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はてなキーワード: 大学受験とは

2023-05-11

吐き出し

今日の昼間、義母が私の車を使っていたので大学生の娘の車をこっそり使わせてもらった。

スーパー駐車場で鼻を噛んで、ティッシュを捨てようとゴミ箱の蓋を開けるとコンドームが捨ててあった。見なかったことにしようと蓋を閉じかけたが、よく見るとひとつじゃない。4つ捨ててあった。見て見ぬ振りすべきなのはわかるけど、つい動揺してしまさら凝視した。コンドームだけじゃなく空き箱もあった。4個入りのコンドームだった。箱の近くにあったレシートを見ると、コンドームが購入されたのは昨日の夜だった。

昨日の夕方、娘が「〇〇が駅まで迎えに来てっていうから行ってくるね」と家を飛び出して行った。〇〇くんというのは夫の同級生の息子さんで娘とも同級生。同じ区画なので小さな頃は一緒に遊んでいた。小学校高学年になった辺りから遊ぶことはなくなったようだが、大学受験のために通っていた予備校が同じだったこからまた一緒に話しながら帰るようになっていたのは知っていた。娘から「そのままご飯食べて帰るね」とLINEが来て、帰ってきたのはそれから4時間後くらいだった。今朝ウォーキングしてると犬の散歩をしていた〇〇くんのお母さんと会い「昨日迎えに来させちゃったみたいでごめんね!あいつほんとに男のくせに!普通逆だよね!」なんて言われ「全然気にしないで〜うちの子も楽しかったみたいだから〜」という会話をしたばかりだった。

帰宅後、暑くなるのでコレを放置するのもどうかと思ったが、勝手に捨てることもできずに忘れることにして車を降りた。ショックなような、でもホッとしたような、なんというか複雑な気分で今夜は娘と接した。誰にも言えないことなのでここで吐き出して終わりにする。おやすみ

2023-05-09

大学以降の物理を学んでいけば自ずとどんな受験物理も解けるようになるのか?

受験問題はあれであれで「ひねった問題」があるじゃん

大学物理学はよく修めたが、高校でそこまで参考書オタクになりきってなくて解いてない問題もあったという状況で、難問題系統とか開いてみて初見問題とか難なく解けるもんなのかね?

でも大学教授物理学を修めたうえで受験問題を「作ってる」ぐらいなのだから、やっぱ大学以降の物理を本当によく理解してるなら、大学受験問題なんて普通に何が出されても解けるもんなのかなぁ?

実家のものを片付けろっていわれてまだほとんど手をつけてなかった難関大向けの問題集たちも処分しちゃったんだよね…

これで前を向いて大学勉強頑張ったところで、高校レベル問題は解けるようになるようになるもんなのかあとコンプレックスになってる。

いや大学で解くような問題はよく解けるのに、高校生に突っつかれて解いてと言われた参考書とかの問題が解けないってなってたらなんか恥ずかしいじゃん?

2023-05-07

anond:20230507175808

大学受験男性恋愛市場参入許可制じゃないけど、自由ってのは建前で「実質的許可制」やで

俺は中二の時に159で身長止まったから「恋愛市場参入自由」と言われながら実質的には禁止されとったで。

2023-05-06

決断が怖い

ずっと前から決断が怖い。

子どもの頃は母親に「お前は優柔不断だ」とよく言われていたよ。

僕の親は「子どもの好きにさせる」と言いつつ答えはすでに決まっているタイプで、顔色伺ってたようにも思う。

人生自発的物事を決めたことがない。

大学受験も、同じようなとこ幾つか受けて受かったとこに進学した。

就職も、博士に進学するか迷ってたけど、民間で1つ受けたとこが通って、なんか精神不安もあり研究できなくなってそのまま押し出される形で今の会社に入った。

誰かと付き合ってても、なんか嫌になってくる。いきなり走り出したり、エキセントリック言動相手ドン引きさせつつ(意図的に)フェードアウトしてしまう。

いま25なんだけど、これから先、どうなっちゃうのかな〜〜〜

2023-05-05

資産になる努力」という解像度必要かも

もちろん、ギャンブルみたいな努力もあると思う。

でも、資産になるような努力、例えば論文書くとかさ。

そういうのが必要なのかもね。

ギャンブルみたいな、できればいいけど、できなきゃ0みたいな努力、例えば大学受験とかか。そういうのは厳しいね

  

できれば、世の中に資産が溜まっていく形がいいよね、webサイトを作るとか。

人生努力した事がない。

何かを本気で頑張って、結果としてそれが失敗に終わったとしても、その努力をしたという経験人生において糧になると言われている。

努力した経験のある人は、新しく何かに取り組む時も「頑張り方」を知っていたり、多少嫌な事でも「耐え方」を心得ていたりする。

私は二十余年生きてきてその経験が全く無い。

学業習い事部活仕事など全てにおいて、だ。

一番最初に始めた習い事公文だった。

なんだかんだ幼稚園の頃に始めて中学の頃までやっていたが、特別頑張ってやっていたわけでは無い。最初の頃こそ好きでやっていたもののあとは完全に惰性だった。

中学に上がる頃にはもう月に1、2回、数枚の宿題を提出してはまた数枚持って帰る、みたいな取り組み方で意味なんて無いようなものだった。

公文式は学校の授業の進行に関係なくどんどん自分で先の単元を学習していけるので、中学半ばくらいまではいわゆる勉強の「貯金」があったおかげで国、数に関しては苦労することがなかった。

それもあって中学地元中高一貫校合格。(なお後で知ったが定員割れしてたので落ちる心配はほぼなかった)

そして勉強貯金が尽きてくるとガクンと成績を落とし、それとほぼ同時に学校のものが面倒臭くなりサボりがちになる。本格的に逃げ癖がつき始めたのもこの辺りじゃないかと振り返って感じた。

幸か不幸かエスカレーターだったので中3〜高校卒業までずっと出席日数をギリギリ下回るくらいで、先生方のお情けの課題をこなして進級してそのまま卒業した。

部活中学最初ラグビー部に入っていたものの、全く楽しく無いし運動音痴である事を自覚したので1年そこらで辞めて、以降高校卒業まで帰宅部だった。

小学校の頃もサッカーラグビー習い事としてやっていたがどちらも長続きしなかったし、今となっては別に強制でもない部活に、それも明らかにきつそうなラグビー部に何故入ったのか自分でも謎だ。

大半の人が人生で一番努力すると言っても過言では無い大学受験ですら私は努力しなかった。

最初の方はMARCH第一志望にしていたが、高校に半分も通っておらず成績も最底辺人間にはどだい無理な話だと気付くのに時間は掛からなかったので、滑り止めとして日東駒専の夜間を受ける事にした。

日東駒専といえば聞こえは悪く無いかもしれないが夜間は滅茶苦茶敷居が低い上に受験科目が現代文数学のみで、公文勉強貯金だけでもなんとかなるレベルだった。

MARCH受験も辞めればよかったのに言い出せず「とりあえず受けてみよう」なんて親の言葉に乗せられ、前日にホテルまで取ってもらって受験会場では殆ど時間船を漕いでいた。本当に申し訳なさで一杯だった。

そんな苦労せずに入った大学で当然学業を頑張れる訳もなく、初めての一人暮らしという名の自由に浮かれて遊び呆けるようになる。

から昼過ぎまでバイトして、サークル麻雀打ちに行くか、帰ってゲームするか。そんな日々だった。

幸いバイト人間関係も良く、仕事も楽かつ楽しいというこの上ない大当たりを引いたので続けられた。

最も、そんな当たりでも最後の方はサボりがちになったのだが。

大学1年、2年とそれぞれ取得単位は一桁。

卒業出来る見込みも限りなく低く流石に3年で挽回兆しが見られなければ大学を辞めて実家に戻れと親に言われる。当然である

結局3年になっても大して出席率は変わらず、更にバイト先が潰れる。

新しいバイトを始めるも周りが十個以上年上の人だらけだし仕事はクソつまらないしで1週間程度でバックれ。

ただでさえバイト収入だけじゃ足らずに毎月のように家族に泣きついていたのに生活できるわけもなく、とうとう消費者金融に手を出す。

累計で100万いかいくらいを借り入れ、返済は全部ガン無視

大学3年中頃、賃貸契約更新タイミング大学に行ってない事も働いてない事も多重債務者になっている事もバレ、退学し実家送還

実家に帰ってからコンビニ夜勤コンビニ夕勤、コンビニ夜勤でそれぞれ2ヶ月、半年、2年働いた。田舎すぎて働くところがコンビニくらいしかなかった。しかも後ろ2つはバックれているのでもうその店に行けない。一番近いコンビニだけはバイト先の候補から除外したのは賢明だった。

実家に戻って2年ちょっとの間で消費者金融から借りた分は債務整理という形で全額返済した。

で、今絶賛無職なのでバイト探しの合間にこれを書いている。

とりあえず携帯代と奨学金の返済が滞ってるから次のバイトはもうちょっと長続きしたらいいな。

途中から自分の屑っぷりをひたすら披露している様になったが

自分の今の能力で出来ないことはやらない

いくら楽しくても、いくら楽でも飽きが来たときに辞めてしま

という「なる様になる」の精神で生きてきたので、努力と忍耐を身に付ける術を知りたい。

歯を食いしばって耐え忍ばないと死ぬくらいの環境に身を置くのが一番早いのだろうがそれすら怖くて出来ないし、最悪死ぬ方が楽ならそっちを選ぶだろうという無敵の人状態になってしまっている。

嫌だ嫌だと言いながらなんだかんだ頑張れる人は素晴らしいしかっこいい。恐らくどこかで努力してきた下地があるんだろう。

自分にはそれが無い。

なんだかんだ出身大学偏差値が高いやつほど仕事ができる。

完全在宅勤務だと特に大学受験頑張れるやつは、家でも仕事に集中できるので。

2023-05-03

anond:20230503021511

>大学受験を迎える中で精神面をゆさぶりたくないしなあ

ほんと、これ。

anond:20230503021511

大学受験終わったらでええやろ

なんで就職まで伸ばすねん

anond:20230503021511

の子大学1年生になったとき、もう大学生だし海外旅行いくからパスポート取る!!!と言い出したら増田計画崩れちゃわない?(下の子が高3で大学受験のはず)

実の親じゃない カミングアウト 時期 方法

さっきTwitterで、実の親じゃないって両親から告白されてびっくりー!って呟いてる人を見かけて、ずっと目を背け続けてきたけど自分もそろそろ言わなきゃなーーって思ってめちゃくちゃ憂鬱

子どもたちの実の両親と祖母増田にとっての兄、兄嫁、母)は上の子が1歳下の子が0歳のとき交通事故で死んじゃった(祖父もっと前に病気で死んでる)ので代わりに育ててきたんだけど、自分のことを母親だと信じてる子たちに本当のこと言えなくて、シングルマザーのふりをして過ごしてズルズル16年経っちゃった。

でもさ、なんかの拍子に戸籍とかとられちゃったらバレるじゃん。

さすがにバレる前にこっちから言いたいんだけど、めっちゃ言いにくい〜〜。気まずい〜。タイミングも分かんない〜。

昔は義務教育が終わったら言おうと思っていたけど、いざ子どもたちが高校生になってみると今はまだ多感な時期だしなー、などと思ってしまい言えず。

ならばと成人(18歳)を区切りにすることを考えても、大学受験を迎える中で精神面をゆさぶりたくないしなあ、とか。次の区切り20歳就活の時期だしなあ、とか。言い訳ばっかり考えちゃうんだよね。

やっぱ両親が本当は死んでるって知ったらショックだよなあ。言い出せないよー、はあ。

適切なタイミングと切り出し方を知りたいよ〜。誰か〜〜アドバイスくれよ〜〜。


追記

アドバイス実体ありがとう〜!

やっぱり早い方がいいよなあーー。分かってる、分かってるんだけど……。

上にはタイミングが分かんないって書いたけど、本音は本当の事を話して子どもたちとギクシャクしてしまったらどうしようって思って、怖くて勇気が出なくてずっと後回しにしちゃってただけなんだ。。こんな大事な事なのにね、本当に情けないですすみません

ここに書いてちょっと背中を押してもらえた気がするよ。みんなありがとね。

でもやっぱり高校生のうちに言うのは難しい…から、下の子大学受験が終わったタイミングで言おうと思う。頑張ります


もっかい追記

なんかめちゃ褒められててムズムズする、ありがとう

でもきっと同じ立場になったら誰だってしのごの言っていられないと思うので、そんな褒められるほどのことじゃないかも…。

事故自分大学卒業直前のことで、学費は親が払い終えてくれていたし、就活も終わってたか金銭的な苦労はそれほどなかったよ。

子育て最初こそ波乱だったけど、大学の友人たちが代わりばんこで手伝いにきてくれたり、就職してからは社宅に住んでいたのもあって先輩家族管理人さんたちが気にかけて色々と手助けしてくれたので、みんなが思うほど大変ではなかった…と思う。

子どもたちが小さい時に一度だけ父親のことを聞かれたことがあるんだけど、「遠いところにいて、今はまだ会えないよ」って答えてから父親の話はされなくなった。

子どもなりに思うところはあったんだと思う。どう答えるのが正解だったのかは今でも分かんないな。

2023-05-01

anond:20230430133147

大学受験の時に高3受験生平均を遥かに上回る英強だったっての書いとくといいと思うよ

2023-04-30

anond:20230429201448

世の中の人たちってそんなに効率効率言って大学受験してるもんなの?

 ・・・ そりゃそうだろ。俺の見てる範囲ではそうだぞ。限られた期間のうちに勉強の成果を上げないと東大をはじめとする難関大合格することは難しいじゃないか。できれば現役合格したいしな。 

もちろん殆ど勉強しなくても難関大やすやす合格できる連中もいることは知ってるが、まあ、そういう連中は例外的な少数者たちなのであって、、

2023-04-29

anond:20230429134708

大学受験時間との勝負だ、とにかく少しでも時間効率的に使わなければいけない、この勉強法無駄が多すぎる云々と伝えると

大学受験してたとき時間との勝負とか効率とか一切考えてなかったわ。実際気分で適当にやってたし(意味のないデコノートみたいなことはやってなかったが)。

世の中の人たちってそんなに効率効率言って大学受験してるもんなの?

勉強のやり方がお洒落じゃないと変な目で見られる

高学歴はてなーが知らない話をしてやろう。受験界隈では「キラ勉」と言われている女子学生たちのことだ。

ノートにきれいで丁寧な文字カラフルな装飾で教科書内容をまとめ直す勉強のやり方をする女子学生を見たことがあるじゃろう。彼女たちのキラキラした勉強のやり方は、しか勉強効率という点では非常にパフォーマンスが悪いので、twitter受験界隈からは「キラ勉」と呼ばれて揶揄されている。

実は増田もその一人だった。教科書を美しく写経するとかいう愚かな勉強法に時間を使うから偏差値60も行かないんだろwとか思ってた。

しか現場事情はもう少し複雑だった。大学生になった増田塾講師アルバイトを始めて、キラ勉の女子高生担当することになった。もちろん、増田はすぐにそれを辞めさせようとした。大学受験時間との勝負だ、とにかく少しでも時間効率的に使わなければいけない、この勉強法は無駄が多すぎる云々と伝えると「この勉強の仕方をやめたら周囲から変に思われるから、できない」というのである

女子生徒の学校は、勉強は「出来ること」が重要なのではなく「やっていること」、もっと言えば「どのようにやっているか」が重要視されるコミュニティだった。だから勉強もまたお洒落対象であり、きれいな字とカラーでまとめたノートはお洒落アイテムを持っているとされて高く評価される。逆にお洒落勉強をせずに満点をとっても全くお洒落ではないので評価されない。

衝撃的だった。そりゃこういうコミュニティにいる子たちはこぞってキラ勉するわなと思った。だってダサいって思われたら終わりって思うじゃん高校生とか。下手したらいじめられるしさ

これが服とか靴とかの話なら別にだけど、勉強ってのが厄介だと思う。だって勉強だぜ。唯一この日本で誰でも身分をひっくり返せる可能性を持った武器だし、生きていく上で重要な要素が多すぎるのにさ

2023-04-28

息子が教祖になった

30代の一人息子。真面目でおとなしいのだが、不器用で要領が悪かった。

小学生時代放課後公園で何度練習しても逆上がりができず、家でどれだけ練習しても二重跳びはできなかった。中学受験では塾の仲良しグループで唯一全落ちしてしまった。

それでも進んだ区立中では楽しく過ごしていたし、高校受験では所謂名門都立高校に進んだ。しかし、大学受験では再び挫折浪人したもの国立に落ち早慶に進んだ。国家公務員志望から法曹志望に切り替え、予備校に通い一生懸命やっていたようだが予備試験には受からず、法科大学院修了後も司法試験に受からなかった。

3回目の司法試験の際に初めて短答試験合格し、私や夫が心配するくらい勉強して論文に挑んだが、残念ながら不合格だった。リビング椅子の上で不合格を知った息子は一点を見つめて呆然としていたが、突然エビのようにビタン!と勢いよく跳ね、そのまま床にうずくまって歯軋りを始めた。私が声をかけても反応せず、そのまま奇声を上げて気絶してしまった。

それから息子は二日ほど部屋に篭っていた。三日目の朝にリビングに降りてくると「司法試験は諦めて就職する」と言ってきた。

息子は企業法務部で働き始めた。職場環境は良かったようで本人も楽しそうにしており、私や夫は安心していた。社会人になって以来、息子は帰宅が遅くなり、休日の土日も殆ど家を空けるようになっていたが、忙しいのかと思い気に留めていなかった。

社会人になってから3年ほど経ったある日、息子から自身主催しているセミナーを手伝うように頼まれた。夫も休日だったため、よくわからないまま二人で会場に赴いた。すると、先に集まっていた人々から先生のご両親ですか?」と聞かれた。そうだと答えると突然周りが慌ただしくなり、恭しく部屋に控え室に通され、ソファの上でお茶お菓子を出された。そして、みんなから口々に息子の凄さを聞かされた。「先生のおかげで人生が変わった」、「先生のおかげで世の中の構造が見えるようになった」、「先生のおかげで人生意味を見出せた」というように。

息子が遅れて控え室に入ると、私たちの周りに集まっていた人々は一斉に息子を囲み、また口々に挨拶と賛辞を繰り返した。息子はそれをあしらい、準備をする様に言うとみんな解散していった。息子から今日セミナーの終わりに会場の外で本を売るからレジをやって購入した人に僕の両親だと言って挨拶握手をして欲しい」と言われた。

時間になり会場に人が集まってきた。私と夫は後ろから立ち見していたが、来場数は100人ほどで若いカップル、小さな子供を連れた若い女性私たちと同じ中年男性、80過ぎの女性など年齢層はバラバラだった。息子が登壇すると、ある人は勢いよく拍手し、ある人は「先生!」と勢いよく叫び、ある人は立ち上がってお辞儀した。息子が話し始めると場が静まり返った。話してる内容は陰謀論だった。息子曰く、世界支配しているのはビルダーバーグ会議で、日本ビルダーバーグ会議意向を受けた日米合同委員会支配している。みんなから事前に集めた悩みを発表し、その悩みの根本原因にはビルダーバーグ会議と日米合同委員会があり、自分は愛と真実によってこれらから世界解放するのだという。

正直聞いていて呆れてしまった。息子はオカルト話と陰謀論を混ぜこぜにしたような話を披露し、来場者はそれを真面目な顔して聞く。

息子が一通り話し終えると控え室にいた女性が登壇し、「これまでの先生指導集がいよいよ完成しました。ご希望の方は会場の外の物販コーナーにてお求めください」と言いお開きとなった。来場者はすぐに外には出ず、息子の元へ行列を作って何かを質問したり相談していた。

私と夫は控え室にいた別の男性に案内され物販コーナーに立った。先程女性が紹介した息子の指導集が並んでいたが、なんと文庫本サイズ発言と日時がまとめられただけのものが一冊25000円である。会場から出てきた人々は今度は物販コーナーに列を作り、老若男女迷うことなく購入していった。そして私と夫に握手を求め、息子を讃美した。ある年配の女性からは涙を流してお礼をされた。全てを売り尽くし、私と夫はよくわからないまま帰宅した。

息子が知らない間に教祖になっていた。

2023-04-27

anond:20230426212248

学部から進学するのと、Ph.Dから向こうに行くのとでは全然意味が異なるから学部からの進学者が同様に帰って来ないとみなせるかは不明。というか向こうでの職探しがこの数年で頓に難しくなっている。もちろん向こうでそのままPh.Dまで進めば同じようになるだろうけど、はっきり言ってよほどでないと海外院進予備校揶揄される日本大学修士からよりもいいところのPh.Dは進みにくい。(なお最近ではPh.D取っても数年で日本に帰る人は増えている印象。分野によって違うとは思うが。)

で、これは余談なんだけど、向こうでPh.Dを取らずに学部修士までで日本に帰ってくるつもりなら、日本大学入試はやっておこう。最近当選したばかりの最年少市長のように、いったん日本大学に通ってから向こうに行こう。そうでないと、単に日本入試から逃げるために海外学部に行った、しかPh.Dも取らずに専門性がない、ってみなされて日本での出世に響くことがあるから宇宙人レベルスーパー天才でもない限り、自分の優秀さは自分には分かっても他人からは秘匿された情報になってしまう。その点、日本人の半数近くが同じ条件で勝負をしてはっきりと結果が出る大学受験という制度は、シグナリングとしてやっぱりよくできている。これを利用しないのは勿体ないよ。

2023-04-26

頑張るから幸福になれないんだぞ。

俺は生きてきて頑張ったことがない。

だが幸福だ。

「あーまた生まれからして恵まれてるやつのマウント取りか」も思ったかもしれんが、

とりあえず最後まで聞け。清聴せい。

俺は頑張ったことがない。

人生を常に6割くらいの力で生きている。

まり、これは「できる時にやらない」という、コントロールをしているかという話だ。

成果100が出せる時に60で我慢するのが重要なのだ

俺は、学業の成績は子供のころから悪くなかった。

ペーパー試験と相性のいい頭をしていたのと、

親が公文式に入れていたせいだろうな。

テストの点で困ったことはない。

だが、全国レベルに立つと大したことがないことは小学生の段階でわかっていた。

なので、小学生の時には、すでに大体のライフプランはできていた。

ズバリ中学公立高校からMARCH程度の一貫校で大学受験スキップする、というやり方だ。

中学受験は文化資本と才能がある子どもたちの、

人生いち抜けを狙う熾烈な競争がある。

大学受験言わずもがな。あと単純に学習量が多い。

高校受験が一番半端な人間たちの争いなのである

から、俺はそこを狙った。

成績的には、正直、どこでもいけた。開成を狙えと周りには言われた。

だが、そのためには俺は頑張らねばならなかった。

からMARCHくらいの場所に俺は初めから目的を設定していた。

これは、俺が自主的になにかをしなくても平均より上になれるであろう場所である

事実、そのとおりになった。俺は高校大学も頑張ったことがない。常に遊び呆けていた。

だが、常に優秀サイドだった。周りの平均レベルが頑張っていない俺以下だったからだ。

例えば、これが少し欲をかい早稲田やら慶應にでも行っていたら。

俺は優秀ではない人間になるか、あるいは平均より上の人間になるために頑張る必要があっただろう。

就活も同じだった。

いちばん重要な視座は「俺が俺のままに、努力せず優秀であれる場所」を探すことだった。

無事にそういう場所を見つけた。

中小企業であるITことなど何もわからぬ、だが基幹事業は儲かっている。

Excelが多少できるだけで、優秀になれるような場所に無事に入社した。年収は600万かそこらだが、まあ別に問題ない。

頑張ったことがないが、人生は充実している。

これは相対的な話だ。どこまでも、相対的な話しかしていない。

「待ってよもっと下の話をしてるんだけど、MARCHとかレベル高くない?」とすら感じた人にこそ、この感覚を知って欲しい。

俺など、世の中にいくらでもいる優秀な人々からすれば、無能サイドなのだ

例えばGoogleに放り込まれたら馬鹿すぎて話にならない社員になるだろう。

今の会社から、もう少しレベルを上げた会社でも、おそらくそうだ。

大事なのは足るを知るということだ。

咲ける場所で咲け、という話じゃない。もう自分は咲いている、そう見なされる場所に行け、という話だ。

その程度の移動の自由度はまだ残っている。

まず、頑張らないことを目的にするべきで、

頑張った自分はすでに自分ではないということをみんな知るべきだ。

努力をする、努力を礼賛する、努力をしている人を偉いと思う、

そういう感覚を捨てることが幸せへの第一歩だ。

2023-04-23

anond:20230422124340

映画館とか博物館とかよりも、田舎の子供、それもある程度勉強したい子供にとってもっと切実なのは

まともな高校が家から遠すぎることだと思うよ。

地元の上位高はだいたい市の中心部かにあって、そこまで通うのに片道2時間かかったりする。

人の少ない山間部などには底辺しかない。

塾や予備校も同様。

しかも終バスが午後7時とかだったりして遅くまで残れない。

遅くまで塾に通ったり部活をしたければ親に迎えに来てもらうか原付で通学することを認めてもらうしかない。

それでも逞しい子は通学バスの中で英単語を覚えたりしてる。

都会の子も遠くの高校に通ってて意外と通学に苦労してるケースもあるみたいだけど

田舎場合は上位校に通いたければ片道2時間を呑むしか選択肢がなかったりする。

大学生になれば独り立ちして都会に住めるけど高校生にはそれもまだ早い。

まあ離島とかだと高校の時点で親元を離れることを強いられるけど。

そんな感じなので子供大学受験のために家族で市の中心部に引っ越すケースすら実際にある。

それも家族理解が得られた場合の話で、家族理解が得られなければそんなことも起きないわけで

進学を目指す子供にとってかなりでかいハンデだよね。

ちなみに中学はどうかというと、田舎には中学生が通える範囲私立中学がゼロだったりするので

中学受験という概念そもそもほとんど存在しない。移動手段以前の問題

2023-04-15

anond:20230415152715

エリートはただの立場であって能力の発揮は必ずしも必須じゃないから。

資本もない奴の「立場」は庶民と同じなんだよ。大学受験()だかなんだかで勝ったくらいで資本レベル立場が手に入るわけないでしょ。3世代後に出直してこいよって話。

2023-04-12

anond:20230412173352

俺は成績がそこそこ良かった+理系の成績が特に良くて親、担任から勧められてなんとなく受験合格卒業したが、専門分野が合わなくて後悔してる。

中学の段階で専門分野を決めるのはやはり早すぎる。

また、元増田も書いているとおり、留年普通にある。俺の時は卒業時にクラスの1/3が留年または退学していた。

幸いにも暗記力だけはあったので、教科書丸暗記で5年間+大学編入後の2年間を乗り切ったが、今は全然関係無い業界事務職やってる。

逆にメリットとしては、

大学への編入試験普通に大学受験するより(おそらく)楽だということ。

日程が合う限り何校でも受験できるのでよっぽどじゃない限りどこかの大学へは編入可能

就職する場合でも、専門分野に関係する求人数はとてつもなく多い。名のある企業の推薦求人普通にあった。(ただし、待遇大卒より落ちる)

逆に、専門分野に興味が持てずに異なる業界就職しようとしていた人たちは苦戦していた。

高専受験しようと思っている中学生は、自分特定の分野を5年間学ぶ覚悟があるかを確認した方が良い。生半可な気持ちで進学すると後悔するよ。

職業訓練校で話題に出る高専

職業訓練校の話になると高専話題が出るが、卒業者の一人として思ったこと。

現時点の採用側や大学職場での高専卒に対する能力評価ポジティブものが多い印象受ける。

だけど、そこを担保しているのは

学校数が少なく、入学の段階で一定学力必要なこと。(中学卒業者の1%)

一般的な年齢の子大学受験に要する時間の多くを、実務や専門の勉学+α(ロボコン等)に割けること。

高校生相当の年齢(15〜20才)で留年する子がそれなりの人数発生すること。

卒業した高専在校生の1割が留年経験者で、入学からストレート卒業するのは8割くらい。退学者も多い。25%が留年したクラスもあった。

大部分は若い段階で学力と専門への適正で篩い落としが働いていることが大きいと思う。

他の高専は分からないが入学以降はカリキュラムと塾がリンクしていないので、塾で成績を上げてきて入学した子は辛そうな印象を受けた。

それと専門や環境が性に合っていない子もしんどい

高専退学者怨嗟の声もよく聞く。若い段階で篩い落としが激しいので当然。

近々だと卒業者が毎年全国で1万人ほどで、就職するのが6000人弱。しかも専門の特性特定産業

専門とマッチする卒業生が就職市場に何人投入されるんだろうなって人数。

大学もここまで極端に数が少ないわけではないが、そこに至るまで競争や篩い落としが働いてたこそ質が担保されてた側面もあるんじゃないだろうか。

高専の数を増やすだけだと、私大が増えた現状と似た感じで安泰とは言えなくなるように思う。

現状は工学に偏ってるので、他の専門分野の高専が増えるのなら面白く思うが。

追記

高専に行った個人的動機

第一小学校中学年時点でなりたい職業が決まっていたこと。大学生になって学べるようになるまでの時間を考えると中学卒業時点から学べるのは魅力があった。

高等教育は受けたいなと思っていたこと。それに対して高専コスパが良かったこ

高専が家から通える範囲だったこと。

田舎だと教育コスト関係上 公>私 の価値観私立高校に対する認識は、大学内におけるFラン私立のような認識

高校受験が学区制で自分学力と合う公立高校が近隣になかったこと。調べたら現在半数の都道府県で学区制は廃止らしい。自分受験した当時は大半でまだ学区制があったようだ。

学区内の公立進学校偏差値が60、次点公立高校が55。近隣の私立高校公立進学校よりも低い。

自身偏差値が60半ば、高専目的学科が60前半だったので高専を選んだ。

自分が住んでいる地域に置ける中学卒業時のコスパを含めた選択肢の狭さの影響が大きい。

中学卒業時点で学力さえあれば住んでいる地域に限らず入学できるよっていう公立学校高専しかなかった。国立メリット

公立中学校→推薦→高専入社だったから、組織に入る際に学力を測るテストを受けたことはなくそこに関しては個人として特殊なんじゃないかと思ってる。

2023-04-11

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/gigazine.net/news/20230410-teenagers-pythagorean/https://b.hat

書き換えたブコメと内容被るので身元ばれるだろうけどかなり感動した。大学受験のみならず、大学に入ってからもある種の積分をやるのにt=tanαとおいて置換するとうまくいくって習った人多いと思う。通常はピタゴラスの定理から出るcos^2θ+sin^2θ=1を用いてcos2α=(1-t^2)/(1+t^2)、sin2α=2t/(1+t^2)を証明するんだけど、今回の若い人たちは逆にこうなること(cos2α、sin2αがtを用いて書けること)を別口で証明して、あとは単に計算すりゃ確かにcos^2+sin^2=1ですなあ、でQ.E.D.ってお話。なお、誰でも気づくと思うが、この証明法は元が直角二等辺三角形場合破綻するので、それから逆に従来の方法とは異なる、と推測できる。なお、無限級数の和は1+r+r^2+...=xと置けば1+rx=xからxが求められることと同じになり、それを図形で表せば単なる相似問題帰着するのでこれが美しくないと思う人はそうするだけでよい。

引用サイトの図でいうAがその結果2tc/(1-t^2)(この段階では分母が1-t^2なのがまた憎い)であることが純粋な相似図形による比例計算(この部分が無限級数バイパスから示せ、C=tA=2t^2c/(1-t^2)がわかる。証明者に従ってC+1計算する(!!!)と、C+1=(1+t^2)c/(1-t^2)、よってsin2α=A/(1+C)=2t/(1+t^2)、cos2α=c/(1+C)=(1-t^2)/(1+t^2)、と懐かしい形に。ちょうびっくり!!!!!!!!

私は数学愛好家であって生まれ持ったセンスがあるわけではない(悲しいけど)ので、今回の証明法がそれなりに新しい発展をもたらすのかどうかは全然からないが、素直にビビるほど感動した。

anond:20230410220023

スティーブ・ジョブズ大学哲学カリグラフィー(まあ書道やな)を学んだ。つまり哲学科と書道の授業がなければ、Apple誕生しなかっただろう。文学部がいらんいらんと言う奴はそういうことが分かってない。ちなみにそれらを学んだ後ジョブズ大学中退した。ジョブズの家が裕福だったとでも? むしろ逆で、家のお金もったいないから彼は中退を選んだのだ。

そもそも短期的に見て役に立つような学問にこそ国が金をかける意味が無い。「儲かる」のなら、さっさと民間がやるのだから。当たり前の理屈で、賢い新自由主義者ならそれが分かっている。そして、長期的に見れば国を豊かにする(可能性がある)が当面もうかるような学問ではない……そういうものこそ国が金をかけて行う必要がある。愚かな”ニワカ”新自由主義者はそこが分かってないので、増田のような奇天烈な主張をしてしまう。

本来これは、極めて単純な理屈なのだ。「国の行う事業は『儲かる』ものであってはならない」のだ。民業を圧迫しないために。だから文学部」こそ、国立大学を中心に徹底的に保護しなくてはならないのだ。

だが、一部の詐欺師は、本当は間違いだと知っていながら、「間違いゆえに誰も主張しない」ことを一種ブルーオーシャンとみなして利用し、引っかかりやすい人を欺して自勢力の肥やしにし、陰謀論の沼に引きずり込む。「自分は賢いと思っているが実は賢くない人」たちが往々にしてそれに引っかかる。増田がその轍を踏まないことを願う。

なお、いささか厳しいことを言えば、大学受験における「努力」など、学生にとってこそ人生の一大事業かもしれないが、社会の中で言えば児戯に等しい。人がレールを敷いてくれる範囲内での「努力」など所詮お客様愚痴に過ぎぬ。注文して提供された料理を食べるのが大変だ……みたいな低レベルの話だ。そんなことより、その料理提供するのにどれだけの「努力」が払われているか少しは想像したらよかろう。そんな空疎な「努力」とやらをしただけの分際で、そんなことを拠り所に権利主張をして学問という国の一大事業の推進を邪魔しようなどと、片腹痛いことこの上ない。

2023-04-10

流行りって難しいよね

さっき久しぶりに昔のインスタアカウントを開いた。

私と同い年なのに子供がいたり、大学に行ったり就職してる人もいた。

ちょっと私と彼女たちを振り返ると私と彼女たちはカープ女子と呼ばれる広島東洋カープ女性ファンだった。

東京ドーム神宮ハマスタ果てはナゴヤドームまで一緒に行くような私にとっては親友だった

ドームの飯は不味いからと一緒にまるごとソーセージを持ち込んだこともあった

当時は関東に来るほぼ全ての試合を観戦し、カープが負けた時は隣の知らない外野のおじさんとか友達とかと緒方や畝の采配について文句を言ったりした

そんな日々がずっと続くと思ってた

でも2019年5月を境に合わなくなった

私も高校に進学したし全員時間が合わなくなったといえばそうだと思う

でもあんだけ熱中してたから何年経っても全員一生カープ女子であり続けると思ってた

でも違ってある1人は野球始めて見た!とWBC写真を上げていた

その瞬間あーあと心の中で何かが崩れる音がした強いカープはいないし、カープ女子ももう居ないんだなと落胆した自分もいたし不思議と納得した自分もいた

アホなりに3年間と浪人の1年間カープそばに居たいがために大学受験を頑張った私もカープ女子ではなくもうカープファンなんだろうなと遠征先の名古屋駅前で少し悲しくなった。

さよなら私の青春カープ女子

これからまたよろしくカープ秋山翔吾さんと新井貴浩監督

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