はてなキーワード: 大卒とは
田舎では周りに大卒がいないだとか、そもそも進学する道が見えてこないとか、前時代的な感覚が残っているだとか、そういった話が東京の大学に進学した筆者の体験談と共に語られる記事をよく見る。
現に友人がそういう記事を書いてた。
逆に東京出身の人間から見た田舎の記事もいくらかあった。地方の医学部に進学した人のやつとか。
何回か同じような視点の体験談を見ると「前にも同じようなのあったな」ってならないか。
まずオフェンス面としては「言葉による定義」や「その定義に当てはまるものの社会的な有害性のエビデンス付き証明」ぐらいは必要ですし、
ディフェンス面としては「同じ定義に当てはまるものが社会に大量にあったりはしないかのチェック」ですとか、「エビデンスに恣意性がないかのチェック」ぐらいはしておかないと討ち死にリスクが高まるでしょう。
現代日本人の過半数が大卒なはずなのに、こういう理解をちゃんとできてる人が少なすぎる。
まぁこういう傾向って規制派・フェミニストというよりは、右左にかかわらず「先鋭化しちゃってる層」の共通の特徴だと思うわ。
右側で言うなら街宣右翼。
自分の考えが「完全な正解」だと思い込んでるから他人の話に耳を傾けず、仮に本を読んだとしても自分の都合のいいように解釈する。
批判されても自分は完全に正しいと思い込んでいるから相手の話を聞く前から間違っていると決めつける。だからそもそも真面目に話を聞こうとしない。
結局マイノリティは何かしら理由つけて見下されるものなんだと思っている。
都会に住んでる大卒が多いコミュニティでは地方の高卒が見下されるし、高学歴が少ないブルーカラーのコミュニティなどでは大卒が馬鹿にされる。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 45 | 10316 | 229.2 | 57 |
01 | 28 | 3394 | 121.2 | 70 |
02 | 32 | 4816 | 150.5 | 62 |
03 | 11 | 1158 | 105.3 | 56 |
04 | 7 | 3681 | 525.9 | 47 |
05 | 3 | 116 | 38.7 | 33 |
06 | 16 | 1908 | 119.3 | 52.5 |
07 | 33 | 2660 | 80.6 | 31 |
08 | 37 | 3523 | 95.2 | 30 |
09 | 43 | 4667 | 108.5 | 51 |
10 | 57 | 6152 | 107.9 | 42 |
11 | 141 | 11680 | 82.8 | 46 |
12 | 104 | 7220 | 69.4 | 41 |
13 | 90 | 14568 | 161.9 | 46 |
14 | 131 | 14358 | 109.6 | 46 |
15 | 114 | 7997 | 70.1 | 41 |
16 | 88 | 6480 | 73.6 | 27 |
17 | 81 | 12000 | 148.1 | 39 |
18 | 150 | 16393 | 109.3 | 35 |
19 | 161 | 28007 | 174.0 | 76 |
20 | 296 | 53240 | 179.9 | 69.5 |
21 | 247 | 67713 | 274.1 | 378 |
22 | 298 | 72889 | 244.6 | 230 |
23 | 278 | 82374 | 296.3 | 375 |
1日 | 2491 | 437310 | 175.6 | 61 |
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※追記
「俺は努力して上京して高学歴になったんだ。競争に勝ったんだから見下しても差別ではない(要約)」みたいなコメントしてる奴らな
そーーーーーーいうところだよっ!!
ほんと救いようがねえな
お勉強して上京することだけしか「努力」と「競争」は存在しないのか?
極端な例を言えば高卒のプロ野球選手は間違いなくお前らより努力して競争に勝ち上がってるぞ
当事者のことも知らずに、地方の低学歴に「甘んじてる」のは怠惰と敗北の結果だって無邪気に信じてるのが醜悪だって言ってんだよ
※追記おわり
正直に言う!俺はスガーリンこと菅総理大臣を支持したくなってる!
それってようは「高卒クンはまともな文書書けないっしょw」って思ってるからでてくる言葉だよな
結局お前らさ、お勉強頑張って上京して都心の会社に勤めることこそが「成功」であり「幸福」であり
なんで地元から出れないことがイコール「埋もれる」ことなんだ?
ちゃんと「地方」にどんな産業があるのか理解した上で言ってるのか?
例えばだが、お前がメガネをしているとして、そのメガネが国産のものならば、ほぼ確実に日本海側の人口100万人未満の県の人口10万人未満の市で作られたものだからな?
お前らが着ている服の糸一本、乗ってる電車のネジ一本、住んでるマンションの資材一欠片、食った米の一粒まで全て都心の高学歴が作ってるとでも思ってるのか?
立派な大学出て都心のIT企業で働いてるお前らの何倍もの付加価値を生み出してる地方の中卒高卒なんていくらでもいる
優秀な能力を持ち、「東京の大学」でて「東京」でその能力を発揮したいと希望してる人間が東京に出れないのは確かに悲劇だが
本当に「東京」じゃなければならないことってそんなにあるか?
別にその優秀な能力を、高卒で地元の一次、二次産業で活かしてもまったく悪くないだろ
お前らの物言いには地方の無価値で無意味な仕事は、愚かで粗暴な田舎の低学歴がやってればいいって差別心が透けてるんだよ
「男だから、女だからこう」みたいな価値観の押しつけにあーだこーだ言う前にさ
自分の中の「地方」や「低学歴」に対する醜悪な先入観や差別心を認識しろよ
「女は産む機械」レベルの低解像度かつ差別的な認識で地方や非大卒を語ってんじゃねえよ
自分は大阪府下の決して裕福ではない家庭から公立小中高に通って、旧帝大を出た立場だけど、とても共感できた。
恵まれない環境に生れ落ちると、苦境や不都合を何とかすることを「努力」だと勘違いして、人生の大半をそこに費やしてしまって、人生をかけてやりたいことを探す時間を作れない恐れがある。
そして商社の名前や機能なんて大学に入るまで知ることも意識したこともなかった。
貧乏人救済の為の社会制度(奨学金制度も授業料免除制度)も自分で調べた。
(これは高校の進路指導で教えてくれよとも思ったが、多分こういう制度を必要とする家庭がその高校では少ないからかその手の制度には疎かったのだろう…)
そして大学で感じたのはやはり生まれの違いによるどうしようもない格差。
友達に、月の仕送りが30万円という学生がいた。親は地主で、弁護士もやってるらしい。その子は異性との出会い目的でスタバでバイトしていた。
その子にとっては僕がやっていた免許取得費用を稼ぐ為のバイトなんて馬鹿馬鹿しくて仕方なかっただろう。
英語は堪能ではないが、日常会話は難なくこなせるし、ビジネス英語への適応も難しくはないだろう。
自分は就職の為に必死で英語を勉強したが、「海外で暮らしたことがある」事実の前には足元にも及ばないだろう。
そもそも就職の為にそもそも仕事で使うかすらわからない英語に時間とお金をかけて勉強しているのが虚しかった。
スポーツで全国大会に出たことのあるバリバリの体育会系もいた。
自分は運動神経も悪くテストで良い点を取ることしか能のない人間だったので、大学に入ってその条件でふるいをかけられた後は、もはや何ひとつ取り柄のない人間だった。
他には、お金の勉強をするために親から出資を受けて投資をしている、という学生もいた。思い返すだけでも「恵まれた」エピソードは多種多様なネタがどんどん出てくる。
対して「恵まれなかった」エピソードはほとんど浮かばない。恵まれなかった、けど努力した、制度を利用した、受かった、だからここにいる。それだけ。でもそのルートに膨大な時間を割いていた。
何というか、自分が努力して勝ち得たと思っていた、貴重だと思っていた学歴が、彼らにとっては「ついで」でしかなくて、自分の受験人生は何だったのかと辛くなった。
自分が奨学金制度や授業料免除制度を調べ、金銭的に通える大学を探して、行きたい大学と行ける大学の間で悩んでいる間、「彼ら」は何をしていたんだろう?
入った大学の名前以外に何もない自分が、将来困らないように英語を勉強したり、親族で誰も着ていないスーツを選んで、ネクタイの巻き方をネットで調べて、就活に励んでいる間、「彼ら」は何をしていたんだろう?
が、恵まれなかった人間がその努力に多くの時間を割いている間に、恵まれた人間は別のスキルを身に着けたり、様々な魅力的な経験を積んだ上で、そのついでに学歴を手にしているのだった。
幸い、就職活動は景気の良さもあって(こればっかりは時代に恵まれた側だった)、結構良いところに就職できた。
でも、「それなり」の大学を出た以上、この先に待っているのも「それなり」以上の集団との競争が続くだけ。正直厳しかった。
人と人間関係を構築して信頼を勝ち取って良いビジネスを作る。これが仕事の基本。
他人に頼らず自分か行政機関に頼って何とかするしかなかった人生だったので、そういう人対人のコミュニケーションが致命的にできなかった。
何か困った時は「こんなこと頼んだら嫌がられるのでは?」という思考から始まるのがスタンダードだったので、仕事に時間がかかった。
恵まれた環境で、出来ないことは他人に任せて、その代わりに自分はできることに集中する。そういう健全な助け合いの生き方をできた人は仕事でも成果を挙げていたように思えた。そういう人たちが心底羨ましかった。
恵まれなかった自分は、自分にとって不利な条件で戦わせられ続ける競争がもう限界だった。
将来は、継ぐ財産のある人間を横目に家や車を買うために働き、嘘と妥協を重ねて「婚活」に励み、趣味を我慢して、老いた先には払い損の年金が返ってくるだけ。自分は死ぬ瞬間に何を思うのだろう?と考えると恐ろしくなった。
無事、うつ病になった。
他人と比べる人生は、上ばかり見て報われぬ競争に命を燃やすか、下を見てマウントを取る卑しい人間になるしかない。
高学歴の落ちこぼれに対して「大学で大したことなくても、世間一般では学歴があるだけマシ」と言う気持ちはわかるが、「世間一般」に対してマウントを取って生きていきたい訳ではない。
本当は、一々自分と他人と比べなければ幸せになれるのかもしれない。
でも、他人と比べなくてよいのだったら、自分は勉強なんてせず好きなテレビとかゲームばっかりして不相応な世界なんて知らずにテキトーに無責任に生きていたい。努力してもどうにもならないものは沢山ある。ほどほどに見切りをつけておくべきだった。
自分の人生のピークは間違いなく大学入学時だろう。世間を知らず、現実を知らず、健全な努力が何たるかを知らず、「自分は順調だ、努力は報われる」と勘違いしていたあの時が一番幸せだった。
将来は社会の役に立つ人間になりたい、世の為人の為に頑張ろう、かつてはそんな思いがあったが今はもうなくなってしまった。
でも、国が社会が憎いとも思わない。そしてこの現状を変えたい!とも思わない。もう何かの為に頑張ろうと思えなくなった。
まあ、これだけ格差の拡大した世の中で、しかも不景気だから、見渡せば自分よりもっと恵まれていない人間は沢山いるはずだし、そういう人から見れば自分は甘えにしか見えないと思う。
甘えでごめんね。
でもこれだけやって何も返って来なかった、なのにまだ盲目的に頑張ってくれると思う方が随分甘えた考えだと思う。
これから将来はもう、取り柄のない人間らしく適当に無責任に生きて適当に死のうと思う。
とりあえず生きて、貯金も何もかも失ってホームレス寸前になっても、そこで死にたくなったら死ぬし、そうでなければ、いざ死ぬのが怖くなったら生活保護がある。
今、自分が一歩一歩確実に「無敵の人」へと進んでいる実感があるが、それでも誰かを傷つけたり復讐してやろうという気は全くないので、そこは「いい子に育ったな」と自分を褒めてやりたいな。
わかりやすくいえば
「本来ならヤミ金ウシジマくんに出てくるマイルドヤンキーや底辺層が従事するブラック産業になんか選択肢にさえ入らない大卒エリート層の雇用が突然消滅した」という認識が分かりやすい
現に地獄のような就職状況だったと氷河期世代はいうが、有効求人倍率割ったのは2000年の一度きり
だからダンテの神曲みたいな地獄巡りの状況に陥ったって人間が「大卒者層で」大量に出たというのが氷河期世代の大まかな認識で間違いはない
だから「職さえ選ばなければいくらでもあっただろ」ってのは、嫌がらせでも嫌味でもなく今に比べたらホントのことだったんだよね
親がまともであることは,ほかの何よりも幸運なことだと自覚されたほうがよい。
おそらく,自分が親に恵まれていることはわかってはいるだろうが,それでも総合的に判断して自分は恵まれていないと感じているとすれば,それは高望みというものだ。
自分は南のグリーンランド県の出身だが,バスなどを乗り継がない範囲に1つでも高校がある時点で,おそらく増田の方がやや都会の生まれといっていいだろう。
自分も,勉強ができる子は馬鹿にされがちな地域で生まれ,公立高校に進み,予備校などには通わず大学受験をどうにかした。
ただ,自分が恵まれていた点として,うちの両親は大卒で,おそらく元増田の親よりもさらに少し学問に理解があった。
おそらく,努力も元増田以上にしてきたとは思うが,それはあまり本題には関係がないだろう。努力ができるかどうかも,環境に負うところがかなり大きい。
元増田は東京の人間と自分を比較するときに,なぜか当たり前のように東大や慶応などの(学歴的に)上澄みの人間と比較しているが,もちろん彼らは東京では当たり前の境遇というわけではない。
自分が田舎で比較的ましな親にあたったから,仮に東京に生まれても東京の中でましな方の親にあたるのでは,というのは,都合の良すぎる仮定というものだ。
単に都合の良い妄想がしたいのであれば,東京でかつ教育に理解のある親の元に生まれたい,などと中途半端なことは言わず,ビルゲイツの子に生まれたいとでも考えたほうがすっきりするだろう。
東大で多数派を占めているのは関東の進学校の子で,そこに地域差があるのは確かだが,田舎の出身の人間は少数派とはいえまれとは言えないほどには多い。
それ以上に大きな環境の偏りというのは,やはり親だ。自分が多少なり相手の背景を知れる程度に会話をした東大生で,親が学問か学歴に価値を見出していないという者は,一人しかいなかった。
結局のところ,都会に生まれたところで,親がまともでなければ人生は相当厳しくなる。
地域格差は確かに存在する。自分もその点では大いに苦労してきたし,都会の人間をうらやむ気持ちは大いにある。
ただ,都会の人間もそのほとんどは総合的には自分より恵まれていない環境にあるのだとも思っている。うちの親ほどまともな親はあまりいないので。
元増田も,その点はもっと重く考えたほうが良い。あくまで文の印象のみから判断だが,あなたの親は客観的に見て相当に「当たり」で,ほかの不遇を補って余りあるものだ。
最後に,元増田は「都会は田舎を見捨てている」と考えているようだが,それは端的に言って完全な誤りだ。
東京は,おぞましいほどに出生率が低い。東京のみでは人口の再生産はまったく成立していない。
元増田のように優秀な人材を田舎から引きずり出すことを前提として存在しているのが,東京という都市だ。
都会は田舎を見捨ててはいない。まだまだ田舎から搾取する気満々だ。
あんな田舎搾取されちまえという気持ちと望郷の念が,自分には半々ある。
ごめんね、わかりづらかったね。
ここで殴り書きしているのはそんな話。
ついでに言えば、地元から身一つで出てきている人たち尊敬している。
本来持っている能力を皆が発揮できるような世界に少しでも近づけていけたらいいな、と心から思っている。
【追記ここまで】
私は裕福でない家庭に生まれ、横浜の片隅にある ちょっとお上品な町で育った。
都心近くに育った私から見ても、やはり地方出身(と貧乏人)は不利だと思う。
一般的に身近に大学出身者がいないことは、その人の人生に不利に働くもの。
だが、横浜の片隅にあり、比較的裕福な家庭の多く住む新興住宅地で幼少期を過ごしたことは、明らかに私の人生に良い影響を与えた。
そのうち、上位5名ほどは中学受験をする人たちで、彼らは周りからもちょっと浮いた存在だった。
クラスの上位ではあるものの学年トップグループというわけでもない、少し勉強のできる目立たないグループに私は所属していた。
ずば抜けて勉強ができたわけでもない私が、この町から受けた良い影響を列挙してみる。
◎習い事
◎学習教材
※当時はマイコンと呼ばれていた。
熱心なコンピュータファンの小学生はお年玉をはたいてエントリーモデル(7~8万円)を買い、
裕福な家の小学生は親にビジネスにも使える標準機(一式で50~60万円)がプレゼントされた。
※アスキーに載っていた先駆者たちの話に影響を受けた。AppleやMicrosoft、ASCIIの創業の話など。
プログラムをかいて、大学を中退して、会社を興すような人生にあこがれていた
私は特別優秀な人間ではなかったが、町の人、家族、友人に恵まれていた。
家庭を作らない人生を選んだこともあり、今は親族の子どもたちの進学や就職を支援している。
- 技術は優秀だが、アピールが下手なITエンジニアたちの支援
といったことに精を出している。
うちのITエンジニアが「この会社にいてよかった」と思ってくれるような場所を作ることが、私の生きがいとなりそう。
ろくに元増田読んでないんだろうけど
元増田の住んでた所は大卒がいないどころか高卒も半分しかいなくてもう半分は中卒の街って設定だぞ
んで誰もスマホを持ってないんだぞ
https://anond.hatelabo.jp/20201026003439
バズってる増田を読んだ。
日本海側の3万人クラスの田舎出身の人間としては共感しかないのだが、嘘松扱いしている人がいるのがなんかむかついたので、私のエピソードも追加して地方の状況を広めたい。個人的には下記の3つが地方の不利さだと思ってる。
元増田も挙げていたが、地方に住んでると高等教育を受けた後に就ける職業のイメージが全くわかない。なんていうか、大学進学率が2割台で大卒の仕事自体があまりない町なんで、両親や親類、先輩と言った周囲の大人にロールモデルとなる人が全然いないのだ。うちの家族も俺がはじめての大学進学者だったりする。そんな俺の10代の頃のイメージはこんな感じ。
研究者→少年マンガのサポートキャラ、コナンの阿笠博士的な発明家ぽい人
その他商社マンや広告代理店とかの文系花型の仕事や司法書士、公認会計士等の仕業→そもそも大学行ってから存在を知ったぜ!
見えてる世界が狭かったんで、将来像がそもそもはっきりしないんだよな。俺は結局地方の国立工学部に行ったんだけど、箔のついた工業高校だと思ってたから授業で微積をまたやるのに驚いた。なんせオープンキャンパスでは面白理科実験的なことしかしてなかったんで。今となっては笑えるエピソードだけど、地方の高校生の認識ってマジでこんなもんだと思うよ。
個人的にはこれが地方の最大の問題点かなと思ってる。3万人の地方の田舎町でも、高校には進学コースがあってそれなりにレベルの高い教育を受けられた。ところが中学校がダメダメ。動物園状態。英語のリーディングで笑われるのはまあデフォルトとして、廊下を自転車で走るヤンキーがいたり、冬場にストーブで教科書を燃やしたりする馬鹿とかいてしょっちゅう授業が中断して学習できる環境では無かった。だけど義務教育なんで進度別のクラス分けとかあるわけもなく、校区制なんで学校の選択肢もなく。先生も進学熱が無いというか、金八先生に憧れてるようなタイプが多くて生徒指導のことしか頭がない。もしもタイムマシンで過去に戻れるなら親に無理を言って県庁所在地の中高一貫を受験してるだろうな。だけど地方で育つと中学受験という選択肢に思い至らないんだよな。そもそも田舎には通学1時間圏内に進学系の中高一貫高自体が無かったりするのがザラなんで。
コレは最初の項目と少し関連してるかもしれない。Amazonが普及した現在でも、参考書は実際に手に取って使ってみないとわからない部分が多いものだが、地方だと蔦屋併設の本屋が町に一軒だけ見たいな事が多くて置いてあるのがせいぜいチャート式と赤本だけだったりする。この選択肢の少なさは正直キツかった。もちろん予備校とかも無いので、入試対策は全面的に高校教師を信頼するしか無かった。幸い俺の担任は地方国立の数学科院卒の経歴で、難関大学の入試問題もスラスラとけるような頼もしい人だったんですごく恵まれてたんだけど、一つ下の学年は教育学部出身のちょっと頼りない先生だったんで、教師ガチャの要素がデカいなと思えたのだ。
まあ同じ地方でも、県庁所在地まで行けば話が変わってくるもしれない。紀伊国屋やジュンク堂的な大型書店があって多種多様な参考書を手に取って見れらし、進学校が存在してるから、実際に使ってる友人に見せてもらったりできるんでハンデは小さいかもしれない。周りにも県立なんたら大に通うような大学生があるから、それこそ友達のお兄ちゃんとかが自宅から通ってたりして、ノウハウやエピソードを聞いたりできそうだし。
お前が突然変異として扱われたのは身に覚えがあるだろう、地方に金をかけるコストと有能な人材の期待値が吊り合わないんだよ。
遺伝的に優れた個体が東京で同じような個体と何代も交配してきたんだ。たまにお前みたいな東京に来た変異体を入れたりしながらな。
俺は東京の大卒夫婦の家に生まれて適当に遊び暮らしながら育って早慶上智の下位学部を出た。確かに有名予備校のテキストは良い代物だ。俺は先輩のお下がりで受講はしてなかったけど、校内テストで下から2番目のバカを偏差値60まで押し上げるには充分な武器だった。
学費が格安だったからかお前みたいな奴はわんさかいたよ。でも誰一人として地方の教育発展を推進する方向になんか進まなかった。みんな当時の流行りの浮ついた業界に行って東京で結婚もせず未だに浮ついてる。何というか、あいつらには文化的素養と志がないんだ。