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はてなキーワード: プライマリーバランスとは

2020-02-29

おかしルールはさっさと変更して、がっつり財政出動をしなさい。民が困っている時に金を配らない政府なんて、存在意義がありませんよ!

"国債返済を「予算外」一時検討 会計分け単年度収支明瞭に/さら財政規律ゆるむ懸念 財務省"   朝日新聞 2020年2月18日 5時00分

https://digital.asahi.com/articles/DA3S14369120.html

財務省が、国の財政制度の抜本見直しを一時検討していたことがわかった。財政の現状と健全化の進み具合を一般会計予算上で見えやすくし、健全目標の達成を促すためとされる。ただ、具体策としてあがった国の借金となる赤字国債の返済ルール見直しなどに対し、逆に規律さらに緩みかねないとの慎重な声も省内で強かった模様だ。

日本は「60年償還ルール」があるので、財政赤字であっても国債を最長60年で償還する必要があります公債については発行、償還とも予算に計上され、借換債を発行する場合一般会計からの償還費の繰入れにより財源を確保しなければなりません。だから外国で実行ないし検討されている100年債等の超長期債の発行もできないし、毎年の予算国債の利払費のみならず償還費も計上されます。その結果、日本予算国債依存度は高くなり、それが財政危機的だという論拠とされ、マスコミの全部、政党もほぼすべてが財政再建の必要性を強調するという現在の状況を作っています

しかしながら、このようなルール採用しているのは、先進国-私が確実に言えるのは、アメリカイギリスフランスドイツイタリア-では日本だけです。ドイツを除く各国では予算に計上されるのは利払いだけで、公債の発行、償還とも予算には計上されません。またドイツも含め償還のルールはありません。財政黒字になれば償還しますが、そうでなければ国債を発行する。それだけです。したがって債務残高は維持されたまま継続的に借り換えされます。例によって「財政規律」を心配する朝日新聞は、「過去債務特別会計で『塩漬け』になり、見えにくくなることも懸念材料だ。」などという識者の声を紹介していますが、過去債務は「塩漬け」にするのが普通なのです。なおドイツ憲法原則財政均衡を義務付けていますが、それを可能にする特殊マクロ経済環境については省略します。

政府債務が発生すれば同額の民間債権債券)が発生し、さら国内で消化されていれば償還時に国の資産国外流失も起きず、あらた国債を発行して調達することに何の問題もないのですから日本以外の国がそのような処理をしているのは極めて合理的です。それを残高ゼロにしようとすると、財政支出は縮小し、国債の一部を中央銀行保有していれば流動性も縮小することになります。要するに、国の借金を減らすのと引き換えに、ISカーブとLMカーブを同時に左に引っ張って、わざわざ不景気にすることを義務付けているのがこのルールで、当然のことながらわが国もそれを守ることができず、ほぼ毎年赤字国債を発行しているので、日本財政は悪く見え、プライマリーバランスを達成しないと国がひっくり返るなどという議論が横行しているのです。日本の識者はなぜ借金だらけなのに金利が上がらないのか、変だ変だと連発しますが、マーケットが変なのではなくて、ルールが変なのです。

外国と同様のルール計算すれば予算に占める国債関連費は10%程度で(8.8兆円÷86.8兆円)、先日、The Wall Street Journalも指摘したとおり、日銀保有分をオフセットした純利払いの負担GDPの1%未満で-日銀剰余金のうち準備金と出資者に対する配当以外はすべて国庫に納付しなければならず、それは一般会計の歳入になりますFed財務省に戻していますし、これはどこの国の中央銀行も同じです。通貨発行権を認められた組織ですから当然です。だから利払いの対GDP比を計算する場合はその部分はオフセットすべきです。-これは先進国最低レベルです。どうです?がっつり財政出動しても問題ないって思えるでしょ?

消費税増税新型コロナウイルス経済が急速に縮小しています観光業飲食店ホテル派遣社員、みんなこのままでは首をくくることになるのでは、と思い詰めるほど困っています。他方、政府資金調達コスト10年債でマイナス0.155%、30年債でも0.3%以下です。今、投資家は金を払って政府に長期資金を貸し付けているのです。こんなおかしルールはさっさと変更して、がっつり財政出動をしなさい。こんな時にお金を借りて民に配らない政府なんて、存在意義がありませんよ!

追記

"いつもだったら無条件で賛成するんだけど、今回は中国との貿易に支障が出ていて、供給不足が生じうるんじゃないかというのが怖い"

https://b.hatena.ne.jp/entry/4682193618112679330/comment/allezvous

一理ある指摘です。私もサプライチェーン破壊による供給不足が、これまでの日本経済の苦境=需要不足とは違った側面をもたらしうる、政府支出が潜在GDPを超えたところでなお作用し、民間投資を押し出す、悪い物価上昇をもたらす可能性は微かに意識しています東日本大震災生産設備が壊滅したとき需給ギャップマイナスのままだったので可能性は極めて低いとは思いますが。いずれにせよ支出の規模と内容は(例えばパソコンを買って生徒に配るなんていうのは、教育的な意義はともかく経済政策としては悪手でしょう)、状況を見て、と言うことになります

過去増田です)

"れい新選組立憲民主党 どちらが正しいか (自民党とどちらが正しいか追記しました) " https://anond.hatelabo.jp/20190622204530

"金融政策はこれからマクロ経済の安定化ツールであり続けることができるのか サマーズとクルーグマンツイートより" https://anond.hatelabo.jp/20190824134241

"国土強靱化いつやるの?今でしょう!" https://anond.hatelabo.jp/20191014111057

"お金が余ると財政健全化できない?そんなバカなことあるか!...あるんです " https://anond.hatelabo.jp/20191111070842

"長期停滞下の経済政策" https://anond.hatelabo.jp/20191208114156

"財務省さん、5年前にはなんて言ってたっけ? " https://anond.hatelabo.jp/20191213120042

2020-01-21

[B! Abe the Liar Cabinet] 安倍首相「税収は過去最高」演説をファクトチェックする:朝日新聞デジタル

そもそも税収が過去最高って自慢気に言うことなんかね

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2020/0120shiseihoushin.html

日本経済は、この七年間で十三%成長し、来年予算の税収は過去最高となりました。公債発行は八年連続での減額であります経済再生なくして財政健全化なし。この基本方針を堅持し、引き続き、二〇二五年度のプライマリーバランス黒字化を目指します。

年貢!増えてますありがとうございます!!これは皆さんの成長の証!!どんどん行っちゃいますからねェ~!みたいな。


google:一揆 年貢


やっぱ一揆ですわ。

今何が流行りなん?

https://japan.zdnet.com/article/35148154/

次世代一揆システム拡張一揆/仮想一揆VR一揆AI/VIVRI)、デジタル一揆スマート一揆、量子一揆一揆チェーンとかで攻めるか。

誰かどこかで一揆ソリューションとか提案、新しい一揆体験披露してほしい。

革新的技術一揆未来を変える。そんなん。一揆2.0とかあったな昔。

スマホ釘バットみたいにして高く掲げて鍬(くわ)担いだ雰囲気で行けば?

若者情報端末に関しては食いつき結構いからな。スマホに関連付けとけば何かしらビビッとくるやろ。一揆peria!!一揆アプリ一揆Tube!ウォウ!


まあ皆さん思ってることはだいたい同じだと思う。はいはい寝言レム睡眠状態でっていう。俺もそう。

その思いを一つに、そして一揆。これ。まあめんどいよね。

あ、おはようございます

2019-11-28

anond:20191128185851

せやで 現金とは納税するための特殊クーポンなんやで・・

それ以外全部電子マネーとかアップルカードとかクレカとか、キャッシュレスで回りだしてる

あと国家プライマリーバランスなんか全く関係ない

赤字でも全然だいじょうぶ

円借款も借りられっぱなしだけど大丈夫なのが日本

君もナマポで非課税世帯になって子供商品券をもらってみないか

anond:20191128185300

いいこと思いついた

そのたくさん刷ったクーポン券で納税したら国債も一気に償還できてプライマリーバランス黒字化できんじゃね?

うはwwwwwwwわれ頭よすwwwwwwwww

2019-11-22

民主党政権下の悪夢とは円高放置である

あれの影響で私とその周辺は危機的状況に陥った。

まさしく悪夢のものだった。

円高のもの民主党責任じゃないが「見守り」続けたせいでより円高を煽ったのは間違いない。

今は突然失職し一家が路頭に迷う心配ほとんどない。

しかし当時はその危機が目の前にあったのだ。

 

かに増税年金健康保険料の増加などで生活は苦しくなった。

しかしこれらは安倍政権下でなくとも上がっていただろう。

特に消費税なんかは財務省が旗振って増税反対派の民主党すら説き伏せて増税承知させてしまったほどなのだから

 

民主党時代悪夢だと思っている人間生活が苦しくなったことを説いても意味がないのだ。

民主主義崩壊だとかそういった高尚なことを説かれてもおまんまが食えなくなっては意味がないのだ。

 

今野党がやるべきことは我々ならば経済的未来を明るくすることができると胸を張って宣言することだ。

ちょうど安倍アベノミクスを掲げて再選した時のように。

経済政策アベノミクスの焼き直しでいいのだ。

アベノミクスが中折れしたことを盛大に批判し、我々ならばもっとうまくできると言い放ってやればいい。

滅びろデフレ!目指せ大きな政府プライマリーバランスなんかは犬のエサ!国債残高なんぞインフレの前には形無しぞ!

 

こう主張してくれる野党になら悪夢を気にせず投票できそうです。

2019-09-26

トリエンナーレ補助金交付中止でアート関係者が騒いでるの見るとイラッとする

これに怒るなら当然、大学運営交付金の削減や、社会保障費の減額にも怒ってしかるべきだが、

トリエンナーレに限っては、やれ文化の後退だの、国家による自由弾圧だの、

自分の目先の利益に限ってやいのやいのと大騒ぎしてみせるからアート関係者は醜い

全ての問題の根っこはこの国が抱えているプライマリーバランス黒字化という強迫観念にあり、

トリエンナーレ騒動など、民間への再分配縮小の口実に過ぎないのだから

普段から同根同種の問題にも大騒ぎするなら筋が通っているが、

アートという名前がついてるものに限ってだけ大騒ぎするなよ

2019-09-22

anond:20190922165248

その言い方だとプライマリーバランス悪化し続けてるかのように勘違いしてるんだろうが

ここ数年増税なしでも改善し続けてるのを無視するなよ

あとプライマリー婆ランス悪化してた時期でも長期金利の上昇なんか起こってないからな

2019-04-04

anond:20190404173109

序盤の銀行の話だけ読んでプライマリーバランスの話まで読み進めることができなかったことがわかるかわいそうな子発見

2019-01-06

ハテサだネトウヨ

はてな見てるとハテサだネトウヨだとすぐにレッテル貼られてるけど、実際には結構色んな尺度があってそれを選んだ結果「軽い反安倍」「安倍支持」だったりしてるように思う。

もの凄く雑に基本要素になりそうな部分を取り上げるとこんなところだろうか。

No.LR
1弱い側に配慮しようまり気にしない(ある意味公平)
2嘘やごまかし・特に偽造改竄などはもってのほか結果よければ過程別に
3社会幸せにするためにはボトムアップ経済成長等によるトップダウン
4財政再建のためにはプライマリーバランス大事経済成長等の外部要因の方が効果

いわゆる「ネトウヨ」という人は、1-4 の R が合わさった、細かい突っ込みどころは気にせず将来を見据えた強い発言を行い経済政策に大きく舵を切る方向性だった安倍首相に共感・心酔し、バランスを踏み外して行きすぎてしまった状態に見える。

でも大体の安倍支持の人はそこまで熱狂的ではないように思う。

例えば1-2に関してはL寄りだが、3-4でR寄りな政権が今のところ安倍政権以外いないため消極的に支持している人なども多いと感じる。この手の人の場合消費税増税やそれに伴う軽減税率周りが3-4のRに反しているため反対していたりする。

いわゆる「ハテサ」という人は、1-L 2-L あたりをから日本(我々)が虐げてしまっている人々や国々に気を配ろうという意識が行きすぎて、中韓等に傾倒しすぎているように見える。それ以上に、2-L あたりで特に安倍首相・現政権に対して強い不信感を持っているのも大きいと思う。

しかし元々いわゆる「左翼」的な方向にそれほど傾倒して折らず、1-2Lあたりで安倍政権批判していた人は、今回のレーザー問題などは、細かい立場の違いはあるが概ね反韓国になっている人が多いように感じる。

以上全て俺の感覚なのでエビデンスがあるわけでも何でもないが、結論として何が言いたいかというと、レッテル貼りをするとお互い藁人形を殴るだけになって何も話が進まないので、ポジション関係なく発言意見交換もすべきじゃないかなと言うこと。

仕事じゃないんだからね。仕事の人もいるのかもしれんけどw

2018-09-10

この国では、収入一定額を他人寄付することが義務付けられている

国民相互扶助精神をかん養するための寄付の促進及び規制等に関する法律」、通称投げ銭法」。

この制度が導入された経緯は、単純ではない。

プライマリーバランス悪化生活保護受給者に対するバッシング自己責任論の台頭、新たな天下り先を確保したい財務官僚の思惑、利権匂いをかぎつけた政商の働きかけ、歴史に名を残したい政治家スタンドプレー、「普通の」国民による与党への盲目的な支持、そして何より、圧倒的多数国民政治に無関心だったこと。

様々な要因が絡み合い、比較法的にも特異なこの制度誕生した。

当初、努力義務だった規定は、罰則付きの義務となり、寄付すべき収入割合は、いつのまにか増加していった。

制度の根幹は、いたってシンプルである

「全て国民は、収入一定割合他人寄付しなければならない。」

投げ銭制度の影響を大きく受けたのは、芸能人だった。

知名度と人気が金になるこの制度

テレビに出ることは、それ自体利権と言えた。

芸能人の出演料は、低下の一途をたどる。

やがて、ほとんどの出演者は、テレビ局に金を払って「出演させてもらう」存在に成り下がった。

また、貧困層への寄付も––法律の(建前上の)目的に沿って––盛んに行われた。

有志が寄付募集ウェブサイトを立ち上げ、多くの貧困者が、実名・顔出しで寄付を募ったのである

もっとも、寄付が集めたのは、寄付する者にとって「分かりやすい」「心地よい」者だけだという指摘もある。

知的障害者よりも身体障害者の方が、容姿の醜いものよりも美しい者の方が、多額の寄付を集めた。

投げ銭制度歴史は、その悪用規制歴史でもある。

制定当初から制度の潜脱を防ぐための以下のような規制存在した。

親族への「投げ銭」の禁止

過去自分又はその親族に「投げ銭」をした者への「投げ銭」の禁止

過去10年以内に「投げ銭」をした相手への再度の「投げ銭」の禁止

・将来の「投げ銭」の約束無効

制度の抜け穴を探す者とこれを規制する者のいたちごっこにより、その他の禁止事項は膨れ上がっていった。

それでも、「投げ銭」で損をしたくない者は、常に存在する。

彼らは、非合法的に、相互投げ銭をするシステムを構築していった。

いわゆる「互助会である

典型的互助会の仕組みはこうだ。

例えば、Aさん〜Zさんの26名で互助会構成するとしよう。

ある年、AさんはBさんに、BさんはCさんに、……と寄付し、ZさんはAさんに寄付する。

翌年以降は、これを少しずらして行う。

こうすれば、「互助会」外に富は流出しない。

当然、このような互助会非合法である

密告、司法取引、報奨金などの制度により、取締りが図られているが、宗教人種地域などに根付いた狭いコミュニティによる互助会は、なかなか根絶しなかった。

だが、この互助会も、ある女性の起こした事件きっかけとして、姿を消すことになる。

その女性は、手練手管で数々のコミュニティに入り込み、数百に登る互助会名前を連ねることに成功したのだ。

数回は、互助会趣旨に従って寄付を行ったものの、その女性は、あるとき、全ての互助会の取り決めを無視して姿を消す。

この方法によって、女性は数億を超える富を得たともいわれる。

この事件が知られると、多くの互助会疑心暗鬼に陥って崩壊した––それゆえ、この女性政府関係者と疑う向きもあるが、政府はそこまで有能ではないとの反論もある。

のちに「詐互嬢(さごじょう)」と呼ばれるこの女性

金を「カッパ」らわれた者達は、目を「皿」のようにして、彼女を探しているという。

https://anond.hatelabo.jp/20180909133511

2018-09-04

anond:20180904175907

一部は理解していただいたみたいだけど全く言いたいことが伝わってないな

財務省未来を考えてプライマリーバランスの均衡を目指しているわけではなく、

彼らの仕事プライマリーバランスの均衡というだけだ

それによって国がどういう形になろうが、それは関係ない

彼らが悪者というわけではなく、彼らの職域はそこまで及んでいないというだけ

日本未来を明るいものにするという任務財務省がになったらおかしなことになる

財政規律第一に考える閣僚がいて、そういうもの財務省に近づく。

あるいは、財務省の支持を得ている政治家財政規律を謳う。

財政拡大論者を財務省が徹底的に叩くのは、彼らの仕事がまさにそれだから

日銀もそういう考えだったけど、黒田が破った。功罪はもちろんそれぞれある。

anond:20180904172728

財務省目標が、現在プライマリーバランスを整えることだから

経済発展国民幸福目標に入っていないか

それが彼らの仕事であり、権力者がどう使うか決める

2018-08-17

anond:20180817112655

どう使うべきかというのはあるけど、少なくとも使わないよりは道路でもなんでもバンバン作った方がよっぽどマシ

イタリアで橋が崩落してたけど、あれは緊縮によるインフラ事業の縮小で

メンテナンス点検おざなりになってたのが要因のひとつだよ

このまま行くと日本でもああい事故起きるから

ツケというなら緊縮してる方がよっぽどツケを回してる

教育関連の予算もどんどん削られるから学校クーラーつかないか熱中症で最悪死ぬし、

大学もどんどん就職予備校化して、基礎科学とか目先の金にならん分野は縮小する

その結果、日本科学技術力って圧倒的スピード事実劣化していってる

優秀な学者研究環境悪化海外に行くから、後進の育成もできなくなっていく

企業採用を絞るから若者非正規雇用がどんどん増えて、仕事上のスキル獲得機会も減っていくし、

生涯賃金も減る一方だから消費も減るし、税収だって減る

他にも挙げていけばキリがないぐらい緊縮による悪影響がある

支出を抑えろ、プライマリーバランスを正せって結局そういうことよ

緊縮財政派はなんで自分たち未来にツケを回してないと思ってるのかさっぱりわからん

端的に言って、未来の国力を搾取してるだけだよ

2018-04-28

アベノミクスは失敗に終わった

論がはてなでは主流のようだけどアベノミクスの掲げた理念自体が間違ってるよ派はどうなの?

金融緩和財政出動規制緩和が3本の柱だけど、金融緩和実施済み、財政出動は全くなかったといってもいいくらい、規制緩和はお友達既存経営者層を利するような緩和くらいしかしていないように見える。

規制緩和はともかく、財政出動さえプライマリーバランスを気にせず、大規模にやっていればここまで失敗の声は大きくなってなかったと思うんだけど、はてなを見ているとこの理念自体が間違っていて、金融緩和すらすべきではなかったといっている人が特に左派にそれなりにいるみたい。

金融緩和すらすべきじゃなかった派、アベノミクス理念自体が間違っていた派の人には、どうすれば景気が良くなると考えているのか教えてほしい。

あとアベノミクス理念自体は間違っていなかった派の人にはアベノミクスには何が足りなかったのかを教えてほしい。

少子化対策を兼ねて出産育児一時金を倍額にするとか、クールジャパンを推進するならアニメーターとか漫画かとかの個人事業主に対してお金をばらまくとか、乗数効果は怪しいとは言われてるけど老朽化したインフラの大規模な改修をするとか、そういった財政出動についての意見は見かけることはあったけど、規制緩和についてはあまり見かけなかったので「この規制絶対なくすべき」とかあれば是非教えてください。

選挙投票の参考にしたいので。

2018-01-20

anond:20180120175016

プライマリーバランスをなすには、企業家計の貯蓄分資金調達をするようにしないとならないし、家計の貯蓄分資金調達しているときに達成できる。

まあ、俺は政府は非効率から企業資金調達した方がいいとは思う。だが、それはフリーハンド法人税減税ではだめだ。

使ったら減税(各種投資減税)、溜め込んだら増税(全企業への留保課税)のような形で誘導しながらでないとならない。

ISバランスで調べてみろ。溜め込んだ金と調達した金は事後に一致するんだわ。

企業がむしろ溜め込む、政府プライマリーバランスを保つ。それだと超絶不景気になる。

それをやったのが、自民小泉政権末期と、民主党だ。

企業資金調達なしのプライマリーバランスは本当に厄災を招くんだよ。

もちろん上記企業への誘導必要だが、資金まり状態で低金利状態では、財政出動してでも景気を上げるのが第一だ。

金利が低いのだから財政破綻はないぞ。

2017-10-13

anond:20171013125614

ありがとうございます

自民党安倍政権の悪いところを教えて欲しい」のですが、政権が変わると改善が見込めるのでしょうか?

プライマリーバランス正常化を欠いた支出の増大は、

現在政治システム根本的に原因があると思っています

買い物中毒の人がきちんと家計簿つけて予算にあったかものができないのと同じですよね。

ただ、与党同様に野党に魅力的な提言がないように思えます

引き続きよろしくお願いいたします。

2017-06-29

https://anond.hatelabo.jp/20170628085442

う~ん、まず世界各国の中央銀行意思統一されているのは、プラスインフレ率が経済にとって重要だということ。

から白川日銀までの日本例外として、先進国では上限と下限を明示したインフレターゲット採用されている。

まあ実は白川日銀福井日銀プラスインフレ率が好ましい政策目標としていたし、アリバイ程度に金融緩和はしてたんだけどね。

で、経済にとってプラスインフレ率が重要なのは景気循環にとって欠かすべからざる要素だから

ある経済には自然利子率というもの存在して、おおむね長期国債金利を想定する市場利子率が

これを下回った時に、労働資本設備といった経済生産能力所得の源がフル稼働する。

でも我々が通常目にする国債金利預金金利、ローン金利ゼロを下回るのが非常に難しい(人に貸すより

現金保有している方が得だから)ので、自然利子率がゼロに近いorマイナスになった時には大変困ったことになる。

からその打開策としてインフレ率をプラスに引き上げて、実質的な(この”実質”は実質賃金の”実質”と同じ)

市場利子率をマイナスに引き下げることが、経済のフル稼働を実現するのに必要なわけ。

具体的な流れとしては、まず国債の追加発行を伴う拡張型の財政政策と合わせた金融緩和政策を進め、

インフレ率がプラスになり次第、金融を緩和したまま徐々に緊縮型の財政政策へ移行する。

インフレ率が上昇すれば、金利ゼロに据え置いたままでも実質市場利子率はどんどん低下していくので、

金融の緩和水準を維持するだけで、緊縮財政のショックに耐える余地がどんどん生まれていく。

そして財政収支とインフレ率の両方が各々の目標水準(プライマリーバランスなり目標インフレ率なり)に達したら、

金融の方もいわゆる「出口」や「正常化」を模索し始めるという段取りが望ましい。

昨今言われる緊縮論はこうしたプロセスを全部すっ飛ばしているので、概ねポジショントークと見ていい。

増税による利権に与る人達や、金利ゼロ近傍になると商売あがったりになる人なんかがその中心。

無謬性を志向する官僚組織OBが、過去の過ちを認められずにグダグダ愚痴っている例も多い。

自然利子率は国の長期的な成長率に左右されるから日本のような低成長国にとって

他国比較してなおさらプラスインフレ率の実現が重要であることが、この話で理解できると思う。

まあ低成長といってもマイナス成長になると決まっているわけじゃないけどね。

国の長期的な成長率は労働人口資本設備生産性の伸びが合わさったものから

労働人口が下がってもその他の2要素を(たとえばロボット設備AIの導入など)引き上げていけばいい。

実際労働人口の減少はたかだか1%も成長率を引き下げないので、仕事効率を年率2%も引き上げればまだまだ全然対処できる。

それと「庶民にとってインフレはそんなに甘いもんじゃない」というような見解

アメリカを例にした話だと思うけど、それは景気循環でなく所得分配問題なので

全く的はずれなツッコミになっている。所得分配是正必要だと思うなら、

税なり社会保険料なりを財源として、所得再分配を行えばそれで済む話でしかない。

そもそも経済の不平等度は国ごとに様々なのに、その中でも特異なアメリカの一例だけを用いて、

プラスインフレ目標を持つ世界各国を代表させるのが、無理筋議論であることは理解できるよね?

あと「フリーランチはない」という紋切り型セリフは、緊縮論者が愛好する思考停止ワードの一つだけれど、

ここ数年の日本経済を見ても、財政収支を改善させながら(そう、安倍政権は緊縮政策を布いている)も

雇用が増えているわけで、誰がどう見てもフリーランチ存在したこともやはり理解できると思う。

正直、追記を見てもプリミティブで紋切り型の緊縮論から抜け出せていない。また沢山トラバが付きそうだね。

2017-06-28

https://anond.hatelabo.jp/20170628195349

インフレしないと借金が返せないというのはただのデタラメであって、借金する額より借金を返す額の方が多ければそのうち借金は返せる。もちろんそれが一番難しく、それを行えないうちにインフレしても金利が上がって借金が膨れ上がりドツボにはまるだけ。歳入が歳出に勝る、つまりプライマリーバランス回復せずに金利が上がればこの国は破綻してしまう、というのが真実

2017-06-26

https://anond.hatelabo.jp/20170626004348

全然ダメやな…

まずは河野太郎のこれを読んどけ

https://www.taro.org/2017/01/%E8%AC%B9%E8%B3%80%E6%96%B0%E5%B9%B4%E7%A0%94%E7%A9%B6%E8%80%85%E3%81%AE%E7%9A%86%E6%A7%98%E3%81%B8.php

研究者の皆様の中に、科学技術振興予算もっと増やせるという幻想を抱いている方がいらっしゃったら、年明け早々にも現実直視していただきたいと思います

科学技術振興予算は今後、増えません。

から現在予算いか効率的に使うか、あるいは成果を生まない大型プロジェクトをつぶしてほかのことに振り替えるか、または成果を生まない研究者予算をほかに振り替えるかしなければなりません。

なぜ科学技術振興予算がこれから増えないのか。

平成28年度の当初予算平成2年度の当初予算比較してみます

なぜ、平成2年度かといえば、平成2年度が赤字国債を出さずに当初予算を組めた最後の年だからです。

単位は兆円です。

H2 H28 伸び率

税収 58.0 57.6 99.3%

その他 2.6 4.7 180.8% (その他収入)

建設国債 5.6 6.1 108.9%

赤字国債 0.0 28.4 –

合計 66.2 96.7 146.1%

一般歳出 25.1 25.9 103.2% (社会保障を除く一般歳出)

交付税 15.3 15.3 100.0%

社会保障 11.6 32.0 275.9%

国債費 14.3 23.6 165.0%

合計 66.2 96.7 146.1%

平成2年度と28年度の税収はほぼ58兆円です。

歳出を見れば、地方交付税はこの四半世紀、全く横ばいです。

社会保障を除く一般歳出は8000億円しか増えていない一方で、社会保障費は20兆円を超える伸びです。

さら国債費も、このゼロ金利マイナス金利時代に10兆円近く増加しています

社会保障を除く一般歳出を詳しく見てみると(単位は兆円)

H2 H28 伸び率

文教科振 5.1 5.4 105.9%

防衛費 4.2 5.1 121.4%

恩給 1.8 0.3 16.7%

公共事業 6.2 6.0 96.8%

ODA 0.8 0.5 62.5%

中小企業 0.2 0.2 100.0%

エネ対策 0.5 0.9 180.0%

その中で科学技術振興予算は(単位は億円)

科学技術 4,755 12,929 271.9%

社会保障費並みに伸びてきています

財政再建のために政府は2020年度にはプライマリーバランスを均衡させる、つまり国債費以外の歳出を税収で賄うこととしています

そのためには経済成長による税収の引き上げや消費税をはじめとする税率の引き上げといった歳入増加策と同時に、歳出の抑制あるいは歳出の削減が必要になります

高齢化による社会保障自然増をどう抑えるかという議論をしている中で、科学技術振興予算を増やせるというのはまったくの幻想です。

こういう予算の状況ですから、ないものねだりをするのではなく、ぜひ、限られた資金をどう効果的、効率的に使って最大限の成果を生むかを考えていかなければなりません。

2017-05-20

経産省次官・若手ペーパーのブコメ欄が怖い

あのスライドって、今まで働いてなかった高齢者に働かせることを主張しているわけでしょ?

高齢者仕事はどこから創出するのさ。

若者仕事が奪われる、っていう意味しか見えないよ。

高齢者社会で既に長らく働いていて、ペーペー若者なんかよりずっと力を持っている。

若者ポストが譲られるなんてとても考えられない。

若者仕事保護する、なんて一言も書いてないだろ。

高齢者への歳出は確かに抑えられるだろう。教育には少しは出るかもしれない。

しかし、若者仕事を失うだろう。

政府財政プライマリーバランス黒字化されるだろう。政府的には万々歳。

そういうことだよ。

で、漸くタイトルなわけだが、自分たちが考えている社会問題官僚が分かってくれた!

というので素直に喜んでいるブコメは、ああ素直でいいですね、と思うのだが、

スライド批判するブコメに、「賛成しろ!」と言っているブコメ

自分はアレは恐ろしい。

自ら健全議論禁止してどうするんだ。しかも、根拠が、「自分たち気持ちを分かってくれた

官僚をまずは褒めようよ!」だから、すげぇ反論しにくいじゃん。

あなた気持ちはわかります、ぼくもそう思います、だからこうしましょう」の、「こうしましょう」

の部分に問題があったら意味無いじゃんって、言いたくても言えなくなっちまう


きれいな光が見えたからって、盲目的にそっちへ行っちゃダメだ。

地獄への道ってキレイだって、どっかにそういう話無かったか?(勘違いかもしれない)

(追記) 親の介護負担も、今以上に若者に掛かるだろう。金は出さねえ、って言ってるからな。

そういう意味でも、仕事を失うと言ってよいかもしれない。

2017-04-16

http://anond.hatelabo.jp/20170416173900

OKじゃないですね。

あなたの中で成立しているらしい

プライマリーバランス黒字化を堂々と自慢している」

ならば

安倍政権は緊縮してる」

は、

私にとって成立しません。

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