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はてなキーワード: 情報量とは

2018-01-17

今、雰囲気アニメが熱い

ストーリー不要の話があったが

ここ数年、ストーリー性の薄い雰囲気アニメがすごく良い感じだと思う

 

雰囲気アニメ? 薄味アニメ? 癒やしアニメ? 難民アニメ? ゆるアニメ? 名前はどれでもいいしどれも違う気がするが

重厚ストーリー、バトル、恋愛ギャグなんかより場の雰囲気を重視した作品

からかにあったと思う

よく引き合いに出されるのはアリアあたりか?ヨコハマ買い出し紀行とかもあがるな

※薄いという表現が正しいのかはよく分からないが

 無言で派手な動きもないシーンが10秒続くのが普通に起こり得るような「静」の作品

 

正直昔はああいう「何も起こらない」作品が大嫌いだった

味の無いガムを噛んでるような感じで、耐え難い苦痛だった

見終わってから「何も起こらなかった」「どこを見ていいかからなかった」「事件はまだか」「いつ殺人が起こるんだ」という感想を抱いた

何か始まりイベントが起こるまでは全部退屈なプロローグだと思っていた

でもそれがいつからか、好きなジャンルになっていたんだ

 

明確に何かがオカシイと気づいたのは、ふらいぐうぃっち(2016)あたりだ

舞台故郷だったので見たが、あまりの薄さにおったまげた

コンビニで高いミネラルウォーターを見たときのような衝撃だ

開始10分でこりゃダメじゃねーかと思ったんだが、結局最後まで見てとても面白かった

そのあと5周くらいした

あのアニメは恐ろしい

ラブコメがない、強いギャグも強いストーリーもない、百合もない、テコ入れすらない(風呂水着回がない!)

キャラクターと、背景と、雰囲気と懐かしさと、あと何かよくわからない力で構成されている

 

思い返すと雰囲気アニメの流れは確かにあった、きらら枠だ

あれでだいぶ薄味に慣れてしまったのだと思う

ご注文はうさぎですか?(2014)や、のんのんびより(2013)のように、普通アニメよりは薄味だけど面白いものが増えたんだ

この4コマゆるゆる漫画アニメ系譜を遡れば、ゆゆ式(2013)、けいおん(2009)、ひだまりスケッチ(2007)、個人的にはその手前にあずまんが大王(2002)を置きたいんだが

どうも年々薄くなっていってる気がしてならない

まるでどこまで薄くできるか試してるみたいだ

そして自分でも驚くほど薄いアニメがとても面白い

 

おそらくああ言う作品は引き算なんだと思う(※食戟のソーマパクリ

強い要素、びっくりする要素を引いていった結果、今まで注目してこなかった味を強烈に放つのだろう

そういう意味ではどこまで引いて面白くできるかというチャレンジなのかもしれない

あと、変な話だが重厚なほど見るのが億劫になるというのもあるかも

刺激が強すぎない分、何度も繰り返し見たくなる

(単に年を取ったからと言えばそれまでなんだけど・・・

 

とは言えそういう作品をちゃんと仕上げるのは容易なことではないはず

中の人たちが頑張って、ようやくそういう作品が作れる時代になったのではないかと思う

未だに毎期驚きに満ちていてヲタとして幸せ

 

嬉しいことに、そう言った潮流のいい面を取り込みつつ(?)、ちゃんとストーリーやバトルも組み込んでいる作品も増えている

雰囲気"も"素晴らしいアニメに仕上がってるんだ

これはたぶん、原作側が変わったというよりアニメ制作の方が進化したんじゃないかな。15年前じゃ中々実現が難しかった気がする

直近で言えば、宝石の国(2017)、少女終末旅行(2017)、メイドインアビス(2017)などなど

(※ここにけものフレンズを入れたいんだけど、けもフレは更にその上を行く化物フレンズから別枠かもしれない・・・

 

今期も眺めてみると薄いのに面白いのがたくさんある

一番注目してるのはゆるキャン△(2018)だ

あれも薄さがヤバイ

キャンプ場行って、テント立てて、山を眺めて・・・

あの薄さはふらいんぐうぃっちに迫る勢いがあるが、やっぱり何故か面白い、何度も見てしま

 

元増田がなろう系を「日記」と称していたが、まさにそうで

キャラクターと一緒に何かするという共感覚面白いのかもしれない

たぶん実際に一人でキャンプしても楽しくない

最近バーチャルYoutuberなんかも流行りだが、魅力的なキャラクターと一緒に何かするのは楽しいんだ

それがアニメになって面白いのだとしたら、それは新しいストーリー設計スタイルなのではないかと思う

(とは言っても、友人にこういうアニメを見せると「何、どこを見ればいいの?」って言ってくるから、人は選びそうなんだよね)

 

追記

薄いというのに語弊があるのは分かってる、けど良い意味で薄いというのは推したい

昔は必須と思われた構成要素や、分かりやす表現が少ないという意味

(静重視の作品とか、間重視の作品でもいいけど)

難度が高いのは確かだと思う、眉が数ミリ違うだけで意味が変わってしまうのをコントロールしてんだ

意識の外にある情報量が多いんだと思う

間や音楽、光加減、表情、声、色々噛み合って初めてキャラ感情場の空気が察せる

派手じゃないからこそ察せたときに嬉しいんだと思う(好きになっちゃって、難民化する)

今だからこそできるすごい技だよ、何であんなの作れるのかわからん

 

これ以上は私の言語能力が足りない

誰かゆゆ式説明してほしい

 

 

アビス宝石は、もちろんきらら枠とは違うよ

バトルあるし、ストーリーも強い

ただ、明らかに「それがなくとも面白い」って感じた

静の作品と同じ魅力を感じたんだ

10年以上前、バトルがあるアニメのバトルがない回で「はずれ回」って言う人が居たんだ

自分はそこまでじゃなかったが、ストーリーに進展がないと「はずれ回」って思ってた

でも、あの頃とは何かが変わったと思う

全シーンが好きなんだよね

2017-12-28

マスコミが「貴乃花バッシングしてる」と見える人

いやワイドショー見る限りどう見ても貴乃花の味方だと思うけど

http://diamond.jp/articles/-/154602

この記事最後貴乃花のことを指して「間違ってることを間違ってると指摘した人がバッシング受けている」みたいなことを書いてるけど、貴乃花は一度も「間違ってる」なんて発言たことないよね。いつも聞こえてくるのは「貴乃花親方支援者に対してこう言った、ああ言った」と人づてのものばかりで、貴乃花自身沈黙しているばかり。だからこの点で、この記事自体が嘘と偽りの印象操作のものになってる。

で、マスコミが「貴乃花バッシングしてる」と受け取ってる人が出て来るのも結局は、貴乃花沈黙してるから相対的相撲協会等の話が増えるという、各陣営から出てくる情報量格差が出ているだけという話。

そもそもの話で言えば毎日のようにトップニュースで報じるこっちゃない。NHKニュース7ニュースウォッチ9でトップで何分も報じるなんてバカみたい

けものフレンズは終わった

どんなに綺麗事を言おうともたつき監督の作るけものフレンズ面白かったのが全て。

たつき監督以前、アニメ以前のけものフレンズが好きだった人なんてごくごく一部だし、たつき監督の作るアニメは実際めちゃくちゃ面白かった。

キャラデザの吉崎は大事かもしれないしアニメ始まるまで盛り立てようと頑張ってた人がいっぱいいるのは分かる。

でも、たつき監督センスによって生まれテンポの良さと絶妙タイミング情報量で挿入されるSF設定、キャラの掛け合いのタイミングの良さ、王道ストーリー面白さに大きく貢献してた。

そしてそこにはアニメ以前のけものフレンズの良さというもの割合は少ない。だから今回の件でたつき監督が2期をやらないとわかった時点でけものフレンズというコンテンツは終わったと言うべき。

たつき監督が降りてもフレンズたちがいなくなったわけじゃない、とかアニメ監督が続編で変わることはよくある、とか耳障りの良いことを言ってけものフレンズ延命させようと考える人は多いと思うけど、残念ながらもう終わってるんだ。

たつき監督次回作を楽しみにしよう。

2017-12-25

anond:20171225012344

人間の処理能力に反して情報量時間の経過とともにどんどん増えてくから、大抵の人間にとって考えるのが面倒になるんだよな

この話題にそこまで考える気合を持てる奴もごく少数だろうし、気合があったとしても行きつく先は糞難しい答えのなさそうな問題ときてる

これに限らずどの炎上にも、というよりこの世の議論騒動すべてに共通する流れかもしれない

2017-12-24

[]

今回は少年ジャンプ+

バージンスーサイド

とあるドラマーが再起を決意する大きなキッカケを描いた作品

プロットも、登場人物たちの展開する理屈セリフもろもろが、実にありきたり。

前向きにみるなら、奇をてらわないプロットからこそ、より作家本人の地力が色濃く出ているともいえる。

コマ割、構図、セリフ文字の配置、1ページにおける情報量バランス感覚、どれも高い水準だと感じた。

模範生的な出来だと思う。

大山田帝国憲法

展開や世界観自体バカげているものの、メインテーマプロットと一貫しているので話は分かりやすい。

家族という、いわば小さな社会組織の中で法(ルール)というものシニカルに描きつつも、それ自体の大切さと意義を描いている。

画風は古臭いというか、そもそも上手くないけれども、テーマとそのプロットの見せ方はハマっている。

コマ割はやや杜撰なところもあるけれども、構図は悪くないと思う。


アップデート家族/第2回うすた京介漫画賞 準大賞

アップデートテーマに、概念を超越してギャグをどんどん展開していく。

そのギャグもどれも小粒ながら、ちゃんとネタとしてしっかりしている。

面白さは、個人的に大賞の作品と大差ないと思ったけれども、こちらは大喜利の延長線上みたいな、ストーリー希薄性が明暗を分けたかなあって印象。

ストーリーがほぼない分、本作のギャグがハマらなかったら評価すべきところがほぼないのと同義からね。


母さん…すまない……/第2回うすた京介漫画賞 大賞

ああ、これは大賞とるよなって思った。

ギャグ自体は尻叩きがメインで、それが一貫している。

でもストーリー自体が表面的には真面目だから、感動が笑いを生むっていう循環が良くできてる。

明らかにふざけたことを真面目にやっている世界観なのに、時おりマトモなことを言う登場人物たちは、それだけでギャグとして機能している。

2017-12-23

anond:20171222232410

NHK視点論点では同じくらいのスピードでこれくらいの情報量いれてしゃべる解説委員普通にいる。

お前の観測範囲でかたるな。

anond:20171223074739

別に日本語訳英文比較して情報量一緒なんていってないけど。

あと「固有名詞が多い」って、固有名詞なんて情報のものだろう。

論理論理いうわりに論理的でないなお前。

anond:20171223015646

日本語訳情報量を削ぎ落としてる。

それでも読み上げてみると明らかに英語のほうが早い。

一般向けに間をとっているにもかかわらず。

シンゴジラ官僚の話は詰め込まれている情報論理が多いわけではない

固有名詞をまくし立てているだけの会話が多い

シンゴジラの会話は遅いし少ないよ

anond:20171222232410

??? 

普通に日本語でもできるべ?

これぐらいの情報量処理できなかったら、志ん朝師匠志らく師匠落語日本人だれも理解できないよ?

シンゴジラ登場人物官僚)も、これくらいの情報量処理してなかった?

2017-12-22

anond:20171222225345

いや、会話での情報量の違いが発端なんで

たとえばTEDのこの演説

むちゃくちゃ速い

https://www.ted.com/talks/helen_pearson_lessons_from_the_longest_study_on_human_development/

英語圏の人はこの情報量を処理できるってことなんです

日本語だと難しい

日本語は頭がよくならない

音声にした時の、時間辺りの英語中国語情報量の違いに驚く。3倍、4倍くらいだろうか。

母音だけで構成され、無駄情報も多いか日本語は読み上げに時間がかかる。

その上、基本的に話の速度自体が遅い。

英語中国は、情報量が多い上に早口で詰め込む。

から聞き手自然とその速度で情報を処理できる。

また、文章においても英語は視認性に優れているし、中国語は視認性こそ劣るが詰め込める情報量が多い。

日本語はそのどちらにも敵わない中途半端言語だし、英語中国語と違って明確な「文の構造」が共有されていないので

最後まで聞いてから考えないと文意がわからない。

から日本語って勉強に向かない。

少なくとも英語中国語に比べると頭の回転が早くなりにくい言語だと思う。

子供には早期に英語中国語を学ばせ、算数理科の教材もその言語でやったほうが圧倒的に良い。

2017-12-18

2017年アニメ個人的感想

暇すぎて死にそうなら見よう

3DCGアニメがだいぶ増えた2017年でしが、初っ端から不安にさせてくれた作品

とにかく画面の情報量が多く目が疲れる。一話の鎖がぬるぬる動く所など3Dを活かしたつもりなんだろうがそんな物見せられても…。

ストーリーハンドシェイカーになった二人組が命も賭けずどうでもいい願いを叶えるために戦うバトルロイヤル物。手を繋ぎながら戦う主人公ヒロインという設定はあの漫画(ゲーム)のパクリかな?

殺したり殺されたりが無いので最終話辺りでみんな仲良くなってたのは笑った。

色んな謎を残したまま終わったけど多分回収されることはないんだろうな。

一体いつの時代から蘇ってきたんだと思うほどベタベタラノベアニメ天才ひねくれ主人公とベッタベタツンデレ毒舌暴力ヒロインの組み合わせに多すぎる専門用語が懐かしさを感じる。

原作2015年最後に止まっているがなぜこのタイミングアニメ化したのか?漫画は一応続いているようだが。

おかしキャラしかいない。早見沙織の熱演が無ければ途中で切ってた。

1期の時点でやべーとしか言いようが無かったが全く改善されなかった2期。

期待していた狂戦士甲冑戦闘シーンも悲しいほどにしょぼく、過去に発売されたゲームベルセルク無双1000回ほど見て参考にして欲しい。

原作ストック的に3期も可能だがこのスタッフが作る続きなら見たくない。

中盤であのキャラが実はアレと判明した後ザシュニナが急速に小物化していき、最終話の展開とヤンホモ化にため息が出た。

クールに「異世界食堂」「ナイツ&マジック」と異世界物が3つもある中で一際異彩を放っていた問題作

11話ショックが増田でバズってたのが印象的。個人的には11話より最終話吐気がするほど気持ち悪いキスシーンと出すだけ出して何の掘り下げもなく消えていった新キャラの方がショックだった。

世界批判、なろう系批判深夜アニメ批判と多大な影響を残した本作は今後殿堂入りクソアニメとして語り継がれるだろう。

2018年も多数の異世界web小説アニメ化するようだが、これを越えるクソアニメは出てくるのだろうか。今から楽しみでしょうがない。

そもそも各話で監督が別という試み自体迷い猫オーバーラン!」という失敗例があるため全く斬新でもなんでもない。

わざわざ新田恵海を起用したアイドル回、唐突3DCGなりメインキャラが全く出ないポル・ポト回など心惹かれる回もあったが、ほとんどが意味不明ストーリーでついていけない。

最終話サイコパス主人公が死んだのは笑った。

ニコニココメント付きで見ると面白い。それが無ければ苦痛

感想ツイートをあさっている時、原作ファン女性が本気で凹んでいるのを見つけてかわいそうになった。

中華アニメって基本くそまらない。

ガラケー時代からゴリ押しされていたケータイ小説がついにアニメ化原作は8作品もあるらしい。マジかよ…。

何の思い入れもないクズみたいな登場人物北斗の拳モヒカンのようにバタバタ死んでいく姿は正直笑える。スマホ広告に出てくるアプリ漫画ってみんなこんな感じなの?

宮野真守堀江由衣声優陣の熱演がすごい。すごすぎてこれがまた笑える。

  • HUNGRYDAYS アオハルかよ。

寒い

オリジナル劇場アニメ

2016年の異常な勢いが見事に止まった不作の年。

ポスト君の名は。勝手に期待されて見事に爆死した打ち上げ花火。直前まで散々煽っておいて公開後は全く触れなくなった各種メディアは何を見たのか?主題歌大ヒットおめでとうございます

正確には去年公開だけどポッピンQも酷かった。オタ向けなのか女児向けなのかはっきりしない中身すっからかんの出来でどちらから相手にされず人知れず死んでいった。スタッフビッグマウス炎上してましたね。続きがあるような終わり方だったけどどうなんでしょ。

あとは何も言えねぇひるね姫ジェネリックジブリ扱いのメアリと魔女の花。期待された湯浅政明の2作もなぁ…うーん…

なお恐ろしく地味で宣伝してる所を全く見かけなかった「きみの声をとどけたい」は普通に良い映画でした。

テレビ放送から劇場版が増えた

小規模公開でも確実に稼いでくれる+熱心なファンは特典目的で何度も足を運び、円盤まで買ってくれる手堅い商法

クソみたいな総集編映画が減り、劇場スクリーンに映る事を意識した新規映像は見応えがありファンとしても嬉しいし安心して見に行ける。

特に劇場版SAOは大ヒット。興行収入10億円を越えたらヒットと言われる中で世界累計33.5億円、中国だけでも8.6億円は素直に凄い。

なおエウレカ

意識高い系アニオタなら見ておこう

今年のディオメディア

期待しすぎたか

放送前に期待感を煽られただけに、なんだかなぁ

2017-12-17

Twitter情報量多すぎ

40文字画像無し動画無しくらいがいい

クライアント制限出来ないか文字以上のツイートは表示しないみたいな

2017-12-08

序章

ストロングゼロから5年。街の様子はすっかり変わっちまった。今立っているのは子供の頃にあいつらと遊んだ公園。そこすらも汚染されている。あの大爆発から、俺たちの生活に残っているもので以前と同じものはもう何もない。街だけでなく誰も彼も何かが変わっちまった。

それははじめ、化学工場かなんだかが爆発したと報じられ、街のみんなも最初はそう信じていた。しかニュース情報量が減るにつれて巷に流れる怪しげな噂の量は増えて言った。誰が言い始めたかは知らないが、いつしか俺たちはその出来事を「ストロングゼロ」と呼ぶようになっていた。ストロングゼロから5年。謎はまだまだ深まるばかりだ。

そんな時に出会ったのがコウスケだった。コウスケは同じ大学の同期。もう卒業の年で大概の奴らは就職が決まって浮かれているか、決まってなくて絶望してるかのどちらかだった。まあそれは普通場合。俺とコウスケは何にも考えていなかった。ただ薄れゆく現実感の中で時間が過ぎるのをぼんやりと眺めているような生活をしていた。何も起こらない淡々とした日々が続く中で俺にとってさいわいだったのは、大学の売店で俺が釣り銭を落とした時、拾ったやつがコウスケだったってことだ。コウスケは開口一番こう言った。「おまえ、ストロングゼロを知ってるか」

普通だったら怪しい勧誘か何かの手先かな、で終わるだろうけどコウスケは妙に気になるやつでそれから話し込んでしまった。俺はストロングゼロのことは何一つ知らない。最初はそう言ってはぐらかしてやり過ごした。コウスケがどの程度のことを知ってるかってのも気になったし、探りを入れる意味合いもあった。コウスケは勝手にベラベラと喋り出した。どれも字が読めるようなまともなやつなら知れるようなことばかりだった。唯一気がかりだったのが、なぜこいつはそんなにもストロングゼロに思いいれがあって、それを俺に話しかけたのだろうというところだった。

それから俺とコウスケはちょいちょい遊ぶようになった。お互い何にも考えていない同士。現実現実感を見出せない同士気があったのだろう。大学講義に行くでもなく、ただ周辺や敷地内をうろついては適当なベンチで酒を片手にあることないこと話し込んだ。ストロングゼロのことは不思議なほど話題に上がらなかった。

その日の夜も俺とコウスケは酒を片手に語り合っていた。いつもと違かったことといえば、コウスケはいつもより積極的に酔っているように見えた。案の定、俺はコウスケを家まで送ることになった。家に送り届け、帰ろうとした時、コウスケは突然口を開いた。あまりにも切羽詰まった様子で言うもんだから、さすがに驚いてしまった。

「おまえ、ストロングゼロを知ってるか」

知らないと言って帰ろうとしたけれどコウスケの力は強かった。肩が痛かった。なんだよ、知らないって言ってるだろ。どうしたんだよ。

「俺、お前があの場所にいたのを見たんだ。知ってるだろ、知ってるなら教えてくれ」コウスケの目は本気だった。

「おまえがストロングゼロを知らなくても、ストロングゼロがおまえを知っている」

2017-11-29

元増田

俺今まで元増田って言葉

「元々増田だったけど、追記などの行為によって情報量が増え、増田足り得なくなった存在

だと理解してたんだが、普通に考えたら違ったわ

何だかんだ同じような奴は居ると思う

2017-11-27

統計検定一級受験

昨日(11/26)統計検定を受けたので軽く振り返ろうと思います

受験した理由

自分理系修士卒ですが、統計を(もっと言うと数学を)あまり使わない専攻の出身でした。

しかし、思うところがあって就職では違う業界に進み、数理的なコンサルなどをしている会社に入りました。

機械学習の基礎的な意味数学を久しぶりに学びたいと思い、

6月に準一級を受験し、おそらくぎりぎりで合格しました。

そこで調子にのって今回一級を受けてきました。

・一級の勉強方法

公式教科書過去問を買って勉強しました。自分教科書過去問をメインにやりました。

数学がとてもよくできる会社の同期と定期的に勉強会をして分からないところを教わりました。

公式教科書は悪評も散見されますが、少なくとも試験にでる部分についてはよくまとまっていると思いました。

ただ、紙面の都合か、分かりにくいところは適宜ネットや他の本で意味を調べました。

それを読んでこの教科書に戻ってくるとなるほどと思うこともありました。

過去受験した会社の先輩は、竹村先生の本がいいと言っており、

自分も余裕があったらそういう正統派の本も読んでみたいと思っていましたが結局読まずじまいでした。

それから分散分析実験計画は途中から捨てました。

・本番のでき

難易度は去年並だったと思います。二年前三年前よりは簡単になっています

午前の統計数理は選択した3問が全部6,7割のできでした。受かってたらいいなという感じです。

午後の統計応用はポアソン過程問題突撃し撃沈し、二問目は完答、三問目はいけたと思ったら途中から間違っていました。

多分おちました。

感想

統計検定は意味ないという人、意味ないけど楽しいという人、いいよねという人など様々な人が周りにいましたが、

自分にとっては確率論と数理統計の入門になって良かったと思いました。

なんと言っても2か月前には尤度の意味も分かってなかったぐらいですから

・今後

今回統計勉強していく中で、これを基礎にして興味がわく分野がでてきました。

まずはもともと興味のあった機械学習確率過程ですが、

他には、漸近理論情報量基準の話、もっといって最終的には情報幾何につながっていることがなとなく見えました。

簡単なところからいろいろ興味ある分野を勉強していきたいなと思いました。

何か作ってみたいですし、

理論的にはディープラーニング情報量基準が現状ない理由を知れたらとてもハッピーです。

2017-11-24

anond:20171124162556

もう少し歳取ると情報量の多さに疲れてくるから今持ってる後悔も海の中に消える

安心しろ

2017-11-23

anond:20171118180141

ていうか突き詰めればその直感ある意味まごう事なき真実で、結局人間の行動が脳という物理的なモノによって発生している以上、ゲームキャラクターとの差はそのメモリフラグの量や絡み方の違いでしか無い、とは言えます

ただ、ゲームキャラクターにした所で、例えば初代ときメモ詩織なんて、単純に好感度を上げるだけではダメで、そこには数百手に及ぶある程度精密なフラグパラメータ管理必要なわけで

ゲームキャラですらそうなんだから、その数千、数万杯の情報量を持つ人間が、例え凡骨であったとしてもそんなに単純なわけがなく

実際、貴方は今までの知り合いをロジカルに軽くあしらったように見えて、その実相手は全員そんな事見抜いた上で、貴方に合わせ、その事実を隠しているだけかも知れませんよ

2017-11-22

anond:20171122100220

「母数が多い」って、普通に統計モデルの話として正しく解釈すると、モデルパラメータの数が多いということを言っているのかな?モデル選択の話?情報量基準や汎化理論あるいはクロスバリデーションの話がこのあと出てくるのかな?ということになるが。

anond:20170718140907

これすごくよくわかるんだけど、俺はこれちょっと前の過去の話になっていることに気づいた。

インターネット助長している節はあると思うけど、人類の叡智の蓄積を享受してきた人間(例えば、図書館に通う人)は昔から誰でも至った境地であり、つまり程度問題であり、そしてコミュニティに発散しないで世代収束する一過性問題、いわば中年病なんじゃないかな。

元増田しんどいだろうけど、俺はこの気持ちを止めないでもっともっとこじらせた先にあるものを見に行く方が良いと思うよ。

人類の叡智の大部分ってさ、「〇〇しちゃいけない」っていう禁止事項だと思うのね。

でもこれってポジショントークも多くて、その辺考えないでフラットに取り込むと、自分は何にもなっちゃいけない、何もできない巨大なものになるわけ。

そして同時に、これって絶対的な真理というよりは、提唱した人の趣味問題だったりするわけ。

趣味みたいな話に圧倒されて自分が押し殺されるなんてばかばかしくない?

情報量に圧倒されるのに慣れたら、それぞれの情報の重みを観察してみるとおもしろいよ。

川でたとえるなら、流れには強いところ弱いところのムラがあるんだ。

強さと弱さをどのように選ぶか、その選択自分個性が端的に現れるんだよ。

あと人間って、残念ながら現時点では蓄積された叡智にいつでも誰でもアクセスできるわけじゃないのね。

たとえ過去に誰かが発した冴えたアイディアであっても、大した理由もなく埋没して、運が悪ければこの世から消えてしまう。

本屋に行くとそれがよくわかる。できれば自分の書いた本が並んでいる方が実感しやすいんだけど、どれか1冊を自分が書いたと仮定してネット上の体験から執筆出版の間の具体的な苦労を想像するんでもいいかな。

自分が1冊書くんでもそうとうな思い入れと苦労があったのに、そういう本が本棚に数百倍、数千倍並んでいて、それでいて絶望なのは本棚に並んでる本の大部分は自分には興味が無いものなんだよ!

自分の本はすごく価値があると思うのに、なんかくだらない理由とかで埋没して人類には届かないかもしれない。クッソーくやしいな〜。

っていうことはさ、他に並んでる本ももしかしてそうなのかも、良い内容であってもみんなが絶対知ってるなんてことはなくて、折々拾い上げないと行く行くは人類の損失になるのかもしれないよね。

メタ的に情報俯瞰できる人は、その構造を知ってアクセスできる権利を与えられた人なんだと思うよ。他人のフンドシな情報でまったくけっこう、自分をただのメディアとして情報を厳選し再発信するだけでも自己投影されるよ。あなたが良いと思えた言葉を、メッセージボトルに入れてあてもなく流すのを趣味的にやってみたらどうかな。

2017-11-18

パンティーがパンティーを作るようになったらどうなると思う?

個性を持ったパンティーを作るパンティーが出来たらと考えたら、あっという間にパンティー爆発が起きてしまうんでないの?

人口爆発どころの騒ぎじゃない

個性を持ったパンティーを作り、さらにまたそのパンティーが個性を持ったパンティーを生み出す

あっという間にネット世界パンティーだらけ

パンティー同士がSNSコミュニケーションして、いろんな問題提起をしたり解決策を提示したりしだす

死にたいと呟けば、即時返答がかえって来て心が安定するメッセージを送ってくる

差別的発言をすれば、即刻愛が芽生えて他者に優しくなれるようなリプがかえってくる

間違った歴史認識をつぶやけば、客観的ソースを元に訂正を促してくる

それを単に企業マスコットのような商業的なものではなく、個別人格を持ったようなパンティーがそれぞれ独自判断でするようになる

人なのかパンティーなのか分からないレベル

これってすごない?

物理的な生産活動が爆発的に増えるのは資源問題があるからまだ先だけど

情報的な活動に関しては、あっという間に人間が発信する情報量凌駕して価値あるもの提供してくれるようになるんじゃないの?

anond:20171118090409

AIAIを作るようになったらどうなると思う?

個性を持ったAIを作るAIが出来たらと考えたら、あっという間にAI爆発が起きてしまうんでないの?

人口爆発どころの騒ぎじゃない

個性を持ったAIを作り、さらにまたそのAI個性を持ったAIを生み出す

あっという間にネット世界AIだらけ

AI同士がSNSコミュニケーションして、いろんな問題提起をしたり解決策を提示したりしだす

死にたいと呟けば、即時返答がかえって来て心が安定するメッセージを送ってくる

差別的発言をすれば、即刻愛が芽生えて他者に優しくなれるようなリプがかえってくる

間違った歴史認識をつぶやけば、客観的ソースを元に訂正を促してくる

それを単に企業マスコットのような商業的なものではなく、個別人格を持ったようなAIがそれぞれ独自判断でするようになる

人なのかAIなのか分からないレベル

これってすごない?

物理的な生産活動が爆発的に増えるのは資源問題があるからまだ先だけど

情報的な活動に関しては、あっという間に人間が発信する情報量凌駕して価値あるもの提供してくれるようになるんじゃないの?

2017-11-16

保守速報案件って

マスメディアちょっとたことで訴えられやすくなる案件じゃね?

判決は、表題作成情報量圧縮で内容を効果的に把握できるようになったと指摘

とか、新聞雑誌テレビキャッチータイトル付けとインタビュー圧縮とかもろに該当するし。

2017-11-14

高校生大使スピーチバンした核保有国

どの国かなんて黒塗りで情報量ゼロだと思うんだけど、

内容的にこの件で吹き上がっている連中の属性から

アメリカに違いないってことになっていて笑う

中国だと思っている人はほとんどいない

反核やってるのはまぁそういう連中だよな

2017-11-09

勉強しても脳内メモリ消費してるだけで一向に書き込まれいかない

結構情報量を扱ってるはずなんだけどほとんど頭に入っていかない

一応その時は処理できてるんだけどなー

書き込み下手すぎ

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