はてなキーワード: ヒロインとは
「普通に人間の黒人女性の」「大多数の人々から見て普通にルックスの良い」ヒロインを
出して活躍させるっていうのがそんなに難しいのかねえ
プリンセスと魔法のキスのティアナは映画の大部分でカエルの姿、
ミラベルも眼鏡で地味で一般的にはルックスが良いと言われない容姿。
肌の色の黒いヒロインでちゃんと人間として描かれているジャスミンはアラビア系、
ポリコレ配慮として実写版で白人から黒人に人種を変えてファンから批判されているアリエルも
これってもはやわざとやってるだろ
○ご飯
朝:おうどん。昼:カップ焼きそば。夜:牛丼。サラダ。豚汁。キムチ。たまご。
○調子
EVEシリーズを見事に復活させたElDiaからの発売で、志水はつみがシナリオライターを務めた百合系ショート・ミステリ・アドベンチャー神田アリスも推理スルの感想を書きます。
高校生の神田アリスを主人公に学校で巻き起こる様々な日常の謎を、茶道部の部長にして魔女と称される佐和良義、幼馴染の穂高らと解き明かしていくストーリー。
短編連作のような構成で、複数の事件を解決していきながら縦筋が進んでいく。
百合系とあるだけあって、女性同士の恋愛が毎回の事件にも縦軸にも関係している。
情緒ある風景や季節の描写などの地の文に文量が割かれていて、雰囲気を感じさせるシーンが多いのが特徴的だった。
恋愛についての感情や性欲にまつわるの揺れ動きについても文量は多めで、特に主人公が興奮したとくにお腹や下半身に熱の滾りを自覚するところは面白かった。
1話より2話が、2話より4話が面白くなく、どんどんミステリ部分が楽しくなくなっていった。
あらすじの紹介のところで便宜上日常の謎に分類したものの、正しくはないだろう。
馬鹿にする意図はないので、Twitterでバスるために作品をコケにする気を衒った言い回しでチョケたくはないが、ここまで面白くないと何かこういう遊びをして揶揄うことで元を取りたくなる気持ちもなくはない。
1話はフーダニットなものの、犯人の特定に至った経緯が良くわからず、何故かタイミングよく犯人が犯行現場に戻って証拠隠滅を図ろうとしてくれたおかげで見つけられたという結果オーライな推理。
その上、犯行動機というか、そもそも何がしたかったのかのか何が何やらで、女の子同士の恋愛でそれをミステリの謎と関連させたい、という気持ちが先走りすぎていて、意味がわからなかった。
2話もホワイダニットものと言えなくもないが、そもそも謎というか単にヒステリー起こしただけで、根本的に謎が謎として成立していないので、解決と言われてもだった。
こちらも、ある精神疾患にまつわる思春期の少女の悩みをミステリ風の謎と絡めたいという気持ちが先走りすぎてて、その謎の部分を謎として提示できていなかった。
4話は本当にただただ面白くなかった。
所謂「すれ違いコント」系の謎だが、教師から生徒への問いかけで、口頭ならまだしも文章でそんな言葉を選ぶわけがないし、それを誤解する方も誤解する方だしで、これをコメディでなく、ガチでやってるのは流石にキツい。
縦筋にまつわる解決も、解決というか解釈に過ぎず、何故10年間も思い悩んでいた人間がそんな解釈を一度もせず、かつまだ知り合って間もない人に別の解釈を教えられそこに何の根拠もないのに信じ切ったのか理解できなかった。
徹頭徹尾、ミステリの要である「議論」がないせいで、女性同士の恋愛という結論に向けて一直線に進みたいという気持ちの燃料が強すぎたように感じた。
謎にまつわる議論よりも、恋愛や風景に関する描写をしたいのであれば、ジャンルの選択を見直してもらった方が良かったんじゃないかなあ。
恋愛に関するストーリーは面白く、完璧超人で見た目は美人系な年上ヒロインが実は心が弱くて、見た目は可愛い系の主人公が身体は弱いし頭はヒロインに劣るものの心の強さがあり、互いに自分に無いものを求めて好きになっていくという展開がちゃんと丁寧に書かれている。
文章の濃さに関しては好き嫌いはありそうだが、女性が女性を好きになる気持ちを濃厚に書きたい、当然恋愛ながら性愛についても書きたいという意図がたっぷり伝わってくる。
体臭にまつわる表現などのフェチを感じさせるシーンもあり、上部の綺麗なところだけでなく、色々と書きたいところが沢山ある気持ちが伝わる。
それでもやっぱり、ミステリに関しては不平を書いた通りで、コメディ色の強い作品、例えば倉知淳や東川篤哉のシリーズ探偵ものの短編集や矢崎存美のぶたぶたにそっと添えられていたら、ベテラン作家の茶目っ気として笑って楽しめた可能性がなくはないような気がしなくはなく、本当になかったので、面白くなかった。
謎に関しては膨らませ方なので、謎がしょぼいという点だけを持ってクオリティが低く面白くないと言っているのではなく、その謎に対する議論が不足しているという点が面白くない。
百合とミステリの二輪で進むはずが、百合の車輪がやたら大きくて、ミステリの車輪が極小な上に故障していて、上手に進めていないような感想になりました。
刀剣乱舞はメディアミックスですごい成功したよね。ゲーム自体はさほど流行ってない。
思うに、2.5次舞台を早期に始めてて、キャラクター=声優って立て付けから早いこと抜けれたのが良かったんじゃないか。
2.5次はキャスト変わってもわりと許容されるし、新しいイケメンを安価でどんどん投入できる。
声優は売れるとイベント呼んだりするのも難しくなるし、歌って踊ってってのをそこまでやってはくれないし、コンテンツの寿命が伸びれば伸びるほど厳しくなるし、声優交代は嫌がるファンが多い。
でも、うたプリのライブなんか顕著だけど、おっさん声優がワチャワチャ歌って踊るのを見るの冷静になると厳しいものがあるのが現実。
それに、今の女声優はアイドル声優と声優との距離がそこまで遠くなくなってきてて、歌も踊りもグラビアもある程度想定済で声優になる人多いけど、男声優はまだまだそうでもないじゃん。
最近は2.5次出身の人とかも増えては来てるけど、最初からアイドルやるつもりで声優志望してる男ってそんなにいない。
結局、エムマスにしてもうたプリにしても、金出したいファンはいくらでもいるのに、そういう縛りがあってゲーム以外の売れる商材をあまり出せなかったのが最大の敗因だと思う。
ゲームやアニメはとにかく原価かかりすぎるんだよ。人件費安めの若手俳優集めて舞台やるのはわりとすぐできるし安いしチケットはむちゃくちゃ売れる。
2.5次上手いことやってるって言う意味では、あんスタも息長いよね。あれだってゲームはとっくの昔にオワコンだけども、ゲームのコスト最低限にして派生コンテンツの数打ってるのが強いんだと思う。
あと、最近の若い女オタク、乙女ゲーとか夢小説みたいに自分がヒロインの立場になるの苦手だよね。そういう意味でも、刀剣乱舞は先行ってたと思う。
エムマスはかなり意識して、プロデューサーとアイドルとの恋愛要素を排除したけれども、プレイヤー=プロデューサーってこと自体に違和感ある人多いんじゃないだろうか。
もうちょっと「神の目」みたいなところでコンテンツを見たいって気持ちがみんな強いと思う。女オタクはそういうのを卑下して「推しがいる部屋の壁のシミとかでいい」っていうけど。
たとえば『操心術』シリーズは催眠術が解けたときのヒロインたちの行動や視点の交換(ザッピング)、「ゼロ」の存在などによって催眠世界を相対化していた。
ここでいう「ゼロ」とはなんのことなのか?ググったら真っ先にそういう作品タイトルが出てきたが、たぶんそのことではないだろうし。
少女漫画でイケメンのイケイケなにーちゃんがヒロインを同意を取らずに抱き寄せて、ヒロインがそれにドキドキして恋しちゃうみたいな展開を、自分の娘が真に受けて「ああいう強引な男に迫られたら好きになっちゃうのが当然なんだ」みたいな勘違いをしないか、正直すげー心配になるんだよね。
だから俺は少年漫画にパンテラが載っててそれで男児の性癖が開花しちゃうんじゃないかって不安視してる男児を育てる女親に対して批判的な目で見ることがどうしてもできない。
俺だって少女漫画でイケメンにーちゃんが着替えてるところにヒロインが間違えて入ってきちゃって、上裸のイケメン見てドキドキしてるヒロインに不通に嫌悪感を覚えるもん。自分の娘がこんなになってほしくねーなって思うもん。
大炎上中の書籍『ゲームの歴史』が絶版・回収へ…著者の “逆ギレ&逃走” に批判集まる(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
のコメント欄がひどい
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a7b13bfaae27946b3431c70667f0ba6cecd99fb/comments
もしドラ無印の終盤にヒロインの川島みなみが、『私は、野球というスポーツが、反吐が出るほど大嫌いなのよ』と告白しています。
彼女は病弱な親友に成り代わってマネージャーを始めたが、元々はリトルリーグを最後にプレイから排除された事で怨恨を抱いたという設定でした。
しかし、ドラッカーのこじ付けだから失敗するといった確信や失敗に導く意図を持って行動していた訳ではなく、
母校の地区大会決勝の前に白状して部員に困惑したまま試合させる事で復讐する積もりだったのでしょう。
岩崎氏は『どうして僕を偉大な人間だと思えないの?』という当時のコメントが鼻で笑える様な現状の挙句に本件に至りましたが、彼の場合はゲーム業界に対する復讐意識が動機だったのでしょうか…ut
ゲーム史を歴史が浅いから「もしドラ」の時みたいにテキトーな事を書けば、知らない人たちが買ってくれると侮ってたんだろうなぁ。
比較的新しい歴史が主たる分野だからこそ、その歴史が些細な出来事によって紡がれてることも、その変遷を実際に知ってる人もたくさんいるし、
ソーシャルメディアが発達した現代では、なんでも出したもん勝ち、にならん事を読めなかったのかな。
しかし筆者も良かったですね。
「ゲーム史の改変を企てたが阻止された」なんて事
なんて悪意のあるコメントだ。これはてブ民だろはてブ民が書いてることはよそに行ってもわかる。
『もしドラ』の時も「ドラッカーへの理解が浅い」「ドラッカーの『マネジメント』、そもそも物語の筋とほとんど関係ないよね」等の批判はあった。
だが、ターゲット層が普段ビジネス書を読む層ではなかったのと、話題性で売れすぎてしまったが故に、真っ当な批評、批判が、当時は許されなかった印象がある。
今回は児童文庫レーベルとは言え、関係者やオタクが見逃さなかった。
ドラッカーのヒットの後、一時期テレビでコメントしているのを時々見かけたが、実に傲慢で独善的な印象の、はっきり言って変人と言っても過言ではない感じの人物だった。すぐにテレビでは見かけなくなったので、その発言がちょっとヤバいと警戒されたのだろう。そもそもゲーム開発に無関係のこの人物に執筆を依頼したのは大きな疑問!
ジブリの鈴木氏が若いタイ人女性にはまっているようなニュースを見て俺は絶望した。
今俺は30代。性欲もばりばりあるし、若い女かわいすぎとか日々思っている。
多くの男が思うように、性欲は時に邪魔に感じることもある。
今はまだいいとして、年老いていったら性欲がしぼんで消えていき、悩みのなくなってくるのだろうと思っていた。
でも色ボケじいさん関連のニュースみると、やっぱ男の性欲ってなくならないんだなーと絶望する。
もちろん個人差あるんだろうけど、なくならない人が結構多いように見える。
まず、朝勃ちのことすら知らなかった女の子が「自分は元々斎藤真人という男だった」と暗示をかけられたところで完全に男として違和感ない存在になれるものなのかなあと。
そもそもこの暗示はだいたいこの二つの文で構成されていると思われる。
基底人格を男として塗りつぶしても、それはあくまで塗りつぶしであって消去ではないし、記憶や経験自体は女として十年余り生きてきたのが変わらず残ってるわけだから、暗示をしたところであくまでそれに基づく振る舞いになるように思う。
記憶については入れ替わり先の脳を参照しろ、という命令はおそらく無意味と思われる。なぜなら記憶を参照できる世界観ではないから。
もしそういう世界観なら主人公は入れ替わった瞬間こいつはサキュバスのハーフだとわかるはずである。ヒロインに言われたら「そんなの記憶を読んでるから知ってるよ」と答えるはずだ。
もし暗示をするための魅了が一瞬のうちに単純な命令だけでなく命令の前提となる情報もいくらでも伝えられるものだったら、それも可能だが、そこまで万能な能力に描かれているとは思えない。
そこまで万能なら番外編であんなまわりくどい方法で女子を掌握する必要もないはずだ。単に入れ替わりを発生させた後女子の魂が入った男の身体に服従するよう暗示をかければいい。作中でも「邪魔をするな」「エッチなことするな」レベルの単純な命令しかしていない。しようと思えばいくらでも高度な命令ができる、とはこういう描写をしているかぎりは考えるべきではないと思う。
・
ただ何につけても気になるのは、男であるという暗示が完全に定着した後のヒロインが自分の体を見て「あの月代さんになんてことを!」と言ってるセリフなんだ。
なぜか「あの」に傍点がかかっている。これが意味することがなんなのかいまいちスジの通る考えが浮かばない。
その前でも一人称に傍点がついているのも人格誤認を起こしてることの強調と思われるが、その意図で考えるなら、暗示の影響が反映されていると考えるべきなのは「あの」ではなく、自分の身体に向かって「月代さん」と言ってるところだと考えるのが素直だろう。あのと言ってることも一応人格改変と影響と考えてもいいが、ならせめて「あの月代さん」まで傍点を振るべきだと思う。
思うにこれは単なる人格誤認の強調ではないのかなあと考える。もともとの主人公は入れ替わってすぐに無遠慮にエッチを求めるぐらい彼女に対してそこまで大事に思ってる感じはないので「あの月代さん」などというセリフが出て来るような性格をしていない。
それが主人公のクローンとでもいうべき人格になり果てた彼女の場合では、もともとの基底人格の良識を引き継いでるから、自分が男で目の前の人間はスクールカーストの高い人間と認識したからこその「あの月代さん」なのだろうと思った。あえて人格の消去でなく人格の上塗りといった何気ない台詞に整合性を持たせるならこう解釈するべきだと思うんだよな。
そもそも彼女が目覚めて一度も目の前の女性がサキュバスであることに突っ込んでないのもおかしいしね(番外編では突っ込まれてるのに)。これは基底人格内の記憶のうえでは元自分の身体がサキュバスであることは当然既知の情報だからだと思う。
・
でも著者本人に台詞の意図とか聞けるのが理想だよな。でも谷口さんってビックネームだしツイッターとかやってるかもしらないししてても読者の質問に答えるほど距離の近い存在じゃないよなあと。
①
女「つまり、この男たちが妻と性行為をしたということであり、男が女に性的な視線を向けている証だ」
②
女「柏木由紀は男性向けグラビアで活躍したアイドルであり、男が女に性的な視線を向けている証だ」
男「俺が性的な視線を向けているのはゆきりんであってお前ではない」
③
女「くまクッキングの人は巨乳を売りにした活動をしており、男が女に性的な視線を向けている証だ」
男「俺が性的な視線を向けているのはくまクッキングの人であってお前ではない」
④
女「セーラームーンという作品は多数のエロ同人が出ており、男が女に性的な視線を向けている証だ」
男「俺が性的な視線を向けているのはレイちゃんであってお前ではない」
⑤
女「アルトリアは元々エロゲのヒロインであり、男が女に性的な視線を向けている証だ」
男「俺が性的な視線を向けているのはアルトリアであってお前ではない」
↑俺は①~⑤は全て等価だと思う。
②~⑤のそれぞれにも『それでハアハア(*´Д`)しているキモオタを想像させる』以外で違いがあるという人はマジで違いを教えて欲しい
やあ、下手なTwitter愚痴垢よりもタチの悪い奴のお出ましだ!
https://www.anime-recorder.com/tvanime/268946/
なあ、何なんでしょうか? このラインナップは。
貴重なフリー空き枠をサブカルマジョリティ側の再放送(極めてサブカルマジョリティ的な味付けされてる男女間恋愛の第1期、BSフジで放送されてた腐夢アニメ、そして転生JRPGファンタジーなろう)、
馬鹿なの? BS11様は自分が製作委員会関わったものの前作ばっか優先して
MXでの昭和ウルトラ&ライダー、20世紀セラムン、ゾイド、マジンガー、プリキュア、アイカツ、プリティー系放送の様な気の利いた事出来ないのっすか?
東映特撮YouTube chでの龍騎〜555大盛況なのかすらも考えれないっていうだろうなのか?
「妹は中学校でのいじめで両手足に火傷跡、折り返し前に男女間恋愛モノにおける奈央虐前後編でその直後に別ヒロインとのギスギス前後編(雨の次回予告は最大の恐怖シーン)」
あと「序盤のヒロインは毒母のせいで家がアレに、終盤ヒロインは毒両親持ち」なのが放送予定だとか、
「男性声優演の男主人公でラブコメまたはなろうまたは新規オリジナルの腐夢系」の嵐で
「女性声優演の女主人公だけど女性向け男女間恋愛モノ&VRMMOモノ&なろうスピンオフ」、
音楽・歌劇モノも「楽園だけでなく地獄も描かれることを覚悟する視聴者だけ見続けなさい」的な展開を予感させるもの。
で、振り返ったら「いじめっこや銀行強盗のシーン懸念される未知の作品」、
そしてそれらを除けば「シリアス」ばかり...
なんかみじめじゃありません?
最低1枠でもきららやジェネリックきらら(ジェネきら)用意すれば良かったのに、
常連のゆるキャンすらも、放送から時があまり経ってないスローループ、
近辺放送のおにまいやぼざろすらも用意されてないひどいザマじゃんこれじゃあ。
そんなにわたくしにVTuber生配信鑑賞民に鞍替えしろってのか?
いや、空き枠ならBS11だけでなくBS日テレ残り1枠、BS松竹東急の咲全国編終了後の木曜にもある!
女性声優演女主人公かつ百合的路線のものの製作委員会にもうBS日テレやBSフジは迎え入れるなや馬鹿業界どもは。
硬派こそが男の生き方、軟派は男の風上にもおけない軽薄な野郎。っていう価値観はあったね。
主人公は女には興味ないけど特別何か光るものを持っていて、何のアプローチもしてないのにヒロインが勝手に惹かれていくパターン。これが青少年の健全な育成において非常に良くない。
何か本業(勉強、スポーツ、仕事など)に打ち込んでいれば、勝手に魅力を感じる誰かが出てきて自然とくっつく。なんてことは現実ではレアパターンで、実際はガンガン出会いの場に参加して女口説くために必死になる必要がある。
○ご飯
○調子
むきゅーはややー。お仕事は、暇。
○ 時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花-(ニンテンドースイッチ移植の陽炎に彷徨う魔女内に収録)
・はじめに
魔術が込められた遺品が巻き起こす様々な事件を解決するアドベンチャーゲームで、原作は18禁ゲームだが、これはその全年齢移植版で、三部作の三作目で完結編。
一作目から提示されていた謎は全て解かれ、人間関係もおさまるところに収まった感じで、まさに大団円だった。
ストーリーは二作目での出来事の続きで、新キャラらしい新キャラも一人だけと、もう慣れたいつものメンバーで進んでいく。
良い意味で無駄に話を広げない構成で、登場人物たちみんなに出番があって良き。
意外な犯人、文章の書き方で誤認を誘う展開、立ち絵の表示で登場人物と読者との間で認識の齟齬が生じるサプライズなど、ミステリ味のある要素も沢山あった。
特に文章の書き方で誤認を誘う展開は、今シリーズ特有の魔法と密接な関係にあってフェア/アンフェアの判断は難しいものの(根本的に信頼できない語り手ってそれ自体を問う読者への挑戦状が無い場合アンフェア…… でいいんかな、この辺別にゲームとかじゃなく普通に判断迷う)、まあ謎解きのロジックを楽しむ作風ではないので、こういうのも面白い。
意外な犯人は本当に意外で、作中人物が指摘している通り基礎的な捜査漏れに助けられていることはご愛嬌にしても、素直に驚いた。
(そもそもフーダニットを問われてると思ってなかったので犯人を誰かを考えて読んでなかったのも理由だけど)
・優しいお話だった
悪い人がいない優しいお話だった。
それだけじゃなく、登場人物ほぼ全員に役目があり、それらが今回の事件の解決に寄与する構成も優しい。
出番の多寡はそれなりに違いはあるものの、立ち絵と名前があるキャラは全員活躍したんじゃないかな。
こういうの、限られた工数の中で作った素材なんだから一切無駄にしないぞ! という強い意志を感じられて僕は好き。
多少の強引さは感じたものの、そんなところまで関係してたんだ、と情報が繋がっていく様が面白かった。
……まあ僕が好きな春日真由美ちゃんがマジで唯一の例外で特に何もなく終わったけど。
メーンヒロインが特殊な能力はないけど知略に優れている設定のためか、このゲームことあるごとに作戦会議が始まる。
情報を整理して既存の知識の中から対抗策を練る件が数えきれないほどあったんだけど、これ楽しい。
特に今作の前半は今までの積み重ねで味方側の戦力多寡を感じる状態で、作中でもかなり楽観的に会議が進む。
徐々に戦力を削られ取れる作戦が減っていく。
そんな中でも、知恵を絞る展開が激った。
とはいえ、所謂「どこでもドア」と所謂「石ころぼうし」が手元にある状態で最後までいったのはちょっと緊張感なかったかも。
ピンチ感を出すならこの二つを真っ先に使えなくすべきだよなあ、とは思った。
特に「どこでもドア」は第一作目から最後の最後まで活躍しっぱなしで、回数制限という縛りはあるものの、ちょっと便利すぎた。
・アーリックさん強い
数少ない、というか一人だけの今作からの新キャラになるルイの義理の兄アーリックさん。
今までの強キャラが魔術に長けたキャラだったのだけど、アーリックさんは単純に体術と筋力が強い。
それでいて魔術に長けてないわけでもないという、魔武両道な素晴らしさ。
今までにない物理的な方面の強さでかなり無双する展開が格好いいんだけど、おバカなところがあって可愛い。
この人主人公でスピンオフは流石に言い過ぎにしても、サイドストーリー一編ぐらいは読みたかったなあ。
弟のルイとの関係性も作中で読み取れる内容だけじゃ物足りなく、もっと読みたかった。
とはいえ元が美少女ゲームであることを踏まえると流石に無理なお願いかな。
・おわりに
事件捜査や謎解きやサプライズ展開などミステリっぽさがふんだんに盛り込まれていた。
主人公、相棒、ヒロインの3人構成のチームで短編連作的な事件解決をする一作目にすごく惹かれたからこそ、この三人の関係性が収まるところに収まったのは良かった。