4カットをまるまる、ニラ一束、長ネギ2本というところだ
豚ひき肉は200g程度だ
ボウルに収まりきらないくらいの山になった野菜を見て、お前は達成感と満足感に包まれるだろう
お前の罪悪感は洗い流されるだろう
次は肉だ
大事なことは一つだけだ
とにかくさっきの野菜の上に載せないことだ。
ひき肉だけに先に調味料を混ぜるんだ
野菜とひき肉を混ぜた後に、調味料を混ぜると、野菜から大量に水が出る
そのまま包むと皮がふやけて穴が空く
水気を絞って包むレシピもあるが、
家で作るなら、ひき肉だけに先に調味料を混ぜて、ひき肉の脂で塩分を包み込め
ひき肉が粘ってくるくらいこねれば大丈夫だ
全部大さじ2杯以内にしておけば、味が濃くて辛くなることはない
手でコネ終わったら、粘ったひき肉と、みじん切りの野菜を混ぜよう
野菜の体積はゴッソリ減って、お前は大量にみじん切りしておいてよかったとほっとするだろう
さあ、ここからがお楽しみだ
テーブルでも机でもいい。キッチンが広い奴はキッチンのままでも良い
とにかく広くて平らな場所に移動だ
家にある大きい皿をあるだけ集めて、ラップを巻こう
そう、そこに包んだ餃子を置いていくんだ
ラップを巻いておけば、あとで洗わなくて済むぞ
大きい皿なんてない奴は、テーブルか机にラップを敷き詰めるんだ
お前が気にしないなら床でも良い
あとで皿と箸とビールを置くところと、フライパンと卓上コンロを置くスペースは開けておけ
何しろ大量の餃子を包むんだ。作業スペースは快適であればあるほど良い
水を入れた小皿、具を取るスプーンを用意したら、もう一つ用意するものがある
餃子を作るという生産的な作業をしながら、コンテンツも消費できるんだ!
ネトフリでもYoutubeでもそろそろ見るのに飽きてきた頃だった奴も多いだろう
それは罪悪感だ!
お前の中に、今日はコンテンツの消費しかしていない、何も生み出していないという罪悪感が生まれてくるんだ
お前は、今、生産している!!
お前を責める奴はもういない!!!
なぜなら、お前は今未来のお前のために投資しながら、今のお前も楽しませるという非常に高度なミッションを実行中なんだ
集中してそれだけ見ても、全力で楽しめるはずだ
・面白いって勧められたけど、まだ見てないんだよな
そんなやつだ
いつか見ようと思って、まだ見てない。そんなコンテンツがぴったりだ
それを流しておくだけで、お前は人生の心残りを一つクリアできるんだ
しかも餃子を生産しながらだ!お前は今最高にクリエイティブに時間を使っている
思ったより面白くて集中して手が止まった?
餃子はお前を待ってくれる
包むのはどんな形でも、はみ出ても、構わない
シソ餃子にするなら、中に入れても、焼く時に被せてもどっちでも美味しい
ただ、無心に包め。動画を楽しめ
全部包み終わったら、並んだ餃子を眺めてみろ
さあ、手を洗って焼く準備だ
湯沸かしポットとビールも忘れずに持ってきておこう
これでお前はキッチンと往復しないで、ただひたすら餃子を楽しむことだけに集中できる
湯沸かしポットにお湯をセットして、
フライパンを強火で熱したら
油を引いて餃子を置いていくぞ
置き方もなんでも良い
くっついても構わない
裏に焼き目がついたら
すかさず、お湯を入れて蓋を閉めよう
お湯は深さが2cmくらいまで入れれば大丈夫だ
この間に、タレを用意しよう
店でできないことをやろう
そう、タレを複数用意するんだ
好きな配合で作ろう
一押しは、酢と胡椒だ
胡椒も粗挽き黒胡椒みたいな洒落たのじゃない、よくあるテーブルコショーがおすすめだ
最高にジャンクな味なのに、塩分油分は0でさっぱり。いくらでも食べられる
味変はラーメンだけの物じゃない
家で餃子を食べるなら、好きなだけタレを変えて楽しめ
さあ、フライパンの中の水気がなくなってきたら、やっとお前の餃子が準備万端だ
蓋を開けて、湯気を浴びよう
まずはビールを口に流し込め
ラー油でてかった熱々の餃子が、ビールで冷えた口いっぱいに入ってくる
これがお前が作ってきた餃子の旨さだ
白菜の歯応えに、豚の甘さ、ガッツリニラとニンニク、ネギの甘み、そしてビール
お前の努力は、今全て報われた
好きなだけ、焼き、好きなだけ、食べよう
もちろん、そのまま動画を見ながらだ
この時間は餃子を作ったお前にふさわしい、お前だけの最高の時間だ
さあ、腹いっぱいに食べてもまだ半分以上は残っているだろう
そのまま冷凍しても良いが、
今、全部焼いてしまうといい
餃子とビールで満たされて、幸せな気分のまま、どんどん残りも焼いてしまうんだ
いや、焼かない
今すぐにでも食べたいし、フライパンも汚したくないはずだ
冷凍された焼き餃子は、パリパリ感は失われるが、それでも十分美味しい
なんなら、フニャッとした皮がタレを吸って、白ごはんに最高に合う
焼きながら、一回ごとに焼き立てを一個ずつだけ味わうというのも贅沢でオツな楽しみ方だ
お前は今最高に満たされているはずだ
餃子をつくることで、お前は自分を甘やかしながら、再肯定し、未来のための活力を手に入れる
いいな、引きこもるのに飽きてきたら、今すぐ餃子を作れ
餃子はお前を裏切らない
ボケ&ツッコミ「お願いしますー ありがとうございますー」
ツッコミ「あーありがとうございますー ねっ 今マスクをいただきましたけどもね」
ボケ&ツッコミ「ありがとうございますー」
ツッコミ「ねー有り難いですよ ほんとにね」
ボケ「入れておきましょう」
ボケ「いきなりですけどね うちのオカンがね 好きな商品券があるらしいんやけど」
ツッコミ「分からへんの? いや ほな俺がね おかんの好きな商品券 ちょっと一緒に考えてあげるから どんな特徴ゆうてたかってのを教えてみてよ」
ボケ「あのー霜降ってて、国産の食べ物が買えるって言うねんな」
ツッコミ「おー 和牛商品券やないかい その特徴はもう完全に和牛商品券やがな」
ツッコミ「すぐ分かったやん こんなんもー」
ツッコミ「いやそうやろ?」
ボケ「オカンが言うには 死ぬ前の最後の商品券もそれで買って良いって言うねんな」
ツッコミ「あー ほな和牛商品券と違うかぁ 人生の最後が国からもらった和牛商品券でええ訳ないもんね」
ボケ「そやねん」
ツッコミ「和牛商品券はね まだ寿命に余裕があるからもらって食べてられんのよあれ」
ボケ「そやねんな」
ツッコミ「な? 和牛商品券側もね 最後のご飯を買うために任命されたら荷が重いよあれ」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「和牛商品券ってそういうもんやから ほな和牛商品券ちゃうがなこれ」
ボケ「そやねん」
ツッコミ「あれほなもう一度詳しく教えてくれる?」
ボケ「なんであんなにその商品券で食べたら栄養バランスの五角形デカイんか分からんらしいねん」
ツッコミ「和牛商品券やないかい パッケージにかいてる五角形むちゃくちゃデカイんやからあれ でも俺はね あれは自分の得意な項目だけで勝負してるからやと睨んでんのよ 俺の目は騙されへんよ 俺騙したら大したもんや」
ボケ「まあねー」
ツッコミ「ほんであれよー見たらね すき焼きに入ってる具材の栄養素を含んだ上での五角形になっとんねん 俺は何でもお見通しやねんから 和牛商品券やそんなもんは」
ツッコミ「そうやろ」
ボケ「オカンが言うには 朝ご飯に買ってきても全然良いって言うねんな」
ツッコミ「ほな和牛商品券ちゃうやないかい 朝飯で和牛のステーキ出てきたら ちゃぶ台ひっくり返すもんね 和牛はねー もたれてもOKな時やから食べてられんのやで」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「な? それ食べてるうちにだんだん胃がもたれてくるから 最後ちょっとだけ残してまうねんあれ」
ボケ「そやねんそやねん」
ボケ「そやねんな」
ツッコミ「和牛商品券ちゃうがな ほな もうちょっとなんか言ってなかった?」
ツッコミ「和牛商品券やないかい 霜降った分厚い和牛とミロとフルーチェは憧れたんやから あとトランシーバーも憧れましたよ 和牛商品券よそんなもん」
ツッコミ「そうやろ」
ボケ「オカンが言うには お坊さんが修行のときも食べてるっていうねん」
ツッコミ「ほな和牛商品券ちゃうやないかい 精進料理に霜降った肉なんか出ぇへんのよ」
ツッコミ「和牛はね 夜におねーちゃんと楽しく腹を満たしたいという煩悩の塊やねん」
ツッコミ「和牛商品券ちゃうがなほな ほなもうちょっとなんかゆうてなかったか?」
ツッコミ「和牛商品券やないかい あれ交渉決裂スレスレぐらいネタになっとんやから な? 米国側がもう一品増やそうもんなら 俺は動くよほんま 和牛商品券や絶対」
ツッコミ「そうやて」
ボケ「オカンが言うには ジャンルでいうたら中華やっていうねん」
ツッコミ「ほな和牛商品券ちゃうやないかい ジャンル全く分からんけど 中華だけではないねんあれ な? あの回るテーブルの上に和牛だけ置いたら 回した時に肉汁が全部飛び散るがな」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「ほな和牛商品券ちゃうやないかい ほなもうちょっとなんかゆうてなかった?」
ボケ「もらった時に 誰に感謝してええか分からへんらしいねん」
ツッコミ「和牛商品券やないかい コロナで外出も自粛言うてるときに和牛商品券もらっても政治家の顔が浮かばへんのよ ね? 浮かんでくるのは腕組んで怒ってる納税者の顔だけやねん」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「赤いスカーフの納税者の顔だけ 和牛商品券に決まりそんなん」
ボケ「でも分かれへんねん」
ツッコミ「分からへんことない おかんの好きな商品券は和牛商品券 もぉ」
ボケ「でもオカンが言うには 和牛商品券ではないって言うねん」
ツッコミ「ほな和牛商品券ちゃうやないかい オカンが和牛商品券ではないと言うんやから 和牛商品券ちゃうがな」
ボケ「そやねん」
ツッコミ「先ゆえよ 俺が怒ってる納税者のマネしてる時どう思っててんお前」
ツッコミ「ホンマに分からへんがなこれ どうなってんねんもう」
ボケ「んでオトンが言うにはな」
ツッコミ「オトン?」