はてなキーワード: 健康診断とは
各国のオリンピック選手団が体の健康を優先し、選手が集まらず開催が危ぶまれる東京五輪
日本も上層部同士の分裂で組織が空中分解、日本の選手団も辞退してしまう
メンツを保つために何とか開催をしたい日本は、槐より始めよということでその辺のさえない男(主人公)に五輪に出ないかと持ち掛ける
なんと主人公を誘ったのは実は超大物で開催を強行すると言い主人公はたった一人の参加者になってしまう
開催まで1週間を切っており主人公は全競技の練習をすることになる
そこで健康診断をすると主人公は磨けば光るタイプのスポーツ万能超人であることが判明
さらに血液からはどんな新型ウィルス、菌にも効く物質が発見される
それを聞いた日本を含めた各国の選手団は予防接種を条件に参加を表明
尻に火が付いた主人公は1週間のうちに一流アスリートを超えるほどの実力を身につける
そこで美人のトレーナー、幼馴染、病気の娘などと出会ったり女子選手に助言などする
オリンピック本番では大歓声の中団体の主力として、個人として金メダルを総なめ、助言した女子選手達も健闘
・初期の段階では症状は重くないが、免疫力が下がっていたり発症者やウイルス保有者と何度も接触すると重症化しやすくなる
・重症化すると現状では基本どうしようもない
・感染そのものを防ぐのは難しいが、その確率を極力減らすには密集する状況を減らす事が重要
・ダイヤモンド・プリンセスのケースは船という密閉に近い空間で隔離しようとした事自体が間違いだった(他に方法が有ったのかは知らぬ)
※個人的な疑問
・陽性反応の有無よりも症状の方を注視すべきという指摘については、1か0かというより体内にいるウイルスの総量が重要と考えていいのか?
【2月18日 AFP】少なくとも1人の新型コロナウイルス感染が判明したクルーズ船「ウエステルダム(Westerdam)」の乗客らが、カンボジアで14日に下船を許可され自由行動を開始したことで緊張が走っている。徹底的な健康診断を受けないまま下船した乗客らが世界中へ散ってしまい、足取りを追跡できなくなる恐れが生じている。
カンボジア当局は17日午後、カンボジアから先へ移動するための旅客機を待つウエステルダムの乗客の一部に、首都プノンペンでバスツアーを提供した。貧困国のカンボジアは新型ウイルスの発生地となった中国と親密な同盟国で、毎年巨額の経済支援を受けている。カンボジアは医療体制が不十分だが、当局にとって健康リスクは二の次のようだ。https://www.afpbb.com/articles/-/3268804
最初に結論から書くと生きるのも勉強するのも仕事するのも面倒くさくなったし臓器を抜いてください。その臓器はどうしても生きたい人が使ってください。
Googleで「死にたい」と検索すると「死ぬな!生きろ!」と出てくるのはホントムカつきます。
若いからまだ希望はあるじゃん、若いっていいなぁと言われるのは聞き飽きました。
世界には紛争地帯もあり明日死ぬかわからない国だってある、それに比べて日本は恵まれているとかそういうのももういいです。
海外なんか行ったことはないけどさ、海外と日本を比べたところで自分の状況は悪いという事実には変わらないじゃんか。
なんかそういう偉そうな、上から目線なことを言う奴って今の環境に恵まれているんだって思う、そういう人はおめでとう、幸せな人生をおくれよバーカ。
社会は本当に冷たい、非正規がいなけりゃ社会は回らないってのに非正規を叩く構造はなんとかならんもんか。もし非正規がいなかったら郵便屋だって毎日来ないしコンビニも24時間は営業しない。なのに世の中そういう人たちを見下して叩きその人たちが正社員になろうとしても非正規で働いていた期間は職歴として認めない、つまり無職として見る
本当さ、世の中の正社員って自分の下の存在を作ってマウント取りたいだけなんだろうなぁ本当さ。面接官殺したいわ本当さ。
んで次はAIと来たよ、AIの台頭で俺みたいな無能はガンガンクビになり大失業時代が来るんだってさ。やってられねえよもう。
こんな俺にも時代について行けるように勉強してたけどもうなんか諦めました、なんというか例えるならしぼんだ風船みたいにやる気がなくなりました。あの集中力はどこへ行ったのか忘れちゃいましたわもう。
ここから本題になりますが俺みたいなクズ人間はもう臓器を抜いて安楽死させてください。世の中心臓病で苦しんでいるのに生きたい人ってのはいると思う。家族がいたりなにか夢があったりと。
多分臓器の状態はいいと思いますよ。健康診断も肝機能以外は大丈夫ですよ。
臓器提供してもタダで安楽死させてくれないなら100万円の僅かな貯金とともにどうですか?
私みたいな生きたくない人は生きたい人に利用されるべきですよほんと。
がむしゃらに働いた時期が過ぎ、結婚をして数年が経ち、のめり込んでいた趣味にかける時間が減り、旅行に行く回数は減った。
仕事は専門性に悩みながらも転職で給料は上がったし、幸い激しい競争に晒されていない。
健康診断で一時期内蔵関連の数値が悪化したことがあったが、生活が落ち着いたからか回復傾向。バリウムは不味いけど飲めるし異常は見つかっていない。
故郷にはいつでも帰れるけれど、帰っても特に何も無いし、天気が悪い季節に帰りたくはない。
いま住んでいる場所の気候は気に入っていて、頭痛の頻度も減った気がする。
ふーん
あいかわらずまともなエロ漫画をみたことない・読み取れてないようなことをいってるね
エロを客体化し謎めかせファンタジーとして稼ぐのがエロ漫画家 ←OK
恋愛を客体化し謎めかせファンタジーとして稼ぐのが恋愛漫画家 ←OK
それでもなぜか少年漫画さえアウトになることがあるのは手段が犯罪・暴力・強要だからだよ
そして犯罪・暴力・強要がなにかは相手の年齢によって判断されるべきだ
プロレスラーやヤクザに男が自分から肩をぶつけて威嚇しても犯罪・暴力・強要にならないのはあたりまえ
弱い女、無知な女に一方的に男が肩をぶつけて威嚇すれば犯罪・暴力・強要だ
「いいえわたしが書いたのは乳首でなくタピオカです」などという不誠実なごまかしで低年齢キャラに
裸体を強要させ全国の読者に一方的に見せびらかすことが性的搾取の一般化につながるんだよ
エロ目的やら健康診断なりSFの宇宙人の見分け方などでどうしても乳首がストーリーに必要があるならキャラが土下座してたのめよ、
譲渡主からのワクチン接種証明書の日付からひと月が経過したため、近所の病院に2回目のワクチン接種に行ってきた。
年が変わる前に一度病院に電話をし、2匹にワクチンをお願いしたい旨と健康診断をしたい旨を伝えておいた。
その際、検便をするので便を持ってきて欲しいと言われていた。
このため7時に朝食をとってもらい、おふたりがトイレに行くのを待つ。
いつもほぼ同じタイミングで順番にトイレに行くので、兄上分か弟ぎみ分か目が離せないのだ。
10時頃に無事に採取を完了、リュック型キャリーバックにごきょうだいをご案内する。
診察室に通されて順番に診察を受ける際も落ち着いたものである。
診断の結果は良好、検便の結果も問題なしのため、そのままワクチンを接種してもらう。
他の人の体験談で大あばれする様子などをよく読むので少々不安だったが、大人しく対応されている。
その後は先生から、3人で仔猫との暮らし方の簡単なレクチャーを受け診察終了。
来月の去勢手術の予約をし、初めての通院は無事終わったのであった。
お疲れさま、ごきょうだい。
きちんとした機関に連れていくっていうの
きっかけはうちの親が調子悪そうでも病院に行く気持ちがない時は行かないんだよなって思ったことなんだけど。
「連れて言って」って状態になったら私なり兄弟なりが時間の都合つけたりとかして、付き添ったりもできるし、そういう休みも取りやすい仕事してるんだけど
本人に気持ちがない時は、迎えに行ったりとか病院調べたり予約したとしても
血縁でこうなんだから、なんかもっと強制力のあるシステムはないもんか・・・。
例えば「(具合悪そうだし)インフルじゃないの?」って言ってもすぐに病院に行かずに2,3日放置してから病院に行くとか(その間仕事してるとか)
例えば「(転んで胸打ったりして)骨折してないか病院に行ったら?」って言っても行かずに数か月、ご飯食べるの痛そうにしてたり。
健康診断とか婦人科検診とか役所のお知らせとかで締切とか期限があるものにはいくんだけど、とにかく家族のいうことには全く聞く耳持ってくれない。
これが子供なら自分の方が体格いいこともあるし、捕まえて連れていくってこともできるんだけど、親って大人だし、自分も大人だけど同様の体格の人を物理的に引きずって病院に連れてはいけないよね・・・。
・心配してる
・親本人が困ったことになる
・それで死んだら私が困る
などなど、いくら言っても聞きはしない。
年々頑固で意固地になるし、どうしたもんだろうって思う。
こうして買出し組は1位の俺と弟、そして2位のウサクとなった。
「ああ、分かった」
「あ、そうだ。オイラのカードにポイント貯めてもらってもいいっスか?」
「お前が全額出すならいいぞ」
俺がそう返すと、カジマは黙ってポイントカードを財布に戻した。
道中、近年では珍しいものを見た。
酔っ払いだ。
「潰えた夢に乾杯~」
よほど美味い酒だったのか、互いに肩を組みながら、陽気に歌っている。
「飲めば思い出が蘇るが~飲みすぎたら忘れそう~」
ウサクはその様子を見ながら眉をひそめた。
酔っ払いは外出自体を取り締まられ、すぐに補導されることもあり、路上で見かけることはまずない。
販売店では、各人の飲酒量や許容量を調べる計測機器の設置義務がある。
飲酒についても免許制であり、定期的な健康診断と知識テストが必要だ。
このため酔っ払う人自体が滅多にいない。
それに義務教育の課程で耳たこレベルの啓蒙があるので、俺達の世代では飲酒そのものを避けたり、忌み嫌う人間も多いんだ。
「そういえば、また酒税が上がるんだっけ。いっそのこと禁止にすればいいのに」
「政府としては、酒は飲んでも飲まれない程度でいてほしいってことなのだろう」
「酒のせいで保険料とかに金はかけたくない、けれど酒で儲けたい。都合のいい話だな」
俺達はそんなことを話しながら、酔っ払いたちを横目に通り過ぎようとした。
その中に見知った、遠くからでも分かるほどノッポの人間が紛れ込んでいたからだ。
「え、シロクロ!?」
シロクロは弟の仲間で、色々と謎の多い人物だ。
「オレこそがオールシーズン! 雨にも風にも酒にも負けない最強の男!」
「シロクロって、酒飲める歳だったっけ」
弟たちも生まれや育ちすら知らず、訊ねても意味不明なことしか言わないらしい。
あの体格だから成人だとは思うが、仮にそうだとしても飲酒免許が取れないだろ、あいつの知能じゃ。
「……まあ、ほっとこう。七面倒くさい」
それにシロクロの場合、酒があってもなくても似たようなもんだ。
あいつの奇行は今に始まったことじゃないし、シロクロ基準でいえば正常とすら言ってもよく、一々かかずらっていては時間がいくらあっても足りない。
飲兵衛たちを一瞥し、俺達は競歩スタイルでコンビニに向かった。
(とりあえず年内中に吐き出したかったので、すべて記憶に頼って書いてる。間違いがあったらすまない。)
(ネタバレ注意。)
そもそも、ep6の続きを作るなんて、本質的に無理だと思っていた。
スター・ウォーズの世界は、その全てがルーク・スカイウォーカーを活躍させるために構築されている。
ep6でルークが「あがり」をむかえ、わだかまりが解消された以上、もう「めでたしめでたし」で終わった話なのである。その先には、もう何も残されていない。
だから、正史の続きの映画シリーズが作られると聞いたとき、大丈夫なのかと心配になった。プリクエル(前日譚)でもスピンオフでもなくep6の続きを、ドラマシリーズでもアニメでもビデオゲームでもなく実写映画でなんて、完璧にやったとしても二番煎じにしかならなそうなのに、どうすんだと。
何か勝算があるのかと思った。正史の隙間を埋める二次創作しかできない部外者と違って、公式ならばどんな飛び道具でも使える。これならいけるぞというアイデアが何かあるのかなと。
そしてep9が終わってみてわかった。結局、何もなかったのだ。
全てがルーク・スカイウォーカーを活躍させるために構築されている、というのは、たとえば血統によってジェダイになったこと。
スターウォーズの世界設定では、ジェダイは世襲ではない。ジェダイの掟は恋愛や結婚を禁じている。ep1~ep3では、たくさんのジェダイがワチャワチャ出てきたが、誰の血縁だなんて話は特になかった。作品世界の歴史においてはep4~ep6の出来事が例外的なのである。
また、親父が一代にしてレジェンドになった傑物、というのも重要だ。考えてみてほしいが、ルークの家系が代々続くジェダイの家系だった、なんて設定だったら楽しくないのだ。幼いころから厳しい修行を強いられ、偉大な先祖を比較されて品定めされ……ウンザリするだけだろう。堅苦しい伝統とは無縁でありながら、血の繋がりによってスゴい能力を授かっている、というのが心地よいのだ。
ジェダイが滅ぼされたというのも重要である。同世代のライバルと競わされ選別されることはない。「あいつがいるから、おまえいらない」と言われる心配が無い。
ルークはただジェダイなのではない。歴史的にも特別なジェダイなのである。
ジェダイだのフォースだのも、ルークの活躍を支援するために存在する。
ジェダイの思想? そんなもんクソどうでもいい。ep5で、ルークは師匠の言うことに逆らってハンを助けに行く。頭の固い年寄りの言うことを従順に聞く主人公なんて魅力的ではないのだ。ジェダイの掟なんぞは、友情を引き立てるダシにしとけばいい。(余談だが、あのあとヨーダとオビワンはわりと辛辣に「あいつはダメだ」って批判してた気がする。)
ストームトルーパーも、顔が見えないので、人を殺している感じがしない。(スターウォーズを初めて見た幼少期の私は、ロボットだと思っていた。ep4のデススター侵入でアーマーを奪って着たりとか、叫び声がドロイドとは違う感じになってるとかで、「推理」することはできたが、あまり実感はなかった。直接的な描写は避けられていたように記憶している。)
反乱軍の兵士は顔出ししていて、その死は人の死として弔われるが、帝国兵はそうではない。
ライトセイバーやビームブラスターも、鉄の刃や弾丸による戦闘と違って、血が出ない。生々しい人死にの感触はいらないのだ。
このように、ルークの活躍をストレスフリーで鑑賞するための仕掛けに満ちている。
そんな、ルーク・スカイウォーカーのための世界は、ep6の後どうなるだろう。
ジェダイは、子供たちに嫌われる習い事みたいになるだろう。健康診断で素質ありとなったら、ジェダイスクールに通わされる。遊ぶ時間も奪われる。
そんな退屈な平和。映画の観客にとっては退屈だが、そこの世界で暮らす人々にとっては尊い平和。
ep6の続きが作られることになったため、平和は訪れなかった。
観客は退屈な平和なんて見たくないのだ。
カイロ・レンが生まれたのも、観客を退屈させないためだ。レイアとハンの子供が順風満帆でジェダイになるなんて話が見たいか?
みんな大好き「血統の物語」だが、前述の通り「親はポッと出」「他と比較されない」といった要素と組み合わさった場合にだけ楽しいのだ。ep4~ep6でそれは消費されてしまったため、ep7~ep9では使えない。そのせいでベン・ソロは歪んでしまった。
ベン・ソロがダークサイドに堕ちるに足る理由なんぞ、結局、何もなかった。意外性を出すためにダークサイドにしよう、と、それだけ。
無理やり悪をやらされてる感があって気の毒なのであった。だが、そのどっちつかずな感じが「何かある」という錯覚を生み、それらしい苦悩の描写と、アダム・ドライバーの熱演もあって、妙な奥深さを感じさせていた。ep8までは。
ep9で痛感した、「やっぱり無理だったか」。
マスクの扱いが象徴的である。ダースベイダーにとって、マスクは生命維持装置でもあり、必要があってかぶっていた。カイロ・レンにとっては、マスクは特に必要ない。ダースベイダーの表層的なモノマネに過ぎない。これが、「必要ないのにマスクをつけてるワナビー(なりたがりの未熟者)である」という意味をなしていた。
ep8でスノークはこれを看破して、マスクをボロクソに貶したのだろう。マスクを捨て、カイロ・レンは悪として成長を見せた。劇場で見た当時の私は、期待を込めて「ep9では完成した悪としてついに大成するであろう。ただ、その後すぐ死んでしまうだろう」などと書いていた。
ep9でカイロ・レンは再びマスクをつけた。ep8での成長を経て一体どういう心境なのだろうかと注目していたが、特に意味はなかった。
みんなep4~ep6が楽しすぎたせいで目が眩んでるのだろうが、血統の物語のオイシイところはもう使い切っちゃったし、スターウォーズは血統の物語じゃなくてもいいんだよ。
ep8で、レイは「何者でもない」としたのは、慧眼だと思った。ep1~ep3の頃のノリに戻るだけだし。だが一部のファンには不評だったようである。ep9で台無しにされた。
ep9は、ep8の良かったところを台無しにした。
ep8は野心的だがガタついてる印象がある。ベン・ソロがダークサイドに転向したきっかけとか、ワープ特攻とか、無茶すぎる。だが、フィンとローズのバディムービーっぷりとか、カイロ・レンの成長とか、レイの出自とか、レイロ(レイ/カイロ・レンのカップリング)とかは良かった。
特にレイロ。ep9の意趣返しについては、べつに好きにやったらええよアンタの映画だし、という気分だが、レイロだけは違う。ep8は最高のバトンを渡して来たんだから、他のなにもかも台無しにしてでも、そこだけはちゃんと引き継いでほしかった。
なんであの程度でカイロ・レンからベン・ソロに戻るのかと。ep7で父殺し、ep8で師匠殺しを達成して、これは過去の正史映画で誰も成しえなかったことなのに(ep6のは、ベイダーからアナキンに戻ってるので何か違うじゃないすか)。
みんな小物だとバカにしていて、実際小物な面もあるんだけど、それでもやることやってんだなあ、というところが、見るからに威圧的で尊大なふるまい一辺倒の悪役よりも「新しい」気がして感心していたのに。
ep9で大成すると期待してたのに、なんだか小さくまとまって終わっちゃって。ああ、ワナビーのままだったな、と。
カイロ・レンが締まらなかったせいで、レイもなんだか微妙な感じになってしまった。悪い意味で揺るぎねえから、自分ダークサイドに堕ちるかもしれないッス、ってシーンでも「ふーん」って感じで。ep7,ep8のカイロ・レンの方がまだ、こいつライトサイドに戻っちゃうんじゃねえのとハラハラした。
レイはシリーズを通して成長しているが、カイロ・レンもまた成長していた。極まった二人の力がぶつかり合う瞬間を楽しみにしていた。だが、二人の対決は、なんか普通のライトセイバー戦で終わってしまった。
で、キスしちゃうのな。レイロ勢に媚びた安易な燃料投下だと感じたが、まあ、対決が不発だったうえに燃料投下も無かったらマジで残念な感じになるので、ダメージコントロールとしてアリだったのかもしれない。(少なくとも、「ローグ・ワン」やep8の無意味なキスシーンよりはマシだったし。)
レイは自分のことを「レイ・スカイウォーカー」と名乗ったが、なんだか釈然としない。
ep8の頃の「何者でもない」レイだったら、納得できたかもしれない。スカイウォーカーの魂は血縁を超えて継承されていくんだなあ的な。だが、シディアスの孫とかやっちゃったのにそれは。
かといって、レイ・パルパティーンとか名乗られても、銀河に悪名高いシスの名前だからちょっと不穏すぎる。
このシーンで私は、「ハン・ソロ」でソロのファミリーネームが成り行きで決まってしまうシーンを思い出した。だがレイ・ソロって名乗るも、やっぱり違う。
書いてて気付いたのだが、母方の姓を名乗るのが無難な気がしてきた。でもそんなん名乗っても、観客としては「何?」だろう。
まあ、ぶっちゃけスターウォーズに人間ドラマにはそれほど期待してないので、レイロが微妙でもメカの出来さえよければ満足だった。私の原体験がそれだから。スターウォーズを初めて見たのは幼少期の頃で、ストーリーとかまったくわからなかったのだが、それでもメカ活劇に夢中になった。光る剣。宇宙を疾走する戦闘機や艦船。月のように大きな要塞。
ep7で、レイがスターデストロイヤーの残骸を漁ってるシーンと、カイロ・レンが焼けただれたダース・ベイダーのマスクを拝むシーンには、制作陣の「我々はこうやって偉大なる旧作の遺産を食いつぶして細々とやっていくしかないのだ」という諦めの入ったメッセージを言葉ではなく映像で叩きつけられたような気がして、ちょっとビビった。新しいものを作るんだっていう虚勢を張るもんだと思ってたら、こんな赤裸々に弱音を吐くんだ、って。
ep7~ep9のメカを振り返ってみて、旧作から続投しているものを省けば、記憶に残ったのはbb-8とカイロレンのマスクくらいだ。
ep9は特に低調だった。なんだファイナル・オーダーって。あの世界の乗り物は、製造されてるわけじゃないですか。「ローグワン」とep4でデススターの設計者・設計図を巡るドラマがあった。「ソロ」では、製造中のスターデストロイヤーを望むシーンとか、ファルコン号を巡るドラマがあった。それが、念力を込めたら地中からボコボコ出てくるとか。ただでさえスターデストロイヤーをたくさん並べただけという芸の無さがキツいのに、もうちょっと真面目にやってほしかった。
ep1では、ep4~ep6とは明らかに違ったデザイン体系のメカがでてくる(アールヌーヴォーって言うの?)。ep2,ep3と話が進むにつれてep4の体系に近づいていくというのが、帝国の勃興とメカデザインが連動していておもしろかった。
帝国という魅力的な装置はep6で使い切っちゃったので、ep7~ep9ではなんの変化もなかった。
面白い新作メカを作る余地はあったと思う。現在、「トポロジー最適化」「ジェネレーティブデザイン」といったものが登場したので、それを取り入れるとか。
あと、バトルドロイドの可能性は掘りつくしてない気がする。ep5で少し登場しただけの賞金稼ぎドロイドには妙な存在感があった。ep1でドロイデカの登場には、なるほどこれはep4~ep6制作当時のVFX技術じゃ作れなかっただろうと興奮した。ep1より後に作られた「ローグ・ワン」のk-2soといい「ハン・ソロ」のl3-37といい、キャラが濃くて面白かった。ep7~ep9で、改めてバトルドロイドを登場させたら良かったかもしれない。
だが、「こんなのスターウォーズじゃない」と不評に終わる可能性が高いだろう。それが予想できたから、きっと冒険しなかったのだろう。