はてなキーワード: 辛口とは
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この人の「2度目の」謝罪会見動画についての、SNSにずらりと並んだ反応は、見た限り大きく3種類に分けられる。
1つは
「これも計算なんでしょ?」
的なもので、
2つめが
「ここまで追い込んでるやつらも同類」
「みんな内心ではホームレスを汚いと思ってるはずだ」
みたいな、つまり「本心」「本音」に即していないはずだから駄目だ、というもの。
加えるなら、
「そういう綺麗事なあなたたちは、一体ホームレスのためにいくら寄付をしたんですかw」
みたいなのが、この2と3の間に入るのかもしれない。
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1つ目の、つまり、この謝罪を、心からのものとして信じない、という表明、これが驚くほど多い。
なので、このDaiGoという人のこの(とくに二度目の)謝罪は、多くの人が指摘するように計算なのかもしれないし、
あるいは意外と、真実の、心からの反省に基づいて、あの涙だって流しているのかもしれない。
でも、もしあれが心から涙だったとしても、大勢の人が、それを信じようとしていない。
( https://twitter.com/umiuminemui/status/1426891746487586817 )
を含め、彼が繰り返しあちこちの動画とかサロンとかで示してきた、態度や言動の積み重ねによるものが原因であるらしく、
まるで寓話の狼少年そのままに、自分がしてきた行動や言葉の負債が、いまそのまま自分に跳ね返ってきている。
計算なのか本心なのかわからないが、筆者は、むしろ、この謝罪は「計算」であってほしいと思っている。
そうであれば、彼の内面は、「ちくしょう、うまくいかないなあ」といった悔しさで済むが、もし、彼が真実の反省からあの動画を投稿したのだとしたら……。
これがフィクションであれば、一種の痛快さとともに、一人の悪役の凋落の物語として消化できるのかもしれないけれど、
現実の出来事としては、教訓劇としたってあまりに陰惨すぎる。目も当てられない。
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そもそもの発端になった、ホームレスや生活保護受給者に対する発言の時点から、
このDaiGoという人の「本心」なり「真意」なりは、なぜこれが問題になったのかとは、何も関係がない。
……少なくとも筆者はそう思っている。
「本心」や「真意」を気にする人は、例えば最初の問題の発言についても「DaiGoさんはそんな意図で言ったんじゃない」的な擁護をする。
しかし、繰り返すが、彼の「本心」も「真意」も、これが大きな問題となって「炎上」した理由とは関係がない。
■こういう場において(拡散され大勢に届きうる、つまり"公"につながる場所で)、
■こういう態度で(僕はこんな"辛口"な本音を言い放てるほど自分に正直でいられるんですよ、というアピールを"エンタメ"とする認識。なおこれは彼の「1度目の」謝罪で発言されているので、もはや「内面」の類推ではない)、
世に向けて放つこと。
それが、ホームレスや生活保護受給者の人たちに対する社会の視線を、どんなふうに「操作」(メンタリストを肩書とする人のようだから、そのことに無自覚だったとも思えないのだけれど)することになるか。
……問題はそこに集約される。
「この発言の底にある、叩いている人間によって捻じ曲げられたせいで語られることのない真意」のようなものは、
どこにも入り込む余地はない。
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「彼の放った言動、彼の内側ではなく外側で記録されている言動という事実、それについて彼は責任をとるべきだ。」
これが、DaiGoという人に向けられた糾弾の内実である。……少なくとも筆者にとってはそうである。
もちろん、炎上してるとみて一緒になって石を投げてるような手合いだっているんだろう。
しかし、そういうイナゴめいた連中を、「糾弾している人たち」の「代表」に一方的に仕立てて、
「ここまで追い込んでるやつらも同類」
また、
これを書いてる筆者だって、家の前で不当に浮浪者に居座られたら迷惑なのでどいてもらいたいと思う。
そういうことと、
■「こういう言動を公にすることがどんなふうに社会の視線を歪ませるか、セーフティネットというものの存在意義をどんなふうに誤ったイメージにすり替えるか」
批判している人が「本心」でホームレスをどう思っていようが、また寄付をしたことがあろうがなかろうが、何一つ関係がない。
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もうちょっとだけ。
本当のところ、
「特にDaiGoが好きなわけじゃないが、この綺麗事を主張しているやつを"どっちもどっち"で相対化してやろう。そんなことができる自分はなんて冴えてるんだろう」
という満足を得たいがための投稿、というのについては、
「炎上しているところに行って一緒に石を投げてやろう」
の手合いと同様、この件に限らず常にどこにでも発生するものなので、言及してもあまり意味はないような気がする。
そういう「冴えてる私アピール」は、確かにお手軽な娯楽であるが、しかし、何一つ、
それこそ"お花畑な理想論の綺麗事"を言い募るよりもはるかに、世の中の役に立っていない。
要は「言葉で言い負かして痛いところを突いてしまえる私はなんてすごいんだ」という満足感は、
それこそ当人の「内側」から外へ出て、何かのエネルギーになったりすることのないものだから。
そして言うまでもなく、
DaiGoさんの発言内容云々は全然考察とかつぶさに反論する意味ねぇと思うのでしないんだけど、
(あーいうとんでもない考えの人いるんだなー、という感想をもつモラルがこっちにあるかないかが重要)
初期の弁明のなかで「これは辛口回なんで」(トークスタイルで辛口回/甘口回というのがあるらしい)という説明を堂々とするのが現代的だなぁと思った。
要するに「これはポリティカル・コレクトネスを無視したトークだったのですよ、もちろん大人だしちゃんと"どういう意見を持つべき"かはわかってますよ(例:テレビじゃこんな事言いませんよ)」という意味でなのだけど、これが多少なりとも弁解になると思っている点が興味深い。
これは逆に、根本的に善意・理想・良心の類は「社会的処世術、使い分けとして行われるものである」という世界観で生きてるってことなんだよな。
単純な、本能的な「善」とかなど存在するわけがない、という世界観に生きてる。
たぶんそうだと信じてしまう環境で育った、あるいは大人になってそういう世界観に浸かりすぎたのだと思う。
「辛口回だから~とかなんの弁明にもなんねーだろw」みたいなのは、単にDaiGoさん個人のお脳が回る回ってない話なので別に論じる価値なし。
しかしまだタイムラインにはDaiGoを罵るRTが流れてきて、泣く泣くRTした人をブロックする作業が続いている。
私はDaiGo擁護派だ。ホームレスを蔑視している訳ではなく、DaiGoの謝罪を受け入れ応援したいと思っているという意味だ。
だが今DaiGoを表立って応援したらお前もホームレスを差別するのかと言われかねない雰囲気なので匿名で主張する。皆、コロナの自粛に疲れて殺気立っていると思う。どうか落ち着いて欲しい。
まず、DaiGoのホームレス蔑視発言は完全に悪いことだった。弱者を見捨てる社会であってはならない。当然だ。
だがそもそもDaiGoがこの発言をしたとき、その動画はホームレスの問題をメインとした話ではなかった。もののついでに出た彼の個人的な感想だった。本人も今は辛口だからこう言うが普段はこんなこと言わないと言っていた。「辛口ならなんと言ってもいいのか」というとそうではない。なのでやはり言ってはならないことだったので。
だから彼は謝罪をした。謝罪動画を見ただろうか?自分が言ったことが何故悪いことだったのか、どう改めるべきなのか、自分の無知を知り勉強しなおすと言う謝罪だった。だいたいの人は「何が悪いんだかわからないが皆怒ってるから謝ろう」とするだろう。だが彼は「自分が悪かったこと」を完璧に理解し謝罪し解決策を考え実行するという。反省としては完璧ではなかろうか。なお、謝罪動画の収益は全て慈善団体に寄付される。繰り返す、謝罪動画の収益は慈善団体に寄付される。
さて、彼は謝罪したがその動画を拡散したツイートのコメントには「何も反省してない」「やはり金儲けか」「謝罪動画で金儲けをするな」「スパチャをオンにして何が謝罪だ」という言葉であふれた。
DaiGoを批判するひとは元動画も謝罪動画も見てないのだ。DaiGoがどんな人物でどんなスタンスで動画を出しているのか、どんな意図でそんな発言をしたのか確認しようともしない。
Buzz Feedの記事だけ読んで彼の人格を全否定して攻撃だけしているのだ。
これはおかしくないだろうか?DaiGOは確かに影響力のある人間だが政治家ではない。人生で失言を一度もしない人間なんているだろうか?しかも彼はそれを理解し反省しすでに謝罪している。それをまだ攻撃し続ける道理はあるのだろうか?
コロナで自粛でイライラする、金持ちが許せない、権力者が許せない、そうだ、DaiGoだったらブッ叩いてもいい!!
みんなそう思って発言の元も調べずに気軽にスナック感覚でDaiGoを批判しているように思えてならない。
どうか落ち着いてほしい。それはもはや八つ当たりではなかろうか?
そしてそうやってよってたかって一個人を叩いたらどうなるかわかるだろうか?今まで何人そうやって自殺に追い込んできただろうか?
もうネット記事に反射でお気持ちを表明したり、RTするのをやめよう。相手は本当に気軽に叩いて殺していい人間なのか?
私は殺さなきゃいけない人間なんて、本当に好んで人殺しをするシリアルキラーだけだと思う。
DaiGoは自殺せずにこれを期に更に学んでホームレス問題にもその知識を幅を広げるだろう。
ホライゾーン
昨日は特に目立ったこともなく木曜日なので感染者数の話題も結構ありました。今話題の辛口になると野良猫とホームレスの区別が付かなくなる人の話はつい先程報告されたばかりですので、またこちらで調査した上で周知することとします。
えぇ、暗い中での作業も多い為、物の見分けが付かなくなることもあるかと思います。
十分に注意して作業して下さい。
照明の点灯よいか!照明の点灯ヨシ!
あの動画では話の流れで発言の対象がホームレスや生活保護受給者といった社会的弱者になったから反感を買っているのであって
彼の発言の趣旨であろう「自分にとってどうでもいい命がある」という考え自体は多くの人が持っている普通の感覚なんですよね
ということで彼の発言を当たり障りの無いように社会的弱者から社会的強者に置き換えてみましょう
僕はビル・ゲイツに、なんだろう、お金を払うために税金を納めてるんじゃないからね。
猫がさ、道端で伸びてたらかわいいもんだけど、ドナルド・トランプのおっさんがさ、伸びてるとさ、なんでこいつ我が物顔でダンボール引いて寝てんだろうなって思うもんね、うん。
「自分にとって必要のない命は、僕にとって軽いんで。だからホリエモンの命はどうでもいい。
どちらかというと、みんな思わない?どちらかというといない方がよくないホリエモンって?
言っちゃ悪いけど、本当に言っちゃ悪いこといいますけど、いない方がよくない?」
「いない方がだってさ、みんな確かに命は大事って思ってるよ、人権もあるから、一応形上大事ですよ、でもいない方がよくない?正直。
邪魔だしさ、プラスになんないしさ、臭いしさ、ねぇ。治安悪くなるしさ、いない方がいいじゃん。
猫はでもかわいいじゃん、って思うけどね、僕はね」
※なおこの改変文章は「こういう考え方の人もいるだろう」という話であり
私自身がこのような思想や意見を持っているということではありません
書き起こし引用元
次回→https://anond.hatelabo.jp/20210630183130
アジコ氏、シロクマ氏の一連のエントリを読んで書きたくなったので……
ジャニーズ好きのお嬢さんたちが書かれる文章ととどこか似たような読み味のメイク系ブログ。個人的には、プチ整形やエステの話がほとんどないのがよい。自分は参考にするためではなく高え化粧水やらサプリやらへの好奇心を満たすためにこういったブログを読むので……。そうとはいってもHerbsのエントリはいつも参考にさせていただいております。
ほとんど毎日なんらかの小説、映画、ノンフィクション等のレビューがアップされるブログ。ほぼ毎日更新されるので、書き手の興味の移り変わりや関連書籍を辿りやすい。また、辛口気味なレビューは短めなので、参考にもしやすい。最近だと、クイーンズ・ギャンビットのレビューがよかった。なお、ライトノベル関連のレビューは少ないです。
こちらは逆に、やさしい口ぶりでアニメについての非常に丁寧な長文レビューが読めるブログ。ツイートのまとめだと考えると、この精度のレビューは驚嘆すべき。アニメレビュー界隈では有名な方なのだろうか。自分は「クソアニメ」というレッテルが大嫌いなのですが、このブログで何回も救われましたし、このブログで救われるアニメファンは私以外にもいると思います。
独身者にはない視点を提供してくれる方で、緊張感のある家族ネタが持ち味(産後一月は自由に食べ物を買いに行けなくてずっと飢えてた話とか、子ら全員を平等に扱うと全員自分だけ愛され足りないと思ってたりする考え方とか)。ときどき出るオタク話に和む。Midas閣下と同じようなメタブの使い方をなさっているが、ブコメタワーはせいぜい3、4階建てか。
ブコメ消し勢。id:cj3029412から絵文字と猫ちゃんをなくしてダジャレを足したような読み味だが、ブコメの中身はだいぶ違う。「ずるいおとな」ではないおとな像を理想としている模様で、ギャグ的なブコメの中にお説教?正論?じみた内容が交じる様は一見の価値有り。はてなのプロフィールページからご本人のwebサイトに飛ぶとなかなか衝撃的な写真が見られる。
デイリーポータルZ系ブックマーカーで、ブコメはほとんどない?ものの、「デイリー名作記事」タグからご本人の好みが垣間見える。そして、デリポに挟まる猫エントリへのブックマークに癒やされる。また、家庭菜園の模様が記されているはてなブログも楽しい。園芸系はてなブロガーは少なくない予感がするので、もっと開拓していきたいジャンル。
ヒロアカ風に言うなら「糖衣錠だいぶ辛口じゃないの!?」って言い方になってるけどごめんねこれが一番やさしい表現。
だって考えてみてよヒロアカってそもそも陰キャにも陽キャにもなれない現代妖怪の谷間に堕ちた悲しみたちへの蜘蛛の糸でしょ?
まともな陰キャだったらこんなガバガバな上に半端にキャッピキャッピをしたがる漫画は読まないし、まともな陽キャだったらこんなジメジメとして説明がウザイ漫画は嫌うじゃん。
どっちつかず何者にもなれずヒーローは嫌い普通は嫌いの何でも嫌々の居場所なしが大好きな作品じゃん。
本当のマニアに転がっていけるだけの感受性もなければ、気にせず現実を生きられるほどの図太さもない繊細と大胆の不気味の谷で蠢く者達のヴァイヴルなんでしょ?
それならそれで幸せに生きればいいけど、さも「ボクの感性が別に人からズレてるとは思わないけど、でもちょっと人よりセンスみたいのが鋭いかな?」って態度でコンテンツを語るのはよしたほうがいいよ。
私は高齢者でも医療関係者でもなく,優先接種の対象でもない,ただのおっさんです.なのでワクチン接種は,今のペースだと,よくて8月以降だろうなーと思ってました.ところがどっこい,私の街(人口100万人)で,高齢者枠の予約に空きがあるからってことで,予約していいよってことになりました.その後に計画されている,大企業枠の前倒しみたいな感じでした.その通知を受けたのが2日前,で今日ワクチン摂取してきました.早!
予約:
来場~摂取まで:
接種後の注意:
接種後の容態変化:
接種7分後以降の容態:
それでは皆様,ごきげんよう.
接種後,7時間立ちました.
単純に言えば飲む麻薬ってことかな。普段感じる味覚に対する幸福感とは違って、同じ経口摂取だけど栄養や味ではなく脳に直接快楽を伝えてるってのが酒なのかもね。(言っててそれってアルコールの役割そのものだなと恥ずかしくなったが
俺は酒を飲まないが、味よりも単純に酔うことが理解できない。味に関して言えば辛口の高級日本酒だけは美味しいと思えた。後はよくわからない。
割と勘違いしている人が多いから断言するけど、世界で一番旨い酒なんていうものは絶対に存在しません。
逆に聞くけど、誰かが「これが世界で一番旨い酒です」って決めたら、それを信じて世界で一番旨い酒だって認めますか?
何かしらのルールやら基準を作って世界一を決めることはできなくはないけど、そもそもそんなことをする意味があるのかという問題になる。
もちろん旨い不味いはある。
だけど、嫌いな人にしてみれば全部不味いし、馬鹿舌な人間にしてみれば全部旨い。
それをわざわざ他人が出てきて旨い不味い決めてどうするんだということ。
じゃぁお酒ってどうやって選べばいいの?という話になるので、鉄板を教える。
まず第一に、旨い不味いではなくて、好きか嫌いかで分けるべき。
むしろ、大して優れた味覚があるわけでもないのに、すぐに「おいしい!」とか言わないほうがいい。
実はそれ、めちゃくちゃ安い酒かもしれない。
お酒の味なんて、雰囲気や温度、一緒に食べてる料理、人、場所なんかで全然変わってくる。
旅先で飲んだお酒が美味しかったから買って帰って家で飲んだら全然美味しくないなんてことは本当によくある話。
原価厨はこの辺のことを全く理解しようとしないから嫌いなんだけど、プロは適切なものを適切な状態で適切なタイミングで出すからプロなんだよ。
そういうサービスコストを無視して、原価だけで価値判断しちゃうのは本当にもったいないよね。
話を戻す。
ビール、ワイン、サワー、ウイスキー、日本酒、焼酎、などなど。
アルコールの濃さや原材料、風味、のどごし、飲み方なんかを比べつつ、自分の好みを探すのがよい。
人がどれだけ旨いって評価しようが、嫌いなものは不味い。逆に人がどれだけ不味いって言おうが、好きなものは旨い。それが真理。
例えば揚げ物には口の中の油を洗い流してくれるようなビールが合うけど、糖分が口の中にべっとり残るようなフルーティーな日本酒は合わない。
獣臭の強いジビエとかにはスパイシーで重厚な赤ワインを一緒に飲むと、臭みと香りが相殺されて赤ワイン単体では味わうことのできなかった華やかで鮮やかな旨みが引き出されたりする。
さっぱりとした白身の刺し身には甘口の日本酒が合うけど、こってりとした赤みの刺し身には辛口の日本酒のほうが相性がいい。
のどが渇いた食前の一杯はビールが旨いけど、満腹で幸せな余韻に浸りたいときはスモーキーなウィスキーをなめるように楽しむのもいい。
どのお酒も、適切なタイミングで飲めば安酒だろうと旨いし、タイミングを間違えればどんな高い酒だって不味いときは不味い。
かといって別にそんなに難しい話をしているわけではない。
変に通ぶって自分の飲みたいものばかり主張するのではなく、和食なら日本酒、モツ鍋なら焼酎、イタリアンならワイン、中華なら老酒といった感じで、その料理とともに用意されているお酒を飲めばいい。
その上で、どうしてその料理とそのお酒が合うとされているのかが理解できるようになれば、自分なりに組み替えてみるのも楽しみ方の一つだ。
間違っても人に押し付けるものではないし、そこに正解なんてものはない。
そういうのをマナーだとか常識だとかって押し付ける人間がいるからお酒は不味くなるしつまらなくなる。
旨い不味いなんて、考えながら飲んでたらお酒は楽しくない。
好きか嫌いか、その場にふさわしいかふさわしくないか。それが一致すれば勝手に旨いし、一致しなければ不味い。それだけのこと。
旨い酒を探すのはその後。
苦手だからカクテルしか飲めませんでも構わない。でも、何を食べてもカルーアミルクしか飲まないのはもったいない。
お茶や炭酸、フルーツジュースなど、ソフトドリンクでいいから、料理の味を引き立ててくれる飲み物に変えてみてもいいかもしれない。
ラーメンだって好みだし、その時の気分で食べたいものなんていくらでも変わってくる。
それなのに一番旨いラーメンを決めるなんて、ナンセンスどころの騒ぎじゃないだろ。
専門家でもなければ味覚なんてものはものすごくいい加減で曖昧なもの。
旨い不味いにこだわって、楽しむことを忘れてしまうことが一番もったいない。
人と飲むのが苦手なら一人で飲めばいいし、店で飲むのが嫌なら取り寄せて飲めばいい。
迷ったらプロに聞く。
楽しみ方を教えてくれるのが本当のプロ。
旨いって言いながら高い酒を押し付けてくるやつはお酒のプロじゃなくて、お酒を使った商売のプロ。これだけは騙されちゃいけない。