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2017-12-27

葬式お笑いネタにするのが嫌いだ

年末も近づいたこの季節、TVではM-1を始めとしたお笑い番組が大量に流される。

漫才コント、色んな形態芸人たちのネタ披露されるわけだが、

自分葬式ネタにした漫才コントが大嫌いだ。


母親を亡くしたのは四年前で、自分でもずいぶん長いこと引きずっているとは思う。

また、自分科学の徒であることを自認しているので、死後の世界だの霊魂だのが現実にあるとは思っていない。

ただ、自分を育ててくれた母親が、死とともに完全に消滅したと思うのも辛い。

生前まり親孝行できたとも思っていない。ようやく孫の顔を見せてやることができ、

これからやっと親孝行ができるかと思った矢先に、母は病で亡くなった。

からその母のためになることを何かしたい、母を喜ばせたいと強く思った。

もう死んでるのに。

肉体は完全に死んで、脳も活動を止めてしまい、客観的には母の人格は完全に失われてしまったというのに。


葬式というのは本当に優れたシステムで、一定ルールに従った服を着て、決められた儀式を開催し、

決められた受け答えをこなしていけば、死者のために尽くしたことにしてくれる。

それなりに信心深かった母のことだ、母が祖父母にそうしていたように、自分が母に対して正しく儀式を執り行えば、

母はきっと喜んでくれるだろう。

そう信じて、その場にしゃがみ込みたい気持ちを抑えながら、とにかく正しく、つつがなく儀式を終えるように努力した。

列席者もおそらく同じ思いで、ひたすら正しく、何事も起きないように儀式を進めてくれた。

その無言の一体感が、少なからず悲しみを和らげてくれた。


ところが、お笑いネタとして葬式を消費する場合、そうはいかない。

奴ら芸人は、ひたすら「正しくない」葬式舞台で演じ、それを観客が嘲笑う。

例えば無神経な葬儀会社人間を演じ、遺族の神経を逆撫でするような発言を連発する。

自分が母を送った時に、もしそうやって葬式台無しにされたら、と思うと恐怖しか感じない。

亡くなった母のために何かしてやれる唯一の機会を、一人(あるいは二人)の馬鹿のために奪われてしまうのだ。

さら恐ろしいことに、その状況はどうやら、他人から見たら面白いらしい。

死者を悼む無言の一体感など全くなく、喪主が何とか儀式を正常に戻そうと無駄にあがく様は、

どうにも笑えて仕方がないらしい。


恐怖だ。

そう遠くない将来、父も送ることになるだろう。

自分はその時も、信心深い父のために、正しく、つつがなく儀式を進めようと努めるだろう。

そのときTVでうまくいかない葬式を見て嘲笑っていた人々は、どう思うだろうか。

どこかで「喪主セリフが飛んだら面白いのに」「焼香の時に誰かが祭壇をひっくり返したら面白いのに」

とか思ってるんじゃないだろうか。

もしそうなった時、場を収めようとする自分は、やっぱり笑えて仕方がないんだろうか。

その時が怖い。

2017-11-24

anond:20171123192939

結婚式に限らず、お葬式で「ご愁傷様です」も、死んだときの報告時でいいやんと思う人かな?

まぁ葬式じゃなくても、大きなランドマークビル竣工式なんかでも芸能人が来て「おめでとうございます~」っていう合図でテープカットするよね。

逆に、新郎新婦側も「ありがとう」「来てくれてありがとう」と何度も言ったり、葬儀喪主親族は「いらしてくださりありがとうございます」はよく言う。

おめでとうございます、ご愁傷様です、ありがとうございますなど、相手のことに対する賛意、敬意、労い、感謝など、人に寄り添った言葉を発するとき場所や状況などそんなに左右されず何回でも言ってあげることのほうがいいから、みんないっぱい言うんじゃないかな?

もちろん、今後の生活を見据えた「がんばって」という煽情も相応しいと思う。

ちなみに、「あけましておめでとう」だけは、「あけまして」と「おめでとう」で分かれているのではなく、「あけましておめでとう」と言う一つの慣用句に近い気がする。

2017-07-22

家族って大事でしょう」が分からない

二十歳ぐらいのころ(今から十数年前)母親から言われたフレーズだけど、未だに咀嚼できていなくて困ってる。

とか色々思ったけど、当時40代母親が、病んで風俗にはまって会社も行けずに某大学病院から大量のステロイド投入されて結局精神面での悪化しか効果確認できず果ては余命数ヶ月の患者しかいない療養施設に島流しされた(過酸化水素とおかゆと排泄物臭いがする施設だった)夫の喪主立派に務めて、今考えると本当に大変だったろうし当時高校生だった自分は(上記疑問点もあって)正直全く手伝えていないところか、本当に迷惑しかかけてなかった。

その後結局増田教科書通りに浪人留年を繰り返してさら母親に対し負担をかけた。

やっとの思いで就職が決まったときに言われたのがタイトルにあるフレーズで。まぁ増田自身問題が多々あるのは認めるが、その上で増田は「家族って大事でしょう」が分からない。

しろ「家族」って、一緒にいる人を精神的に不安定にする枠組みに見えるんだが

2017-07-17

友達が死んだ

友達が死んだので葬儀に行った。

死因は分からない。


会場には大勢の人が集まっていたので、私たちは2階で、うっすらと聞こえてくる読経の声を聞いていた。

私はぼんやりと、目の前にいるあの人は何の関係なのだろう、部活かなぁ、とか、

久々に履いたかヒール痛いなぁ、とか考えながら何とか泣かないようにやり過ごしていた。


その後、焼香のために下に行った。

ご両親が泣いている姿を見たら、とうとう堪えきれなくなった。

作業のように手際よく進める葬儀所の人とか、機械的でつまらない弔電に勝手に憤りを覚えたりして。


喪主挨拶を聞いてボロボロと泣いていたら、そこら中からすすり泣きが聞こえてきた。

どうやらこれは、大掛かりなドッキリなんかではなかったようだ。

でも、まだ顔も見ていない。あの子はどこへ行ってしまったんだろう?


ワンワン泣いた帰り道、現実を受け入れられない私たち

思い出話を一切せずに、不自然なくらい“これから”の話ばかりした。

あんなに泣いた後でも、「明日仕事行きたくねえなぁ」って言い合える、

なんて人間らしいんだ。


まだぐちゃぐちゃしているけれど、

きっと私たち明日からまた何でもないような顔で生きていくんだろう。

ふと襲いかかってくるやり切れなさと闘いながら。

2017-07-04

100歳のじいちゃんが死んでわかったこと

葬式とは故人のためだけではなく、喪主の見栄も反映されるんだね

今回初めて喪主(じいちゃんの長男、つまり自分父親)の家族として葬式をしたんだが、父は式が終わったあと何度も「アイツも来てない、コイツも来てない、俺はやつらの親父が死んだときに花を出したのに」と文句を言っていた

葬儀費用は300万ほどだったが、ほとんど回収できなかった

ちょっとググッたけど葬儀費用の全国平均は200万だそうだ

じいちゃんは100歳だったので死ぬ覚悟はできていて、そろそろヤバイなとなったとき、母から葬儀費用として50万貸してくれないか」と持ちかけられた

子どものころから大学は出してやれないと言われて育ったぐらいだし、うちに金がないことは判っていたので、50万貸した

それで100万ぐらいの葬儀をするんだと思っていた

葬儀のあと、母から「借りた50万は出世払いとして~」と言われてショックだった 

あ、これ返す気ないんだなって

はあ~還暦過ぎた父が出世するのかいつかなあ~国民年金も払っていなかったらしいからな~あ~やんなっちゃうな~

30にもなる妹は香典を持って来なかったので代わりに自分の分とはべつに包んで持たせてやったし、じいちゃんは貯金年金40代ぐらいの若い女にすべて渡してしまっていたようだし、もう疲れた

家族が恥をかかないように」と体裁を繕うために金を出してしま自分もたいがい見栄っ張りだってことか

2017-06-29

働きたくないんだけどこれ儲かるかな

死んだらネットで知れる(SNS)サイト「しぬしぃ



マイページ作成して喪主と繋がろう!

宗教対応したいいねボタン実装(アーメン、南無阿弥陀/南無妙法蓮華アッラーアクバル等)

電子香典電子花輪対応(花輪で故人のマイページを飾れます)

2018/4/1 ver.0.1 リリース

2018/4/2 ver.0.2 リリース(アッラーアクバルボタンアイコンを削除し音声認識対応しました)

2017-06-11

遺言書は本当に書いてもらってた方がいいよって話

じいちゃんが死んだ。90近くまで生きて、死ぬ時もぽっくりの大往生で、ここまでは良かった。

大変だったのはそこから火種なんて全く見えなかった我が一族にも相続問題が勃発した。

具体的には長男夫婦次男夫婦が揉めてる。

長男夫婦は、「長男として家を継いで欲しいと、昔からずっと父から言われていた。」と主張し、次男夫婦は「長男夫婦はたまに来てご飯を食べたり掃除したりするだけで、毎日世話をしてたのは近くに住んでいた私たち。それに実は死ぬ少し前に父から『やっぱり家はお前に頼む』と言われていた」と主張している。

それに対し長男夫婦は「そんな話は聞いてないし、そんな話があれば父が自分たちに言わない筈がない。次男夫婦は嘘つきだ。」と(心の中で)反論。(弱いww)

大した家柄じゃないので、家を継ぐ継がないっていうのはどうでもいいっていうのは分かりきってて、要は遺産の話。

じいちゃん普通リーマンだったけど、先祖から継いだ土地が少しあるのと預貯金が数千万ある。(本当老人は金持ちでいいよね。じいちゃん戦争に行ってたし、公務員だったか年金40万近く貰ってた。)

まだ預貯金と、家以外の土地をどうするかの話し合いはしてないみたいだけど、葬式喪主は押し切って次男が務めたし、じいちゃんの家も次男夫婦が継ぐことで確定してるみたい。

このまま行くときっと預貯金次男夫婦が多くを持っていきそうな感じ。

結構すげーな、と思ったのがじいちゃんの葬式長男が受取人になってたじいちゃんの生命保険金で挙げた

だって次男は「父にやっぱりこれはお前にやるって言われたからこれを使わせて貰う」って言ってたけど、それは流石に嘘っぽいかな。

自分としては自分が貰える訳でもないかあんお金の行き先に興味もないし、兄弟で何やってんだよくだらねーなと思うけど、一つ言えるのはこんなんで兄弟の縁切れたらじいちゃんまじ悲しいだろうなー。草葉の陰で泣いちゃうよ、じいちゃん。

なんかこれを契機に出るわ出るわお互いの愚痴って感じでそれを聞くのも結構エグい。自分長男夫婦の子供なんだけど、叔父さんも叔母さんもすっごくお世話になったし、大好きだし、いい思い出しかなかったから。

兄弟結婚とか将来お祝いしたかったけどなー。もうなんか笑顔で一同会することはないかもなって感がムンムン。

「近くに住んでて、どれだけ金持ってるかを肌で感じてたら人間何でもするかもね」って言ったのはまた別の親戚の人。「えっ、次男夫婦が金目当てでじいちゃんに良くしてたって言いたいの?」って聞いたら「悲しいけどね」って言ってた。

そんなことー、切なすぎるー、知りたくなかったー。

「じいちゃん、遺言書書いとけば?」って一言じいちゃんにやっとけばよかったな。

はてなーのみなさん、一回ちゃんと話し合いの場を設けとくといいよ!本当に。うちだってすっごくすっごく(表面上は)ずっと仲良し一家で、まさかうちが!ですよー!

2017-02-26

喪主喪主ホットライン

あみんお尻の拭けなかったお(兄|じ)さんだよ。

俺も歳をとったね。うんとった。どれくらいとったかというと母が死んだくらいとった。

そうなんだよ、この前母がなくなったのね。

みんな知ってると思うから言うけど、俺一人っ子なのね。

もともとは姉がいたけどいろいろあって今は一人っ子なのね。

でほらさ、うち一家離散しちゃってんじゃん。

父母姉俺だったけど、

はいろいろあっていなくなっているし、その十年後くらいに父母は別居して、

父と実家に残った俺は、けっきょく父が嫌んなってさ、大学卒業してすぐ東京出てそれっきりって感じじゃん。

だけど俺においては両親の連絡先だけは知っててさ。

「だけは」っていうのは文字通り「だけは」でさ。

連絡なんて5年に1度もしなければ、実家に帰る、別居先に会いに行くなんてことも当然なくてさ。

まあ不完全ながらも一家離散しちゃってるわけですよ。

数学も離散したの扱っていこうぜってジャンルあるらしいし、

「家族」って形式にもそういうことってあってもおかしくないわけさ、ってのがあってさ。

あいいや。

でだ、喪主をすることになるわけですね。

配偶者がやるパターンってのもあるわけだろうけど、

ほら、母と父は別居状態からである俺がやる流れになるわけですね。

個人死生観は「死人に口なし」という感じの考えなので、

葬儀」というものは畢竟親族のためにあるんだ、ってな勢いで考えていたわけさ。

ほんとに非情に思えるかもしれないけれど、これはけっこう本心なんだよね。

お金の話しようか。

喪主っつったって単に火葬しておしまいなんて話だったらそこまでお金からないわけじゃん。

それでいいじゃんって思ったわけですよ、当初は。

だってそんな金もってるわけじゃないし、葬儀屋みたいなのいい噂聞かないしさ。

「こっちは一人っ子だし喪主だ」なんて大義名分背負ってるから

その俺が「そんな大層な葬儀必要なくね」って思ってんだからいいだろって思ったわけですよ。

でもまあ「そうじゃなかったしそいつはちっと浅はかだったかな」って話をするね。

母が死んだ病院ってのはもともと母の勤め先だったんだよね。

これは俺、その場で知ったんだ。

というか彼女がどこで何していたか、出ていったあとの20年くらい詳しい話を俺は知らないんだよね。

からああそうなんだって思った。

で病室片付けたあと遺体葬儀場の霊安室に運ぶって段になったときに、

病院関係者が、つまり母の元同僚が見送りに来てくれたのね。

忙しい病院だよ。そんな暇ないはずなのにそれだけでも十数人くらいは来てくれたのね。

俺はまったくあったことない人だよ。

でも俺の母のことを思ってきてくれて涙をしているというのを目の当たりにしたときに、

なんか俺は間違っていることをしたんじゃないか、しようと思っていたんじゃないかって気になった。

整理するね。

俺の死生観ってのはこの状況を見ても実のところ全く変わらなかったんだけど、

でも「葬儀」を私物化してた、しようとしていたことは間違っていると思えたんだよね。

だって離散家族なんだよ。

その「家族」のいままでなんもしてこなかった「息子」とやらがいきなり現れて、

喪主」という大義名分を振りかざして、

今ここで見送ってくれている人たちをないがしろにしていいのかなって思ったわけですよ。

「ああこれ俺たしか喪主なんだけど、これはこの人達代理でやるべきなんだよな」

とか、もっと言えば

「この人達こそが葬儀運営したいんだろうけど、世間の仕組み上、確定された『喪主である俺に一任する他ないんだよな」

とか感じたということなんだよね。

「何をすべきか」がわからいからこういう状況になっちゃってんだけど、

でも「これしたらまずいよね」はさすがにわかるんだよね。

たぶんこの場に見送りに来れない人もいただろうし、

遠くからでも葬儀に出たいという人がいるかもしれないだろうし。

いやあったこともない人たちだし、そんなもの憶測しかないんだけどさ、

でもそれで誰かの、少なくとも母と時間を共有した人の人生を、不容易に傷つけない方向で考えるべきなんだろうね、

って思ったんですよ。

それじゃあ喪主の話するね。

1. 葬儀プラン決める

2. 返礼品オプション外す

3. その分通夜ぶるまいはする

4. 葬儀連絡を母の知人にする(98%くらい、俺は全く知らない人たちだ)

1. は一番安いのにした。そこは本質関係ないと思ったから。

今回はこの場を設けることが重要でありミッションだったからね。

2. は礼を失するという話があるやもしれんけど、

思い出してほしいのは「今まであなたが参加した葬儀で返礼品あったか

「なかったとしたら別感情を抱いたか」ってことなんだ。

で俺個人としては「そんなこと気にする人いないでしょ」って結論だった。

あとお金の話(大好きなんだ)すると、

香典平均5000円/1人」って情報葬儀屋から聞いていて、

その計算すると「香典5000円 - 返礼品2000円 = 3000円」とかになるわけ。

しか葬儀屋は「返礼品は日持ちするからキャンセルありで補充可能」って感じで、

バンバン持ってこようとするわけ。

どうなるかっていうと会葬者x2000円の出費が変動費で乗ってくるということなんだよね。

これだと費用読めないからさ、なのでやめてくれって話にしたんだよ。

3. は2の逆なのね。これは費用が読めるんだ。

人数分の食事がでればいいわけだし、

香典はこっちに当てさせてもらうほうが正しいと思ったんだよね。

葬儀」って多分悲しむよりかは同窓会的に楽しい会話の中に、

故人を登場させてもらうって場所なのかなって思うんだよな。

からここをケチりたくなかったというのはあるんだ。

4. これが一番たいへんだったこと。

なのでお前さんがたが喪主をする側か亡くなる側かはしらんけれども、

とにかく「葬儀呼びたい人リスト」はつくれといいたい。

まじで。

このご時世メーリングリストで一発やんか。

なんで年賀状あさって簡易住所録つくって、

ちょっと誰呼べばいいか分かる人いませんかー」ってプチ個人情報漏洩しなきゃいかんのじゃ。

はいえ、これを難儀するのは俺が親不孝だった証明しかないですね。

という感じで式に臨んだ結果、120人くらい来てくれたわけだ。

最期最期まで母のそばにいてくれたような人や、

前日御見舞きて「花見行こうね」って言ってくれた人を、

とりこぼすことなく呼べたのでよかったという感想だった。

この期間中、よくしてくれた母の元同僚の方にも「ほんとうによかった」といってもらえた。

この言葉聞いて、人として危うい選択をするところだったけど、俺は間違わずにすんだかな、と思った。

自分自分の尻をふけるような大人になりたい」なんて言ったけどさ、

まだまだ全然拭けないよね。喪主なんて助けてもらってばかりだったよね。

最後に言いたいのはね、こんな俺が言うのもあれなんだけど、

「家族」一般的にも実質的にも大事かもしれないけど、

「同僚」や「友達」以上の存在でなければならないってことではないと思うのね。

逆説的に言えば「家族」以上の「同僚」や「友達」がいる形はあっていいんだよね。

それらは比較するべきでなくて、並列に存在して全部大事でいいんだよね。

から家族離散」してるからといって「家族葬儀を簡略化していいってわけじゃない」ってこと。

俺はそれを今回知れたってことを、みんなに教えたかったんだよね。

2017-01-30

葬式に誰も来なくなるよ」

めんどくさい。

職場飲み会入社してから10年ほど、歓送迎会忘年会の年五回くらいの飲み会にはほぼ参加していた。

が、体力が曲がり角を迎えたことで、何もかもすべての飲み会お断りすることにした。

別に仕事仕事普通に回るので、出なくなってから仕事で困ったりは一切ない。

飲み会に出ないか仕事上の連絡をしない、とかい無能社員は幸いなことにうちの会社はいない。

しかし、そんなことをしていたら親から「そんなことをしてたら葬式誰も来なくなるよ」と言われた。

そうだなー、たしかにそうかも。

でも別に死んでるじゃん?

誰も来なくても知る由もなくね?

結婚してるから私が死んだら喪主旦那になるんだろうけど、

来なかったからと言って誰か困るんかな?

子供は一生持たないと決めてるから旦那より長生きしたらそもそも葬式やってくれる人いなくて、無縁仏だし。

旦那も私も兄弟いないから、甥っ子とかにお金渡して葬式お願いすることもないし。

無縁仏として処理されるだけが待ってる。

そんな人生なのに、何をそんなに葬式に誰も来ないことを気にしなきゃならんのだ。

だいたい葬式に来てもらうために人間関係を持つわけじゃないだろうに。

人間関係継続した結果として葬式に来てくれる奇特な人が現れるわけであって、そのために人付き合いするわけがない。

そんな親の葬式に何人が来るんだろう。

喪主は私になるんだろうけど、親の知り合い呼んだら私が疲れるし、父親は誰々に連絡しろと言ってるけど全て無視して親戚も会社関係も一切呼ばず私と母親だけの密葬にするつもりなんだよね。

呼んでほしい人リスト、みたいなものを渡されたけど渡されたその日に捨てた。

持ってたら後々面倒だし。

から、そんなこと言う親の葬式にこそ誰も来ない確率が高いんだけど。

死んだあとのことなど誰もどうにもできないこと。

2016-12-27

喪主葬儀喪主がする事を大体でいいから把握してないと大変。

口うるさい親戚に振り回されて恥をかかされて余計につかれるよ。

親戚が喪主にあれこれ口出ししてくる、仕切りたがりの親戚がいると大変。

その人が頼れる人だといいけど、喪主の未経験者でその地方宗派葬式もしらないトンチンカンなのに

自分のやり方を押し通そうとギャーギャー言うので

故人を悼む暇もなく、精神的に磨耗するわで大変だよ。

 

ただでさえ

親戚と疎遠だと顔と名前が一致しないから、

骨上げに出席する親戚を確認するのに恥を忍んで親戚に名前を聞きに言ったりとか大変なのに。

 

http://anond.hatelabo.jp/20161227114712

http://anond.hatelabo.jp/20161227114712

失礼、後半は自分喪主になった場合話題だった

こっちが読めていませんでしたごめんなさい

圧倒的経験値不足

最近取引先の役員が亡くなって

参列はせず香典を包むことになったんだけど

全然冠婚葬祭マナーがわからないのね

で、ネット香典マナーについて調べてたら上司に「いい年して(アラサー)そんなことも調べないとわからないのかよ」みたいなこと言われたんだよね

そんなこと言われても冠婚葬祭経験ないんだよなあ

唯一結婚式なら一回だけ行ったことあるけど

それは自分結婚式だったんだよね

なので「ゲスト」として葬式やら結婚式に出たことないんだよ

祖父母は生まれた頃には他界してたし

結婚も親戚少ないし付き合いも薄いし、そもそも小中高生か既婚者しかいない

友達は親戚以上に少ないし、みんな結婚式親族だけでやってる


そんな話をしたら

すごい不思議人間を見るような目で見られた

以前テレビの話に全然ついていけないことを不思議がられて

「いやーうちテレビないんで」

と答えたときの反応に似てる

気になって同世代に「結婚式葬式に出たことある?」って聞いてみたら

大体の人が両方の経験があるのね

あれ、もしかして俺って圧倒的経験値不足なんじゃね…?

長男なのでいつかは「喪主」とやらをやる可能性が高いけれど

よく考えたら祖父母もいないか

身近な人間葬式をイチから段取りする様子を見ることな喪主をやらされることになるのではと不安

結婚式も次の経験が「自分の子供の結婚式」になるかもしれない

このままでは俺は冠婚葬祭の「ホスト」ばかりの人生になってしま

その前に「ゲスト」としての経験値稼ぎたいので誰か結婚するか死んで下さい

2016-11-13

親類の葬儀に口を出し仕切りたがる親戚を見て、自分喪主になったら親戚呼ばずに直葬しようと思った話。

先々月に風邪をこじらせて肺炎入院した際に、医者からはもう長くないと言われていた。

11月に入り危篤状態になりそのまま息を引き取った。齢90歳。大往生だった。

 

亡くなった後の手続きはめまぐるしかった。といっても喪主私の叔父が忙しかったのだが。

 

たとえば、

入院した病院で死亡診断書を貰い、死亡診断書役所に提出して火葬許可証を貰ったり、

葬儀屋檀家になっている寺に連絡し葬儀を調整したり、

家系図を引っ張り出し祖母に近しい親類から順に参列する親戚の焼香順を決めたり、

 

叔父がはじめての喪主として慣れてない葬式手続きを頑張って進めていたのを見て、自分勉強になった。

普通に葬式が終わっていたなら、葬儀は高価で忙しかったって話で終わっていたと思う。

  

だが叔父の弟親子が、自分の方がもっと上手に出来ると言わんばかりに喪主に口出ししてきた。

こっちの方が正しいだの、ああしろだの。弟親子は喪主なんて一度も経験したことはない、

何度か近所の葬式を手伝った程度なのに喪主すらやったことのあるような口ぶりで喪主である叔父に指図する。

そのくせ、喪主が一緒に親戚へのあいさつ周りなど、喪主仕事をさせようとすると

私は知らないとばかりに喪主仕事を手伝わない。

 

叔父の弟は、日常でもたびたび自分が正しいと思っていて間違った他人を仕切ろうと、あれこれ指図するが、

葬式の時までそれをやられるとは、思わなかった。

正直、私も葬式運営の手伝いより、喪主の弟の仕切りたがりを右から左に流すことに疲れた

私が喪主だったら叔父のように笑顔で流すことができず、葬式邪魔をするなと喧嘩になっていたと思う。

 

 

もし自分の親が死んで、喪主になったとしたら、

あんわずらわしい親戚を呼ばず、自分の身内だけでひっそりと火葬だけする直葬にして、後で親類にはがきで知らせようと思った。

親の人生最期儀式喧嘩したくないから。

 

なお、葬儀一般的な斎場で行ったので場所代飲食費で100万。お坊さんへのお布施20万程度でした。

小さめの葬儀はい普通葬儀って高いんだと実感しましたとさ。

 

 

 

関連:お坊さんをお呼びした家族葬(D.I.Y.葬)が総額42,360円で完璧に出来たお話

http://anond.hatelabo.jp/20160331150720

2016-06-17

25歳職歴なしの気力無し無能野郎、もう取り返しがつかないと夜中に嗤う。

冠婚葬祭が怖いニョロ〜。今までは年齢とか続柄的にメインパーソナリティじゃなかったからとりあえずそこにいればいい感じだったけどこれからはそうもいかないナリよ。こないだのやつはすでにヤバかったけどこれからぼくちんどうするナリか?親が死んだらどうするナリ?喪主が職歴なし無職になるペロン

2016-03-31

お坊さんをお呼びした家族葬(D.I.Y.葬)が総額42,360円で完璧に出来たお話

平成283月14日特別養護老人ホームに入所していた認知症の叔母さん(父方)が亡くなりました。齢90歳。

叔母さんからみて、兄の子である私がひとりでこの叔母に関する全てを執り行ない、総額42,360円の支出のみで完璧に満足のできる葬儀が出来ました。

本日様々な手続きを含めて全てが終わったので記録として書いておきます

しかすると家族葬費用をかけずに行いたい方には参考となるかも(?)しれません。

家族構成

私の実家富山県

隣接した岐阜県に私は現在居住しています(実家には車で高速道を使って約2時間30分の距離)。

富山県実家には現在私の母親がひとり暮らし

父は数年前に他界しています祖父母も他界

老人ホームに居たのは私の父の妹で、結婚はしていましたが旦那は既に他界子供は居ませんでした。

旦那の両親も兄弟他界して、その旦那兄弟には子供が居る模様(不明)。

叔母の兄弟は3人。上から順に姉(他界)、私の父(他界)、叔母。他界した姉さんには女1人と男4人の子供がいます。叔母さんから見て、その5人は私と同じく姪とか甥にあたるわけですが、今も健在。 姪とか甥は全部で6人居てそのうち1人が私というわけです(私が最年少)。

叔母は旦那他界後に体調を崩して富山県内の老人ホームに入所しましたが、その時に保証人となっていたのが私の父でした。

父の他界後は母が時々面会に行っていましたが、母は高齢運転免許もないので、私が父の後を引き継ぐ形で叔母の保証人になっていました。

入所後は月に1回くらい母と私で施設に面会に行く程度。従兄弟や友人が面会に来たという話は施設職員の方に聞いてもほぼ皆無。

そんな叔母さんが「食事を充分に摂れなくなった」と施設から連絡を受けたのが今月の初め。

施設に行くと、「食事自分で摂れなくなったので"胃ろう"にしますか?それとも"点滴処置"を希望されますか?またはこのまま看取り介護に移行しますか?」と選択を迫られることに。

"胃ろう"なんて造っちゃったらまた数年生存してしまうかもしれません。それで元気になるのであればいいのですけど、既に認知症悪化していて先はありません。点滴したとしても数週間生存が延びるだけです。施設の順番待ちの方も沢山いますし、これ以上税金が叔母さんに使われるのはかなり躊躇われます

「看取り介護にしてください」と、迷わず伝えました。この時点で全て自分責任判断で進めることにします。

さて、ここで叔母さんの余命はあと2週間程度であろうと推測。そうなると近いうちに葬儀の準備が必要となります

以前私の父が亡くなったときには普通に葬儀を行いましたので150万円ほどかかりましたが、叔母さんは長く施設に入っていましたし、面会者も私と母以外に全くいませんでしたか家族葬で充分です。なお、叔母さんは認知症でありながらも面会毎に「私が死んでも葬式は要らないからね」といつも言っていたのですけども。

まずはネット検索してみます業者を使うと直葬(火葬のみ)で10.8万円とかのプランもありましたが、叔母さんが以前から檀家であるお寺が存在していることを聞いていましたし、せめてそちらのお坊さんにお経だけは読んでもらおうと考えました。

(激安のプランって結局「霊安室レンタル時間料金」とか、「搬送10km以内でそれ以上は激割り増し料金」だとか、「エンゼルケアは完全別料金」とかどんどん高額にならざるを得ないシステムなので要注意です)

次にネット検索で棺を購入します。直葬セット6点セット(棺(折りたたみ式)、白布団、仏衣、骨壷6寸、骨箱、顔あて布)というものが送料込み27,600円。早速注文して実家に送ってもらいました。amazonでも18,000円とかで棺が売っていましたが(笑)実家に大きな棺をそのまま何日も置いておくのも嫌でしたのでそちらの折りたたみ式のものを選択。

その後は私も普通に職場仕事をしていましたが、「叔母さんが亡くなったら自分喪主となる予定ですのでその時はすぐに休暇ください!」と職場ではアピールをしておきました。

そして、3月14日17時すぎ、施設から「亡くなられました」と電話がかかってきました。私のスイッチが入ります

すぐに実家近くのレンタカー屋さんに電話し、ハイエースバンを予約。死亡から24時間火葬することが出来ないため、その翌日17時ではすでに火葬場は時間外となります。ですので、火葬さらに次の日になるはずだと判断して48時間借りることにしました。

車で帰宅途中にレンタカー屋さんに直行実家に帰ったときはすでに21時を廻っていました。

借りたハイエースバンに届いていた棺一式を載せ、母と一緒に老人ホームに向かいます

ところで、以前父が亡くなったとき家族の前で葬儀屋さんが身体を拭いたり仏衣を着せたりするのを私は見ていたのですが、当時その行為ものすごく違和感を感じていましたので、次に自分が執り行う葬儀場合は全部自分ひとりでエンゼルケア(死後の処置・湯灌)や納棺を行おうと心に決めていました。

22時頃に施設に到着。職員の方に「私がエンゼルケアしますので部屋は私一人にしてください!」と宣言し、「葬儀屋さんは呼ばれないのですかっ?!」と職員さんに驚かれつつ、エンゼルケア中は母にも外で待機してもらいます

叔母さんはずっと食べていなかったので排泄物ほとんどないはず。身体を拭き、準備しておいた紙おむつを履かせました。あとは購入した白装束を着せて手を組み、数珠を持たせます

お化粧もしてあげました。アイラインを引き、チークを入れてリップも塗ります

叔母さん、とても可愛くなりました。お化粧なんて施設入所してからしていないもんね。

亡くなってはいますが、ちゃんとお話をしながらお世話出来たことが私にはとても満足でした。

痩せて小さな方なのでなんとかお姫様抱っこで棺に収めます。「終わりました!」施設職員の方々に手伝ってもらい、棺をハイエースバンに載せます。法的には死亡診断書があれば車に載せたままどこに移動してもOK。

荷物は後日取りに行くことを伝えて実家帰宅ホントは棺を一時家に入れてあげたいところですが、私一人の力で棺を移動させることは到底無理なので、そのまま毛布を棺に被せてハイエースバンを霊安室の代わりとさせてもらいます(汗)。

寒い時期だからよかったのですが、夏だったらドライアイスの購入が必要ですね。

翌日、朝一で市役所に行って死亡届を提出し、火葬許可証を発行してもらいます。次の日の午前10時に火葬予約が取れました。

早速、叔母さん本人が檀家だというお寺に行って、お坊さんにお経を読んで頂くためのお願いをします。

「叔母さんが昨日亡くなられました。明日10から火葬します。お骨になったら都合のいい日にこちらのお寺に持ってきますので、その時にお経を読んでいただくことは出来ますか?大変失礼かもしれませんが、お布施予算は3万円です!」

あらかじめお布施予算をお坊さんに宣言してしまう私も私だと思いますけども、どこまでやってもらえるのかが全く解りませんし、あとで揉めないためにも仕方がありません。

住職のお坊さん、その唐突なお願いと内容に大変驚き、しばらく唸って考えていましたが、「わかりました。それでは、明日直接火葬場に出向きますので、お葬式としてのお経をそこで読ませて頂きます。お骨になったら、骨壺を持ってもう一度お寺に来てください。」と提案していただきました。

これでお坊さんの手配ができました。本来、枕お経(?)と言って火葬前にお経を読むこともあるようですが、お葬式としてそこで読むのは初めてとのこと。

ここまでで、この日に行う調整は全て終了です。老人ホーム挨拶に行くと、施設長さん(高齢女性です)が応接室に通してくれました。

昨日からお話をしたところこれまた大変驚かれ、「私もそうやって家族にやってもらいたいわ!」と感動されました。何でも、今の人達は全部業者(要は他人ってことです)にお金を払ってやってもらうのが普通で、「昔はそういうことは全部家族でやったのよ・・」と全てお金で解決して他人事のように進めてしまう現状を嘆いていらっしゃったのが凄く印象的でした。

帰宅して翌日の葬儀のための喪服を母と準備。ここで叔母さんは亡くなってから2日目ですけども、ハイエースバン霊安室にはあと1晩活躍してもらうことにします(汗)。

翌日、母と一緒に棺を載せたハイエースバンで火葬場に行きます寒い時期なので、ドライアイスがなくとも車内に全く臭いしませんでした。

火葬場の玄関に車を横付けし、火葬場の職員さんを見つけて「棺を降ろすのを手伝って頂けますか?」とお願いします。職員さん、承諾はしていただいたものの、何か怪訝な表情。

葬儀業者の方?」と聞かれて「いいえ。家族です。自分で持ち込みました」と言ったところまた大層驚かれて「経験があるのですか?」「いえ、全くありません。何事も初めてですから教えてください」と答えるとさらに周囲の職員皆驚いている様子(←なぜそこまで毎回毎回皆さん驚くのか未だに全く解っていない私)。

そういうやりとりをしているうちに、お坊さんが15分前に到着。棺の前でお葬式(告別式)としてのお経を読んで頂きました。お経がめちゃ早口です(笑)。内容はわかりませんけど、それなりのお経だったのだと思います10時ピッタリに読経終了。さすがプロですね。

火葬が終了するのは11時50分とのことだったので、それまでの時間を利用して、棺を降ろして空になったハイエースバンで老人ホームに向かい、残っていた荷物を引き取りに行きました。

お礼やら挨拶をして11時30分に火葬場に戻ると、職員さんが既に玄関先で待っていて「もう終わりましたので収骨に来てください」とのこと。

収骨は別室で行なわれます通販で購入した6寸の骨壺は全骨収骨にはピッタリの大きさでした。骨箱に壺を収めてお寺に向かいます

お寺に着くと、そのまま壇上に上げてお経を読んで頂きました。15分くらいでしょうか。檀家ってことで、壺に戒名?を書いて頂き、そのままお骨は預かってもらうことになりました。もしも拒否されたら散骨でもしようかと考えていましたけども。

「これで全部終わりました」とお茶を出されて母と一緒に一安心。(お坊さんが関わったのは車での移動を含めて約1時間程度)

住職に「今までこのような葬式をされたことはありますか?」と聞いてみると、「以前1回だけ、身よりの無い人に対してお経だけというのはしたことがありますが、こういうのは初めてです」とのこと。うん、そうなのですね。よほど珍しいのですね・・、まあいっか。

お約束どおり3万円の入ったお布施の袋を渡し、お礼を言って今度は近くのリサイクルショップに先ほど施設から回収した大量の衣服キャビネット家具等の荷物を持ち込みます。「全部置いて行きますが、お金要りませんので処分もいいでしょうか?」との条件で交渉成立。

そのまま帰りにレンタカー屋さんに寄ってハイエースバンを返却。母と歩いて実家に帰ります。途中でお昼ご飯。

さて、火葬手続きで前日に市役所に行ったとき年金手帳国民健康保険証等の返却等は除籍謄本が出来る1週間後でないと事務処理は無理だと聞いていましたので、私はここで一旦仕事のために岐阜の自宅に戻ります

葬儀を執り行った連絡を先の5人の従兄弟に通知します。以下の内容でハガキを送付しました。

……………………………………………………………………………………………

叔母 ○○ ○○儀 かねてから特別養護老人ホームにて療養中でございましたが

去る平成二十八年三月十四日に永眠いたしました

ここに謹んでご通知申し上げます

葬儀におきましては 故人の生前意志により 誠に勝手ながら家族のみにて執り行いました

本来ならば早速申し上げるべき処でございましたが ご通知が遅れましたことを お赦しください

生前中賜りましたご厚誼に心より御礼申し上げ 失礼ながら 書中をもってお知らせ申しあげます

平成二十八年三月十八日

〒○○ ○○-○○

○○ ○○

喪主 ○○ ○○

……………………………………………………………………………………………

一週間後、休暇をとって実家に戻り、市役所年金事務所に行きます。この年金手続きを行うため、あらかじめ私の居住地自分住民票(家族全員)、戸籍抄本を取得しておきます(これがないと叔母との関係証明できない)。

また、生計一関係に関する申立書(遺族年金・未支給・一時金)※配偶者・子以外が請求するとき っていう書式が必要となります。直系家族ではないので、関係があったということを第3者が証明するためです。理由は「毎月面会して日用品などを援助していました」とかでいいみたい。証明には老人ホーム施設長さんの名前と印が必要だったので、FAXしてあらかじめ返送をお願いしておきました。

市役所で取得するのが叔母の住民票の除票、叔母の除籍謄本、私の父の除籍謄本返還するのが叔母の後期高齢者医療被保険者証(国民健康保険証)。これを返すと葬儀費用として3万円が支給されますので、棺とレンタカー領収証を提出します。あとは介護保険保険証障害者手帳印鑑登録証なども返却。自分預金口座を通知します。

次いで年金事務所に行き、叔母の住民票の除票、叔母の除籍謄本、父の除籍謄本、私の住民票(全員)、私の戸籍抄本と準備しておいた生計一関係に関する申立書を提出。これだけ揃わないと、叔母との関係証明できないとのこと(謄本等に祖父母の名前が書いてあることで関係確認)。ここでも自分預金口座を通知します。

叔母が亡くなるまでの1ヶ月程度の年金支給されるのですが、凍結されてしまった叔母の口座では入金できないため、私の預金口座にしないといけないのです。

ちなみに、こんなこともあるだろうと以前叔母の口座はネットから操作できるようにしておいたので、残っていたわずかな預金は凍結前に私の口座に振り替え済みなのでした(笑)

これで叔母さんの葬儀と様々な手続き全てが終了しました。実際に私が動いたのは亡くなった日の夕方から葬儀終了までの2.5日間の間と、1週間後に市役所等の手続きに使った1日間の計3.5日間のみ。

葬儀費用

直葬セット6点セット 27,600円

お坊さん葬式お布施 30.000円

レンタカー(ハイエースバン)48時間 14,500円

葬儀を行った旨の親戚への通知はがき代 52×5=260円

合計 72,360円、市から葬儀費用30.000円が支給されるので、

葬儀支出費用は 42,360円 ←後日支払われる日割りの年金支給分で完全に相殺される予定

お疲れ様、お母さん、そして自分

そして最後に 叔母さんのご冥福を心からお祈りして終了させていただきます

合掌

2016-01-23

私には、おじがいる。母方のおじだ。

おじは、10年ほど前まで実家住まいだった。

 

 

おじが住む実家には、私の祖父がいた。

祖父はいわゆる「昔の親父」であり、家庭内ケンカや酒のトラブルが耐えなかったようだ。

お盆年末年始あいさつに行っても、孫の私と会話なんかしない。

まらなさそうにしている私に声をかけたと思えば、「納戸に行って酒持って来い」と言った。

そういうとき、おじは実を縮こませてちびちびとキリンの瓶ビールを飲んでいた。

夜更けに私たち家族が帰るときには、たいがい自室でゲームをやっている。

丸まった背中をこちらに向けたまま、「気をつけて」と言った。

 

 

私が小学校の頃、おじは実家から出て行った。

おじにまつわること――このあたりの経緯も含めて――を、私の両親はあまり話したがらなかった。

から私も、無理に聞こうとはしなかった。

 

 

それから10年ほど経って、母方の祖父が癌になった。

あんなに怖かった祖父は、見舞いのたびにやせ細っていった。

「酒持って来い」とは言わず、「気をつけてやれよ」とほとんど呼気みたいな声で言うだけだった。

そういうとき、おじの話題なんてこれっぽっちも出てこなかった。

 

 

同時期に、母方の祖母が認知症になった。

弄便などはしないが、短期記憶からっきし、というレベル認知症だ。

介護をする私の家族が一番悲しんだのは、祖父が闘病中であることを忘れ「あんなのは使いものにならねえ」と大きな声で言ったことだ。

母方の祖父を慕っていた私の父は、拳を握りしめて耐えていた。

私は、もうおじのことは思い出さなくなっていた。

 

 

しばらくして、癌の祖父が亡くなった。

喪主は、長男であるおじがすることになった。

 

 

法事の運びを打ち合わせるために、おじは10年ぶりに地元の土を踏み、認知症の祖母と会った。

「母さん、久しぶり」とおじが言うと、祖母は「お前さんは誰だね」と怪訝な顔をして言った。

正座したおじは、黙って涙を流した。

祖母の傍らにいる母は、諦念の眼をしているように見えた。

 

 

葬式の日。

見舞いにも来なかったおじが読んだ喪主あいさつは、空虚だった。

精進落としが終わると、おじは逃げ帰るように誰も知らない棲家へ帰っていった。

 

 

来月は、祖父の一周忌だ。

2015-11-20

10か月児と行く葬儀

赤子から2親等の葬儀なので、通夜パスさせてもらったけど告別式はなんとか出席。

1日の流れ

9時過ぎに葬儀場に集合→10から告別式11時ごろ出棺→斎場に移動→11時半に火葬(1時間半ほどかかる)→葬儀場に戻る→昼食→再度斎場へ→お骨を拾う→葬儀場に戻って初七日法要(一緒に済ませた)→親族のお見送りで終了

終わったのが15時頃。

  • 身内なので早めに会場入り
  • 告別式はお坊さんがお経を読み始めてしばらくしたら焼香。喪主いちばんで前列に座ってる近い身内から。赤子はひざに乗せてたけど叩いた鐘の音がきらいらしく、鳴らすたびにギャン泣きしてしまって後方に移動せざるをえず、焼香できなかった
  • 出席人数にもよると思うけど、30人くらいで1時間くらいかかった。ほぼ後方で抱っこしていた
  • 出棺は近い身内からいろいろ役割がある(遺影を持つとか、棺を担ぐとか)、そして出棺後すぐに移動なので、おむつ交換や授乳なんかが必要な時は告別式の時に迷わず済ませた方がよさそう。葬儀場には授乳室などなく、控室もさえぎるスペースなどないので、人のいないタイミングはここくらい
  • というより、1度目の斎場移動は行かなくてもよかった感ある。お坊さんが簡単にお経読んでまた焼香して、という同じような流れなので。戻って昼食の時間20分くらいしかなかったし(赤子のごはんを食べさせながら自分ごはんを猛烈にかきこむなど)
10か月児赤子のスペック
総括

基本的に赤子向けのサービスはなし、身内なので控室があるけど、出席だけなら出棺までかな、、、(その時点で帰る親族もいた)

お経読んでる間はぐずったらさっさと退席するが吉かと、誰も気にしてない。

最後に、亡くなった身内が赤子と少しでもかかわってもらえてよかった、でも、もっと長く接してもらいたかったので本当に残念。空からずっと見守っていてください。

2015-08-16

ネタのようでネタじゃなく....。

先日、父親の遠い遠いお悔やみ貰っただけの親戚のばあさんが亡くなったので葬式に行ってきたわけさ。

いわゆるコンビニ葬儀って奴で、葬儀が始まったらあ゛ーだこーだとぐだぐだ続けることもなく、喪主挨拶が終わったら、システマチックに親戚組と、そうでない組に分かれてお焼香しておしまい

実際にかかった時間は15分くらいだった。

でもってやりがったのは坊主である

喪主挨拶が終わってから家族の焼香が終わるまでは、ゆったりした伝統的な父親から仕込まれたそっくりのお経を上げてたわけだが、それが終わって親戚の焼香に移るときに一旦お経を区切り、若干軽やかな調子でお経を上げだしたのさ。

最初はとっとと焼香終わらすためにそういう風にしてんのかなーと思ったのだけど、よく聞いてみると8ビートリズムでした。

まさか....と思って右手で太ももを叩いて、左手で膝を叩いてでリズム取ってみたら、バッチリ8ビートでした。

アイツ........

舐めすぎだろ.....。

2015-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20150727032635

自撮り棒って流行ってるんですかね?

多分自分ちじゃなくて屋外で使うんだと思うんだけど、はずかしくないのかな。

告別式の前に喪主(従兄)が自撮り棒を使っていろんな人を撮ってた。

ピースサインしたら兄貴に叱られた。

2015-06-25

たまさん死去

たまさん死去

たまさん(たま=和歌山電鉄社長代理常務執行役員)22日夜、急性心不全のため和歌山県岩出市内の病院で死去、16歳。紀の川市出身。自宅は和歌山県紀の川市貴志川町神戸803番地の貴志駅構内。葬儀告別式は近親者のみで済ませた。社葬28日午後0時半から貴志駅で営まれる。喪主は、たまの飼い主の住友利子さん。葬儀委員長同電社長小嶋光信氏。

2007年1月5日和歌山電鉄から貴志駅長に正式に任命され、日本初のネコ駅長となった。就任後、たまさん目当ての観光客が増加し、08年には課長職に相当するスーパー駅長へ昇格し、県から和歌山県勲功爵を叙勲された。さら10年には執行役員へ昇格し、貴志駅たま駅長モチーフとしたものへ改築された。翌11年には常務執行役員へ昇格し、県知事より和歌山県観光招き大明神称号が与えられた。13年には社長代理就任したが、近年は高齢のため部下であるネコに実務を任せ名誉職として時折、利用者への挨拶をするにとどめていた。先月、動物病院で定期検診を受けたところ鼻炎であることが判明したため19日から療養し、入退院を繰り返していたという。

2015-03-19

地元土地や家屋持ってても何の得もないので遺産みたいのは欲しいともなんとも思わないけど、急に偉そうになった親戚には相続してほしくない。

盆・正月なんかはなーんにもやってこなかったくせにじいさんが死んだら俺が偉いから喪主やるんだとかいきなり仕切りだすのマジめんどくさい。

やるせねえなー。ほんとに相続問題ってもめるんだなー。

2014-12-28

爺さんの葬儀をお手伝いした時のメモ

はてブで上がってたこのページを見て、俺も最近爺さんが亡くなった時に葬儀のお手伝いをしたので忘備録がてら書いてみる。

爺さんのスペック

通夜まで

お坊さんとの調整とお布施

  • お寺との調整は葬儀屋ではなくて喪主自身で行う
    • うちはもともとつながりがあるお坊さんにお願いしたが、いない場合葬儀屋に聞けば多分紹介してくれる
    • 四十九日法要や1周忌など、今後長いお付き合いになるので挨拶はしっかり行おう
  • お布施戒名 + お経を挙げてもらうの2点に対する費用(という言い方はちょっとアレだけどあえてこう書く)
    • 相場なんてあってないようなもんだけどお寺側と話し合って30万円になった。
    • 加えて会場までの交通費とお食事代を別に包む。確か2万円

費用

  • 見積書が出る前は多分150万円前後で収まるかとおもいきや結局180万ぐらいかかったらしい
  • 事前の見積が甘くなる箇所はお返しの費用
    • 1セット3,000円で50セット用意し、使わなかった分は返品可能
    • 30組ぐらい来ることを予想していたが結局全部捌けてしまった
    • 爺さんの生家近くの電気屋の人が来るとか予想外でしょ…
  • 見積が甘くなる箇所その2としては告別式後の精進落としでの飲み物費用
    • 会場にもよると思うがとにかく飲めや飲めやというペースで飲み物が出してくる
    • もちろん、来てくれた方への感謝のために会場側の対応は正しいとは思う。ケチるべきではない。

その他

  • お花はたくさんあったほうが華やかになる
    • そんなに提供は無いだろう…と思っていたが気がついたら結構な量の花を頂いた
    • 量が多くなるにつれその並び順をどうするかで親父がものすごい苦労していた
    • メンツだけを気にするクソ親戚がいるかどうかでここの心労度はかなり変わってくる
  • 家紋はお墓の写真を撮るなどして予め把握しておけ
    • 親も正しい形が思い出せず、通夜準備の忙しい中墓まで確認しに行ってしまった
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