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2023-07-30

ゲームをしなくなった

俺はゲーマーだ。いや、かつてゲーマーだったという言い方が正しいのかもしれない。

ちょっと今までの俺のゲーム人生を軽く振り返ってみたい。

■年齢一桁代

スペースインベーダーブームになった頃。ゲーセン学校禁止されていた。

当時なぜか、仲の良かった友達の家にスペースインベーダーの筐体が置いてあり、そこに毎日入り浸って取り憑かれたようにプレイしていた。

今思うと、これが俺のゲームとの最初出会いだった。

■10代

ファミコンブーム到来。と言っても、ファミコンは持っておらず、ホビーパソコンを使って自作ゲームでよく遊んでいた。でも今考えると当時は、ファミコンパソコングラフィックが随分しょぼかった。

ゲーセンゲームはそれに比べると遥かに次元で、ファミコンパソコンゲームで物足りなかった俺は、ゲーセンに入り浸るようになった。学校帰りは常にゲーセン

ファイナルファイトなんかの横スクロールベルアクションや、縦スクロールシューティングが主流で、ハマった。ゲーメストも愛読していた。

■20代

パソコン海外製のFPS視点ゲームを好んでやるようになる。ハーフライフアンリアルとか。

だんだんインターネット環境が整備されてきて、オンライン対戦が主流になってくるとそちらへ移行する。アンリアルトーナメントカウンターストライクにハマった。シングルプレイとは異なる楽しさのあるマルチプレイにのめり込み、眠る間を惜しんでプレイする。日中普通に会社で働いていたが、常に寝不足状態だった。

■30代

引き続き、パソコンFPSをやっていた。CODなんかのシングルや、L4Dなんかの協力プレイマルチにハマったりしていた。

この頃までは、FPSの新作が出る度に、それを入手してプレイしてクリアするのをルーティンワークのように繰り返していた。ビデオカード進化に合わせて、どんどんキレイになっていくグラフィックに圧倒された。

相変わらず楽しかった。

40代

VRゲーム出会い、どハマりする。

誰も知らないと思うが、FWZHというFPSマルチゲーがあって、これが死ぬほど面白かった。VRなので、実際に銃器を手にして戦場を駆け巡っている感覚を肌で感じることができた。外人とボイチャしながらひたすら戦い続けた。思えば40代前半は、ずっとこればかりやっていたような気がする。

既存2DFPSでは、PUBGなんかのバトロワ対戦もの流行っていたみたいだけど、俺にはまるで面白さがわからなかった。

■そして今

来年で50歳になるんだが、ゲーム自体まったくやらなくなってしまった。今でもジャンル形式に関わらず、あらゆるゲーム市場流通しているが、なんかどんなものにも関心を持てなくなってしまった。

どうしてゲームをやらなくなってしまったんだろう。

俺が子供の頃は、大人の人でゲームをやっている人なんて全く見かけなかったし、大人になったら自然ゲームから卒業するものだとなんとなく思っていたが、まさか自分もそうなるとは思わなかった。

やはり、ゲームとは若い人のためのものなのか。

ゲームをやらなくなってしまった理由自分なりに考えてみたんだが、

1.体力の低下。反射神経とかいろいろ、現在FPS対応できなくなってしまった。

2.FPSというジャンル自体に飽きている。今まででやりつくししまっていて、何をやっても同じことをやっているように感じる。

3.YouTubeとか、他の手軽に楽しめる娯楽に意識がいっていて、ゲームの方に回らなくなっている。

俺ぐらいの世代ゲーマーって、今ではどんな感じになっているんだろう。

俺と同じように、みんなもうゲームはやらなくなったりしているんだろうか。もし同世代の方がいたら教えて欲しい。

他にも、年をとってから新たにこんなゲームにハマったなんてのがあれば、おすすめを教えて欲しい。

2023-06-17

派遣おっさん勝手彼女扱いしてきて怖いけどどうしたらいいの?

私のスペック

年齢:20代後半

身長:170cmくらい

体重:57kgくらい

容姿自分でも悪くないと思ってる。

性格は真面目で温厚。

人当たりもよく、誰とでも仲良くなれるタイプ

仕事ではリーダーを任されて、後輩や部下に慕われてる。

学生時代には部活バスケ部)に所属しており、レギュラー

社会人になってからも週に1回は運動してる。

趣味料理。この前はビーフシチューを骨から煮出して作ってみた

派遣おっさんスペック

年齢:40代

身長:160cmくらい

体重:80kgくらい

容姿普通と思っているが、デブ清潔感をがない。

性格は幼稚ですぐに感情的になる。

休日ゲーメスト格ゲー攻略ビデオを見ながらウイスキーを飲むのが趣味

しかも飲んでるウイスキークラシックオブアイラとかの安っぽいものばかりらしい。

経緯

職場飲み会で「派遣さんって童貞?」って聞くと嫌そうな顔をする派遣おっさんがいるんだけど、その反応が可愛くてつい何度も聞いちゃうんだよね。

それで何度聞いても嫌そうにするもんで、じゃあ私が貰ってあげようかなって冗談言ったら乗り気になったみたいでまあその日のうちに貰ってあげたんですよ。

そうしたら次の日から何を勘違いしたのか急に馴れ馴れしくなってね。

こっちはそういうつもりじゃないから困っちゃいますホントに。

ある日私の名前呼び捨てにしてきたので注意すると、何故か逆ギレされてさ。

なんで俺の女なんだから名前呼びしてもいいだろうが!とか言い出すわけですよ。

もう意味わかんないですよね。

からハッキリ言ってやったんです。

「股と股で握手しただけで彼氏面かよ…このメンヘラ」ってね。

そしたらすごい形相になって、私のことをビンタしようとしてきたんですよ。

まあ派遣おっさんときに負ける私じゃないから避けましたけどね。

そしてビンタを避けられた派遣おっさんは転んで顔面から床に落ちましてね。

鼻血ダラダラ出しながら泣いてたんですよ。

勝手勘違いして弱者男性から暴力振るわれたこっちが泣きたいよ。

これって私が悪いの?どうすればよかったんだろう?

2022-06-27

anond:20220627174943

ゲームについてはかなりの「ガチ勢」であったらしく、『アフターバーナーII』はアーケードゲーム雑誌ゲーメスト』のスコアランクに応募して全国2位になったこともあり、『マイコンBASICマガジン』で行っていた『F-ZERO』のタイムアタックも、ワールドレコードで2位まで取ったことがあるという[10]。

ストリートファイターIII 3rd STRIKE』に至っては、勝つための練習時間を作るため、会社を辞めようかと迷った時期すらあったという[12]。さら吉田曰く、AOUショーに『ストリートファイターEX』が出展された時、出張を利用してプレイしに行き、ザンギエフを使って57連勝したという。その後、近くにいたスタッフに「開発チームが戦いたいって言ってるのですが、お願いできますか?」と言われ、喜んで「もちろんです!」と答えた後に、真剣プレイして開発者の3人に完勝した。それが原因で『ストリートファイターEX』のリリース版で「ザンギエフがめちゃくちゃ弱くなってた」という[10]。その後、『ストリートファイターEX2』の時にたまたま開発元であるアリカ関係者と会う機会があり、この話をしたところ「聞いたことありますよ!AOUショーでめちゃくちゃ連勝してる奴がいて、ザンギおかしいって話で修正されたんです」と言われたという[10]。

F-ZERO(初代)とSF3rdという玄人向けチョイスの良さよ・・・

ガチゲーマーかつ取締役になったというのもすごい

2021-04-15

ワルキューレはなぜゼルダになれなかったのか

ワルキューレの冒険をご存知だろうか。

ファミコン時代ゲームともなれば、今や知る人は少ないかもしれない。

英語読みでバルキリーとしたほうが色々と馴染みがあるかもしれない。

戦いの女神の称され、もともとは北欧神話から来ている。

その後ワルキューレの伝説というアーケードゲームが発売されるが、その後はリメイクやサイドストリーものがいくつか発売されただけ(他のゲームへのゲスト参加などもある。)で、完全新作と呼べるものは一切発売されていない。

このゲームは、ベースとなるストーリーや設定がとてもよくできている。

キャラクターの生みの親によるコミックも発売されていて、ゲームでは描かれなかったバックボーンを知ることもできる。

ギャルゲーという概念すらなかった当時、多くの男性ファンを魅了したキャラクター第一人者といってもいいだろう。

(当時、魅力的な女性キャラといえば脱衣麻雀キャラ達が席巻していた時代だ。)

その頃のアーケードゲーム情報を扱うゲーメストという雑誌の、はじめて女性キャラだけを扱った別冊ギャルアイランドでは、第一号の表紙を飾るほどの人気だった。

ギャルアイランドなどという下品な響きとは似つかわしくないほどの神々しい表紙を是非検索して見てもらいたい。

ナムコには他にも魅力的な女性キャラクターもいた。

カイ(ドルアーガ)、ワンダーモモアリスメルヘンメイズ)、アルテミスフェリオス)、アリーシャ(ドラゴンスピリット)、ジェニファー(スプラッターハウス)、安駄婆(源平討魔伝

そんなキャラクター達を差し置いて、やはりワルキューレは頭一つ飛び抜けた人気があった。

今でこそ自立した女性が当たり前になったが、その当時にしても凛として一つ筋の通った性格で誰に媚びるわけでもなく自らの力で道を切り開いていく姿は、この時代に置き換えても何一つ色褪せて見えない。

そんな彼女自信のキャラクターもさることながら、世界観、また、それを取り巻くキャラクターたちもどこか憎めず、ストーリーシリアスながらどこかコミカルで、それでいて最後は胸が熱くなるようなまるでディズニーの名作と比べても何ら遜色のない作りをしている。

主人公が魅力的。

神話をもとにしたしっかりとした世界設定。

サブキャラクターたちもキャラがしっかりとしていて、出てくるアイテム武器豊富

シリアスだがコミカルで感動的。

キャラクターも恐ろし過ぎず、暴力的すぎないので全年齢対象作品

BGMが神。(まじで神。飛ばし飛ばしでいいのでYoutubeワルキューレの伝説プレイ動画を是非見てほしい。)

こんなにも素晴らしい作品なのに、ここ何年も新作が発売されないのはどうしてなのか!

もしこれら特性を生かして、ゼルダのように作品展開できていたら、今や国民女神になっていてもおかしくなかったはずだ。

ゼルダリーズのどれをワルキューレに置き換えても全く違和感がないし、むしろもっと広くファン層を獲得できそうな気さえしてくる。

BoWの主人公ワルキューレだった世界線に生まれたかった。

何年か前にナムコによるカタログIPオープンプロジェクトと称して、その一環としてワルキューレが踊る動画が公開された。

https://www.youtube.com/watch?v=uPvAqueGLds

泣いたよ。声を上げて泣いた。

たかった彼女はこういうのじゃなかったけど、だけど曲がりなりにも公式ちゃんとした彼女の姿を見せてくれたことは素直に嬉しかった。

お見合い結婚をするとなったときも、お見合い相手にまず紹介したのはワルキューレフィギアだった。

最初モニターの上にちょこんと座らせておいて、相手が気づいたときに「実は、、、」と切り出した。

これを受け入れてもらえない相手とは絶対にうまくいくわけがないとわかっていたからだ。

別に散財をするほどのめり込んでいるわけではない。心の支えとしてそばに置いてあるだけなんだという説明をすんなりと受け入れてくれた今の妻には感謝しかない。

もし彼女国民女神になっていたら、同士達にこんな思いをさせなくて済むだろう。

からでも遅くない。

ギャルアイランドの表紙を飾ったときのような癒やしの笑顔や、天空から地上に降り立つ瞬間の決意に満ちた凛とした表情、神と人間や別種族の間にたって葛藤していく姿で世界を魅了してくれ。

今こそ求められているんだよ。ワルキューレ

息子と一緒に妻の前でも遠慮なく楽しめるような、ほんわかとしてそれでいて人間性の成長につながるようなしっかりとしたストーリーワルキューレのと冒険が、僕はしたいんだ。

2021-03-24

anond:20210324110512

昔のプレイヤーは月多くて十数ページとゲーメストムックぐらいしか攻略がなかったのに今はい時代になったよね

増田は明らかに努力したくない理由を探してるだけ

2020-09-20

不具合修正しました→不具合修正が原因で新しい不具合が発生

 

OSアップデートとかだと影響範囲を見定切れないとかよくあることだけど

毎回ゲーメストの「お詫びと訂正で誤植」を思い出して笑うから勘弁してほしいわ

2019-06-22

anond:20190621153854

ゲーメスト攻略記事

ボスは画面上部から味噌

って書いてた時は理解時間がかかった

あと、つべで「奥様」って普通に言っててびっくり

2019-06-05

anond:20190605133645

ワシはそんなことおもわんかったぞ

脱衣麻雀なんかやっぱ脱ぐシーンみたいかゲーメストで満足せずゲーセン通ったし

2018-11-20

anond:20181120110814

俺の地域では相変わらず不良がたむろっててゲーメストとか読みふけってる不良とスト2ストゼロ餓狼スペKOF94などで一緒に盛り上がったな

なお俺はキモオタです

ストゼロソドム地域最強の使い手として不良に技術指導とかしてた

2017-02-23

ハシビロコウちゃんの評判いいのは、突然出てきたつり目キャラというのもあるだろう。が、あのキャラだけ異様に吉崎観音臭がすごくて、ゲーメスト世代おっさん琴線をチンチン弾いてるからではないかと思った。

2016-09-14

http://anond.hatelabo.jp/20160913212705

しかサムスピムックが出る前後で読者の声で「アイヌの考証ちがってるんじゃないの」って指摘があったんだよね。

なんかこう、「アイヌキャラクターを世に出したい」と言いながらも、

ファンの側は、「あくまファンタジーとしてのアイヌ」「アイヌという名前の全く架空存在」として消化しなければならないってのが非常にモヤモヤした。

ゲーメスト読んでたオタク結構そう思っちゃったんじゃないのかな。

で、真のエンディングナコルルを死なせちゃったあたりはなんとも後味が悪かった。

この頃SNKピークなんだが、余裕がなかったんだよね。

http://www.mitene.or.jp/~aysen/main/hobby_a_046.html

http://s.webry.info/sp/flameheart.at.webry.info/201504/article_28.html

ナコルルってどれくらい人気だったの?

ナコルルって懐かしキャラという印象だけど、90年代はどれくらい人気だったの?

エヴァアスカ綾波に次ぐくらいのポジ

薄い本同人ゲームもたくさんでて、レイヤーも一個小隊くめる位ゾロゾロいたりしたの?

三鷹市ポスター採用とか、ゲーメスト人気投票殿堂入りとかググって分かることじゃない、当時の感じをおっさんハテナーの皆教えてくれ!

あと、春麗不知火舞モリガンかすみ、あたりと比べるとどんな感じ?

2016-04-14

90年代ネオジオを買えていた家庭の経済状況が気になる

うちは貧乏だった

中古スーパーファミコンソフトを買って、毎日遊んでいた

友達ロクヨンだったし、プレイステーションの家庭の子もいた

セガ・サターンもいた

でも、ネオジオはいなかった

ゲームセンターに行くと格闘ゲームがあり、かっこいいお兄さんやお姉さんが出てくる

1回100円だからやってみて大興奮、本屋さんでゲーメストネオジオフリーク立ち読みして知った

ああ、ネオジオっていうゲーム機で出てるんだって

でも、べらぼうに高いから貧乏なうちでは買えないな

十数年後

私は高卒就職正社員になれたものブラック企業であったためドロップアウト

見事に派遣社員となり、月給は平均して手取り18万円くらいだ

ネオジオソフトの定価は今見ても高いじゃないか

じゃあ一体どんな家庭なら子供ネオジオを買い与えることができるのか?

未だに謎だ

日本人はうちやうちの周り以外、裕福だったというのか

2015-07-01

http://anond.hatelabo.jp/20150630174000

もともとバグ技だったというけど、なぜあんなバグが生まれたのかさっぱりわからない

ボタン割り込みと行動後のフレーム待ち処理なんて普通に考えたら一ヶ所に書くだろうに

ある特定の技にしかキャンセルが利かないとか、謎が多すぎる

---

 

いくつかトラバがあったので返答。

スト2キャンセル技は出荷前ではなくユーザーサイドで見つかった。

ガイル真空投げなど他の致命的なバグとは違い、ゲームバランスは壊さないのでそのまま仕様になった

という経緯があるんで仕様化時に特定の技とリンクしたのは違うと思う

 

ボタンリリース時に必殺技が使えるようになったのは

バイソン操作キャラになってボタン押しっぱなし→離すという技が初めて登場したタイミングのはず

ここらへんネットには情報あんま残ってなくて今はなきゲーメストとかで情報がまとまっていたんで

追跡調査が難しいのが悩ましい

 

そしてこの手の情報に食いつく人間はいい加減オッサンなんで

たぶんみんな加齢臭きっつい

 

----

 

さらに追記

みんな情報ありがとう

キャンセルできる・できないの差はわざとじゃなくて偶然決まったってのと

ターンパンチを契機にボタンリリース発動が実装されたんじゃないってのがわかってよかった

俺の愛用する本田ってキャンセル技において無茶苦茶冷遇されてたんだけど、

技の出の早さに関係するっていうのがわかって長年の疑問が氷解した

 

今日はこのトラバツリーを肴に旨い酒を飲むことにしよう

2015-06-05

ドルアーガの塔攻略本見てクリアしたけど

あれってゲーセンで出始めたとき

当時の絶望的な情報のなさのなかで(と思われる)

みんなどうやってクリアしたの?

ゲーメストが要だった?

フロアずつ宝物出す条件しらみつぶしで探すのって

無理でしょ?

AB地点を通過するとか、色の敵を順番に倒すとか

(それ気付くかよ?普通にそれに)

先人はどうやって塔に登ってクリアしたの?

あと、最終フロアで順番間違えたら飛ばされるのとか鬼やろ

当時ゲーセンクリアしてた先輩らが

自分からしたらとてもじゃないけど信じられない

2014-09-22

現役テトリストの皆さんへ

そろそろテトリス ザ・グランドマスター(TGM)規制法が施行されてから丸5年が経とうとしています

この法案がTTCに提出された2006年ごろ、私は0x17歳の学生でありテトリストでした。

0x17歳といえば、一般的テトリストにとっては最も花盛りな時期です。

しかテトリストにとっては、そろそろ引退視野に入れるような時期と言えます

そんな時分にあっての規制法案だったので、個人的にはあまり関係ないなと考えていました。

可決される頃には自分はとっくに引退しているだろうと予想したからです。

年代昭和末期生まれ)のテトリストも、みんなそう思っていたんじゃないでしょうか?

実際、テトリストの友達はみんな就職後に引退しましたしね(もちろん私も)。

ここからが本題なんですけど、現役の子たちってテトリスというものをどう考えてるんですかね?

なんか最近ニコ生に出たりツイッターでちやほやされるのが目的みたいなゆるい子が多くないですか?

そういうニュースとか世間の扱いを見る限り、アイドルじみてきた感じがあるんですよね。

私達の時はちゃんとフレーム入力ブロック渡しもザンギ入れも真剣にやってました。

月に数回、ゲーメストアルカディアハイスコアランカーたちと合同訓練もしていました。

でも規制法施行後にテトリストになった子たちって真剣さが足りてないと思うんですよ。なんともいえない隔世の感があります

規制法により、以前ほど厳しい回転操作が行えなくなっただけという見方もあるでしょう。

でもT-Spinの仕込みしてちやほやされたいだけの子アイドル的な活動してるだけに見えるんですよね。

そういう子には、ちゃんとテトリミノを消す覚悟あんの?遊びじゃないんだよ?って言いたいです。

もちろん真面目に活動に取り組んでいる子もいるでしょう。それに、とうの昔に引退した人間がごちゃごちゃ言うことでも無いのかもしれません。

でも元テトリストとしては実際どう思ってんの?って訊きたいわけですよ。

元ネタhttp://anond.hatelabo.jp/20140921170625

2014-06-04

水無月・MYK事件カミングアウト」に関する私見

増田記事

水無月・MYK事件カミングアウト

続・水無月・MYK事件カミングアウト

関連記事

MYKのホームページ(2004年閉鎖)

考察記事

理解できない人向けの解説

ぷよ通151万点動画販売にまつわる怪文書の追跡まとめ

確定している事実

MYK氏による水無月愛理氏の記録抹消

 影響力のあるMYK氏の問題提起が原因で、ぷよスコア界ではこの記録が無効であることが共通認識

 よってぷよ通の全国一スコアラーはMYK氏であるというのが共通認識

 水無月愛理氏の記録が抹消されただけでなく、名前存在自体が抹消されているほど。

 しかし誌面上で記録が公式に抹消されたわけではないため、あくまで内輪での解釈だけとも言える。

ERI氏≠水無月愛理

 今回の増田告白で、ERI氏と水無月愛理氏は本当に別人であるという点が最も強調されている。

 この真偽について、ネット上でも「真」と考えるものが大多数であり、「偽」と唱える人は少ない。

MYK氏が実際に会った人≠水無月愛理

 MYK氏は2004年12月に発送元を訪ね、ある人物に会うことに成功している。

 しかしその人物は、面識のある水無月愛理氏とは全く違う人物であったことが明らかになっている。

 その人物はぷよら~だったらしいが、なぜ断定できたのかは不明。

真偽が不明な事項

水無月愛理氏のスコアアタックに関する不正行為

 公もしくはWeb上に姿を全く現さず、また数少ない彼のプレイを見たことがあるという人からも、プレイが上手いという評判が少ない。

 プレイレベルはそこそこだが、圧倒的なプレイ数でそれを補っていたという話はある。

 不正行為をしたという事実が噂だけにとどまっており、明確な証拠や根拠が現状では存在していない。推測が多い。

代理人=出品者

 出品者と思われる人物の、複数存在するホームページIDから代理人を含め同一人物の可能性が高いと推測される。 

 しかし、大きく1973年生まれの人物と1991年生まれの人物が登場。

 2つの人物のホームページ内容にも共通点があり、同一人物の可能性もあるが、親子もしくは兄弟の可能性もある。内容を流用している等。

 1991年生まれの人物のホームページは、ダミー宣伝目的とは違い、かなりブログとしては充実している。こちらがメインの可能性がある。

 しかし、これだけわかりやす証拠を多々残していると、全て首謀者が工作している可能性も否定出来ない。わざと誕生日を記載するなど。

 ただ、増田の主張にもある、振込口座による実名が明らかになるのを防ぐために、代理人は別に存在していた可能性はある。

 実名が明らかになれば、ERI水無月愛理氏ではなく関係ないぷよら~であることが、販売時点で簡単に明らかになってしまうからと思われる。

出品者=動画作成者ERI氏)

 出品者がかなりぷよぷよに造詣が深いようであることから増田告白通り、動画編集を駆使すれば151万点動画自力作成できた可能性は高い。

動画作成者ERI氏)≠水無月愛理

 ERI氏が自力動画作成可能であったことを考えると、水無月愛理氏が介入している可能性は考えにくい。

 水無月愛理氏が介入するメリットが全くない。デメリットだけである

MYK氏が実際に会った人=出品者

 情報が少ないが、会った人物が本件に関わっている可能性はありそう。

 ただそうなると、増田自分自分の住所を暴露していることになってしまう。

私見

ゲーメスト誌のハイスコアランキングは、指定された集計店でのプレイによる申請、もしくは指定されていない店でのプレイによる個人申請により成り立っていた。ゲームの設定変更はスコアに大きな影響を及ぼすため、デフォルトの設定をそのまま用いることがルールとなっている。しかしながら、設定変更されたものであったかどうかをゲーメスト誌が確認する手段はなく、申請店、申請者のモラルに委ねられていた。厳密に言えば、アーケードぷよぷよ通は、左のボタンぷよ右回転、右のボタンぷよ左回転なのがデフォルト設定であるルールに従うならばこの設定を変更してはいけない。ノーマル設定であれば他は何でもありではないのだ。しかしこれではプレイしにくいと考える人の方が多数派で、設定を変更してハイスコアに興じていたのが実際である。それを問題と考える人はおそらくおらず、結局人は物事を自分の都合の良いように考えるものなのである10年前の事件などまさにそうだった。

10年前に起こった事件は、客観的には「MYK事件」であった。MYK氏が1人でネット上で大騒ぎ。MYK氏と水無月愛理氏だけの問題だったはず。代理人を通しての連絡がとれなくなった?MYK氏には水無月愛理氏と直接連絡がとれる手段もあった、自らの行動を直接連絡をとることで謝罪したと、自身が言っていたでしょうに。おかしいよね。2人の間で整理しきればよい話を大々的にネット上で行った。水無月愛理氏と連絡がとれるにも関わらずとれないとした上での、かなり一方的な内容だ。水無月愛理氏が降臨してくることはただの1回もなかった。MYK氏は、水無月愛理氏とは無関係動画を元にして、水無月愛理氏を闇に葬り、自らが全国一の座についた。この点を批判する意見は多い。とばっちり水無月愛理氏だが、当時からグレーな噂はどうもあったようであるが、他のスコアラーからの妬みにより生み出された噂とも言える。明確な証拠は無かった。しかしそんな根拠の無い噂のせいで、MYK氏が「ERI氏=水無月愛理氏」と断定したことに対し、疑わなかった人も多かったようだ。今回の増田告白により、「ERI氏≠水無月愛理氏」という事実だけは「真」であると明らかになったようだ。水無月愛理氏が気の毒すぎるというのは確かにある。

151万点動画に「マージンタイム調整」がもし行われていなかったら、このような事態にならなかった可能性が高い。よって「わざとマージンタイム調整を入れた」という可能性が大いにあるのではないか。わかりやすく問題を発覚させ、水無月愛理氏を陥れるためだ。案の定、動画発売からMYK氏の問題提起までの期間が驚くほど短い。問題の動画複数人で鑑賞するなど手が込んでいる。発送元を訪ねるなど不自然と思うくらいの行動力だ。水無月愛理氏の存在が抹消されて得をする人物など1人しかいない。連鎖界は意外と狭い。犯人は全てMYKサイドの人物であり、増田もその1人。首謀者は本人自身なのかもしれない。増田10年たったこのタイミングでの告白意図はわからないが、感じ続けていた罪悪感がMYK氏に反旗を翻す行動につながったのかと感じずにはいられない。

2014-06-01

続・ぷよ通 登場20事件から10水無月・MYK事件カミングアウト

少し補足する。

  

まり執拗に書くと、

水無月愛理本人が必死になっている」

と思われるかもしれないため、最小限に留めたい。

  

繰り返すが、私は水無月愛理氏とは無関係であるため、水無月愛理氏がぷよスコアから抹消されていることや、不正スコアラー扱いされていることに関して、心は傷んでいるがどうにかして欲しいとかそういう思いは無い。ただ、水無月愛理氏ご本人やMYK氏には迷惑をかけてしまったなという思いが、10年間残っていただけのことである

  

あのメガドラぷよ通151万点動画作成し、販売したのは私である。私と水無月愛理氏に接点は全くないし、面識もない。

  

10年前の当時、この動画を販売した最大の理由は「小遣い稼ぎ」だった。今ではYouTubeニコ動があり簡単に上級者のプレイが見られるようになったが、当時はそうでもなく、上級プレイヤープレイ動画は希少だった。ましてスコアアタック動画など皆無だったと思う。そんな時、

「すごいスコアアタック動画を販売すれば売れる」

と思いついた。そして、

「すごいスコアアタック動画は簡単に作れる」

と気がついていた。

  

ゲーメストハイスコアはよくチェックしていたし、ぷよ通もそれなりにやり込んでプレイした経験があったので、動画は簡単に作成することができた。容易に想像が着くと思うが、メガドラ版では「乱入可能」という表示を出すことで、死にそうになったら乱入してやり直すというやり方ができる。例えば2面のうろこさかなびとに16連鎖入れたいけど失敗しそう、もしくは死にそうになったら、乱入してやり直せばいいのであるコンティニューではスコアが0点に戻ってしまうが、乱入では戻らない。これを利用するのだ。動画ではこの乱入シーンをすべてカットし、上手くいったシーンだけを編集してつなげる。そうすると、1プレイで上手くいったような動画が完成する。

  

ちなみにマージンの設定をいじっていたのは事実で、これは練習で設定変更したのを忘れており、そのままプレイしてしまったというのが正直なところであった。動画作成の際に気づいており、ノーマルという設定にそぐわないとは思ったが、売れれば何でもいいという安易な考えもあり気にしなかった。

  

こんな誰でも容易に考えつくような方法作成したのに、MYK氏は全く見破ることができていなかった。完全に冷静さを失っていたこともあろうが、以下のような理由もあったのではと想像する。

  

一緒に閲覧した、ひげぷよマン氏が「これは水無月氏のプレイに間違いない」と言ったのではないか。つまり、ひげぷよマン氏も見破れていなかったのだ。そしてもう1つ。販売に付属としてつけた紙媒体マニュアルの内容が、いかにも水無月氏のスコアアタックの苦労話のように読めたのではないか。

  

実は販売にあたり、この動画水無月愛理氏のプレイ動画だと思わせてやろうという狙いは少しあった。無名の私の名前では売れないに決まっているからだ。しかし、「水無月愛理」という名をダイレクトに使うことはできない。そこで「ERI」と名乗ることを思いついた。これならば、スコアラーなら「ERI水無月愛理」と考えなくもない。すなわち、売れるかもというもくろみだった。マニュアルの記載にも「水無月愛理」という名は一切使わず、「ERI」を多用した。

  

販売の宣伝にはGoogle広告を利用した。販売手段ヤフオクである。足がつかないように、ヤフオクには新規IDを取得。そして販売を私自身がやるのではなく、ある代理人を仲介した。自分自身がヤフオクでやりとりをしてしまっては、振込を依頼する口座名で実名がわかってしまうからである代理人はぷよぷよとは全く関係ない人物である必要があったのだ。

  

1万円で販売した。いきなり1個売れた。この購入者横浜市のN.I氏である

  

代理人によると、このN.I氏とメールでやりとりが行われたのは2004年10月14日21時50分、23時50分、及び1712時32分の計3回である。その後、MYK氏が動画を視聴し、MYK氏から代理人の元にメールが届いたのが2004年10月23日20時41分、及び10月25日20時35分の計2回である

  

販売は代理人より定形外郵便実施してもらった。送付元を記載しないことも考えたが、ある全く関係ないぷよらーの住所を記載するように依頼した。あとから知ったが、MYK氏はこの送付元を訪ねたようである。そうであるならば、住所(消印)は千葉県船橋市、最寄り駅は北習志野駅であったはずである代理人の得意先があった付近である

  

今でも、編集前のプレイ動画、そして紙媒体しか販売していないマニュアル電子版が、私の手元に存在している。

  

水無月愛理氏は当時、特定店舗ではなく様々な店舗で、初代ぷよぷよぷよ通、ぷよSUNハイスコアを記録し、ゲーメストに掲載されている。それらが全て、店員の協力が不可欠な設定の変更や、初代ぷよぷよには存在しない乱入の繰り返しにより出されたものであるとは到底考えにくいし、疑う要因がそもそも無い気がしている。疑わしきは水無月愛理氏とは無関係ERI氏のメガドラ版151万点動画だけだったはずだ。それなのに水無月愛理氏の全てが不正と結論付けられていることが本当に気の毒でならない。

  

全ては私が「ERI」という名前を使ったことが騒動の始まりのような気がする。この結果、水無月愛理氏、MYK氏、その他のぷよら~の方々に迷惑をかけることになった。何より、

水無月愛理氏のスコアが、ぷよスコア歴史から抹消される」

という事態に陥ってしまったことが、心が傷んでならなかった。私は水無月愛理氏にもMYK氏にも会ったことはなく、何か恨みがあったわけでももちろんない。ゲーメストでお二人の名前を何度もお見かけして、尊敬の念を抱いていた1人にすぎない。こんな事態になるとは本当に想像できなかったのだ。

  

10年前の過ちだが、そっとここに告白しておきたい。匿名であることをお許し願いたい。

ぷよぷよ通 登場20年 事件から10年 水無月・MYK事件カミングアウト

登場から20年、事件から10年がたったためカミングアウトしたい。

  

ぷよぷよ通という落ゲーがある。1994年アーケード版で登場し、特に家庭用ゲーム機で普及し、特に対戦が面白くハマった人も多いと思う。そんな中、スコアアタックという少しマイナーである楽しみ方があった。

  

かつて「ゲーメスト」という雑誌があった。既に廃刊したが、アーケードゲーム対象にしたハイスコアランキングが熱かった。1994年初回時にぷよぷよ通の全国一スコアは67万点だったが、10年後の2004年には142万点となった。私の記憶によればこれが最終のスコアであり、さら10年たった2014年、未だに誰も公式にこのスコアを超えてはいないと思う。

  

このスコアを記録したのが水無月愛理である。彼は、ぷよぷよ通だけでなく、初代ぷよぷよも280万点で全国一、ぷよぷよSUNも170万点オーバーで全国一と、確か3冠だったと思う。驚異的だった。

  

ぷよぷよ通で全国2位とされていたのが、MYK氏だった。135万点。そんな状況下でこんな事件が起こる。

  

2004年にある動画Web上で発売された。ぷよぷよ通で151万点の動画だ。スコアラー名前ERI。この動画きっかけで、

水無月愛理氏の全国一スコアが、事実上淘汰され、ぷよスコア歴史から抹消される』

という事態となった。今でもその状況はおそらく変わっておらず、MYK氏の135万点が全国一ということになってしまっているようである

  

物議をかもしたこの151万点の動画は、アーケード版ではなくメガドライブであるしかし設定が「マージン無し」という、ノーマルではなく設定調整がされたものであった。これがMYK氏の逆鱗に触れた。全国一プレイヤーが設定調整をしてプレイするとは何事だ、アーケード版の142万点自体不正によるものではないかと。

  

しかし、結論から言う。

『この151万点動画ERI氏と、水無月愛理氏は別人』

である水無月愛理氏は全く関係ないのである。この動画プレイし、発売したのはこの私だからである

  

私がプレイし、発売もしたので、私しか知り得ない情報を書く。

  

この動画を購入したのはたった1人である。MYK氏ではなく、イニシャルで言うとN.I氏(横浜市である。彼はスコアラーではないそうだが、後に購入した動画をMYK氏、ひげぷよマン氏と鑑賞し、今回の事件が勃発することになる。

  

この動画を見た全国2位のMYK氏は冷静さを完全に失っていた。ERI氏と水無月愛理氏が別人であることを見抜けなかった。そもそもこの動画が「動画編集による加工が入ったものである」ことすら見抜けなかった。動画を見ていない服部崇氏ですら、ERI氏と水無月愛理氏が別人であり、動画編集によるものだと、早々に断定できていたのに。

  

MYK氏は以下2通のメールを、販売した私に送ってきている。

  

■1通め

水無月愛理 様  

 お久しぶりです。MYKです。2年ほど前に池袋田中さん宅で集まった時以来でしょうか。さっそくですが、メガドライブにおける151万点プレイを見させていただきました。私自身長ぷよ通のスコアを追い求め続けただけに151万点という点数の高さは圧巻で、その話を聞いたとき、そしてそのプレイを拝見させていただいた時は非常に感動いたしました。

 しかし拝見した動画にはあってはならない事が映し出されていました。それは「マージンタイム設定」を変更しているという事実です。もちろん私も長年ぷよぷよ通をプレイし続けて来ました。設定の違いは設定画面を見ずとも明らかにわかます。この事実を知ったときは信じられないと同時に非常にショックで残念でした。(以下略

  

■2通め

ERI様  

 MYKです。お忙しい中、迅速なメールの返答をいただき大変ありがとうございました。また丁寧な対応をしていただきとても感謝しております。まず、私の「ERI」様と「水無月愛理」様が同一人物であるという思い込みからあのような文章勝手に送りつけてしまったこと、そしてその文章で気分を害されてしまったであろうこと、大変失礼致しました。深くお詫び申し上げます。 またこのような形ではありますが「ERI」様という一流のスコアラー出会えて私も同じゲームプレイする一人のスコアラーとして大変光栄です。(以下略

  

  

  

  

一見、自らの誤りを認めたかのように見えるが、どうも10年たった今どのような状況になっているかというと、

水無月愛理氏は不正スコアラーで、アーケード版142万点は無効。全国一はMYK氏。』

のようだ。

  

MYK氏の影響力は大きかった。ぷよ界でも彼の名はかなり知れ渡っている。それに対し水無月愛理氏はスコアアタックだけの人であり、影の人であった。影響力は無いに等しい。今のこの状況は、この時の事件きっかけになっていると思う。

  

私がこのメガドラ版151万点動画作成するにあたり、

・あわよくば水無月愛理氏の動画と見せかけ、売上をあげたいからERIと名乗った

動画編集を用いているので、151万点は容易

という当時の思惑があった。しかしこれが結果的水無月愛理氏が歴史から抹消されるような結果となった。当時このような状況になるとは想像もできなかった。

  

今更ながらだが、この事実は誰にもしゃべったことが無かったため、「真実」が誰にもわからなかったのだと思う。誰かがこの書き込みに気づいて、「真実」に気づいてくれれば幸いと思う。

  

追記 http://anond.hatelabo.jp/20140601152121

2013-04-21

第1夜 ポップンミュージック

俺は疲れていた。

二転三転したお店の選定、花束の準備、あいつの根回し。会場は人気店で、乾杯ビールが少し遅れた。遅れて参加した古参は、「こんなことならボクの推薦したお店にすればよかったのに」と、同じセリフをのべ三度申し述べ、その度に会場の空気を底冷えさせた。俺は笑顔をほほに貼り付け応対し、ビールジョッキを五杯空けた。ビールは嫌いだ。

やたらクラッシュする俺らの成果物。うだつの上がらぬ俺の評価。「3-」と書いた俺の自己評価シートを指差し、「マイナス3の間違いか?」と、上司ゲラゲラ笑っていた。気の利いたジョークのつもりか。

鬱屈した思いでつり革を握っていると、ピロンと携帯が震えた。

「営業のノジマです。ASAP明日の朝までにお願いし」俺はメールを読むことを放棄し、電源ボタンを長押しする。ネクタイを外した。

俺は疲れていた。

予定の降車駅の手前で降りた。まだ終電には間がある。少しだけ新鮮な空気が吸いたかった。よれたスーツで街を歩き出す。

「どうですか帰りに一杯?」・・・うるさい。

「オニーサン、マッサージィ?」・・・うるさい。

「さっ、キャバクラのご利用は?」・・・うるさい。俺の気は晴れない。俺の居場所この街にも無いのか。

ふと、ゲームセンターの前を通りがかり、気まぐれに自動ドアをくぐる。一時避難だ。

何年ぶりだろうか、ゲーセン

高校時代は、ストII予備校に通っていた時分は、バーチャファイター鉄拳。1フレーム単位の読み合い、思惑のやり取り、日々、開発される新しいテクニック。一度も話したことはない、「馴染み」の対戦相手の客たち。当時のオレはゲーセンには「何か」があるように感じられた。

就職した頃、馴染みだったゲーセンの前を通りがかると、「プリクラ屋」に変貌していた。UFOキャッチャープリクラの前にあふれる笑顔、優しさ。彼氏彼女。明るい店内。かつて「ギャラクシアン^3」が稼働していたこともある一階は、屈託のない笑顔に塗りつぶされていた。オレはゲーセンに行かなくなった。どのみち、時間もない。ゲーメストバックナンバーを処分し、俺はいしか社会人」になっていった。

このゲーセンは「プリクラ屋」ではないようだが、あの日の空気とはやはり少し違うもので満たされている。しかし、「行くあてどない、どこか弛緩した匂い」を感じとることはできた。「イラシャイマセ」ぎこちなく声をかける店員に反射的に笑顔を返す。まずは店内を一望してみるとしよう。

何やらロボットものの大型筐体の前を通りがかる。少し興味をそそられるが、こういうものをやり込む根気が俺にはもう無い。

レトロゲーム100種類が遊べます!」・・・いまさらパックマンペンゴでもあるまい。俺に懐古趣味はない。

鉄拳シリーズの筐体の前で足を止める。少し懐かしい気がした。だが、俺の知っている「鉄拳」とはすでに大きく異る別物のように思えた。「鉄拳」のインストラクションカードを眺めていると、学生風の二人連れがコインを入れ、CPU翻弄し始めた。

ぼーっとその鮮やかな手際を眺める。俺が彼に追いつくにはいくら必要だろうか?楽観的にみて、一週間の事前研究と、数ヶ月間に30,000円ほどの資本投入というところか。俺はそれほどゲームが上手いほうではないから、どうにか勝負らしくなるにはそんなところだろう。

しかし、仮に勝負になったとして、その先にあるものは何だろう。さらなる研究と、技の正確さの向上、日々開発される新しいテクニック。俺にとって新しい体験は無いように感じられた。しばらく画面を眺め、その場を立ち去った。

気がつくとまた入り口付近に来ていた。「音ゲー」と呼ばれているものが固まっている一帯らしい。デイパックの太っちょが目にもとまらぬ勢いで両腕を繰り出し、画面中に降り注ぐバーを消している。俺はギャラリーの間に割り込んでしまったらしく、少しいたたまれぬ思いで脇によける。

しばらくギャラリーの後ろに佇んでいた。ふと、振り向くとそれはあった。ポップンミュージック。誰も気に留めている様子はない。こういうのが俺向きかもしれない。俺は「音ゲー」をやったことが無いが、気まぐれに、コインを投入した。

オッケーイ♪」不思議世界が展開しはじめた。ちょっと毒の効いたデザインキャラクターが画面を飛び跳ねる。明らかに若者向けのキャラクターたち。今の俺は擦り切れたようなオッサンだが、不思議と、彼らに受け入れられたような気持ちがした。

キャラを選択する。「オッケーイ♪」なんだか、少し楽しくなってきた。一曲目が始まる。どうもボタン対応がうまくいかず、隣のボタンを叩いてしまう。タイミングも合わない。バッシバッシとボタンを強打していているうちに終わった。

まりスコアも良くないが、二曲目が選択できるようだ。どういうルールかまだ把握していないが、命拾いしたらしい。続いて二曲目を選択する。

やはりボタンを強打してしまう。これは良くない兆候だ。手前の緑、赤、緑を意識に入れ、ほかを「例外」として扱うようにイメージを切り替える。少し押し間違いが減った。余裕が生まれたせいかタッチも少し柔らかくなる。まだタイミングがあわず目押しのコツを探っているうちに終わる。やはりスコアはあまり良くないが、不思議と楽しくなってきた。

そうこうしているうちにゲームが終わる。続けざまに2コイン目を入れる。「オッケーイ♪」俺たち、もうフレだよね。そんな感じ。また少し、心が軽くなってきた。

2クレジット目はあまり上達を気にせずに、好きにボタンを叩いてみる。女々しくて女々しくてー、少年よ神話になーれ、つーけまつーけまつけまつげ。そういえばカラオケも何年も行ってなかったな。

3コイン目は入れず、店を後にした。深呼吸し、空を仰ぐ。まだ終電には間がある。一駅だけ歩いてみることにした。

ポップンミュージック、いいじゃないか

たまにはこういうのもいいもんだ。

スーツを肩にかけ、歩き出した。

2011-08-13

http://anond.hatelabo.jp/20110813142912

ソースは一切出せませんが

ゲーメスト誤植だらけの雑誌でした。

ネタとしてよく出されるのが2,3個だというのは

それが誤植の中でたまた意味的に面白かったからという理由に過ぎず

面白くもなんともないただただ酷い誤植が毎号毎号探さなくても目に付くような雑誌でしたよ。

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