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はてなキーワード: ループものとは

2022-02-14

anond:20220214120911

俺も思いつかないな。1章=1ループが大体同じ長さでコンスタントに続くのは…

強いて言うならプリキュアがちかいか? しかキャラクター共通してないとループものとは言えないか

2022-01-04

年末年始ループもの

ってある?1月3日の夜に寝て起きたら去年の12月29日っていうのが繰り返される、みたいな。

2021-10-03

2000年代前半のラノベ実家で見つけたかコメントする

今年で33歳。実家の片付けをしてたら中高生くらいの頃読んでたラノベを見つけたのでもの凄く浅いコメントをする。

(改行の仕方がわからない)

毎週本屋でわくわくしながら新しいラノベを探して、ブックカバーつけてこそこそ読んでた良い思い出。

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イリヤの空、UFOの夏

一番よく覚えてる作品。中高時代バイブルと言っても過言ではない。

鉄人定食カップ麺のシーン等、食べ物にまつわる話が印象的。

自分青春イリヤもいなければ水前寺もいない(当たり前か)陰鬱とした生活だったけど、

それでも「こんなぶっとんだ生活がどこかにあるんじゃないか」と思わせてくれるような作品だった。

今でも名前を聞くだけで、子供の頃の夏休みの終わりのような切なさを思い出させてくれる。

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ミナミノミナミノ

イリヤの人の続編。結局1巻以降続編が出なかった。

本当にやきもきさせられた。

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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

この作者病んでるなあと思った。数年後に直木賞を受賞した。

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さよならアーカイブ

このラインナップの中では比較無名なんじゃないかと思う。ジュブナイルループもの

図書館司書」というワードフェチズムを感じるようになったのはこの作品のせいかもしれない。

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■12月のベロニカ

よくできた作品だなあという思い出が強い。

なんとなくキャラのネーミングセンステイルズっぽいが、

西洋騎士的な戦闘描写リアルだった記憶がある。

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黒鉄コミュニケーション

秋山氏の作品ポストアポカリプスもの

自分が後に成人してFALLOUTシリーズにどはまりするのは

この作品の影響があったのではないかと睨んでいる。

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■EME

個人的に一押しの作品

うまいこと深夜アニメ化すれば売れたんじゃないかなーといまだに思う。

都市伝説×能力ものクライムアクション(?)

キャラ個性が立ってるなあと思ってた。

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電波的な彼女

個人的に一押しの作品其の二。

去年から年明けにかけてウルトラジャンプ漫画連載されてて驚いた。

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伝説の勇者の伝説

けっこう好きだった気がするんだけど内容をよく覚えてない。

アニメ化してたことも知らなかった。

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撲殺天使ドクロちゃん

何故とってあったんだろう。

「こういう作品もありなんだ!」と衝撃を受けた作品

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ALL YOU NEED IS KILL

トム・クルーズ主演で映画化するとは当時夢にも思わなかったけど、

それでも「これはすげぇ!」と唸った作品

2021-09-12

ローグライク物語、ってないものかねえ。

ループものとはちょっと違ってて

同一の物語世界スタートするんだけど

常に構造は違っている

というような感じ。

ローグライクってのはローグというゲーム元祖ゲームシステムのことで

風来のシレンとかが有名。

ダンジョンに潜るたびにダンジョン構造が変わっていて何度でも楽しめる。

最近ではシューティングゲームなんかでも採用されてたりする。

そういうローグライク物語って

どういう仕組になるんだろうか?

そしてそいうのはすでに存在してるのだろうか?

2021-06-24

anond:20210624110008

「死なない事には盛り上がらない」つながりで推理物、という意味じゃね。

まあループものミステリなんか腐るほどあるので車輪の再発明なんだけど。

ループものはまだまだ行ける

数多くのループ物がヒットし、そろそろ使い尽くされた感があったが、ループヤンキージャンルを合体させる事で目新しさを出してヒットした東京リベンジャーズを見て思った。

ループは人が死なない事には盛り上がらないから、次は死なない事には盛り上がらい仲間の推理物とループ合体とかどうだろう。

2021-05-29

Olympic Games

ミニゲーム

五輪開催を阻止するため諜報活動によりアルマゲドンを引き起こす

五輪開催を阻止するため未来から送り込まれシュワちゃんからバッハを守る

・何度やっても五輪が開催されてしまループもの

2021-04-23

小さい頃に見た映画タイトルが思い出せない

しかこんな内容だと思ったんだけど、調べようにもタイトルがわからない。

邦題カタカナだった気がする。

ブコメトラバへ返答

ジュマンジ:違う、ボードゲームは出てこない

ゼルダスカイウォードソード:すまん、やってないんだ。

ツイン・ピークス ローラパーマー最期の7日間:違う。デヴィッドボウイが出てるから観たいけど完全にチャンスをなくしてるタイトルやね

バック・トゥ・ザ・フューチャー:違う、落雷のパワーは借りない。

グーニーズ主人公チームはおっさんばかりだったので違う。

エクスプローラーズ:これは覚えてないけど観たね。主人公チームはおっさんばかりだったので違う。

バンデットQ:これは観た覚えがないけど違うと思う、気になるのであとでチェックするね!

ロマンシング・ストーン 秘宝の谷:違う。これも観た覚えてる。当時の母親世代にオオウケしそうだなこれとか思って観てた。

モンタナ・ジョーンズやな:アニメやんけ!!!

キングソロモンの秘宝:違う。これは繰り返し観て覚えてる。クォーターメインかっこいいよね。シャロンストーン美少女なのもいい。

ラビリンス/魔王迷宮:違う。ブルーレイDVDも持っとるわ!

ネバエンディングストーリー:(重たい声で)アトレイユ…それは違うぞ……

スタートレック艦長、そのブコメ論理的ではありませんな

涼宮ハルヒの消失:7~80年代アニメ化されてねェだろうがァーーーーーーッ!!!

7人のおたく:あれたまに見たくなるよねっていちいち書いちゃあいねェが邦画でもなきゃアニメでもねェーーーーーッ!!

不思議惑星キン・ザ・ザYoutube予告編見たけど雰囲気はすごい似てる!でも確証が持てないので本編どうにか見てみる!

スターゲイト:そこまで新しくないなあ…調べたら派生作品すごいあって再燃して鎮火したぞ!

一条さゆり 濡れた欲情:えっこれループものなんですか?

BONNIE PINKA Perfect Sky:なんか残念なPVだなあ、カメラワークかいきなりフレーム落ちるとかって関係ねェーーーーッ!

浦島太郎:俺もこの増田に書いてから思ったんだけどループものっていうか浦島太郎だよなって、浦島太郎っぽいジャンルトップをねらえ!とか)はジャンルあんのかねえ?

夢もしくは脳内キメラ:なんかそんな気がしてきたファンタズム2とキングソロモンあたりが何かと混ざってるのかなと。

テリー・ギリアムバロン:あれ面白かったねえ。最も損失を出した映画ってほんとかよって思う。

知ってる役者出てないんかな?:残念ながら全然覚えてない。

ヘルレイザー友達とハマって何度も観てたのでそれはない。

時の支配者:これ全然知らないぞ…、でもアニメではなかったはず。

ダーククリスタルジムヘンソンのマペットもの結構好きなジャンルでこれは違うと断言できる。つうかファンタジーではないのよ。

キャプテン・スーパーマーケット死霊のはらわたシリーズは大好きで何度も観てるので違う。Ash vs Evildeadの次のシーズンはよ。

ファイナルカウントダウン:ぜってえ違うわw

トゥームレイダー:うん新しすぎるね。

anond:20210423110102

ある程度の期間が決まっていてそこを何度も繰り返すのがループものなんで

自由自在に「トラベル」するのとはそら違うでしょ。

2021-04-22

anond:20210422145545

あれループものなの?

ただの不死なのかと思ってたわ。

anond:20110422153045

ループが売りで企画会議通るのならだれもかれもループものにするわな

どういうループか、主人公または世界にとってどういう必然性があってのループなのか、が問題なのだ

トルネコだってそうだろ

anond:20110422153045

今やってる、パームスプリングスという映画ループものなんよ。

https://palm-springs-movie.com/

こういう映画世界ウケるということは、まだまだタイムループものにはエンターテインメント余地が残ってると

皆かんがえて企画してると思うよ。

2021-04-19

anond:20200419232637

明確な生物としての敵という形ではないことが多いけど

ループものの類いはそういうことじゃないの

2021-03-15

シン・エヴァンゲリオンみた

かに喋ることもないのでメモがてら残しておく。

他の人の感想読んだりもした。

  

大前提として。

エヴァは旧アニメの頃から庵野私小説で、大作だ。

まり私小説という言葉はここではしっくり来ないけど。

  

作家性が出るのはアニメだけじゃなく、絵画音楽小説家具、庭、すべての創作物に当てはまることを声を大にして言っておきたい。

エヴァシリーズでこれほど考察感想に「庵野」という男が出てくるのはその作家性の強さがとても強いからだ。彼が手掛けてきた作品の中でも、エヴァシリーズはより強く反映された作品からだ。

作家性の強さは作品作りの良し悪しには特に影響を受けず、受け取り側の好みの問題であることを前提としたい。

  

  

  

  

・冒頭の「これまでのエヴァンゲリオン」良かった。欲しいシーン全部乗ってた。

・トウジは死んだと思い込んでたので出てきた時びっくりした。

・「委員長や。」あら^〜

・でも28歳の委員長はおまじないとか言うかな。

・稲作アヤナミかわいい。やはり時代は稲作。米は力なり。

・限られた食料、自給自足していかないといけないような村で外部から来た人達を嫌わないの凄いな。

・↑多分庵野はあまりそういう経験したことないのかも。

・↑いや、もしかしたら庵野の描く理想郷がこれなのかな。

・ヨモコさんの絵本出てきてフフフてなった。

アスカツンデレがまた見れて嬉しい。

加持リョウジ少年登場。同じ名前

ニアサー時にはミサトさんお腹の中にいた。

アヤナミが目の前で消えても一人できちんと、自分の足で立ち続けたシンジくん。

・「もう一度エヴァに乗る。」

・↑もう一度作品を作って終わらせる庵野彷彿とさせる。良い。

・「ここに居てもええんやで?」「僕は行くよ」

所謂、イマドキデザインミサトさん。(前髪が1房顔の真ん中に伸びてる)

・みんなはアクション戦闘の絵作り最悪って言ってたけどそうかな…

CGも含めて最高の手法を使ってる。良い。

・大量のインフィニティレンダリングどれくらいかかるんだろう…。圧倒的な数で不気味演出最高。

リツ子ゲンドウを撃つ。旧劇ではその逆だった。対比。

脳みそ拾っとる。撃たれても死なないのにわざわざ拾っとる…。

ゲンドウ、ネブカドネザルの鍵で人を辞めていた。

・目が無い。不気味さと何かから目を背ける(直視できない、したくないみたいなニュアンス。)デザインとしては最高の出来。ブラボー

ゲンドウはネブカドネザルの鍵でアニメ人類補完計画、旧劇の人類補完計画認知した。所謂ループもの

ゲンドウのデザインキモーイ!最高!!

シンジくん登場。エヴァに乗ります

ミドリちゃんサクラちゃんブチギレ。ミサトさん撃たれて負傷する。

・Qでの「行きなさい!シンジくん!」セリフを思い出す。

シンジくんはこれから父親と向き合うのでまだ心身共に子供大人として責任を取る姿勢ミサトさん

ゲンドウ、エヴァ(13号機)に乗れたのが嬉しすぎて量子テレポート(^ω^ ≡ ^ω^)

マリ、冬月と再開。漫画版と同じ設定でエヴァ呪縛を受けた冬月研究室の一人。

イスカリオテマリア。研究室を裏切った、クローン技術の発端者。

・初号機から綾波。14年間、シンジエヴァに乗らなくても良いようにそこにいた。

・先のシーン、アスカマリに髪を切ってもらっているシーンと対比。

・人である証拠に髪は伸びていく。綾波は髪がモサモサに。かわいい…。何故か勝手に、綾波クローンから髪は伸びないと思い込んでいた。

・突然マイナス宇宙という単語。マジ?

アスカクローンだった。迎え撃つのオリジナルアスカ。(アニメ版?)

ヴィレの槍を作るためにリツコに無茶振りをするミサトさんさら作業員無茶振りするリツコさん。怖い組織だ…。

ヴィレマイナス宇宙に突っ込ませる。ミサトさんはヘアゴムを解いて以前のヘアデザインに。

・人と目を合わせないようにかけていたゴーグルを外して、髪型を戻し、まっすぐ前を見るミサトさん原点回帰。良い。

・槍でやり合う碇親子。

モーションキャプチャ登場。初号機と13号機がヌルヌル動く。違和感あるけど人造人間なのでこんな動きしててもおかしくないよな…と思う。

ミサトさん家や学校。そして東映スタジオ

・多分東映第8ステージ

撮影スタジオを行き来するプロレス

・瓜二つのデザインである初号機と13号機。

メタ的な現実エヴァの背景を行き来しながら決着をつけようとする親子。このあたりから庵野からメッセージがより強くなる。

メタ的な現実意味でもエヴァ世界観でも、エヴァンゲリオンを終わらせようと躍起になるシンジ(庵野)。

抵抗するゲンドウ。

個人的メモ(鬱々としてる時って実は気持ちがいい。居心地が良い。)

大人になろうとするシンジを見てやり合うのをやめて対話する。

・ほぼ自問自答していく中でゲンドウはシンジに謝る。

・自らの非を認めることで初号機に取り込まれていたユイゲンドウが再開。

・乗っていた電車から降りる。庵野監督作品電車って演出的に結構特殊

・カオルくんがリアリティーで立ち直ったんだねと悟る。

個人的メモ(立ち直ったと言うのは簡単でも実際根っから立ちなおるのは結構大変。)

・旧劇のラストシーンに出てくる海辺アスカが横たわる。あの背景見たときヒュッってなった

エヴァ呪縛から開放されて28歳。ちょっと色っぽくなる。好き。めっちゃ好き。

・好きだったことを告白される。キモチワルイとか言わなくて良かった…ほんと良かった…。

・一足先に精神的に大人になっていたアスカシンジのことは好きだったけど、ムカつくし嫌いになったしキモチワルイ。その間にケンスケが良いパートナーとしてアスカを支えた。

自己愛メタファー的存在カオルくんも還る。アァーーーッ司令服似合ってる似合ってる似合ってるありがとーーーーーー!!

・初号機で槍を自身に貫く時、ユイと再開。初めてユイと目が合う。

・Qまで、シンジくんはあまり人と目を合わせなかった。Qは合わせようと思ってもみんな目を合わせてくれなかった(ミサトさんのゴーグル然り)。シンは立ち直ってから色々なものと目を合わせた。

アニメゲンドウは人と関わりたくないのでサングラスをして視線を反らしていた。シンでは現実逃避の末人間を辞めてしまったので目がなくなっていた。マジで最高のデザイン

エヴァ過去のものになった訳ではなく、イマジナリになったっぽい。無かったこと?

・なので海が青くなる。

・迎えに来たマリシンジと共にマイナス宇宙から帰る。アスカ海辺大人になってたけどマリはまだっぽい?

・また電車。実際、演出の話で言うと電車はすごく便利だし、思入れのある監督はとても多い。電車演出はどんな使われ方されていても私はかなり好きな演出方法だと思う。

ホームの向こう。シンジとは違う方向へ、遠くへ行くみんな。

まさか神木隆之介くんが大人シンジ。良かった。違和感ない。

・DSSチョーカーを外されて、本当にエヴァとはさようなら。DSSチョーカーは案外あっけなく外れる。

シンジの手を引くマリマリは信じの匂いをいい匂いと感じていたのでシンジとすぐ打ち解けられた。

個人的メモ(フェロモン関係する。いい匂いだと感じる人の事を好きになる。)

宇部新川駅庵野監督のお地元現実を駆けていくふたり庵野監督とヨモコ先生

  

  

思っていたよりゲンドウが喋ってくれて、ゲンドウはユイと共に居れて、シンジ現実マリと共に過ごしていく。これ以上無いくらいきれいに終わった。すごく良かった。

  

エヴァを手放して呪縛を解く庵野監督私小説

あとエヴァの完結を(心のどこかで)待っていた私達。

  

シン・エヴァンゲリオンのタイトルに反復記号がついていて庵野監督的には誰かにやってほしかったんじゃないかと笑ってはいる。

  

委員長の「さようならはまた会うためのおまじない」っていうのは個人的にあまりキャラクター的にしっくり来なくてメタ的な信用はしてない(苦笑)

  

良いなーーーーー自分の苦境をこんなクソデカ作品にできるのはすごく羨ましい。

ヨモコ先生庵野監督に付き添って尽力した結果も、それまでに培ってきた庵野監督の人望や行ないだからこそでしょ。

私はこの二人が大好きなので、見ず知らずの人が作り出した理解のある彼くんなんていい方絶対出来ない。

怒ってる。

  

  

最後に。

学生時代アニメ漫画映画などで演出を教えてくださったぬまた先生感謝します。

シン・エヴァンゲリオンを見届けることができなかった友人には今度報告しにいきます

アヤナミが稲作してるってよ!!!

2021-03-09

anond:20210309104418

ある分野で発達している題材を他の分野に持っていくといいよ。

まどマギで言えば、あれはエロゲで発達した「魔法少女もの」や「ループもの」という題材をアニメに持ってきている。

するとエロゲをやったことない人にとっては「いままでに見たことがない複雑な背景を感じる作品」に思えるわけだ。

これまでいくつもの天才や名作が少しずつ築き上げてきたものの「完成形」を

それを知らない人にいきなりぶつけるんだからそりゃあ面白いよな。

からまどマギみたいな作品を作りたいなら、増田はいろんな分野に手を出して、

その分野以外ではあまり知られていないガラパゴス的に進化した題材を自家薬籠中の物にして、

それをメジャーな分野向けに翻案するといいよ。

2021-02-01

「命乞いする悪役を見捨てたプリキュア」を無責任に絶賛する高齢キモオタ共よ

念の為断っておくが、当方自己犠牲を礼賛する立場でもなければ、悪役に対しても性善説で接しよというつもりはさらさらない。

件のプリキュアにおけるメッセージカギカッコ付きで「正しい」。

からこそ大人として世界に向き合う責任自覚放棄した歪みがあると思う。

現在ツイッタープリキュアおじさん(見る限りほぼ全員独身高齢アニオタ男性)が

以下のような大共感ツイートを涙涙で垂れ流している。

プリキュアに出てくる悪役が最後に命乞いをしたが

自分を傷つける人間のために、

どうして主人公犠牲にならなければいけない?

そんな義理責任もない!」

「もし本当に反省しているなら悪行をして笑ったりしない。

都合の良い時だけ私(主人公)を利用しないで!」

という場面カット画像と共に

よく言ったこれでこそ令和だ正解だ画期的脚本ブラボーと褒めそやすツイートである

この悪役が例えば映画版TV版のキャラ違いを往復するジャイアンの如く、何度も何度も何度も何度も利用されて裏切られるを繰り返してきたならば、確かに悲しいけど仕方ないねと腑に落ちる。

自分のみならず世界人類全体に迷惑をかけていたなら、これも仕方ないけど自分ひとりで許すのも違うからわかる。

でも文脈上はそうではないらしい。(プリキュアの敵なので世界人類の敵であることは事実だが、伝えんとする意図別にある)

命乞いから実際裏切られた、裏切られる可能性うんぬん以前に、丸1年間の放送でずっと主人公陣営を傷つけてきたボス不快感を抱く事は間違っていないと全肯定する。

そして何より自分の心を守るために「お前が不快から助けてやるもんかざまぁみろ」と堂々と拒否をする。

そういうある種の「人生n周目のループもの主人公が書き換えた正解の世界線」じみた、自分の繊細ハートが傷つく前に敵を殺れ!という心の防衛を至上とした完璧なる護身メッセージなのだ

ヒーローだけど無理して全てを愛さなくていい。弱り目を承知で悪意をぶつけてやりたい憎い奴を憎んでもいい。そうやって自分の心を大事にしようと。


これに爽快感を覚えるのは基本的自分を「つけこまれる側の被害者」と認識している人間と思われる。それでいてもろい自己他者に守ってもらいたくて仕方のない人間だ。

おそらく自称つけこまれ被害者の彼らは思い思いに己の人生の闇をフラッシュバックさせて

勝手に「救われた」気分になっているんだろう。

散々陰キャの俺をいじめておいて、卒業間際あるいは問題化された時に、保身で都合よく和解を申し出てきた学生時代イジメっ子。

イジメっ子が放つ軽々しい「ごめんね」の言葉に、事を荒立てなくない教師から許しを強要された思い出。

無能だと罵倒しながら、人手が欲しい時、辞めてもらいたくない時には急場しのぎでチヤホヤと引き止める嫌な上司

しかしたらアニメスタッフ現場ちょっとしたトラブルを思い出しながら書いていたのかも知れない。

そんな彼らを悪と断じられる程の信念や自己肯定感も持てず、うまく対処したくても出来ないフラストレーションを、「この叫び陰キャの俺のものじゃない」「女児向け思想から」と言い訳が出来る投影先のプリキュアに代弁してもらった、射精せんばかりの絶頂感。

そういう失敗陰キャおっさん達の泣きシコ汁に塗れたくっさいくっさいツイートだらけで鼻が曲がりそうだ。

でもな。

お前ら「人生あそこでやり直したかった」塗れのプレイ時間だけは長い低レベルプレイヤーには良心的な教えでも、まっさら状態から人生ゲームをスタートする子供にはそれじゃダメなんだよ。

なぜか?

自分信じろ」「自分の心の声に従え」と言われても幼児小学生の子供には信じるべき自分物理的に存在しない。まだ形成途中にある。まず目の前の世界他者ありのまま認識する作業を経て、そこに存在する自分の姿を経て自我形成するのだ。

児童本人の自主性なんてものはハッキリ言って幻想にすぎない(大人ですら固まってないのが山程いるのを考えればわかるだろうに)。

大人に出来るのは「子供が学びを楽しいと思ってくれる」「家族友達を思いやってくれる」よう、監視の目を絶やさず巧みに線路を引いて神経質に誘導しながらも「君自身意志選択したんだよ」風を装ってそらっとぼけることだけである

いわばチクタクバンバンの動く時計とマスをカチャカチャ動かすプレイヤーと同じ関係だ。

から半ば幼児の情操教育存在意義である幼児向けアニメは裏側にどれだけ深淵な設定を重ねようと、「メッセージ」だけはシンプルで単純で子供でも反射レベルで実行できる、主観を廃した絶対の指示性がなければいけないのだ。

(一部高齢オタク幼児向けコンテンツマニアが居るのは、物語綺麗事に対する絶対的信頼感と安心感、そこに含有される複雑怪奇人間社会の闇を幼児にもわかるシンプル言葉で解き明かす性質に魅了されているのだと思う)

なのに件のプリキュア見捨てエピソードは「悪人の都合の良い言葉で利用される正義ワイの心の痛み」とかいう、複雑かつ理解経験則必須子供にとって一番アテにできない自我を拠り所に「相手から発せられた言葉意味と反対の事をしろ」と言ってしまってる。

端的に言って複雑な無茶振りがすぎて処理落ちするレベルなのだ

先生やご両親の言う事を聞きましょう」という子供生活するうえで必要な基本メッセージに唾を吐いて「いやいや、教師や親というだけで信じるのは危険からやめろ。奴らの嘘集をあげるから悪い奴から身を守ってくれ」と言って

毒親パワハラ教師体験談を未就学児にプレゼントしてしまうが如き「余計なおせっかいであるエルサゲートを見せて社会勉強になると言ってるようなもんである

かに現実はそうかも知れない。でも子供にいま一番必要なのは世界をとりあえずそのまま受け入れて信じて自我確立すること」なんだからお前らのしてる事は発育妨害しかない。

まずありのまま信じさせてやれ。

大人子供に出来るのは、子供に敢えて綺麗事を示して「安心して世界信じろ」と断じる事だ。

自己護身のために「その時は悪い事を言っていない他者」を疑え警戒せよと煽る事じゃない。

わざわざ言葉の裏を疑えうんぬんと世界に不信感を持たせる事を言う位なら何のために勧善懲悪キレイゴト物語フォーマットを用いているのかわからない。

自我どころか言語認識すら途上で危うい子供には綺麗事を疑う事を前提としたメッセージ処理できないから、メッセージは「自分といったん敵対たからには悪は悪だからつの口にする反省は嘘だ」になる。

さなガキは四六時中間違いを起こすし、友達とは毎日ケンカと仲直りを繰り返すような生き物なんだけど、これ自分が悪役側になることだって充分あり得るのに、みんなが鵜呑みにしちゃったらどうなるんだろうね?

お母さんの無償の愛に甘えてイキって困らせてそうなオタクおじさん達は「プリキュア(俺)に我慢を強いる無償の愛を求める敵をよく倒してくれた」と言いながらウットリしてるけど、

悪役とされる側への寛容ってヒーローヒロイン犠牲を強いてる訳じゃなくて、自分がもし道を誤って悪役とされる側に堕ちた時の為の救いでもあったはずだ。

そういう可能性を僅かも考慮しない高齢オタクおじさん達は卑屈な陰キャのくせに、どうしてそんなにも頑なで自分絶対被害者のままで断じて加害者に回らないと言い切れるんだろう?

まさか自分が病んで追い詰められて道を外した時には潔く「僕は擁護のしようもないクズですううう」と叫びながら一切の救済を拒否して誰にも迷惑をかけずに腹でも切るのか?

なわけねーよなぁ?自分が僅かでも救済されるかも知れない余地があるなら見苦しく立場一貫性もかなぐり捨てて縋りつくよな?正義ヒーロー犠牲なんか知ったこっちゃない、ヒーローなら俺をも救ってくれるはずだと。

そういう人間の業と弱さを認めて見放さずチャンスを与えることで、他者自分自身も許せば楽になれるよというのがこの手のエピソードの肝だったはずだ。

「罪を憎んで人を憎まず」は無念を押し殺して涙を飲んで敵を許せという意味ではなく、人として自分も含めた人の業と折り合いをつける知恵だったはずだ。

他者への潔癖な非寛容は自分自身を縛って生きづらくするという事は、他ならぬポリコレ叩きのオタクおじさん達が嬉々として口にしている言葉だろうにな。



なんか、自分大事にとか理不尽犠牲否定とかじゃなくてこういうものが生まれ根底に、陰キャキモおっさん目線の失敗を過剰に恐れる間違った完璧主義と「俺は被害者なので何があっても絶対に悪(加害者)に回ることはない」という勘違いと、

幼児向けアニメなのに高齢オタクである自分のためのものだと思って子供目線想像しようともしない傲慢さ(女児向け云々はアリバイ工作の時に口にするうわべワード)が鼻につく。

そう言えば別の某アニメで「若い子供のうちは間違っても取り返しがつくことが特権なのだから、迷ったり悩んだりして動けなくなるくらいなら思い切ってどんどん間違えてみればいい」と中学生の子供にアドバイスした親がアニオタから結構叩かれていたのを思い出した。

これも連なる話なのかね。

2021-01-22

チンポの長い人間安易に「チン長何センチ?」と質問しないほうがいい

というかチンポに関する質問自体を避けたほうがいいと言いたい。

いきなり何言ってんだと思うかもしれないが俺は自身経験からそう考えるに至った。

 

わりと真面目な話なので、どういう事なのかちゃん説明していく。

 

俺は、チンポが長い。

チン長30センチを超えている。

 

チンポが長くて良いことも結構あるが、困ることも結構ある。

なかでも一番困ることのひとつは、

他人からチン長に関する質問をアホほどされることだと思っている。

 

俺は今まで生きてきて数え切れないくらいチン長に関する質問をされてきた。

子供の頃から今に至るまでずっと。

よくある質問がこういうやつ。

「チンポ長いねえ!チン長何センチ?」

ゴムサイズは?」

「合うパンツ見つけるの大変じゃない?」

「昔から長かったの?」

家族も長いの?」

「どうやったら長くなるの?」

カルシウムたくさん摂ったの?」

牛乳よく飲むの?」

「どうやってしまってんの?」

トイレどうやるの?」

AV男優やらないの?」

「チン長比べてみてもいい?」

ちょっとチン長分けてくれない?」

 

他にも沢山あるが省略する。

個人的には最後のやつが一番受け答えに困る。

こういう質問は大抵セットで訊かれるというか、

パターンは違えどだいたい同じことを一通り訊かれる。

後で詳しく書くが、これがまた困るのよな。

そして、全く知らん人間からもよく質問をぶつけられる。

例えば、通りすがり人間信号待ちの人間ATM待ちの人間レジ係の人間散歩中の猫など。

その場に偶然居合わせただけの人間から訊かれることもわりと多い。

大抵の人間礼儀正しいが、なかには失礼な態度で絡んでくる輩もいる。

「いま急いでいるのですいません」と答えた途端にキレる輩もいる。

質問ついでになぜか延々自チン語りをする輩もいる。

当たり前のように質問して一定時間拘束しようとする人間マジで困る。

あんまりアレな輩はこちらも流石に無視せざるを得ない。

ナンパがうざいという人間気持ちが俺にはよくわかる。

もちろん全員が全員そうではない。

特に今はこんなご時世だから質問する人間自体も減っている。

でも人の都合なんかお構いなしって人間には、どうしても出会ってしまうのよな。

そういうのは”通り魔”と呼ぶほかない。

もちろん知り合いからも数え切れないくら質問されてきた。

よく会っているはずの知り合いから定期的に訊かれることもあった。

挨拶代わりにそういう質問をされることもあった。

多くの人間日常的に関わることが多かった学生時代特に

好きでもなく親しくもない先輩から何度も何度も同じことを訊かれるのは正直ウザかった。

そういうのに悪気がねえのは知っている。

単なる会話のきっかであるとかポジティブ意味合いで訊いているのも知っている。

だがそういうことじゃない。

主に問題なのは、俺の都合などお構いなしにそれが何度も繰り返されることだ。

俺は元々他者とのコミュニケーションがそんなに好きな方じゃない。

そんな人間が、

あらゆる人間や猫から

何度も何度も同じことを質問され、

何度も何度も同じことに答えるのはやっぱりしんどい

一個一個は些末なことであっても塵も積もればそのストレスは山となる。

同じ問答の繰り返しは少しずつ負の感情を増幅させる。

そういう感情が今の俺にこんな文章を書かせている。

から俺はループもの登場人物気持ちがよく分かる。

長門有希ちょっとずつ壊れていったのも納得。

誰にも相談すらできないなら尚更。

あんたが何気なくぶつけた質問も、俺にとっては百万回目の質問ちゅうこった。

加えて言うなら、これがもし”玉の大きさ”や”ハゲ”だったらということ。

知らん人間からいきなり「玉大きいねぇ!何グラム?」と訊かれたら。

知り合いから「相変わらずハゲてるねぇ!あと何本?」と頻繁に訊かれたら。

前者はもちろん、後者関係性次第でハラスメントになるだろう。

大抵の人間にとってはそういう質問をすること自体が憚られるはず。

 

でも長チン相手だと話は違ってくる。

同じく身体的特徴に関する質問でも、「チン長何センチ?」は気軽にして良いものと思われている。

セクハラというわけでもないし、長チンはポジティブな要素だから世間的にはOKだと捉えられている。

からこそ、そこが問題でもある。

だってチンポの長さがポジティブな要素なのはわかる。

そのうえセクハラでもないか質問やめてくれとは言いづらい。

世間的にはそこまで大したことじゃないから言い出しづらいってのもある。

 

こういうことを愚痴っても自慢話にしか思えないって意見があるのもわかる。

共感できねえよ、知らねえよ、どうでもいいわ、てのもわかる。

チンポはでかいのに器は小さいんだな、てのも実際言われたことがある。

両親にすら同じようなことを言われた。

 

からこそ、いま匿名でこういうことを書いている。

愚痴っても誰にも分かってもらえないこと。

とりあえずポジティブチンキングでいけと励まされ話をそらされること。

もっと辛い人もいるんだからその程度のこと気にすんなよと言われること。

大人になった今はそれも理解できるが、子供の頃はやはり辛かった。

 

から俺は、玉が大きい人間の玉が大きいことによる愚痴や不満を自慢とは思わない。

そういう苦労があるのだということに共感できるからだ。

最近は玉に関する悩みも真面目に受け取られるような風潮になっていて良いことだなと思う。

ただし自虐風自慢はクソだと思っている。

うちの兄貴自虐風長チン自慢を見ていると毎回アッチンブリケしたくなる。

兎にも角にも、

チンポの長い人間安易にチンポのことを訊かないほうが良いと言いたい。

 

そして、チンポが長い人間だけの問題じゃないとも俺は考えている。

見た目が周りと少し違う人間であるとか、

珍しい陰毛人間であるとか、

珍しいアナルを持っている人間であるとか、

他にも色んな人間が同じ様な悩みを抱えている気がする。

から俺は、彼らに対して安易にそういう質問をぶつけないように気を付けている。

質問するにしても、その人個人のことを見極めてから、あるいは親しくなってからだ。

だが今回の話は結局のところ、ほとんど俺個人経験に基づく話でしかない。

チンポの長い人間の中にも別に気にしないって人間は沢山いる。

チンとこねえよ、共感できねえよ、て人間もいるだろう。

そういう質問ポジティブに捉えていたり、

会話のきっかけになるから歓迎という友人も実際にいる。

いろいろだと思う。

だが質問責めが好きじゃない人間もいるということだけは覚えておいて欲しい。

そして俺と同じ様な悩みを抱えている人間がどれだけいるのかも知りたい。

余談だが、昔の俺はチン長に関する質問はいつも真面目に答えていた。

根がクソ真面目な人間なのでそういうのでボケたり適当ぶっこくことができなかった。

たとえ猫が相手でも愛想笑いしながら丁寧に答えてばかりいた。

から精神的にすり減っていったんだろう。

 

そのうち私生活で色々あって鬱になり、そこから質問にはほとんど適当に答えるようになった。

真面目に答えないことに最初は罪悪感めいたものもあったが段々気にならなくなっていった。

そうしたら少しずつ気が楽になっていったのを覚えている。

その後色々あって鬱ではなくなり、気付けば質問されることも前ほど嫌じゃなくなっていた。

 

でもあんまりしつこいやつはやっぱり鬱陶しい。

そういうやつには無表情で勃起すると大抵訊いてこなくなる。

あしらい方を覚えられたと考えれば結果的には良かったのかもしれない。

 

ちなみに俺は自分のチンポが長いことそれ自体を嫌だと思ったことは一度もない。

しろ誇らしく感じているし、そういうところが俺のいいところだと思う。

https://anond.hatelabo.jp/20210121202723

2021-01-21

背の高い人間安易に「身長センチ?」と質問しないほうがいい

というか身長に関する質問自体を避けたほうがいいと言いたい。

いきなり何言ってんだと思うかもしれないが俺は自身経験からそう考えるに至った。

わりと真面目な話なので、どういう事なのかちゃん説明していく。

俺は、背が高い。

身長2メートルを超えている。

背が高くて良いことも結構あるが、困ることも結構ある。

なかでも一番困ることのひとつは、

他人から身長に関する質問をアホほどされることだと思っている。

俺は今まで生きてきて数え切れないくら身長に関する質問をされてきた。

子供の頃から今に至るまでずっと。

よくある質問がこういうやつ。

「背ぇ高いねえ!身長センチ?」

「靴のサイズは?」

「合う服見つけるの大変じゃない?」

「昔から大きかったの?」

家族も大きいの?」

「どうやったら大きくなるの?」

カルシウムたくさん摂ったの?」

牛乳よく飲むの?」

バレーやってるの?」

バスケやってるの?」

「なにかスポーツやらないの?」

身長比べてみてもいい?」

ちょっと身長分けてくれない?」

他にも沢山あるが省略する。

個人的には最後のやつが一番受け答えに困る。

こういう質問は大抵セットで訊かれるというか、

パターンは違えどだいたい同じことを一通り訊かれる。

後で詳しく書くが、これがまた困るのよな。

そして、全く知らん人間からもよく質問をぶつけられる。

例えば、通りすがり人間信号待ちの人間ATM待ちの人間レジ係の人間散歩中の猫など。

その場に偶然居合わせただけの人間から訊かれることもわりと多い。

大抵の人間礼儀正しいが、なかには失礼な態度で絡んでくる輩もいる。

「いま急いでいるのですいません」と答えた途端にキレる輩もいる。

質問ついでになぜか延々自分語りをする輩もいる。

当たり前のように質問して一定時間拘束しようとする人間マジで困る。

あんまりアレな輩はこちらも流石に無視せざるを得ない。

ナンパがうざいという人間気持ちが俺にはよくわかる。

もちろん全員が全員そうではない。

特に今はこんなご時世だから質問する人間自体も減っている。

でも人の都合なんかお構いなしって人間には、どうしても出会ってしまうのよな。

そういうのは”通り魔”と呼ぶほかない。

もちろん知り合いからも数え切れないくら質問されてきた。

よく会っているはずの知り合いから定期的に訊かれることもあった。

挨拶代わりにそういう質問をされることもあった。

多くの人間日常的に関わることが多かった学生時代特に

好きでもなく親しくもない先輩から何度も何度も同じことを訊かれるのは正直ウザかった。

そういうのに悪気がねえのは知っている。

単なる会話のきっかであるとかポジティブ意味合いで訊いているのも知っている。

だがそういうことじゃない。

主に問題なのは、俺の都合などお構いなしにそれが何度も繰り返されることだ。

俺は元々他者とのコミュニケーションがそんなに好きな方じゃない。

そんな人間が、

あらゆる人間や猫から

何度も何度も同じことを質問され、

何度も何度も同じことに答えるのはやっぱりしんどい

一個一個は些末なことであっても塵も積もればそのストレスは山となる。

同じ問答の繰り返しは少しずつ負の感情を増幅させる。

そういう感情が今の俺にこんな文章を書かせている。

から俺はループもの登場人物気持ちがよく分かる。

長門有希ちょっとずつ壊れていったのも納得。

誰にも相談すらできないなら尚更。

あんたが何気なくぶつけた質問も、俺にとっては百万回目の質問ちゅうこった。

加えて言うなら、これがもし”胸の大きさ”や”体重”だったらということ。

知らん人間からいきなり「胸大きいねぇ!何センチ?」と訊かれたら。

知り合いから「相変わらず太ってるねぇ!いま体重キロ?」と頻繁に訊かれたら。

前者はもちろん、後者関係性次第でハラスメントになるだろう。

大抵の人間にとってはそういう質問をすること自体が憚られるはず。

でも高身長相手だと話は違ってくる。

同じく身体的特徴に関する質問でも、「身長センチ?」は気軽にして良いものと思われている。

セクハラというわけでもないし、高身長ポジティブな要素だから世間的にはOKだと捉えられている。

からこそ、そこが問題でもある。

だって背の高さがポジティブな要素なのはわかる。

そのうえセクハラでもないか質問やめてくれとは言いづらい。

世間的にはそこまで大したことじゃないから言い出しづらいってのもある。

こういうことを愚痴っても自慢話にしか思えないって意見があるのもわかる。

共感できねえよ、知らねえよ、どうでもいいわ、てのもわかる。

体はでかいのに器は小さいんだな、てのも実際言われたことがある。

両親にすら同じようなことを言われた。

からこそ、いま匿名でこういうことを書いている。

愚痴っても誰にも分かってもらえないこと。

とりあえずポジティブシンキングでいけと励まされ話をそらされること。

もっと辛い人もいるんだからその程度のこと気にすんなよと言われること。

大人になった今はそれも理解できるが、子供の頃はやはり辛かった。

から俺は、胸が大きい人間の胸が大きいことによる愚痴や不満を自慢とは思わない。

そういう苦労があるのだということに共感できるからだ。

最近は胸に関する悩みも真面目に受け取られるような風潮になっていて良いことだなと思う。

ただし自虐風自慢はクソだと思っている。

うちの兄貴自虐高身長自慢を見ていると毎回アッチョンブリケしたくなる。

兎にも角にも、

背の高い人間安易身長のことを訊かないほうが良いと言いたい。

そして、背が高い人間だけの問題じゃないとも俺は考えている。

見た目が周りと少し違う人間であるとか、

珍しい名前人間であるとか、

珍しいルーツを持っている人間であるとか、

他にも色んな人間が同じ様な悩みを抱えている気がする。

から俺は、彼らに対して安易にそういう質問をぶつけないように気を付けている。

質問するにしても、その人個人のことを見極めてから、あるいは親しくなってからだ。

だが今回の話は結局のところ、ほとんど俺個人経験に基づく話でしかない。

背の高い人間の中にも別に気にしないって人間は沢山いる。

ピンとこねえよ、共感できねえよ、て人間もいるだろう。

そういう質問ポジティブに捉えていたり、

会話のきっかけになるから歓迎という友人も実際にいる。

いろいろだと思う。

だが質問責めが好きじゃない人間もいるということだけは覚えておいて欲しい。

そして俺と同じ様な悩みを抱えている人間がどれだけいるのかも知りたい。

余談だが、昔の俺は身長に関する質問はいつも真面目に答えていた。

根がクソ真面目な人間なのでそういうのでボケたり適当ぶっこくことができなかった。

たとえ猫が相手でも愛想笑いしながら丁寧に答えてばかりいた。

から精神的にすり減っていったんだろう。

そのうち私生活で色々あって鬱になり、そこから質問にはほとんど適当に答えるようになった。

真面目に答えないことに最初は罪悪感めいたものもあったが段々気にならなくなっていった。

そうしたら少しずつ気が楽になっていったのを覚えている。

その後色々あって鬱ではなくなり、気付けば質問されることも前ほど嫌じゃなくなっていた。

でもあんまりしつこいやつはやっぱり鬱陶しい。

そういうやつには無表情で冷たく答えると大抵訊いてこなくなる。

あしらい方を覚えられたと考えれば結果的には良かったのかもしれない。

ちなみに俺は自分の背が高いことそれ自体を嫌だと思ったことは一度もない。

しろ誇らしく感じているし、そういうところが俺のいいところだと思う。

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