はてなキーワード: 反増税とは
絶対に受け入れるべき。
増税を受け入れるのと受け入れないとで、どちらがケア労働者の賃金上昇の政治的な可能性が高まるかのかと言われれば、前者に決まっている。
受け入れるべきじゃないという人は、政治が妥協や調整の積み重ねであることを無視あるいは軽視している。財務省だけではなく、与野党の政治家やメディアにもたくさんいる緊縮増税派や福祉増税派を一夜にして転向させることができるとか、あるいは排除・粛清できるとか、そういう荒唐無稽な話であることがわかっていない。
「消費増税で経済崩壊」みたいに煽っていた人がたくさんいたけど、安倍政権下の二度の増税でそんなことにはなっていないよね?転向すべきなのは反増税派だろう。
個人的な印象ではそんな原理主義者はあんまりいない。井手英策みたいな人はいるけど、彼は消費増税による財政拡張論者。
財務省は消費税がだめだったら、今度は歳出の刈り込みに懸命になるだけ。むしろ消費減税の政治は、社会保障費を刈り込むいい機会になるので、内心歓迎している面もある。社会保障論者も、基本的には北欧諸国の成功例を模倣しているだけで、消費税自体には対してこだわりはないし、多くはさほど関心も強くない。
原理主義者は反増税派のほうに圧倒的に多い。「消費税」を本や記事のタイトルや帯に入れている人のほとんどが反増税論者で、増税派にはあまりいないことからもそれは明らか。反消費増税派は、その結果社会保障や分配が削られようが全然関心がないか、また無責任に批判するかどっちか。
それは国民じゃない
原発そのものが好きな国民なんて原子力ムラ周辺にしかいないが、未来の党は「経済なんかどうでもいいから原発停止」と言ってしまったし、じゃあ逆に原発≒経済のイコンになったわけでビジネスパーソン(企業人)受けは大いにいい
消費税増税はすればするほど輸出企業に益税が発生するので経団連では大歓迎(その分法人税が下がるなんていうバーターなしでも、消費税のアップそのものが輸出企業にとってはボロ儲けになる)
土建バラマキはもちろんそこにぶら下がってる地方の自営業者に受けがいいし、トンネル崩落という追い風が吹いて、ハコモノ嫌いでも維持管理への公共投資を是する国民も急に増えた
インフレは借金と貯金がいずれも目減りしてこれからの稼ぎが増大する政策だから、若者に有利な政策だ
また、虐げられてきたリフレ派にとってはリフレという言葉を言ってくれるだけで安倍信者になるほどの魅力がある
ホモやフェミ叩きだって男に受けがいいからやってるんだ(米大統領選はマイノリティの結集がマジョリティであるWASP中間層を打ち倒す結果となったが、日本じゃマイノリティが史上初めて総力結集した今回でさえ、マジョリティの方が選挙には強いだろう)
国民にもいろいろいて、それぞれの利益や思想や思惑があるんだよ
自民党はさまざまな層にチラ見せしてるんだよ
(維新もやってるが、維新は言うだけ詐欺なのに対し、自民はいくらかは実現の根拠も持ってるからな)
自民は、国民受けしない政策をドンドン打ち出したにもかかわらず支持されてるんじゃなくて、国民受け「する」政策をドンドン打ち出したから支持されてるんだよ!
このピンポイントで一個当てて取り込む融通無碍さを左派は持てないんだよな