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はてなキーワード: 認知症とは

2024-07-19

anond:20240719102250

お母さんが言ってることが支離滅裂なのでたぶん認知症じゃないか

早めに病院に行ってみた方が良いと思う

2024-07-18

anond:20240718000030

「俺に不要もの」と「この世に不要もの」の区別がつかないのは鬱か認知症前兆だよ

anond:20240718171605

田川警察署管轄の事案見てみたけど、

先月わいせつ事件もあったみたいだし

怖い声かけはたしかに多いと思った。

 

それとは別に

今回水筒を首から掛けていた(斜めがけ)のを危ないと注意して

事案扱いされたのは可哀想だけど

水筒斜め掛けが転倒時に危険だと、まだ多くの子供の親にも、多分警察官にも

そこまで広まっていないので

訳の分からない事を言ってきた人扱い=認知症入っているか

と思われてしまったのかも知れない。

 

 

送信者:田川警察署

2024年06月17日(月)

6月14日午後3時25分ころ、田川大字伊田付近で通行中の女児等が犯人から体を触られる事案が発生しました。犯人年齢不詳の男です。

糸田町公然わいせつ容疑事案発生

送信者:田川警察署

2024年05月28日(火)

5月25日午後2時00分ころ、糸田町公園において、女児らが遊んでいたところ、見知らぬ男性からこんにちは」と声をかけられた後、女児らの近くで小便をする事案が発生しました。

 

送信者:田川警察署

2024年05月25日(土)

 5月23日午後5時00分ころ、田川大字伊田路上において、小学生男児が、見知らぬ女性からお菓子あげるきこっちおいでよ。」等と声をかけられる事案が発生しました。

 

送信者:田川警察署

2024年05月10日(金)

 5月9日午後4時ころ、田川本町路上において、小学生男児が、見知らぬ女性から「どこ行くの」「ウチにおいで」「名前は」と声をかけられる事案が発生しました。

 

https://www.anzen-fukuoka.jp/an2net/index.php?type=fmail&execmode=lst&send_ym=none&send_from=none&send_area=123

進行した認知症患者誤嚥肺炎とは延期可能老衰である

誤嚥肺炎という病気がある。

ガイドラインでは、誤嚥リスクのある宿主に生じる肺炎、と定義される。

そのうち最も多くを占めるのは高齢かつ進行した認知症患者発症する誤嚥肺炎である

内科救急で最も多く経験する疾患で、入院で受け持つ頻度もかなり高い。

特異なことに、最も多く接する疾患の一つでありながら、専門家存在しない。

肺炎から呼吸器なのかといえば、呼吸器内科医は認知症への対応は専門ではない。

精神科認知症診療業務範囲に含まれるが、身体疾患が不得手である

神経内科医は嚥下認知症を専門領域の一つとするが、絶対数が少なく、専門領域が細分化されている。

そんなわけで多くの場合内科医が手分けして診療することになる。

そういうわけだから誤嚥肺炎に対する統一的な見解はない。ガイドライン2013年から更新されていない。また誤嚥肺炎に関する文献や書籍はあるし、質の良いもの出版されているが、多くは診断、治療、予防に重きを置く。価値観に深く踏み込んだもの殆どみない。患者自身が何を体験しているか推定している文章殆ど読んだことがない。

病状説明も僕が研修医でほかの様々な医師説明を聞いても、肺炎です、誤嚥が原因です、抗菌薬で治療します。改善しないこともありますし、急変することもあります、といった通り一遍説明以上のことを聞いたことは殆どなかった。

当然ながら国家試験の出題範囲にも入っていなかった。

もっともよく経験する疾患でありながら、どうするべきかの具体的な方針大学教育でも研修医教育でも提供されないのだ。

にもかかわらず、認知症患者誤嚥肺炎は最も多い入院かつ、その患者入院期間が長い傾向にある。入手可能データだとおおよそ一か月の入院となる。死亡退院率はおよそ15-20%で、肺炎としては非常に高い。疫学については良いデータがないが、専門病院などに勤務していなければ、受け持ち患者のうち5人から10人に1人くらいは誤嚥肺炎が関連している印象がある。

誤嚥肺炎は、進行した認知症患者ほど起こしやすい。そして、誤嚥肺炎を起こすことでさら認知機能が低下する。しばしば経口摂取が難しくなる。そして自宅や施設退院することが難しくなり、転院を試みることになる。

転院待ちのためにさら入院期間が延びる。

典型的には進行した認知症を背景に発症するので、意思決定を本人が行うことができない。患者施設入居者であることも多く、施設職員がまず来院する。その後家族が来院して、話をする。肺炎であるから治療可能な疾患の前提で話が進む。進行した認知症治療不可能な疾患があることは意識されない。

ここでは、進行した認知症、つまり意思決定能力があるとは考えられない患者、今自分がどこにいて、周りの人がだれであって、自分の状況がどうであるかを理解できないほどに進行した認知症患者、と前提する。

退院してもらうための手段、という意味では治療は洗練されてきている。口腔ケアを行い、抗菌薬を点滴する。嚥下訓練を含めたリハビリテーションを行い、食事を早期から開始し、食形態誤嚥しづらいものに変える。点滴を早期に切り上げて、せん妄リスクを減らす、適切な栄養療法を併用して低栄養を防ぐ…。

そういったことを組み合わせると、退院できる可能性は高まる身体機能食事を再開できないレベルまで低下することはあまりない。

しかしそこまでして退院した患者は、以前の身体機能認知機能を取り戻すわけではなく、少し誤嚥肺炎を起こしやすくなり、活動制限がかかり、介護をより多く要するようになり、認知機能さらに低下して退院していく。

から人によっては一か月とか半年後に誤嚥肺炎を再び発症する。

家族医師は以前と似たようなものだと考えている。同じような治療が行われる。

そこに本人の意思はない。本人の体験がどうなのかを、知ることはできない。

というか、進行した認知症で、ぼくらと同じような時間感覚があるのだろうか。

本人にとって長生きすることの体験価値があるのか、ないのかも知ることは難しい。

 というのは逃げなんじゃないか

状況認識ができなければ、そこにあるのは時間感覚のない快・不快感覚だけではないか。だとすればその時間を引き延ばし、多くの場合苦痛のほうが多い時間を過ごすことにどれほどの意味があるんだろうか。

なぜ苦痛のほうが多いかといえば、状況を理解できない中で食形態がとろみ食になり(これは美味とは言えない)薬を定期的に内服させられ(薬はにがい上、内服薬をへらすという配慮がとられることはめったにない)、点滴を刺され、リハビリをさせられ(見当識障害されている場合、知らない人に体を触られ、勝手に動かされる)、褥瘡予防のための体位変換をさせられ、せん妄を起こせば身体拘束をされ、悪くすると経鼻胃管を挿入される(鼻に管を入れられるのは、快適な経験ではない)

どちらかといえば不快であるこれらの医療行為は、治療という名目で行われる。

この治療は、肺炎治療するという名目の元に正当化される。

多くの医師は疑問を抱かずに治療する。治療される側も、特にそれに異をとなえることはしない。異を唱えるだけの語彙は失われている。

仮に唱えたとしても、それはせん妄認知症悪化としてとらえられてしまう。

老衰過程が長引く苦しみがあり、その大半が医療によって提供されているとは考えない。

 ここで認知症というのは単なる物忘れではないことを説明しておく。それはゆっくりと進行する神経変性疾患で、当初は認知機能、つまり物忘れが問題になることが多いが、長期的には歩く能力、座る能力食事する能力が失われ、昏睡状態となり最終的には死に至る疾患である

 多くの内科医はこの最後の段階を理解していない。肺炎入院したとき認知機能について評価されることは稀だ。

実際には、その人の生活にどれだけの介護必要で、どのくらいの言葉を喋るか、笑顔を見せることがあるか、そうしたことを聞けばよいだけなのだけど。

進行した認知症入院するのがどのような体験か、考慮されることはめったにない。

 訴えられるかもしれないという恐れの中で、誤嚥リスクを減らし、肺炎治療するべく、様々な医療行為が行われる。身体が衰弱していくプロセスが、治療によって延長される。

 医療において、患者権利尊重されるようになってきた。僕らは癌の治療を中断することができる。良い外科医を探すべく紹介状を書いてもらうこともできる。いくつかの治療法を考慮し、最も良いであろうと考える治療選択することもできる。

 しか患者自身認知機能を高度に障害されてしまった場合はそうではない。医師が何を希望するかを聞いても、答えてくれることはないし、答えてくれたとしても、状況を理解できないほどに認知機能が損なわれている場合は、状況を踏まえた回答はできない。

 そこで「もし患者さん本人が元気だった時に、このような状況をどうだったと考えると思いますか」と聞くこともある。(これは滅多に行われることはない。単に、どんな治療希望しますか、と聞くだけだ。悪くすると、人工呼吸器を希望しますか、心臓マッサージ希望しますか、と聞かれるだけだ。それが何を引き起こすかは説明されずに)

しか問題があって、認知症が進行するほどに高齢患者家族もまた、高齢であって、状況を適切に理解できないことも多い。また、記憶力に問題があることもしばしばあって、その場合は話し合いのたびに最初から話をしなければならない。このような状況は、人生会議の条件を満たしていない。もしタイムマシンがあれば、5年前に遡れば人生会議ができたかもしれない。

 親類がいればよいが、これからの世の中では親類が見つかりづらかったり、その親類も疎遠であったり、高齢であったりすることも多いだろう。

 そうした中では、理解が難しい場合も、状況を理解して改善しようという熱意に乏しい場合も、(本人の姉の息子がどのように熱意を持てるだろうか)、そして何より、医師が状況を正確に理解し彼の体験想像しながら話す場合も、めったにない。

 意思決定において、話し合いは重要視されるが、その話し合いの条件が少子高齢化によって崩されつつあるのだ。

 無益治療、という概念がある。

「同じ治療をしても100回に1回も成功しないであると推定されること」

「その治療を行っても、急性期病院から退院できないこと」

この二つを満たすことが無益治療定義である。この概念提唱した、ローレンス・J・シュナイダーマンと、ナンシー・S・ジェッカーは、脳が不可逆的に障害された患者対象としている。

彼らはいかなる経験をすることもないから、治療による利益を得ることもない、だから無益治療倫理的に行うべきではなく、施設ごとにその基準を明示するべきだ、というのが彼らの主張である

高度に進行した認知症患者誤嚥肺炎治療は、厳密な意味での無益治療ではない。彼らは何かを体験する能力があるし、半分以上は自宅や施設に帰るだろう。自宅や施設では何らかの体験ができる。体験を感じる能力も恐らく完全には損なわれていないだろう。

この完全ではない点が、倫理的な空白を作り出す。

痴呆から認知症/物忘れと名前が変化したことは一因だろう。

そこで死に至る疾患である印象が失われた。

専門家の不在は、価値の普及を妨げた。病状説明の型がある程度固まっていれば、それがどのような形であれ、専門家集団によって修正され得ただろう。ガイドラインは不十分である医療ガイドラインエビデンスのまとめと指針である。つまり誤嚥肺炎の診断・治療・予防であり、その価値に関する判断はしばしば言及されない。ガイドラインはないにしても、診断・治療・予防に関して役立つ本はある。ただ、価値踏み込む場合も、基本的にはできる限り治療するにはどうすればよいか、という観点である

人生の最終段階における医療ケアの決定プロセスに関するガイドライン人生の最終段階における医療ケアに関するガイドライン存在するが、そもそも高度な認知症合併した誤嚥肺炎が、人生の最終段階と解釈されることはめったにない。だからこのガイドラインを用いた話し合いができることは少ない。また、多くの医師は、押し付けられた仕事認識していることから、じっくりと時間をとって家族と話をすることはなかなか期待できそうにない。多忙であればなおさらである

さらに状況が不利なのは、個々の病院Key performance indexは、病床利用率であることだ。

認知症患者誤嚥肺炎は、しばしば酸素必要とし、時に昇圧剤やモニター管理を要するなど重症であることが多く、入院期間が長くなる。そのため、看護必要度を取りやすい。多くの病院は、その地域病院が不可欠であることを示す必要がある。不可欠であることの証明に病床利用率と、看護必要度使用される。そのため、誤嚥肺炎患者を引き受けない理由はない。救急車の使用率も高く、数値上は確かに重症であるので、病院経営上は受け入れておきたい。

 介護施設に入所した場合は、誤嚥肺炎の死亡で敗訴し、2-3000万円の支払いを命じられる訴訟複数あることもあって、搬送しないという選択肢は難しいだろう。

 介護施設から搬送された患者誤嚥肺炎であることは多い。その一方で、こういった場合家族が十分な話し合いの時間を割けないことが多い。片手間でやっている医師も、長い時間をかけて説明したくはないので、お互いの利益が一致して肺炎治療が行われる。

 一方、最近増えている訪問診療は、誤嚥肺炎治療を内服で行うとか、そもそも治療を行わないという選択肢を提案できる場である。そこには期待が持てる部分もある。定期的な訪問診療でそうした話がしっかりできるかといえば難しいが、可能性はある。ただ、訪問診療医になるまでに、誤嚥肺炎に関する専門的なトレーニングを受けるわけではない点が問題になる。しかし家での看取り、という手段を持てるのは大きいだろう。

 

訪問診療を除けば、医療の側からこの状況を改善することは殆ど不可能なように思える。

 病院経営構造施設訴訟回避医師不勉強説明不足、そしてEBM患者中心の医療を上っ面で理解したが故の価値という基準の不在、めんどうごとを避けたい気持ち多忙さ、患者自身自己権利利益を主張できないこと、家族意思決定能力の乏しさや意欲の乏しさ、こうした問題が重なりあって、解決は難しいように思える。

現在誤嚥肺炎入院担当する主な職種である内科医は、糖尿病外来診療を主たる業務とする内分泌代謝内科という例外を除いて、減少しつつある。

専門医制度煩雑になったからというのもあるが、ぼくは少なから認知症高齢者の誤嚥肺炎診療したくないから、希望者が減っているのだと思っている。確かに診療をしていると、俺は何をやっているのだろうか。この治療に何か意味があるのだろうか、と考えることがあった。同じようなことを考えている医師は少なからずいる。露悪的なツイートをしている。しか構造上の問題点について踏み込むことはそこまでない。

僕は構造的な問題だと思っていて、だからこういう文章を書いているわけだ。

進行した認知症患者誤嚥肺炎とは延期可能老衰である、という共通認識が広がれば、状況は変化してくるかもしれない。事実認知機能が低下していない高齢者で、延命希望しない方は多い。その延命意味は具体的に聞けば、かなりしっかりと教えて頂ける。

誤嚥肺炎診療は、所謂延命解釈することが可能範疇に入ると僕は考えている。

後期高齢者医療自己負担額一割と、高額療養費の高齢優遇の組み合わせを廃止することや、診療報酬改定によって、誤嚥肺炎入院加療の色々なインセンティブを調整することで、否応なしに価値が変化するかもしれない。そういうやり方をした場合、かなりの亀裂が生まれる気もするけど。

2024-07-17

認知症サポーターにせよ、ゴミ出しボランティアにせよ

労働力が足りないからといって子供搾取するような真似はやめてほしい

人手が足りないなら、今の人手で対応できるサービスに縮小してくれ

便器セーラー服入れられたことある

2014年出来事なんだけど、

母親認知症ボケてとき、私が学校で着てるセーラー服便器に突っ込まれたことがある

確かその日は父親と私で用事に出かけてて、帰ってきたらトイレのドアが開きっぱなしになってた

あれ?って思ってトイレの中を見たらお母さんが床に膝立ちで便器に向かい合ってて

手を直接突っ込んで、便器の中でセーラー服をぐるぐる回してた 洗濯機みたいに

お父さんがおい、おいって声かけても最初全然気付かなくて、

一心不乱に便器の中をかき混ぜてた

すごい勢いでやってるから床も水浸しになってて、廊下も水がはねてびしょびしょになっててさ

お父さんに思いっきり肩を引っ張られて、やっと我にかえってた?かな

こっちを振り返ったお母さんはなんかきょとんとしてて、寝起きみたいな顔だった

私はただただ怖くて泣きだしてた

(なんで泣いたんだろう お母さんがとうとうボケてしまったんだと実感して辛かったのと、大事制服が汚れてしまって嫌だったからかな多分)

ちょうどその日は修学旅行の前日で

その出来事があまりにもショック過ぎて、翌日も全然気持ちが晴れなくて結局修学旅行を休んだ

普段はズル休みとか絶対さなタイプ父親だったけど、そのときは休んでいいぞって言ってくれた

制服は洗って着る気にならなかったからもう一回制服屋で新しいのを買ってもらった

結局母はそのまま認知症が進んで、

その半年後くらいに近所の病院入院した

せん妄が酷いか病院の人にも沢山迷惑をかけたことだろうと思う

でも家で父が介護するのはもう限界だったし、介護に参加してない私もキツかった

学校から帰ってきて玄関開けたら汚物のにおいがして、お父さんが寝室で怒鳴ってて

友達は皆彼氏デートしたりしてるのに私はなんでこんなに毎日トイレのことばっかり考えてるんだ?と嫌になった

正直、「早く施設に入ってくれ」と思ってた

亡くなる数年前からはもう寝たきりで、亡くなったのが今年

2014年から2024年まで10年間ずっとボケてたことになる

私が生まれたのは1999年

母が体調を崩したのは私が小1ぐらいのときからから

私が元気な母と過ごした期間は7年ちょっとしかないらしい 短い

お父さんやお兄ちゃんは元気な頃のお母さんの話をよくするけど

私はそんなお母さん知らないんだよなあ

体力満タンのお母さんにもっと会いたかった

前もここで書いたけど、フット後藤さん本当に若返ったなと思う

確実に禁酒のおかげだと思う(その代わり甘いもの食べるからプラマイゼロ感凄いんだけど)

「酒やめたから若返った良かったね!」というよりも寧ろ、「酒…こわ…」感の方が強い

酒飲むと活性酸素が増加すんのか?

ミトコンドリア死ぬんか?

テロメア短くなるんか?

とにかく、全人類禁酒した方がいんざね?

日焼け・酒・タバコ禁止すればみんなだいぶ若いままいけるんじゃね?

見た目の若さを侮っちゃいけない。外見若いってことはやっぱり中身も若いんだよ。内蔵は勿論頭の中も。意識

注:認知症患者比較的若く見える(要らんストレスを抱えていないからだろうか。全部忘れちゃうから。「嫌な記憶は覚えている」と言われるが、実際のとこそうでもない)

が、若く見えても、頭の劣化はエグい

認知症罹患した時点で時が止まるから年齢からすると若く見えるのかも。しか病気は進行していき、やがては飯を食う方法すら忘れてタヒ

老いタヒに至る病だけど、それに追い打ちをかける認知症身体だけピンピンしてるのが地獄

老いただけで頭おかしゅうなるって酷い話やんけ

どうにかせえや

(「酒やめた後藤さんが若返った話」が途中から認知症の話になってしまった)

2024-07-16

anond:20240716180433

ひとりっ子アラサーのワイ、未婚決定。

親の認知症増田結婚できるかは別の話では?

増田が両親同居がいいと言うなら確かに結婚の足かせにはなるが…


あーあ。親孝行何もできなかった。私のこと忘れちゃうのかな。

孫は見せれませんでした。

この点は頷ける

ただ未婚決定となる根拠がよく分からなかった

先ほど父親認知症と診断されて帰ってきた

もともと発達障害っぽい人だから言動おかしくなっても気付けなかった

 

怒ることの無い人だったが、ここ半年母親(私のね)を怒鳴りつける事が急増。それと、住所が言えなくなった。それでやっと今日やっと病院へ。

軽度認知症とのこと。

  

あーあ。親孝行何もできなかった。私のこと忘れちゃうのかな。ひとりっ子アラサーのワイ、未婚決定。孫は見せれませんでした。

  

認知症遺伝子は私の代で打ち切れるのが幸いかな。親子三人で心中したい。愚痴すまん

2024-07-15

anond:20240715091955

若年性認知症検索して出てきたところに行く

 

若年性認知症じゃなかったらストレスなので放っておいたら治るでしょ

(おそらく若年性認知症検査の時に鬱病は出ないかもチェックするので一緒に可能性は潰せる)

松屋モーニング行ったけど弱者男性みたいな男ばかりで萎え

増田松屋モーニング進めてる人がいたので行ってみた

かに安いしコスパいいけど、周りの雰囲気が最悪

祝日の朝に松屋モーニング食べる層だから弱者男性しかいない

萎びた中年、チー牛みたいな青年認知症気味の老人しかいない

そいつらに囲まれて食べる飯は、正直不味かったよ

まあ自分もその一人だってことは認めるけど、あまりにも空気がよどんでる

から帰りに気分転換スタバ行ったけど、こっちは最高だな

意識高い系人間しかいない

値段が少し高くなるけど、雰囲気お金出してると思えば安いくらいだ

やはり飲食店は安いだけではダメだな

民度を金で買わないと、美味しく食べられないってことが分かった

2024-07-14

anond:20240714161006

可能性はあるが基本的遺伝可能性の方が高いみたいよ

認知症の初期症状や体調によっては似たようなの出るみたいね

34歳だけど、戻れないあの頃の事ばかり考えて毎日泣いてる

既婚子無し。(今のところ)

仕事いじめられて(ハブられて)おり

非正規ということもあり将来が不安ということと

子どもが中々できず、伴侶もあまり協力的でないし

もう時間があまりない

両親に孫を見せられないことへの不安

産休をとるかもしれないから下手に転職もできない

そもそも転職したとてまたいじめられるかもしれないし

かなりの数のお祈り自尊心ボコボコにされる未来しか見えない

実家には精神疾患きょうだいいるから頼れない

両親の認知症がはじまっている

いろんなことが積み重なり

毎日涙している

もちろん自分精神疾患

鬱病治療結婚からずっとしてる

季節性で例年は秋冬がやばいが、今年は今の時期からもうやばい

正直押しつぶされそうだ

そんな中、世間Y2K流行っている

私が感受性豊かだった小中学生のころの文化リバイバルされてきてる

毎日SNSを眺めては、あの頃は幸せだった

学校嫌いだったけど、家できょうだいマンガゲームアニメを楽しんで最高に幸せだった

友達毎日夕方までマンガ読んだり絵を書いたり、くだらない話をしたり…

本当に幸せだったあの頃を思い出しては涙が止まらない

いまは何もない

空虚

生きてる意味あんまり感じない

毎日心を殺して満員電車に揺られてハブられている職場で泣きそうになりながら仕事して

クタクタの中満員電車に揺られて帰って

ヘトヘトになりながら料理を作り

伴侶が帰ってきたら作った料理を残されて

残飯を捨て

夜の誘いも断られて寝る

そしてまた地獄の1日が始まる

こんな毎日

大切な人たちを悲しませたくないか死ねないけど

生きてる楽しさってなんだろうって

あの頃みたいに楽しかった頃に戻りたい

そう願っては、絶対に戻れない事実に打ちひしがれて

泣くしかない

頓服抗不安薬ももうすぐ使い切る

2024-07-13

anond:20240713202024

若年性認知症だと診断されて仕事クビになって離婚もしたのに

誤診で、実際は発達障害でした〜ってニュースを先週見た。

どちらにせよ専業主婦ならそのまま生活できたのにね

日本が緩やかに終わっていっていて、高齢世代で80超えても後進に席を譲らないバケモン達をさっさと始末しないともうどうにもならないんだよな

一回戦争でもして焼け野原から復興しないと、と思ったけど戦争したら若いのだけくたばってより状況が酷くなりそうだし、どうしようもない

65歳になったら要職にはつけないとか、65歳になったら被選挙権剥奪とか

んでアメリカを見たら認知症バイデン最後まで起立できてて偉いみたいな感じになってるし

終わりだよ終わり

2024-07-12

anond:20240712150540

滞続症状

これは今流行りの第4の認知症ですわ

働き盛りに多いんですってよ

[]ピック病

更年期症状と酷似

記憶障害のない第4の認知症

50代で発症急増

https://books.kokode.jp/products/detail.php?product_id=4283673

ピック病は脳の神経細胞内にピック球という封入体(異常な物質のかたまり)ができることで、前頭葉側頭葉が萎縮する病気です。

https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/frontotemporal_dementia/

働き盛りで認知症 ピック病、こんな症状出たら受診

人格や行動に異変が見られるが、本人に自覚はない。

https://www.nikkei.com/nstyle-article/DGXZQOKC071W90X00C23A3000000/

ピック病の方に「文章を書いてください」と言ったら、「文章ってなに?」と言われたことがあります

https://www.npwo.or.jp/arc/documents/090531pick/resume1.html

きっと祖母が死んでも泣けないと思う

4年前、祖父が死んだ。脳卒中だった。

日中窓の近くで寝そべって新聞を読んで、テレビを見ているだけ。糖尿病で大の酒好き。心配した母がお酒を取り上げると料理酒にまで手を出す人だった。

でも私は祖父のことが大好きだった。囲碁将棋を一緒に遊んでくれた祖父が、父のいない私の父親代わりになってくれた祖父が、大好きだった。

冷たくなった祖父を見て私はわんわん泣いた。人目も憚らず泣いた。葬儀屋さんに「お爺様が亡くなられてこんなに泣くお孫さんは見たことない」と言われたくらい泣いた。

祖父が死んでから祖母の老化が一気に進んだ気がした。

顔面の神経痛があるため病院で薬が複数種類処方されているが、カレンダーテレビを見ているのにも関わらずなぜか日付感覚あいまいなせいで用法容量通りに飲めない。

そのせいでしょっちゅう「薬が効かない」「痛い」と喚く。母が曜日時間帯ごとに薬を小分けにし、わかりやすくしても文字を読まないのか読めないのかわからないが、これでもちゃんと飲まない。

更年期障害を抱えながら、一家の唯一の稼ぎ手として休まず働く母はこの事にイライラを募らせ祖母を何度も怒鳴りつける。

祖父が死んだタイミングで色々と親戚間で揉めてしまい(私はよく知らないので割愛)引っ越しているのだが、四年目にしてまだお風呂を沸かすことも、お風呂場の換気をすることも、インターホン越しに会話することも出来ない。

文字が見えない」と言い訳するので、じゃあ新しい眼鏡を買えというと黙りこくって無視をする。祖母絶対自分の否を認めない。

私の部屋には鍵が無い。そして私はやましいことがあるとか部屋が汚いとかではないが自室に入られることをすごく嫌っている。だから母は部屋に勝手に入らないし、何か用があってもノックをしてくれる。

しかし、祖母は嫌だと伝えても何度も部屋に勝手に入ってきた。自分ストール仕舞ってその場所を忘れたのに、「私が取った」と思って勝手に部屋を漁った。

明らかに物の位置が変わっていたので「また部屋に入ったのか」と聞くと「知らない、入ってない」としらばっくれた。何度も問い詰めたらついに「入ったわよ!だからなんだっていうの!?」と逆ギレされた。

「私は自室に入られるのが嫌いだから入らないでくれ」と怒るのはこれで四回目だった。

電子レンジボタンが見えていないので、何も入れていないのにあたためを押し始める。ガスもついていることに気づかず放置をして、私が家にいなかったら火事になっていたのではないかと思うこともあった。

だが、祖母認知症でない。MRIをとって正式に異常無しとされた。

私や母はしばし祖母を怒鳴りつける。私は今大学生で、社会一般的に見れば大人とはいえずとも「ハンカチ持った?」や「傘持った?」と聞かれるような年齢ではないと思う。

しかし未だに祖母はこれを聞いてくる。そのうえ曜日感覚がないため日曜日にも「今日学校?」と聞いてくる。

そして、それに「日曜日から学校は無い」と答えたとしても、覚えていられないので次の週にはまた「今日学校?」と聞かれる。

気が狂いそうになる。毎日毎日同じような質問をされ、答えたとしてもその回答を覚えてもらえない。やめろといってもやめない、いくら教えても覚えない。毎回尻ぬぐいを私がさせられている。

当然、会話をしたくなくなる。私と祖母はめったに会話をしない。

私が祖母と話すのは祖母がまた間違ったことをしてそれを怒るときか、祖母が「今日バイト学校?」と聞いてくるときだけだ。答えたって忘れるんだから無駄なので聞かないでほしい。

よく「それでも家族なんだから」とか「小さい頃はお世話になったでしょ」とか「年を取ったらそうなるのは仕方ないことだから受け入れなさい」とか、そういう言葉を目にする。

そんなこと考えられないくらいに、辛いのだ。そういう人たちは実感していないからわからないのだ。自らの心を傷つけられてまで、加害者にどうして優しくしなければならないのだ。

祖母に「部屋に入らないでくれ」と頼む私は、悔しくて辛くて泣いていた。家族なのに、目の前の祖母が、老婆が憎くて仕方なかった。

目がよく見えないから汚れがほとんどついたままになるためするなと言われていた皿洗いを勝手にして、案の定汚れが付いたまま仕舞おうとし、いつも仕舞っている場所がわからないためぐちゃぐちゃに仕舞い、母を激怒させた日があった。祖母はそれでも「ごめんなさい」とは言わなかった。「あら?そうかしら?」と、とぼけるばかりだった。

しばらくして、母はトイレで吐いていた。

血圧も患っている母は祖母とのやり取りで一気に血圧が上昇したため吐き気の症状が出てしまったのだ。「気持ち悪い、頭がいたい」と便器に向かって胃液を吐く母の背中を擦った。

祖母は耳が遠いのでそれには気づかず、ぼーっとテレビを見て、笑いながら誰かと電話をしていた。

その時の私は、一晩中殺人を犯した際の刑期について調べていた。

自分は軽度のうつ病を患っている。中一で自殺未遂をしたあの日から「何かあったら死ねばいいや」とある意味無敵の人状態になってしまっている。

私が祖母を殺す前に、祖母が他の理由で死にますように。

祖母が死んでも、きっと私は泣けないと思います

2024-07-11

anond:20240711094025

結婚してようとしてなかろうと認知症になった人間の末路は大抵変わらん

それまでの人生がどうであれ脳が駄目になったらそれまで

そもそも本人は自分自身の事すら分からなくなっているというのに

そんな人間のうわ言に意味を見出そうとする

哀れな

わんこ最高

認知症にいいと聞いたのと、なんだか家の中が年寄りばかりで殺伐としているので犬を飼うことにした

昔飼っていたのは近所の人から貰った雑種だ。家族全員で世話をして20歳を超える大往生をした

ただあの時と違い、もう両親は年老いており散歩などの役には立たない

先代犬の時にメイン飼い主だった母は認知症で、足腰も弱っている

自分が全部世話するようになるんだろうなと言う覚悟をもって飼うことにした

保護犬とかがいいなと思ったが、保護犬は一から手なずけるのが大変である

自分が在宅勤務で、両親が若い頃なら多少がんばれたが正直こちらに人間を信用していない犬と一から関係を築くには我らはもう年老いている

仕方ないので、ブリーダーからの子犬を購入した

かわいい

めちゃくちゃかわいい

かわいいかわいいかわいい

家に帰るととことこやってくる犬

甘えてボールを投げてと言う犬

触ったらふわふわで暖かくてもふもふな犬

かわいい

幸せホルモンどばどばでるのが分かる

そしてなんということでしょう

デイサービスに行く日以外はぼけーっとテレビを日がな一日見ているだけだった認知症の母が、犬の散歩したさに家を出て歩くようになった

物覚えがよくなった

鬱ぎみで「何も楽しいことなどないし何もやる気がない」と言っていたのに「今日はお花にいってくる!あとで犬の散歩!」「は?楽しい事なんてない? この子の世話するのに忙しくてそんなことかんがえてらんないよ!」

かいいだした

から出たくないとか言ってたのに、犬を連れて泊まりに行きたい遊びに行きたいとか言い出して自分で近場のドッグランしらべはじめた

時間があれば体力のありあまる柴犬相手ボールを投げたりして遊び相手になっている

すげえ

犬すげえ

認知症にいいとは聞いていたが、認知症ってじわじわ悪くなるとか言うのになんだこの劇的回復

ありがとうよ犬

我が家救世主

世界一幸せな犬にしてやるから

長生しろ

anond:20240711122730

☆訂正あり

 

 

2022+2023年出生児数は155万7千人なので

今回NHK話題になった周産期うつでの自殺

10万件の出産あたり7.5人。

子供を持つ女性は平均2人産むのと、3人以上出産する女性もいるので

2人出産を平均として、少なくとも妊産婦10万人あたり15人位の周産期うつでの死亡率となる。

(双子1%年子は3%だが、4人以上出産は3%なので相殺とみる)

 

男性自殺死亡率との比較話題に上がっていて

2022年男性自殺者数は18920人、2022年男性全体の人口は6051万人なので

全体での一年間の自殺死亡率は10万人に31なのだ

詳細は

・勤務問題(仕事関連)で自殺は2538人で10万人あたり4.1人

健康問題(うつ以外の精神疾患身体障害統合失調症アルコール依存認知症)

 で自殺は5018人で10万人あたり8.29人

交際問題での自殺は485人で10万人あたり0.8人

うつでの自殺は2283人で10万人あたり3.77人

となっている。

 

☆訂正

妊産婦の周産期うつ自殺率を2人出産として、10万人あたり15人とすると

期間が3年半(産前9ヶ月,産後一年間として1年9ヶ月×2)となるので

そうすると周産期うつ自殺率と、男性自殺比較では

・勤務問題(仕事関連)は10万人あたり14.35人の自殺

健康問題(うつ以外の精神疾患身体障害統合失調症アルコール依存認知症)

 で自殺10万人あたり29人

交際問題での自殺は485人で10万人あたり2.8人

うつでの自殺は2283人で10万人あたり13.19人

でした。数が大幅に違い失礼しました。

 

(警視庁資料)

https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/R05/R4jisatsunojoukyou_huroku.pdf

 

 

妊産婦の死亡は周産期うつだけじゃなく

妊産婦死亡もあり(出血羊水塞栓での死亡)は10万件の出産で5人死亡。

平均2人出産するとして周産期うつ自殺と合わせると

10万人中25人が死亡となっていて他と比べても高いのでは?と思うが。

(こども家庭庁資料)

https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/7f316418-65cf-4678-9d4a-6f90ffe4a139/7c3ce411/20230728_councils_shingikai_kodomo_sodachi_kMt8Beo8_09.pdf

 

周産期うつ自殺貧困シングルファザーを産む問題子供貧困・成長にも影響するので、自殺率の高さ合わせて注目すべき自殺だと思うし

同時に勤務問題での自殺も、周産期ではないうつ病も、病気を苦にした自殺

それぞれ私は注目すべきという立場

伯母が他界した

実家に行ったら遺影じみたものが置かれていたので、父に聞いたら「ああ、10日ぐらい前に」とサラリと言われた。葬式とかやらないの?てかなんで私に連絡が来ないの?と思ったが、父と伯母の兄妹は、互いが寡黙な性格で連絡を取り合わないような希薄すぎる関係性だったか別に違和感はなかった。私も冷たい人間からなのかもしれない。


伯母はずっと独身だった。伯母は実家祖母暮らしていて、私は数回しか会ったことがない。実家家族で行ってもただ黙ってお茶を出すぐらいの人だったので彼女性格はよくわかっていなかった。子どもとしても少し不気味で、祖母の家に行くのは気が進まなかった。祖母20年ほど前に他界し、それから一人暮らしをしていたと聞く。


様子が変わったのは10年ぐらい前。深夜、突然伯母が我が家にやってきたのだ。「ごめんくださーい」みたいな感じで。相変わらず無表情だったけれど、目の焦点があっていないような。「隣人が私を監視しているから逃げてきた」「電車に乗っててもドローンで追いかけてくる」「ずっと私の悪口を言っていて本当に怖い」などと言うので、瞬時に「あ、統合失調症だ」と悟った。父は伯母の異常な雰囲気を前に絶望したのか、通常運転なのかよくわからないけれど、寝室に戻ってしまった。父の淡白さに呆れながらも、私はこの夜初めて伯母とまともに対峙した。彼女リビングにちょこんと座りながら淡々自分体験したことを語った。そして最後に「結婚していないというだけで、どうして私は責められなくてはいけないの。あなたなら、わかってくれるわよね?」と言われた。


心底驚いた。ずっと独身なことに劣等感を覚えていたということに。


彼女が私に同意を求めたのは、独身仕事に追われる毎日を過ごしている私の近況を父から聞いていたからだろう。自分の姉は早々に結婚して専業主婦になっていたから、私に対して余計に共感する点があったのかもしれない。そして、伯母と私は同じ大学を出ていた。


私はそれまで「1人で生きられるようになりたい」と強く願っていたものの、その果てにあるのは伯母の姿なのかと思うと、ぞっとした。私は結婚や家庭を持つことが成功だとは思わない。でも、伯母の世代だとそうはいかないかもしれない。伯母は大学を出てから仕事についたものの、ぱったり仕事をやめてしまい、ずっと実家祖母暮らしていたらしい。彼女が私の前でずっと無言だったのは「兄の成功の証」である「家庭」を見せつけられて、じりじりと自尊心が削られていたからなのかもしれないし、祖母から「お前はなぜ結婚できないのか」と問いただされていたかもしれない。テレビワイドショー芸能人結婚ニュースで溢れているし、ドラマを見れば結婚こそがゴールのように描かれる物語跋扈していた。おそらく伯母にも友人はいたはずだが、多くが結婚していき、疎遠になったのだろう。実家に取り残された伯母は、少しずつ精神が崩れて、病に至ったようにも見える。すべて想像しかないけれど。


幸か不幸か、私は心療内科に通っていたのですぐに伯母を向かわせ、その後病院転々とした。さら認知症発症し、施設に入っていたというわけだ。ここ10年は、意識が混濁状態でほぼ意思疎通はできなかった。それでもしぶとく10年を生き抜いたのだから生命力は強かったのだと思う。


そして、先日息を引き取った。伯母とはほとんど会話したことがなかったものの、自分人生観を大きく変えられた。彼女はどれほど「結婚」の呪いに蝕まれたのだろうか。想像すると胸がぎゅっとしめつけられる。あなたを悪いなんて思っている人なんていないよと言ってあげたかった。彼女人生幸せだったのか? そんな野暮なことを考えては、自分もっと関わるべきだったかもしれないと後悔の念が湧き上がる。


孤独は人を狂わせ、人は独りでは生きていけない。伯母は私の肉体に深く刻みつけた。

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