はてなキーワード: 上りとは
最初は舐めた態度で視聴してたんだけど、意外に作り手が本気だったことに気づき途中から正座視聴させられるやつー! だった。
SNSを見渡しても基本ポジティブな感想が多くて、成功裏に終わったと言っていいと思うけど、それは作り手がアニメに対しても競馬に対しても真面目だったからかな、と。
舐めてた俺が最初に「おっ」と思ったのはOPを見たとき。ゴルシワープ(2012年皐月賞。道中ほぼ最後方に居たゴールドシップは、最終コーナーで他馬が避けるほど荒れていた内ラチ沿いを猛然と突っ切って15頭ごぼう抜き。直線を向いたときは3番手に躍り出ていた。ゴルシを語る上で外せないレースのひとつ)が描かれていて、「ひょっとして……」と思って見返すとサビに入ってからの映像は各ウマ娘の名レース集になっていた(ダスカ:右回りかつ他馬をちぎっているので2008年有馬記念、ウオッカ:左回りで他馬を縫うように進んでいるので2009年安田記念、ゴルシ:前述どおり、テイオー:右回りかつ後ろにハヤヒデ+歓喜の涙で1993年有馬記念、マックイーン:右回りかつ雨ということで1990年の菊花賞か1993年の宝塚記念、スズカ:左回りかつ4角先頭+2番手3番手の勝負服から1998年天皇賞秋(の夢の向こう側))。
ただまあモデルとなった馬の有名レースぐらいはチェックするか、とその場は納得したんだけど、1話のラストで「日本一のウマ娘とは?」と問われたスズカが「見ている人に夢を与えられるような、そんなウマ娘」と答えたとき、これはひょっとして、と初めて期待を抱いた。
ところでウマ娘はコミカライズもされているが、アニメに先駆けて始まったそっちはレースメインじゃなくキャラの内面を掘り下げるような内容になっている(『STARTING GATE!』)。オグリが怖い先輩として誤解されたり、スズカやスペがエアグルーヴと模擬レースをしたりと史実からも離れている。アニメもそういったオリジナル色の強いコンテンツに仕上げる方向もあっただろうが、おそらくいろんな考えがあって98-99年の競馬界に即した内容となった。結果的に大正解だったわけだけど、アニメファンと競馬ファンの双方を満足させることが必達というかなり難しいお題に制作スタッフは挑むことにもなった。
1-3話、つまりスペがスピカに入って皐月賞に負けるまでかなりスピーディに展開する。1話スピカ加入まで、2話は新馬戦、3話ではきさらぎ賞と弥生、そしてなんと皐月まで行ってしまう。そして穴に向かって「お母ちゃんに勝ったところを見せてあげたかったのに……!」。競馬ファンとしては「ずいぶんと早いな」、「でもアニメとして考えるなら妥当なスピード感かな」、という感触。
新作アニメが毎クール大量に作られる昨今、3話までに一つの山ぐらいないと切られてしまうだろう(遅いぐらいか?)。ウマ娘はテンポよく世界観を示し、キャラとその目標を示し、初の挫折と復活を期す姿でそれに応えた。いずれもクオリティが高く見ていて純粋に楽しめた(1話のラストのように「来週デビュー戦だ」「ふぇ? え? え? うぇ!? う"ぇ!? えーっっっ!?」のように笑いとストーリーを混ぜ込みながら話を進行させる手腕は高く評価されていいと思う)。まずはアニメとして純粋に楽しめる代物を、という制作側の意気込みをしっかりと感じられた。
なら競馬ファンとして見た時どうだったのか。これも意外や意外、思わず反応したくなる小ネタ満載でしっかり満足できる出来だった。スペが初めてナマで目撃するレースはサイレンススズカ伝説の幕開けとなる1998年のバレンタインSで「分かってるじゃないか」と思わず愉悦顔になってしまうチョイス。解説は元中央ジョッキーで日曜の15時に競馬番組をつければだいたいパドック解説をやってるホソジュンこと細江純子がまさかの本人登場での担当だし、主人公たちが話している後ろではオグリが大食いを披露する。19世紀の伝説的名馬エクリプスをぶっこんできたと思えば、タイキがプール調教で鍛えたネタをしっかりと拾う。NHKマイルCにエルコンが出走するニュースはJRAのブランドCMを意識した作りだったし、スペシャルウィークが他のウマ娘を見たことがなかったという設定も母馬キャンペンガールが出産直後に亡くなったエピソードをしっかりと踏まえてきた(育ての親が外国人ぽいのは育成を担当したスタッフがニュージーランド人だったかららしい)。
しかもただエピソードを引っ張ってきて終わりではなく、しっかりとアニメのストーリーラインに落とし込むところが好感度大。特に良かったのは1999年の京都大賞典。スペシャルウィークは7着だったから無視するかなと思ったのにちゃんと取り込んだのを見たとき、思わず唸ってしまった。
先だって描かれた1999年宝塚記念。ここでスペシャルウィークはグラスワンダーの2着に敗れる。怪我から復帰したスズカにかかりっきりで上の空だったスペはグラスワンダーの本気の前に屈してしまうのだ。これは実際に凱旋門賞への挑戦を検討していたことやグラスワンダー主戦の的場のヒットマンぶりと連動しており、このネタの取り込みっぷりもすごいのだが、もっと凄いのはこのレースに敗れたスペが2度目の挫折と復活を穴に向かって叫んだ直後のレースが京都大賞典だ、という点だ。
復活を期すスペシャルウィーク。アニメ的な展開を考えれば、ここから上り調子で大願を成就するのが普通だろう。しかし史実では単勝1.8倍のまさかの7着。スペシャルウィークが唯一複勝圏はおろか掲示板も外したレースであり、アニメの流れの中では非常に扱いづらい。だから当然なかったことになるだろうと思っていた。と同時に、スペはお母ちゃんお母ちゃん言うけれど、基本的には実家でスペの応援してるだけだよなあでもまあトレセン学園に来るわけでもなし出番ないよなあと思っていた。そこにまさかの合わせ技。スペがやる気を出しすぎでオーバーワークになって敗れた、それを見たトレーナーはスペを実家へ放牧に出した――という展開になってそうきたか、と。アニメのストーリーと相性の悪い史実もちゃんと取り込んで必然とも言えるストーリーラインに昇華していく。アニメとしても競馬としても良いものにしたい。スタッフが知恵を絞ったから両方から見て納得の展開に仕上がったのだろう。
ここまでやられてはもう認めざるを得ない。むしろ舐めてかかったみずからの不明を恥じるばかりだ。
そしてそんな魂のこもった仕事に、「夢」を見た。ここまでやってくれるスタッフなら、競馬ファンの見果てぬ夢を、見せてくれるんじゃないか――と。
そんなこちらの高ぶった感情を見抜いているかのように、トレーナーが折に触れて「夢」を叫ぶ。
「お前、日本一のウマ娘になるのが目標だと言っていたな。日本一のウマ娘ってなんだ」
「俺はお前たちがレースに出て先頭争いをしているところが見たい! それが今の俺の夢なんだ!」
「俺は全力で走るあいつらが好きだ! これからもずっと見ていたい!」
そう、夢。
牝馬でありながらG1通算7勝、そして何より64年ぶりに牝馬のダービー制覇という常識はずれをやってのけたウオッカ。
驚異的な二枚腰で数々の牡馬を屠り、生涯連対と37年ぶりの牝馬の有馬記念勝利を達成したダイワスカーレット。
配合からローテーションから馬主の情熱が注ぎ込まれた結果、世界の頂にあと一歩まで迫ったエルコンドルパサー。
夫の遺志をついだメジロのおばあちゃんの下、春の盾・親子三代制覇という前人未到の偉業を成し遂げたターフの名優メジロマックイーン。
年間8戦全勝というレジェンド。世紀末にターフへと降り立った覇王ことハナ差圧勝テイエムオペラオー。
偉大なるサンデーサイレンスの初年度産駒であり幻の三冠馬と言われたフジキセキ。
無敗で三冠という偉大すぎる戦績。強すぎて退屈とさえ言われた皇帝シンボリルドルフ。
父子三冠という夢に挑み無敗で二冠を達成するも骨折に泣き、勝つか着外かという好不調の波に悩まされ続けた末に中364日の有馬記念で奇跡の復活を果たしたトウカイテイオー。
シンボリルドルフ以来10年ぶりに誕生した三冠馬。皐月賞を3馬身1/2差、東京優駿を5馬身差、菊花賞を7馬身差と同期をまったく相手にしなかったシャドーロールの怪物ナリタブライアン。
新・平成三強の一角でデビュー以来15戦連続連対という離れ業をやってのけた、顔デカ兄貴と書いて何でもできると読むビワハヤヒデ
3歳から6歳までG1戦線で活躍し、親子二代の優駿牝馬制覇、17年ぶりの牝馬による天皇賞優勝、年度代表馬選出とウオッカ/ダイワスカーレット時代に先鞭をつけた女帝エアグルーヴ。
3歳戦を無敗で制するも骨折から始まった低迷と復活を繰り返しながらスペシャルウィークやエルコンドルパサーといった同期としのぎを削り、グランプリ三連覇を達成したワンダーホース・グラスワンダー。
世界的種牡馬の代表産駒として8戦8勝、3歳王者戦を大差勝ち、2着馬につけた着差の合計は61馬身など数々の伝説を打ち立てるも持込馬という生い立ちからクラシックに参戦できなかったスーパーカー・マルゼンスキー。
クラシック初戦は荒れた内馬場を通ってワープし、春の盾は2角からというまさかの超々ロングスパートで勝ってしまい、三連覇に挑んだ春のグランプリではゲートで立ち上がり信じられないほど出遅れとターフ内外での茶目っ気でファンを魅了した新・芦毛の怪物ゴールドシップ。
牝馬は牡馬に勝てないという時代にあって対等以上に渡り合い、94年の有馬記念では絶頂期のナリタブライアンに真っ向勝負を挑んだ脅威の追込馬・女傑ヒシアマゾン。
地方笠松から殴り込んで中央競馬界を席巻。先輩タマモクロスとの競演で芦毛伝説をつくり、連闘(!)で挑んだジャパンカップにて2分22秒2という世界レコードの前にタイム差なしのクビ差2着に敗れるなど数々の死闘で身体をボロボロにしながらも有馬記念で見事に引退の花道を飾って多くのファンに大きな夢を見せたスーパーアイドルホース・オグリキャップ。
武豊もダービーだけは勝てない。そう言われていた天才に悲願のダービー制覇をもたらし、凱旋門賞馬モンジューも降した日本総大将スペシャルウィーク。
そして、サイレンススズカ。
1000mを57秒台という無謀とも言えるラップで逃げながらもそれが本馬のペースとジョッキーに言わしめた異次元の逃亡者。
しかし大欅の向こう側に散って悲運の最期を遂げてしまったサイレンススズカ……。
ウマ娘は、1998年の競馬ファンが抱いた夢、志半ばで霧散したその夢にまっこうから挑んだ。始まる前の俺なら「いやいやスズカの伝説ってのはそんな簡単なもんじゃないんだ」と言っただろう。しかしウマ娘のアニメとしての面白さ、そして制作陣の競馬に対する真摯な態度の前に「夢」を見せてくれることを期待するようになった。
そしてウマ娘は見せてくれた。競馬ゲームで生産した「サイレンススズカ」を走らせ、ひとりこっそりそして虚しく見ていた夢ではない、ある意味で本物の夢の続きを。
いや分かってる。所詮アニメじゃないか、それこそ本物のサイレンススズカは大欅の向こうで散ったじゃないか。その通りだ。それがまごうことない真実だ。でもあの時に涙を流した競馬ファンみんながいっしょにサイレンススズカの夢の続きを見られるとしたら、これが最初で最後じゃないか――そんなふうにも思える。
それぐらいアニメウマ娘は馬鹿正直に、大真面目に、こっ恥ずかしいほどに競馬が見せる「夢」に挑み、そしてやり遂げてくれた。
トレーナーは夢を叫ぶ。そしてときには叱り、ときには励ましながらウマ娘たちを応援する。「俺がついてるぞー! どこまでも走れー!」
競馬ファンが自分の好きな馬を応援するときの気持ちをトレーナーは代弁してくれた。彼は競馬ファンそのものだった。そして競馬を知らないアニメファンにも競馬を好きになってもらえるんじゃないかという期待を抱かせるほどカッコ良かった。
こんな未来があるなんて、大欅の向こうに散ったスズカを見たとき思いもしなかった。
そして何より、オタクであってもちょっと引いてしまうようなアレなコンテンツに愛馬の出走を許した権利者の皆様に心からの感謝を。
あなたたちの勇気ある決断のおかげで本当にいいものが見れました。ありがとうございました。
※おまけ
あんまり競馬に詳しくない人がもしここまで読んでいるのなら以下の動画をぜひ見ていってください。もうちょっとウマ娘と競馬が好きになれるかもしれないから。
[ウマ娘]OPにプロの実況と解説を付けてみた - nicovideo.jp/watch/sm33239562 ※サビにご注目。東日本G1ファンファーレで始まる構成も秀逸
ブランドCM 「夢の第11レース」 120秒編 - youtube.com/watch?v=kcv3D26GjWA ※最終話WDTの元ネタ
【ウマ娘】JRA・CM 夢の第11レース ウマ娘Ver. - nicovideo.jp/watch/sm33399077 ※この人の動画ほんと好きなんだ……
【ガチ実況】ウマ娘:ウィンタードリームトロフィー - nicovideo.jp/watch/sm33385387 ※最終話ネタバレ
【THE WINNER】グラスワンダー ウマ娘ver. - nicovideo.jp/watch/sm33232892 ※かっちょいい
【ウマ娘】JRA・CM キングヘイロー ウマ娘Ver. - nicovideo.jp/watch/sm33252425 ※かっちょいい
【競馬CM】2012年JRA G1レースCM上半期総まとめ - nicovideo.jp/watch/sm18106839 ※↑2つの元ネタ。そしてライスシャワーがかっこよすぎて痺れる
【競馬CM】2013年JRA G1レースCM上半期総まとめ - nicovideo.jp/watch/sm21202474 ※テスコガビーが曲のマッチ具合も含めて最高。ちなこれと↓はポプテピピックの神風動画制作
【競馬CM】2013年JRA G1レースCM下半期総まとめ - nicovideo.jp/watch/sm22387914 ※オペラオーの「その馬は完全に包囲された。道は、消えたはずだった」からの流れが激熱
【競馬】第49回毎日王冠 サイレンススズカ - nicovideo.jp/watch/sm4584692 ※あのエルコンに影も踏ませないスズカ
1999年 第78回凱旋門賞 日本語実況版 - youtube.com/watch?v=IrIH0SNUt2M ※世界の頂への挑戦
1999年(平成11年) ジャパンカップ スペシャルウィーク - nicovideo.jp/watch/sm16283421 ※エルを降したモンジューを、日本総大将が迎え撃つ
【競馬】第44回有馬記念 グラスワンダー(画質向上) - nicovideo.jp/watch/sm4026592 ※最後は最強の二頭
2008.11.02 第138回 天皇賞(GI) - nicovideo.jp/watch/sm5198792 ※ダイワスカーレットが差し返すところ泣いてしまう……
(競馬) トウカイテイオー 1993第38回 有馬記念 (奇跡の復活) - nicovideo.jp/watch/sm5913 ※364日(1年)ぶりのレースでG1制覇は史上初
【競馬】1990年 有馬記念(オグリキャップ) - nicovideo.jp/watch/sm1170176 ※オグリ燃え尽き……からの復活ラストラン。なんてご褒美だよまったく
※おまけのおまけ
【競馬】根岸S ブロードアピール - nicovideo.jp/watch/sm998264 ※すごい追込+青嶋バクシンオー渾身の実況
1997 エリザベス女王杯 エリモシック - youtube.com/watch?v=Q0R2cQ2kJ1E&feature=youtu.be&t=249 ※グラス主戦の的場のすごいレース+馬場さんの実況がかっちょいい
横須賀線のホームのベンチで座って成田エクスプレスを待っていたら、隣のおじさんが外国人に話しかけられてて、Can you speak english?とか言われてんだけどあたふたしちゃってて、助けようかなと思ったら、どうやらTokyoはどっちの電車に乗るのかと聞かれてるのはわかったみたいで、自信を持って上り側を指さしてたので、ああ、良かったな、と思ってスマホに目を落としてのだけど、突然おじさんがあっヤバい、と口にしてさっきの外国人の方に走り出して、どうしたんだと思ったら、来た電車が湘南新宿ラインで、これは東京には行かないから次のに乗ってくれと身振り手振りを交えて説明してたようで、なんか東京オリンピックとかあっても意外と大丈夫なのかもなあとぼんやり思った。
私もたまに外国人に話しかけられたいんだけど、おじさん的な人のほうが物知りに見えるのか、徳が高そうに見えるのか、だいたいこっちに来てくれないので、あと二年あるからどうにかしたいと思う。
俺は自分の顔がかっこいいと思っている。そしてそんな自分が気持ち悪くて仕方が無い。
これから、そうなっていった過程の話をする。それが良かったとか悪かったとかの話ではない。過程の話をする。要するに、自分の過去をだらだらと綴る。
俺は小さい頃、具体的には中学にあがる前後くらいまで、親や周囲にかわいいかわいいと言われてきた。そして俺はそれを「自分の顔がかっこいい」のだと解釈していた。わかっていると思うが、一応言っておくと俺は男だ。
幼稚園の頃、俺はモテていたらしい。幼稚園の頃の記憶などほとんどないが、お前はモテていたと親から聞いた。
そして、小学校にあがったとき、俺は全く、微塵もモテていなかった。なぜか。それは、俺がかっこつけていたからである。
俺が運動が苦手だった。そして、泣き虫だった。ついでにいえば、性格が暗かった。そのくせ、妙なところでかっこつけていた。なぜかっこつけていたかというと、この頃からすでに自分の顔がかっこいいと思っていて、顔がかっこいい奴がかっこいいことをすればそれはとてもかっこよくなると思っていたからだ。
妙なところというのは自分でも説明しがたいのだが、具体例をひとつ挙げるとすれば、昼休みに朝礼台の階段をかっこつけて上り下りをしていた。何を言っているのかわからないと思う。自分でもこの行動はほんとうに意味がわからない。なんかそれがかっこいいと思っていたのだ。要するに、俺は小学校の頃からキモかったということだ。
中学にあがった。その頃俺は泣き虫な自分が嫌いで嫌いでしょうがなかった。さすがにまずいと思った。このままではずっと馬鹿にされて生きていくことになると思った。顔がかっこいいのに泣き虫だからずっと馬鹿にされて生きていくことになると思った。そしてどうしたら泣かなくなるか考えた結果、俺は周囲の刺激から守るため自分の心に蓋を被せた。自分が傷つかないように、心の感覚神経を鈍くした。ように自分自身に見せかけた。そんなことはできるはずがない。めちゃくちゃ強がって周囲の刺激が、人に言われた嫌なことが心に響いていないフリをした。この話はあまり関係ないか。脱線してしまった。
高校にあがった。入学当初、俺はモテた。小中学校はほぼ変わらない面子だったが、高校では俺のことを知っている人間が少なかった。だからモテた。なんかクラスの女子からやたら話しかけられた。気持ちよかった。これがモテるということかと思った。だが、二学期にもなればそれは冷めた。授業中も休み時間も机に伏せている男には、いくら顔がかっこいいといえどよって来る女の子はいなかった。当たり前だ。あと、俺はモテたいとは思っていたが、顔がかっこよければなんとかなるとだけぼんやりと思っているだけで、女子と(男子でもそうだが)うまく話せるでもなく、自分から女子に(というか人に)寄っていけるでもなく、モテるためのなにかしらの努力をするでもなかった。
この「顔がかっこよければなんとかなる」という考えはモテるということに限ったものではなかった。人生に対してもそうだった。俺は顔がかっこいいから人生なんとかなると思っていた。紛れもないバカ。何も考えていない証拠である。一応言い訳しておくと、全面的にそう思っていたわけではないが、心の隅にこの考えが常にあった。そして、だいたいこの中学高校あたりから、客観視というものが大分できるようになっていったので、「自分の顔がかっこいいと思っている自分」が気持ち悪くて仕方がなくなった。
大学。バイトを始めた。ミスをしまくる。仕事が全く覚えられない。顔がかっこいいことはファミレスのホールに全く役に立たない。非常にバカな話だが、バイトのときも、心の隅に「顔かっこいい」の考えがあった。結局店長に怒られまくって2ヶ月でやめた。その後もいくつかバイトをしたが、どれも長続きせず、大学生活後半は全くバイトをしなかった。勉強もあまりしなかった。
そんなこんなで今に至る。書いていてすごく恥ずかしかった。自分でもよくこんなことやったなと思う。何回顔がかっこいいって書いたんだ。語彙力の無さを実感する。
ここまで読んでわかったかもしれないが、俺には自分の顔がかっこいいと思っていること、すなわち、自意識過剰が過ぎること以外にも多くの人間的な問題がある。そしてそれは仮に自分の顔について何も思わなくなったとしても解決するわけではない。現在俺は一応就活中の大学4年生だ。が、今はそんなことをしている場合ではない。している場合といえばしている場合だが、今はそれよりもやらなければいけないことがある。俺は変わりたい。自意識過剰をどうにかしたい。誰かアドバイスをください。あとよければ自意識過剰以外の問題のアドバイスもください。お願いします。
子供の頃から漠然と「俺のような社会不適合者が生まれた事自体が間違いなのでは」と思っていて、そんで社会に出てやっぱり辛くて、遂には八方塞がりに思えてきた。
それでようやく理解したんだが、「人類は皆罪を持って生まれてくる」って宗教は「俺たちは一体何の罰を受けているんだろうか」って疑問符にバッチリささるな。
何者かによって与えられている「罰か搾取か区別のつかない悪意を持っているレベルのツラミ」が「神に与えられた試練」であるのなら、人生に対して自信が持てそうだわ。
そりゃまあ、今よりバリバリ身分社会酷かった時代や、生きてる奴らの多くが死にかけだった時代にはそういう宗教が流行るわ。
意味不明なレベルの辛さの原因が「神の愛」だとするのなら、世界は愛にあふれたハッピーウレピースマイルワールドだものな。
でもさ、そういう宗教が今でも流行っているってのは本当に辛いよ。
人類は今でも「神から与えられた罰だと思わなきゃやってられねえレベルの生きる辛さ」を味わい続けてるってことだぜ。
「自分も辛いしだいたい皆も辛い」はある意味楽な気はするけどさ、同時に「どんなに頑張っても楽になる道はない。生きるのは茨道を歩むが如くなり」って事実を突きつけられているみたいだよ。
いやまあ、カーストのめっちゃ上まで上り詰めればなんとかなるきはするよ(ブッダを引き合いに出せば一瞬で論破できることは俺も知ってるけど)。
でもそこまで行ける気がしない以上は、もうどうやっても救いはある程度までしかなくて、救われなさを抱えるか宗教信じて脳みそにモヤをかけて誤魔化すしかないって事じゃん。
辛すぎるぜ現代。
つうかよ、現代って表現が「文明化が進んだ時代」みたいな意味で使われがちなの笑っちまうよな。
まだまだ全然だろ。
なに大昔と比べて気取ってるんだよ。
soridan 本当にその通りだと思う。だからおれはクロスバイクひベルつけてないし、つけてるやつは軽蔑する。だって歩道走るつもりだってことだよね?
車両等の運転者は、次の各号に掲げる場合においては、警音器を鳴らさなければならない。
一 左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上で道路標識等により指定された場所を通行しようとするとき。
二 山地部の道路その他曲折が多い道路について道路標識等により指定された区間における左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上を通行しようとするとき。
2 車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない。
むやみに鳴らしちゃだめってことね
保育園の無償化が来年10月から始まる。それを聞いて思ったことは、つくづく氷河期の連中は不遇だなってこと。
彼らの新卒時代は超就職難。彼らが乳児・幼児子育ての時期は、3.11以前。イクメンだのパパが育休だのあり得なかったし、団塊の上司の元、「たくさん残業する奴」=「できる奴」がまかり通ってた時代。んでそいつらの子が大きくなって来た頃に、認可保育園、幼稚園の無償化がやってくる。
団塊の連中がいわゆる意思決定の頂点に立っていた頃は、みんな硬直的な働き方しかできなかった。団塊はマスな考え方しかできないし、ましてこの世代で組織の頂点に上り詰めているのは基本マッチョなやつ。それの被害を一番受けたのは氷河期世代。
社会全体としてみたとき働きやすい・育てやすい方向に向かってるのは間違いないんだろうけど、なんというか恩恵がうまく分配されてないのではないか。この世代で結婚や出産の適齢期を逃した連中が不憫だ。
・天竜人は権力者だが、天竜人そのものに何かしら所以があるわけでもなく特別な力があるような描写は無い
・寧ろワンピース世界においても一般人よりも脆弱な存在であるようにも見える
・権力者であるがノブレス・オブリージュ的な精神的な気高さというものはなく、生まれが天竜人であったというだけで自分は権力があるようにふるまう
これらのことから、「天竜人は後付で権力を付与された、本来は特別でもなんでもない人人」って推測はつくわけだが、「むしろ弱そう」ってところから
物語上「弱い故に保護されうる立場だった」から派生して「保護される立場だったものが無謬の権力を得るようになった」ような設定があるように見えて、
そうすると日本で「アンタッチャブル」な属性の人人ってーと千代田区に住んでるあの人らと在日的な人だよなーって分かるわけだ。
天竜人は結構な数いるし千代田区に住んでる人は高貴な振る舞いというのを身に着けているしで、おそらく、な。
ヤクザものでも割とよく出てくるだろ。在日っていう立場を利用してフィクサーの立場にまで上り詰める『朴さん』みたいな人が。それ。
はだしのゲンで言えば朴さんだし、日本沈没で言えば「渡老人」だし、ガンダムUCで言えば「サイアム・ビスト」。
明言はしないだろうけどそういう人物設定になってると思うぜ…
togetterで話題になってるが、「電車の中で座っている女性を蹴り上げた男」の話
http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/namigonda/status/1002892350979387392
これ、とても「わざとぶつかる男」の話と同じとは思えなかった。
まず個人的に、電車で足を組む人は嫌いだ。これまで男女問わず何人もの、私のズボンすれすれをブラブラする靴の裏を眺めながら「どうしてこの人は揺れる電車の中で人に靴の裏を見せるような真似をするのだろうか?」と心の中で問いかけてきた。考えれば考えるほど、「周りの人間など靴の裏以下の存在だとしか思っていないからだ」という答え以外得られそうになくて考えるのを止めたくなった。「気が付かないから」とか「うっかり」とか「姿勢が猫背で足を組んだ方が楽」とか、なんの言い訳にもならない。「うっかり気付かずに」電車に乗ったわけじゃないだろう。それって、自分の意志で酒を飲んでおいて「呑んでたからよくわからない」と言い訳する人間とどう違うのか? 「足を組んでいた方が楽」という言い訳に至っては「じゃあ靴を脱げ」としか思わない。子どもの頃親に言われなかったか? 座席に上りたいなら靴を脱げ、と。
従って「彼女の足の組み方は、他者の邪魔になるような失礼なものでなく常識の範囲内だった」…というこの人の日本語の意味が私にはよく分からない。人と膝を接することのある電車内で足を組むことが「他者の邪魔にならない」という常識とは何か? あるいはこの方の「常識」では、たとえば6人掛の座席は5人くらいで使用して足を組んでもお互いに接しない距離を保つことが重要なのかもしれない。また、公の場では見知らぬ他人が何をしていても素知らぬ顔をするのが「常識」であるのかもしれない。そういう「常識」の存在自体は理解しなくもないが、それは電車が満員に近づき実害が生じそうになればすぐ霧消する程度の「常識」ではないか。私には、それが大げさに振りかざせるほどの「常識」であるとは思えない。
そもそも「蹴り上げた」というのはどの程度の行為だったのか。少なくとも回し蹴りでローキックを入れられてたという話ではないだろう。もしそうなら、それはもう傷害事件でありこの人の書きぶりもこんな程度では済むまい。むしろ、ひょっとしたら「靴で靴をぽんと蹴り上げた」という程度の話ではないのか。もちろん、若い女性が大男に無言で身体接触をされればそれ自体恐怖だということは理解する。また、この大男が「正義を振りかざして不正を行うような輩」という意味で、例の女性専用車に乗り込むおかしい男性並の存在であることも事実だろう。つまり、この大男の行為は控え目に言って分かりやすい「暴力」である。だが、そもそもこのシチュエーションにおいては、言葉で注意されたとしても同じくらい恐怖なのではないか? もしこの大男が、組まれた足への不快感をずっと我慢していたとしたら「穏やかに注意しろ」とはなかなか言いづらいのだから、多少きつい言葉で注意することはあり得るだろう。「おい、足おろせよ。ぶつかりそうで腹立つんだよ!」…そんな風に言われ、衆人環視の中で足をおろさせられていたらどうだったか。それはむしろ、軽く足を蹴り上げられるより恐怖と屈辱だったのではないか。そう考えると、「蹴り上げ」というセンセーショナルに響く言い回しを選んで男の動作をことさらに記述した意図とは何かと考えてしまう。この言葉のチョイス自体が、事態を正確に描写するより大男を悪者に仕立て上げる意図と感じられて、この話を素直に読めなくさせている。
この話、仮に男女の立場を入れ替えて同じ事が起きたとしたらどうなのか。電車で足を組んで座る男、目の前に立っていた女性。無言で靴を蹴り上げる。黙って足を下ろす男。この場合、筆者は女性に対して「暴力に訴えるなんてひどいですよ。男性の足の組み方は他者の邪魔にならない常識的なものでしたよ!」と言ってあげるのか? 本当に?
「女→男」なら、上に述べた文脈における行為の暴力性は半減するだろう。ならば私は、蹴り上げた「勇気ある女性」に対して心の中で拍手を贈ってしまいそうだ。筆者の見解には賛成しかねる。
風呂入ってから寝るまでの間にプレイする最適なゲーム選びで、いつもこういう日曜日の夜、悩んでいます。
要は、せっかくお風呂も入ったし寝る前なので、
「そこまで熱くならなくていい(興奮して眠れなくなる)」
「汗をかきたくない」
「イライラしたくない」
「でも面白い!」
「でもキリの良いところでパッと止められてすぐ寝られる」
「充実感」
<追記>
みなさん、たくさんのおすすめゲームのコメント、ありがとうございます!
寝る前に液晶見るのが良くないのは百も承知で、加えて風呂上りにゲームで疲れたり汗かきたくもないのですが、
でも、せっかくの休みにそのまますぐ布団に入って寝てしまうのも空しいので、
いろいろな面でちょうどいいゲームがしたい!という動機でした。
(ちなみに「明日への希望」というのは、リラックスタイムなのでホラーゲーとか鬱ゲーとかはNGという意味)
そのちょうどいいゲーム縛りでソフトを選ぶのが難しかったのですが…ノーチェックだったゲームをたくさん知れて嬉しい!
「そんなの当たり前でしょ!?」と息巻いている画面の向こうの聖人君子諸君、ちょっと落ち着いて読んてほしい。
だって、楽だから。特に努力しなくても、自分より下の存在がいる。こんなにコスパのいい話ってある?
自分は容姿も優れないし、特別な才能も持っていない。勉強スポーツどれも中途半端で、全体的に見ると他人より劣っていることのほうが多い。その上めんどくさがりで、努力をするのが大嫌い。特に夢中になることもなく、ぼんやり毎日過ごしてる。
そんなクズであっても、誰かの上に立つ、支配する立場になるというのは気分がいいものだ。本来ならば己の才能を発揮し、たゆまぬ努力をもってして、人はその立場を手に入れる。学生だったら委員長、部長。社会人だったら管理職。しかし、怠け者の自分にはとてもそんなことはできない。
面倒なことはしたくない、でも人の上に立って偉ぶりたい……そんなときに便利なのが、差別だ。
差別はお手軽だ。無条件に相手を見下すことができる。社会的に高い地位に上り詰めなくても、自分より立場の低い存在がある。劣っている存在がある。
それは安心感がある。さらに女性というのは身近な存在で、人種や民族差別より見下せる総数が多い。実際に腕力、体格という点では、女性は男性より劣っている。暴力をふるえば簡単に圧倒することができる相手なのだ。
男に生まれた時点で、自分より弱い存在がある。なんて簡単なんだろう。クズ人間にとって、これほどありがたいことはない。なんの取り柄もない自分にも、見下せる相手がいるのだ。こき下ろせる相手がいるのだ。
ここでタイトルにもどる。
そんな「自分より弱い者」のいる立場で、女性差別をしない男性はえらいと思う。自分なら、その安心感に屈服する。この便利な立場を享受する。
クズ人間の自分にも唯一叩ける相手なもんだから、徹底的に叩く。すかっとする。生意気な反論が来れば女性器の蔑称を上げて「これだから(笑)」とでも言っておけば済む。語彙力のない自分には他人を言い負かす能力などないが、女相手ならこれで論破できる。リアルでだって同じだ。最悪、ぶん殴っておけば相手は黙る。
しかし世の中の男性の大半はそんな差別を行っていない。むしろ、世の流れは確実に、差別をなくす方向に動いてきた。
ほんとにえらいと思う。よくこの誘惑に打ち勝ってきたね。
最近はmetoo運動なども話題になり、女性の立場向上はますますめざましいものがある。と同時に心配でもある。男性というだけで、「誰かより上」という安寧に浸ることができた愚か者たちの居場所が、脅かされつつあるからだ。彼らは焦るだろう。自分の立場が相対的に低くなることに、危機感を覚えるだろう。縋ろうとするだろう。女性の立場が向上していく一方で、女性叩きも加熱していくのではないか?私の心配はそこだ。無能な男に唯一許された、「女性よりは上」という安心感。彼らの牙城が崩れたときの、捨て身の攻撃。
杞憂だといいのだけれど。
自伝や伝記を読むと、自分もそのような立派な人になれるのかというと、もうひと捻りの工夫が必要である。
すべては一杯のコーヒーからの著者とは、本人が三和銀行の赤坂支店から池袋西口支店に転勤して来て退職するまで同僚として働いたが、支店での出来事、退職の経緯、タリーズコーヒー立ち上げまでの出来事、すべてが本人に都合の良い部分だけ取り上げ、いくつかは全く事実でないことも書かれている。あまりに事実と乖離しており、読んでいて気分が悪くなったので、すぐ売却してしまった。しかし、Amazonレビューを見る限り、多くの人に感動を与えているようだ。都合の悪いことは、本人の名誉もあるので私も語りはしない。当時の仲間と大勢で集まることがあっても、その人の話題が出ることもない。
これは大きな学びである。少なくとも上り詰めた人は好き勝手に持論を述べることができる。説得力もある。しかし、鵜呑みはいけない。本書で書いてあるように、その持論を実践したから権力を握ったのではなくて、権力を握ったからこそ、綺麗ごとも含めた心温まるリーダー論を語ることができるのだぐらいに思うぐらいで丁度よい。そうしないと、実社会生活においては大火傷の危険性を孕む。
私には課題があって、正しいことを入念に実行しようとしても、周囲に用意周到にひっくり返されることを何度か経験しており、物事を成し遂げるためには、汚い手を巧妙に仕掛けてくる相手の戦術を理解して、それにうまく処する必要がある。清濁併せのむつもりは毛頭ないが、濁った相手が組織の中にいれば、その人の一歩上手である必要がある。そうしなければ、結果責任を全うできない。
According to Saint Francesco
結局、ふつうに乗るにはみんなが左に乗るしかないって思ってるわけで、染み付いちゃったものを変えるのは大変、っていうのは絶対あると思う。ご指摘の通り。
駆け下り(駆け上り)しなければぶつかりもしないので、一部に真ん中に乗ってる人がいてもそんなに大きな問題ではないと思う。
右側は走れるゾーンだという思い込みをしている人には、それ、みんなが譲ってる道だからね。空いてるのは当然じゃないからね。コケて事故ったら賠償責任を取りなよ、と、いつも思うわ。
よく見るのが「下からだとどちらが上りでどちらか下りかサインでわかるのに上からだとなぜかサインがなくてわからない」という階段。
これ、下から来た人は「おれはちゃんと上り側を歩いているのに前から来るあいつはなんなんだ? 上り始めたのは俺が後だけど俺は正しいから避けないぞ」ってなって避けない。
上から来た人は「俺のほうが先に降りてるから避けるべきは向こうだろう」ってなって避けない。
このへん構造上の欠陥が多すぎると思うんだよね。
一応、両側に立ってってポスター的なものは貼ってあったりする。
でも、実効性は皆無だよ。
右側で駆け下り(上り)する人より、左側に乗りたい人が多くて混雑してるのが現状。
駅員さんの誘導はない。
あと、上りエスカレーターの方も、上がった後の道が左右と後方に分かれていて複雑なので、不慣れな人だと上がったところで足を止めてしまうことがあるし。
無理ないんだよな、あれ。
でも事故になりそうで怖い。
基本的にエスカレーターの駆け下りって危ないって話だけど、とくに、大江戸線新宿駅の下りエスカレーターは、特に長さも高さもあって勢いがつく。
毎日乗ってて、下りエスカレーターで左に立っていて、何度ぶつけられたかわかんない。
右手に持っていたものを何度か落としそうになったよ。スマホとか数万円の精密機器だぜ? 壊したら弁償だよ?
だいたい、そういう人はぶつかっても謝らないんだよね。そこにいるのが悪いみたいな感じ。どう考えても、ぶつかった方が悪いだろ?
そのうち、事故が起きないといいけどさ。
あの急角度で転んで落下したら骨折くらいすると思うよ。
それも、誰かを巻き込んでね。
そのリスク考えたら、自分1人、電車に1本、5〜6分間くらい間に合わないくらいなんだというのさ。
もちろんどの駅でも、上りエスカレーターでも、駆け下り、駆け上がらないでほしいんだけどね。
こんな防げる事故に巻き込まれたらたまったもんじゃない。転んだのを見たこともあるし。
明らかに危ないのに、片側に寄るのがマナーって、どこから始まったのか。
今度から敢えて誰かの右に立ってみようかなぁと思いはするけど、1人では意味ないんだよな。かえって危ないし。駅員さんとかが誘導してくれないと変わんないよなぁ。