はてなキーワード: 第二次大戦とは
っつーか、民主主義をどう扱えば良いのか分かってないんだ。
「この政策はこういうコストやデメリットがあるけど、あっちの問題と考え合わせると、このコストとデメリットは受け入れるべきで、政府はよくやっている」
というような事を普通の国民が答えている。
でも、日本のニュースだと、国民はデメリットがある時点で拒否反応を示す。
「許せないですよねー」「怖いですよねー」「困りますよねー」レベルの反応しか返ってこない。
「それが受け入れるべきコストやデメリットなのか」というレベルの判断をしていない。
選挙に行かない理由とか聞いても、「投票したい党が無い」とか平気で答えてる。
各政策のトレードオフとか何も考えてないし、現実的な選択肢の中から選ぶ気もない。
ただ「与えられたものに不満を言うだけ」。
お客様。
「今日何食べたい?」と聞かれても、何も答えられない癖に、出て来たものに文句言う奴。
これが何でかって考えると、多分、日本国民は主権を勝ち取った事が無いからだろう。
考えてみりゃ、選挙権を得た明治維新も、その平等化が進んだ第二次大戦も、どっちも国民は何もやってない。
お上に逆らわずに唯々諾々と従ってるうちに、他人がお上を倒して与えてくれた民主主義だ。
そのせいで、主権をどう扱えば良いのか、全く知見が無い。
権力を持つこと、権力を倒す事、どっちにもリアリティを感じていない。やった事が無いから。
日本国民にとって、民主主義は最初から「誰かが良い物くれるのを口開けて待ってるもの」だったのだ。
これは江戸時代の市民がお上に不満を言って落書書いてた時から何も変わっていない。
自力でお上と戦う気はない。陰で悪口言いながら、表立っては逆らう気はない。そういうのを奴隷という。
誰も、「政府は腐ったらどんなに大変でも倒さなければならない」とは子供に教えないし、「権力は放っておいたら国民に害になる」とも考えない。
放っておけば、何か夢みたいな選択肢が出て来るものだとナチュラルに期待している。
その帰結が、「投票したい党が無いから投票に行かない」という究極の他人任せ。
食べたいメニューを誰かが目の前に出してくれなきゃ何も食べず、自分で作る気もなく、しかも自分が怠惰だと考えず「自分が欲しい物が出て来ないのが悪い」と平気で考えている。
現代において通貨自体が政府の借金。なので、通貨発行権がある政府が自国通貨建て国債で財政破綻することはない。これがMMTの考え。
最も自国産業が弱い状態で財政出動をしまくると、輸入も増える。輸入が増えると経常赤字に転落して、外貨流出や外貨借金増大につながる。外貨借金からは財政破綻する。しかし対策は基軸通貨国以外は輸出を増やして輸入を減らして経常黒字を維持すること。
逆にMMT以前は自国通貨建て国債と外貨借金を混同して、外貨借金ゆえの財政破綻を自国通貨建て国債によるものだと混同した。上記のように自国産業が弱い国の財政出動は自国通貨建て国債と外貨借金両方増えてるから混同したということもあるが。
なので、デフレの時は政府が財政出動をしてマイルドインフレに導くのが正しいし自国通貨建て国債を気にする必要はない。
経常赤字を出していたりコストプッシュインフレになってる時はちょっと厄介だけども、それでも輸出を増やして輸入を減らす場所の増産/産業育成を中心に財政出動をするべきだ。
いきなりですが、自分は
考えています
多くの人が平和が大事だ、先人が文字通り血を流して勝ち取った平和なんだから
この世界に誇れる平和主義は守り通さなければ、今の生きている人の命を守らなければと言っています。
でも自分はそれについては、アドラー心理学で言うところの人生の嘘が多分にふくまれており、
結局皆死にたくないからポジショントークで言ってるだけだと思います。
つまり死にたくない、未来の人とか知らんとか、そういう情けない考えが本音なのに、
それにもっともらしく上に書いてあるような平和主義がいかに大事なのかをくくりつけて、嘘をみえなくしてる、
そういうふうに自分は思うのです。
それは自分は正しくなくて、今の生きている人間以上に大事なものがあるんじゃないかと思ってます。
それが日本の未来であり、威信であり、尊厳です。上の情けない考えには、そういうものを守るという
アリとかハチとかって全体で一個の生物なので、こんな感じで老いたアリとかは捨てられるし
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14130977279
ハチだって仕事をシフトで変えてるらしいんですが、徐々に仕事を危険なものにシフトしてるらしいです
(ダーウィンが来る、かなにかでやってました)
進撃の巨人でアルミンが死ななくちゃいけないのが仕事なら、しょうがない、死ぬのは嫌だけど、、って言ってたり
ハンターハンターで幻影旅団のリーダーが、ノブナガ、お前やウボォーは特攻だ、死ぬのも仕事の1つに含まれているって
言ってました。
そういうのを考慮して今の日本を見ると、あー死ぬ覚悟がないから大義がなくて、腑抜けてるんだなって思います。
正直プーチンとかは非難されてると思うんですけど、国としては正しいと思います。
戦争で死んだり、世界から非難されるかもしれないけど、それよりも国家の利益が大儀だからそれを優先したって
ことですよね?それ自体は普通だと思います。むしろ国家に大義が消失してる今の日本のほうがよっぽど異常じゃないっすか?
今の日本人が犠牲になったり、戦争で悲しい思いをするくるかもしれないですけど、
国の威信とか未来とか、そういうものがなくなっては国が消滅してしまうので、
立ち上がるのに必要だったけど
成長した今は、寧ろ今後の成長のための足かせになってるのでは?
守れるのか?
って思うんですよね。
Apexで安置の強ポジ取って
何も牽制しなかったら、どうなるか?
当然でしょ?ってこと
なぜそれがわからない?
これでもわからないというのであれば
ようやく気づくんじゃないの?
本当は今の人間の命よりも、大事な守らないといけないもんがあるんじゃないの?ってこと
そこに大義はありますか?ないですよね?じゃあダメですよね?ってこと
いつ始まるのかはわからないけど、おそらく
これはもう間違いない
大義を優先すること
でも平和平和行って、エゴを無視するのも同じくらい悪では?ってこと
全てはバランス
実際に戦争をするっていうのをやりつつも
これが正解ではないでしょうか?
極端から極端に移動するのって大体悪手。大体間違ってる
痩せよって思って
極端に食べ物抜いてガリガリになってる、、、みたいなのが今の日本
そういう悪手を取ってしまうんだと思う
まあそこまで原爆が強烈だったってことかな
戦争成分を入れる
具体的にはまずはサイバー戦争を始めましょう
冷やし中華始めました、のノリでサイバー戦争をガチでやっていきましょう
明治維新ではないけど
ロシアの軍事力ではウクライナのひとつの州を攻略するので手一杯であるようだ。
そこに戦力を集中すると他の地域での反撃を許してしまう規模の軍事力。
これは米軍にしたところで規模は多少大きくなるにしてもかわらないことなのだと思う。
根本的に支配地域を一歩進んで二歩下がる的な調子の戦争をすれば、
それを避けるための軍事ドクトリンとして第二次大戦時にドイツが行った電撃戦と呼ばれれる、
攻撃力の集中と機動力とで前線を素早く突破して後方撹乱を行い、
ロシアに関してはそのような洗練された軍事ドクトリンを所有していなかったということなのだろう。
ロシア軍は現在の軍事作戦が終了したあとには続けて大規模な軍事作戦を行う能力がないと観測されている。
しかしロシアが守る側に立てば今度はウクライナ側の打撃力が問題となる。
補給や軍事物資の面ではロシア軍と比べて問題が少ないが兵力が少ない。
(現状、その少ない兵力を更に日々ロシア軍に削られている状態だ。)
守るための軍事能力はあっても攻める側としてはどうなのだろうか?
おそらくはこのようにして戦況は完全に膠着状態を迎えることとなるのだろう。
偏見や差別に対してカウンターとかそういうことをしないという日本的な問題があるってことよ
抵抗しないし察して文化だし事なかれだし臭いものにふたで終わらせようとするんだよね
結局男が道を引いてあげて先導してあげないといけない
フェミニズムがいまいち日本で受け入れられないのって、日本の女性は王子様ほしいって思ってるからだよね
自衛隊を軍にしようとか、核武装しようって話もどうも他人事みたいに言う
単純にそういう面倒なことはアメリカに任せしようって思ってるからだよね
例えばだけど、第二次大戦で日本が勝ってアメリカ軍解体して自衛隊がアメリカにできたとしても
敢えて言えば帝国主義者ではあったろう。遅れて来た帝国主義者とでも言うべきか。ドイツで言えば第一次世界大戦時のヴィルヘルム2世のような立場? 一応は立憲君主であり、世襲の君主であり、かつ帝国主義者であって、ファシストとは言い難い。
そもそも第二次大戦時の日本は軍国主義・帝国主義・官僚主義の君主国であって、ファシズムを毛嫌いする側であったのだから。(あの岸信介も、日本ではファシズムは絶対に容認できないと言明している)
ファシズムはドイツでもイタリアでもスペインでも君主制を押しのけてのさばって行ったし、スペインでは君主制の復活がファシズムの終焉と民主政の復活をともなった。
ロシアと戦ってるわけじゃん?
でも出せないんだよね
それでヒトラーだムッソリーニだになってなぜか昭和天皇もだすという意味不明なことになるw
意味不明というかつじつまが合わないことやろうとするからこうなる
まじめに第二次大戦の勉強してれば連合と枢軸なんていう簡単な図式じゃないし
だけどソ連出したら自国が不利になるからヒトラーとか出すしかないんだよね
卑怯すぎん?
それでウクライナはなにが言いたいの?ってなるわけだよな(ちなみにウクライナはナチスドイツとも手を組んでた勢力があったりして本当にややこしい)
こういう自国の歴史認識激アマなくせに適当に外国をアイコンでつかったらそりゃひんしゅく買うよね
でもそのソ連の歴史はいわゆるロシアの歴史で俺ら関係ないです式のスルーはするしな(韓国式の日本の犯罪は俺たちの歴史じゃないからってやつな)
「自国を自分たちで守った!」という経験じゃないから永久におんぶにだっこで20年たっても自立できなかったアフガニスタンや、第二次大戦後すぐに国共内戦でボロボロに負けた第二次大戦中国のようになるからアメリカ、イギリスは全面的に軍を出さないのだろう。
一方で、生き残ったタイや軍備を供給された第二次大戦ロシア、敗戦した日本兵が独立戦争を指示したインドネシアなどは独立自立し、歩みは遅いが産業が強くなっていっている。
大統領の護衛だとか作戦指示だけはアメリカ、イギリスの指導が入ってるが、ゼレンスキーが鼓舞し、兵員自身はゼレンスキーのもとに集める。軍備だけはガンガン供給する。ウクライナ人たちが自分たちが国を守るという意識を持たせる。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/4fe59ed710100ef7e73d5648f8b8a2f82c72f448
これ見てびっくりした
今回のロシア虐殺に「でも日本人はもっと殺したよね」みたいなブコメ付いてて
おまけにそういうブコメが結構多いしスター集めててはてな界隈マジやばい
第二次大戦の話をするならアメリカが何人殺したかとかイギリスが何人殺したかとかそんな話もしないといけないし
時代が違う話を混ぜるなら豊臣秀吉の出兵だとか元寇だとか十字軍の話を始めるの?
各国での大統領演説では、その国の歴史を絡めた批判を入れてきているので
日本でも第二次大戦のことを触れた上で、現在の支援が足りない点について
批判にしか聞こえない強めの要求を入れてくる事は確実だと思う。
で、野党の一部議員(だが有力議員)がゼレンスキー大統領演説後に
日本への強い要求に拒絶反応を示して、更に馬鹿にされる事になるのでは?
と懸念をしている。
国家が危機に陥ってる中で国民の高い士気を保つためにも強さをアピールする必要もあるし
多分に強い政治的な思惑があって計算されたコメントではあるので
感情的な反応を示すことなく、今は「何が日本に出来るのか?」「どこまで協力できるか?」だけを考えるべきだろう。
支援の内容に対して賛否両論があるにしても、真珠湾に触れた!みたいな反応を国会でするのは唾棄すべきものだと理解してほしい。
日本という国は近隣に、中国ロシア北朝鮮という厄介な独裁者を抱えて攻撃対象になる可能性を持った国であり
ウクライナへの強い支援が「情けは人の為ならず」である国の筆頭候補でもある。
そんな日本の政治家が、演説で用いたレトリックの枝葉末節に対して、十八番の揚げ足取りに終始すれば失笑しか買わないだろう。
しかし、何名かの顔を思い浮かべつつ、そうなりそうな気しかしてない。
(追記)
特に印象の残らない無難な演説になったので、この内容に難癖をつける議員はいないだろうと思う。
イスラエルならアイアンドームをくれとか、ドイツなら経済重視しすぎないでロシアを止めてくれ、アメリカならNFZ設定してくれ無理なら防空システムをくれ
という要求すらもなかった。今後も制裁よろしく程度で、なんというか日本に対しては、期待がないのかとすら思うほど寂しいものだったけど
Twitterとかにも「日本の特別な事情も知らずに勝手に言ってる」とか言って怒っている人がいるけどね.....
こういう人たちは、「自分の国を客観的に見る」ことができない、未成熟なまま育った残念な大人なので、相手にしなくていいよ!
日本が真珠湾攻撃したのはね、喩えると「隣人に暴力をふるって村八分になったのでむかついて後ろからバットで殴った」みたいな行為だからね!
ここには何にも正当性はないよ!
それウソ!単に誰も言わないだけで、そりゃもう、ネットで歴史系の論文を検索すればすっごい話は幾らでも出てくるから!
たとえばこんなのとかね。
「日本軍によるババル島住民虐殺覚え書き」 https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/00000004461
たとえば君が東南アジアの各地の歴史博物館に行ってみるとする。
シンガポールはともかく、マレーシア・インドネシアなどは展示そのものは第二次大戦中の話は軽くしか扱わなくても、ミュージアムショップで本を買ってみると、中身はなかなかエグいよ。
じゃぁ、君はずっと、贖罪の意識を背負って生きていかなければいけないの?
そんなこともないよ!
だから、もうこの話は終わり!
ただ、基本的にアジア諸国の人々の意識は、「許そう、だけど忘れない」だからね!
自分たちのご先祖さまは、彼らのご先祖さまに、申し訳ないことをした、それだけは覚えていてね。
それだけ意識しておけば、あとはもう、中二病だったご先祖様はやんちゃしたけど、それはそれ、これはこれ、で普通に外国人とつきあえば良いよ!
毎日を大切に生きて、困っている人を助ける。
小さなことからコツコツと、毎日、きちんとやっていけば、日本、そして世界は、明日は今日より良くなるはず、それを信じて日々を頑張ればいいと思うよ!
よくある反応が「テロリストと日本軍を同列に扱うのか」とか「経済制裁で追い込まれていたからあの攻撃は仕方なかったしあれは奇襲じゃない」とか「真珠湾攻撃は民間人を標的にしてない」とか。
で、それへの反論として「日本軍の奇襲攻撃はテロといっても過言ではない」とか「経済制裁を言い訳にするなら今回のロシアのこと悪く言えないでしょ」とか「民間人の犠牲も出てる」とか。
まあお互い丁々発止やりあってるわけだけどさ。
ちょっとまてと。
「真珠湾を思い出してほしい。1941年12月7日、あのおぞましい朝のことを。あなた方の国の空が、攻撃してくる戦闘機で黒く染まった時のことを」「9月11日を思い出してほしい。2001年のあのおぞましい日のことを。悪があなた方の都市を、独立国の領土を、戦場にしようとした時のことを」と呼び掛けたゼレンスキー氏は、「わが国は同じことを毎日経験している」と語った。
はい、では上の文を読んでゼレンスキーの言いたいことを答えよ。
「ロシア軍の攻撃は大日本帝国軍の真珠湾攻撃のように卑怯で卑劣だ」
はい、どれもハズレですね。
正解は「あなたの国が攻撃された時のことを思い出してほしい」だ。
第二次大戦、朝鮮、ベトナム、アフガン、イラク、その他数々の軍事介入。
それほどまでにアメリカという国は攻めることはあっても攻められることはない国なんだ。
だから「攻められたときのこと思い出して?」っていいたいときに例示できるのは真珠湾くらいしかない、マジで。
ゼレンスキー大統領のオンライン国会演説のテーマが米では911と真珠湾だったが、日本では原爆だろうなと予想が盛り上がってる件。
第二次大戦は8/15の日本の降伏で終わったと思ってる人ばかりだがソ連に関してはそうじゃない。
時系列は
8/14 ポツダム宣言受諾、日本軍は全軍に攻撃停止命令、英米軍攻撃停止
8/15 玉音放送
8/18 占守島の戦い
8/22 三船殉難事件
と、連合国のうちでソ連軍だけが停戦せずに攻撃を続けた為に戦闘が継続し軍民に被害が発生した。
日ソ中立条約破棄は日本を降伏に追い込んで戦争を終結させる為だからまあいいとしてもだ。
だが8/15以後も攻撃を続けて避難民を殺したりしたのが是認できる訳が無い。
8/22 三船殉難事件というのは樺太(サハリン)の大泊から逃げる避難船をソ連潜水艦が留萌~増毛沖で3隻撃沈したっていう事件だ。
2隻は魚雷、もう一隻は浮上して機関砲を執拗に撃たれたものだが、この時撃たれた避難船は白旗を上げていた。でも攻撃は止まずに結局撃沈されて3隻で1700人くらいが死んでいる。
ゼレンスキー大統領が米議会で真珠湾を出したのが気に入らねぇとか言ってる奴等は馬鹿じゃねーの?アメリカじゃ卑劣な奇襲攻撃の代表格としてポピュラーだろ?という立場だが、8/15以降のソ連の行動は是認できるものじゃない。
米ソでヤルタ会談が行われ、千島列島はソ連にあげるってな密約がされたのな。
その上でソ連は釧路-留萌ライン以北の占領計画を勝手に立ててこういう行動をしていた。
占守島の戦いで膠着状態になっていた所にトルーマン大統領がスターリンに「北海道占拠するな」と釘を刺したので計画は頓挫されたが、それが無かったら北海道に上陸されて占領されていた可能性が高い。
無条件降伏した日本は第二次大戦の獲得領土だけじゃなくて明治以降の獲得領土も全部失うことになった。
でもそれに戦後納得が得られて「朝鮮台湾や青島は日本のモノだ!」みたいな意見が大きくならなかったのは連合国の方も領土を獲得しないっていう原則で戦後処理がされたからだ。
サンフランシスコ講和条約は日本の近代以降の武力や武力を背景とした干渉で得た領土を手放させ、過去の穏当で文化的な占有範囲を基準にして領土を決めている。
だがその例外が千島列島で、ここだけはヤルタ会談の密約が根拠になってるわけよ。ソ連だけがプチ帝国主義許されてる訳だ。更にそのうえで北海道ゲット計画もあったわけだ。
レーニンさん、帝国主義って資本主義の必然だったのでは?ソ連のこのざまは一体…?
SF条約に納得できても北方領土の方はおかしいと感じるのはこの為だ。SF条約の千島列島の扱い自体が領土不拡張原則に反してるからだ。
終戦後も海外領土から引揚てくる人が沢山居たのだが、地域によってその過酷さが違った。
資産は放棄せざる得なかったのだが、台湾とか米軍占領地では金銭の持ち出しは比較的緩かった。
でもソ連占領地では殆ど持ち出しが許されなかった。なので引揚船下りた後にどうしようもなくなってしまう人が多数出て、稚内とか新潟とか舞鶴とかの着地でそのままホームレス化してしまう人も沢山居た。
で、日本に土地もないので住居も農地も無く、持ち金もないスタートなので戦後復興や高度成長の流れにも乗れない人が大勢出て、高度成長期の末なのに未だ戦後を生きてる引揚者っていうのが1960年代に社会問題化したわけよ。
最終的に1967年に引揚者に対する特別交付金が支払われることになった。引揚者=苦労人の代表格だったのよ。
そんな風に引揚者への社会的同情が高くなっていた所に起こったのが成田空港建設問題ですよ。
当初の計画から変わって三里塚に決まったのだけど、その理由は満蒙開拓団引揚者の入植地で入植から日が浅いから多分おkって感じのなめた考えて、実際は満蒙開拓団引揚者入植地だから猛烈に開拓地に対する執着が強かった。戦後ゼロからやって来たわけやからな。
国が強引な舐めプで収用したもんだから新左翼が加わって国民的な引揚者への同情が高くなった直後だったので大紛糾したのはご存じの通り。
成田新幹線や接続高速道路まで頓挫したのは引揚者への同情が高くなった直後だったっていう事情ゆえで、これも新左翼のせいだと思ってる人居るが、んなわきゃない。
地主が抵抗したのが原因で千葉の広範囲の地主が左翼シンパなわきゃない。
成田新幹線用地を転用した線路を走るスカイライナー乗るとずっと住宅街の中通るが、実はあれは山林、農地を開拓したニュータウンの真ん中を通ってるのだ。ニュータウンの真ん中を成田新幹線が通るっていう一体化計画だ。
だから激不評な成田新幹線が通るとニュータウン関連の用地買収で地主が首を縦に振らなくなってしまう。なので自治体も成田新幹線計画に反対したのだな。空港本体と接続路線はちょっと事情が違う訳だ。
それもこれも引揚者の戦後困窮問題が元であって、特にソ連占領地で持ち出しを極限まで認めなかった事がルンペンプロレタリアート化の引き金になってるのだ。
だからゼレンスキー大統領とそのスピーチライターが日本の歴史良く知ってたら、多分原爆の被害と共にこういうソビエトロシアの行為を訴えるのではないかと思うのだ。
今のロシアがやってる事は満州国建設以後の日本の愚行そのもので、プーチンは変なヒッピー地政学みたいな本読む前に失敗の研究とか空気の研究読めよって感じなのだ。
その一方で戦後の時流を無視した領土拡張種主義の試みとか抑留の恐怖とか、ロシアのクソっぷりで共有できる経験がある。
…のだけど、例えば日本は悪くない史観なんかのせいで連合国の中でもソビエトロシアの為した理不尽さの線が埋もれてたり、単に忘れられていて、原爆ほどには日本人の心に刺さらないかもな、と思ったりもする。
同意。戦争や紛争を 「善と悪」に分けるっていうのがナンセンス。
● 第二次大戦は日本から見れば制裁を生き延びるため、原油を確保するための手段。
必要だったから、敵国の領土へ攻めただけ。(正確には 敵国の植民地 だが、敵国の植民地は敵国の領土と同じ)
● 米国が原爆を 2個も 投下したのは2種類の原爆の実戦データを取る必要があったから。
また、同時にソ連や世界へアメリカのチカラを見せつけることで長期的には、
米軍とソ連軍の紛争を減らして、米ソの軍人たちの命を救った…とも言える。(日本の民間人10万を犠牲にしてますけど)
●ロシアとウクライナについても。NATO(ドイツとドイツとフランス)がずーっと見ているだけで何もせずに
「ウクライナ人の恐怖心とロシア人の野心」この2つを煽った結果。
ジョージアが取られた、クリミアが取られた、この2つでNATOはロシアの拡張主義を止めるための圧力を
加える必要があったのに…。そりゃ、クリミアを切り取られたらウクライナが「NATO加盟」とか言い出すのは当たり前。
1. NATOがロシアの拡張主義を止めたいならば、ジョージア後に強い圧力をかけるべきだった。
2. NATOがロシアを止める気がないならば、何もせず、ウクライナが陥落するのを待つべき。
ところが、現実には どちらでもない。