はてなキーワード: 天邪鬼とは
19歳で大学進学のために京都に来てから、早くも二十年近くが過ぎようとしている。もともとのきっかけは本当に些細なことで、高校二年生のころ当時のクラスメイトに「京大受けてみようかな」と言ったところ「絶対に無理」と言われて、天邪鬼だった(いや、今もだけど)私は「それなら受かってやるよ!!」と心に何故か硬く決意したのでありまして。でも客観的にみればその友人の言ったことは甚だ正しく、なんとなれば当時の私の学力と言うと惨憺たるもので、高校の学年内順位なども辛うじて下から四分の一にいるかどうか。通っていた高校も曲がりなりにも「進学校」の枠に入ってはいたものの、当時(おそらく今もだと思うけど)札幌に四つあった東南西北(麻雀かよ、と思うけど本当にその四つがあった)の進学校のうちではドベで、北大への進学者数こそ多い(それだって今振り返って考えるにつけ、すごいことだと思うけど)ものの、東大、京大といった「いわゆる」難関大学への進学者は数年に一人くらい。まあそりゃ「無理」と言われるわという状況であったのね。ここまでの流れ、「それでもなんとか受かった俺すげー」みたいないけすかない感じにしか読めないな。すまん。違うんだ。そこは本題じゃない。なのでここを省略すると、現役のときは華麗に落ち、かつ後期受験の申し込みを前期受験前にしておかなくてはいけないことをしらず、後期受けようと思っていた、北大は受験すら出来ず(自業自得という言葉がこんなにも当てはまる状況他にある?って思った)、一浪確定。親に泣きついて予備校に行かせてもらい、ファンキーな講師陣に必死でついていくこと一年(代ゼミの英語講師(だけじゃないけど)は本当にファンキーで、セックスピストルズでかっこ良かったのはシドじゃなくてジョニロットンだったということを繰り返し述べていた)。そのおかげで本当にギリギリで合格したと言った塩梅。センターの自己採点やってたとき(何故か妹と妹の彼氏(これも未だに何故かよくわかってないが俺の高校の同級生)がいた)どんどんバツがついていくものだから、私も周りも顔が青ざめていくのは正味の話悪夢でしかないのではないか。二度と経験したくないし、この世から大学受験というシステムは無くした方が良いのではなかろうかと思ってますけれども閑話休題。
んで、京都に来てから。もちろんこれまで本当に過保護に育った人間には寮生活ってのはペットだった猫がいきなり野良に放り出されたくらいな無謀な状況ではあったのだが、やることなすことにだれか、というか親の監視が無いことに異様な解放感を感じた。
自堕落ではあるものの楽しい日々がきちんとそこにあり、毎日誰かとたくさん話をし、価値観が変わっていきながら、でもそれをちゃんと嬉しいこととして捉えられていた。人生で一番泣くことが多かったのもこの時期だし、まあなにかと閉じ込めていた感情が多かったんだなと改めて。周りにいた人たちがめちゃくちゃエモーショナルであった影響も、もちろん有ると思うけれども。
長々と前段が続いたが。
最初、私が京都に来たかった、と言うよりも「地元を離れたかった」のは、友だちもいねえし、黒歴史残ってるしで、そんなところから離れたいということかと思っていたんだが。今振り返ってみるとおそらくそこは理由の一個ではあるけれど、大きな要因ではなかったなあ、と思っている。
ここで、また冒頭のことに戻るのだが、何故京大でなくてはいけなかったか、と言うことが、わりとこの話の主題にもかかってる。
俺の母親は死ぬほど世間体を気にする人で、ひと昔前の言葉を使うなら、いわゆる「教育ママ」みたいな人やった。
今になれば、彼女がそう考えるに至った経緯もわからんくもないのだが、当時はよくわかってなかったし、母親の元から離れてようやく「監視、管理」をされていたのだと気づき、それがどんだけ嫌かもわかった。
うちの母ちゃんは母子家庭で、母方の祖父はもともと病弱ではあったらしいが戦争行って帰って来て母親が子供の時になくなったらしい。
それからは生活保護を受けたりして、まあいわゆる「普通ではない」生活をして来たのが、俺に対する教育だったりに現れてんやろな、と後に振り返って思うし、そこは「子どもに自分のような「「惨めな」」生活を送らせたくない」という気持ちがあったのもめちゃくちゃわかる。もちろんあとになって少しずつ理解できた話に過ぎないけれども。
ただ、それと関連するのかそうでないのかはわからないが、俺の母親は「通常そうなることが望まれてる」ルート以外の道を俺が辿ることに、異常な嫌悪感を持つ人であった。
極端な例えだが、俺がヘテロでなければ、あの人は納得しなかったと思う。タトゥーを入れたら、俺のことを拒否したと思う。法律婚をしないことにも違和感を感じたと思う。
なんとかわかってもらいたくて(甘かった)、きちんと真摯に向き合って話をしたこともあったけれども、最終的に彼女から返って来る言葉は「私はあなたの親なのだから」という、一つも意味を持たないものでしかなかった。
うちの母ちゃんは「性別に関わらず家事はしなさい」と言って、洗濯、料理、掃除、全部教えてくれた。今も改めて思うけども、その価値観はとても正しいと思う。大人になってから話した時に「結婚前に男性から良いように扱われて本当に辛かった」と話してくれた。聞いた時は俺も辛かったし、許せねえと思ったんだ。311以降に「初めてデモに行ったよ」と話してくれたことも嬉しかった。「もしかしたらようやくお母さんと和解できるかも」と思ったから。
でも、それはすべて「対他人に関して」のことで、彼女にとってはいつまでも俺は「かわいいゆうちゃん」でしかなかったとわかって「理解し合える」「親とはいえそれぞれ別の人間として付き合える」という望みを捨てた。
一個言いたいこととしては、「俺はあなたの感情ホストクラブではない」と言うこと。
あなたの期待通りに動かないといけないなら、そんなことはできないよ、と強く思った。
お互いに理解して、別々の人間として尊重しあいたいな、と思っていたけれど、少なくとも俺の親子関係のケースでは無理だった。
悲しいけれど、もう放って置くのが精神衛生上良いのだろうと思っている。
しんどい経験を経て来てたのは知っているからあまり強く言いたくはないけど、彼女は子どもを支配下に置きたかったんだなあと改めて思う。
おぬし、心に天邪鬼が棲んでおるな
同人女は等しくえらくねーよ!正当化すんな!っていう全方位に向けたお気持ちなので良い人もいるんだけど…みたいなのは省きますが、同人女じゃないと女オタク生きにくいなって思う個人の私怨です。(ここでは見る側作る側を問わず夢女子・腐女子・男女CP厨を同人女と定義します)
オタク女のコミュニティではこの3つのどこかに属してる前提で話が進むのでめちゃくちゃストレスです。そのため「好きな漫画?鬼滅の刃!流行ってるよね〜」みたいなファッションオタクとしてお茶を濁したり、オタクであることを隠すようになったんですけど、Twitterがあまりにも同人女のるつぼ。検索すれば何かしらの二次創作がヒットするの、全然森とタタラ場で暮らせてなくないですか?こっちは公式アカウント見たいだけなのにちょっとリプライを遡ると「〇〇くん幼女すぎ」みたいなえぐめのツイートが目に入るのめちゃくちゃ嫌なんですよね。性別知らずにゲームしてるのかな。
他にもやりたい放題してるので、同人女は他人の作品の二次創作で承認欲求を満たすために鍵パカのアカウントを使ってるのかと邪推してしまいます。本当に何で鍵かけないんだろう。
嫌なら見るなってゾーニングされてることが前提の発言じゃないんですか?
三者三様に嫌いなんですけど腐女子が特に苦手です。高校で私がオタクって分かった時に当然のようにその作品のBLの話をされて、さらには馬×男のCPについて話されたトラウマがあるんですけど、ジャブとしては重すぎるでしょ。初手から人外てなんなん?
・腐女子
男キャラ同士で妄想してる人と話してるとすべての展開がCP妄想に終着したり、キャラの会話を燃料とか言われたりで話が合わないんですよね。
中でも嫌なタイプが配慮したつもり腐女子とマウント腐女子です。
前者は腐女子の配慮って腐女子同士のことしか考えてないのかなって感じるあれです。
度々Twitter上で議論になる腐女子の自衛問題あるじゃないですか。例えば赤くんと黄色くんっていう苗字のCPに対して「赤くんと黄色くん最高!(画像の添付)」に赤黄とか黄赤ってつけろ、とかどんなシチュエーションか明記しろ、みたいな。
じゃあ腐女子じゃない人が自衛するためにCP名に赤を使うなよ!っていうのはあんまり言われてなくないですか?
どんなに公式名称で呼ばないとかの配慮をしてるつもりでも漢字一字の苗字や名前のキャラをCP名にしてる時点で無意味ですよね。
マウント腐女子は顔カプって言って作中で交流の少ないキャラをCPにしてる人をディスる腐女子のことです。確かに顔カプも理解に苦しみますが己を振り返ってみた時に笑える立場でしょうか?信頼関係が描かれているから、交流が多いからといって別にそのキャラ同士は恋愛関係ではないことがほとんどです。
この手の腐女子は厄介なことに多くが関係性厨を自称しています。しかしキャラ同士の関係性を重んじるなら原作以上の関係を望まないと思います。
親友なのが良いよね、ライバルなのが良いよね、みたいな話をしてるのにそこでCPに発展させられてもついていけません。
あと現実の性的指向の問題と混同する人多くないですか?今あなたのことは呼んでないんですが…
それとクラスメイト同士のBL小説みたいなのをメールで送られたことがあって、それも鳥肌ものなんですけどわりと対象の男子が寛容で「こういうのが好きなんだろ?」て腐女子相手に面白がってやるノリあるじゃないですか。キショ・キショ・キショ!需要ないわ!
・夢女子
いわゆる乙女ゲームを通っていないのでキャラと恋愛する感覚がよく分からないのもあるんですけど、夢女子と腐女子兼任してる友人に見せられた夢小説がまったくピンと来なかったんですよね。
そもそも俺TUEEE的な傾向のものが苦手なのでキャラのセリフや立場を乗っ取って無双する話にいまいち魅力を感じません。
・男女CP厨
自分の所属は一番ここが近いと思います。ただ明確に矢印が出てたり成立してるCPを応援してるのであって、原作にA男←B女の描写があるのにC男とB女をカプらせたりするのは違くないですか?パズルすな
上記の理由から同人女が苦手なんですけど、だからって他者の嗜好は変えられないのでブロックに勤しむしかないんですよね。この三つ巴でぶつかり合って消滅しないかな(カロリー0)
的外れな反応があって驚きました。タイトルは「死んでくれ同人女 人の目に触れないまま」とかの方が良かったですか?私は性別問わず作中で明確に恋愛関係になってない二人の二次創作CPが嫌いなので(作品の主題から逸れてると思う)、人を勝手に天邪鬼みたいにしないでください!
それは栞の本質を理解しないまま、あのサービスを利用しているのが一因だろう。
だから「栞に何かを書く」ことを享受する割に、それ自体の目的や欲望がハッキリとしない。
善悪や可否すら宙ぶらりんのままだ。
「漠然としている彼らにとって、この漠然としたシールはピッタリなのだろう」
誰かに貶されるわけでもないが、誰かが誉めてくれるわけでもない。
それを明確に可視化し、干渉できるこのシールは彼らにとって刺激的だったんだ。
「ただ……“ニーズに基づきすぎていた”んだろうな」
「どういう意味です、それは」
俺が尋ねると、二人が渋そうな顔をしている。
もちろんコーヒが苦かったら、ではないと思う。
本当に言うべき“何か”を避けて、口を歪ませている感じだ。
「……なあ、お前はどう思う、マスダ」
俺の疑問を他所に、逆にあっちが尋ねてきた。
「何がですか」
「今までの説明を聞いて、現状を見て、このサービスについて、どう思う?」
「……どうもこうもないですよ」
そう答えるしかなかったが、かといって嘘を言ったつもりもなかった。
だって俺がどう思っていようが、それは重要なことじゃないからだ。
例えば、連れ立った相手が服を選んでいる状況を想像してみるといい。
そして、その相手が「どっちの方が似合う?」なんて聞いてくるとしよう。
この時、俺の答えに意味なんてないだろう。
似合うと思う方を答えようが、天邪鬼で違う方を答えようが変わらない。
どっちでもいいと思ってテキトーに答えても同じだ。
いずれにしろ相手は服選びを悩み続けて、結局はこちらの意見と関係ない結論を導き出す。
タケモトさん達の質問も、要はそういうことだ。
見えていないのなら、ただのイヤイヤの天邪鬼にすぎんのではないか?
知恵を持ってしまったから性を否定できるようになって、できるから否定してみただけで、自分では俗人の一周先を行っていると思っているかもしれないが、その一周先には冷静に俯瞰すれば圧倒的に肯定するしかない現実があるんじゃないか?
正直、俺に言わせれば、性嫌悪とかトランスジェンダーとかいうアイデンティティを内面化する人のうちの一定割合は、遺伝的な障害を抱えるわけでもなく社会文化的な『賢さ』の刷り込みによって「若気の至りでヤンキーしてました」というのの逆バージョンが起きている、本質的には同じ類の「こじらせ」なのではと思う。つまり無骨さ方向に意識を高めてマウントを取るのがヤンキーとすれば、繊細さ方向で意識を高めてマウントを取るのがこれ。
コロナ自粛でテレワークの整備も進み、出遅れていた弊社もついに全員がテレワークとなった。
外に出れば常に景色が変わるし、常に誰かがいて、そういうことをあまり考えずに済んだのだけれど、テレワークといっても実際ほぼ休みみたいなもので、緊急事態宣言の下出歩くような天邪鬼でもない自分は外に出ることもなく、じっと家にいると嫌でも自分の人生の来し方について考えてしまう。
さらに悪いことに、テレワークで無駄な報告書作成を強いる上司と衝突し、職場ともなんとなく疎遠になった。(元々今はコロナ禍でほとんど仕事もないのだけれど)
そして志村けんが死んだ。
次々とこないだまでテレビで観ていた人たちがコロナになっていく。
「死」がどんどん身近になる。
あるいは新型コロナが一瞬で1万人を殺し、何事もなかったかのように消える類の災害であれば日常は消えなかったかもしれない。けどそうではなく、おそらく日本で死者が1万人を数えることはないだろうが、コロナは容赦なく日常を奪っていった。
自分にとって大切な人、家族、親戚、恋人、友人の命も永遠ではない。
けれども、ともすれば薄まりがちな、こんな当たり前の事実にコロナははっきりとした輪郭を与える。
いつまでもいてくれるわけではない親に、何かで一人前になった姿を見せられたことがあっただろうか。今の自分を、親は誇ってくれるだろうか。
自分は一体何がしたいのか。嫌なこと、面倒なことから逃げ続けて、最終的に後悔ばかりするのが自分の人生なのか。
そんなのは嫌だ。
本意ではないがこう言おう。
コロナが突きつける現実に向き合い、この機会に何かに挑戦してみようと思う。それは30過ぎではあるが大学受験を目指すかもしれないし、本気の筋トレをするかもしれない。国家資格の勉強をするかもしれない。
これまでの私の行動の結果、不幸な結末を招来しているのだが、結局、自分の中で悪魔を育てていたことが原因だっていうことが分かって絶望した。
悪魔とは、
である。
良い子でいようとする。
自分の本来の生き方ではない生き方、直感に従った生き方でもよいとする。
もともと優等生であろうとした私に自然に芽生えたものかもしれない。
これがあると最悪である。
もともとそんなになかったんだと思うけれども、某元北海道地方のローカルバラエティ番組に影響を受けて形成されてきたんだと思う。
それを真似してしまって、これがウケるものだから取り入れてしまった。
確かに、人生つらいときはある。それを笑いに変えるのは天性の才能だと思う。
しかし、それをわざわざ自分の人生に取り入れて悲観することはない。
これについては、院生時代の不遇な時期に、取り入れてしまったこのぼやきを、人に披露することで育ててきてしまったんだと思う。
小人閑居して不善を為す。
バイトをしなかった結果、生活リズムも必然的に乱れ、自分で何かを成すこともなくなる。
種銭があれば殖やそうとも思うのだろうが、ないから諦める。チャンスを逃す。
悪徳以外の何物でもない。
これらの悪魔に水をやり、食糧をやり、としてやってきた結果、30代の今がある。
手元には何もない。
転職できるだけのスキルもなければ実績もないし自信もない。配偶者もない。孤独と不安感のみがある。
さて、どうしたものか。
詰んだな。
・ワニくんは死んで終わるよ(直球表題宗)
→殺されるよ(他殺派)
→全部走馬灯だよ(1日目に死んでる派)
→悪魔と契約してて魂取られるよ(あんな簡単に彼女できないよ派)
→爆発するよ(爆発オチなんてサイテー派)
→世界が滅亡するよ(全滅派)
→寿命で死ぬよ(日数は連載開始からの現実の時間であって劇中は数十年後になるよ派)
→死ぬ終わり方もあるし死なない終わり方もあるよ(100日目マルチエンディング派)
→生き返るよ(福音派)
→残機が減るだけだよ(ゲーム脳派)
→異世界転生するよ(なろう派)
→生き返らせる話になるよ(ドラゴンボール派)
→[半分当たり(書籍版で掲載予定)]友人たちのその後の話になるよ(スピンオフ派)
・ワニくんは死なずに終わるよ(一転宗)
→死を超越した存在になるよ(神化派)
→神みたいなのが出てきて何とかしてくれるよ(デウスエクスマキナ派)
→ワニくんの名字が「100日後に死ぬ」で、彼女の名字が「死」で、結婚して婿入りするから「死まであと〇日」なんだよ(深読みしすぎ派)
・ワニくんは死なないし終わらないよ(新宗天邪鬼)
→100日目は投稿されないよ(未完派)
→[一部当たり(書籍化はする)]ウェブ版は99日目までで、100日目は書籍版にしか載せないから、読まなければワニくんは死なないし終わらないよ(あのね商法派)
→死まであとマイナス〇日になって続くよ(しょぼんのアクション派)
そんなことをよく言われるが、人は社会的生き物。
そうはなかなか変えられない。
運動できる・できない。成績良い・悪い。
昇進する・できない。
結婚・未婚。
子供いる・いない。
、、、、と思っていたのだが、気付いたら終わっていた。
その時点で、就職していった同期とは、人生の距離が大きく離れて、比較不能になった。
研究世界では、業績第一。もちろんここでも、比較がされるわけだが、
不幸にも自分には研究の才能がなかったようで、博士課程をドロップアウトした。
この時点で、就職した友達とはくらべものにならないくらい低待遇で、
誰とも話さず、ゆっくりと山を登る行為が自分に向いているようにも思えた。
山小屋で会った人々とはもちろん会話し、楽しい時間を過ごしたが、すべて一期一会。
お名前を聞いたり、連絡先を聞くこともなかった。
本場のアルプスに登りたいと思った。
そこで、スイスにある大学や企業の募集を調べて、Research Engineer職に応募しまくった。(学位はもってないのでポスドクは無理)
運よく、自分のもともとやっていた研究分野で募集があり、大学に雇ってもらえた。
赴任のための旅費も出してもらえて、ただでスイスに行け、ついでに給料ももらえた。
で、4年働いて、山にもいっぱい登って、
雇われたプロジェクトも終わりにさしかかり、どうすっかな?という状況。
ボスからは博士取れば?と言われていて、それも一つの道だなぁと思う。
でも、つきものが取れたように、学位そのものへの関心も失われて、
その場その場でなにか面白いものと出会ったら、そのときの刺激に合わせて生きていくのでもいいかと思っている。
いい人と巡り合ったら何歳でも結婚するつもりだし、
人生設計はないけど、プライドもないので、困ったときにはどんな仕事でもやるつもり。
数ヶ月前に書いたものがいきなりホッテントリに上がっていてびっくりした。どうして?
たしかに指摘されているように、タイトルが悪かったかもしれない。
私だってもちろん人とは比べてしまいますよ。私も社会の中で生きてるので。
だから、比べないというよりは、他の人の幸せのゴールを否定するわけではなくて、
他の人の幸せのゴールを無批判に自分の幸せのゴールに設定しないようにしよう、
自分で自分の幸せは何かを考えて生きよう、と思ってるということです。
もちろんハッキリ言ってしまえば、世間一般の評価軸で見れば、明らかに昔の友達と比べると私は下ですよ。
非正規雇用だし、日本に帰って職があるかわからないし、今後スイスで暮らしていけるかもわからない。
でも、週末にちょっとツェルマットへ、みたいな生活は自分にとって、すごくいい暮らし。
どうせ通常のゴールにたどり着けないなら、違うところを目指してみようというだけの話です。
自分はバリエーションルートを行こうと。なんかそんなイメージです。
自分は自分の幸せのためにがんばるし、面白いことを見つけてそれを手に入れようとする。
でも、それが世間一般で評価されているもの、みんなも欲しがってるものであることもあれば、
そうじゃないこともある。それだけのことです。
オタクみたいなもんですよ。鉄オタにとってとても価値のあるものがあったとして、
それはアイドルオタにとって必ずしも価値があるものとは限らない。逆も然りです。
もちろん生きていくためにお金は必要だし、まだまだ山も登りたいし、時間もほしい。
さらに自分が知らない面白いものがあるなら、それに出会ってみたい。
もう少ししたら、親の介護だとか、自分が病気になったらとか、いろいろな問題が発生するんでしょう。
だから、ほんとのタイトルは「自分の人生のオタクになると幸せ」って感じですかね。
スイス、生活費高いけど、給料も高いので、自炊して節約して暮らせば、日本に戻っても当座しのげる程度に稼げるからいいよ。
猫を3匹飼っている。それぞれ個性的で、性格も鳴き声も行動もだいぶ異なる可愛い奴らだ。この3匹でアイドルグループを組んだら売れると思うし、猫界のPerfumeとか呼ばれるようになるかもしれない。親バカだけど。
①黒白はちわれ
最年長の猫。唯一の雑種。私が小学生の頃からの付き合い。歳をとるうちに私にめちゃくちゃ懐くようになって、ここ数年毎日一緒に寝ている。入れないように部屋を閉めておくとジャンプで扉を開けてベッドに飛び乗ってくる猛者。
暖かい場所と私に撫でてもらうことが大好き。撫でるとすぐにごろごろ喉を鳴らし、私の首の上やお腹の上で寝ようとする。息苦しいので優しくどかすと不満げな感じでまた同じ場所に来る。しつこいけど可愛い。
老猫なのによく1匹で廊下運動会を開催しており、ダダダダダ!!!!!!!ドドドドンンンンンドン!!!!!!!!みたいな音を響かせている。
目に入れても痛くないほど可愛いが嘔吐をすることが多いため、3日に1度はその音で起こされるしベッドシーツを洗わなければいけないのでやばい。
1年前遺伝性の乳がんであることが発覚した。2回ほどの手術を経て今では元気に運動会ジャンプマンだ。できるだけ長生きして欲しい。
大柄なメインクーン。母にめちゃくちゃ懐いており、反対に父のことはめちゃくちゃ嫌い。私のことはそこそこ好きなようだ。家の人間以外には絶対懐かないタイプ。
死ぬほど天邪鬼で気分屋。一番猫らしい猫とも言う。機嫌が悪い時に触ると烈火のごとく怒りだしシャーが止まらないが(このせいで従兄弟からは名前ではなく「シャーちゃん」と呼ばれている)、そこそこ機嫌がいい時に撫でるとごろごろ喉を鳴らしたり目を細めて微かに鳴いたりとめちゃくちゃ可愛い。
夕方4時くらいから餌を欲しがりだすのだが、その時の様子がほかの猫より必死なため、妖怪えさほしがりというあだ名を付けられている。ちょっと枯れた感じの、あんまり可愛くない鳴き声でンァーオ!!!!ギャン!!とか言いながら足元にまとわりつくのが印象的。
運動神経が悪く、高いジャンプが出来ないため、私の二段ベッドに登ってこられない唯一の猫。寒い冬とかにベッドに乗せてやると満足そうにブランケットをふみふみしている。可愛い。
③白黒はちわれ
かなり太っている立ち耳スコティッシュフォールド。1匹目に比べると白い部分が多いため白黒、黒白で呼び分けられている。
犬みたいな性格の猫で、人恋しい!人間だいすき!ほかの猫とも遊びたい!僕だよー僕だよーねーねーみたいな自己顕示欲と構ってオーラがすごい奴。1匹目と2匹目はお互い不可侵だったのに、3匹目はがんがん他猫のプライベートスペースに突っ込んでいくためよく怒られている。
とても人懐っこい猫で、家の人間以外にもがんがん寄っていってこすって懐いてごろごろして~な我が家では初めてのタイプのすごい奴。でかい図体の全体重をかけて行われるこすりは強烈で、かなりの重量感がある。かわいい。
かまってやるとすぐに喉を鳴らし、可愛い声でンミャァーオと鳴き、足元をくるくる回り、時には膝の間にむりむり入ってきて座ったりと、猫カフェで飼われていたらめちゃくちゃ人気者になったのでは?と感じさせるポテンシャルがある。まあうちの猫なんですけどね!!!!!どこにもあげないけどね!!!!!!
しかしすぐ懐くがすぐ飽きるため、かまって!かまって!とアピールしていた2分後には「じゃあもう僕行くんで.......」みたいな感じでふらっといなくなったりする。不思議。