はてなキーワード: 抗菌とは
口臭もだいぶとマシになるし
―――唾液からの感染は、大人同士でも同じですか?恋人とキスすると、虫歯菌がうつったりしますか?
岡本:はい、うつります。人によっては、「今までずっと虫歯がなかったのに、彼氏ができたら急に虫歯ができた」なんてケースも、もしかしたらあり得るかもしれません。
でも、その人の体質とかによって、虫歯の進行度は変わってくるんですよ。だから、キスで虫歯菌をうつされても、虫歯になりやすい人となりにくい人がいますね。たとえば、唾液の量が多い人は虫歯になるリスクは下がります。唾液には抗菌作用、汚れを洗い流す作用などがあるので。また、食事をして口の中が酸性になった状態を中性に戻してあげるのも唾液の力です。だから、唾液がしっかり出ている人は虫歯になりにくいんですよ。あとは、元々持っている歯の質が強いとか、そういうのも大きいですね。溶けやすい歯の人、溶けにくい歯の人がいます。
—でも、恋人同士に「キスをするな」というのはなんとも酷な話ですよね…。
岡本:たしかに、それは寂しいですよね(笑)だから、大切な人ができたら、まずはお互いが相手に虫歯菌をうつさないためにも、まず口内をキレイにすることが大事だと思いますよ。やっぱり、カップルでケアをしに行くのが最善の方法じゃないでしょうか。ホワイトエッセンスならお二人同時に対応できるサロンも多いので、カップルでいらっしゃるお客様も増えていますよ。
アクリルたわし、アクリルの毛糸で編んだ編み物の事なんですけど。
使い道は主に皿洗いで、洗剤無しで汚れが落ちると重曹大好きエコ大好き環境を大切にしような人に支持されてたりする。
アクリルたわしは「洗剤を使ってはいけない」なんて事は全く無い!
私はバリバリ使う。環境なんてしるか。洗剤使わずに洗った食器は抵抗がある。
じゃあエコ以外にアクリルたわしを使うメリットがあるかというと、ある。
純粋に「汚れがとてもよく落ちる」。
スポンジを使っていた時は、油汚れは憂鬱だった。スポンジに着いた油を他の皿に塗りつけてしまい、それを防ぐ為に洗剤を追加し、夏でもお湯をジャブジャブ出していた。(私はエコは嫌いだが無駄遣いはもっと嫌いだ。)
アクリルたわしにしてからは快適だ。油汚れが本当によく落ちる。洗剤のCMでよく取り上げられるヌル付きもゼロだ。
茶渋や水垢なんかもよく落ちる。メラミンスポンジなんて使うのはアホだ。マジで。
私は食器洗いとは別に洗面所、お風呂場にもそれぞれアクリルたわしを置いて、水垢が気になったときにさっと磨く。全部落ちる。
メラミンスポンジの様なカスも出なければ、毛糸だから素地が削れる事も無い(はず。詳しい人教えて欲しい)
どうしてこんなに優秀なのに世の中に普及しないのだろう。
「泡立ちが少ないから洗剤で洗ってる気がしない」「かたくて使いにくい」というならば細いモヘアの糸を3本取りして編めば解決だ。スポンジと同じレベルで泡立つ。
「洗ったあとバイキンが気になる」というのはもはやバカバカしい。アクリル毛糸には抗菌タイプがいっぱいあるし、吊るして干せるのでスポンジより乾きが早い。気になるなら漂白でも除菌洗剤でもいくらでも使えばいい。
「買うと高い」これが曲者かもしれない。編めば100均の糸で4-5枚は余裕で作れるのだが、買うとなるとエコ税でもかかっているのかやたら高い。
これだけ熱く語っても誰にも伝わらないんだろうなー。
「世界は『今がすべて』」とそういう風に感じているんだろうか?
俺は、困惑している。
テレビ電話すらカクカクで、そういう感じで戸惑っていた時代だったわけだ。
10年前には、まだ30年くらい前の価値観を持っていた。俺が生まれる前の時代から続いてきた世界が少しずつ変わっている、その速度で覚悟をしていた。
学問を志していたが、僕の志した学問は完全に情報化の波にのまれた。
具体的には医学だし、医者にもなったけど、まさかこんなに製薬会社の言いなりに統計を出すだけなんて。
科学が学問ではなく、統計結果に対して理屈付けする学問ではない何かになった。
将棋では、AIが出した答えを人間がどうにか解釈するというものになりかけているらしい。
昔は人間が考えて学問のようになっていたと思うんだけど、現代は答えが先に出て、理屈を後からつけるようだ。
俺は、この変化に正直乗れていない。
10年前に医学部に入ろうとしていた時は、「細胞生物でも研究して、なんかDNAとかいじる感じ」だった。
それは確かに正しいといえば正しいが。
現状はIPSの発展しだいだが。
この時点でかなり予定がずれた。
いや、しかし、どうなんだ。
確かに、世の中進んでいて、早送りで結末見てるみたいで、効率いいなーって思うけどさ。
医学なんて、統計が出るたびにドンドン学問自体が変わっていく感じで。
昔は10年で半分とかのペースで変わっていたんだけど、最近では、数年で半分変わる。10年後には、半年で半分変わるとかいうレベルらしい。
本当かよって思うんだけど、マジっぽいから困る。
統計で血圧140以下に下げた方がいいってのがでると、それに付随した薬がでまくって、それに付随した研究論文でまくって、それに付随した治療の結果報告ができて、って感じでガンガン出てくる。
もうなんというか、学問が血圧いくら以下にしましょーってのを予想していた時代とかもう懐かしいレベルなんだよね。
あと、ゲームね。
スーパーマリオから、バーチャファイターで超絶未来を感じていたんだが。
エロゲーも『KANON』で文学を感じていた。『クロスチャンネル』とか、もう哲学だねって。
やりすぎコージーかよ。
もうさ、わけわかんないんだよ。
エロゲーとオナホでいまだに未来を生きてると思ってるレベルなんだよ俺の脳みそは。
なんだよ、VRとかって。
頭おかしくなるわ。
あと、スマホね。
確かに便利。
しかし、メールですら、10年前になんとなく追いつけそうで追いつけなかったんだよ俺。中学の時は返信の仕方がわからないし、メールで怖い思いするのいやだった。
どれもこれも、10年前なら、「これは大事件ですよ!これどうやって扱ったらいいのか?」って数年は取りざたされるレベルだった。
いやいや、俺が小学校のころは、20年くらい前だけど、プログラミングなんてなんのためにしてるのかわからないレベルだったんだよ。
よくわからない亀が20歩歩きますみたいな授業でやって、「それがだからなんなんだよ_?」って時代。
実際俺は今日、まったくバンドやったことなかったが、行ったこともない町に行って、バンドマンに会って話をした。
話をしながら、なんだ?って思いながら。
家に帰って、よくわからないネット運動家とツイッターで議論した。
本屋でバンドの本を読んで、家でネットでピアノの人がキーボードを扱う方法を検索。
そしてすぐ、あったこともない、ネットの思想家のツイートをRTして、「なるほどこんな考えもあるんだな」と、
そして、ネットでバンドマンから聞いたバンドマンのピアノアレンジを見て楽譜を覚えだす。
ある程度引けそうになったら、ネットでおっさんがやってる実況プレイを見ながら、同人ゲームをやる。
どうなってんだ?
俺は、いまだに今の生活を受け入れられていない。
俺が10年前に予想していた生活は、「図書館で論文を読みながら、世界について思いを巡らし哲学(現在はネットである程度世界の実情が見れるため哲学に頼らなくて不安にならなくなった)」
俺が20年前に予想していた生活は、「教授の下で働きながら、結果がでるかどうかもわからない中で、研究。情報収集で資料とりよせにはがきだしたりする」そういう感じだ。
その変化に正直、ついていけていない。
今の時代に生まれた子供なら、変化するのが当たり前でなんか、俺とは違う感覚のような気がする。
変化することを前提として、生活できているんじゃないか?今の子たちは。
俺は、わからない。なぜこのような不安を漏らす意見が少ないのか。
いや、多いのか?みんな戸惑っているのか?
わからない。
この世界にサクッとなじんで行動している人たちの頭が知りたい。
俺と同じで、行動は未来人(過去からみた未来人って意味で)だけど、脳みそは過去のままで違和感感じながら生活しているのか???
<追記>
やっぱ、納得いかない。
怖えよ。俺はいまだにこれらが怖いんだよ。
なんか、一線どころじゃなくて、100線くらい超えちゃってない?
お前ら人間じゃねえって感じ。
おいおい、そんな大切なこと、どうしてそんなアッサリ受け入れてるの?
つーか、人間として受け入れられる話なのか?
いやいや、俺も時代についていけなくて、一生独身だろうなーって思うけどさ。
脳内では、「やべえよやべえよ」ってなってるんだよ正直。
皆、なんで動いてくれないんだ。俺も動けないけど、1人くらいいるだろうって待ちゲーしてんだけど。
いやー。
どうして。なぜ、そんなことに。
人間ってそんなアッサリ変わるもんなんだなあってその可塑性の良さにびっくりする。
正社員→派遣。未婚率上昇。職場に女性社員増えます。起業率下がりまくってます。個人事業主激減。
こんなのそんなアッサリ受け入れられるんか?って余裕でみんな変わっちゃったね。
本当に変わっちゃったらしい。昔の感覚はサンクコストに引っ張られた判断になっちゃってる。
しかし、サンクコストっていうが、みんな、その感覚を前提に生きてたんじゃないのかよ。
現在すら処理できないのに、こっから加速して、この手の不安がたぶん5年に1回、3年に1回とだんだん間隔狭めてやってくるんだろ?
どうなん??怖いよ。頭おかしくなりそう。
<追記追記>
つーか、増田でこんな不安を書くなんて未来に俺が、こんな風に不安を吐露するなんて。
<追記追記追記>
おいおい!マジかよ!
俺のほうがおかしいのか?
じゃあ、なんでみんな、バーチャファイターで驚いていたんだよ。
それが、1年に数回レベルで起きてるってるのに、「大して驚いてませーん」って人たちさ、じゃあバーチャファイターの時の驚きはなんだったんだよw
いや、マジで、えっとさ、嘘だよね?
バーチャファイター、xvideos、なんでもいいけどさ、その時の衝撃がすごかったのに、
それがバンバンバンと何度も出てくるようなこの世界に驚き桃ノ木じゃねえの?
俺がネイチャーとか読んで、「マジかよ!!!ジャイロ効果って嘘なん!!!??」って思ったり、やたらいろんな分野知りたがって、「将棋でAIだって?」とか、「居角左美濃で矢倉絶滅かも!!!???」とか、「嘘だろ、ハロウィンってこんな流行るとかマジなん???」とか、「ポーカーがネットで?しかもネットプロが速攻できまくる?」とか、そういういろんな分野での新しい進化みたいなの見まくって驚きすぎなのかもしれないか?
まあ、単に医学自体が、1年で基本的な抗菌薬の使い方すら変わる(サンフォードってやつが毎年改定になって、毎年それみて参照しなきゃいけない)とか、これまで治療できなかったものが治療できるとか(C型肝炎はインターフェロンで微妙な治療効果だったのが、今は95%行ける)とか。もう常識が毎年変わるんだよね。
だって、肝炎とかって、何千年前から(ウイルスの発見は最近だけど)あるんだよ?抗菌薬なんてほんの50年くらいだっけ、それでこんだけ毎年イタチごっこやってて医療の主役とかマジ?
耐性菌とか毎年毎年出てきて割合が報告されて。それに対する統計でてきて、覚えて。
皆、各分野でそれぞれビビってるんじゃないの?
ビビってない人たちって、じゃあ、バーチャファイターが出たときも、現代の10分の1くらいの驚きだったの。
嘘だろーそれはー。
良さそうな物件を見つけていざ申し込みとなった段階で、危うく不明瞭な金を払わされそうになったので、その一部始終を残しておく。
他の店舗でもカモられそうになった人がいるようで、店舗全体でこういう方針だろうと推察できる。店内の雰囲気も明るく、店員さんも丁寧で好感触を持っていただけに非常に残念だった。
初期費用の支払先が諸々この会社の口座になっており、管理会社への支払い等もこの会社が仲介するという方法のようだ。申し込みの段階で「一時申込金」として、見積もりの内いくらかを払う方式になっているが、先程の不明瞭な項目の金と仲介手数料を払えとのこと。
クロであることは確信していたが、どういう返答をしてくるかの興味もあり、直接店舗に伺ってこの2つをぶつけてみると、案の定曖昧な返事しか返ってこない。
聞けば聞くほど「室内抗菌処理代」と「24時間サポート」の正体がわからない。どの会社が提供しているサービスで何のためのサービスなのかの説明が返ってこない。根堀葉掘聞いていくと「説明が足りておらず申し訳ありませんでした」の一辺倒。
そもそも、管理会社に敷金・礼金を払って、不動産会社に仲介手数料を払うのであればわかるが、費用全体を不動産会社に払って、色々な手続きを不動産会社が行うというのはよくわらかない。なぜ一時申込金に含まれるのかを聞いてもよくわからない返答だし、結果的に任意だったことも考えると不透明な中間マージンを取ろうとしているようにしか思えない。「室内抗菌処理代」「24時間サポート」の説明が曖昧なところを見ると、完全にクロだろう。
営利企業として利益を上げていかなくてはならないという点だけは同情しつつも、こんなことしてても客の不信感が募るだけではという当たり前の感想が残る。仲介手数料が少し高めに設定されているくらいの方がまだクリアである。そうしたら客がつかないのはわかるんだけど。
前回予告したとおり今回は足臭の対策について書く。
本当は連休中に書きたかったが、連休は寝たり起きたり忙しくてそれどころではなかった。
ここで説明するのは、俺が試したなかで一番楽な方法である。他のほうが楽だと思った奴はコメントかなにかに書けばいい。
さて俺の残念な思い出を一つ紹介する。
あれは俺がまだ若かったころの雪が降る12月。言葉巧みに女子1名を俺の家に連れ込んだときのことである。
荒い鼻息を悟られないように冷静を装って部屋に入り30秒くらい経ったころだろうか、なにか違和感を感じて「ん?・・・んん?・・・ふへっ??・・・んほぉ!!!!!!!」となった。
しかし、すぐに足臭の刺激臭が原因で脳が緊急警戒態勢を発していることに気づいた。
女の子は酔っているのか鼻が鈍感なのか分からないが、頬を赤らめ何かを期待している顔で「どしたの?」などと言っている。
半端ではないテロ並の刺激臭で、意識が遠のき死を覚悟している男に「どしたの?」と言われても「・・っもっ・・っみょ・・」といった言葉の断片しか出ない。
よくハリウッド映画で生物兵器が使われたときに衛生局員が着てる防護服(宇宙服みたいなごついタイプ)を着ている人が俺の死体を運び出す姿が走馬灯のように流れたくらいだ。
の、飲み物買ってくりゅ・・・と息を吸わないように言葉を発し、部屋を出て玄関に避難したのだが、玄関にはブーツがあり、そこからも刺激臭が吹き出しているのだ。
そのブーツはロングブーツだったので、とりあえずの息を止め緊急避難としてブーツを真ん中で折ることにより刺激臭を出さないよう対策し、玄関を少し開けたままコンビニへ逃げ込んだ。
コンビニ前でカップ酒を何本か飲み、そこから先はよく覚えていない。朝起きたら家の床にある大量の酒瓶とともに寝ている俺が一人いるだけだった。
足裏から出る臭いで異性を惹きつけるなんてクロマニョン人の時代とかじゃない限り通用しない(足臭マニアを除く)
諸君も足臭の対策をしっかり行い、このような悲劇を繰り返さないようにしてほしい。
俺のやってる対策は毎朝10秒で完了するが、その効果を最大限に上げるための前提となる対策がある。
足の爪を伸ばしっぱなしにするな。切れ。
風呂に入った時、きちんと足の裏を洗え。特に足の指の間を重点的に洗え。
靴下の素材に気を使え。ナイロン・ポリエステルが大量に含まれているのは買うな。最低でも綿が60%以上のを買え。
抗菌靴下とかあるが、そういう機能は選択の基準に入れなくていい。(抗菌という機能についてはどうでもいいということで抗菌靴下を選択肢に入れるなということではない)
革靴の場合は最低三足持て。スニーカーなど場合は最低二足持て。毎日同じ靴を履くな。
臭い靴は捨てろ。これから言う対策をしても既に靴が臭かったら意味が無い。
さて、ようやく本番の対策だ。
その方法とは、朝に靴下を履く前に制汗スプレーであるAg+を足の裏にシュッシュッするだけである。
こんな簡単な対策で少なくとも夜までは持つ。
もう少し具体的に説明する。
スプレーを足から約10センチ離して足の指からかかとまでシューっと一吹き行う。一瞬(1秒未満)でいい。
次が大事なのだが、足の指の間すべてに一瞬吹きかける。このときスプレーを足から3~5センチまで近づけてやるのが良い。
多少注意点もある
Ag+と書いたが別に資生堂のステマではない。俺がAg+で効果があっただけであり、他の制汗スプレーは試していないだけだ。
制汗スプレーは無香料のやつを使え。匂いと臭いは混ぜるなキケン。
足用Ag+とか売っているが、俺の試した範囲では違いはわからなかった。俺はボディ用を足にも使っているが効果は十分だ。
ボディ用ならワキにも使えて一石二鳥だ。
俺は朝の忙しい時でも忘れないように靴下置き場にAg+を置いて忘れないようにしている。
治療遍歴を治った人と交換すればいいのではないか?
たとえば、よく聞くのはビール酵母とビタミンAの組み合わせを服用する。(体質改善とか)
そもそもアトピーは風邪とか統合皮膚病みたいなもんで、1つの病気じゃなく複数の病気の総称だから、
何由来したアトピーなのか突き止めなければ治療もへったくれもない。
アレルギーが抗アレルゲン薬じゃなおらないので、複数のアレルギー原因物質の中から自分のアレルギー物質を見つけるのが先であるように
アトピーもアトピーの(ひとりひとり違うその人の)原因を突き止めなければなおりようがない。体の中の抗菌作用が弱いのか、特定の物質に反応しているのか、突き止めなければ治療もなにもないだろ。
http://anond.hatelabo.jp/20140202201656
ブコメ等読みながら、ここは一つ書いておくかという気になった。
フケ症の原因の大半は、脂漏性皮膚炎と言われている。
診断は難しい部類に入る。
脂漏とは皮脂分泌が多い事を指しており、皮脂分泌の旺盛な部位(脂漏部位)に発生する皮膚炎なので、このように呼ばれている。
原因は究明されていないが、第一に好脂性真菌マラセチアが皮脂を分解する際に発生する、遊離脂肪酸(オレイン酸)の刺激によると言われている。
Mincleという受容体がマラセチアの菌体に反応する事もわかっている(結核菌にも反応する防御機構である)。
カビの生育は温暖湿潤な環境が適するが、脂漏性皮膚炎は寒い時期に好発することから、乾燥や皮膚の血流量も関係すると考えられる。
また、ストレスや免疫も影響し、顔面神経麻痺でも起こることから皮脂の淀みも関係があるという説もある。
免疫力アップ、体質改善、運動、食事制限(脂質を避ける)など様々な意見や方法がある中で、最も外部からコントロールしやすい方法が抗真菌薬による治療である。
医薬品では一般名ケトコナゾール(製品名ニゾラール)が用いられる。
抗真菌活性のより高いと考えられる薬剤は他にもあるが、ニゾラールには抗真菌作用の他、抗炎症、抗アンドロゲン(皮脂抑制)効果が認められており、脂漏性皮膚炎の第一選択薬である。
頭皮は毛髪のために薬剤の塗布が難しいため抗真菌シャンプーを使うのが良いが、日本ではケトコナゾールシャンプーが市販されていないため、コラージュ・フルフル(ミコナゾールと相乗効果のあるピロクトンオラミン(オクトピロックス)を配合)を選ぶと良い。
7~8割の人はフケが収まるだろう。
ただ、体質的な病気のために完治は難しいので、維持をする工夫は必要である。
治らない人の中には、コールタールシャンプーを試す人も多いようだ。
前述の通り、ミコナゾールとピロクトンオラミンを配合したシャンプーで、抗真菌シャンプーとして市販している唯一のものである。
「フルフル」は原因菌のMalassezia.furfur(という古い呼び名)からとっている。
(現在では遺伝子レベルで細分され、真の原因菌はマラセチア・レストリクタであろうと言われている。ちなみにアトピーではマラセチア・グロボーサが優位である)
要するに、5~15分程度の「浸け置き洗い」を強く推奨する。
最初は毎日使う。フケが収まったら、再発しない程度の間隔を開けて使う。
隔日 → 週2回 → 週1回…とするのが良い。
抗真菌薬による治療後は再発まで1ヶ月以上持つ事が多いので、月一メンテナンス程度まで持ち込めたら上々だろう。
人によっては一時的な体調不良により惹起された場合もあり、再発しない場合もある。
季節性の人もまた、冬のみ、或いは夏のみのアプローチで済むかもしれない。
商品名ではニゾラール、ジェネリックとしてニナゾン、ケタゾン、ニトラゼンなどがある。
抗真菌、抗炎症、皮脂抑制の三重の効果があるため、第一選択薬とされている。
ネットショップでの輸入頼りだが、コラフルより効果は高い。使用方法は同様である。
臭くて鼻が曲がる事でよく知られているが、ケトコナゾール無効例でも著効を示す事がある。
抗真菌効果もあるが、上記と最も異なる点は角質の再生作用を持つことではないかと思われる。
コールタールが俗にダイオキシン受容体と呼ばれる器官(AhR、芳香族炭化水素受容体)に反応し、角質を作り出すフィラグリン遺伝子を発現させる。
(アトピーではこのフィラグリン遺伝子の発現が低下していると言われている)
よってコールタールシャンプーが効くのは、抗真菌作用と角質再生作用(+フケとなった角質を溶解させる作用)によると考えられる。
世界で初めて人為的に皮膚がんを起こす事に成功した物質として忌避される場合もあるが、
アメリカのメイヨー・クリニックにおいて25年間に渡るゲッケルマン療法(コールタールを一晩塗布後、紫外線照射)の追跡調査の結果、
皮膚がんのリスク向上が認められなかったと結論されている。FDAもまた「治療における」コールタールの発がんリスクは小さいとしている。
亜鉛のピリジン誘導体による抗菌効果のあるシャンプーで、かつてこれを沈殿させずに使える技術は、世界でP&Gと花王のみが持っていた。
しかし、花王は風評被害に負けてこの成分の使用を止めてしまった。過去のシャンプー「メリット」である。
現在は甘草由来の抗炎症成分(ステロイドに似た分子骨格を持つグリチルリチン酸二カリウム)を配合している。
尚、ジンクピリチオンの抗真菌効果の機序は、「細胞内の銅濃度を増加させ、真菌の代謝に必要な鉄と硫酸基の結合を阻害することによる」らしい。
h&sは比較的安価であるため、コラフル離脱期から離脱後のメンテナンスに使うと良い。
無論、これ単体でも効果がある人は多い。
いずれのシャンプーにも共通する事だが、すすぎが不十分だと界面活性剤の残留成分が皮膚を荒らすので気をつけること。
オクトはオクトピロックスを配合したシャンプーで細菌への効果を謳っているが、抗真菌活性もあることは確認されている。
ただし、配合濃度ではマラセチア全菌株に対しては効果が不十分であり、コラフルのように相補的効果を持つ成分を配合しているシャンプーには劣ると思われる。
バルガスリンスはジンクピリチオン、イオウ(殺菌、角質溶解)、オクトピロックスを配合している。
(2014/11/29追記)
オクトで改善したがコラフルで悪化する人、上述のシャンプーがどれも効果がなかったが脱脂力の弱いシャンプーに変えると改善した人など、
シャンプーに対する反応は個人差がある。この文章を以って単純に優劣を決めないよう注意されたい。
これも著効例こそ多いのだが、一ヶ月以内の再発率が7割程度(だったと思う)あり、電撃戦向けである。
必要以上にステロイドを恐れる人が多いので少し書いておきたい。
Strong(強力)というのは、並の強さである。そのすぐ下の強さは、子ども用である。
ステロイドは皮膚も産生している。
ステロイドによる反動は、皮膚が依存症的にステロイドを産生しなくなるためではないか、という医師もいる。
連続使用は2週間程度として、抗真菌薬へ切り替えるなどが望ましい。
炎症が酷い場合には、クリームやローションの基剤自体が刺激になるため、ステロイドしか処方されない場合は多い。
特に炎症が酷い患者の中には、ステロイド+亜鉛華のみで治療が行われた人もいた(2ヶ月ほどで完治、再発はない模様)。
馬油はマラセチアのエサとなり増悪する場合もあるので、人を選ぶ。「栄養のある脂質」には注意を。
オリーブオイルはオレイン酸(遊離脂肪酸)を多く含み、マラセチアを培養するための必須成分として使われる。
セラミドは角質間脂質で保湿に大きく影響する。安いもので十分らしい。セラミドはグリセリンと相乗効果がある。
化粧品カテゴリは宣伝が凄まじく、インターネットの情報の中で最も汚染された分類ではないかと思うので、あまり書きたくないな...。
ミコナゾール、ケトコナゾールは同じイミダゾール系抗真菌薬である。
耐性はできにくいと言われているが交さ耐性があるので、効き目がない場合はブテナフィン、アモロルフィンなど属性の違う薬剤を試してはどうだろうか(医者嫌い向け)。
日経メディカルの「マラセチアには伸ばしやすいクリーム剤をという記事に「適応があっても効果が低い薬」という表があったので追加。
http://i.gyazo.com/e0d911d60bc91cc5355242efcc7994ba.png (←記事はログインが必要なため、別途画像のみ)
シャンプー話をしたついでなので書いておくが、某美容師のシャンプーサイトはあまり信じないように。
「AGAにおけるジンクピリチオンとケトコナゾールの比較」という医学論文中に毛髪の太さと抜け毛数を記録したものがあったので、
科学的に誤りのある記事に対してそのURLをつけて批判的なコメントを投稿したところ、記事ごと削除された上にコメントが承認制になった。
前述の汚染された情報源の一つで、ブコメでも批判派は少数でゲンナリしている。
最後に、私は医学的な素養は皆無なので、文中に誤りがあれば指摘して頂きたい。
以上。
http://anond.hatelabo.jp/20110926210435
違う、そうじゃない。
>見た目をオタクっぽくないようにしたい
こうだ。
通り魔事件が起きて秋葉原で職質を受けるアキバ系の人間を写した映像、
秋葉原特集みたいなバラエティー番組でアキバ系の人間をインタビューする映像を何度か見るうちに苦しくなってきた。
チェックのシャツ(さすがにズボンインでは無いが)、夏は黒いTシャツ、冬は黒いコート、
某タイヤメーカーの「幅広、抗菌防臭、軽量、防滑、etc・・・」を謳った靴、自然乾燥に任せきりの天パみたいな髪型、
スポーツ用品メーカーのロゴが付いた「撥水加工、大容量」のショルダーバッグ…。
利便性、コストパフォーマンス、無難さを求めて行き着いた普段の格好が完全にこれと一致したのだ。
この格好で秋葉原に行くとマスコミの格好の笑いものにされて、警察から職質を受けて、アキバ観光に来たリア充に隠し撮りされて
「オタクきめぇ」とネットで晒し者にされるのだと思うとだんだん腹が立ってきて、私はそれまで休日に使っていた服、靴、バッグを全て処分した。