はてなキーワード: 上前とは
巷で話題となっているホワイトキャンバスですが、ほんの少しの間ですがバイトをしていて、その後も1サークルとして遠くからウォッチはしていたのでちょっと書きます。
色々と調べていたらこの件についてまとめて投稿している捨て垢があって、ここまで書けるのはあの人くらいしかいないのではないかと勘ぐるところもとあるのですが大体書かれている通りだと思います。
https://twitter.com/08yYCC4DHPbhTsZ
もう10年以上前になりますが、東方でいうと永新参とか最萌新参という言葉が生まれ、東方が爆発的なブームになりだした頃、同人は委託などのシステムもまだまだ発展途上の段階にありました。まだTwitterもなくサークルの広報手段も限られ、ニコニコ動画もスタートを切った頃の話です(余談ですが、後年ニコニコ動画から一気に人が流入した時期が東方としても最盛期だったと認識しています)。そこで、小規模な会社ながらも委託者に親身になってやりとりをしていたのが前取締役の時代です。メロン虎などの大手では委託できなかったサークルさんの受け口として機能していたのもこの頃からです。
しかし、半ば追い出される形で取締役が変わってから会社は一変しました。特に報道では経営者となっているMさんですが、あの人は同人も客も金のなる樹のようにしか考えていませんでした。重役は原作をプレイしたことも無く、原作に対するリスペクトは皆無なように思えました。当時は大空魔術Lunaクリアとか、実は東方ってやったことないんですよね(笑)とか、CD帯裏でもうやらないと書いてあったとかでかなり燃えましたが、ホワキャン重役の原作軽視に比べればまだ可愛い方です。明らかな同人ゴロは即売会の規模に比例して増えていったように思えますが、そんな言葉では形容しがたい、何かでした。ただ、一部の末端の人、具体的には店舗で直接接する人や、通販、仕入れ担当者はファンのために少しでも頑張ろうとしていたように思えます。もちろん、待遇は良くありませんでしたが。
しかし、東方が社会的なブームとなり即売会の規模も瞬く間に拡大することで卸すサークルも商品を買う客も増える一方であり、委託品の扱いがどんなに杜撰だろうが、支払い周りに問題を抱えがちであろうが、商売には全く困らず、濡れ手で粟の状態だったのです。当時の倉庫兼通販の窓口だった新越谷の建物も、増築に次ぐ増築を繰り返しました(建設会社とも後にトラブルになりました)。今では縮小していますが、秋葉原のビルも複数階を借りていました。1度秋葉原ドリームとして取材を受けていましたが、そのときに発した「倍々ゲーム」という言葉は今でも覚えています。その一方で、社員もアルバイトも持って数年、早ければ1年以内とまっとうな会社ではあり得ない程入れ替わりが激しい会社でした。イベントの度に担当が変わるのはサークルの方にもかなり迷惑をかけたと思います。なお、退社理由のほとんどは喧嘩別れでした。特に店長などそこそこの責任者についていた人についていた数人については店舗のバックヤードに名前が記載されており、来店したときは通報するように、と警察のお世話になった今ではお笑い草となることもありました。
話題となっているグッズの中国での製造ルートを確定させ、本来であれば自社製品のものをカバーサークルを経由して展開しはじめたのもこの頃です。しかし、そのような経営が延々と続くはずもなく、神主との確執が露呈してからの凋落は周知の通りです。東方原作が卸してもらえず、ごく少部数をあきばお~経由で仕入れ、取り扱っている体を保っていたのは哀れとしかいいようがありませんでした。卸していないはずの即売会カタログを売っていたのも似たような経緯です。
結果として、あの騒動から今回の摘発までは7年以上の歳月がかかりました。これは裏事情を知らないが故に商品を買ってしまい、結果として買い支えることになってしまった人たちの存在が大きいと考えています。しかし、これはリテラシーの低さというよりも、そのような文化が浸透しすぎたことにより古くから同人界隈を知っていて色々と発信している人たちと、古くはニコニコ、少し後になっての音ゲーや各種コラボ、さらにはTwitterなどから興味を持ったライト層が交わらなくなったことが原因と考えています。このような背景の中、同人と商業のグレーゾーンを限りなく黒い方向で攻めていたのがホワイトキャンバスです。完全に広まっているとは言い難い似たような例としてはゲームセンターのUFOキャッチャーにおけるコピーグッズなどがあります。
繰り返し言われていることですが、元来同人と商業の間には売る方にも買う方にも暗黙の了解があり、多少おかしな人がときたま出るとは言え、自制や若干の自浄作用がありました。しかし、同人の販路も完全に確定し即売会に行かずとも通販で大抵のものは揃い、さらには製本もせず最初からデジタル販売での同人なども増えてきた今日において、同人と商業の関係を改めて考え直す時期が訪れたのかもしれません。今回の摘発はその契機となるのではないかと考えつつ、しこりとして色々残っていたことをここで全て吐き出した上で次に進みたいと思います。ご拝読ありがとうございました。
追記:
本来卸されていないものを取り扱う方法は、関係者が個人的な客として少部数買って集めるというやり方をしていました。組織的に別会社から回してもらったということではないため、ご迷惑がかからないように補足しておきます。もちろん利益は0ですが、そこまでしてでも体面は保ちたかったのでしょう。
本件を喜んでいる人の中にもカバーサークル的な回避方法を取っている方が散見されるので、中々複雑な気分です。イベント主催側で弾ければいいのですが、元々即売会は性善説に基づいたシステムで出来上がってきたという背景がある以上、担当者を挿げ替えてブラックリスト入りの人は表に出てこないなど、ちょっとした工夫を凝らせば企業がその実態を隠すのは容易であるため、主催者側で弾くというのは現実的には不可能です。まさに同人界隈の闇の一つといったところで、ホワキャンは特に商標絡みでラインを思いっきり踏み越えたためお縄となったわけですが、これを機に検挙されるということも増えるのではないかと思っています。権利保持者が黙認しているところに許諾について凸する人がいて、内心はともあれダメと言わざるを得なくその同人界隈が丸ごと潰れるということもありますが、著作権、商標権、販売元などについてある程度の理解と自制が万人に浸透しないと第二第三のホワキャンのような企業が蔓延るということになるのでしょう(すでに多数存在しますが)。そうは言えども、目の前にある商品がどうやって作られたかとか、公式の会社はどこであるとか、そのようなことを知っているのはごく一部であり、さらに調べるのにもかなりの労力を要するので、今後もこのようなやり口が消えることはないと思います。せめて近しい友人などには啓蒙して頂きたいものです。
秋葉原そのものについての懐古は anond:20190201143035 に分けました。
東方の権利に関する問題があった2011年以降か以前か、その中でも割とまともだった2009年前後か、トップが変わる前のいずれの時期からご存じかでかなり反応が違うなと感じています。
当時お世話になっていた(むしろご迷惑をかけていた)方々の発言がちらほら見られたので最後に補足しておきます。在庫返品の際にかなりもめたのは、ホワキャン側が送料をサークル側に押しつけたことと、売り上げ数と残数が全く合わないことが主な原因でした。ただし、前者については例えば虎でも今は500円を取っていますので、一概に問題とは言えないと思います。しかし、色々杜撰だったことによる相乗効果はあったのではないでしょうか。後者については色々な要因があり、例えば1)当時は明確な委託期間を定めていなかったので、完全に埋もれることで売れる見込みが全く無かった委託物も延々と保管しつづけ、結果として紛失や破損が起きやすくなった、2)繁忙期に経営者が連れてくる臨時アルバイトの学生さんは全く作品に対するリスペクトがなく、誤送や破損が頻繁に起きていた、3)店舗における万引きなどが挙げられます。結果として、全数返品したはずなのになぜか倉庫にまだある、といった事象も起きていました。2009年前後はグッズの委託先としておそらく一番のシェアを誇っていましたが、同人誌やCDよりはるかに保管空間を使うグッズによる倉庫の圧迫も遠因としてあるかもしれません。
大手であるメロンや虎との違いは、もちろん規模の違いもありますが、スタッフの人数差です。ホワキャンはどんなに規模が拡大しても極々少人数であらゆる仕事を回すという方式で、終電まで勤務ということもざらにありました。その結果ミスも増え、サークルさんへのサポートも薄くなってしまったのだと思います。人が多ければ、許諾ややりとり周りはもう少しましになったのかもしれません。もちろん虎からzinが分離したり、アニメイトが東方のアニメ関係で若干揉めたりといったこともあったように、多かれ少なかれトップの思惑に振り回されるという業界ではあるのかなと考えています。何はともあれ片棒を担いでしまった身としては大変申し訳なく思うと共に、他の企業が同様の道を歩まないことを強く願います。
もしちょっとでもFGOが気になるというなら、今始めるべきだ。
もしちょっとでも友人にFGOを布教したいというなら、今布教するべきだ。
昨年末、「FGO二部の完結=FGOそのものの完結」であることがゲームニュースサイトのインタビューで明かされた。おそらく今年中か来年初めまでには完結してしまうだろう。シナリオの更新が終わったら、サービスもそのうち終わるだろう。オフラインで遊べる永久保存版として配信を続行したりするかはわからないが、後述の理由から、このゲームはできるだけ早く始めるべきなのだ。
これは直接的な布教のための記事じゃない。シナリオの魅力とか、キャラの魅力の話は、もっと話が上手な人に聞いてくれ。とにかく、すこしでも気になっているなら、今のうちに始めてほしいというだけの話である。
FGOの魅力の一つが、「ライブ感」だ。FGOを楽しむには、複数のプレイヤー間で同じ体験を共有するのが重要なのである。
せっかくだし、もう始めている人と一緒に二部完結の瞬間をリアタイで盛り上がるなら、今から本編を進めないとまずい。
強化に必要な素材はとにかく入手しにくいので、強化には素材が簡単に手に入り、強力な☆4鯖が配布で手に入ったりするイベントを進めるのが定石。
しかし最近はハードルの高いイベントばかりなので、本編を進めておかないと戦力拡充もままならない。
戦力が強化できないと、本編も進まない。
しかし、今やってるプリヤイベは、参加ハードルが低く、イベントのシステムもシンプル。2年以上前に開催されたイベントの復刻版なので、攻略情報も充実している。
このタイミングが、新規が始めて最新シナリオに追いつくラストチャンスかもしれないと思う。
「二部完結に間に合わせる」のを目標にすることを見据えて今後のイベントの予定をざっくり考えてみると、ざっとこんな感じである。
・2月:バレンタイン2019(例年冬木クリアが参加条件だが、配布鯖は無し。推し鯖がいるとモチベーションが上がるので、バレンタインより前に始めて本編シナリオをある程度読み進め、推し鯖を見つけておきたい)
・5月上旬(GW):新規コラボイベント?(Apoイベはオルレアンクリアが条件だったが、またハードルが高くなるともわからない。例年配布鯖ももらえるので、ここまでにはある程度進めておきたい)
・7月:サバフェス(配布は水着ジャンヌオルタ。ハードルも低い。しかしシステムがかなりややこしいし、ここで始めたところで二部完結に間に合うかどうか)
・8月:新規夏イベ(配布鯖はいるはず。例年水着イベはガチャ的にもかき入れ時なので、イベントのハードルも低い。しかしここで始めたところで二部完結に間に合うのか…?)
・9月上旬:CCCイベ復刻?(終局クリア。アヴェンジャーに対抗できる手段であるムーンキャンサー・BBちゃんはここでぜひ加入させたい。「二部完結に間に合わせる」という目標を考えるとここで始めるのは手遅れ。)
・9月下旬:BOXガチャイベント(例年参加ハードルは低いが、この時点である程度戦力が欲しい。配布鯖も無いしここで始めるというのは微妙な気がする。また急にハードルぶちあげてくるともわからないし、そもそも最初に掲げた「二部完結に間に合わせる」という目標を考えるとここで始めても手遅れ)
・10月上旬:ONILAND(ゲッデルデメルングクリアが条件。むろんここで始めたんじゃ明らかに遅い)
・12月上旬:クリスマス2019(アナスタシアクリアが条件。BOXガチャだしこの時点で戦力は十分に欲しい。ここで始めるのは明らかに手遅れ。)
ごちゃごちゃ書いたが、要は「今以降に始めるのは遅い!なるべく早く始めるべきだ」ということである。
当然、イベントの合間には本編もどんどん進んでいくし、一緒に盛り上がる機会を増やすためにもなるべく早く始めたい。
今やってるプリヤイベは、攻撃力を乗算で増やせる特攻配布礼装を使えば、たいしてレベルをあげなくても何とかなる。
しかも、配布のアーチャーであるクロエがもらえる。NP獲得スキルに宝具火力アップにつながるスキルに回避スキルまでついているのだ。すさまじい難易度で悪名高い6章のガウェイン対策にちょうどいい。
宝具Lv1だけでいいなら、今すぐ始めても丸1~2日あればゲットできる。しかもクロエはイベント期間限定で取得経験値2倍だから、交換種火を全部使わなくてもすぐLv80までもっていける。残りは元からいる自前鯖に与えればさらなる自軍強化につながる。
しかし、今回のプリヤイベはストーリーの好みが分かれるのだけが欠点だ。私はロリコンではないので今回のプリヤイベの雰囲気はちょっと苦手。
それを除けば、とにかく今回のイベントはおいしい。
FGOを始めて最新シナリオに追いつくつもりなら、今がラストチャンスだということだ。まあぶっちゃけFGOはいろいろとめんどくさいゲームだし、私自身は積極的にFGOを布教しようとは思わない。とにかくいえることは、「気になってるなら、早く始めるべきだ」ということだ。
https://courrier.jp/news/archives/150572/
何も言ってなくない?
何か奇抜なこと言ってる?面白いこと言ってる?
自分はそもそも演説で感動させる奴ってキング牧師であろうとヒゲ伍長であろうと全部嫌いなんだけど、
それでもこれはないw
正義は、母たち、父たち、すべての両親が子供たちと一緒にちゃんと時間を過ごせること。
こんな凡庸陳腐な文句を「キング牧師ばり」と言っちゃうのはさすがにキング牧師への冒涜では?
I Have a Dreamを読んでこいよ。
https://americancenterjapan.com/aboutusa/translations/2368/
全然違うだろ。
違うのはわかるよな?
わからない奴はもうここで閉じていいぞ。お前はそれでいいや。
演説で政局動かすマンが嫌いな自分でもI Have a Dream自体は認めざるを得ない。
このキング牧師のI Have a Dreamと、この女下院議員の子供の作文みたいなものを、並べますか?
はてなは国語的素養の低いポンチプログラマーしかいないから味噌と糞の区別もつかないのだろうか。
そして本当に不思議なんだけど、
感動的な演説できる政治家が有能な政治家だとか誠実な政治家だなんてどうして考えられるの?頭悪すぎじゃない?
(そして何度でも言うけどこの最年少女性下院議員の演説は感動的ですらないただのガーベッジですよ?)
更に不可解さを増すのが、あんたら自身にその方向の能力が全然ないってこと。
それどころか何がよい演説で何が出来の悪い演説なのかを自己判断する脳みそすらない。
クーリエジャポンが「キング牧師ばり」「最年少」「女性」って言いながら紹介しただけで
こんなどうしょもない、見るべきところが何もない、内容空疎なゴミを評価しちゃうんだもん。
自分達が全然不得意で良し悪しの判別すらつかないジャンルに大事なもの賭けすぎじゃない?
なんでそんなこと出来るのかというと
・そもそもその先がどうなるかよく考えてない
フラットに考えてみなよ。
もしくは、これまでの社会制度の改善には本当に感動が必要だった?
なんで感動の効果を計測もせずに信じてるのかわからない。バカなんじゃないの?
危険な作用についてもあわせて考えたことがないよね?やっぱりバカなんじゃないの?
君達は君達の嫌いな政党に演説上手な若手が出現して急激に台頭したらどんな反応になる?
「衆愚」「危険なポピュリズム」「中身のない巧言令色」って言うんじゃないの?
それと同じことをどうしてやる?
(そしてしつこいようだけど冒頭の女性下院議員は演説すら上手くありません
あれをいい演説とか言うのはひいきの引き倒しで、そういう身内だけで通じるオナニーばっかしてるから勝負に弱くなるんだよ。
キング牧師やヒットラーは元々の支持者じゃない人間の心まで掴んで扇動するパワーがあったから歴史に名を残したんじゃないのか)
2019年に「正義」という言葉を振り回せるのは傲慢かバカかその両方だと判じられて仕方ありません。
「自明の正義」とかバカなこと言い出すのってなんとなく保守のイメージがあったんだけど
最近はなんかリベラルサイドが正義正義って言って、突っ込まれると不満そうな顔してるのをよく見かける。
キング牧師がI Have a Dreamで正義に訴えたのは50年以上前よ。
あの頃はもっと社会は素朴で、アメリカは正義の国だと疑うアメリカ国民はいなかったし、正義という言葉は陳腐化していなかった。
(それ以外にもキング牧師の「正義」の使い方には工夫と言葉への鋭さがあるんだけどそれはここで国語の成績低い奴等に説明してもしょうがないから省略)
十分に分断されきった国でだらだらっと「正義」を言い出して誰の心が動きますか。どうユナイテッド出来ますか。
遠い日本の反応ですら分断的でしょう。
それにしたって、返す返すも、あの女性下院議員の演説はゴミだけどな。
私には夢がある。それは、いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、かつての奴隷の息子たちとかつての奴隷所有者の息子たちが、兄弟として同じテーブルにつくという夢である。
この1文にすら負けてるでしょう。
彼女の演説全文聞いてもキング牧師のこの1文の100分の1も胸に迫らないでしょう。
内容自体もくだらないからだけど、そもそも国語的な能力が全然違うんだよ。
キング牧師の演説が喚起するようなイマジネーションがどこにある?
キング牧師の演説は雄大なイメージがありありと目に浮かぶだろうが(だからやべーんだけど)。
寝言は寝て言えよ。
今の目立つネトウヨって、中国は嫌いだけど、中国的な全体主義には共感を覚えてるところあるんじゃないでしょうか
今日のニュースで中国民主化運動の小説家が中国で消息不明になったそうです。その人はオーストラリアとの二重国籍なんですって
ネトウヨたちのヤフコメでの意見は「二重国籍なら逮捕されても仕方ない」みたいな意見に賛同たくさんついてました
彼らは蓮舫の二重国籍に憤ってた人たちで排外主義者なのでしょう。
彼らが理想とするのはある意味中国政府と似ているのかもしれません。
ソ連とナチス・ドイツが戦ったように、似ているけれど嫌うようなものかもしれません。
それと健康
それ以外は必要ない
周りからどう思われてもいいし、
国なんて滅びたっていい
10年前は気付けなかった
真理だった
あの時、おれはそれに気付けず、世間体を気にしていた
日本に日本人として生まれ、日本という国も、あったほうがいい、と思っていた
金と健康だけを追い求め、自分(と自分を愛してくれる人)だけが幸せになる事を考えるべきだった
人間は当たり前の事に気付けない
バカな生き物だった
anond:20190122112739の続きです。
曖昧な記憶ですが、多分これを私が書いた場所は今はもうない人生相談サイト「悠々生活館」なのではないでしょうか。
書いた時期はサイトがあったころなので多分10年以上前、15年くらい前です。2000年代前半から中ごろだと思います。
もうアーカイブもないしgoogleでも跡形すらないサイトなのに、どこからアーカイブを取り出したのかむしろこれをサルベージしてきた元増田がある意味すごいと思う。
びっくりしました。違ってたらごめんなさい。
少し特殊な大学だったので男女で物事を分けて見る人が少なかったし
女だから、男だから、という観点で物を語る人も見たことがなかった。
バイト先は一般大の子たちばかりで、女の子なんだからダンボール持たなくていいよ!とかよく言われていた。
優しいのは分かるが、方向性が少しズレているなと思った。
別にそこまで重くないダンボールくらい持てるしなんでそんなに弱い者扱いされるのかよく分からなかった。下に見られてるみたいで腹が立つこともあった。
結局、外の人たちは男女という立場を気にしすぎているのだと思った。
気にしない人たちの方がずっと楽。
女扱いされたくなかった。
年上の人・社会人の人が食事を奢ってくれるのはありがたいと思っていたけど、それは年齢差や身分差の問題。
同じ年で同じバイト仲間の男が奢るとか言い出した時は普通に断った。
何に毒されているのだろうと思った。
私が学生だったのはもう数年以上前なので、今の学生は価値観だいぶ変わってると思うけど。さすがに。
男らしくなきゃモテないとか、女性には奢らなきゃギャーギャー言われるとか、みんなすごい世界線で生きてるのだなぁと思ってぼんやり眺める。
ついこの間、レクサスを買った。
レクサスと言えば高級車であり、高額車でもある。
自分が買った車も総額で600万円を超えた。
自分の中ではとても誇らしいし、納得しているし、満足もしているし、もう人生思い残すことはないなと思ってる。
人によっては「たかだか車で」とか「誰でも買える」と言う人もいるだろう。
色々な人がいるので、それに対して批判はしないし、そういう考え方や視点、世界観もあるなと思う。
ただ自分が知っている世界、見てきた世界では「誰でも買えない」し、「たかだかの範囲にはおさまらない車」だと思ってる。
もう20年以上前になるが、親が離婚してから一気に生活が変わってしまった。
平たくいえば、そこそこの中流家庭だったのに、一気に貧困家庭になってしまった。
さすがにホームレスとかはないけど電気、ガス、水道も止まることがあったし、生活保護を申請しようかという話もあったりした。
今でこそ日常的にニュースとかでも見るけど、インターネットもなかった当時は生活保護=落ちるところまで落ちたかと子供心に思うところがあった。(結局申請はしてないんだけど)
それからというもの、お金に厳しい生活は変わらず、大学入学で上京は果たせたけど、3ヶ月で退学前提の休学をせざるを得なくなってしまった。
大人になってからも、子供時代にそういう生活だったせいか、お金の使い方・お金の貯め方が身についておらず、散財ばかりを繰り返してしまった。
今ではそんなことはないんだけど、やはり子供の時の生活環境が一変する出来事が原因だろうとは思ってる、破滅的というか。
なぜレクサスなのか、個人的には"高級車"であればベンツでもBMWでもこだわりはなかった。
親が離婚する前、父親が乗っていたBMWを自分もとても気に入っていて、没落してからも「いつかは親を超えたい」とか「いつかは高級車を」ってずっと思ってた。
とはいえもういい大人になったので、リセールだとか車以外のお金だとか、ディーラーの対応がとか色々考慮してレクサスを買った。
上の方にも書いたけど、大学も行けなかったし破滅的な生活をしていたので、家を買うとか高級車を買うとかとても考えられなかった。
そして"高級車"も購入した。
自分の人生を完成させるには、家と高級車を買って所持することがとても大事だったし、無理だろうと思っていたけど叶えたかった。
昔親が離婚して落ちぶれてしまった時に非常に悔しい思いをしたから、その時の自分に復讐をするためにどうしても必要だった。
なぜ「復讐」という言葉が出てくるのか分からないんだけど、なぜかその言葉が出てくる。
裕福な生活からみじめな生活になってしまったので、裕福な生活を羨んでいるから「復讐」という言葉が出てくるのかもしれない。
わからない。
まだ30代半ばで子供もいるけど、正直もうあまり思い残すことはない。
そうはいっても、多分死ぬことになったらきっと後悔はするんだろうけど。。
とても満足してる。