はてなキーワード: イロハとは
「第三十四条の六」のような書き方をすると、これは条番号の書き方になってしまう。
つまり
第三十四条 hogehoge
第三十四条の二 hogehoge
(中略)
第三十四条の六 hogehoge
第三十五条 hogehoge
というように、「第三十四条」「第三十四条の◯」「第三十五条」は全部等しい位にある。
条>項>号>号の細分
というふうになっていて、項はアラビア数字、号は漢数字、号の細分はイロハニホヘト(さらに細分するときは(1)(2)(3)で)表すことになっている。
さらにわかりにくいことだが、「第1項」については第2項以下がある場合でも「1」と記載しない。
また、条や項のうち号を除いた部分は柱書という。
なので、これはこう書くのが正しい。
第四条第1項柱書 この法律で、児童とは、満十八歳に満たない者をいい、児童を左のように分ける。
(略)
第三十四条第1項柱書 何人も、次に掲げる行為をしてはならない。
(中略)
(以下略)
慶大生・青木大和さんが「小4偽装サイト」で問いかけたかったもの(山本一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース
コイツ、政治に興味があって慶応の法学部に入ったらしいけど、一体なにを学んでいるんだろうか?
小学4年生を偽装して注目を集めようというのは、つまり「ウソ」をつくってことだ。
若者の政治への関心を高めたいんだかなんだか知らないが、「目的」がいかに正しくても手段が不正ではいけないってのは、法学のイロハのイじゃないのか?
目的を達するために手段を選ばないってのは、ファシズムの第一歩だろうに。
どうも、その辺理解しているようには見えない。
慶応大学はとりあえず、基本的なことをちゃんと教えてあげてほしい。
もっとも、コイツは「法学」や「政治学」を学びたくて入学をしたわけではなく、彼が思っているところの「政治」とやらをやりたいだけみたいだから、忙しくて講義なんざでちゃいないんだろうが。
私はテレビが嫌いだ。
メタリカを聞かされる、グアンタナモのアラブ系予防拘禁者の心境だ。
「そんな情報は要らん。私は"あの"情報が欲しいんじゃ」と思いイライラしてしまう。
友人の部屋でテレビがついていたら「切ってくれ」と頼む。
病院の待合室で「テレビをご覧になってる方いますか~」と大声で尋ね、挙手がなかったのでテレビをブチ切ったこともある。
あれは便利だ。ほしい情報がすぐ手に入る。
「なんでテレビ観るんや。時間の無駄ちゃうか」というのが私の考えだった。
しかし最近、テレビを愛する人の気持ちが分かる事案を経験した。
至極面倒であった。
紙媒体のメディアでも、気に入った記事を読んでそれでオシマイである。リンクをたどりまくる作業が発生しない。
ちなみにROMはLollipopのファクトリーイメージであった。Nexus7(2012)に焼いた。
イマイチ動作がよろしくないのだが、ググっても同じ阿鼻叫喚が見つかるだけで困っている。
こんな時、Android博士みたいな人がテレビに出てきて、ROM焼きトラブルのイロハを72時間くらいぶっ続けで解説してくれないだろうかと夢想してしまう。
きっと誰かがその放送を録画し、章立てごとにアップロードしてくれるだろう。
なんだ、結局プルじゃねぇか。
業界中で軍隊じゃないけど、上の言うことは絶対というタイプが生き残っていて
必ずしも、代理店が悪いとも言い切れない。
ものには作り方のイロハがあって、ガイドラインにしたがって作れば楽に作れるものを
だから、客は自由に言って迷走 それをそのまま伝えるから代理店も迷走 それをそのまま受けるからWeb会社はブラック。
そんだけの話だよ。
代理店をかばうわけじゃないけどね。制作フローを効率化しようと客がしなければ無理だし。代理店使うような客はしないからなぁ。
わざわざノウハウ取られるとわかってて、代理店にノウハウくれるWeb会社ばかりじゃないし、ノウハウ持ってない会社もあるし。
中小企業の良さをガンガンアピールするブログ記事を見て「そうだよねー」と影響を受けまくって大きく道を踏み外す若造が量産される前に、
真実ではありません。中小企業でまともに成長可能な人も相当限られると思ってます。
多くの人は、大きく成長する前に潰れます。まあ、潰れた人は「たいてい」黙って闇に葬られる為、
誰も認知できないので、大きく問題にならないだけです。俺は潰れてないって?そりゃその程度の成果しか出てないからだろ?
基本的に中小企業で大きく成長しましたーってのは、はっきり言って劇薬を飲んで大変な思いをして生き残ったから、
きっと俺は強えええーっと言っている感覚かと。通常他の多くの人は劇薬に当たって死にました(再起不能)という結末か、
一方で、賢い人は自分で気がついてこっそり水で薄めて飲んでみましたって感じです。だいたいビジネスのイロハも学ぶ余裕もなく、
事実上大多数がおバカの集団に突っ込まれて、それでいきなり応用が求められてって環境で、まあせいぜいうまく立ち回れたとしても、
マトモに成長できません。高校数学の教育すっ飛ばして大学の数学の問題解かされている
のと同じ事です。せいぜい、昔の受験勉強テクニックのように答えだけ覚えて対応するのが精一杯です。応用力と思っている事も、
その実、狭い世界で脊髄反射でごまかしているような応用力しかつきません。
人は学習出来る環境も大事ですが、本当の意味で成長できる/知恵を身につけるには、資金も、余裕も、基礎もちゃんと学ぶ事も、
必ず必要なのです。大企業はそこが解っているから一見成長が遅く見えるような事をするのです。
実際には40代ぐらいでその差が大きく現れます。良いものを沢山見た人が最終的には強いのです。促成栽培で30代で
一見引き離したような成長をしたように見えるかもしれませんが、それは一瞬の事です。成長の真価が問われるのは
ええ、中小で見ることの出来る狭い世界では新しいかも?なことは簡単にできるでしょうね。でも、その新しい事が、世間様に
照らすとほとんどがすでに誰かがやったことの猿真似しかできていません。大企業での新しい事というのは
人類初とかのレベルが問われます。大企業ではまわりは優秀な人だらけです。世間様でも通用するようなレベルの新しい事が
出来るのは、そういった事にチャレンジを十分に許す余裕もあり、これでもかっていうぐらい優秀な人が豊富にある環境で
揉まれつづける事が必要なのです。中小でそういった事が出来ないとは言いませんが、どうみても世間で通用するような
レベルで新しい事が本当にできるチャンスが圧倒的に多いのは環境からして大企業の方です。
多くの中小企業では資金/人的リソース/人材のすべてにハンディがあります。なので、当然ですが、まともな仕事はしにくいです。
60点で良しとするのが精一杯です。一方で大企業は膨大なリソースをつぎ込んで、できるだけ世間様でいうマトモな結果を出そうと
します。多くの優秀な人材に常にレビューされつづけているような環境に常におかれている今の大企業で、意味の無い
無駄な事はそもそもしにくいです。もちろん法令遵守も徹底しています。つまり、正しいやり方で正しい成果を出すにはどうすれば
良いかを目の当たりに出来るという経験が沢山できます。これは将来永続的なビジネスを自分でする時にどうすれば良いかが解るように
なれるとても貴重な経験です。
ちゃんとした報酬はちゃんと払われるべきというのも徹底しているのは大企業です。中小企業はそもそもそんな余裕はありません。
ちゃんとした成果でもちゃんと払わないということでもしないと中小企業は会社が潰れてしまいます。そもそも社長がちゃんと
した成果にちゃんとした報酬を払うという事についてモチベーションを感じない事が多いです(それがそもそも中小企業の社長の手腕なのです。)
中小企業の社長の基本的な考え方は、ちゃんとした成果にちゃんとした報酬を払わなくて済み、それでも何とかして人を働かせつづける方法を、
常に考えているのです。大企業はそんな小細工は必要ありません。ちゃんとした成果にはちゃんとした待遇と報酬で応じる事を検討します。
お金はあればあるほど、お金は増やし易いので、こういった事ができます(これが残念ながら世の中から格差をなくすのが大変難しい理由にもなります。)
お金の余裕は、そのまま報酬に現れるのです。実は単純な法則です。
誰かのblogを読んで、俺成長したいからと中小企業にうっかり飛び込む前に、自分は本当にどうなりたいかを一度冷静に考えた方が良いとおもいます。
これまでの人生で一番ツライ。ここで吐き出させてくれ。
俺既婚4年で子1人
まだ独身だった5年前、嫁さんと付き合ってるときに後輩♀がうちの部に配属された。
俺がその後輩ちゃんの指導役に抜擢されて仕事のイロハを全部叩き込んだ。
めちゃくちゃ美人ってわけじゃないけど、社交的で性格も会話のノリも
良くて…お互いの波長が合っていたのかすぐに打ち解けて毎日が楽しかった。
一方で俺は嫁さんにプロポーズを決断しなきゃいけないような状況になってた。
やっぱり後輩ちゃんが脳裏によぎったけど、流石に会社の部下で直接指導役の自分が口説くことも
できず、ましてや自分はお世辞にもモテるタイプではないから、後輩ちゃんと自分が付き合う
なんてまず無いだろうと思ってた。
後輩ちゃんからは「俺さんがタイプです!」なんて頻繁に言ってくれてたけど、彼女のノリからして
お世辞だなと思ってずっと「ハイハイどうも」って受け流してた。
色々考えたけど結婚は勢いとタイミングだっていうし…ってな感じでそのまま婚約した。
で、後輩ちゃんにも報告。ちょっと微妙な反応だったなとは思ったけど、気のせいだろうと。
その後髪をばっさり切った後輩ちゃん見ても「まさかな」なんて思ってた。
で、話は数日前に遡る。
俺が結婚してからも相変わらず仲は良かった。顔を合わせれば沢山雑談するし、
俺は相変わらず後輩ちゃんには軽く片思いしてたけど、別にずっと仲良しでそばに居れれば十分だった。
「彼氏ができたんです!」って報告。正直、嫉妬でおめでとうが素直に言えなかった自分にも驚いたけど、
でも本当に可愛がっている後輩ちゃんなんで幸せになって欲しいなと心から思った。次の瞬間までは。
「俺さんが結婚する前まで本当に好きだったんです」
マジ?
…
あれ?俺はひょっとすると嫁さんと結婚しなければ、後輩ちゃんと付き合えてたの?
嫁さんはすごくできた嫁だと思う。家事、育児、およそ完璧といっていい。
だけど、俺との趣味や性格的な相性は後輩ちゃんの方が圧倒的に良い。それはこの5年間で明らかだった。
「親にも紹介出来たのか」とか考えるし、テレビ見てても「後輩ちゃんと一緒にみてたら楽しいだろうな」
とかありもしない妄想世界を考えては、現実とのギャップに気持ちが沈む。
夜寝ても3時間程度経ったら目が覚めて、どうしてあのときアタックしなかったのかと後悔して寝られない。
多分好きだったって告白されなければ、後輩ちゃんの彼氏に嫉妬ってなレベルで終わってたのに
自分の選択によって、ありえた未来が見えてしまっただけに後悔がハンパない。
どう頑張っても現実は変えられない。でも気持ちが勝手に理想の妄想世界に飛んでは失意と共に我に返る。
これからの人生、この後悔と嫉妬という負の感情はいつ収まるのだろうか。
安藤美姫がマスコミに追い掛け回されたり、変なアンケートを行われたりするのはなぜかというと、マスコミの人権意識が低いからとか、商売になるからということもあるんだけど、最大の理由はあんな形で独占スクープをしてしまったからなんだよね。「特ダネ」を安易に一社に提供してしまったこと、その報復という文脈で、かなり意図的に嫌がらせを受けてる。
「特ダネを他社にすっぱ抜かれる」というのは、メディアの世界ではこれあってはならないことなんですよ。新聞、TV、週刊誌辺りのメディアの現場で働いたことがない人には理解しづらい感覚だと思うけれど、特ダネを他社に持っていかれるのって、失態と呼んでもいいくらい不名誉なことなんです(ちなみに一社だけスクープを報じられなかったことを「特オチ」といい、これはやったら即編集長以下クビを覚悟せねばならないほどの大失態です)。
あの報ステのVTRを見ながら、各社の番記者は完全に血の気が引いたと思うよ。いや、安藤美姫クラスの大物のスクープだから、番記者を飛び越えてデスクや編集局長も顔面蒼白で胃酸がこみ上げてきただろう。日本中が驚いた大ニュースだったし、それだけにまんまと特ダネを抜かれた他社からすると、このまま黙ってるわけにはいかない。こういう選手、有り体に言うと「筋を通さない選手」が今後も出てきたらたまらないから、今後も各メディアは安藤が神経衰弱するまで追い回して、真相を突き止めるよ。失地回復するにはそれしかないし、例えば浅田真央や村上佳菜子あたりが同じことをしないように、スケープゴートになってもらう必要もあるから。すげー勝手な理屈だけど。
しかし安藤美姫も、何であんな形で独占スクープを許したんだろうか? いや、もちろん子供が生まれたことはめでたいし、父親の名前を明かせない事情があることも斟酌しますよ。彼女を批判する意図は全くありません。ただ、客観的な事実だけを言うと、ああいうやり方で発表したことって、メディアの世界では仁義に反することなんですよ。「今まで散々取り上げてやったのに、こんなことするのかこの野郎」というのが、各社の偽らざる本音なんです。今回はマスコミ各社にFAXでもして、「相手は一般人男性なので名前は明かせません」とか頭を下げておけば、こんなことにはなってない。
もちろんそんな論理は、業界内でしか通用しない勝手な理屈なんだけれど(なので、今メディアとその外側の社会とがこの問題でぶつかってますよね)、事実としてはそういう力学で動いてる世界なんです。嫌な世界だよね。でも現実はそう。安藤美姫も長いことアスリートとしてメディアに関わってるんだから、こんなイロハくらい知ってると思うんだけどなあ。まあ、あえてこうなることを知ってて、話題性を取る方向で動いてるのかもしれないけどね。
数年前、まだサラリーマンをやっていた頃、そこの社長が「デルモン!お前も商いのイロハと根性を学べ」と派遣されたのが、ある経営診断士の講演でした。そのセンセイは午前と午後の六時間をひとしきり語りくさった後「それでは、この映画を観て商人の心を学びましょう」と見せてくれたのが確か「こぶしプロ」製作の「てんびんの詩」というメンソレータムでお馴染みの近江商人の物語でした。年端もいかぬ子供が丁稚に出されて朝も早よから廊下をヌカ入り袋でピカピカに磨き上げ、そこの主人や先輩に玉毛を剃られるようなシゴキを受けながらも「これが商人や、商人の心や」とジコマンな解釈をして目をキラキラさせるという歯車社員養成ギブスのようなものでした。僕はランゲルハンス島の辺りが痛くなりましたが、他の参加者は皆一様に感動したようで、ウンウンと頷きながら小鼻をふくらませたり、前立腺を硬くさせたりしているようでした。このように心の持ちようによっては同じ作品が素晴らしかったり、ローゲだったりするわけですが、
ここではなるだけ、みなさんの賛同を得られる作品を紹介したいと思います。
たぶん全ての人が潰れる作品ではないでしょうか?小人や奇形がうじゃうじゃと登場して女を犯したり殺したりしますが、目玉を掘ったり頭蓋に穴を開けてストローチュルチュルするところなんぞは強烈!何の啓蒙テイストもない東映エログロ路線の母親のような作品。
キ過ぎ。
http://anond.hatelabo.jp/20130312030018への返信
なるほど。と思わされた。
ということだろうか。
大学教育の現状に真っ向から向かってる話題なわけで、院生のあり方もこの際考え直すのもいいかもしれない。
理想論と笑われるかもしれないが、大学(学部)が就職予備校でないのと同様、大学院も就職迄のモラトリアム消化装置とは違う。
確認だが今は理系の話をしていた。
おそらく修士と博士ではだいぶ事情が違うので、院生、とざっくり括るのは良くない気がする。
この場合修士の学生に研究のイロハを教えることは現状に即していないのかもしれない。
その点博士は、アカデミックな世界に残ることを決めている割合は多くなる。
この人たちは「研究者の卵」としての教育を施すことに異論はないだろう。
おそらく、いまのところの私の主張としては
がいいのではないか、となる。
今後の21世紀、さらに22世紀にかけ、音楽業界、J‐POPは
「黄金の1980年代・90年代」の遺産を食いつなぐだけの業界になっていく気がする。
つまり、新作の曲もアーチストもあまり輩出されず、1980年代・90年代のナンバーを
2050年も2100年も聞いている、そういう状況。
なぜそう思うのか?という理由の一つは「20代人口の長期的減少」というのがあり、
つまりはアーチストを輩出する若年人口そのものが減少するので、有能なアーチストの数も減る、という
身も蓋もない人口理論が理由であるのだが、それ以上の理由としては
子供に習いこどをさせよう、ということで、高いピアノを購入して、子供をピアノ教室に通わせた。
70年代に、幼少の時分に音楽のイロハをマスターした世代が、成長して80年代90年代の音楽シーンを支えたのである。
その意味では、J‐POPは「70年代ピアノ教室の申し子」と言えよう。
翻って現代では、確かに習い事に行く子供は以前にもまして多いが、
「役に立たない、手に職つかない」とみなされるピアノは、習い事としての地位を急速に落としている。
2010年の販売台数は、1992年の、わずか7分の1。
2011年になって、震災の影響で、ようやっと急減傾向に歯止めが掛かったそうだが、焼け石に水。
ピアノが習い事として不利な理由はほかにもあり、カネが掛かる、という以外に
「そもそも家が狭い」
「マンションで近所に騒音迷惑かけてしまう」という点で敬遠されてしまう。
70年代は戸建住まいがマソション住まいよりも多かった、70年代は郊外の広い家住まい、
結局、70年代80年代の、日本がリッチだった時代に、「子供に付けさせた教養」が、
10年後20年後にJ‐POPとして花開いた、ということで、
「日本からリッチさがなくなり、子供に教養つけさせる余裕がなくなった」時代からは、
しかしつくづく思うに、なぜ70年代80年代に、一見役に立たないピアノがブームになったのか?
一つには「花嫁修業」「娘をピアノ弾けるようにしておくと、将来いい男を捕まえられる」という
親の打算もあったと思う。
(果たして、どれだけ花嫁修業になり得たのか、いささか疑問ではあるが)
もう一つには、「豊かさのアイコン」の役目を、ピアノが果たしていたんじゃないか?と思う。
いわば「成功の象徴、ステイタス消費、記号消費」のようなもの。
そういえば、この頃(70年代)の少しリッチな家庭は、百科事典を揃えているケースもあったそうだ。
百科事典って、年に1回も使うか使わないかだし、そもそも場所を取って仕方ないが、
そういうのを購入することが、一種のステイタス消費だったんだろう。
記号消費と言えば、「課長はマークⅡ、部長はクラウン」的なところがあって、
「役職についたから、クルマをワンランク上に買い換える」のがお約束だった時代でもあった。
ピアノの購入というのも、「マイホームを建てた人のお約束」的ムードが、あったんだと思う。
結果的に、それが10~20年後にJ‐POPの隆盛につながったんだろうなあ。
世間にいろいろ掲示板はあるが、多くの掲示板は、テーマが定まってたり、
利用者の傾向が固まっているケースが多い。
2ちゃんねるなどは「政治板」「野球板」「AKB板」「鬼女板」てな感じで、
野球板には、基本的に野球に関心がある人しか来ないし、AKB板にはAKBに関心ある人しか来ない。
それ以外の掲示板(ティーカップ系掲示板とか)でも、あるいはブログでも、
テーマがなんとなく決まっているケースの方が多い。
・・・と考えてみると、増田掲示板の、誰も気付いていない「特性」って、
鬼女ネタも投稿OK、専門的な話も投稿OK、アダルト的ネタも投稿OK。
これって、テーマ細分化された日本の掲示板界で、極めて珍しい気がする。
「ギャラリー、閲覧者も雑多」ということになる。
鉄道マニアもいれば、鉄道に詳しくない人もいるし、アニオタもいればそうでない人もいるし、
「はてな利用者は男性・理系が多い」という多少のバイアス要因はあるものの、
他の掲示板と比較すると、極めて利用者が「オールクラスタに跨っている」のが特徴。
http://anond.hatelabo.jp/20120612201418
今まで、こういう業界ネタというのは、専門的な掲示板(例:e戸建て掲示板)などにされるケースが多かった。
そこに出入りしている人は、大多数が「住宅を検討している人」(と、業界関係者)ばかりである。
さほど住宅に関心ない、住宅を知らない人に向けてスピーチするプラットフォームって、ありそうで、なかった。
「3分間でわかる一条工務店講座」は、お蔭様で150以上のブクマを頂いたが、
なぜこんな過大なブクマを頂いたのか?と冷静になって考えてみたら、
「業界関係者が、業界無関係者(一般人)にスピーチする場、というのが、ありそうで、なかったから」
という気がしてならない。
自分が投稿したネタは、業界関係者&住宅検討者には常識であっても、それ以外の人には常識じゃなかった、
なので、増田の「ノンジャンル性」という特性を生かして、他の業界の人も、
中学まではそれなりに裕福な生活してたんだ。
でも家業がつぶれて親父自殺、結婚寸前だった姉貴はそのせいで結婚流れた。
実家も会社名義だったから手放して、2DKのアパートに引っ越した。
姉貴は俺よりも裕福な期間が長くて大学卒業まで本当にお嬢様育ちだった。
その姉貴もすげー辛かったはずなのに働いて俺の学費出してくれてた。
絶対元の生活に戻ろうと決心した。
でも、マックやコンビニのバイトの時給なんて700円とかで全然足りないんだわ。
だからババア相手に売春しながら金溜めて自分でビジネスすることにしたんだよ。
ビジネスのイロハを覚えて20歳の誕生日に当時流行ってたWEB系の会社を起業。
はっきり言ってダンピングしながら仕事取りまくって、学費と生活費をまかなった。
在学中に国際発表2回、査読論文を1stで1本。共著だと14本ある。
学会でスカウトしてきた某企業に入社した。会社は他人に売った。
自分の給料削ってでも良いエンジニア集めてたから業績も良かった。
1年目に会社売った金で一度手放した実家を買い戻した。空き家になってて修復に結構かかった。
2年目に税金でヤバいことになったけど、色々と裏技を使って乗り切り、しかも姉貴がすげーいい人と結婚した。式代は俺が出した。
3年目に姪っ子ができた。母親が孫出来てめっちゃ喜んでた。姉夫婦から死んだ親父の代わりにって頼まれて俺が名前つけた。
4年目は同期で最速のマネージャーに昇進、配属がUSになって1年海外勤務。インド人相手に格闘してた。
5年目の今年で年収1000万超えた。
年に2回、夏休みとクリスマス休暇に俺の金で姉貴家族と母親を昔親父がしてくれたように海外旅行に連れてってやれるようになった。
今年も今日の夕方の便でハワイ行くんだよ。母親と姉貴にエステとか贅沢させてやるんだ。
なのに昨日、研究室の同窓会に久々に顔を出したときに2次会で同級生に言われた言葉で腸が煮えくりかえってる。
『お前は勝ち組で甘い汁吸って良いよな』
『金あんでしょ?奢ってよ。』
周りもそんな雰囲気になってなんか、金出さない俺が悪いみたいにみんな言うんだ。
なんもしないで研究室のコネで日立とか入ったのはどこのどいつだよ?
ヤメとけって言ったのに自称ベンチャーの零細企業に入ったのはどこのどいつだ?
なんで俺が面倒見なきゃならないの?
当然の結果だろ?
なんで金出さない俺が悪いみたいなことになってんの?
そもそも俺自身は金なんてホトンド持ってねえんだよ。
持ってるわけないじゃん。
俺が稼いだ金は全部、家族のために使ったの。
お前らに使う金は1円も無いの。
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2010/06/post-9d62.html
日本の大学入試は「プロクラステスのベッド」とか聞いた風なことを言ってる割に、自分自身の学識のなさを暴露しているんだから噴飯ものだ。
上に挙げた東京大学の入試のように、高校までのカリキュラムに出題範囲を限定した上で、その中で人工的な難しさを追求した出題をしていると、大学入試が終わるまでは、高校生はそのカリキュラムの範囲に足踏みすることになる。
こいつ本当に、自分がリンク張ってる東大入試の問題見てみたのかと思う。どの科目も基本的な良問がおおむね揃っている(英語については言いたいこともあるがこれは日本の英語教育自体の問題になる)。専門家がこの辺の問題に全く歯が立たなければ「廃業しろ」と言われても仕方ない種の問題だ。専門から離れていたら思い出すまでに時間こそかかるだろうが、一度は身につけておかなければ教科書の内容を習得したとは言えないレベルの、基本的な知識と考え方を試す問題でしかない。この程度に深く掘り下げる能力がなければ大学での本格的な勉強になんかついて行けないだろう。
というか、アメリカの大学生の勉強量が多いのは、日本の受験勉強と同じような内容を学部教育に詰め込んでいるからという面もかなりある。日本の大学の1年後期や2年前期の電磁気学や解析力学で使う米国製の教科書の序文に「本書は学部上級生から大学院生を対象としている」とか書かれていることなんて結構ザラ。
本当は、さっさと量子力学や統計力学、線型代数か解析幾何の進んだ内容を修得すれば良いのに、18歳の段階では、いつまで経っても高校のカリキュラムの範囲であれこれと勉強をしなければならないことになる。
解析幾何wwwww知ったかぶりがもろばれなんですけど。
あのね、解析幾何っていうのは一口に言えば平面や空間に座標を引いて図形を扱うことで、思いっきり高校範囲です。せめて位相幾何とか微分幾何とか代数幾何とか言えないかね。門前の小僧でもそのぐらいの言葉は聞きかじっておいてくれよ。あんたこそ大学で何してたのかね。
それに、あの程度の数学や物理がわからない奴に量子力学や統計力学なんて理解できないよ。なんとかごまかして線型代数の試験で単位を取ることぐらいはまあできるかもしれないけど、線型代数なんて大学入学直後に習う「イロハのイ」なわけだからねえ。
学問というものは、ある程度の段階を超えると、標準化をすることが難しくなる。どの方向に伸びていくかは、分野によっても人によっても異なるからだ。
あのね、あなたが「進んだ内容」とか言ってる「線型代数」ですら「標準化」されたレベルの内容でしかないんですが何か?いわんや高校レベルをや。
「非可換代数」とか「無限集合論」とか素人臭い用語法(せめて「非可換環論」とか「公理的集合論」とかいえよ)が気になるが、東大や京大の数学科あたりに行けば、高校時代から大学レベルの数学に手を出している学生はかなり沢山いるよ。
だいいち、東大入試レベルの普通の数学を理解せずにそんなマニアックな分野(リー環論とかならマニアックとは言えないだろうが)に手を出してもありがたみが理解できないと思うのだがどうだろうか。つーかお前、非可換って言いたいだけちゃうんかと。
こんなんに釣られている奴がブクマ見ると結構いるのが驚きだよ。
いまの銀行業界が苦しんでいるのは、人を見る目を養わずに担保偏重に陥ってしまったからなんだけど、
そういう「自分の外の世界」のことを何も知らないんだね。可哀相に。
「相手が巧く説明できるように誘導する技術」が必要不可欠な業種てのがある。
説明を受ける側がその技を巧く使っても説明に窮する場合、そりゃ説明者の能力不足が大きいだろけど、
説明者が口べたなのか、意義もなくカネを欲しがっているだけなのかの見極めは、
説明を受ける側に人を見る能力も必要だし、その業界の知識イロハのイくらいは必要だろう。
上手に説明できない=その発想自体が社会的に無意味無価値と断ずる姿勢は、
逆に考えれば
この人は上手に説明が出来ないし、俺はその業種のことを何一つ知らないけど、
なんだかピンと来るモノがあったから全額出資しましょう!
つまりガキ。
____
/ \ /\ キリッ
. / (ー) (ー)\ <デストロイヤー級はパルパティーン議員の陰謀d:id:sionsuzukaze:20091105:1257437463
/ ⌒(__人__)⌒ \
| |r┬-| |
\ `ー’´ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一””””~~``’ー?、 -一”””’ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
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/_ノ ヽ、_\
ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ <だっておwww
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ヽ / `ー’´ ヽ / /
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ヽ -一””””~~``’ー?、 -一”””’ー-、
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
独立星系連合の脅威を予測してたからこっそり金を流用して作った?
旧共和国の官僚にそれだけの柔軟性があれば、パルパティーンが皇帝に即位する必要なんかなかったんだよ。
ああ、ひょっとして、はてサさん達お得意の「独立星系連合もオーダー66も全部パルパティーンの陰謀のせい」って陰謀論か。
教科書にはそう載ってるけど、実は何の史料的裏づけもないの知ってた?
単に反乱に成功した新共和国の連中の言い分が教科書に載ってただけ。
大体そんな陰謀する能力があるのなら、皇帝になんかならずとも既に銀河支配してるも同じじゃねえかw
教科書には惑星破壊によるオルデラーン大虐殺なんて載ってるが、オルデラーンの爆発は明らかに自然現象。
オルデラーンの惨劇が帝国の政府によるものといってるのも反乱軍新共和国政府指導者の主張以外に何の根拠もないんだよね。
単にレイア・オーガナがそう言ってる以外の証言は皆無。
オーガナはヴェイダー卿の娘で複雑な家庭環境にあったせいで心がねじくれちゃってる。
西尾先生が言うように、歴史を見るときには歴史を作った人間の成育歴から考えないといけない。
というか軍事に詳しい人ならわかると思うけど、当時の政府軍の全火力を結集しても惑星破壊なんて無理。
つまりオルデラーン大虐殺は、勝者である新共和国が敗者である帝国に押し付けた妄言。
したがって、教科書にあるパルパティーン帝の陰謀ってのも、まるで信用できるものじゃない。
同時代史料をちゃんと読み解けば、議員時代のパルパティーンは非常に穏健派だったことがわかる。
タカ派として振舞うようになったのは、議長になってからだよ。
それも官僚の腐敗やジェダイの反乱など、崩壊しつつある銀河文明を立て直すために合えて強権的に振舞ったと考えるのが自然。
議員時代から周囲を騙して私服を肥やしていたなんてのははてな左翼らしい下種のかんぐり。
遠い遠い昔、はるかな銀河の出来事だからといって、歴史学学のイロハは守れよ。
ここからわかるのは、少なくともこの時代には「巡洋艦(クルーザー)」や「戦艦」「フリゲート艦」といった艦種が現代同様に引き継がれていることである。
何で大昔の出来事なのに現代の名称が引き継がれるんだよ!
タイムパラドックスだろ!
http://anond.hatelabo.jp/20090615232800
核は拡散し、ブレトンウッド体制は崩壊し、世界の危機は深化する
▲目を覆いたくなる米国の衰退、核拡散防止条約体制は風前の灯火
ブレトンウッド体制は世銀・IMFを主柱として米ドル基軸の通貨体制である。
詳しくは拙著を参照いただくとして、1971年にニクソンが金兌換停止を宣言して以来、ドルは徐々に紙屑化し、08年のウォール街の大不況入り以後は、米ドル基軸への根底的疑惑が、とりわけ新興工業国家群を中心に拡がった。
真っ正面からブレトンウッド体制に中国が挑み始め、BRICSs(ブラジル、露西亜、印度、中国)サミットでは、ドルに変わる新通貨体制を模索し始める。
当面、中国とロシアはSDR債を購入することによって、ドル代替通貨の位置を目指す。この動きに米国債の金利が跳ね上あり、猛烈なインフレ懸念が拡がる。
日本はこれほどのドル危機にあっても感受性が鈍いのか、一貫した揺るがぬ姿勢でドルを守る側になる。日米同盟が絶対不変の原則と幻覚症状にあるのと同様に柔軟な思考能力が奪われている。
もちろん戦略的発想は苦手である。
米国の力の衰退は顕著になった。
世界の危機は深化し、おそらく「イラクの西」は、今後イランを背景とするシーア派の統治区域となり、アフガニスタンは「タリバニスタン」となり、パキスタンは無政府状態に陥るだろう。
中東全域は混乱のちまたとなるだろう。
もっとも危険な状況は目の前、パキスタンが開発しストックする核兵器は60発から100発。開発資金の胴元はサウジアラビアであり、当然だが、核兵器の一部はサウジアラビアへ移転するだろう。もしイランが核武装をしたら間違いなくそうなる。
ザルダリ大統領と軍部との調整が円滑にいっておらず、パキスタン軍の独走に歯止めをかけられるほどの政治力はない。この点で陸軍参謀総長出身だったムシャラフ前大統領とは違う。
軍のトップ以外、パキスタンは核兵器の隠匿場所を知らないという説が有力で、米国としては、ここでパキスタンの保護国ともいえる中国と胴元のサウジアラビアとの協力が必要となる。
突拍子もない考えかもしれないが、パキスタンが無政府状態に陥った場合、米中の軍事共同作戦が展開され、核兵器保護隔離作戦を展開するというシナリオも考えられるのではないのか。
▲日本の核の選択は?
北朝鮮の核保有は米中露をやきもきさせたが韓国は平気な態度である。
なぜなら韓国人の感覚では北の「同胞」が保有する核兵器は韓国が保有したと同義であり、いずれ日本攻撃用につかえると踏んでいるからだ。
数百億円を投じて国家をあげたシステムを組み、すべての公務員が給料を10%返上して、大国民運動を起こさない限り、もはや独自の核開発は不可能と考えられるので、発想を転換する必要がある。
そもそも日本人の優秀な理工系学生はアメリカに頭脳流出したか、国内にあっても宇宙工学の職場より「金融工学」を目指した。
いま、原子炉、ロケットに携わる日本人エンジニアらは核武装拒否反応をしめす人が多く、この有様では開発に乗り出せないだろう。ちょうど正しい歴史教科書を、短絡反応する現場教師のように。
そこで国益のためにも、日本は核弾頭をパキスタンから買うという選択肢を考慮しなければなるまい。或いはインドから買うのもアイディアだろう。交換条件は従来の援助と引き替えるのだ。さいわい両国とも日本の技術と資本を必要としており、バーターの条件は整っている。
また日本は7000億ドル近い米国債を保有しているが、いずれこれは徳政令か、米国のデフォルトで(GMがそうしたように)、紙屑となる可能性があり、それならば米国から担保を留保する必要があるだろう。
拙著でも何回か指摘したように、佐世保、横須賀に寄港中の空母、原潜などを差し押さえる選択肢が残る。
もちろん核兵器付きである。衰退一途の米国軍部とあうんの呼吸が必要だろうが。。
戦後の日本はふぬけ状態、とても中国や北朝鮮と戦争できる態勢にはない。
戦略兵器を保有できなかった日本には戦争能力が備わっていない。攻撃兵器がない。地雷を保有せず、今度はクラスター爆弾を廃棄する。こういう国会議決をする日本の議員というのは安全保障のイロハさえ分からない手合いが多い。
独立国家とはとても言えないが、いまはそのことを論じている紙幅はない。
日本が望んだのではなく、安保条約の片務性と歴代米国政権の明確な意思からである。
米国のアジャンダを付与され、その範囲内での防衛思考しかできなくなった自衛隊高官。日本には防衛戦略がないのである。
次期戦闘機をめぐって米国国防長官のゲーツはF22の開発を止めるので、つぎはF35にするから、日本の防衛ジェット機後継は、これだと一方的に言った。
なんとかF22で合意ができつつあった自衛隊も驚いた。MX構想のときもそうだが、つねに米国の移り気によって日本の防衛が振り回される。そんなことに驚くこと自体が植民地根性である。
日本には戦略兵器と核兵器を与えないというのが、米国の占領政策の延長線上にある世界戦略である。だから空母、原潜、空中給油機、ICBM、駆逐艦の保有が事実上禁止されている。
日本の自衛隊にないのは核兵器ばかりではない。攻撃兵器がない。長距離ミサイルどころか、空母も長距離爆撃機も原子力潜水艦も保有しないから、戦略的防衛計画を立案することは基本的に困難である。
自衛隊のすべての装備は米空母をまもる戦術的防衛の分担でしかないのである。
日本の謳う「専守防衛」というキレイゴトの標語が日本の政治の看板にもなり、非核三原則とか、GDP1%以内とか、憲法にも書かれていない制約を受け、手も足も出ない「軍隊」なのである。
孫子がいみじくも指摘したように「攻撃こそが最大の防御」であるにも関わらず。
日本の自衛隊に戦術兵器こそ多少はあるものの、充足率がわるいうえ、戦場兵器となると弾薬がない。
実弾による火力演習は年に一度、全国の部隊から弾薬をかき集めて行わなければならない。
機関銃も不足し、手投げ弾も少なく、要は24万という表向きの「兵力」がサラリーマン化して、徐々に愛国心に乏しくなっていることも問題だろう。
かくて在日米軍を補完するだけが目的だったのが自衛隊だから、独自の戦力となると、はなはだ心許ない戦力しか保有せず、イージス艦六隻体制などと言っても、自衛隊の実力とは米空母を取り巻く守護兵力ではないか。
MD(ミサイル防衛)などと絵空事のために日本の血税が投じられようとしてきた。
自衛隊は対米依存というメンタリティを辞めるべきだろうが、すでに親米根性の染みついた組織にそれが出来るだろうか?
ところが日本人が戦後一方的に「恋した」米国がとうに心変わりを示し、日本防衛への熱意がうせ、つまり日本の対米期待に対応できるはずの米国の、北の核実験、拉致問題への姿勢をみても、すでに存在していない空気がある。
アメリカの国家の性格(国体と言っても良いが)が、劇的に変質し、リバイアサンから普通の国家に変貌していく過程に於いて、従来のNATOへの関与を弱め、米韓、米日、米印、米豪条約のあり方の再検討を迫られる。
米軍は世界のプレゼンスをやめて、米国内に引きこもれと主張したのはパット・ブキャナンだった。嘗ての米国を代表した右派の声が、これからはオバマの左派の声に変わっていくだろう。
米国は負担に耐えかねてアジアの防衛を「新同盟国」の中国にゆだねる選択も考慮することになるだろうし、現実に台湾問題は投げやりになった。
1はこのへん
http://anond.hatelabo.jp/20090217112022
あ、い、う…に1,2,3…を当てはめることを考えてみる。あいうえおかきくけこ、で数を表す事ができる。256なら「いおか」である。
しかし…日本語にはもっと多数の音があるので、これだけではもったいないのではないか。となるとどうすべきか。
適当に…
|あ~/か~ が~/さ~ ざ~/た~ だ~/な~ は~/ば~|
|あっ~/かっ~ がっ~/さっ~ ざっ~/たっ~ だっ~/なっ~ はっ~/ばっ~|
とでもすれば01~99、00を割り当てる事が出来る。いやまあ適当なんでだいぶ不恰好だが。
例えば5319万6220が「うっせぐっざ」だけで表現できる。…いやまあ不恰好だが。そんでもって数と文字との変換も慣れないといけないが。
それと0007みたいな数など人に話すと場が凍るような場合もありえる。
とはいえもっと工夫すれば、ドラクエ2の52文字だったかの呪文を暗記する人も多い日本人である、大量の桁も少しは扱いやすくなるのではなかろうか。
加えてまだまだ日本語には他にも音があるし、数のほうも10進数に限らなくてもいいわけだ、変換テーブルさえ作り直せられれば。
99も81パターンの三文字で表す事ができる。日本の国債の額も8文字あれば足りる…のかな。ならば1円単位で易く覚えられるだろう。
眠くなってきたので文章としてはグダグダのまま唐突に終わる。
円周率3.14 15 92 65…:うげごひっごっ…
(おまけ:まあ古来にはイロハもあるわけだが、47+1しかないし…)
ほら、あるじゃないですか。
「○○に賛成ですか? 反対ですか?」みたいなお題目を書いたフリップが、「賛成」ブロックと「反対」ブロックに分かれてて、そこに街の人たちが(大抵丸型の)シールを貼っていって、最後にナレーションで「○○人が賛成という結果でした」って付ける奴ですよ。
これ、社会調査のイロハのイにも到達してないと思うんですが、どうですか。
そう、自分がシールを貼ってくださいと頼まれた街の人だと仮定してみるとよくわかる。台紙からペロッと剥がされたシールを指に付けられる。すでにある程度シールを張られたフリップが見える。おっと、「反対」のほうが「賛成」の3倍近くはあるぞ。どうする!? アイフル!? ってそりゃあ多いほうに与しますよね。マイノリティの側に立とうものなら何をされるかわかったもんじゃありませんからね。しかもほら、リポーターとディレクターとカメラがこっち見てるもの。
このようにしてできたフリップを、いかがですこれが街の声でございます民意でございますとばかりに電波帯域に載せているわけです。
だって、どうせダンコーガイの話なんてありがたがって聞くほどのものじゃないもん。彼の話って、
が1:3ぐらいで混じり合ってるだけで、いずれにしても読む必要ないもん。電車の待ち時間とかに携帯で読む暇つぶしにはいいけど、それ以上の面倒くさいところは読もうと思わない。
ま、アフィで儲けるために最適化してると思えばそれがいいんだろうけどね。想定読者じゃない人間にとっちゃちょっとね。
と言いつつ、英語読んでみたけど、こりゃひどいやw
もしかしたら通じるのかも知れないけど、一読してわかる文章ではないな。今日マクドで隣にいたアメリカ人のねーちゃんたちが大声でしゃべってた英語がひょっとしたらこんな調子だったのかもしれないと思う程度。日本人の女子高生のわけわからん会話と同様、聞き取りにくい上に内容がナイヨーだから、耳に入っても何も印象に残らないという意味で。
田母神俊雄氏の「論文」が問題になっています。原文は↓からDLできます。
http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf
親切に英訳までしたようです↓。そのおかげか、さっそく海外でも反響を読んでいます↓↓。
http://www.apa.co.jp/book_report/02.html
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7702374.stm
http://www.guardian.co.uk/world/2008/oct/31/japan-secondworldwar
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/10/31/AR2008103101475.html
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/10/31/AR2008103100989.html
http://www.nytimes.com/2008/11/01/world/asia/01tokyo.html?_r=1&ref=world&oref=slogin
http://www.thestandard.com.hk/breaking_news_detail.asp?id=8886&icid=4&d_str=20081031
http://www.straitstimes.com/Breaking%2BNews/Asia/Story/STIStory_297008.html
http://www.straitstimes.com/Breaking%2BNews/Asia/Story/STIStory_297257.html
ローズベルト陰謀論が結構とりあげられています。どれだけ「国益」を損ねているのだろう。やれやれと、日本の報道に対するブコメや日記を見てみたら、田母神氏の「論文」の内容に肯定的な人もそれなりにいらっしゃるようです。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081031-00000123-jij-soci
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.asahi.com/politics/update/1031/TKY200810310298.html
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008110102000087.html
私も別に現代史に詳しいわけではないです(気の向いたときに、中身が増えてきたCiNiiとGoogle Scholar、各研究機関の学術リポジトリを漁ってみる程度)。しかし、その限られた知識から見ても、問題の「論文」はその形を為してすらいないと思いました。そこで、現在パラパラと集めている関連文献の整理をかねて、「論文」原文に逐一つっこみをいれてみようと思い、エントリを書いてみることにしました。はてな記法で引用した部分は、断りのない限り田母神氏の「論文」からです。原文の全角数字は全て半角に直したことをおことわりしておきます。
アメリカ合衆国軍隊は日米安全保障条約により日本国内に駐留している。これをアメリカによる日本侵略とは言わない。二国間で合意された条約に基づいているからである。我が国は戦前中国大陸や朝鮮半島を侵略したと言われるが、実は日本軍のこれらの国に対する駐留も条約に基づいたものであることは意外に知られていない。日本は19世紀の後半以降、朝鮮半島や中国大陸に軍を進めることになるが相手国の了承を得ないで一方的に軍を進めたことはない。現在の中国政府から「日本の侵略」を執拗に追求されるが、我が国は日清戦争、日露戦争などによって国際法上合法的に中国大陸に権益を得て、これを守るために条約等に基づいて軍を配置したのである。これに対し、圧力をかけて条約を無理矢理締結させたのだから条約そのものが無効だという人もいるが、昔も今も多少の圧力を伴わない条約など存在したことがない。
駐留を認めることと、「(被害をこうむる方にとっては)侵略(といわれているが田母神氏はそうではないとされる行為)」を認めることは違うでしょう。軍隊に攻めこまれることに了承を与えていたというのは、どのような根拠に基づいているのでしょうか?
「知られていない」ことを明らかにするのが行論の目的ならば、「新事実」(この場合は具体的な条約の内容や運用)を具体的に提示し、典拠となる史料を明らかにするのが論文の作法です。主張の根拠を示すのは、論文のイロハのイです。しかし、残念なことに、この「論文」では全体的に守られていません。関連して、「・・・・・・という人」とありますが、論文で先行研究に言及するときは、注をつけて批判対象を明らかにするルールも守られていません。
この日本軍に対し蒋介石国民党は頻繁にテロ行為を繰り返す。邦人に対する大規模な暴行、惨殺事件も繰り返し発生する。これは現在日本に存在する米軍の横田基地や横須賀基地などに自衛隊が攻撃を仕掛け、米国軍人及びその家族などを暴行、惨殺するようものであり、とても許容できるものではない。これに対し日本政府は辛抱強く和平を追求するが、その都度蒋介石に裏切られるのである。実は蒋介石はコミンテルンに動かされていた。1936年の第2次国共合作によりコミンテルンの手先である毛沢東共産党のゲリラが国民党内に多数入り込んでいた。コミンテルンの目的は日本軍と国民党を戦わせ、両者を疲弊させ、最終的に毛沢東共産党に中国大陸を支配させることであった。我が国は国民党の度重なる挑発に遂に我慢しきれなくなって1937年8月15日、日本の近衛文麿内閣は「支那軍の暴戻を膺懲し以って南京政府の反省を促す為、今や断乎たる措置をとる」と言う声明を発表した。我が国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者なのである。
スターリンと毛沢東がそれほど仲が良かったとは知りませんでした。コミンテルンにそれほどの影響力があることも知りませんでした。繰り返しますが、オリジナルな主張には、その土台となる史料の裏づけが必要です(「実は??」と書いているのですから、普通は知らない新しいことなのですよね?)。大事なことなので強調します。「新しいことを主張するためには、根拠を示さなければならない」、これは学問の基本です。
1928 年の張作霖列車爆破事件も関東軍の仕業であると長い間言われてきたが、近年ではソ連情報機関の資料が発掘され、少なくとも日本軍がやったとは断定できなくなった。「マオ(誰も知らなかった毛沢東)(ユン・チアン、講談社)」、「黄文雄の大東亜戦争肯定論( 黄文雄、ワック出版)」及び「日本よ、「歴史力」を磨け(櫻井よしこ編、文藝春秋)」などによると、最近ではコミンテルンの仕業という説が極めて有力になってきている。日中戦争の開始直前の1937年7月7日の廬溝橋事件についても、これまで日本の中国侵略の証みたいに言われてきた。しかし今では、東京裁判の最中に中国共産党の劉少奇が西側の記者との記者会見で「廬溝橋の仕掛け人は中国共産党で、現地指揮官はこの俺だった」と証言していたことがわかっている「大東亜解放戦争(岩間弘、岩間書店)」。もし日本が侵略国家であったというのならば、当時の列強といわれる国で侵略国家でなかった国はどこかと問いたい。よその国がやったから日本もやっていいということにはならないが、日本だけが侵略国家だといわれる筋合いもない。
ようやく文献をあげられましたが、刊行年と該当ページも明示するのが一般的な論文のルールですよね。それは百歩譲るとしても、示された著者のなかに査読つき学術雑誌に報告された方が一人もいらっしゃらない。これは信憑性をさらに落とすものではないでしょうか。また、人の発言を引くのであれば、それが掲載された媒体を明示するのもきほんのきですよね。
張作霖爆殺をコミンテルンの仕業とする説に対しては、特に『マオ』について、中国現代史研究者から根拠に疑義が出されています。
「関東軍高級参謀河本大作らがこの事件を企画し実行した固い事実を、この程度の「スパイ情報」で覆せるものか」(矢吹晋「書評『マオ―誰も知らなかった毛沢東』」『中国情報源』21世紀中国総研編、蒼蒼社、2006年、225ページ。http://www25.big.jp/~yabuki/2006/mao-rev.pdf)。
盧溝橋事件についても、「計画」説に対する批判的研究が出ているようです。
「日本の一部の論者が唱える「中国共産党計画」説と,中国側の唱える「日本軍計画」説がともに誤りであり,盧溝橋事件が日中双方にとって「偶発」的なものであったとする」(加藤陽子「書評 安井三吉著『柳条湖事件から盧溝橋事件へ―1930年華北をめぐる日中の対抗―』」『アジア経済』45(9)、2004年、65ページ。http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/7473/1/kato45_09.pdf)。
最後に、既にたくさんのつっこみがブコメで入っていますが、みんながやっていることだからといって、行為に対する責任がなくなることはないでしょう。
我が国は満州も朝鮮半島も台湾も日本本土と同じように開発しようとした。当時列強といわれる国の中で植民地の内地化を図ろうとした国は日本のみである。我が国は他国との比較で言えば極めて穏健な植民地統治をしたのである。満州帝國は、成立当初の1932 年1 月には3 千万人の人口であったが、毎年100 万人以上も人口が増え続け、1945 年の終戦時には5 千万人に増加していたのである。満州の人口は何故爆発的に増えたのか。それは満州が豊かで治安が良かったからである。侵略といわれるような行為が行われるところに人が集まるわけがない。農業以外にほとんど産業がなかった満州の荒野は、わずか15年の間に日本政府によって活力ある工業国家に生まれ変わった。朝鮮半島も日本統治下の35年間で1千3百万人の人口が2千5百万人と約2倍に増えている「朝鮮総督府統計年鑑」。日本統治下の朝鮮も豊かで治安が良かった証拠である。戦後の日本においては、満州や朝鮮
半島の平和な暮らしが、日本軍によって破壊されたかのように言われている。しかし実際には日本政府と日本軍の努力によって、現地の人々はそれまでの圧政から解放され、また生活水準も格段に向上したのである。
「同じように開発」と主張するには、開発の指標を定め、比較する必要があります。共通の比較の基準が示されていません。データもです。内地、満洲、朝鮮、台湾、他の植民地宗主国本国、その国の植民地それぞれについて、共通の尺度ではからないと比較にならないのではないでしょうか。それをせずに外形が拡大したと言うだけでは、中国の「共産党政権はチベットを・・・・・・」に反論できなくなってしまいます。
「内地化」も定義を明確にして使うべき用語ですね。
また、現実にも、「帝国日本の植民地支配の歴史には,「外地」を法制的・政治的には明白に異域に置きながら、イデオロギー的には「内地化」を標榜するという,理念と現実の「二重性」がその当初からつきまとっていた」(山本有造「植民地統治における「同化主義」の構造」『人文学報(京都大学人文科学研究所)』83、2000年、70ページ。http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/48550/1/83_57.pdf)、「「満洲国」の掲げた「五族協和」にしろ「王道楽土」にしろ,関東軍による露骨な軍事支配を隠蔽するイデオロギーという以上の意味を持ちえなくなる」(山室信一「「満洲国」の法と政治―序説」『人文学報(京都大学人文科学研究所)』68、1991年、150ページ。http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/48355/1/68_129.pdf)といわれる植民地統治を、「極めて穏健」と評価するにもまた、基準とデータの比較が必要です。
また、人口の増加は支配の善さを担保しません(チベット・・・・・・)。
我が国は満州や朝鮮半島や台湾に学校を多く造り現地人の教育に力を入れた。道路、発電所、水道など生活のインフラも数多く残している。また1924年には朝鮮に京城帝国大学、1928年には台湾に台北帝国大学を設立した。日本政府は明治維新以降9つの帝国大学を設立したが、京城帝国大学は6番目、台北帝国大学は7番目に造られた。その後8番目が1931年の大阪帝国大学、9番目が1939 年の名古屋帝国大学という順である。なんと日本政府は大阪や名古屋よりも先に朝鮮や台湾に帝国大学を造っているのだ。また日本政府は朝鮮人も中国人も陸軍士官学校への入校を認めた。戦後マニラの軍事裁判で死刑になった朝鮮出身の洪思翊という陸軍中将がいる。この人は陸軍士官学校26期生で、硫黄島で勇名をはせた栗林忠道中将と同期生である。朝鮮名のままで帝国陸軍の中将に栄進した人である。またその1期後輩には金錫源大佐がいる。日中戦争の時、中国で大隊長であった。日本兵約1千名を率いて何百年も虐められ続けた元宗主国の中国軍を蹴散らした。その軍功著しいことにより天皇陛下の金賜勲章を頂いている。もちろん創氏改名などしていない。中国では蒋介石も日本の陸軍士官学校を卒業し新潟の高田の連隊で隊付き教育を受けている。1期後輩で蒋介石の参謀で何応欽もいる。
前の段落と同様に、「多く」の中身が不明確に過ぎ、検証のしようがありません。また、植民地が宗主国の支配の下で「植民地近代」化したのはその通りだと思います(松本武祝「’’朝鮮における「植民地近代」’’に関する近年の研究動向」『アジア経済』43(9)、2002年、31-45ページ。http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Ajia/pdf/2002_09/note.pdf)。私はこの辺り特に勉強不足です。各国の軍制についても同じくよく知らないので飛ばします。
孫文をはじめ、アジア各地の革命家が日本に集まったことは特に新しい論点ではないでしょう。ファン・ボイ・チャウの失望も有名な話ですね(白石昌也「ファン・ボイ・チャウと日本」『東南アジア史学会会報』25、1975年、1-3ページ。http://ci.nii.ac.jp/cinii/servlet/CiNiiLog_Navi?name=nels&type=pdf&lang=jp&id=ART0004923536)。
李王朝の最後の殿下である李垠殿下も陸軍士官学校の29期の卒業生である。李垠殿下は日本に対する人質のような形で10歳の時に日本に来られることになった。しかし日本政府は殿下を王族として丁重に遇し、殿下は学習院で学んだあと陸軍士官学校をご卒業になった。陸軍では陸軍中将に栄進されご活躍された。この李垠殿下のお妃となられたのが日本の梨本宮方子妃殿下である。この方は昭和天皇のお妃候補であった高貴なお方である。もし日本政府が李王朝を潰すつもりならこのような高貴な方を李垠殿下のもとに嫁がせることはなかったであろう。因みに宮内省はお二人のために1930年に新居を建設した。現在の赤坂プリンスホテル別館である。また清朝最後の皇帝また満州帝国皇帝であった溥儀殿下の弟君である溥傑殿下のもとに嫁がれたのは、日本の華族嵯峨家の嵯峨浩妃殿下である。
旧領主の家系の存続という意味であれば、インドの藩王たちも手厚く身分を保証されていましたね。ベトナムのバオ・ダイもフランスのグランゼコールで教育を受けていましたね(英国人とインド人の婚姻には宗教問題がありますし、バオ・ダイ渡仏時のフランスは共和制だから王室はないですし、この段落については適切な比較が可能な問題設定なのか疑問です。個人的にはそもそも宗主国の王室を嫁がせることが恩恵という考え方がどうなんだろうと思います)。
これを当時の列強といわれる国々との比較で考えてみると日本の満州や朝鮮や台湾に対する思い入れは、列強の植民地統治とは全く違っていることに気がつくであろう。イギリスがインドを占領したがインド人のために教育を与えることはなかった。インド人をイギリスの士官学校に入れることもなかった。もちろんイギリスの王室からインドに嫁がせることなど考えられない。これはオランダ、フランス、アメリカなどの国々でも同じことである。一方日本は第2次大戦前から5族協和を唱え、大和、朝鮮、漢、満州、蒙古の各民族が入り交じって仲良く暮らすことを夢に描いていた。人種差別が当然と考えられていた当時にあって画期的なことである。第1次大戦後のパリ講和会議において、日本が人種差別撤廃を条約に書き込むことを主張した際、イギリスやアメリカから一笑に付されたのである。現在の世界を見れば当時日本が主張していたとおりの世界になっている。
ロイヤルファミリーの婚姻の件で共和制のアメリカを並べているのは不適切でしょう。既に述べましたがフランスも時代によって共和制です。
エルフィンストーン・カレッジ(1856年設立、現在はムンバイ大に)、カルカッタ大学、マドラス大学(1857年設立)というように、大英帝国は植民地支配の拠点に大学その他の教育機関を設立していますね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Elphinstone_College
http://en.wikipedia.org/wiki/University_of_Calcutta
http://en.wikipedia.org/wiki/University_of_Madras
「五族協和」が実態をともなわなかったことについては、前掲山本論文および山室論文を参照。
人種差別撤廃についてはよい提案をしたということに同意いたします。ただし、繰り返しますが、現実の施策がともなわなかったことについては残念です。
時間は遡るが、清国は1900 年の義和団事件の事後処理を迫られ1901 年に我が国を含む11ヵ国との間で義和団最終議定書を締結した。その結果として我が国は清国に駐兵権を獲得し当初2600名の兵を置いた「廬溝橋事件の研究(秦郁彦、東京大学出版会) 」。また1915 年には袁世凱政府との4ヶ月にわたる交渉の末、中国の言い分も入れて、いわゆる対華21箇条の要求について合意した。これを日本の中国侵略の始まりとか言う人がいるが、この要求が、列強の植民地支配が一般的な当時の国際常識に照らして、それほどおかしなものとは思わない。中国も一度は完全に承諾し批准した。しかし4 年後の1919年、パリ講和会議に列席を許された中国が、アメリカの後押しで対華21箇条の要求に対する不満を述べることになる。それでもイギリスやフランスなどは日本の言い分を支持してくれたのである「日本史から見た日本人・昭和編( 渡部昇一、祥伝社)」。また我が国は蒋介石国民党
との間でも合意を得ずして軍を進めたことはない。常に中国側の承認の下に軍を進めている。1901年から置かれることになった北京の日本軍は、36 年後の廬溝橋事件の時でさえ5600 名にしかなっていない「廬溝橋事件の研究(秦郁彦、東京大学出版会) 」。このとき北京周辺には数十万の国民党軍が展開しており、形の上でも侵略にはほど遠い。幣原喜重郎外務大臣に象徴される対中融和外交こそが我が国の基本方針であり、それは今も昔も変わらない。
今回は表現からつっこんでみます。「完全に承諾」というように形容詞修飾をするときには、それが表す具体的な内容を補足して、互いの印象の差を埋める努力をすべきというのが、私の受けた指導です。どうしたら「完全に承諾」したことになるのでしょうか。一番肝心な相手に過大な要求をつきつけ、排日運動を燃えあがらせて宥和に失敗したのは外交の失敗であり、恨み言をつぶやいてもごまかすことはできません。
日中戦争については、派兵前の人員の少なさを根拠に「形の上でも侵略にはほど遠い」と主張するのは無理筋にみえます。
(再々追記)また字数超過?で切れたので、つづきへ (さらに追記)補足エントリをTBしました。 (また追記)補遺エントリをTBしました(11/5)。