はてなキーワード: 驚愕とは
昔々のことだが中学生くらいになんとなく樋口有介の小説を読んで好きになった。
しかし本屋でも古本屋でも同じ「ひ」の並びにある東野圭吾とはスペースも注目度も違う
ある時、本屋のPOP商法で樋口作品の一つ「ピース」が飾ってあった割と広い範囲で同様に
展示されてたらしいPOPにはありがちな読んだ後、驚愕の真実に驚くみたいな感じだった
一応ミステリー作家でミステリー小説ではあるが、POPを読んだ時、嘘だと思った。
現に期待はずれだった、大したことないってレビューをよく見たものだ
樋口作品のミステリーでミステリー的なおもしろさなどない、ファンも期待していない(多分本当にそう)
ファンが好きな樋口作品の2作も読めばトリックはともかく犯人は解るくらいテンプレとなっているからだ。
そうじゃなく中々犯人がわからない変化球作品の感想は余計な事をするな、奇をてらうなだ。
樋口作品のテンプレは学生の主人公が殺人事件に関わり、美少女と仲良くなるor
読み返すと恥ずかしくなる事もあるが当時は気障っぽくて好きだった
この2パターンどころか1パターンを会話文のテンポの良さとおもしろさと
風景描写の見事さでどうにかしている、主人公像はいわゆるやれやれ系だ
若い子は興味があれば暇なら読んでみて欲しい。
振り下ろされた斬撃は、なるほど、確かに速かった。
甲高い金属音が鳴りひびく。
俺は、頭上に掲げた剣で相手の一撃を受け止めていた。
「なんだとっ!?」
「聖騎士ってのがどんなもんかと思ってみれば……がっかりだぜ」
「この技の前に散れ! 聖秘剣――胡蝶の剣舞(バタフライスティンガー)!」
雄々しく振り下ろされた刀身がにわかにかき消えた。
――殺気。視認するよりも先に、肌に触れる。ひりつくような無数の気配。全身にまとわりつく。周囲から無数の斬撃が迫ってくる。
なるほど、そこらの下っ端兵士とはわけが違う。流石は聖騎士様だ、単なる剣術には飽き足らず、こんな”曲芸じみた”剣舞まで扱えるのだから。
十数合の金属音。俺は聖騎士が繰り出した斬撃の全てを、難なく受け切ってみせた。
顔色をなくした聖騎士が俺から大きく跳びのいた。剣を握る手が少し震えている。身体の重心も、心なしか退いた後ろ足に乗りかけている。なんとかこの場には踏みとどまろうとしているようだ。
剣を片手にして、俺は無造作に前へと進み出る。一歩。また一歩。踏み出すごとに、聖騎士が一足二足後ずさる。
すでに勝ち目がないことは理解しているようだ。さぞ後悔していることだろう。向けてはいけない相手に刃を向けてしまったと。
しかしながら、もう遅い。自然と口角が吊り上がった俺は、少し身体を前かがみにさせて告げた。
「今度はこっちの番だ」
瞬歩の技法。十歩ほど離れていた獲物のもとへ一気に肉薄する。体勢の整っていない聖騎士に、まずは小手調べの一撃を。
「ぐっ!?」
袈裟切りに振りぬいた一閃は、なんとか剣を構えた聖騎士に受け止められた。いい反応だ。それなりに基本はできている。が、所詮はそれなりにでしかない。
「おいおい、そんなんでこの先大丈夫か?」
二合、三合と斬りあいながら、言葉もなくじりじりと後退していく聖騎士に向かって声をかける。
「たしか、こんな風にやってたよな?」
俺は剣を振りかぶり、目にも止まらぬ速さで全方位からの連撃を放った。
「なっ! 貴様っ、この技はっ!」
「おまえがさっき見せてくれた一発芸だよ」
白刃が交わる。くりかえし、くりかえし。懸命に斬撃に食らいついてくる聖騎士は、苦虫を噛み潰したような表情を浮かべている。
「バカなバカな! 俺がこの技を身につけるのに何年かかったと……」
「っていうか、こうしたほうが速いんじゃね?」
ひらめきを剣に。独自の足さばきを交えつつ、刃の軌道や返しを改善していく。剣と剣とが交りあう金属音が、高く鋭利なものへと変質しはじめた。
「く、俺より速いだと!?」
「よく凌いではいるが、この程度か?」
さらに剣撃の速度を上げた。聖騎士の全身に大小様々な傷が無数に刻まれていく。
吹き出す血しぶきは地面に落ちない。剣風に巻き上げられて、聖騎士、もといエモノの周囲をうっすらと染めている。
赤い霧だ。徐々に、濃くなる命の霧。
このまま刻み続けていれば、いずれ失血で死にいたるだろう。だが、それまで待つのが面倒だ。
「終わりだ」
横一閃。ひときわ鋭く放った一撃が、聖騎士の剣を根元から斬り飛ばした。
ひゅんひゅんと回転する刃が、ふわりと宙を舞って地面に突き刺さった。
「ふぅん?」
妙な手応えがあった。何かしらの加護か、祝福を受けた武器だったのかもしれない。少なくとも、ただの装飾過剰な鉄剣というわけではなさそうだ。
ま、それもちょっと斬りにくかったって程度だけどな。
「相手が悪かったな」
それも二件
どっちも既婚者側の人とは、割と親しいと自分で思ってたから衝撃だった
お互い子持ちでたまたま同時期に引越ししたから、子供のはなしや引越しの話、義理親のちょっとした愚痴だの配偶者の惚気だの、所帯染みた主婦あるあるを語り合ってたのに
あんなに日々いっぱいいっぱいだよねと言い合ってたのに
子供が病気の時で病児保育とれないと泣きたいよねって言ってたのに
常に体調悪いし寝不足だねと言い合ってたのに
子供いて家事して仕事して恋愛までしてたとは、なんたるバイタリティだ!!
いや凄いよほんと
仕事して家事して育児してると息つく間もないほど目まぐるしいのに、この最中に不倫相手とLINEしたり電話したり会ったりちょめちょめしたりする暇が一体どこに……???
私なんてムダ毛を処理する暇もなかなか作れないのに………???
世間は夏休みだが、私も今週は夏休みである。取引先は夏休みで全滅、有給消化させたい上司からぜひ休みなさいといわれ休むことになった。やったぜ夏休みだ。
なんてことにならないのは、私には休日遊んでくれるような友人など絶無であり、夏休みになったところで、その先にあるのは虚無だからである。とはいえ、夏休みとなったからには、一人だと分かっていても、虚無だと分かっていても、何かしたいと思うのがコレ人情である。
私は釣りをしてみたくなった。はっきりいって釣りはド素人である。昨日の夕方、ホームセンターに言って釣り竿と糸・ウキ・針がセットになった仕掛けを買ってきた。釣り竿は、その先端から仕掛けをつければそれでオーケーという単純極まりない代物である。900円だった。リールが着いたものも置いてあったが、使い方がよくわからないので諦めた。
今日、朝4時に起きた。クルマを運転して30分、漁港に着いた。この北関東の漁港はクルマで乗り入れができる。昨日ネットで調べておいた。少し曇っていてあつすぎずいい天気だった。釣り道具と、折りたたみ椅子をクルマから出して堤防に持って行った。行く途中、老人とすれ違った。真っ黒に日焼けした白髪の老人だった。完全にモーガンフリーマンだった。適当なところに、折りたたみ椅子を置いて腰掛けた。釣り竿を伸ばして仕掛けを先端に括りつけた。糸が風にまって手こずった。超熟という食パンを指で練ったものを餌として、針に付けた。竿をもって、針を海へ落とした。ウキは波に揺られていた。老人が自転車に乗ってこちらの方にやってきた。モーガンフリーマンだった。モーガンフリーマンは私の近くまで来ると、ターンをしてどこかへ行ってしまった。
こともあろうにウキの付近に小さい魚がたくさん集まっていて驚愕した。ウキが沈んだ。心臓がバクバクした。まさかパンで魚が釣れるとは思っていなかったから、釣り上げたときのことを考えず、バケツやクーラーボックスは何も持ってきていなかった。というか針の外し方がまずわからない。何もできずに固まっていると10秒ほどでウキが浮いてきた。針が外れたらしい。竿をあげた。魚が食べたのか針にパンはついてなかった。すぐに釣り道具を片付けて帰ることにした。今度はバケツを持って行こうと思う。モーガンフリーマンがまた自転車で近づいてきてターンしてどこかへ行った。
どうでもいいことだが、俺はまさにポンコツだ
なんと言っても笑えるのが、顔の表情筋をうまく動かせない病気があるということだ
顔の片側だけが奇妙に動かせないというか、引くつく感じで知らない人から見たらすごく怖い人に見えるだろう
こづかいのために週2ほどのバイトをしていることと、コンビニ以外ではほとんど外に出ない
そんなこんなで、本当にクソみたいな初期ステータスを持って生まれた俺はポンコツ以外の何者でもないだろう
何もなしえず、何もやる気がしない。ズルズルと時を過ごし努力すらしない
とりあえずそれは頭に入れておいてくれ
とにかく、俺はそんなふうに無為無策に過ごした
ウィスキーが好きなので一日中ウィスキーを飲みながらSwitchでゲームをしていた
相手もそれを感じ取ったようで、俺達は毎日のように2人で協力プレイをした
そのゲームはコミュニケーションが命取りなので、LINEで通話しながらしたほうが勝率がいい
そういったゲームには慣れていたので今更人と電話口で話すことには緊張しなかった
俺は自身がニートであることを自虐ネタにし、受けをとっていたので笑いは絶えなかった。普通に楽しかった
当然俺もそこに入り、一緒にコミュニティの一員になった
気付けばそのゲームの流行りも過ぎ始めていたが、その頃になって俺たちのコミュニティはかなりの規模になっていた
彼がリーダー、俺が副リーダー。みたいな感じになっていたと思う
現実でやることと言ったらバイトぐらいしかないので、このゲームの副リーダーというのは俺にとったらちょうどいい責任感だった
やめたければやめればいいという感覚が俺のゴミクズ根性によく合っていたのである
そういったコミュニティにつきものなのは恋愛問題だろう。以外にも、糞ニートの俺がそれを起こしたのだった
女性メンバーは割と珍しくないが、俺は彼女のツイッターを見て驚愕した
こんな世界があるものなのか、と。俺は極力彼女に注意を向け、優しくした
周りのメンバー達は俺に「ヤれよ」と茶化したが、当然俺とそのつもりだった
これでも女性経験がないわけじゃない。これは千載一遇のチャンスだ。遊んでやろう、そして捨ててやろう
こんなことを思って彼女に近づいた
例えば、俺が今から過去に戻ってもそう思っただろう。何度だって同じことをしただろう。俺はそういう人間なんだ
彼女は俺に心を開いた。クソッタレの父親に虐待されている。死にたいけど死ねない。そうか、そうか……
あとは火を見るより明らかだろう。彼女は妊娠し、絶望した。俺に助けを求めた
しかし俺がしたことはコミュニティを脱退し、関係者の連絡先をすべて断って消えることだった
勘違いしてほしくないのは、これについては俺も悩んだ。やるべきじゃないと思った。
だから逃げた
それだけ。オチもクソもない。Twitterをこっそり見たら一番最初のリーダーの彼が、彼女を励ましていた。中絶したらしい
それを見て俺は何も思わなかった。コンビニにバイトへ行くだけだ
だから、とりあえず謝ったほうがいいんだよな?ごめん、美香
ごめん。ごめんな。でも、ムリだよ俺には
1人で背負うのもムリだ。だからこれをここに書いておく
いつの話なんだよって言われると思うが10巻を読み終えたばかりのこの熱い気持ちを発散したいので書く。
がっこうぐらし!を私が知ったのはアニメ化されてからだった。アニメから入った私は例の第一話で驚愕したのをよく覚えている。忘れもしない、大学4年生の夏。
当時の私は引きこもりで講義の時以外は殆ど部屋から出られなかったし、何なら4年生なのに講義にすら出られない日もあって卒業が最高に危うかった。
そんな時、ツイッターで話題になっていたがっこうぐらし!をたまたま観る機会があった。
最初は単なる興味から始まって、徐々にがっこうぐらし!にハマっていった。ハマった理由は自分でもよく分からないがとにかく好きになったし、ニコ生で視聴していた私は毎週金曜日が楽しみで仕方がなかった。今思えば、金曜日という日は本当に最高だったと思う。がっこうぐらし!を観たあと眠りについて、それから起きてまだ最高な気持ちを持ったまま1日を始められたのだから。
ちなみに登場人物の中で一番好きなのはゆきちゃんだ。あの子が頑張っている姿を見ると、私もやってやる!という気持ちになれた。ゆきちゃんが頑張っているのに私がやらないでどうする!という気持ち。
がっこうぐらし!にハマってからの生活は少しずつ変わっていった。
ゆきちゃん達が美味しそうにご飯を食べる姿を見た私は、まず自炊をするようになった。金曜日の放送の時には深夜だったので流石に控えたが、毎週火曜日を復習会と称して金曜日の放送を見返す機会を作り、ゆきちゃん達と同じメニューを食べなからがっこうぐらし!を楽しんだ。
そして週一回、少し運動するようになった。うまく言えないのだが、ゆきちゃん達のことを考えるとなんだか動かずにはいられなかった。木曜日の夜、10時くらいから2時間ほどウォーキングをして、お風呂に入ってからアニメを観るという習慣が出来上がった。
いつもは起きるのも眠りにつくのも怖かった。1日が始まればまた苦しい時間になるから。けれどがっこうぐらし!にハマってからは起きるのも寝るのも辛くなかった。早く起きて早く眠れば、それだけ金曜日も早く来るから。そうすると毎日の講義も苦にならなくなってきて、ウキウキしながら大学へ行くようになった。
ゆきちゃんが大好きな学校という場所を、私も段々と好きになっていた。
それほどまでに好きだったがっこうぐらし!の最終回を観る前、私はかなり不安だった。
実はアニメを最初から最後までリアルタイムで観るのは生まれて初めてで、もう来週からはゆきちゃん達と会えないという事実をうまく受け止めきれる自信がなかった。
けれどそれは杞憂だった。
ゆきちゃん達は最終話で卒業するが、卒業は悲しいものなどではなく、希望に満ちたものだと教えてくれた。
本当に自分でも気持ち悪いくらい泣きながら最終回を観終えて、そして私は決心した。私も大学を卒業しよう。ゆきちゃん達とは違い私には普通の日常があり、それを享受する幸せがある。ならそれを最後まで全うするべきなのだ。
それからは何とか単位も取り切り、大学も卒業して無事に社会人への1歩を踏み出せた。
社会人になってからは中々時間が取れなくてあまり観れていないけど、今でも時折ブルーレイで見返していたりする。今でも大好きな作品だ。
賛否はあると思うが、アニメも漫画もどちらのがっこうぐらし!も私は大好きだ。実写化も決まっていて、今でも楽しみは尽きない。
僕は就活生だ。
これを書いてる時点ではもう内定もらって正確には就活生ではないけど。
この間、ある説明会のグループワークで一緒になった女の子が、その次の週のまた別の会社の説明会にもいたことがあった。東京でしかも小さな会社の説明会だったから並みの偶然じゃなかった。その子も僕に気づいたみたいで、(あっ!私のこと覚えてる?)と懸命にジェスチャーで伝えようとしてくれたのでそれににっこり笑って応えた。それだけならそれで終わりだったけど、その会社は一次選考としてグループ面接も同時にやるところで、偶然にもその女の子と僕は同じグループだった。面接自体はあまりうまくいかなかったが、仰天したのは学生時代に力を入れたことの質問をされた時、彼女がとあるマイナースポーツの部活を挙げたことだった。実は僕も大学で同じスポーツをやっていたのだ。詳しくは言わないけど競技人口は決して多い方ではない。それが今、同じ部屋にその選手が二人もいる。なかなかあることではない。むしろ奇跡。むしろ運命を感じる!僕は面接が終わると、彼女と同じタイミングで荷物を整え出口に向かいエレベーターに乗り込んだ。エレベーターで隣同士にになると、勇気を出して話しかける。おそらく彼女も僕に声をかけたかったのだと思う。
「前、説明会で一緒でしたよね」
「そうです!部活、〇〇やってたんですね。実は僕も…」
しばらく話すと、驚くほど共通点があった。夢や趣味、好きな本(好きな本が一致するってなかなか無いぞ!)など、こんなに自分と方向性が似ている人が存在しているのかと驚愕する。極めつきに共通の友人がいることが判明し、すっかり意気投合し翌日飲みに行くことになった。
彼女の印象としてはふわふわした天然系の女子大生といった感じ。リクルートスーツをきている姿しか見てないけれど、私服だとしたらお嬢様っぽい雰囲気の格好がよく似合うと思う。その頃僕は就活がうまくいかず落胆していたが、同じような状況にあった彼女はいたって楽観的だった。どこからそんな自信が湧き出てくるのだろう。彼女には大きな夢があった。その内容には詳しく触れないけれど、僕も似たような夢を持っていた。ただ彼女の場合、それを周りに公言していた。僕は人に知られるのが少し恥ずかしかった。彼女は小説を読むことが好きだった。僕も好きだったけど、それを語り合う人は周りにいない。彼女はそういった仲間に恵まれているようだった。他にもいろいろ話して時間が過ぎていった。終電前に解散し、僕は少し飲みすぎて山手線で寝過ごしそうになった。彼女は帰りが遅くなって母親にちょっと怒られたらしい。
そんなこんなで今日に至る。普通、男ならこの状況、二回目誘いますよね。こんなに趣味が合うなら、相手も自分に(ある程度でも)好意持ってくれてるって期待しないわけにはいかないですよね。
で、今日やんわりと会わないかと誘ってみました。そしたらやんわりと拒否されました。本当に用事があっただけかもしれないけど、でも僕知ってます。女の人ってある程度好意があれば、代替日をあちらから探ってくるって。それがなかった。僕からしつこくじゃあこの日はどう?なんて一回飲みにいっただけなのに言えるわけないし、実質フラれたと思う。なんで。何か僕がヘマをやらかしたのだろうか。思い返してみても、心当たりが見つからなかった。単に僕がタイプではなかったから? 確かに僕はイケメンではないし、話し上手ではないけれど…でもそういう問題だろうか。彼女も就活に専念したいから?それならそう言ってくれるはずだと思う、たぶん。彼氏がいるとか?ならなぜこの前はサシで飲みにいってくれたのだろう。分からない。そりゃあないぜ。諦めたほうがいいのだろうか。でも、何が悪かったのか全然納得できないんだ。誰か助けて。どうすればいいんだ、どうすればよかったんだ僕は。
https://anond.hatelabo.jp/20180625184652
この延長上にあるお話
本来子供向けだったアニメが長い年月を経てオタク向けに変容してしまったものを、
さらにもう一度子供向けにシフトしていくっていうトレンドが今後の主流になっていくのかもしれない。
ベイマックスは天下のディズニーが送り出したおかげでその日本的オタクテイストと大衆向けアニメ映画の健康的テイストが程よくミックスされて大ヒットしたのは記憶に新しい。
そこからもう一歩オタク寄りの立ち位置でライバルであるドリームワークスがヴォルトロンなんていうものを送り出した。
よくtogetter辺りでは日本と海外アニメの表現に関して「完璧だが不自由な健全主義」vs「自由だが混乱を生むエログロ主義」みたいな文脈で勝手に対立煽りのネタにされちゃったりするわけですが、
そんなアフィの下らない思惑なんか簡単に消し飛ばしちゃうのがヴォルトロンの凄さだ。歴代日本産アニメの総復習みたいなことをやり遂げちゃってるのだ。戦闘シーンはSWやスタトレというより
大艦隊の真っただ中に飛び込んで姫を助け出せ!ワープで逃げても追ってくる敵を危険な星域に入ってやり過ごせ!スペースランナウェイ!なイデオンやヤマトだったり、
敵艦に潜入しての等身大での戦いは群がるロボット兵をキック!アタック!電光パンチ!ビーム剣で大切断!と血湧き肉躍るアクション満載!そしてわざとらしい露出やピッチリスーツは無いのに何故かエロい!
主人公サイドだとシロとキース、この二人がホンマにエロい!ふとした瞬間に魅せる表情がハートに直撃する。ノンケの男アニオタも堕ちる。実際堕ちた。
現地の子供向けレーティング基準は完全に満たしてて、ここまでオタッキーに攻めたことが出来るのかって驚愕したよ。
そして公式も自分達の作品が子供だけでなくオタクに観られていることを意識して、主役五人の設定上の誕生日には必ず特集と声優さんのコメント動画をハッシュタグ付きでtwitterにアップしたり、
スタッフやプロデューサーのインタビュー記事を定期的にオタク向けニュースサイトで組んだりと、広報関係も万全の体制で挑んでいる。
こういう流れ見ていると、二次創作があーだとか手下の民度がどーので荒れてる場合じゃねーぞ日本のディズニー!って叫びたくなるわ。
ヴォルトロンもその手のゴタゴタは日常茶飯事ではあるけれど、こっちは英語圏全般を巻き込みますからね。地球丸ごと超決戦ですよ、ハイ。
それでもその手のアピールをドリームワークスが続けているのは、オタク文化と大衆文化の更なる融合、垣根そのものを無くして新次元の表現を産み出せる環境作りを目指しているのかもしれない。
今までもこれからもオタクはオタクであり続けるし、世の中に揉め事は尽きない。でもせめてアニメを見ている時間だけは仲良くしようぜ?
最近初めてコンペに誘われた。
先に言っておくが曲は完成しなかった。
その内容を見て驚愕した。
○○の○○を参考にして作って
テンポは130
等々注文が細かく書かれていた。
私はサラリーマンのかたわら趣味で制作をしていたが、この内容を見て夢が崩れた。
そして気付いた。
プロになればクライアントから指示を受けて作る。会社と変わらないではないかと。
これをクリアして楽曲を作って食ってくなんて、私には完全に無理だった。
好きな時に好きな曲を作る。
私が求めているのはこれ以上でも以下でもなかった。
いや、こんなこと作曲に関わらず全てそうであると、夢を見ていた私は全く見向きもしなかった。
プロって、凄い。
そして、かなり気持ちが楽になった。
広告でポルノをたまたま見てしまって、ポルノ画像を探すようになったのは小学生高学年の頃。クラスの男子が有料アダルトサイトの名前を口にしてはクスクス笑っているのを見て、何も知らない顔をしていた。多分、アダルトサイトの名前なんだろうなとは思っていた。
目に見える刺激よりも官能小説に傾倒したのは中学生の頃。今よりも個人サイトというものが多く存在しており、一次二次問わず何でも読んだ。
動画に手を出し始めたのは高校生の頃。Tumblrを使うことを覚え、どんどんGIF動画をリプログしていった。経由してゲイビデオを観るようになる。その頃は二次ではBLにハマっていたので。今はゲイビはあんまり観ない。
自慰を覚えたのは高校生の頃。綿棒から始まり、そのうちペンを膣に入れるようになる。ペンが楽に入るようになったら、指でするようになった。大学に入り、一人暮らしを始めたタイミングで大人の玩具を通販で購入。ディルドのSサイズと電マを買い、暇があれば自慰をするようになる。そのうちディルドはLサイズを購入した。
大学で初の彼氏が出来る。年単位の交際にはならず割とすぐ別れてしまったけど、セックスをする仲になってからは会うたびにセックスしてた。何これと思った。当たり前だけど、1人でするのと全然違う。肌が触れると皮膚が泡立つってこういうことか、会話や挙動が興奮の材料になるのもすごい。もちろん好きな相手だからというのも大きかっただろうけど、生身の人間ってすごい。彼氏がいる間は自慰はほとんどしなかった。
今は誰とも付き合ってないので、自慰生活に逆戻り。大学入学で一人暮らしを始めた頃よりペースは落ちたけど、少しでもムラムラしたら自慰をするのは変わらない。が、全然満たされなくてビックリする。満足できない。
セックスするのが一番だろうとは思うけど、誰彼問わずしたいわけじゃないので出会いも求めずに日々アホ面でぼーっとしている。性を覚えたての10代の頃ならまだしも、流石に性欲が強すぎるんじゃと思って「性依存症」で検索したんだけど、なんか結構当てはまる。ポルノへの執着はそこそこだし、自慰の回数も多い。日常で何かを見たときにすぐいやらしい妄想をしてしまうのもそう。でもなー、彼氏がいて自慰をほとんどしない時期はあったけど、数回じゃ満足できなくて少し引かれた記憶もあるんだよな。向こうもそこそこ性欲強かったはずなんだけど。
結局、ただ性欲が強いだけなのかもしれない。既婚者の同僚が「子供は欲しいけど、セックスするのはあまり好きじゃない」と言ってるのを聞いて驚愕したことがある。話には聞いてたけど、セックス好きじゃない人もいるのか…… 余程疲れてるのなら別だけど、少し眠いくらいなら毎日でもしたい。体力は無い方だけど、性欲は強い。
結構親に放って置かれて育ったから、人肌への執着もすごい。寂しかった時期に無くしたものを取り戻したい気持ちがあるのかもしれない。セックスがすごく好きかというと、普通に触れ合ってイチャイチャしたり長いことキスをする時間の方がずっと好きな気がする。セックスだと、本当にイこうとしたら朝までコースになることもあったし。こういう風に何かが足りないと思ってるから性欲強いのかもしれないとは思うけど、それがわからないからひたすら性欲を満たそうとするばかりだよね。前述したように誰彼問わずとは言わないが、やっぱりセックスしたいし。
次に付き合う人が出来るなら趣向が似てる人がいいな。スカほどアブノーマルなことはできないけど、それなりに性に貪欲な方がこっちも嬉しいから。頭では似たようなことを考えながらも日常の中では、子どもとか考えたことないけど、もしできるなら結婚もしたいなとか言ってる人もいると思うんだよね。ヤリ目の人とはお近づきになりたくないんだけど、好きな相手との触れ合いとかセックスは本当に好きだから早く好きな人に触りたいな。性依存症かもしれないと思いつつ書き始めたけど、当てはまる部分はあっても自制できてるからいい気がしてきた。
入居したあとに気づいたんだけど、トイレのウォシュレットにうんこがついたままだった。
そしたら、トイレまるごと交換してくれた。
掃除してもピカピカにはならないと判断してのことなのか、どうかはわからない。
ちょっとびっくりした。
それからしばらくして、また気づいた。
キッチンのシンクの蛇口、浄水器と原水の切り替えのレバーがついてるんだけど、
どっちに倒せば浄水でどっちが原水なのか、表示がかすれて消えてしまっていて、わからない。
問い合わせたら、下が浄水、上が原水ですという答え。
すぐに交換してくれた。
でも、本来、こういうのって清掃が入ったあと管理会社がきちんとチェックしてから貸しに出すものじゃないのか。
もちろんチェックしているとの答えだったけど、どういうチェックをしてるのかと聞けば、
管理会社が直接足を運んでチェックしてるわけではなく、孫請けの会社が形式程度のレポートを提出してるだけのようで、
他にも浴室の清掃が甘く、浴室と壁の間にカビがついてたりした。
これは、自分で掃除した。特に業務用の洗剤とか使わなくとも、家庭用ので簡単に落ちた。
これはかなり清掃があまい、チェックもされてないと思ったので、
エアコンの内部洗浄とかもきちんとされているのか気になってきた。
少なくとも目に見える範囲では綺麗だ。
が、ちゃんと中まで高圧洗浄してあるのか?
契約書の上では、退去時、エアコン一台当たり内部洗浄費用として、七千五百円を無条件にとられることになっている。
聞けば、きちんと清掃したという返事はあるが、本当にやったかどうかはわからない。
実はその前に借りていた物件で同じようにエアコン洗浄費を別途とっておきながら、まったく掃除してなくて
今回はすくなくともカバーを外した中は綺麗だ。が、内部洗浄となると見た目にはわからない。
なので、もうあれこれ言わず、気持ちよく使うために割り切って、自費で業者に頼んでエアコン洗浄してもらうことにした。
そしたら。
エアコンの設置場所が天井に近すぎて、本体上部の自動お掃除ユニットのパーツを外すことができず、
このままでは内部洗浄が出来ないと言われた。
どういうこと?って思った。
契約時に内部洗浄費用として別途料金をとっておくながら、設置されているエアコンは物理的に洗浄不可能な状態。
そのことを管理会社に伝えた。
管理会社は無理矢理外せば外れる。だから内部洗浄はしたという答え。
無理矢理外したあのなのかもしれない。
管理会社は下請けに、下請けは孫請けに、そして、その孫請けが更にひ孫にあたる職人に投げている。
そして、そのときには実際に清掃したという職人は辞めたあとだという。
超絶いい加減な話。
そのときは、ちょうど季節も秋だったので、エアコンもそんなに使わず、冬も床暖がついているので、エアコン使わないし。
そして、今年の夏。
やはり掃除したい。
そこで管理会社の了解を得た上で、天井に傷がついてもいいということで、もう一度業者にエアコン洗浄を依頼した。
一日、どっと疲れた。
徹底的に疑えってことだ。
黙ってたら、金だけ取られて、超いい加減な掃除されてる。
もう何を信用していいのかわからない。
【追記】
ごめん、大げさに書きすぎた。
驚愕の、ってほどではない。
結局、何をどうしてもパーツは外れなかった。
内部洗浄できなかった。
やるには、メーカーに頼んでエアコンをいったん壁から取り外してやるしかないという。
やったと言い張っていた管理会社は、それでもうちは正しいと言い張る。
それがうちのやり方の仕様だと。
でた、仕様。
仕様です。
結局、管理会社の言ってることは嘘だった。
いや、嘘ではない。
わからずに、何も知らずにただ言ってただけだった。
だって管理会社なのに自分たちは何もせず、「やってるはず」っていうだけで偉そうな口叩いてやがっただけ。
下請け、孫請けに丸投げして実際の現場の状況のことは何もしらないまま、マニュアル通りの対応をしていただけ。
いや、認めてないな。それでも、まだエアコンメーカーに連絡して現状確認して判断するという。
なんだよ、それ。
現状確認って。
そういうのは、貸す前にやれよ。
そして、今からメーカーに連絡しても、夏を前にエアコンメーカーは忙しく、対応がいつになるかわからない。
ぶち切れた。
そんなやりとりで今日一日、潰れた。
なんなんだよ、おまえら。鉄道系住宅リース。怒りがおさまらない。
ただ、ひとつ。
そんな簡単に取り替えてくれるんだってこっちがびっくりしたくらいだ。
だから、言ったもん勝ちだ。
言わなきゃ、奴らは何もしない。
とりあえず、不満があれば、言うことだ。
こんなもんかと諦めるな。
面倒だからと諦めるな。
クソをのさばらせるだけだ。
面倒かもしれないけど、黙ってれば退去時に金をとられる。
結局やつらは丸投げだ。
自分もこれまで、清掃なんてされてて当たり前だと思って、わざわざエアコンの中や、ウォシュレットのノズルなんて確認もしなかった。
そういう大半の人を前提にやつらは超いいかげんな仕事をしてる。
ほんと、クソだ。
10年遅いのはわかってるんだけど。
1人や2人じゃなくて3人が良いなと思う理由は色々あるんだが、とにかく今になって5人家族にものすごく憧れている。
今からタイムリミットが42歳までの7年あるとして、でも今のフルタイムの仕事は辞めたくなくて。間に合うか?
不妊とか流産とか、思い通りに行かないリスクもあるし、そもそも育児の体力、保つのか? 今からだと2人でも厳しいのでは? 途中で仕事できなくなったら金銭面で詰むぞ…? など、一人で考えていると不安と妄想ばっかりになってしまうのでここに書きに来た。
身の回りで子供が3人いるのは大体が20代前半で1人目を産んだ人だったり、2回目で期せずして双子を授かった家庭ばかりで、非常に勝手な言い草だけど今からでは参考にならない。この年になるともう周りは子供を産みおわっているか、子供はいらないと決めている家庭ばかりで、35~40の間で子供を複数持って共働きしようとするとどういう生活になるのか全く想像がつかない。
やっぱり厳しいのかな?
6/29 追記ーーーー
たくさんコメントやトラバをもらって驚愕しています……ありがとうございます。
まずは1人産んでから考えなさいよってのはその通りなのですが、残業明けのハイテンションでついつい長期展望についてあれこれ考えてしまい、それを増田にぶつけてしまいました。
そして色々な先行事例を共有してもらえて本当にありがたいです。
現実だと身近な子持ちの女性には遠慮されてなかなか出産や子育ての話を聞けないし、男性は妊娠・出産における当事者性が違いすぎるし(そりゃそうだ)、妊活中の人同士って実はなかなか可視化されないしで、
「フルタイム共働き」「35歳」「これから子供、できれば2人以上」って条件で絞り込むと本当に合致する知り合いがいなくて。だからこうして色々な話が聞けて嬉しいというのが正直なところです。
3人産めないなら1人もいらないとかそんな極端なことは思っていなくて、現実には配偶者と相談しながら一歩一歩進めていきたいと思います。不妊検査も念のため先に行く予定です。
最後になりますが、色々な理由で子供が望めない人や、産みたくないのに世間の圧力で不快な思いをしている人にまでこの増田が届いてしまったのではないかと危惧しています。子を持つことだけが人生のすべてではないと自分は思っています。ま〜こんなことを考えている増田もいたのだと聞き流してもらえれば幸いです。
鉄道おじさんこと高山直人です。ホワイト職として東京近郊の政令指定都市に住み、今日も放射能汚染と格闘する日々です。
相手が誰であろうともポストに無差別に迷惑ビラ、時には脅迫の手紙が送りつけられる現実に唖然、驚愕します。
この話はバブル時代の話でも5ちゃんねる住民の話でもありません。アベノミクス時代に5ちゃんねると無縁の一般人がターゲットにされたものです。
こんな迷惑行為は2011年の福島原発事故前には見たことがありません。
内部被ばくにより脳がダメージを受け、粗暴化・幼稚化した結果でしょう。
対応に追われる住民さん、社員さん、公務員さんも日常とはいえ大変です。
こんなくだらない紙キレで公務員や弁護士の残業が過酷になるですから大迷惑です。
皆さんもこんな頭のおかしい人にからまれて大変なコトにならないよう、
十分に御注意下さい。
とにかく疲れていた。
木曜。朝から重いものを振り回した。電車で隣に立ってたババアの脇が臭かった。先輩に嫌味を遠回しに何度も言われた。元彼から下心丸見えのLINEが来た。ソシャゲで推しが来た。
わたしのただ息をするだけの一日がばかみたいにどうでもいい事で少しずつ削れた。
家に帰る前に心の体力が尽きそうで、遊んで帰りたかったけどそんなお金もなく、乗り換えの駅で休んでいた。
日が落ちているとはいえ、昼間まで30度を超えていたため街はまだまだ暑い。
かといって帰る気分にもならず、ただただただただボーーーーーっとしていた。
その時に突然声をかけてきたのがそのオッサン。
虚無を見ていた私の事を円光声掛けまちの女だと勘違いしたらしい。
べつに勘違いされたことはどうでもよかった。都心にいればよくあることだから。
私は拒否の意を示すべく立ち上がろうとしたが、その瞬間オッサンがつぶやいた言葉に興味を持ってしまった。
マジか。
このオッサン、こんなブスの尿を飲むのか。マジか。
不意を打たれて若干固まっている私を見てオッサンは続ける。「飲んだらすぐ終わりでいいよ。」
オッサンは本気だった。
人目を確認し、誰もいないことを確認して二人でさっと中に入る。
男子トイレに入るのは、小学生の大掃除以来。こきたないその空間がずいぶん新鮮に見えた。
オッサンは慣れた足取りで一番奥の個室に向かう。私もついていく。
オッサンは40代半ばで、しがないサラリーマンである。高校生の子供が2人と妻と愛人がいるらしい。
浮気じゃんかと笑ったら、妻にも愛人がいてお互いそれを隠していないと返してきた。
妻のことは好きだし、添い遂げるつもりでいる。ただ、悲しいくらいに性癖が合わなかった。そう悲しそうに語っていたのがすごく印象的だった。妻は輪姦や高圧的なプレイを好むが、スカトロに近い行為は一切受け付けないのだという。
愛人のこと性癖のことは子供には死ぬまで、死んでも言わない、と繰り返していた。
私は洋式しか使わない主義だったが、なるほど飲尿にはこっちのほうが都合がいい。スペースもあるし万が一飲みきれなかったときにすぐに下方向に吐き出せる。
オッサンは私に1万円を渡してから、小声で「パンツくれたらもう5千円出せるよ」と言った。
しかしそうするにはパンツの換えを持っていない。そう素直に伝えるとオッサンは黙って、新品の、袋に入ったパンツを自分のカバンからそっと取り出した。あまりにも準備がいい。プロである。
けれどさすがに断った。立つ鳥が跡を濁さない飲尿と違い、下着売買は跡が濁りすぎる。
オッサンはこれまた黙って拒否を受け入れ、そのまましゃがみこんで私を見た。
私が困惑しているとオッサンがなにやらジェスチャーをしてくる。さあ飲ませろ、ということらしい。
もう少し妙な迫りをされると思っていたのでこれには拍子抜けだった。このオッサンはどうやら本気で尿を飲みに来ているらしい。
それならば私もオッサンの本気に答えてやらねばなるまいと、勢いよくパンツを脱ぎ、靴を脱ぎ、片足を抜いて、そしてオッサンの上に跨った。オッサンの瞳がきらきらと光る。
しかし、そのまま放尿することはできなかった。無意識のうちに緊張しているのか、尿が出そうなぎりぎりの所で停滞して出てこない。
本当にあと少しだ。正直ここまで出かけてるならとっとと出したい。しかし躊躇が抜けない。
そしてオッサンがなにか言いかけたところで私はようやく気付く。オッサンはスーツを着ている。私はスーツに尿が飛んで、スーツを汚してしまわないか不安だったのだ。
勢いのままオッサンの顔に股を一気に近づける。ビビるおっさんにも構わず、私は小声も忘れて言う。「いきます!!!」
かくして私は名も知らぬオッサンの喉をめがけて放尿した。
最後にトイレに行ったのは昼。その後で私はお茶をペットボトル1本分飲んでいる。尿は勢いよく噴出した。
驚愕するオッサン。しかしオッサンはプロである。すぐに平静を取り戻し、器用にも口を大きく開けて上を向いたままで喉を鳴らし、私の尿を飲む。
シャーーーーーーッ!!!!ゴキュッ!!!!ゴキュッ!!!!ゴキュッ!!!!
公衆トイレに意味不明な音が響く。小学生の頃の担任の顔を何故か思い出した。
股を拭いてパンツを穿いて、改めてオッサンに礼を言い、オッサンが人の気配がないことを確かめて、それから外に出た。
オッサンとはその場ですぐに別れた。連絡先も何も聞かれなかった。それで私も家に帰った。
あのオッサンはこれからも見知らぬ女の便器になり続けるのだろうか。
個人の幸福なんて私にはわからない。けれど尿を飲んでいる瞬間のオッサンのあの顔はこの上ないほど幸せそうであった。
どうかこれからも異常として排斥されながら幸福に生きてほしい。本気でそう思った。
それはそれとして私は二度と他人に尿を飲ませないと誓ったのだった。