はてなキーワード: 背中とは
35歳、妻子持ち。
年1、2回目地方から東京に出張に来て、夜は大学の頃の友人と飲むのが習わしである。
妻は好きだし魅力的だが、子供ができてからセックスは「年」2回するかしないかって頻度で、もう5年くらい経つ。
妻の性欲は少なく、全然平気らしい。子供生まれる前から、そんなに高頻度だったわけでもない。
てなわけで、我がイチモツから放たれるソレは、もはや何の役割も与えられず、専らPC画面とにらめっこしながらトイレットペーパーに吸い込まれていくだけなわけ。
って話をしたら、そいつは男の人生としてあんまりじゃねぇかと。
世には性風俗という一大産業があり、君みたいな職も稼ぎもある人間が正当に対価を払いそういうのを利用することにより、金は回り不倫のようなリスクは皆無で家庭も安泰、そして経済も回り世は泰平に成り立っているんじゃあないかと。
休日は美術館行って美味い飯食ってピンサロ行って舞台見て呑んで帰ってくんのが、大人の男の文化的な過ごし方ってもんなのよと。
それを聞いて、まぁこの子ったら、なんてまぁ都会っ子になっちゃったのかしら、東京は怖い、怖いと思いつつ、その時は酒も回ってたし、遅かったからさっさと宿帰って寝たんです。
それが昨日の夜で。
今日の予定は午後からだったし、一念発起して行ってみることにしたんすよ。
つっても、ホテルの中では結構長いこと葛藤してしまった。金がもったいないし、妻に悪いし、女の子に悪いし、何やかんや疲れてるししんどいし。いろいろ難癖つけて逡巡していたが、スマホでぐだぐだ店の口コミ調べてたら最終的には興味(失礼、性欲)が勝っちゃった。だって男の子だもん。
さて、午前11時。
五反田駅は仕事では来てたけど、こんな店がこんな密集してたとは知らなかった。いや、ほんとに。こういう発言って、全然信じてもらえないんだけど。
明るくてひとけがないのに看板はギラギラ。ボーイさんの目もギラギラ。かといって地元の夜の歓楽街のように、ウザい声かけをされるでもない。
スマホで見繕った有名店はすぐに見つかり、意を決して中入ると先客もちらほら。
前の人の受付の仕草をつぶさに観察しつつ、自分の番が来るのを緊張して待ち構える。
そして用意していた定型文句「2回転、指名なし、クーポンあり」を無事再生し終わると、「指名しても500円しか変わんないっすよ」と言われ、想定外の流れになり、固まる。
5人位の写真見てもみんな綺麗だし、経験に根ざした審美眼もなく、とっさに一番年輩の子(28歳)にした。
支払いは食券販売機みたいな感じで、なんか妙に感心した。暗いし、手渡しで揉めるの回避してるのね。
すぐに狭いブースに通され、掲示物やら備品やらをしげしげと観察して待つ。
安室奈美恵が流れる中、ボーイさんがマイクでなんか言ってるけど何言ってるか全然わからん。これみんな聞こえてんのかな?
結構待った。というか、落ち着かなくて長く感じたんだろうか。全然来んから、忘れられちゃった的な?いきなりそういう試練??とか思ってたら、やっと来た。
現れた女の子は、ぽっちゃり体型かつ小柄な人だった。写真とは、端的に、違った。
違ったけど、悪く言う気にはならなかった。ちょっと残念な気持ちがあったのは事実だけど、人の容姿を貶すのは例え金払ってても気が引けてしまう。
旅行が趣味という彼女は、何処そこから来たと言ったら「行ったことある!」って、盛り上がって。
しばらく旅のこと、自分の街のことを話した。受け答えの的確さ、行動の賢さからして、30代では?と思った。
不意に柔らかい唇でキスをされ、なんか笑ってしまった。妻とキスするときも、いつもそう。クスッと笑ってしまう。恥ずかしいのもあるけど、妻も笑うので、笑う癖がついちゃったのかも。
これまで4人の女性と付き合って、3人とはキスをしたから、この人は4人めかぁ、などと妙な感慨にふけっていると、じゃあ始めるねと告げられ、ベルトを緩められる。
で、固まって見てたら、ズボンを脱ぐよう促される。そらそうだよね。勝手に浮かないよね、尻。
そして、彼女は服を脱ぎ、なぜかパンツも脱ぎ、あー、いよいよか…と思うも束の間、冷たいのごめんねって、丁寧に消毒され、咥えられた。
そこからの上下動?複雑な動きはすげぇとしか言いようがない。どうやって練習してるんだ?って、諸兄のナニを毎日していらっしゃるのだから、そこはプロフェッショナルだよね。
と言うか、各々方により日々鍛えられた結果を、悠久の時の重みを、いま私は享受しているわけだ。
ありがとう先輩諸氏。
もちろん勃ちました。
で、気持ちいいか悪いかと言われたら、そりゃ気持ちはいい。いや悪いけど、いい。悪い?なんかよくわからん。
そして、どこか現実感がない。
連日の疲れもあるのか、なんとなく体調も良くない感じしたけど、明らかに、性欲が弱い。弱々しい。
一生懸命してくれてるんだけど、萎んでいくのが分かる。
どこ触ってもい良いよって言ってくれて、お言葉に甘えて大きなおっぱいを揉んでも、太ももに触れても、肌は綺麗でスベスベです、っていう触覚情報が入るだけでなんか作業っぽくて。
結局そっと抱きしめる感じで落ち着いた。落ち着いちゃった。
いやー。すごい疲れたまってるんだわー、だめですねー、ごめんねって。
すごい気持ち良いんだけど、ごめんなさいって。言ってしまった。
彼女は笑っていた。でも、なんか意味わかんないんだけど、ヘコんだ。
あなたに魅力がないわけじゃなくて、こちらのコンディションの問題なのですよって、別に相手はそんなの気にしてないと思うんだけど、そんな事口走ってると余計に萎えてくる。
そもそもフェラが好きじゃねえんすわって言いそうになって、しかしそれを言っちゃあおしめえよってもんで、そこは我慢して、グッと押し黙って、ニヤニヤ。アホか自分っ。とか思いながら。
時間が来て、交代になった。
バイバーイって明るく去る彼女の背中を目で追い、脱いだズボンを元に戻した。
もらった名刺は、持って帰るのは嫌だし、でもゴミ箱に入れるのも嫌で、机の隅っこに裏返して置いたままにした。
次に来た子はすごく可愛かった。
背が高くて、すらっとしていて、目も大きくて。
タイプだなと思った。制服着てたんで、学生の頃、こんな子と付き合ってみたかったなって。
いや、妻には妻の良いとこあるから、それを差し置いてってわけではないんだけど。なんだろう、それとこれとは別っていうか…まぁいいよ。これだから男はクズいって好き放題言ってくれよ。構造上の問題だから。
ともあれ、まじかー。こんな子にしてもらうのかーって、嬉しくなった。
だが、それも長続きしなかった。
さっき出したの?って聞かれ。
いえ、出ませんでした。と答え。
にもかかわらず、この有様なわけで。
お前何しに来てんだよって感じで。
なんかもうすみません。
いいよいいよ、せっかく来たんだから出してあげたいよって、ちょっと低めでハスキーな感じの、それもチャーミングな声で言ってくれるんだけど。
んで、それこそ手を変え口を変え?色々してくれるんだけど。もちろん勃つには勃つんだけど、長続きしないの。
もう、ごめんね。
やるだけやってくれてて、それでこの結果で、もう気にしないでって。
いや、それこそ気にしてないと思うけど。
もうダメだから、おっぱいに顔を埋めさせていただいて、よしよししてもらった。なんか泣きそうになった。
遠くまで来れる、金を払える、勇気を出せる、赤の他人に開陳できる、勃てども出せぬ、あぁ、いろんな意味で、おじさんになったんだなぁって。
そして、こうやってEDになってくんだなって。で、あの新聞の社会面の下の方の意味わかんねー薬買うんだなって。
でも、もう子供二人いるし、これ以上は無理って妻も言ってるし、それはそれで都合いいのかもしれん。
この薄暗くタバコ臭い空間に、一日中居るよって。すごく疲れるよって。
いよいよ切なくなってきた。
この子にも親がいて、幼少期があって、ちょっとずつ大きくなって。
うちの娘(3歳)、保育園に毎日抱っこして通ってるけど、正直、この子のようなバイトして欲しくないなって。
とか言いながら、おめーみてーな奴がノコノコとやって来るから、この子はここにいるんだろーがって。
お前が欲した世界じゃねーかって。へへ。なんも言えねー。
ありがとう。ごめんね。
って、3回くらい言って店を後にした。
笑ってくれ。
たぶん、自分がただただウブなお坊ちゃんで、大事に育てられ、当たり前のように人に愛されてきた、幸せな田舎者なのだと思う。
それが稀有なのだ、当たり前でなく、恵まれてるだけなんだってことが、この歳になってつくづく分かり始め、またそれを知らずに来た自分を恥じるわけです。
とかなんとか言って、センチメンタルな初体験に昇華しようと試みつつも、人が多いのにどこかうら寂しいこの東京の、この空気にただ呑まれて、萎縮したんだと思う。気持ちも、股間も。ちいせー。ムスコがじゃなくて、人間が。
でも、今、帰りの高速バスで、抜けてないから、抜きたいんですよ。
ふたりとも、可愛かったなって。なんか脳内にこびりついてしまって。
少しだけ服についた香水の残り香が、たしかにさっきあんな経験したんだなって。また行きたいなって。
そんなこと相反したこと思う自分が情けない。モヤモヤして寝れない。周囲のお客様、安心してください。ムラムラはしていないので。
もう、なんなんでしょう。性欲って。
鬱陶しいったらありゃしない。
みんな(特にセックスレスな既婚者は)どうやって付き合ってるんだろう。
でも、行かなきゃよかったとは、思っていない。
かまってちゃんとは違うんだろうけど、なんか書類読みながら一人でやたら大きくうなずいてたり、
びっくりしたのか一人で背中反らせてたり。
可愛いと言えば可愛いのかもしれないが、50代の禿げたおっさんにやられてもおれはどういうリアクションとっていいのかわからなくなるよ。
今宵は、めだかの種類や購入先についてお話してみたいと思います。
これまで飼育してみて、白メダカが一番育てやすかったです。近所のアクアショップで買ったのが丈夫でした。丈夫というはズボラな管理をしても生き残ってくれたということであり、いろいろな偶然の産物なのかもしれません。ほぼ同じスコアで楊貴妃メダカがランクインです。
費用対効果が悪かったのは、白幹之(みゆき)メダカです。強化ブリードセットを取り寄せてみましたが、1カ月で昇天。そのあとも何セットか注文しましたが屋外ではうまくいきません。もしかすると販売元では屋内飼育でヒーター入りなのかもしれません。オロチや黒龍などの極黒色系のメダカも費用対効果的に微妙かもしれません。
通販>近所のアクアショップ>(越えられない壁)>ホームセンターのアクア売り場
のような感じがします。しかしながら、ホームセンターのアクア売り場の責任者の人が売り場の裏で繁殖しているような店だと近所のアクアショップ並みの実力となるお店がまれにあります。これは、人づてで情報をゲットするしかありません。
まとめると次の表のようになります。
白 | 楊貴妃 | ヒメダカ | 青 | 黒(ノーマル) | 黒(オロチ系) | 白幹之 | 青幹之 | 紅白 | 三色 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
通販 | ◎ | ◎ | △ | 〇 | 〇 | △ | △ | 〇 | 〇 | ◎ |
アクアショップ | ◎ | 〇 | △ | 〇 | 〇 | △ | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
ホームセンター | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | - | - |
◎=育てやすく繁殖力強い 〇=星になりにくい △=星になりやすい -=取り扱いなし
高い値段の最大の理由は、選別後の歩留まりの悪さです。稚魚が10匹育って、親と同じ姿になる子が1匹しかいなかったとしら、100円のめだかが1000円になってしまいます。幹之、紅白、三色などは、親と同じ模様が出るとは限りません。幹之では、背中の光のラインが頭の先端から尾まで続いていると値段が跳ね上がります。その逆に背中の一部で光のラインが止まっていると選別漏れとなり値段が下がります。紅白や三色では、白、赤、黒のバランスで値段が変わります。1500円や2500円のような値段が付いているので、20匹に1匹くらいの割合で選別されている可能性があります。
ほとんどのヒメダカはエサ用だったりします。ホームセンターやショップでは、肉食魚のエサとして売っていたりするとあまり状態がよくありません。メダカの寿命は天然では1年と言われています。人為的に飼育すると2から3年に伸びます。アクアショップで大き目のメダカが売っていることがあります。大きいイコール、年寄りのメダカの可能性があります。ショップで自分で選べるときは、小さ目で捕まりにくいのを狙うと若くて強い個体をゲットできます。
これまでの飼育歴から得られためだかの種類と丈夫さについて知見をまとめてみました。通販ものの白と楊貴妃が丈夫という結果になりました。今、おすすめするなら、楊貴妃か白を20匹まとめて通販で発注してスタートするになります。ついでにタライも5個くらい買っちゃえといきなり初期投資が増えますが、最初によい生体を手に入れて、大きな容器で余裕を持って育てるのが、全体的な飼育のハードルを下げることにつながることは間違いないです。
ではではー。
夫の様子がちょっと気になるんだけれど、こういうのって、よくあるんだろうか。
帰宅はそれほど遅くなくて、だいたい20時ごろには帰ってくる。
7時前には家を出て行っているから、それでも早いってことは無いと思うが、平気そうに見えるし、本人もバランスが取れているような風に言っている。
前の会社は、6時前に出て行って終電を逃して帰ってくる感じだったから、麻痺しているような気もするけれど・・・。
夕食は、それぞれで取るので、私も会社帰りに済ませることもあれば、作っておくこともある。夫も、夕方に先に食べてしまうこともある。
特に、早めに帰ってきた日は、家で仕事をしているらしく、書斎的な部屋(ふたりのデスクがそれぞれあって、あと本棚がある。)に入って、何かやっている。
そういう時は、私もリビングでのんびりしたり、勉強したり、バターロールを焼いたりしてる。
各部屋(寝室、リビング、書斎的な部屋)は、玄関の空間を通じてつながっているんだけれど、夫は常に、扉をきちんと締める。
たまに、「絶対入ってこないでね、ちょっとの間」と言い残して仕事をしにいくときがあるので、会議かなにかしてるんだろうな~とは思うが、その割には静かなのが気になる。
iPhoneとパソコンがあればテレビ会議が出来るらしく、一度リビングで電話会議しているのを目撃したけれど、書斎でもそんなにしょっちゅうテレビ会議しているのかな?
ドアを開けると、デスクに向かっている背中が見える位置なので、ちょっと覗いてみたい気もするけれど・・・
BBC(でしたっけ?)に映った政治学者さんの家族(でしたっけ?)みたいな扱いになるのは恥ずかしいので、今のところやめておいているけれど・・・
何なんだろう?
欲しくなるかはわからないけれど、車があると何かと便利というシーンはある。
ほかの増田も言っている通り、子供が小さければ小さいほどとにかく荷物が多い。着替え(おむつ及びおむつを替えるためのマットを含む)+食料+飲料(お湯も魔法瓶で持ち運ぶ)で手提げかばんは一ついっぱいになる。通常食になると荷物が減り、トイレトレーニングが終わるとさらに荷物が減るんだけれどそれまでは相当多い。
子どもがそもそも重い。半年くらいで10kg弱になる子供もいる。ベビーカーをどこでも使えるわけではないので、その重りを下げたままの移動になる。成長しても寝られると10kgオーバーを抱えて歩くことになる。子供が幼いと背中スイッチが反応する。
子どもはよく泣く。親としてはうるさいと思われていないかなとすごく気を遣う。泣いても放置している非常識な親だと思われていないか、虐待をしている親だと思われていないかと気を遣う。
子どもは車酔いする。タクシーだと急いで目的地に向かう練習ばかりしていて、急発進・急停車当たり前。揺れの少ない運転なんてしないから、自家用車よりもずっと酔いやすい...と思う。
必要ってなんだい?
どうしたらいいのか誰にも決められないんだと今更わかる。
寂しい、さびしい。ううううううう凍える辛いよ。
だからこそ何処にも行きようがない助てうるせえ てよ誰をさ。全部かかえて抱きしめてくれるのは自分しかいないだろう。君は誰かね?いいのかい?
何を求めてるのか。金で解消できれば。そうしてなんにもできないまま死ぬことができればどれほど楽だろう。いいだろう。
いいだろう。
くそう。こんなになって這いずり回って格好つけて死ぬことができれば良いのに。ランドセル背負う。短い脚で駆けずり回って短い腕で探してドコモにもあること。生さ。死、助けておくれとあの頃のオレが言う。泣き続けて。誰にも言わずに。
48になって書いてるオナニー哀しい。哀しい。悲しい。恥ずかしい。どこまで行けば納得するんだろうオレは。嘘だよこんなの。
はああ。あああ。
あれだな。もしかして打ってると関係ないのか?酒なのか?わからん。
シラフのオレはこの文章を見て読んでなにを思うのかね。哀しくて涙するのか、こじらせたまま寝転がるのか。背中が辛いのに。マットのバネがビンビン鳴るよ。辛いよ。そんなことは求めてないのに。
こないだシンバで「金を出してささに飲ませたからあなたの味方をしてんるでしょ!あなたの意見を金でかってるんでしょーー!!」と騒いだカマなのかゲイなのか、ともかくダサい悲しい切ないオジサンがいてどうしようもない。かなおと同じなんだよ。もうどうしょうもない位話すことがない。あああ。
こうやって何かを書くことで、打ち込むことで平穏を得ることができるのはありがたい。誰も死なず、怪我することもない。それだけで静かに過ごせるだろうあなたとオレ。ゆっくり時が過ぎる。
せめてドアは閉めて。外は明るい。
だめかね?ダメなのかね?
そうしてオレはどこかに連れて行かれる。悲しい。絶滅するほど哀しい。
もっともっともっともっと縋り続けて生きたいんだ。だれの庇護もなく責めもなく嘘もなく。そんなわけにはいかないのはわかっちゃいるから夢なんだろう。夢。どこにも捨てることのできない夢。あああ。えあああ。泣きたい。誰かの胸に飛び込みたい。目の前のお前じゃないんだ。なさすぎるんだ。どうすんだ。
いないと思ってるカップルつーか女がウザい。主人公なんだその人は。どこにいても「お前と〜」と呼ばれてもそれでも喜ぶのはなんでなんでなんだ普段は怒るのに。
こう考える事さえも外れているのか?そうなのか?どうしたらいいんだ?わお。
苦しむのは勝手だよ。自業自得だよと丘の向こう側の俺が言う。遠いな。届けようと必死なんだ。あの、あの、あの頃の君たち、お前たちが物凄く、力強く駆け足でどこか遠くの丘へ駆け上っていく。それを見ているばかり。手を振ると気づいたら泥に手を付き、まとわりつく粘土を舐めてしかんで涙するばかり。ああ。あああ。どうすればいいんだ。よう。どうすれば。
世の中って明るいなあ、楽しいなあって思った。脳みそ震えるくらい。
真実じゃなかったのかもしれないけど真実を含んだ未来をウルフルズは私にくれた。男は女はうるさすぎたけど。
もし今、ウルフルズが世の中になにか訴えるような曲をつくるならなにをつくるんだろうね。
ガッツ出しても飢えるし、可愛い人に利用されるし、死ぬまでハッピーでいるためには死ぬ気で2000万集めたいけど無理っぽい。私ウルフルズにもう一回背中をぐっと押してもらいたい。
吉野家コピペが世に出てから18年経ったらしいが、吉野家はいまだに殺伐としている。
働き盛りの男に合わせた高さのテーブルと背もたれすらない椅子。背もたれもハンガーもないので冬には上着を脱ぐことすらできない。
食券による前払い制ではなく手渡しでの後払い制なので、せわしなく行き来する店員をうまく捕まえなければ食べ終わっても合法的に店を出ることことすらできない。
松屋の食券販売機をタッチして「ペボッ」という間抜けな音を出すのより、吉野家の店員に「牛丼並、Bセット、卵」と簡潔に伝える方が好きだ。
何種類あるのかもわからないたくさんのドレッシングが並ぶ松屋のテーブルより、醤油と七味と紅ショウガしか置いてない吉野家のテーブルの方が好きだ。
今日は牛丼を食べるぞ、と思ったときに探すのはやはり吉野家なのだ。
背もたれのない椅子によじ登り、やたらと高いテーブルにしがみついて牛丼を貪る老人。
せわしなく行き来する店員に何度も無視され、やっとの思いで店員を捕まえて会計を済ませる老人。
よろよろと椅子から降りて、カタツムリのような速度で自動ドアまで移動して店を出る老人。
見ているだけでいたたまれなくなる。これは未来の自分なのだろうか。
家で自炊もできず、もう少し居心地がマシな店に行くだけの金も持たず、殺伐とした吉野家で380円の牛丼を食べるのが自分の未来なのだろうか。
むしろ380円の牛丼を食べることすら贅沢になるのかもしれない。椅子すらない立ち食いそば屋でかけそばを食べる毎日になるのかもしれない。
何かの拍子に体調を崩したら外食も自炊もできなくなり、そのまま孤独死するのかもしれない。
肩で息をしながら吉野家のテーブルにしがみつく老人を客は誰も助けない。当たり前だ。
吉野家は牛丼を食べる場所だ。店員を相手にする注文と会計が客に要求される唯一のコミュニケーションだ。
だからきっと数十年後の自分を誰も助けない。俺はそれを想像して震える。
散らかった部屋から決死の覚悟で出かけて、炎天下のアスファルトを這いずり回り、吉野家のテーブルにしがみついて牛丼をむさぼり食う。
これを全て独りで行う。誰も助けてくれない。誰も褒めてくれない。
来月、彼等は結婚式を挙げる。
都内の豪奢なホテルに500名以上の人を招き、祝宴を開くのだ。私自身も参席が認められている。あの病院長の息子と言うだけあって、祝賀ムードに沸き立っていた。王妃となるそのお方はヒラヒラと美しい白衣を纏ってみせた。此方を振り返る様は少女のようだ。最終フィッティングが終われば二人は閨を共にし明日への準備を行うだけとなる。
その最終日にIは私を呼んだ。
「勿論、お祝いして下さいますね」
頭を下げて肯定すれば彼女は和かな笑顔を見せた。花のようなお方なのだ。
「良く尽くして下さいました。勿論貴方にも感謝を捧げなければ」
「私に感謝など滅相もございません」
「では一つだけ、最後にお願いを」
「何なりと」
返答を聞いた彼女はそっと私の手を取り、白き指で指の節をなぞる。
頭が真っ白になり何も言えず硬直する。いつの間にか肘まであるグローブを身に付け
無垢なその言葉は淡々と、残酷に告げられる。無慈悲な美しき乙女は、鈴の鳴るような声で続ける。
「此方へどうぞ、歩いてらして。」
時期院長、と一言付け加えて。ぎこちなくなった呼吸を整えると深く息を吸う。ほんの僅かな距離に黒髪の乙女は立っていた。美しい。純白の衣装に身を包んだ彼女はマリアとも見まごうような光を発している。ベールを下ろし表情は隠されてしまっているが、その輪郭は華奢そのもの。
コツ、コツと床が音を立てる。期待に満ちた瞳に自分自身が映っていた。
命じられた通りに差し出された白魚のようなか細い手を取り、口付ける。貴方を裏切らないという忠誠の証。見上げれば彼女の笑みが降り注ぐ。
それも全て明日から袂を別つ事を約束している身だった。決意を固めた彼女は、少し寂しそうにも見える。不安も期待も入り混じる表情で立ち上がった私をみつめた。
そして彼女は私の名を口にする。
「怖くはありません。」
「ええ。何の不安が御座いましょう」
彼女は、底知れない物を抱えている。それが何か解き明かしたかったのかもしれない。
果たして全てを払拭して差し上げる事が出来るだろうか。乙女は瞳を閉じて口付けを待つ。顔を近付け、唇が触れる寸前で止める、つもりでいた。
柔らかな唇の感触に思わず言葉が途切れてしまう。それは、私ではなく院長に捧げられる筈の純潔だ。
「言わないでください、何も。震えてしまいそうです」
あつい熱が喉奥から込み上げる。この方は自分の物では無い、筈なのに。何故こう悲しみとも苦しみともつかない感情が押し寄せるのだろう。契約一つで関係性に何か変化が訪れる訳では無い。秩序の保たれた今迄通りの関係が続いていく筈だ。それなのに、何故。肩を知らず抱き締める。
「…離したくありません」
離してしまえば、貴方はきっと遠くへ行ってしまう。私は一人取り残された心地で祝福するのだ、二人を、遠くから幸せそうに。それが出来たらどんなに良いかと思う。二人の幸せな結末に彩りを添えられる存在であれたら、どんなに。唇を噛み締めた。
浅ましい感情を隠していたのに。一度矜持を失えばどれだけ虚しさが胸を占拠するか分からないのに。そんな私の心を察したのか緩く背中を撫で始めた。
「御免なさい、無理強いを致しました。私の過ちです。どうか許して」
一つ口付けを頬に落として白衣を纏いし娘は去って行く。光だと思われたその姿はいつの間にか影で覆われて、此方を振り返りもしない。明日、貴方は私と同じように同じ唇で院長に口付けをするのですか。愛を誓うのでしょうか。女々しい想いに嫌気がさす程。気付けば首元には汗が流れ「どうぞ、逝かないで下さい」と叫ぶように懇願していた。
そこで、私の目は醒めた。はあはあと乱れる吐息。指先は闇の中で情けなく震えている。
それは現実を映した悪夢だった。記憶を辿ってみても愛したその人がどんな結末を迎えたのか思い出せそうに無い。まるで穴が空いたように、一部分だけが脳裏から欠けてしまっているのだ。無理に思い出そうとはしなかった。
私が秘書を務めるあの医師も夢を見るのだろうか。例えば、オペ中に失敗して権威を失う夢など。その喪失感は計り知れないだろうと想像し、また瞳を瞑った。今日のうちは眠ってしまうに越したことはない。先程の夢も、緊張が見せた物に違いない。だが、意識すればするほど睡魔はどこか遠くへ行ってしまい目が冴えるばかりだった。
・酷いアトピーを全身に発症 ステロイド処方で抑えるも背中や足の皮膚が変色してアトピー痕が残る
・飛蚊症 普段は気にならないが空や無地の壁を見つめると気になる
・右肩が上がらない いわゆる四十肩の症状だが上げられないだけでなく力を加えた時の痛みが酷いので右腕で物も持てない 右腕はやせ細るいっぽう
・頭の不調 数年前に後頭部を強く打って以降、頭の右側から耳の後ろを通って首筋にかけてマヒしているような何かが溜まってるような感覚がずっと残る。精密検査受けても解決せず。以降、思考能力や情緒面で劣化を感じる。
いい店員さんでよかったね。
私の家で友達とお菓子を作った。2月13日、バレンタイン前日のことである。
もう夏だって?うるせえ書き溜めてたメモを発見したからいま投稿すんだよ。
私を入れて4人、その中の2人は数ヶ月前に彼氏ができたばかりだった。一人をAとしよう。
クリスマスイブに告白され、なんやかんやで後日付き合い、バレンタイン当日に彼氏の家に泊まりに行くというAとその彼氏を「イベントに乗っかりすぎじゃね?」とからかった。
私たちのグループはとても下品で、よく下ネタを話していた。ちなみに全員処女である。Aに彼氏ができてからはよく彼氏の下半身の話をよくした。まあ、有り体にいうとち◯このことだ。
わたし「一人で致す時でさえ指二本も入らんのに、ちんこなんか入るのか?」
A「いやほんまにそれすぎる……しかもあいつ(彼氏)のブツはかなりでかいっぽいしどうしたらいい?」
普段からこんな会話ばかりなので、お菓子を作り終わる頃には「避妊に気をつけよう」という結論を出して解散となった。
そして、後日。
「快感が3、痛さが7。でも、まあ、なんとかなるもんだ」
という非常に力強いメッセージだった。
こいつに一生ついていこう…という頼もしさを抱きつつ祝福をした。
そのあと。
ふと、「自分はこうならないんだろうなあ」という漠然とした予感が頭をよぎった。
自分は愛されない。資格がそもそもない。ステージに上がれない。確信めいた予感である。
小学校の時からあるこの予感は、幽霊のように私に付きまとっている。
ここから急転直下に暗い話になる。下着売りのJKのエロい話を期待していたなら申し訳ない。
話は戻るがAとは高校からの付き合いである。しかし彼女は中学の頃から何度か彼氏がいたことがある「女の子」である。
私はというと、街中を歩けば容姿を見ず知らずの人に貶められる体験を何度もしたことがあるブスだ。ナンパをしようとしたやつが「よく見るとブスじゃねーか!」と叫ぶ、というものだ。ブスは「女の子」ではない。男女という枠から追放されたバケモノなのだ。私がそう実感するようになったのは小学校からである。
ブスと馬鹿にされ、毎年クラス替えの度に違う男子からいじめられていた。そうして自信を無くしたブスはカースト上位の女からもいじめられた。いじめの内容はテンプレすぎるのでつまらないと思う。まあ一つ例をあげるなら、プールの自由時間に複数人に足を掴まれ背中に乗られたりして軽く溺れたりした。ちなみにこれをやった女子で、今看護師を目指しているやつがいる。怖すぎる。
自己嫌悪の塊となり私はいつしか精神を病んだ。朝、身体が動かない。何もないのにいきなり涙がでる。人が集まる場所に行くと馬鹿にされている気がして体が動かなくなり涙が出る。声を出して泣くと姉にうるさいと言われるので夜は声を出さずに泣けるようになった。リストカットは親にバレるので足や腕を殴ったり、見えない部分を引っ掻いて血を出していた。相談したスクールカウンセラーは嘲笑し「かまってちゃん」といった。やはり手首を切らないと精神を病んでるとはいえないのでは?と思ったが心配した親に心療内科へ連れていかれた。親は泣いていた。
そして通院をし、カウンセリングを受け、薬を飲み、生活に支障をきたすほどの病状は高校に進学する頃にはほとんど治っていた。
だが根本的な問題が残ったままだった。圧倒的な自己肯定感の欠如だ。私には「根拠のない」自信がない。
私は顔はブスであるが、身体はエロい。スレンダーでもないがデブでもないし、なんといっても巨乳である。Fカップである。意味がわからない。発育の良かった私は小学校四年生からブラをしていたし、中学生ではDカップになっていた。私のようなタイプは基本的に男に軽んじて見られるのだ。
そういうことだ。
性被害には頻繁に合うのに、告白は一度しかされたことがない。しかしその告白の理由も後から聞けば「胸がでかいから」だった。死ね。
でも私は、異性からの「かわいい」がずっと欲しかった。女の子として見られたかった。「価値のある女の子」になりたかった。
そんな私が自分の裸をネットにアップし始めたのは高校の頃からだった。
リアルではないネットの世界でなら、たとえ性欲の先にある「かわいい」でも受け止めることができたのだ。何も目の前でブスだと罵られたり暴力を振るわれる訳ではない、安全な位置からの「かわいい」は単純に嬉しかった。私は自分の身体を自分で好きになることができなかったのだ。だから誰かにジャッジされないと価値がないと思い込んでいたのである。歪んでいるとは自覚していたが、「かわいい女の子」ではない私にはこの方法でしか価値は与えられなかった。
ある日、テレビでJKビジネスのうち「下着売りの少女達」といった特集をやっていた。
そんなものがあるとは知らなかった私は、早速検索して下着売買の掲示板を見つけた。
現役JKだと警察から「やめとけ」的なメールが送られてくるのを知った。
待ち合わせ場所近くのコンビニで脱いだ下着を男性に渡して5000円貰った。つけられていないかの確認の為ロフトのトイレで身を隠していた。個室でボーっとしながら男性のポケットから出されたクシャクシャのお札を見て「汚いお金」とは思わない自分に驚いた。これが自分につけられた価値かと冷静になったのである。
だが下着売りはそれ一回きりで辞めた。ちなみに私は小心者なので、これでもかというほど念には念を入れて個人の情報につながらないようなやりとりをしており、辞めた理由としてその労力と対価が見合っているとはとても思えなかったというのもある。もう一つの理由として、いい意味でも悪い意味でも、なんだか自分が自分ではないような感覚になったのは確かだったのだ。
帰りの電車でその男性からまたリピートしたいというメールが来ていたが、捨てアドを消して終わった。してはいけないことをしたという気が私にはなかった。これから男にブスと貶められても5000円で私のブラを買ってオナニーする男もいるのだな、と思うと笑ってしまう。なんだかいろんなものがバカらしくなった。
人は見た目が100パーセント。それは真実であり、ブスに人権はない。世間がどう取り繕っても現実は非情である。それでも自分の好きなように適当に生きようと思った。恋愛なんてできる気はしない。好きの気持ちの前に諦めがくるからだ。自分が嫌いな人間を好きになってくれる人なんてありえない。それに時々送られてくる異性のメッセージも、男友達がいない私からしてみれば「急に友達でもないのに連絡とったりなんかしてこいつも彼女(という名の穴)がほしいだけのやつか」という捻くれた物の見方しかできず相手する気すら起きない。相手にも失礼だし、この考えが間違っているのはなんとなくわかっている。若い頃の恋愛なんて、そんな真剣に考えずに「寂しい」という理由でフィーリングで付き合うのが正しいのだ。
幼いころから肯定されてきた人間、または周りの環境に恵まれてきた人間の、「根拠のない自信」からくる落ち着きや振る舞い、言動にはどうあがいても勝てない。
それでも一度精神を病んで薬を飲んでから、これでも大分マシになったのだ。時間はかかったが、昔より自分を客観視できるようになった。努力をして人並みに容姿や外ヅラを誤魔化すことができるようになった。メイクも洋服も好きなのを着れるようになった。スカートやスキニーを履けるようになった。友達も増えた。
けれども。それでも。
それを悲観しているくせに、自分から目を背けているところもあるのだから手に負えない。
多分これは私の中の私と向き合わなければ解決しない根深い意識だ。まだ血が流れてる傷を見なきゃいけないのかと思うとしんどい。それでも幸せな友達を見て、私は半ば諦めつつも幸せになる努力をしようと思った。
恋愛は諦めている。では自分で自分を幸せにするしかない。他人からの「かわいい」だとか他人からの承認に頼るんじゃなくて、自分自身が「かわいい」とか認めてあげることが1番大事なんだってことに漸く気付いた。自分を大事にすれば、いつか他人と向き合える日も来るかもしれない。
あのとき下着を売ったことを後悔したことはない。ブスという化け物が執着していた「かわいい」なんてクソほども価値もないことに気付くことができたからだ。愛されなくても自分が自分のことを愛していたらそれでいい。
メモに書きためていた、数年前のバレンタインに思ったいろんなことをまとめてたら夏になってた。
今読み返してみて思うところはたくさんあるが、あの時だからこそ感じた決意などがはっきり書けていた為このまま記事にしようと思う。JKビジネスなどを推進する記事ではないということを明記しておく。