はてなキーワード: 血圧とは
妊娠前は深夜帰宅のそこそこ激務なIT系ブラック企業に務めていて
学生時代にはスポーツをしていたから、心身の健康にはまあまあ自信があった。
私は健康優良妊婦だった。つわりは人並みにあったものの、血液検査の結果も尿検査の結果も毎回良好、血圧も正常。
陣痛は、予定日を3日過ぎた日の夜中にはじまった。
陣痛は、私のちんけな想像をはるかに凌ぐ、ものすごい激痛だった。
痛みの感じ方には個人差があるというが、私にとっては鋭いナイフで下腹部をえぐられているかのような痛みだった。
はじめは軽い腹痛みないなものなのだが、時間経過とともにどんどん痛みが増してくる。
脂汗が全身から吹き出し、痛さからなんとか逃れようと、体が勝手にのたうちまわる。
陣痛のピーク時には、あまりの痛みに気絶し、また痛みで覚醒する、というのが数十秒〜数分ごとに数時間続く。
本当に地獄だった。
見ていた実母が言うには、私は白目をむいていたらしい。
あとから見たら自分の腕が傷だらけだった。こぶしを握っていた手のひらからは、血が滲んでいた。
永遠に続くかと思われた陣痛を超えて、分娩台に移動し、死ぬ思いで我が子を産み落とした。
でも想像してほしい。8時間もの間、一昼夜を越して不眠不休だ。
食べ物は一切口にせず、激痛に体をこわばらせ、死に物狂いでお腹から3キロの塊を出すのだ。
産んだあとは骨という骨がきしみ、体中が鉛のように重く、分娩台から上半身を起こすことさえできなかった。
どこにも力が入らないのだ。
助産師の手を借りて体を起こすと、頭がふらふらとする。
自力ではとても歩けなかったので、分娩台から長い時間をかけて車椅子に乗せてもらった。
その後、入院する部屋のベッドに寝るまでの間、トイレで二度倒れた。
猛烈に体が疲れていた。こんなに疲れたのは生まれて初めてだと思う。指一本だって動かすのがおっくうだ。
体中が汗と血でベトベト、身をよじりまくっていたおかげで、髪の毛は鳥の巣のようだった。
股間は麻酔が効いていたが、鈍い痛みが続いていて、姿勢をかえることすら一苦労だった。
前日から何も食べてないし一睡もしてないし、とにかく疲れきっていて、ゆっくり寝たかった。
だけど、産んだ直後から、母子同室で3時間おきの授乳が始まった。
分娩台で1時間休んだあとは、すぐ個室で赤ちゃんと二人きりにされた。
ゆっくり寝ることも体を休めることもできないまま、ハードな育児の始まりだ。
こんなにボロボロに疲れているのに、すぐとなりに、かよわく、自分で首一つ動かせることもできない赤ちゃんがいる。
「私はゆっくり休んではいけないんだ」という暗い事実は、くたくたの私にとって絶望だった。
この体中の疲労に身を任せた瞬間、赤ちゃんに何かがあったら。この子の命は、この精魂尽き果てた自分次第なんだ。
体中の疲労とともに、ヒリヒリするような緊張感と責任感が重くのしかかった。
産んですぐに母乳がでるお母さんは、実は少ない。
赤ちゃんに吸われることで、それが刺激となって脳内ホルモンが乳房に働きかけ、母乳が出るようになるという。
だから、でなくてもとにかく3時間おきに赤ちゃんに乳首をくわえさせなくてはいけない。
でも、産まれてすぐの赤ちゃんは吸いつく力も弱く、「吸う」こと自体がとても下手くそだ。
赤ちゃんの位置、乳首との高さの調整、手の置所、クッションや座布団をいくつも使って、位置を調整しながら、汗だくで吸わせる。
まごまごしながら右の乳首をどうにかくわえさせる。吸い付いたと思うとすぐに口から外れてしまう。またくわえさせる。また外れる。
そのうち疲れて赤ちゃんが寝るので、起こす。
今度は左右逆のおっぱいだ。
左を吸わせて、おしめを替えて…これでもう一時間だ。
体中が悲鳴をあげていて、眠たくて眠たくて頭が割れそうに痛くて、貧血でふらふらするのに、寝る時間は二時間しかない。
横になる。
すぐには寝付けない。
三十分ほどでようやく眠りにおちる。これで一時間半。
さあ、もう一時間半たった。睡眠時間一時間半で、赤ちゃんが泣く時間だ。
これが朝まで繰り返された。
初日の夜を超えた時点で私の疲労はマックスをとっくに超えてた。
授乳の合間の2時間以下の細切れ睡眠しかとっていないまま、迎えた朝。
翌朝は6時に検温があり、9時に朝食があり、合間に授乳をする。
何をするにも体中が痛くて、だるくて、眠くてたまらず、すごく時間がかかる。
12時にお昼があり、見舞いにきた実母に子を見てもらってる間に急いでシャワーを浴びて歯を磨く。また授乳。
たまった洗濯物をランドリーで洗う。戻ると検診がある。担当の看護師が交代したとかで挨拶がある。また授乳。
赤ちゃんの顔を見に見舞い客がある。相手をする。帰る。洗濯物をとりに行く。
また授乳。
昼はまとめて寝るどころか、横になる時間もろくにとれない。
ねむい、ねむい、ねむい、ねむい…
横になりたい。ゆっくり、ぐっすり寝たい。お願いだから起こさないで。辛い。辛い。辛い。
横になれない。眠れないし休めない。
昼間はろくに眠れない。寝れなかったことに猛烈に焦る。そしてまた夜が来る。
深夜の授乳は鉛のように体が重い。
赤ちゃんは相変わらず上手に吸えないのに、乳首がめちゃめちゃ痛くなってくる。
例えるなら、尖った爪で皮膚をおもいっきりつねられているような痛み。
乳首が切れて血が出てくる。
それなのにそこを吸わせなくちゃいけない。
傷口に鋭い爪がたてられるよう。
授乳のたびに歯を食いしばって、息をのむ。叫びだしそうな痛さに耐える。
出がよくないからマッサージもされる。これがまたすごくすごく痛い。
赤ちゃんがゴクゴク、と美味しそうにおっぱいを飲んでるのが見える。
幸せそうに微笑んでそれを眺めているお母さん。
我が子はおっぱいを一滴も飲めず2日目。産まれてからまだ何一つ口にしていない。
何も飲まなくても3日は胎内にいたときの栄養が残っているから大丈夫だという。
でも、赤ちゃんは日々痩せてる。お腹がすいて泣いてる。まだ産まれてたった2日しかたってないのに、飢えて泣いてる。
大人だって2日くらい食べなくたって死なないけど、すごく辛いよね。
こんな小さな我が子が空腹に耐えてると思うと、切なくて切なくてたまらない。
隣の子はお腹いっぱいで満足して寝てるのに、私の子は空腹に泣き疲れて眠ってる。辛い。眠い。
体中がふらふらして頭がぼーっとする。見舞いに来た夫や実母にひどい態度をとって、ケンカをしてしまった。
看護師が心配して「何か悩み事があったら相談してくださいね」と言う。
「ただ寝たいんです。」
と言いたかった。でも他にもたくさんのお母さんが寝ずに赤ちゃんを見ていて、そんな情けないことどうして言えるだろう。
哺乳瓶でおそるおそるあげると、手をグーにして、目を大きく見開いて、必死に飲んでる。
飲んでる姿を見て涙がとまらない。
飢えさせてごめんねという気持ち。やっとお腹を満たしてあげられるという満足感。
おっぱいが出ない敗北感と屈辱と疲労と、いろんな気持ちがないまぜになる。
4日め、私はもうボロボロだった。見舞いにきた妹に顔を見て絶句された。
赤ちゃんにはミルクを与えることになったものの、母乳への刺激をなくしてはおっぱいが出なくなってしまうため、
つまりは今までのおっぱいとの格闘に、ミルク作りがプラスされて、授乳にもっと時間がかかるようになったのだ。
その分削られるのは眠る時間。ただでさえ1時間半しか眠れないのに、もっともっと眠れなくなる。
でもふらふらで、眠さとだるさは蓄積されて楽になるどころか、いっそう辛くなる一方だった。
とにかく体がしんどくて、ほとんど何も考えられなくなっていた。拷問みたい。
ただひとつ、「ねむい」という欲求だけが、こびりついて離れない。
鏡の中の自分は、真っ青で目の下にくっきりクマができて、10は老けたように見えた。
何もしてないのに、涙が出てとまらない。赤ちゃんがなんだか恐ろしい。かわいいのに、愛しいのに、何より恐ろしくてたまらない。
だって、まだたったの4日め。長く長くいつ続くともしれない育児の、たった4日めなのだ。
このしんどい日々が延々とこれから続く。こんなに疲れてるのに、ぐっすり眠ることの許されない日々が待ってる。
5日め。私は退院を迎え、自宅に戻った。
産後は実家で1ヶ月お世話になったが、こんな調子が2週間続いた。
むしろ、病院では哺乳瓶を洗ったり消毒したりするのは病院がやってくれたから、その分の仕事が増えてますます眠れなくなった。
赤ちゃんが泣く→起きてミルクの支度をする→ミルクを人肌に冷ます間におっぱいを吸わせる→
搾乳した母乳を与える→ミルクを与える→げっぷをさせる→寝かしつける→
たとえば寝かしつけに手こずったり、オムツからウンチが漏れて着替えさせたりなど
何かアクシデントが発生すれば、眠れずに次の授乳時間になることも珍しくなかった。
日に日に、赤ちゃんを見ても可愛いより何より、ただただ、怖い気持ちが蓄積されていく。
赤ちゃんが怖いのに、離れるのはもっと怖い。何かあったらどうしよう。
30分の睡眠は、いつも悪夢を見た。赤ちゃんを落とす夢、踏んでしまう夢、誰かに連れて行かれる夢。
今思うと完全な鬱状態だった。
生まれてから14日めの夕方。
赤ちゃんと二人きりになるのが恐ろしいと、実母の前で号泣した。
陣痛のあの夜から2時間以上眠っていないこと、眠くて眠くてたまらないこと、
夜になるとまた今晩も眠れないと思って焦りと不安で動悸がしてくること、
こんなに体中がふらふらなのに赤ちゃんに何かあったらどうしようかと想像すると恐ろしいこと、
かわいいより赤ちゃんがとてもとても怖い存在に思えること・・・・
泣いて訴えながら、睡眠不足がつらくて赤ちゃんが怖いなんて、自分は母親失格だと思った。
世間のお母さんがみんなできていることができないなんて。
母親なのに、情けなくて仕方がなかった。
その夜は両親が赤ちゃんを一晩みてくれ、私にゆっくり休むよう言ってくれた。
15日目の朝は、驚くほど気持ちが落ち着いていた。
その後の日々は、私の両親はもちろん、夫も毎晩仕事帰りに車を飛ばして会いにきてくれ、手伝ってくれた。
それから、母乳マッサージに通った結果、母乳が十分量出るようになって、
ミルクをあげなくてよくなったため、深夜に哺乳瓶を洗ったり、消毒したりということから開放された。
三ヶ月たった今でも、産後からの2週間のことを思い出すと、絶望感でいっぱいになる。
あのころ本当にただただ寝たくて、寝たくて、
それなのに「もしこの子に何かあったら」ときう緊張感で常に気が張っていて、目を離すのが恐ろしくてたまらなかった。
そのうち、「もしこの子に何かあったら」「病院に入院することになれば」
「そしたら眠れるな…」と考えたことがあって、ゾッとした。
もちろん、あくまでこれは個人的な体験だ。
でも、多かれ少なかれ多くのお母さんに共感できる部分も多いはずだと思う。
もし里帰りしなかったらどうなっていたことか。
私の出産は初産の平均時間12時間より短かったけれど、精も根も尽き果てた状態で育児がスタートしたのがよくなかったと思う。
病院によっては、出産したその日はナースステーションで赤ちゃんを預かってくれるそうだ。
私も、出産後1日でいいからゆっくり眠れていたら、その後に2週間は違ったものになっていただろう。
今は、子はあやすとニコニコ笑って、母乳も順調だ。夜は相変わらず3時間で起きるけど、体が慣れた。
やっと我が子がかわいく、愛おしく見える。
でも、我が子がとても恐ろしく見えた産後2週間のことが忘れられない。
タイトルと中身が違い過ぎる点も気になる。想像だけど需要のある方へ流れてきた感じがする。
余談だけど、
http://numbers2007.blog123.fc2.com/blog-entry-2679.html
この回の妙に詳しい医学的な注釈が、何となく作者の出自を感じさせておかしかった。
注釈:内服薬、そして副作用の面から考察すると、これはテオフィリン系の薬剤であると考えられる。この薬剤は気管拡張作用があり、副作用として手先の震えやしびれ感、吐き気などが出現することがある。血中濃度を測定し、内服量を調節することもある。
注釈:上気道炎後に長引く咳が続いていると、咳喘息を疑います。咳喘息とは、喘鳴が明らかでなく、咳嗽のみを症状とする喘息を指します。病態や治療は慢性の喘息と同じであり、気道反応性の亢進(気道過敏性)が診断の根拠となります。喘鳴(「ヒューヒュー」「ゼェーゼェー」という音が、聴診器を使わずに聞こえる状態)が明らかでなく、咳のみを症状とする状態です。
日村さんは受診し、テオフィリン系などの気管支拡張薬に加え、恐らく吸入薬の気管支拡張薬(β刺激薬)を処方された可能性があります。こうしたβ刺激薬は、血圧をさらに上げ、特に短時間作用型β2刺激薬 short-acting beta 2 agonist(SABA)を連用したりしますと、心臓にはさらに負担を掛けることになります。
普段の高血圧に、咳喘息+気管支拡張薬の連用などが加わると、高血圧性心不全になりやすい状態となります。日村さんは、このような高血圧性心不全の状態に陥ったと考えられます。
まだ表面化してないから良いけどさ、
そのうちリフォーム詐欺と同じく社会問題になるだろうから愚痴らせてくれよ
「空き家」って、要は「住宅として価値の無い土地」と同義だから。
自治体が頭抱えてる「空き家」は、所有者が何するつもりもなく放置されてる家な。
賃貸に出すとかじゃなくて、そもそも放置してる。完全なあばら屋。
不動産屋がなんかしようとする「空き家」ってのは、所有者は貸す意志だけはあるけど、
馬鹿だから値段下げてないヤツな。建て替えるカネがないとかも同じ。
これって、完全に別物だから。
一緒にするとややこしいから、「放棄家」と「空き家」って呼ぶな。
まず簡単な方からな。
一人暮らしのジジイがボヤだして、老人ホームに突っ込まれたとするな。
まあ、日本は豊かで医療技術も恐ろしく高度だから、ハッキリ言ってなかなか死なねえ。
すると、その爺が額に汗して働いてやっとこ建てたマイホームってやつは、空き家になる。
老人ホームに突っ込まれるくらいだ。
子供が居ても没交渉だったり、まあフツーは子供にも子供(孫な)がいて、そっちも別にマイホーム建ててる。
するとだ、
「ワシの家だ!」とかジジイが血圧上げなくても、フツーは維持する。そもそも相続してねえし。
んで、ある日ジジイが天寿を全うする。喜寿も超えてりゃ大往生だ。
するってえとだ、30で建てて50でちょいと手直しして、そっから20年近くたったボロ屋が残るわけだ。
繰り返しになるが、相続する子供ってのはこの時点ですでに「自分の家」ってのを持ってるのがフツーだ。
するとどうなるか。
駅近だったり都心だったりするとだ、そもそも爺が死ぬ前から不動産屋だのデベロッパーだのが日参してる。
面倒だろう俺らが全部やるから金に変えちまえよ使い勝手いいぜ金、と言うわけ。
まあ嘘じゃない。
当たるとはかぎらねえし、素人が下手に手を出してやけどするよりゃエエがな。
これはまあ、言って見れば土地の新陳代謝ってやつで、ジジイと一緒に輪廻転生するというわけだな。
こりゃ問題ない。というか、実にハッピーなケースだ。
で、だ。
アンハッピーだとどうなるかっていうと、これがどうにもならない。
ボロ屋はある。潰すにゃカネがかかる。さらに固定資産税は6倍に跳ね上がる。
「は?お義父さんのボロ屋、解体にお金かけた上に、今2万の固定資産税が12万になるの!?更地にするって馬鹿じゃないの!!」
まったくもってごもっとも。
馬鹿しか更地にしねえんだわ。ご近所の目?そもそも住んでねえし。
んでまー、こういう場合でも子供が世間体を気にしたり、真っ当に相続してりゃまだやりようもある。
近所が不安がるし解体費用は出すから潰してくんね?と役所から人が来りゃ善処はするわな。
複雑な相続関係とか、そもそも何処住んでるか判らねえとか、3人が均等に相続してたりとか。
こういうのにぶち当たるとだ、もうしちめんどくせえから生活笑百科で仁鶴師匠にまあるく収めてもらえ
(つうか、価値の無い土地の寄付を役所が受け付けてねえのが問題だと思うんだがな)
こりゃまあ、実は放棄家とも絡みがあるんだが、結局値付けするのが素人なんだわ。
住宅市場って、海千山千の不動産屋が跋扈する魑魅魍魎の世界だと思ってるだろ?
マンションだの地上げだの、新幹線が通るので原野を買いませんかなんてのはその通りだ。原野には手を出すな。
でもなー、サラリーマン大家に代表するように「大家」ってのは、「素人」なんだわ。
不動産売買でも、こすっからいプロのやるところってのは、流通もすりゃ売れもする。
でもな、「おやじの土地を相続した」なんてボンボンは不動産の素人だが、値付けはこいつがする。
不動産屋もほっとく。
なんでかって?広告載せんのにちっとばかりお駄賃もらえるからだ。
バカがバカな値付けでバカったけえ家賃をだぼらに載せてるとだ、手数料がいただけるわけです。
売買も同じ、な。
そりゃあ固定資産税もかかるわ昔住んでた思い入れはあるわって三丁目の夕日ばりの思い出の家が、
むしろウワモノ分マイナスになるから300万円ですって言われてハイそうですかと手放せるクレバーガイばっかりじゃねえ。
まあ、まだ売れる土地ならやりようもある。
ちっとばかり素人値付けに付き合って、ぼちぼち焦れてきたアタリで買い手に「こりゃ交渉すりゃ下がりますって」って言いつつ
段階的に値段を下げさせる。結局、フツーの値付けに落ち着いてまあまあ値引きさせつつ円満に取引を完了する。
賃貸も同じだあな。
そこそこ近所と同じ家賃になって埋まるってのがフツーのケースだ。
建てちまった農家のジジイだってわかってんだ。自分の地方が衰退してるなんてのは。
電気もある、ガスもある、車もそこそこ走ってる。仕事は1人に1つねえ。
こりゃまあ宿命だ。
じゃあなにが判り難いかって言うとだ。
塩漬けだ。
バブルは土地が高かった。あの頃の値段を覚えてると、まー手放さねえな。
すると値段は下がらんな。
しかも、前述のとおり不動産屋は別に成約しなくても困らなねえ。
どうせ人気のあるトコはちゃんと動きがあって手数料が発生するし。
よく、地価が下がれば家賃も下がるから家買っても借りてもおんなじだって話あるだろ。
あれはまあだいたいあってるけど、時差がある。
家賃ってのは、なかなか上がったり下がったりしねえんだわ。
液状化で販売価格がずどーんて下がっても、家賃はあんま下がんねえ。
販売価格相場ってのは、成約価格に左右される。基本的に過去の値段は関係ねえ。今が重要。
でもな、おんなじ間取り同じアパートで値段が極端に変わったりは、まあしねえ。
既にその家賃で借りてる奴が居るってのは結構強力な意味を持つ。
売買においては、それは絶対だ。
でもな、その話を素人はききゃしねえ。
3年前に2000万でマンションが売れたって聞きゃ、同じ値段で売りたいと思うのが人情だ。
でもな、お前のマンションより駅近に2500万の新築マンション建っただろ?だれが買うんだその中古。
かくて新しもの好きのハッピーアツアツ新婚家庭は新築を求め、微妙な中古は売れ残り、空き家が問題と相成りました。
結婚指輪を質屋で買って新婚旅行は熱海に行った家庭だけが石を投げよ。
否定はしねえよ。中古のランドセルを買う親は賢いんだろうが、子供の心にシコリは残る。
そのシコリは単なる幻想だが、幻想ってのは集団の圧力が形作る。
そして、新築住宅ってのは一定以上の需要がある。便利な土地にゃ限りがあるが、古い建物は取り壊せる。
ま、土地は減らねえな。
判りやすく言い直そうか。
昭和の半ば、日本住宅公団って皮を被った国が、地方出の労働者のために家を大量に作った。
団地妻ってのは、憧れの象徴だったんだよ。団地を買ってマイカー持ってるお父ちゃんってのは、誇りだった。
つまり、今は見る影もないあの大量の公団住宅は、その当時はまさに素晴らしい「土地」だった。
そこは(通勤は大変だが)人が住みたがる素晴らしい「土地」だった。
んじゃ、今はどうだ?
50人しか住めないマンションに100人が応募すりゃ、価格は高騰してアタリマエだ。
でも、50人も住めるマンションに30人しか応募しなけりゃ、人気のない部屋には価格は付かない。
でも、マンションの不人気部屋20のオーナーは、そんなことは判らない。
というかだ、判っても認めない、認めても言わない、言っても聞かない。
そんなところに現れる「いま空き家をリノベーションして若者向けの物件にすれ(以下略)」って業者だ。
おお、ウチの物件はそこが足りんかったのか!
いまはいいよ。
不便を楽しむみたいなモノ好き多いから。
すきま風のある和風な佇まいってのは、人気がある。蚊帳つっちゃったりな。
ただなー、これ、お大尽遊びなんだよな。
そんな世の中儲かってるデザイナーだのウェブクリエイターだのではあふれてねえよ?
どーしよーもねー土地にある空き家は、どう作り替えたってどうしよーもねー土地に立つ物件になるよ?
使い道のある「土地」に建つ「ボロ家」は、業者が狩り尽くすから存在しねえ。
使い道のない「土地」に建つ「ボロ家」は、使い道がねえ。
それは「空き家」をどう活用するかじゃねえ。「土地」をどうするかって話だ。
んでもって、人が減るってことは、「便利な土地」の基準が上がるってことだ。
今年に入ってから、
体に少しでも不調が起こると重大な疾患があるんじゃないかと不安になって、
いてもたってもいられなくなる。
夜も眠れなくなり、喉が締め付けられるように息苦しくなり、手が震えたりと、
連鎖的に体の不調が起こるような気がしてくる。
実際町医者やそれぞれの専門医(呼吸器科とか脳内科とか循環器科など)で検査を受けると異常はなくて、
その後しばらくは安心するんだが、また別の症状が出ると急激な不安に襲われる。
少し喉の痛みが長引いたりすると「甲状腺癌なんじゃないだろうか?」
→ただの喉風邪
少し左腕がだるかったら「心臓病なんじゃないだろうか?」
→実際は左肩のコリが原因
少し頻尿気味だったら「腎臓を悪くしてるんじゃないだろうか?」
少し目が充血してたら「結膜炎で失明するんじゃないだろうか?」
顔の左側が痺れてる「やっぱり脳に異常があるのでは」
→顎関節症と首こりが原因
自分でももう精神的なものと分かってるんだが、わかっていても不安になる。
「気にし過ぎだから、完璧を求めないでもっとおおらかに生きたら良い」と言われても、
おおらかに生きたところで体の不調はくるものだ。
原因はわかっている。
今年の1月に父親が突然肺の病気になり、自分も突然そうなるのではないだろうか?という不安が出てきたのだ。
常に体が万全じゃないと、
いつ倒れて取り返しがつかない事になるのか不安でしょうがない。
日々の適度な運動や瞑想、自律神経を安定させる様々な方法もするようになった
食事にも気を使うようになり、栄養学や薬膳も本格的に学び、おそらく人の10倍は健康に気を使っている。
テレビで「家庭の医学」なんかの予告CMを見ただけで不安に襲われて吐き気がする。
不安がりすぎだとはわかっていても、どうしようもない。
クリーニングに出していたり、裾が汚れていたりして
当然だ。これを新調したときは今より体重が10キロ以上軽かったのだから。
まぁ、しょうがないよなぁと、昨年はまだ余裕があったはずのぱんぱんに張った太もも当たりが
気になりつつも、靴下を履こうと近くの椅子に腰掛けたら
慌てて立って椅子を振り返るも何もない。
また座ると、音が響いた。
何だろうな……そう首を捻りつつも、嫁にいつものように
姿見の前で振り返れば、真っ二つに別れたスーツのお尻のラインから柄パンがコンニチハ。
先ほど聞いた乾いた音は、縫い糸が切れた音だったのだ。
朝は低血圧で不機嫌な嫁が久しぶりに見せた、
まだ余韻の醒めなそうな顔を思い出しつつ、
俺は痩せることを誓った。
クリーニングに出していたり、裾が汚れていたりして
当然だ。これを新調したときは今より体重が10キロ以上軽かったのだから。
まぁ、しょうがないよなぁと、昨年はまだ余裕があったはずのぱんぱんに張った太もも当たりが
気になりつつも、靴下を履こうと近くの椅子に腰掛けたら
慌てて立って椅子を振り返るも何もない。
また座ると、音が響いた。
何だろうな……そう首を捻りつつも、嫁にいつものように
姿見の前で振り返れば、真っ二つに別れたスーツのお尻のラインから柄パンがコンニチハ。
先ほど聞いた乾いた音は、縫い糸が切れた音だったのだ。
朝は低血圧で不機嫌な嫁が久しぶりに見せた、
まだ余韻の醒めなそうな顔を思い出しつつ、
俺は痩せることを誓った。
瀉血とは汚れた血液を抜くという中世では一般的な医療法であった。現代では一部の病気治療を除いて使われていない。wikipediaによると迷信にカテゴライズされてしまっているらしい。その理由は体内の毒素を排出するという事に根拠が無く、結果的にエビデンスが得られないとからだそうだ。
しかし私は別の視点から瀉血の効能を考えている。瀉血と同じように『献血』も血液を抜くと言う点では同じだ。一般的な400ml献血の場合、体重50kgの男性ならおよそ10%の血液が失われた事になる。(女性ならさらに割合が多くなる)
致死量は50%なので、健康に害はないとはいえこれはすごい量だ。500mlPETボトルに8割入った血液を床にぶちまけたらすごい光景だろう。健康に害はないとはいえ、出血している本人は気絶くらいはするかもしれない。
ここで私が言いたいのは、健康には『害』はないだろうが、『影響』はあるだろうと言う事だ。もちろん、危ないから献血などやめろと言う事ではない。むしろ逆だ。体内から10%もの血液が突然失われた。これは明らかに身体に影響がある。私は何度も献血をしているから経験的に言うが明らかに元気が減る。露骨にいえば性欲が減退する。学生時代、昼間から悶々としていて、帰ったらオナニーする気満々な時でも、献血をするとびっくりする程性欲が減退した経験が何度もあった。献血後すぐに効果が現れて、2~3日は影響があった。特に当日の夜はビデオなどを見てもガッカリするくらい反応が薄くその落差に驚いたものだ。
しかし、瀉血の効能が性欲減退だと言いたい訳ではない。ここで考えて欲しいのは、突然血液が失われ、血圧が下がり元気も性欲も減退した身体はどう反応するかと言う事だ。長い動物の歴史において、突然血液が失われると言う事はケガをした時以外に考えられない。身体は当然、ケガをした時と同じ反応をするであろう。つまり、傷口からの細菌の侵入に備え免疫機能が活性化する。傷口の補修と失われた血液の補填のために造血機能をフル稼働させる。言い換えれば、平和ボケした臓器共に敵が攻めて来るぞと活を入れ軍事教練を施し、失われた古い装備に代わりピッカピカの新造装備を大増産するのだ。つまり戦争だ!と脅すのである。それによって身体はリフレッシュされ、新しい血液の割合が増え、健康に寄与するのではないかというのが私の説である。
医者もピンキリだけど、大変な所は本当に忙しいだろうし、専門家の知識を必要なのもわかるけど。
例えば「パソコン蛾物故割れた」時、ある程度知識がある人間なら
ソフトを修正しようだとかハードウェアを交換しようとかできる。
そうでなくてもチェック項目と照らし合わせて機械的にやってもある程度は治りますよね。
医薬品メーカーが宣伝してる「次の症状があれば医者に見てもらえ」と同じですね。
人気の高い皮膚科、精神科や内科で見る風邪、ある程度慢性的な投薬の病気なんかは
3分診断で、「調子はどうですか?」「変わりありません」「じゃあいつもの薬で」「ありがとう」
が繰り返されてる率は異常。
医者に行ってもちょっと高度やら専門外の事となると、紹介状書くのでそっちに行ってねといわれるし、
医療分野に限らないけど、昔は一般人は知る由もなかったような医療情報がネットの知識(笑)、で気軽に探せるようになったので、
マニアの気質のある人間なら自分の症例に関しては詳しくなったりする訳で。
老人が高血圧とかの薬を治る見込みがないのに飲み続けているのとか、
(薬貰うためだけに通ってる事、なのか、さっさと死んだほうがいいのかはさておき)
穏やかな性格だったのが、突然怒り出すようになった。
家族の足音がうるさい、ドアを音を立ててしめた等の些細なことで激昂する。
そして、他人の悪口を決して言わない人だったのが
暇さえあれば悪口を言うようになった。
病院でも少し待たされただけで受付のお姉さんに怒鳴りつけたりする。
脳がやられているのではないか、と思い
1年前にうまく言いくるめて脳ドッグを受けさせたが異常なし。
血圧があがりすぎたらしい。
幸いにもその日のうちに帰れたが、念のためにもう一度脳ドッグを受診した。
それもやはり異常なし。
今は、家にいるときはテレビのリモコンを手放さずテレビの前から動かない。
他の家族がしゃべりだすと
「おぉーこのラーメンうまそうだなぁ」
「こんな温泉行ってみたいなぁ」
などと、大きな声で遮るようにテレビと会話をはじめる。
食事も自分の分が食べ終わると、他の人の皿に箸を突っ込むようになった。
まるで子供のようだ、と思う。
以前と違う奇怪な行動をすべてメモして、父のかかりつけの病院に相談に行った。
「私はあなたのお父さんを昔から知っているけど、あの人は昔から変わりものだった。
今の行動は、何か病気というわけではなく単に老化してきてるだけでしょう。
誰でも老化すると、その人の本質的な部分が露呈してくるものですよ」
と言っただけだった。
本当にそうなのか?と思う。
本来、「平均からどれだけ離れているかを、50を平均とした時の統計的な指標」にすぎない偏差値について、こんなにもツリーを伸びてるところを見ると、偏差値に対する誤解やイメージは相当なものなんだなあ。
両方とも「一般的には高い方が好まれる傾向にある」ことが共通しているところがポイントだろうか。
勝手に「その人物の魅力は~」云々を言う人が出てきてるし、元増田としてはしてやったりなんだろうな。
空想科学読本で、強さの単位「ジャバ」を定義し、いろんなヒーローの強さを無理やり比べたネタを思い出した。
元増田の表と同じ様な表としては、こんなのも作れる。
男の体重 | 男の血圧 | 偏差値 | 大学で言うとこの辺 |
---|---|---|---|
85.9 | 160.34 | 73.1 | 国立医学部レベル |
77.9 | 147.74 | 64.1 | MARCHレベル |
69.9 | 135.14 | 55.1 | 日東駒専レベル |
62.0 | 122.68 | 46.2 | マイナー女子大レベル |
54.0 | 110.08 | 37.2 | 名前書けば受かるレベル |
46.0 | 97.48 | 28.2 | 大学が無い |
この表からは「すらっとしたモデルはマイナーな女子大レベル以下」、「MARCH以上は高血圧注意」なんて言い方ができてしまう。
しかしこの表は統計的な意味では、元増田の表と変わりないのに、
「体重や血圧は高ければいいってもんじゃないだろ。何馬鹿なこと言ってんだ」って感じでスルーされるだろう。
作るならやはり「多いほどいいとされるもの」でやるべきだ。
例えば、年収とか、資産とか、今まで付き合った異性の数とか・・・
「攻撃衝動」をどこまで抽象化するかというのは、本能というよりも文化の問題なんじゃないかなあ。おおむね「文化的」な国家では、攻撃衝動を即物的に解放する人は少なくなるけれども、それはあくまで「文化として教育される」からであって本能が低下したり向上したりするわけではないでしょう。(たとえば「文化的でない」国の子どもを「文化的」な国に連れてきて教育すれば、同じように「文化的」に育つだろう、という意味で。)
「攻撃衝動」の出所は、基本的に「恐怖」だと思うので、日常的な恐怖にさらされれば攻撃衝動は誰だって(男だって女だって)高まると思う。その恐怖の根源が、28日周期でくる肉体的不調であったり、前立腺の肥大であったり、血圧の上昇であったり、二日酔いであったり、密すぎる人間関係であったり、劣等感であったり……は様々だとは思うけどね。
当方♂だけど、♂と♀の肉体が異なる以上、恐怖の根源の種類が違うこともあるだろう。でも、結果自体は大差ないなんてこともあったりするんじゃないかな。男の更年期なんてものがあるように。
要するに、元増田が男か女かはオレにも分からないけど、世には悪意が溢れていて、でもって悪意には性別なんてなくて、かつ、恐怖の発散の方法にはいろいろあるんだね、と。
たとえばこうして人に話してみて解消するとかね。
それが「文化」ってものの効用じゃないのかなあ、とオレは思うんだ。
んじゃね。
18歳で初めてセックスをして以来、ずっと妊娠という恐怖と快楽の間で葛藤し続けてきたように思う。
結婚したらそんな日々から開放されるかと思いきや、妊娠したいなと思って上の子を妊娠するまでの2年。上の子妊娠中の10ヶ月、下の子を作ってもいいなと思ってから出来るまでの半年、その妊娠期間10ヶ月の合わせて4年程しか開放された期間はなかった。
結婚して10年にもなるのに。本当に大好きな人と結婚したのに。
上の子を生んでからは、今出来たら捨てるかもと思う程に余裕が無く、下の子が生まれたら3人目は絶対にありえないと思う日々。
万が一3人目が生まれたら、家も車も仕事も全部変えないと生活が回らないし、子供達に満足のいく教育を与えられない。
親の財力で希望する道に進めないなどどいうことにはさせたくない。
処方まではとても簡単。血圧を計っただけ。勿論、先生と話をして、飲み方の指導なんかもあるわけだけど。
ひと月2100円で私の身体は守られることになった。
飲み忘れを心配していたが、それもスマホのアプリやらでなんとか解決している。
今はとても快適な生活。
恐怖感なく好きな人に愛されることができる。
調理時間や後片付けにかかる手間、時間は慣れと創意工夫でいくらでもコストダウンが可能。
他人から急に食事に誘われた場合、あなたの家の冷蔵庫もしくは冷凍庫に食品を入れよう。食品はそんなにすぐに腐らない。
普通、一人暮らしの部屋に置き場所に困るぐらい調理器具を買わなくても、料理はできる。あなたが家でフランス料理を作ろうとしているなら話は別だが。
コンロが1つしかないのなら電子レンジやオーブントースターを使えばいい。コンロを使わなくてい料理のレパートリーを増やすのは基本だ。
匂いは換気扇をつけることと部屋の窓を開けることによって解決する。
慣れたらレシピなど見なくても一人分の量を手早く作ることは可能になる。
安く抑えるためには「調理したもの」を冷凍するのではなく、1回分に小分けした状態のご飯や肉、切り身魚など、「原材料」を冷凍するのがいい。
外食はカロリーや脂肪分、塩分の高いものが多い。一方で、野菜が圧倒的に不足しがちだ。
メタボや高血圧、脂質異常症になって医者にかかるようになれば、結局のところ医療費が高く付く。
このように、外食やコンビニ弁当よりも自炊のほうがコスパに優れて便利なのは明らかである。
しかし、何が美味しくて何が不味いのか、金や時間や健康に対する考えは人それぞれなので
http://anond.hatelabo.jp/20130428123244
夫が3ヶ月続けてきた禁煙に失敗した。
禁煙外来に行って、一時は成功したと思ったのに、ぬか喜びだった
また彼や家の中が臭い生活に戻るのかと思うと、正直がっかりした
裏切られたなんて大袈裟だし、被害者意識が強すぎると思うけれど、
妻たる私の存在では抑止にならなかったのかと思うとくやしい
激務でのストレスがあるのだろうが、同じ環境でも吸わない人は吸わないから
吸う口実にしてるだけじゃないかとも思う
吸うと妙な咳が出るし、決して正常ともいい難い血圧にも影響が出てるのに
習慣とは恐ろしいものだね
何にも言わないでおいたら、私が諦めた=吸ってもイイになりそうだなとか
穿った考えが過ぎる自分が嫌だなー
甘えられてるというか舐められてるのかね