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2016-09-10

シン・ゴジラ北米版は失敗する

シン・ゴジラ北米版の公開が決まった。しかし、これは失敗することが確実だ。

 

なぜか? すでにシンガポール台湾で大失敗しているからだ。客はほとんどいない。閑古鳥が鳴いている。始まってすぐに、打ち切りが決まった。

 → シン・ゴジラ、台湾興行収入1600万円で終了ww 2ch.net

 → 映画『シン・ゴジラ』シンガポールの反応

 → シンガポールでもシン・ゴジラ公開。しかし観客の反応はいまいち。私もがっかり。

 → なぜシン・ゴジラは、シンガポールで酷評されるのか?

 

その理由は以下の通り。

  ・ 石原さとみ英語デタラメ

  ・ 会議ばかりで、ゴジラの場面は5%しかない

  ・ 会議セリフが多すぎる

  ・ 大量の字幕が読みにくくて大変

 

これらの点は、私が前に指摘したとおりだ。

 → シン・ゴジラの石原さとみは配役ミスだ

 

はてなーは、「英語が下手でも石原さとみがいい」と言っていたが、私は「外国人女優採用するべきだった」と言って、「海外では石原さとみ英語は致命的だ」と言っていた。そして、その懸念が、まさしくシンガポール版で証明された。

同じことは、北米版でも成立する。とすれば、ゴジラ北米版は大失敗すると予想しておこう。この予想はまず確実に当たるだろう。

 

 ※ ただし、字幕版のあとで吹替え版が公開されれば、そこそこ客は来るかもしれない。

   吹替えならば、石原さとみのひどい英語も、まともな英語に置き換えられる。

 ※ 私は次のページも書いた。

    → シン・ゴジラは海外版を作れ

   この方針に従っていれば、かくもひどい大惨敗はしなかったはずだ。

 

 

2016-09-04

フェミニズムとの距離感~「性差別表現」は存在してよい/存在しない

●無条件に「性差別である表現存在しない

「全てのセックス性差別」とフェミニズムの一部が主張している、と俗に言われる。これは半分正しいが、半分間違いだ。

正確には、「マチズモが強く機能している社会においては」という条件下にのみ「全てのセックス性差別になる」という主張である

この条件さえ付ければ、「全てのセックス性差別」という主張は決して間違いではない。

しかし、だからと言って「セックスを滅ぼせ」という主張は、大半の人にとって受け入れられないものだろう。

現にフェミニストの大多数はそのような主張に与していない。

そもそも、そんな主張は受け入れる必要すらないのだ。

なぜなら、変わるべきはセックスではなく社会なのだから

アニメマンガについても、まったく同じことが言える。

無条件に性差別的な言動表現は、存在しない。

仮にある作品差別的だとしても、あくま特定社会状況下で差別的力学を発揮する、ということにすぎないのだ。

から性差別表現を含むフィクションを好むこと」と「性差別批判すること」は問題なく両立する。

どころか、「性差別を含む表現」を好むからこそ、現実での差別批判するとも言えるのではないか

別の例で言い換えてみよう。

「(ミステリー小説など)殺人表現を含むフィクションを好むこと」と「殺人批判すること」は問題なく両立する。

どころか、「殺人表現」を好むからこそ、殺人表現現実殺人へと結びつかないために、現実での殺人批判するとも言えるのではないか

いずれもまったく同じ構図だろう。

それゆえ、性差別に抗議する人が「性差別を含む表現」を愛好しても何ら問題はないのだ。


党派根性論点を捻じ曲げる

言うまでもないことだが、上手く書かれたフェミニズム批評は、正当な批評である

分析の仕方が卓抜で、深く作品を読みこんでいる批評であれば、それは正当に評価されるべきだろう。

しかしその批評の正しさを認めることは、決して批評された表現自体が悪であると認めることではない。

現に古典文学に対するフェミニズム批評は以前から行われており、たとえば『源氏物語』をフェミニズム的に読解する批評などはすでに存在している(興味がある人は探してみてほしい)。

しかし当たり前のことだが、これは決して『源氏物語』が劣悪で評価に値しない作品だということを意味しない。

批評理論は、「ジャンル批評」や「読者反応批評」や「精神分析批評」や「マルクス主義批評」や「文体論的批評」など、数多く存在する。

フェミニズム批評」はあくまでもその一つにすぎないのだ。

フェミニズム的な批判を認める」=「批判された表現をなくさなければならない」

と考えるのは、党派根性に基づく不当な飛躍である

からオタクは、別にフェミニズム批判の正しさを認めても構わないのである

(もちろん他の批評と同じく、低レベルフェミニズム批評まで認める必要はない)。

そしてこれはフェミニズム側についても同じことが言える。

性差別である」ことを理由としてただちに表現を取り下げよ」と主張するのは、基本的には不当な要求である

もっとも、厳密に言えば「表現を取り下げよ」と発話すること自体自由であるしかしその発話内容が不当である以上、当然批判殺到するであろう。

不当な主張をすることは自由だが、その主張に対する「評価」は本人が責任を負わなければならない)


たかも「オタクフェミニズム対立している」かのような構図をでっち上げることこそが、議論の妨げとなるのである

そういった点も踏まえて、後述するように「マンガアニメという表現様式一般性差別である」などという乱雑な主張は退けなければならない。


結論

表現の自由」には責任が伴う、としばしば言われる。

では表現者が負うべき責任とは何か?

それは、己の作品の「評価」を引き受けること、である

辛辣批評、伸びない人気、そういったことをすべて作者自身が引き受けることである(もちろん、低レベル無意味批評無視すればよい)。

フェミニズム的な批判を、何か特殊批判だと考えない方が良いだろう。基本的に、それは批評である

フェミニズム批評もまた一つの評価軸であり、その軸上における評価もまた、作者自身が引き受けなければならない。

そして表現者責任とは、「評価」を引き受けることがすべてだ。

(もちろん、プライバシー侵害など個別具体的な人権侵害等は例外だが)

酷評に耐えかねて、自ら作品を非公開にすることは、確かに一つの選択肢ではある。

しかし、それが強要されるのは決して望ましいことではない。

仮に「ある作品性差別的な効果を発揮する」としても、その効果を止める方法は「表現を取り下げること」だけではないだろう。

「その作品性差別的な効果を発揮している」と論理的に指摘できれば、それだけで性差別効果を止めるには充分である

「この作品における○○○○な描写は、性差別意味を持っている」と評すれば、充分に、現実世界で○○○○することが悪いと告発する効果を発揮できるから

(○○○○には任意性差別描写を当てはめてください)

そしてそれこそが、フェミニズム批評仕事の一つであろう。

批判的言説を生産することによって、ある表現が発揮しうる性差別効果を止めること。これは充分に可能である

批判的言説では飽き足らず、表現自体の取り下げ等を要求することは、(性差別解消につながるかも疑問だが)性差別以外の領域において不合理を引き起こす

(この点については、また別の機会に述べようと思う)。

そして、(あえて厳しい言い方をするが)表現の取り下げを要求することは、批評の力を、言論の力を、見くびる所業でもある。

ある表現へのフェミニズム批評は大いに結構だ。

だけど忘れてはいけない。

フェミニズム解釈妥当性を持つのは、作品外の社会的文脈があるからだと。

変えなければいけないのは表現ではなく社会だと。

そして、これも再度強調しておかなければならない。

「(現在社会的状況において)性差別(と位置づけられるような)表現を好むこと」と「性差別批判すること」は両立する。

どころか、前者を好むからこそ、現実での差別批判するとも言えるのではないか

妥当フェミニズム批評であれば、それは素直に認めればいい。

しかし、そのことだけを理由表現の取り下げや禁止要求することは不当である

同様に、そのことだけを理由に「フェミニスト表現の取り下げや禁止要求している」と早とちりすることもまた不当である

最後に補足を二点

もちろん私は、「マンガアニメという表現様式一般性差別である」などという乱雑な主張には与しない。

たとえば大城房美が指摘するように、「日本少女マンガは、女性が周縁化されてきた20世紀後半のアメリカコミックスの状況を変える一因となった」という側面を見落としてはならない

大城房美編著『女性マンガ研究 欧米日本アジアをつなぐMANGA』青弓社 2015 p.25)。

日本においては、マンガによって女性表現する場所が確保されてきたのである

そして少女マンガ女性表現の源流であると同時に、いわゆる男性オタク向け表現の源流の一つでもある。

以上の指摘を受けて、なお「男性向けオタク表現については性差別である」と強弁する方がいれば、

たとえば佐倉智美先生によるこちらの記事などをご覧いただけると、その主張が極めて一面的で乱雑であることが理解いただけるかと思う。

http://stream-tomorine3908.blog.so-net.ne.jp/2016-04-09_GP-LoLv-5(「ラブライブガルパンフェミニズム評価すべき5つの理由 [メディア家族教育等とジェンダー]」)

2016-08-26

http://anond.hatelabo.jp/20160826210405

同意。そもそも増田は「未経験は分かっているが見込みがあると思ったか採用した」という言葉意味からして軽く考えてたでしょ。

経験でもすごい才能あるんじゃ?と期待してるってことでしょ?増田ポートフォリオのどこにソレを感じたのかは分からないけど、社長なりの「イメージ」が過大にあったということでしょ?

期待は一種の先払いだよね。この時点でハードル上がりまくりなわけで、しかも周囲見れば明らかにレベル高い人らがいて、その中で入社して2週間いったい何やってたの?ってことだよね。ホント、何やってたの?「ゆっくり覚えれば」ってのは、業界仕事の仕方や会社流儀のことであって、デザインの話じゃない。デザイン事務所お金もらえて勉強させてくれる天国だとでも?

でもって、いよいよ最初仕事プレゼンでハッキリと「期待はずれ」まで言われたんでしょ? 練習?は? 仕事に「練習」なんてあるわけないじゃん。でもって、自分でも明らかに周囲とレベルの違うものしか出せなかったわけじゃん。やばいじゃん。もうこの時点で普通に考えたらもうダメじゃん。荷物まとめて田舎に帰るレベルじゃん。それか、

ちょっと待ってください! 実は昨日から39℃の熱がありまして…明日までお待ちいただければ、もう少しマシなものを」

…とでも言えれば、まだ少しは見込みがあるかなと思わないでもないけど、増田は「次頑張ろう」とか呑気に構えてるわけじゃん。もうハッキリ言ってあげるしかないじゃん?

なんというか、デザイン仕事で飯食おうと思うなら、もっと敏感にシビアにならないと駄目だと思うし、判断スピーディーにしないと駄目だと思うわ。酷評された時点で、全力で言い訳するのでなければ、もう言われる前に辞表書くくらいのレベルで。


それからさ、この程度のことにいちいちショック受けてる豆腐メンタルじゃ辛いだけだと思うわ。首になったらなったで「私は逸材なんだ。あの社長少しは目があると思ったがとんだ腰抜けだったな、こっちから願い下げだわ。将来、一デザインで数億動かす天才を逃したわ。3年以内にアイツ後悔させて頭下げさせてやるわ。」くらい思って、もう次の仕事に向けてデザイン始めてるくらいじゃないとだわ。ただでさえ3年遠回りして時間がないわけじゃん。増田には愚痴ることすら贅沢なレベル時間がないわけじゃん。いいからさっさと気を取り直して次行け次。それからくれぐれも「初めてデザイン仕事する」立場で「ちょっと高望み」みたいなところ受けるんじゃないよバカ

2016-08-22

シン・ゴジラ不安

日本国内での大ヒット(?)をうけて、世界各国で上映されるらしいけど、

世界的にみたら興業失敗レベルしか人入らないと思ってる。

前評判を聞いたアーリーアダプター層は観に来るけど、すぐに酷評されて

レイト・マジョリティ層、つまり一般大衆は観に来ない。

そのくらい日本人しか面白さが分からない、言い換えれば、つまらない作品になってる。

2016-08-21

シンゴジラ酷評してる人がズートピアは持ち上げてる傾向が多くて、ゲンナリする

自分からしたらアレは、なんだ安っぽい脚本俗物!って感じなんだけども

今更だけどガルパン劇場版でどうしても気になるところ

ガルパンTV版・劇場版の両方のネタバレを含みます。ご注意ください。

ついに劇場での上映期間が1年を超えることが確定し、留まるところを知らないガルパン人気。

私の周りにも熱狂ファン存在し、もうガルパン劇場版については全肯定で当然といった空気が流れております

実際ガルパン劇場版面白かったです。TV放送からファンだった僕も何度か観に行きました。

まほお姉ちゃん逸見エリカ。最高やな。

しかし、なんというかどうしても気になるところがあるんですね…

本当はちゃんと自分ブログで書くべきなんでしょうがガルパンを全肯定する友人達がとても楽しそうで、それに水を差す勇気も無く、こちらに書くことにしました

大変自分勝手理由でスペースをお借りします。ごめんなさい。

んで、まぁ、その、何が気になるのかというと…

み ん な 軽 々 ス ラ イ ド し 過 ぎ じ ゃ ね ?

劇場版で一番最初にこの手の挙動を見せたのは、エキシビジョンでのクルセイダー。

クルッとスライドしてあんこうチームを追いかけるところなんですが、私は最初見たとき

「え、履帯切れないの????」

と心の中で困惑してました。

TV版黒森峰戦の最後タイマンを思い出していただきたいんですが、

みほ「麻子さん、全速力で正面から一気に後部まで回り込めますか?」

麻子「履帯切れるぞ」

みほ大丈夫、ここで決めるから

麻子「わかった」

このシビれるやり取りのあと、決死スライドで足回り壊しながらティーガーの背後を取り、撃破するわけじゃないですか。

私はこの場面が本当に好きなんです。このときあんこうチームは本当にカッコ良すぎる

もし失敗したら間違いなく撃破されるけど、それを見事成功させて勝利を掴み取るとか最高です。

からこそ、そのIV号よりクイックなスライドをしてそのまま走っていくクルセイダーに最初疑問符を抱きました。

もしかしてIV号は整備不良だった…?

「ま、まぁ最終的にかなり減速してのターンだし、巡航戦車だし、足回りは走行性能定評のあるクリスティー式だし…」

とここは自分を納得させ、続きを見ていきます

その後もちょくちょく気になるところがありましたけど、とにかく一番気になったのは「バミューダアタック」のところです。

だって、パーシングですよ???? 鈍重で現場から酷評されたこともあるパーシングですよ??????

あれがクルクル回りながらなんかやってるんですよね。

ここはとにかく困惑してました。

1. 履帯切れないの? つうか切れろ

パーシングがあんなことして大丈夫なら、どうしてあのときIV号の履帯が切れるの。足回りがぶっ壊れるの

…やっぱり整備不良だったの?????

2. そもそも回転が気持ち悪い

特に予備動作も無く、等速直線運動を続けたまま突然回転しだす姿が気持ち悪かった

整地で助走つけて氷の上に乗り、その勢いで滑りながら超進地旋回したような感じでしたが、いかがでしょうか

ちなみにパーシングは超進地旋回できないはずですし、万が一超進地旋回できてもそんなことしたら駆動系一瞬で砕け散りそう

あの前に何か回転ヨーを生み出す動作確認できるなら、もしくはあの動きが理論可能なら、ご一報ください。謝罪させていただきます

(このバミューダアタックの場面はまだ気になるところありますが、これ以上は触れないでおきます)

この後の最終決戦はドッキドキで細かいことはどうでも良かったので何も言うことは無かったです。

と、まぁ人によってはどうでもいいと思いますが、こんなところが気になってました。

でも、どうしても、これをスルーしてしまうのは黒森峰戦の決死攻撃を軽視してしまうように感じるんですよね…

あくま戦車スライドさせるのは「必殺技」であってほしかった…

最後に改めて述べさせていただきますが、ガルパン劇場版面白かったです。

私が今回指摘させていただいた点なんか、重箱の隅を針金で突っつきまわしてるようなところです。

ここがどうなってようと映画面白さにはさほど影響はないと思います

ガルパンはいいぞ。

2016-07-21

ようやく絵が描けそうだ

小学校低学年の頃は何を書いても何も言われなかったけれど、高学年から中学校時代美術教師

写実絵大嫌い先生だった。

「目に見えるものをそのまま描くなら写真で充分」

が主張であり、それに感化されてか、同じ主張をする生徒も多かった。

そして実際に、写実っぽい絵を描いた人の成績は悪く、モネみたいな絵を描く人が好評化だった。

賢い子はみんなぼんやりしたモネみたいな絵を描いてた。

でもモネはどうしても好きになれなかった。

別に嫌いではない、何かのきっかけで好きになれそうだけど、今のところは写実絵のほうが好きだ。

でも写実っぽい絵を描くと酷評された。

「なんでそんな絵を描くんだ、写真でも撮ってろ。絵でしか表現できない事をやれ」

中学卒業した後は絵を描かなくなった。

社会人になった後、知人の付き合いで絵画を見に行く事になった。確かフェルメール

その時は別になんとも思わなかったんだけど、その後時々一人でも絵画を見に行くようになり、

この間のカラヴァッジョを見ながら、ようやく気がついた。

なんだ、絵画しか表現できない物を描いているじゃないか

写実とか抽象とかは関係ないんだ。

美術先生はきっと写実の絵を描く人に彼女でも取られたんだろう。

今更、ようやく呪縛が解けた。

ようやく絵が描けそうだ。

最高に下手で写実どころの話ではないんだがな。

2016-06-26

分かる人には分かるレビュー

今回レビューするのは「」。匿名性の強さからまれた「増田書き手11人説」というネタを用いて、主要人物を全て増田と括っている一発ネタ出オチ作品読み切りで終わらせる分には「全部同じで分かりにくいなあ」というネタとして消化できなくもないのだが、なんと本作は連載である

さて、本作は一言表現するならば「分からない」作品だ。構成登場人物ネタ面白いかどうかも分からない。誰が誰なんだかさっぱりだし、何をしてるかも意味が分からないし、内輪ネタかどうか判断に困るし、分かったところで面白いかどうか判断に困るし、とことん「分からない」作品だった。分からなくても面白い作品や、分からないことがむしろ面白さになってる作品はいくつかあるけれど、これはそのどちらでもない。分からないし、面白くない。多分、作者本人も面白いと思って書いていないんじゃないだろうか。

まず上述のとおり登場人物区別が困難なので、構成理解するための読者の負担は計り知れない。後ろに(数字)をつけるというみっともない差別化を図るものの、焼け石に水である。そもそも(数字)をつけられても、読者はキャラクターを把握しきれていないのだからからない。もし、ちゃんと理解するなら0話で説明された設定を別ウィンドウで開いて、各話を読むことになるだろうけれど、果たしてそこまでして読みたいと思うような読者が何人いるか(少なくとも私にはそこまでする気力はなかった)。

からない作品だが、コンセプトは明らかだ。「内輪ネタを散りばめた、なんちゃって作品」で、これは最語まで一貫している。なのに失敗しているなら、それはコンセプトが失敗しているからだろう。最近だとアニメにもなっている「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」とかは、ネットスラングを知っていたほうが楽しめる作品ではあるが、知っていなくても楽しめるのは作品構成している主な要素が「内輪ネタ」ではないからだ。

本作の失敗は、内輪ネタを主な構成要素にしたことだ。内輪ネタというものは、知っていなければ基本的面白くない。もし、それを話の主体にすれば、話そのものについていけないことになる。当然、増田を利用しているからといって、はてブ増田で使われているネタを全ての利用者が把握しているとは限らない以上、意図的であろうがなかろうが、この構成は無謀でしかない。

作者が、この難点を理解していなかったといえば、恐らく理解はしていただろう。内輪ネタちょっと捻った表現をして、馴染ませようとしている箇所がいくつかあるからだ。そうすることで、それが内輪ネタだと分からなくても読み進められるように配慮したのだろう。だが、そもそもが「内輪ネタ」を主体にした作品なので、それを理解できない状態で読み進めても面白くない。むしろ、捻って内輪ネタ表現したせいで、本来なら理解できたであろう読者すらふるいにかけており本末転倒である。結果、誰も本作をちゃんと理解して読むことはできない。

総論として、出オチ作品を連載で続けた時点で無謀もいいところなのに、読者に優しくない書き方、内輪ネタの使い方を誤った救いようのない作品だ。仮にそれらを乗り越えて読んだとして、面白いかと問われると、これまた何とも……。批評を書くにあたって全文読んだんだけれど、ツラくて後半は流し読み気味だった。読者にあそこまで負担を強いる構成なのに、それに見合った面白さを提供してくれない。本当に疲れた。仮に評価できる点があるなら、難産で生まれたのが奇形児なのに、それを育てきった作者の根気だろう。むろん、奇形児を生むのもそれを育てる判断をしたのも作者自身なので、同情も賞賛もするものではないのだが。

周りの反応や結果もそれを物語っており、この作品賞賛する人も酷評する人もほぼいない。大半の人にとってそもそも評価対象としてみられていない証拠だ。作者の前作が、面白いかどうかを判断することが容易な程度には読者に優しかった点を考えれば、本作は文章が重たくてそもそも読む気が起きない作品といえる。別に「分かる人には分かる作品自体ダメというわけではない。読者に寄り添わない点ではダメだが、分かる人にはカタルシスを与える点でダメとは言い切れない。問題は本作が、誰にとって「分かる作品」なのか分からないことだ。

2016-06-12

清朝皇帝の存命中評価

研究しているんだが、実に興味深い。

もちろん存命中から否定的評価はあまり残らないものだが、それでも必ず何かはある。

特に外国資料を漁ると必ず出てくる。

どんな名君と言われた皇帝にも何かしら恨みや非難の声を挙げる人々がいる。

というより、名君と言われる皇帝に限って物凄い怨嗟対象になっていたりする。

逆に平凡だったり地味な存在だった皇帝に対しては酷評もまたない。

人に嫌われないように生きることは、言い換えると積極的には何もしないことと等しいのだな、

自己啓発本のような気づきがあった。

2016-05-28

ゲームキャラアイテムを考える仕事

28にもなってそんな仕事への憧れがなくならない。

しろ強くなるばかりである

古今東西、さまざまな神話文学ルーツにいろんな武器名前をつけたい。

教養のあるクリエイターと思われたい。

でもプログラムはできません。数学はとても苦手。

絵も描けません。空間がうまく把握できません。

作曲も無理。

となるとシナリオライターですね。

でもこちらから積極的に動きたくない。

酷評されるのは嫌だし、アイデアだけ採用されて自分は落とされるかもしれないし。

今のうちからファミ通インタビュー攻略本スタッフ座談会の準備をしておこう。

ゲームよりも俺を見てほしいぜ。

アドラー本『幸せになる勇気

自己啓発嫌いのはてな民には酷評されるだろうが、たいぶ面白かった。

賞賛要求からはじまり無能証明に終わる承認欲求の末路とか、たんなる教育論を超える人間理解視点を得た気がする。

結局、他人と分かり合えないことを前提に、いか他人共感を示し、ときに折り合いをつけるかってことが人間関係のすべてなんだろう。

あと、「特別でない自分を受け入れる」ってのは、競争でとかく特別であることを問われる現代社会でこそ活きる考え方だな。

とにかく面白い本だった。必ずもう一回読みなおしたいレベル満足度☆☆☆☆☆。

2016-05-16

http://anond.hatelabo.jp/20160516195833

当事者じゃない、高みの見物だけど、岡部氏vsアンチで、例の教育者らしい東北大の先生解説があまり役に立たなかったのは事実

また、岡部氏に酷評されている例の教育者らしい先生のまずい説明拡散されているならば、しっかりとした批判を加えることはよほど教育者らしいことをしていると感じる

こう書いたらまた本人扱いされるんだろうが、それでも別に良いですよ(笑)

2016-05-13

支離滅裂

デビルマン映画。見たことはある。ひどいといやあひどい。ひどいのは認める。

だけど、ネットでみかけるようなあそこまでひどく叩くのはよくわからない。

俺は、クソ映画だとは思わない。普通の、日本で作られた映画。真面目に普通映画だと思う。

すごく異端な考え方だけど俺は本気でそう思う。

色んな意見批判は見てきた。でも俺の考えは変わらないと思う。どんなに原作をほったらかしにしていても、わけがからいくら

酷くても、俺にとっては普通映画。一応、デビルマン原作漫画も読んでます。それでも普通映画

恐らく日本でもたった1人だろうな、真面目にあの実写版デビルマン普通映画だと思う人間は。

デビルマン以外もそうだけど、実写化に対する叩きは当然のごとく続くだろう。俺が思うのは簡単実写化されちゃうくらいの程度の認識なんじゃないのかな、それらの作品。言い方がすごく酷いけどそんな風に思っちゃう。金儲けに使われてしまうくらいまだまだ認識が甘くて魅力が伝えきれてない未熟な作品なんじゃないのかと。これは酷い考えだな、自分でも軽くひく。

実写化映画に対して酷評した某方がいたけど、あの人ただ叩きだけにしか見えない。専門が日本映画特に時代劇とかじゃなかったっけ。間違ってたらすまないけど、なんか目立ちたいだけの少しちゃんとした批評ができる子供に見える。時代劇が廃れてるのを憂いてる割にはなんともねえ。そこまで有名なんかなあのおっさん。聞いたことのない名前だし。まあ普通に生きてりゃあんな人とは出会わんだろうし。

なんか支離滅裂のまま思ったこと書いてたけど。まあ駄文なんでね。

やっぱりろくなことないな、こういう事に関しては。真面目に生きる方が楽だな。

2016-05-09

http://anond.hatelabo.jp/20160509034836

WIXOSS少女が多い脚本で、女性ならではのどろどろ描写絶妙

全然

俺は女性漫画家脚本家好きな人はたくさん居るよ

岡田ダメ

こいつのどろどろは表面ばっかりで話の中の流れが無い

キャラがたくさんいることで噛み合い影響しあうってこともない

キズナイーバーの今週も赤い髪の子がキレたけどべつに初回となんにもかわってないんだよね

たくさん新キャラ出して変な体験たくさんさせて、内面なんにも変わってない

キズナの面々と一緒に居たことの意味が出てない

やすっぽいキズナシステムじゃなくて人と絡んだことの影響出さなきゃドラマじゃないでしょ

話にならない

アニメ業界人達は恥ずかしく無いのかなこんな酷い人がトッププロ的な立ち位置にいて

オルフェンズ?

なんか見てないでいうのもなんだがなんか酷評多いぞ

脚本に関するものが多いな

見てると俺が感じたのと同様の不満みたいだ

話の本筋がしっかりしてないのに変な脇道シチュばっかでしかキャラが動いてない変化しないっていう


追加分見たけど

脚本家の持つ権限なんてたかがしれてるんだから監督など周囲の人のオーダーを受けて脚本を書くだけなんだから

アニメおもしろさがすべて脚本家由来だとは考えないほうがいい

それはわかる

でも原作 TRIGGER おかだまり

っていう表示だと設定・構成からガッツリ関わってるんじゃないの?

つーか、いや、ただの1話の脚本だとしてもこいつの脚本おかしいよ

とにかく話に流れってものがないのよ

見せ場は一本調子に吠えさせるだけでさ

吠えてることもずっと一緒で

2016-04-25

無難なのでいい」とか言っちゃう日本は危ない

オリンピックエンブレムA案に決まってホッとしている。ここ数年のオリンピックロゴの中でも個性があってなかなかいいと思う。俺が一番嫌だったのはB案。なぜなら無難でありきたりだから。でも、エンブレム案の発表時、Twitterなどでは「ここは無難なB案で」という意見がかなりたくさん集まっていて、正直大丈夫かなと思った。

百歩譲って日本国内イベント用のロゴなら無難でもいいかもしれない。でも、オリンピックのような世界に向けたイベントで「無難ものでいい」とか言ってるのは国民意識としてかなり危ないと思う。私たち世界規模の競争の中で生きている。積極的自国個性を出し、商品を売り、観光客を呼び、稼いでいかないといけない中で「無難」なんてトンデモナイ。いかに目立つか、いかにハッタリをきかせるかはすごく大事なことだと思う。

不景気が長すぎたせいか、最近日本人はすぐに無難な方に流れようとする。目立ちすぎないように手堅くまとめてしまう。でも、その意識国外に持ち出すとあっという間に競争に負けてしまうと思う。数年前北米ベストセラーカーであるシビックモデルチェンジした時、その前の世代と大して変らない無難デザイン機能メディア酷評されてしまった。一方、同じタイミングで登場した派手でわかりやすヒュンダイエラントラには支持が集まった。(慌てたホンダは僅か一年シビックを派手にデザインし直す羽目になった。)その反省を踏まえて今年モデルチェンジしたシビックは、かなりハッタリをきかせたデザイン機能採用した結果、日本車として8年ぶりに北米カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。

よく「経営グローバル化がー」みたいな話を聞くけど、俺は日本人の「無難でいい」という意識グローバル化こそ必要だと思う。「衰退していく国だからしょうがない」「ハッタリきかせる金はない」とか言う人もいるだろうけど、衰退し金が無くなるこれからからこそ、もっとハッタリをきかせて世界を驚かす発想や工夫を創りだしていくことが必要になるんじゃないだろうか。

2016-04-18

宇多田ヒカル花束を君にってすごく酷評されたけどiTunesランキング1位やん。

批判厨の意見って地震予言者レベルに当てにならんね。

2016-04-16

[]よくある質問

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.絶賛される作品があると、必ず「そんなことないよ」とか「それほどでもないよ」と割り込んでくる人が必ず出てくるのはなぜですか。

異端アピール説が有力だが、今回はちょっと別の切り口で攻めてみよう。

私はそんな人間を「オートバランサー」と呼んでいる。

物事には多少の偏りが出るが、それがあまりにもいきすぎるとバランスを保とうとするんだ。

アナと雪の女王」は覚えているかな(忘れようと思って忘れられるものでもないが)。

私も観にいって「これは素晴らしい作品だ」と当時思ったよ。

その熱を保ったままネットレビューや、関連動画渡り歩いた。

そして、それがしばらくすると不安になってくるんだ。

上映から数ヶ月たっても、動画サイトでもレリゴーレリゴーTVメディアレリゴーレリゴー

「もういい」と思ったね。

今の私にとって、あの名曲騒音と成り果てた。

作品のものは変わらないのに、人の評価は移り変わっていく。

人は食べ物に限らず、同じことを繰り返せば繰り返すほど嫌悪感が増すからだ。

コンテンツを消費している」という言い方があるが、その弊害がまさにこの現象だと私は考えている。

「オートバランサー」はその流れを緩やかにするわけだね。

彼らは酷評されまくる駄作に関しても出てくるので、その点で平等だ。

だが、彼らは中立的でもないし、客観的でもないんだ。

絶賛する人、酷評する人と同じく冷静ではない。

「偏った現象」と戦うことに必死からね。

はいえ、作品というもの評価対象で、だから賞賛批判もある。

それらを発する個々の動機だけで是非を語ることにさして意味はないが、汲み取るべき部分があるのならば耳を傾ける価値はあるさ。

まあ、そんな高尚な心構えで常に臨むのは疲れるがね。

Q.周りの友人たちは「YESかNO」といった議論でよく盛り上がります。私はその度に「人それぞれだろ」、「ケースバイケース」というのですが、彼らは聞き入れません。

君がそれを他者に納得させたいなら、少なくとも「なぜその結論に辿りついたか」くらいは、順序をおって説明できないとダメだね。

どのような高尚な理念で「人それぞれ」、「ケースバイケース」だと言っているのか分からないから

YES側」も「NO側」もやっているのだから、君だってそれくらいしなくてはな。

前の質問で私は、絶賛されたり酷評されまくる作品にたいして「それほどでもない」という人間を「オートバランサー」といったのを覚えているかな。

ただ、保たなくてもいいところでまでバランス行使する人間を、私は「均衡の執行者」と呼んでいる。

そして、彼らは中立的意見を「YESかNO」より尊いものだと信じているんだ。

YES側」にとって最も敵対すべき相手は「NO側」。

「NO側」にとって最も敵対すべき相手は「YES側」。

だが、両者にとって最も邪魔なのはYESでもNOでもないのにしゃしゃり出てくる側」だ。

でも、君はその域にすら達していないように見受けられる。

「人それぞれ」、「ケースバイケース」だなんてことは、ほとんどのことにいえるから、誰だっていえる。

大した段階もなしに、その結論にたどり着くのは何も考えていないのと一緒さ。

それを踏まえたうえで、「YESかNOか」議論する意味をもう少し君は考えるべきだな。

学ぶべき教訓はこうだ。

「賢人は必ずしも中立にいるとは限らない」

その上で、なお「人それぞれ」、「ケースバイケース」といえれば今日から君も執行者だ。

2016-04-05

卒論オタク性格の悪さを統計で出したヤツがいた

色々なアンケートをとったところ、全ての項目、特に他人評価する項目でオタク一般人より酷評をするという結果になっていた。

対象人間は4000人という学生にしては大規模な調査での結果。

オタクが嫌われる要因はここにも有りそうだよな。

2016-03-02

星を追う子ども」を最初に観たときに、あっこれ完全にシュナの旅引用だって見ながら思って、そうだよ宮崎駿ってホントいいビジュアルをつくるんだよね〜、新海誠はよく分かってんじゃん!コピーうまい!というあたたか気持ちで観ることができたんだけど、周りのオタクの人たちの酷評をきいて、確かに一貫して通してみると、シュナの旅っていうベース意識しなかったらひでぇ映画だったかもなという気持ちになり、それ以来通してちゃんと観てないです。

2016-03-01

セブ山氏が乳を揉む記事がとても下品

不快だし勢いだけで仕上げたような面白味を感じられない見るに堪えないものだったので、これはさぞかし酷評だろうと思って皆様のブコメ拝読するに概ね好評か苦笑い程度だった。

ひょっとして自分感覚がズレているんだろうか。

2016-02-28

青二才News "Pics"に進出するも大学生記事Disられたためアカウント晒しで対抗

News PicksじゃなくてNews Pics なら仕方ないな

ニュースピックはてブみたいな辛辣コメントを貰ったと思ったら、大学三年生だとさ。感想文とか書かれたけど、一ミリ感想文っぽく書いてないんだけど…

いや、君に響いてないだけで、君もいずれわかるネタからな?これ。

https://twitter.com/cimaziro

はてブ高学歴な年配者にディスられる覚えはあっても、News Pics意識だけは高い大学生にディスられる覚えはない。フォーマットメディア的じゃないだけでクソ記事だの感想文だの言われる覚えはない。

あーすげー頭にきた。このフォーマットに誇り持ってやってるだけにキレるしかない

いや、はてなインテリ共でも、伊藤計劃クラス罪山罰太郎クラスの人でもない限り、僕のレベルならをバカ記事呼ばわりされる覚え無いですよ。

あのクラスの、はてな民を知恵で殴って手名付けられるクラスの人じゃないかぎり

なんというか…あまりにも的外れかつ唐突酷評をされたものからあんぐりしましたよ…

ハイコンテクスト煽り合いを人とやりあって、メンタル回復する。いや〜知り合いからいじられる分には笑ってボケをかましてしまう辺り、僕はやっぱり関西人なんだな〜。

ブログやってて思うんだけど…最近の子は「文体」がないんだよ。癖のある本・言い回しがある「毒」は取るべきだと感じるんだけになぁ〜

ちなみに、青二才文体は「椎名林檎清水義範太宰治鋼の錬金術師陣内智則」で基礎が形成され、そこに運営していくうちに「00年代ニコ動mixi大泉洋マツコ・デラックスメンヘラ女子」が混ざってあの文体になりました

登録してないから確認できんけどNews Picksに進出しようとして自分のこと知らない人からバカにされたら「はてな青二才様を知らないのか」ってやっちゃったってことけ?

自分が書いた記事批判的なコメントをつけた人間ツイッターまで追跡して晒しあげるという老害マウンティングすげえな。

しかもこんな若者に対してもエアリプ。もうダサいなんていう言葉では表現できない。言葉にならない

https://newspicks.com/search?keyword=%E9%9D%92%E4%BA%8C%E6%89%8D

チェックしたけど特に変なコメントなかったのでどのことを言ってるのかわからん

青二才がぶちギレてるやつってもしかしてこれけ?

これがそんなに目くじら立てるようなことなんけ?

青二才がほかの人の記事につけたコメント全然レベル変わらないんじゃないけ?

https://newspicks.com/user/940682/?t=picks

自分無責任コメントしてもいいが他人が俺の記事に変なコメントつけたら晒しあげてやるぜってことけ?

精神年齢小学生け?

あと「はてブ高学歴な年配者にディスられる覚えはあっても、News Pics意識だけは高い大学生にディスられる覚えはない。」って誤字け? Picsてなんなのけ?

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