はてなキーワード: 学習塾とは
.educationは教育機関や学習塾などで利用されることを想定したドメイン
現在のIT教育シーンではITリテラシーの一環としてSNSの利用方法についての学習が重要視されているというのを俺自身が肌で感じている
だったら思い切って教育機関側がSNSを用意してしまって学生に使わせたらどうか?とちょっと考えた
学生は隠れてTwitterとかLINEとか使うのはわかっているけれど「学生が裏でSNSアカウントを持つことに不快感を示すだけで、教育を施す側が表のSNSアカウントを用意しないのは片手落ちなんじゃないか?」と気付いた
mstdn.educationの利点は運営者が連合するMastodonインスタンスを選択できること
例えばPawooなどはクリエイター差別をするわけではないが教育にとって適切でないと思われるので連合しないというような選択ができる
その他色々利点や欠点はあるけど、SNSの練習台としてMastodonを活用するというのはアリなんじゃないかなぁと思った次第
その書道教室には、2歳年上で3人組の「お姉さん」たちがいた。
今になって思えば僕も彼女たちも同じ小学生だけど、当時の僕にとっては年上の異性で近寄りがたかった。
彼女たちは同じ小学校に通っていて仲が良く、習字の時間でも会話に花を咲かせていた。先生にも時折注意されるほど。
そんな大きな声で話すものだから、離れたところで筆を動かしている僕の耳にも会話の内容が入ってくる。その内容が面白いと、僕は笑いを堪えきれなくて、顔がにやけてしまった。
「なに勝手に盗み聞きしてるの」
「にやけ顔、キモい」
習字の時間が終わったあと、「お姉さん」たちと一緒に、かくれんぼで遊んだことがある。僕が鬼で、彼女たちは隠れる役。書道教室を間借りしている公民館の駐車場で、かくれんぼが始まった。
僕はすぐに、彼女たちの中で一番背が高く、身体も大きかった美咲ちゃんを見つけた。でも「み~つけた」が言えなかった。美咲ちゃんの名前を呼ぶのが恥ずかしかったから。苗字を取って「○○さん、み~つけた」と言えば良かったのかもしれない。でも結局、頭の中で彼女の名前を浮かべるときと同じように、下の名前で「美咲ちゃん、み~つけた」と言った。
仲良しの「お姉さん」3人組にも別れが訪れた。中学受験を控えた美咲ちゃんが学習塾に通うため、書道教室をやめることになったのだ。
残された書道教室の「お姉さん」たちは、美咲ちゃんよりも背は低いものの身体がほっそりとしていた愛ちゃんと、3人の中で一番背が低くて丸顔だった舞ちゃん、2人になった。
美咲ちゃんが書道教室に来なくなって最初の日、愛ちゃんが舞ちゃんに向かってこんなことを言った。
「美咲とは学校では全然仲良くなかったけど、ここだと話し相手がいなくて可哀想だったじゃん。だから面倒だけど話につき合ってあげてたんだよね」
この言葉には先生も看過できず、「そんなことを言ってはいけません」と窘めていた。
ある日、書道教室に入ると、いつもいるはずの愛ちゃんの姿が見えなかった。どうやら熱を出して休んでいるみたいだ。「お姉さん」は舞ちゃん、ただ1人だった。
話し相手のいない舞ちゃんは黙々と字を書く。僕は舞ちゃんの整った字が好きだった。
いつもより静かに習字の時間が終わった。僕は筆をしまって、硬筆の課題の漢字を練習していた。
「何書いてるの?」
突然声がした。舞ちゃんだった。
「お姉さん」の方から声を掛けられたのは初めてだった。僕は漢字を練習している用紙を見せた。
そう言って、僕の学年ではまだ習っていない「銅」という漢字を口にした。
勉強には自信があった。
「うん、書けるよ」
僕はすらすらと書いた。それを見て舞ちゃんは驚いた表情をした。
「じゃあこの漢字は?」
舞ちゃんはお題をいくつか出してきた。僕は漢字を全部書きとっていった。
「へぇ、すごいじゃん。ねぇ、先生。○○くんってまだ習っていない漢字も書けるんだよ」
舞ちゃんが先生に報告した。誇らしいような、ちょっと恥ずかしいような。生まれて初めての感情だった。
「この漢字は書ける?」
「うーん、えーと……」
とうとう書けない漢字に出くわした。僕は降参した。
それを見て、舞ちゃんはどこか嬉しそうだった。
「この漢字はね、こうやって書いて……」
そう言って優しく丁寧に漢字を教えてくれる舞ちゃんは、僕にとってのお姉さんだった。
「そろそろ帰る準備をしましょう」
先生のその言葉を聞きたくなかった。ずっと舞ちゃんに教わっていたかった。
「よくできました!」
次の週には、愛ちゃんと舞ちゃんが仲良く会話する、普段通りの書道教室に戻ってしまった。
そして僕も美咲ちゃんと同じ学習塾に通うことになった。そのことを舞ちゃんに伝えられないまま、僕は書道教室をやめた。
ふとたまに、あの日のことを思い出す。なぜ舞ちゃんは、僕に漢字を教えてくれたのだろう。
もしかすると、いつも邪険に扱われている僕を不憫に思ったのかもしれない。ただ単純に、年下の男の子に対して「お姉さん」風を吹かせたくなったのかもしれない。
人間は、週5〜6日働くらしい。
私は週5〜6日働くのが辛い。
5〜6日の内訳はこうだ。
1日ソープ(1日4〜6万円)
ソープが減ることと裏引きが減ることはある。派遣の事務は週4の契約なので基本は減らない。私が突発的に休むと減る。
小学生まではまともな人間の擬態ができていた。中学受験のため塾に通っていたのもあり、成績は良かった。
過食嘔吐とリストカット。度胸がないので傷は浅い。アラサー現在残ってはいるけれどそう目立たない。
母に電車で寝過ごしたから遅刻と伝え、体調不良のため遅刻と連絡をいれてもらった。私は体調不良でもなんでもなく、ただ環状線をうとうとしながらやりすごし、3〜4限目から学校に行った。
大学にはいり、生活はいよいよ破綻した。大学に行かないので当然単位は取れない。とくに宿題のある講座が苦手で、宿題ができていないために出席ができない講座がいくつかあった。語学系の講座と、学科の必修科目だった。
大学1年の夏、チャトレ的な仕事で稼ぐ予定だった出会い系サイトで援助交際を知り、サークルの先輩で処女を捨てていわゆる援交少女となった。
大学5年目の秋、卒論の提出期限を家で過ごして安堵したのち、自分の現状が不安になって「やるべきこと できない」でGoogle先生に聞いてみた。
実家から一番近い"大人のADHD"を扱う精神科医にかかり、心理検査などを受けてあなたはADHDですねという診断を受けた。
大学が県内でいちばんいい私立大学だったこともあり(中学受験をした学校の付属校だ。成績が悪くても推薦入学が可能だった)、大学を辞めるのはもったいないのではと主治医に言われた。
私は6年目を過ごしたのちに大学を卒業する自信がなく、親に診断結果を告げて大学を5年で退学した。
実家を出て、インターネットで知り合ったデリヘル嬢と暮らしはじめる。彼女に紹介してもらい、デリヘルで働く。
実家を出て2年目の夏、両親に今の仕事を心配されて正社員になる。第二新卒に強い転職サイトを利用した。
しばらくは順調だったが、友人との関係がこじれたことをきっかけに鬱状態になる。
高校時代学習塾に思うように行けなかったり、大学時代軽音部の課題キーボードが進まなかったことで自殺を図ったことはあったため、彼女が悪いとはとても言えない。
鬱状態になってから、それまでの趣味が色褪せていたこともあり、精神科にかかる。
私の主訴は、見捨てられ不安からの鬱状態だったためか、双極性Ⅱ型の疑いを持たれ、躁鬱向けの投薬をされていた。
ご存知のかたも多いとは思うが、精神科を予約するためには1〜2ヶ月待つ必要がある。私が待っている間に友人との関係はゆっくりと改善され、主訴はADHD的な、毎月1日くらい当日欠勤してしまうとか、仕事中ねむいとか、集中できないとか、そういう内容になるはずだった。
主治医はADHDよりも躁鬱を優先すべきだと言った。わたしはADHDが自己否定感情の由来であり、躁鬱の原因なのではと話した。
私が大学時代検査を受けた病院の診断書を今の病院に届けるのをめんどうがり、そうこうしているうちに職場へはどんどん行かなくなった。
職場に行けていないことや、風俗で生計を立てていることをきちんと話せない病院なら通う意味はないのではと思い、病院に行くのをやめた。
有給がなくなったことをきっかけに、職場を1ヶ月休職した。1ヶ月間給料はもらえなかったがのびのびと過ごした。
生活のなかで、私のできる仕事は今の職場の仕事だけでなく、もっと選択肢があるのではと気付くことができた。
(休職するまでは、そのとき勤めている会社で働けないことはすなわちふつうの会社に勤めていけないことだと考えていた)
仕事を辞めて、派遣の仕事を探しはじめた。私は自分で面接をセッティングすることを避けていたし、できればフルタイムではなく週3〜週4の仕事をしたかった。
派遣先は大企業で、仕事は暇だ。私がいなくてもまわっていく職場にいるとはっきりと言える。
私の当日欠勤の癖はなおらない。朝起きて、仕事に行くことがどうしても無理な気がしてしまう日が月に1〜2度ある。
ソープや裏引きの日も合わせると月に4〜5度ある。
今はマネージャーやソープの店員、裏引きの相手に連絡することで休みをいただいているが、次の派遣先はこうもいくまい。あるいは、今の派遣先でもすでに私の欠勤は問題視されているかもしれない。
人間は、週5〜6日働くらしい。
私は週5〜6日働くことが難しいと感じることがよくある。朝行くことができないと感じたり、遅刻してでも出勤できないと感じたりする。
宿題のある講義が苦手だったことを踏まえると、在宅であっても仕事ができるとは思えない。
もしかしたら、毎日家まで迎えに来てくれる人がいることで私の当日欠勤癖は治るのかもしれない。でもその人の給与は誰が払うんだろう。
受かりそうな国公立大学を選んで、隣の県へ進学した。中国地方の田舎だ。
家賃は3万5000円。高校生の頃にお母さんと下見に行って「安くて大学に近いからここにしなさい」と決められた。
入居してみると壁が薄くて、隣の部屋に住んでる男の子のギターの音がやかましい。
だけど夜23時以降は静かだし、友達もいなそうだから許してる。
高校生の時は、何となく弁護士になりたかった。ガッキーの出てたドラマの影響である。
本当は法学部に行きたかったけど、学力が足らなくて文学部に入った。
4月に「とりあえず友達」になった女の子に誘われて入ったサークルは、6月には行かなくなった。
あとはバイトで余裕だと思ってたけど、意外とキツイ。まず高校生の頃よりお金がかかる。
服も買わないといけないし、大学の付き合いもある。
店長が厳しいし、シフト週6で入れられるし、辛くて6月に辞めた。
時給が高さにつられて始めた学習塾のアルバイトは、週2なので何とか1年続いている。
クラウドワークスに登録して、くだらないネットニュースを書く在宅ワークも半年以上している。
何のやりがいもないので、適当にやってる。5記事書いて3000円。安い。
高校時代からずっとやってるブログに広告を貼るようになり、最近ようやく月3000~5000円(笑)稼げるようになった。
バイト代と在宅ワークを合わせて月6万。授業がない春休み・夏休みは日雇いをやって稼ぐ。
ギリギリだけど、これ以上バイトするのは無理。しんどい。授業だって真面目に出てる。
楽して稼ぎたいと思い、友達に誘われてキャバクラの体験入店に行ってみたけど、体験入店で1日だけ働いて断った。
塾のバイトは楽しくなってきた。ボランティアでフリースクールの子どもに勉強も教えている。
親には「学校の先生になったら?」って言われるけど、あんなに忙しくてストレスのかかる仕事はないと思う。
自分の時間がないのは耐えられない。会社で正社員で会社で働くのも大変そうだ。
卒業したら非正規雇用で塾かデイサービスで働きつつ、自宅で副業をしたら生活できるんじゃないかと思ってる。
この計画を親に話したら、呆れられた。
休日はブログ書いたり、Twitterやったり、5ちゃんに書き込んだり、youtube観たり、AbemaTVを観たり、はてな匿名読んだり、Amazonプライムを観たり、ヤフコメで喧嘩したり、図書館で借りた本を読んだり、スピッツのCDを聴きながら家事をしてすごす(料理は嫌い)
お金はほしいけど、しんどい思いして働きたくないし、それなら自由な時間があって節約生活する方がマシだし、だけどやっぱりお金はほしい。
もしお金持ちになったら、まずコンタクトレンズをワンデイにしたいし、激安スーパーの割引の総菜じゃなくてデパートの総菜が食べたいし、冬でもスイカとかイチゴを買って食べたい。あと追い炊きができる浴槽のついたマンションに住みたい。
私はとにかく権威のある人が見てると思うと緊張してしまい、考えられないようなミスをする。たとえば私は学習塾でバイトしているのだが、社員の視線が見えない教室だったら普通なのだが、社員の机の近くにあるコピー機にコピーを取りに行くと、テンパってしまってまともにコピーすら取れない。拡大縮小や両面印刷などが求められることが多いのだが、モタモタしていたら社員になにか言われるのではと焦ってしまい、心臓がドキドキして緊張する。それで簡単なはずのコピーで失敗し、もう一度コピーする羽目になり、ああ、失敗してしまった、なんと言われるのだろうと上半身がこわばってブルブル震えだす。なんとかコピーを出し終わって逃げるようにその場を離れる。はっきり言って異常だ。部活で、コピー機よりもっと複雑な印刷機を扱い慣れているのに、こんなことになってしまう。就職活動をすることになったらどうなってしまうんだろうとまた不安で緊張する。どうしたらいいんだろう……
底辺個別指導塾でバイトしてるんだけど、精神障害持った子供が体験入塾に来た。
でもうち受験指導校なんだよね。競争社会で人格削る勉強させる代わりに良い学校に入れてあげるってのが目的なの。
この子は確実に良い学校に進学することないし、うち来ても人格削られて終わるだけだよ、ってことをやんわりと親に説明した。
それでも塾に入れたいって言うんで、一応体験授業をやってみた。
けど物わかりのいい子と違って、受験指導ってのが如何に歪なことをやってるかってことを、この子は肌で感じ取ってるんだよね。
一応親御さんには、うちの能力では受け入れられないって説明したけど、たぶん別の塾に入れるだろうな。
ホントこういう子を塾にぶち込むってどういう感覚なんだろう。ダメだよ。受験勉強なんて人格削られるだけなんだから。高いカネと送り迎えの時間を費やしてさ。やめてくれよ。
「実際に犯罪者の約80%が男だからな。」んな訳あるかい。と思って統計を調べたら重要犯罪、窃盗両方で検挙者の9割以上が男性だった件 https://goo.gl/eVU9jw (PDFのP34とP35参照)
まずこれがクソってのはトラバでもう言われてる。
男女比が1:1だとして、男5万人のなかで180人が犯罪者な訳。
犯罪者である男の比率は0.36% 300人に1人って所だろう。
「300人に1人」の割合で排除するのが正しいかどうかの判断は自分でしろ。
ここから先の話はオマケみたいなもん。
馬鹿をだますくらいの嘘は簡単に付ける。今回みたいに絶対数じゃなくて割合で騙ったりな。
母集団とか作為的なアンケートだったり、おかしなグラフを使ったり。
テレビでよくやってるだろ。
それと相関と因果の話もある。
「猫が顔を洗うと、雨が降る」という言い伝えがあるが
これは別に猫が何らかのまじないをして、雨を降らせているわけじゃなくて、
雨が降りそうになると湿気が増えるという因果関係があって、
湿気が増えるとヒゲの張りがなくなり猫がヒゲの手入れを頻繁にするという因果関係
があるだけだ。
それに適当にたくさんのデータを並べると、どれか相関が出たりする。
「大学進学率と学習塾・予備校費用」の相関より、「大学進学率とドラゴンクエストIXすれちがい通信来客者数」の相関が強かったりする。
塾に行かせるより、学校中でドラクエXのすれ違い通信をした方が大学に進学できるなんて馬鹿な話があるだろうか?
だいたい相関と因果は判断が難しく、素人が簡単に言えるもんじゃない。
犯罪学なんてあるくらいだし。
あれは小学四年生のころだったか、近所にある小さな学習塾に通っていた。当時は開塾したばかりで、生徒の数が少なかったから、自分の学年の国語のクラスは個別指導だった。先生は若い女性。狭い教室に机を二つ並べ、教師と生徒が向き合う形になり、テキストの問題を解いては解説してもらうという流れで授業は進む。黒板は使わない。授業の内容はほとんど忘れてしまったけれど、毎回、先生がキャンディーをくれたことはよく覚えている。とても優しいお姉さんだった。
実を言うと、あれから長い年月を経てもあざやかに残っているのは、キャンディーの記憶だけではない。というか、正直キャンディーのことなんか今となってはどうでもいい。私がその先生を思い出す時、必ず脳裏に蘇ってくる光景がある。それは胸の谷間である。先生は、私に教えるときに限って(そうであったと信じる)やや胸元の開いた洋服を纏い、こちらの目をじっと見つめながら、少し屈むような姿勢をとって、大きさとしては中くらいの柔らかそうなものを小学四年生の私にアピールするのだ。国語どころではない。鮮烈な刺激だった。私が今、女性の胸の魅力にとりつかれて離れられない原因の一端は、この時の経験にあるのではないかと疑っているほどだ。
あの時、先生はどうして十歳足らずの男の子に胸の谷間を許したのであろうか。私にはそれが長年の疑問であった。そういう特殊な嗜好があったのか。いや違う。少なくとも私の目に映る先生は常識人だった。或いは、自分の谷間が露わになっていることに気付いていなかったのか。それも違う。一度や二度ならともかく、毎度となれば自覚しないわけがないだろう。今になって思うに、恐らく先生は、勉強に興味が持てず上の空になりやすい私の性質を見て取り、キャンディーを与えたり、谷間を見せたりして、なんとか集中してもらおうと独自の努力をなさったのではなかったか。できたばかりの塾に入ってくれた生徒の学力をどうにかして伸ばしたい。その一心が生んだ彼女なりの行動だったのではなかったか。そういう風に考えてみると、感謝をせずにはいられない。先生は体を張って私のために尽くしてくださったのである。
最後にお会いしたのはたしか中学生のころだったと思う。学校からの帰り道、たまたま通りかかった先生とばったり出くわした。「あっ」とお互いにびっくりして声を発する。先生のお腹は大きくなっていた。今では立派な母になっているわけだ。先生との思い出は、この時を限りに途絶えている。恐らくもうお目にかかることはないだろう。しかし若き日の印象はいつになろうと色褪せぬ。昨日、ふと思い出して、晩のオカズにさせていただいた。私も大人になってしまった。
学習塾に通わせればいいやん
俺のシフトは18:30〜のときと、19:40〜のときがあって(学習塾なのでこういう半端な時間からはじまる)、それぞれ10分前に塾に到着することが求められる。
俺はその日、二つの時間がごっちゃになってしまって何を間違えたか、18:40〜からだと思いこんで塾に向かった。当然10分の遅刻になった。
授業終了後、俺は社員から詰められることになった。「なんで怒ってるかわかる?」と言われ、俺は「私が遅刻をしてしまったからです」と答えた。社員は「違う!」と言った。違うのかと思いながら聞いていると「お前は、遅刻の理由を(俺の到着時に)聞いたとき、二つの時間を間違って18:40〜はじまると勘違いしたから。と答えて、嘘をついたからだ。そんな理由、聴いたこともない」
もちろんこれは嘘ではない。信じにくい話かもしれないが、本当に俺は二つの時間がごっちゃになってしまって大学を出るタイミングを間違ってしまい、遅れているしまった。「嘘ではないんです、本当に勘違いしてしまいました」と言うと、なんだか嘘をつき通そうとしてるみたいな雰囲気になってしまった。社員は続けて「遅れるならその時点で連絡すれば多少のフォローはできるのに、連絡をおこたったのが一番悪い」と言った。俺は勘違いしたまま大学を出たので連絡することはできなかったが、それは遅刻した身には言い訳無用だ。ただもうご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ありませんでした、以後このようなことがないよう気をつけますと謝るしかできなかった。
そこから、この社員(教室唯一の社員で、管理を一手に担っている)の微妙な嫌がらせが始まった。挨拶をしても返してくれないし、給与明細は各バイトに引き出しが与えられておりそこにこの社員が時期が来ると入れているのだが、入っていないようになった。シフト希望も突然受け入れられなくなり、俺が絶対に入れないでほしいといった曜日(朝一からみっちり授業があってバイトなどしたくない日)に入れようとしたり、支給されるボールペンなどが壊れていたり。確かにアホな間違いで迷惑をかけてしまったのは俺だが、この仕打ちには疑問をいだき、この社員より上の地域長の社員にかけあって定期圏内の別教室に移動させてもらった。
チェーンの学習塾。
人が足りないのでF欄から東大までピンキリ。原則として生徒は先生を選ぶことができず、教室長が日程と相性を見て決めていく。
イケメンの元気がいい男子大学生はカーストが上の方の女子が多く、オタクぽい男子大学生は女子生徒をなるべく担当させない印象。
学力が低い生徒が多いこともあり、塾のマニュアルがあれば一応は教えることはできるらしいけど、中学生の古文や国語の文法、英語の関係代名詞なんかだと、きちんと理解してない学生バイトも多い。それでも、自信満々に国語や英語を受け持つ。
下手すると生徒のほうが頭いいかもしれない。「サインコサインタンジェント」を「シンコスタン」、「アイランド」を「アイスランド」と読む学生もいた。
それなのに、生徒の成績がのびると、名講師扱い。(勉強の習慣がない低学歴層の生徒が多いので少しやれば伸びる)
保護者が可哀想だなって思い、詐欺に協力してるようで苦しくて、1年くらい勤めてバイトを辞めた。当時、自分は教育大学で教育学を学んでいる立場だったけど、親になった時に塾選びは気をつけようと思った。
例の学校給食問題、実は30年くらい前に通っていた、いわゆる母校なので、一言ガツンと言ってやりたい気にもなるが、正直特に言いたいこともない。俺の時代は弁当でよかったなぁくらいである。
小学校は給食で、当時から好き嫌いの多かった俺は、食べたくもないひじきの煮物とかを無理やり食わされる苦痛の時間だった。なので、中学になって親が基本嫌いなもの入れずに作ってくれた弁当は本当にありがたいものだった。ちなみに当時は小学校内に給食センターがあったが、今は知らん。
あと、地元のパン屋にパンを注文できるシステムもあって、それはそれで楽しみだったのだが、そのパン屋もつぶれ、コンビニになり、さらに今は学習塾になってしまった。
まぁ、そんな感じで何となく昔のことを思い出してノスタルジックな気分になったりもしたが、要するに今の給食問題には特に言いたいことも無いなぁと思う次第である。終わり。