はてなキーワード: 密葬とは
何が怖いって、自分の意思でコントロールできなくなった身体が人目に晒されるのが怖い。
わたしは今でさえ家族や医療従事者にも寝顔を見せるのが嫌なのに、死んだら家族や葬儀屋、場合によっては警察官なんかにも死に顔を晒さなくてはいけない。家族が葬式に人を呼んだら呼んだだけ、わたしでなくなったわたしの身体が衆目を集めてしまう。
遺体も残らない死に方は酷いと言う人もいるけれど、わたしはそちらの方がまだ耐えられる。
生きているうちからバラバラとかは怖いけれど、火を着けてから首吊りとか、睡眠薬を飲んで見投げとか、何かないのか。出来るだけ苦しくなくて、人前に出せないような遺体になるか、遺体も残さず死ぬ方法は。
葬儀会社の人、密葬以上にこぢんまりとした、遺族にも顔を見せないプランとか出せませんか。
生前故人が契約しておけば、死亡確認、死亡届提出、火葬許可証発行までは遺族がやって、遺体は火葬まで葬儀屋の倉庫みたいなところに安置して、順番が来たら焼くだけ焼いて遺骨は配送、みたいな……。
現役葬儀社です。ご愁傷様です。
妻実家の供花申し出も変だけど、世間一般常識の乖離で言ったら増田の常識が一番変。
増田の言うのは「家族葬」じゃなくて「密葬」のほうが言葉としては妥当だと思う。まあ別に言葉の定義があるわけじゃないけど。
どうしても3人だけで送りたいなら「密葬で執り行いました」と事後報告をおすすめします。
あと供花の対応を全部してくれるような葬儀社に頼めばよかったと思う。自宅に勝手に届いちゃったのは枕花として飾っておきましょう、と私ならご遺族様にアドバイスするかな。
ただ大切な方を亡くしたばかりで気持ちが落ち着かないよね。冷静ではいられない状況が今も続いていると思うから、落ち着いたら妻と妻実家には非礼を詫びたほうがいいと思います。
叔父が死んだ
認知症で行方不明になっていたが1ヶ月後に白骨化した状態で山中に転落した車から発見された
父は飄々としていた
取り繕っているとかそういうのではなく、慣れているようだった
死んだのは3番目
それより上はみんな亡くなっている
まぁ、ということは次は、っていうことだ
もちろん確定しているわけではないしもしかしたらここから20年以上長生きするのかもしれないが
その時が近付いているんだろうな、という気はしている
そして自分もいつかそうなるということだ
翌年は5年生として参加して
あんな感覚でいつかは自分もあの棺桶に入ることになるんだろう、と想像してしまう
それは悲しむためではなく、いつか卒業する在校生として必要なんだ
この思いは文字で伝達できない
昔の人との繋がりが強く、宗教観が強かった時代は葬式という儀式を通じて
皆が死と向き合い、あるいは極楽浄土という幻想を夢見て最後まで今を生きたのではないか
死ぬのが怖い
父方の祖母が熱心に信心していて、父親も創価学会の名簿に入れられ、父と母が結婚した時に母も入れられ、私も生まれた時に入れられた。弟は入れられてないはず、と母が言っていた。
祖母は勤行を毎日3時間以上唱える本物の信者で、東京の学館?が新しくなった時?は一目見るためだけに地方から東京まで日帰りで行ったらしい。すごい。
2世である父親は、特に創価学会の教えは知らないらしい。ていうか祖母以外誰も知らない。父の弟も祖父の兄弟もみんな知らなかったので、祖父(祖母の夫)は祖母の希望で創価式の葬式だったが、親族の誰も勤行がわからないため皆手元の法典を見ていた。父はどちらかというと神道が好きらしく、(それもどちらかといえばな程度)昔家でラップ音がした時は神道の先生が家に来ていたこともある。
地域の学会員による青年会のような集まりにも行ったことがないらしい。
でも両親の結婚式は仏前式でやらされたらしく、母親は一生根に持つと言っていた。
そして私は3世で、私も地域の学会員の集まりやらなんやらには行ったことがない。
創価だなーと感じるのは、家に聖教新聞があったことと、選挙の時期になると地区の偉い人が公明党の挨拶に来ることと、ごく稀に地域の青年会?婦人会?の広報の人が訪ねてくること。でも広報のチラシをこれまたよかったら見てくださいねー、で去っていくし、とりあえずひどい目にあったことは一度もない。
そして一昨年私も結婚した。もちろん創価3世であることは言ってある。でも教えも知らないし地域のナントカにも参加したことない、と事実通り伝えた。夫の母方の実家が元創価学会員らしく、すんなり受け入れられ結婚することができた。いつだかに夫の母方の祖母が嫌になって足抜け(と言う表現は適当でないかもしれないが)したらしい。
ここまで特に創価から抜ける努力というのはしていないが、そもそもこれだけ関わってなくて抜ける努力って何したらいいのかわからない。実家の聖教新聞はばあちゃんが死んだらやめるつもりらしい。ばあちゃんが悲しむので。
学会に紙とか送ればいいのか?ほんとにわからない、でも、ここで抜けてないと、もしかして子供が結婚や就職する時に身分調査されて創価4世だとかでダメになることがありうるのかな?と心配している。
創価は確かに怖いと思う。そもそも聖教新聞の見出しがカルトチックで怖い。
じいちゃんの葬式も密葬のはずなのに地域の創価の人が数十人単位で来て、何十人もの人が勤行を暗記で前を向いて唱えているのはちょっと怖いものがあった。
あの公明党の広報活動もものすごい迷惑がかかってる人もいるのだろうと思うし。
世のカルト3世はどうしているのか、創価だと言い回るわけにもいかないのでわからない。みんなどうしているんだろう。
抜ける行動をした方がいいのかな。
最近在宅勤務が続いていて精神的によろしくなく、気持ちになったので20才台のうちに死んじゃった友達のことを書く。
死んじゃったNちゃんが、一度目に死にかけて入院して一時退院して会いに来てくれた時、ビール飲みながら俺は彼にこう言った気がする。「死ぬのも生きる俺の人生じゃないからどうしようもないけど、Nちゃんが死んだら俺は悲しいから、死なないで欲しいなあ」結局彼は目的を完遂してしまった。彼はなんていうか、精神的にパンクでありつつ、小心者でもあり、一緒にバンドをやっていた時に俺のベースを1本ぶち折ったりするようなハチャメチャなところがあった。ガキ大将的に人に好かれる才能があったと思うし、彼のことを好いている人も多くいた。雨が降る地方都市の、線路っぷちの斎場に彼の友達がたくさん集まった。彼の両親は彼がどのように生きているか細かくは知らなかったらしく、長髪の、刺青の、金髪の、強面の若者たちがどんどん集まって彼を送ろうとしていることに驚いていた。斎場のスタッフは椅子が足りなくなって走り回っていた。俺はどうしても彼の死に顔を見られなくて、はっきり言えばリアルを確認することにブルって、とうとうそのまま彼を灰にしてしまった。葬式の最中思い出した出来事。昔Nちゃんと他の友達とカラオケに行ったときに、誰かが人を失神させるにはこうするんだみたいな話題になった。Nちゃんが実験台になって、あっけなく頸動脈をグッてされて失神した。戻ってきたときNちゃんはきれいに落ちるとスゲエ気持ちいいわ、みたいなことをテンション高く話していたな。そんな情景がグルグル回っていた。
うちのバンドのボーカルだったMが行方不明だ、という知らせを聞いたのが何きっかけだったか覚えてない。ドラムのSが電話してきたのか、フェイスブックだったか、ツイッターで回ってきたのか。Mが車ごといなくなって、俺たちのライブは1週間後に迫っていた。出ないっていう選択肢はなかった。まだひょっこり戻ってくる可能性もあったから、メンバー全員で出演するって話になったと思う。なんかMがヤ○ザ関係のトラブルに巻き込まれたんじゃないかとか、結局前と一緒で借金で首が回らなくなってどっか隠れてるんじゃないかとか言っていた。Mのツイッターはいなくなる直前まで普通に人生を楽しんでる風だった。ぽっかり空いた穴に落ち込んだ、そんな感じさえ覚えた。
結局ライブの数日前、Mはこの世からいなくなってしまった。海岸で車ごと燃えてた、って話だけ聞いた。それって映画みたいだな、北野武映画だなって思った覚えがある。何となくだけどそういう結末もあるだろうなと思ったのでそこまで驚いた覚えはない。いろんな人に迷惑かけるだけかけて、そのままいなくなったような感じ。葬式は密葬で行われたようで、俺は結局Mが本当に死んだのか、いまだによくわからない。メンバーと一緒に墓参りにでも行くか、って話も出たけどそのままになっている。
その後バンドには新しくボーカルが入り、新しくギターが増え、新しくメンバーが出戻り、元気にやっている。死んでしまった2人には悪いけど、あんなところで人生辞めてしまったのはもったいないなと思う。あと、死んでしまったがためにもう彼らは若さを失うこともないし、思い出は美化され続けるんだろう。そんなところもズルいと思う。結局俺たちはそれぞれにそれぞれの人生を抱えて、ほんの一部の人生を共有して生きていくのだ。
最近在宅勤務が続いていて精神的によろしくなく、気持ちになったので20才台のうちに死んじゃった友達のことを書く。
死んじゃったNちゃんが、一度目に死にかけて入院して一時退院して会いに来てくれた時、ビール飲みながら俺は彼にこう言った気がする。「死ぬのも生きる俺の人生じゃないからどうしようもないけど、Nちゃんが死んだら俺は悲しいから、死なないで欲しいなあ」結局彼は目的を完遂してしまった。彼はなんていうか、精神的にパンクでありつつ、小心者でもあり、一緒にバンドをやっていた時に俺のベースを1本ぶち折ったりするようなハチャメチャなところがあった。ガキ大将的に人に好かれる才能があったと思うし、彼のことを好いている人も多くいた。雨が降る地方都市の、線路っぷちの斎場に彼の友達がたくさん集まった。彼の両親は彼がどのように生きているか細かくは知らなかったらしく、長髪の、刺青の、金髪の、強面の若者たちがどんどん集まって彼を送ろうとしていることに驚いていた。斎場のスタッフは椅子が足りなくなって走り回っていた。俺はどうしても彼の死に顔を見られなくて、はっきり言えばリアルを確認することにブルって、とうとうそのまま彼を灰にしてしまった。葬式の最中思い出した出来事。昔Nちゃんと他の友達とカラオケに行ったときに、誰かが人を失神させるにはこうするんだみたいな話題になった。Nちゃんが実験台になって、あっけなく頸動脈をグッてされて失神した。戻ってきたときNちゃんはきれいに落ちるとスゲエ気持ちいいわ、みたいなことをテンション高く話していたな。そんな情景がグルグル回っていた。
うちのバンドのボーカルだったMが行方不明だ、という知らせを聞いたのが何きっかけだったか覚えてない。ドラムのSが電話してきたのか、フェイスブックだったか、ツイッターで回ってきたのか。Mが車ごといなくなって、俺たちのライブは1週間後に迫っていた。出ないっていう選択肢はなかった。まだひょっこり戻ってくる可能性もあったから、メンバー全員で出演するって話になったと思う。なんかMがヤ○ザ関係のトラブルに巻き込まれたんじゃないかとか、結局前と一緒で借金で首が回らなくなってどっか隠れてるんじゃないかとか言っていた。Mのツイッターはいなくなる直前まで普通に人生を楽しんでる風だった。ぽっかり空いた穴に落ち込んだ、そんな感じさえ覚えた。
結局ライブの数日前、Mはこの世からいなくなってしまった。海岸で車ごと燃えてた、って話だけ聞いた。それって映画みたいだな、北野武映画だなって思った覚えがある。何となくだけどそういう結末もあるだろうなと思ったのでそこまで驚いた覚えはない。いろんな人に迷惑かけるだけかけて、そのままいなくなったような感じ。葬式は密葬で行われたようで、俺は結局Mが本当に死んだのか、いまだによくわからない。メンバーと一緒に墓参りにでも行くか、って話も出たけどそのままになっている。
その後バンドには新しくボーカルが入り、新しくギターが増え、新しくメンバーが出戻り、元気にやっている。死んでしまった2人には悪いけど、あんなところで人生辞めてしまったのはもったいないなと思う。あと、死んでしまったがためにもう彼らは若さを失うこともないし、思い出は美化され続けるんだろう。そんなところもズルいと思う。結局俺たちはそれぞれにそれぞれの人生を抱えて、ほんの一部の人生を共有して生きていくのだ。
友達が死んだ。
友達と言ったが、ひょっとしたら親友と言っても良かったのかもしれない。
小学校からの友達で20代後半になっても、月に2,3回は会ってどうでもいいくだらない話をしていたのだから。
そんな友達が誰にも何も言わず行方不明になり、俺や友人や親族も懸命に探したが手がかりはなかった。
親族と彼の行方を話し合っている時に初めて、彼がうつ病だったと聞かされた。
それでも神様に、「俺がどうなってもいいから彼が生きて帰ってきて欲しい」と願った。
だが、その願いは聞き届けられなかった。
見ない方がいい、と警察に言われた。もう腐敗が始まっているから、と。
腐敗。
その言葉を聞いた時の衝撃は忘れる事はきっとないだろう。
棺にも、手紙や花は入れられないと言われた。顔も見れない、と。
無知で申し訳ないのだが、その時初めて密葬という言葉を聞いて、事実、彼の葬式は密かに行われた。
2日、いや、発見されてから40時間も経たない内に骨になってしまったのだから、一日半だろうか。
親族や仕事の関係者や平日の真っ昼間でも来るくらいの親しいごく一部の友人らが、火葬の前にご焼香。火葬が終わって、拾骨し、身内がお寺に納骨。
それで、終わりだった。
本当に、それだけだった。
何か、何かできる事が無かったのか。なぜうつ病だと気付いてやれなかったのか。
もっと飯に誘ってやればよかった。何か悩みがないかと一言聞いてあげればよかった。
火葬中、そんな事ばかり考えていた。
葬式に来ていた友人と別れ一人になった時、自分が出したものとは思えないような、ため息とも悲鳴ともつかない声が漏れた。
無論、こんな終わり方であろうと、彼の人生が無価値でも無意味でも寂しいものでもあった訳ではないはずだ。
彼は頭が良かったし、面白い奴だし、いいヤツだ。いいヤツだった、と過去形にしたくはないほど、いいヤツだった。
それでもあんな終わり方では、どうしても寂しい最後、と思ってしまう。
うつ病になった事がないからわからないが、俺もたまに病む事がある。ネガティブの塊に押しつぶされそうになる事もある。でも、彼はきっとそれよりもっと苦しかったのだろう。
死にたい人間に生を強要していいのか、という問いも世の中にはある。
その問いに俺は答える事ができない。明確な答えは用意できない。
実際、世界的に安楽死制度が議論されてきているし、今後もっと深まっていく事だろう。
ただ、どんな答えが導きだされようと、誰かに対して生きていて欲しいと願う事が間違っているなんて思わない。
今、苦しんでいるあなたも気付いて欲しい。
周りの人間は、思っている以上に、あなたに生きていて欲しいと願っている事を。
そして生きている俺たちは、もっと周りに伝えなければならないのだろう。
あなたがそこに居てくれて、生きていてくれて本当に嬉しいのだと。
今年の1月に父親が死んだんだが、まあこういうことは共有しといたほうが良いかと思うのでこうだったら良かったとか、これは良かったということを書く。
病気になって弱ってたりとか入院したりとか言うことはあるが、それでもやっぱり死ぬのは突然だ。電話で死んだときかされると思っていたほうがいい。特に延命治療を希望しない場合は死んでから連絡がある(一応病院は死ぬ前に連絡はくれるが間に合わない
突然死だと用意できないが、高齢になってきたら元気でも用意しておいたほうが良いと思う。まず永代供養の墓地が常に売り出されているとは限らない(売出し時期がある)。あと墓のデザインもある。どこに名入れ(?)をしてもらうかとかもあるし、そもそも石を加工するので時間が必要だし、当然お金もかかる。死んでから用意するとバタバタすぎるし金がバンバン飛んでわけがわからなくなるので、まぁ先に余裕を持ってやっておいたほうが良いだろうと思った。先祖の墓に入るってんならいいんだけどさ。
寺にもよるとは思うのだが、うちの頼んだ寺だと先に信徒になっておくと色々と格安でやってくれる。檀家になると色々かかるので、あらかじめ市営などの墓地に墓を用意しておいて信徒になるのが楽だ。あと死んですぐはホントバタバタするのでここに連絡すれば大丈夫ってのがわかってると心理的に楽である。余談だがお坊さんからきいたところによると、遺族に頼まれてお墓にいったら、この墓うちの信徒のじゃねぇな…ってなって管理してる寺に引き継ぐことがあるらしい。いまや檀家とかよくわからなくなってることもあるので、生前にその辺りははっきりさせておいたほうが良さそうだ。
会員になっとくと割引があったりする。まああと変なところから来られても困るので、死んだらすぐに「うちは○○に頼むことにしてるので」っていうとすぐに連絡が取れて楽。葬儀社はエキスパートなので、まずは呼んでなにをするか聞くのがよいし楽(とはいえうちはすぐに全員があれこれぐぐって必要な手続きをリスト化し、いついつまでになにをして、そのときになにが必要かを洗い出した。相手も人間で抜けがあるかもしれないので一応自分たちでもスケジュールは組むべき)。ある程度年をとったらそこら辺の手配はしておいてほしい。
合成で作ってくれたりするんだが、出来があまりよろしくないのである程度年を取ったら元気なうちに写真は撮っておいたほうが良い。プリンタで引き伸ばした質の悪い写真になるので、大きなサイズも用意しておくとなお良い。
うちは地味に時間があるときにやっといてくれたので家探しせずにすんだが、まとめてないと大変だ。あっても一個ずつ確認して連絡とって手続きをしなければならないので非常に大変。忘れがちなのが家の火災保険の名義変更や、公共料金の名義変更(これがまたガス・水道・電気で違うのでややこしい。固定電話もかなり面倒)なども煩雑なので、できれば生前にできるものは名義変更しておいてほしいし携帯は解約しておいてほしい。いきてる間にやったら楽なものも少なくないので。
うちは密葬で、ということにしていたのだが、葬儀社に一応連絡だけは入れておいたほうが良いと言われたのでそうした。そうしてよかったと思う。別に死んだ人間のためというわけではなく、「人の死を軽くあつかった」というふうに思われたくない人間のほうが世の中には多いので、伝えておかないと家に線香あげに来る人があとをたたない。葬式後は相続関係で家を開けることが少なくないのでバラバラに来られると困るのだ。町内会に所属していた場合などは町内会の会長に連絡を入れ、「故人の希望で…」といって最低限以外はお断りするのが角がたたないし、相手も納得する。会社関係は厚生年金などの手続きですぐに訃報が伝わるので、会社の方から連絡があるが、その時はおなじく「故人の希望で…」と最低限以外はお断りするとよい。
当然だが祭儀場には限りがあるので、死んだ日の夜に通夜ができるわけではない。まず場所を押さえ、いろいろとプランを決めてから準備に入るので、最短でも二日か三日はかかるようだ。そもそも死んでから三日は焼いちゃいけないしな。ドタバタはするが死ぬほど忙しいわけではないので安心しよう。会社は少なくとも七日は休んだほうが良い。通夜までの間に喪服とか必要なものは買いにいけるので大丈夫だ。あと通夜までの間に実印を持っていない法定相続人は実印を作ろう。三文判でも実印にできるけど、名字の漢字が珍しいひととか三文判でも作るのに時間がかかるからね。
病院からもらう死亡診断書さえもらっておけば、焼くまでの手続きは全部葬儀社がやってくれるし、香典返しの手配とかもやってくれる(プランはいくつかあるが)。納骨までの仏壇もレンタルしてくれる。任せるのが楽だし、楽のためにお金を出したほうがいい。ただでなくても疲れるのに諸手続きをやったらたぶんぶっ倒れる。
まず花があるとかなり華やかになるので安いプランでもあらが目立たないし、遺族の気が紛れる。ちゃんと葬儀をしたという実感もえられる。祭壇をシンプルなやつにしてても花があると豪華にみえるのもよい。献花を申し出られた場合はお返しがちょっと大変だが一応受けておいたほうが良いと思う(華やかになるから)
食事は生きている人間のためのものなのであんまり食が進まないかもしれないがある程度のものを頼んだほうが良い。ただでなくてもしんどいので、食事くらい良いものにしないときが滅入りすぎるし、まずい食事は後々尾を引く。とくに通夜のあとの食事はちょっといいものにしたほうがよい。
死後、遺体も生き物なので体が腐っていくわけだが、エンバーメント処置をすることでそこそこきれいに保つことができる。夏場は腐りやすいのでやったほうがいい。うちは冬だったのでやらなかったが、やはり目はどんどん落ち窪んでいくし肌の質感とかも悪くなっていくので微妙に辛いものがある。ただまあそうやって変わっていくことで受け入れられるものもあると思うので、大丈夫だと思うならやらなくてもいいのかも。
お金がいりようになるということはよく聞くので連絡を受けて向かうまでの間にさっと引き出せる口座に百万くらい移動しておいたが特に使わなかった。うちは死ぬ死ぬ詐欺がながかったので口座の名義変更とかお金の移動とかある程度済ませていたのであんまり混乱がなかったが、まぁでも何かと入りようなので焦らないためにも近親者はすぐに大金を引き出せるようにしておいたほうが良いだろう。葬儀とか病院はクレジットカードで払えるのだが、引き落とし口座が死亡者の名義だったりすると、引き落とし日に口座が使えなくなっている可能性があるので要注意だ。そのあたりは生前によくよく確認しておくべき。
うちは女ばっかりの家なので男手がなく、出棺のときに困った。葬儀社がだいたいやってくれるのだが、あれ、ただでなくても重いからね。男手はあったほうがよい。
コートは人によって違うのでわかるのだが、マフラーはほとんど全く見分けがつかないので、混乱を避けるために名前を書いておいたほうがいい。
あと結構場所の移動があるので、それぞれに係をきめておいたほうがよい。運転係、お金関係の係、葬儀場の係、部屋を出る時に最後の確認をする係(うちでは自衛隊係とよぶ)、食べ物を用意する係、などなど。
場合によっては遺産の配分も考えたほうが良い。まぁ働けっていう話もあるんですが、何十年も専業主婦やってきた人は働けないからね…
年金受給年齢に達していない場合、生活が遺族年金頼みになる。毎月(給付は二月に一回だが)いくら収入がはいってそのなかで生活費や税金としていくら出ていくのかを見積もっておかないと生活に困窮する場合がある。うちの場合はなぜか最初から子供が全員遺産相続を放棄する前提だったのでよかったが(なんでだろうなぁまあ最初から放棄するつもりだったけど一応聞けよ)、法定通りにきちんと分けようと考えている時は、その後の援助などの計画もきちんと考えたほうが良いだろう。
http://www.izokunenkin.com/about.html
確定申告がバタバタになるので。年をこしてからだと準確定申告できるので四ヶ月猶予があるが、年末ギリギリに死なれると三月十五日までに確定申告をしなければならないようだ(死亡届を出した日になるのでほんとに年末ギリギリだと年越してから死んだことにできるかもしれないが)。つまりそれまでに相続を確定しないといけない。ここらへんよくわからない場合は遺産相続のプロに代行を頼む必要とかもでてくるので、できれば確定申告が終わるまでは頑張っていきていてほしい。
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2022.htm
死人を肴にして旧交を温めたいだけだもん
おまえが死んだらおまえをダシにして同窓会なり親戚会なりやりたいってだけ
嫌なら白洲次郎みたいな遺言書いておくのもいいかもしれんけど、
故人の遺志なんざ簡単に踏みにじられる
本当に死をいたんでる人なんて何割いるんだろう。
私はまったくいたんでない。
自分の祖父母のときはわりとどーでもよくて仕事休まなきゃいけないストレスのほうが大きかった。
自分の親や旦那のときは流石に悲しむ気はするけど、多分この三人くらいな気がする。
職場の隣の席の人が死んだので葬式に出るんだけど、ぶっちゃけほとんど話したことがないので義務感でしかない。
たぶん、他の職場の人たちもそうな気がする。みんな大人だから出るだけで、内心この忙しい時期に死にやがってとしか思ってないだろうし少なくとも私は全くどーでもいい。
自分が死んでもみんな内心イヤイヤくるのだろう。
葬式は残された人たちのためのもの、って言うけど別にこっちはそんなこと思ってないし。家族だけでしょ?それもすごく親しい人だけ。
なので、家族には私が死んでも葬式はしないでね、と言ったんだけど「なにいってるの、やるよ!」と言われてしまった。
ホント勘弁してほしい、やめてくれ、職場の人に嫌われてるのにさらに嫌われることするのやめてくれ。
私は今まで隣の席の人のことはどーでも良かったけど、今回葬式に出ることにより大嫌いになったよ。人生でトップクラスに嫌いな人になったわ。氏ね。
祖父が死んでも祖母が死んでも上司が死んでも10年以上の付き合いの親友が死んでも、涙一つ流したことがないし、死んだ人のために出たのではなくて単に生きてる人との人間関係の都合で出ただけだ。
葬式なんてみんなそんなもんだ。大人の付き合いで出ているだけ。
きっと私の葬式にも人は何人か来るだろうけど「クソめんどくせぇな」と思いながらみんな来るんだろう。
家族に「職場の人や友人は一切呼ばないでくれ」としかと伝えておかないと、私のようなイライラした気持ちを抱えた人をまた産んでしまう。
私は飲み会に誘われないくらい職場で嫌われてるけども公務員的なお硬い職場なので嫌われてる好かれてる関係なく同じ部署の人は葬式に出るのが当たり前、なので、葬式やったらみんな来てしまう。
死んでまで職場の人に「コイツ死ねよ、マジで邪魔、休みの日を奪いやがって」と恨みを買うのは正直勘弁。
ほんっとめんどくせぇ。なんで話したことない人の葬式に行かなきゃならんのか。仕事だと言われればそれまでだけど、その人の声も思い出せないのに。
葬式はもう密葬だの家族葬だの、墓も個人墓だの共同墓だの流行りまくってるし、それで何の問題もないと思う
ある程度社会的しがらみがあって弔問客が山ほどくるのが予想される人だけでは
これ、実体験を書いておく。
娘(=私、子供なしのDINKS、結婚して家を出たので親とは別居)30代
残された母親(68歳)
父親はすごく顔が広く、というか浅く広くというタイプだったので葬式をやったら大変なことになるし、
私自身がコミュ障かつ共働きで旅行が趣味なので親の云々に対応する気力がないので、
父親には2つ年が離れた弟がいたのだけど、私自身その叔父とそんなに仲も良くなかったので呼ばなかった。
で、死亡連絡はどうしよう?と思ったのだけど、ここだけ頑張った。
とにかく父親のスマホに入っている連絡先と年賀状リストに入っている連絡先に
「死んだ日」と「墓の場所」
だけ記載して送付。
(墓に何度も行くのが面倒なので火葬の翌日に納骨)
「母親は疲れているし娘は仕事で多忙なので弔問は一切お断りします。もしどうしてもと言うなら墓へ行くか、墓の方角に向けて手を合わせていただければ幸いです」
とあわせて記載。
メールを送り終わったところで父親のスマホは解約、自宅の電話も父親しかほぼ使っていなかったので固定電話は解約。(残されてる母親と私の連絡はケータイで十分)
お墓の場所を書いた(田舎の寺があるので、その寺の場所を書いておいた)のが効果的だったようで、父親にかなり恩義がありどうしても線香を上げたかった人ははるばる飛行機まで乗ってお墓に出向いてくれたようだった。
父親の友人と言われても私や母親には他人でしかないので、その人たちの対応をするのは葬式であれ弔問であれやる気が出ないので、行きたければ勝手にどうぞ、そのかわり私たちは会うつもりはないし時間をかけたくないです、というスタイルにさせてもらった。
人間、手を合わせる先があれば割りと納得したようで、お墓参りしてくれる人はたくさんいたけど自宅に連絡してきたり押しかける人は一人もいなかった。
(電話が繋がらないので訪問のアポも取れないので来ない、幸いなことに父親の人脈にはアポ無しで飛び込んでくるようなアホはいなかったよう)
葬式しなくない、けど、あとで弔問客来られるのもウザい、という人は試してみてもいいと思う。
おかげさまで親が死んだあともほぼ対応に追われず、親が死んだ一ヶ月後に予定していた旦那との長期旅行も予定通り行けた。
せっかく予約して楽しみにしてた旅行なので行けて本当に良かった。
自分は仕事できるオーラだけは凄い普通のこじらせ女みたいだけど、葬式は家族葬で良いよな
そもそも生前葬でもない限り、どうでも良いよね。見栄と世間体の極致
本当に親しい人は仏壇にも墓にも線香あげに来るよ。来ない奴は葬式開いたら嫌々香典包むだろうし密葬ならWINWINじゃないか
10万って密葬だろうが来るレベルの、かなり近しい親戚(と言うか親兄弟レベル)じゃないと出さないのでは…
ただの友人知人なら1万でも多い方だよなあ
実際密葬はどんどん増えてるよ。金がないのもあるけど
仕事リタイアして早数十年の年寄りなんかだと、仕事関係者とはとっくに切れてるし
友人知人も多くが既に亡くなってたり生きてても来れる状況じゃなかったりするから
密葬で十分なんだろうね