はてなキーワード: タンカーとは
https://anond.hatelabo.jp/20201001112504
「いい作品だったんだけどなんというか大絶賛とは言い難いんだよな」っていう感想が多く見られた。そうなんだよな。結末としてこれはこれである程度納得がいくけど。毎話の引きというのは素晴らしかったものの、初期に与えられた大きなワクワク感がどんどん薄れてしまった。
ここまでメッタメタにネガティブな評価を出しているわけだけど、総合評価としては私の中ではポイントが高い。
という人にはオススメできる。ID:INVADED とかダーリンインザフランキス(初めの方のみ)が好きな人には特にオススメできるかもしれない。あとは 彼方のアストラ とか?まぁとりあえず観よう。
そういえば、ID:INVADED は今作品同様、アニメオリジナルな作品だけど続編として漫画が連載されている。いやーこれがとても面白い。漫画はキャラクター原案の 小玉有起 が担当しているのでクオリティが高い。あまり漫画を読むことがないので分からないけど、心が砕ける描写が斬新で好き。
もっと観たい方は デカダンス公式 Twitter を漁ってみれば多分見つかる。
https://twitter.com/Jijasd/status/1290631825115815937
https://twitter.com/Hiromatsu1988/status/1308454013793304576
https://twitter.com/_bbwb_/status/1293444092282667008
Twitter をあまり使わないのでどの程度一般化しているか分からないけど、アニメーターが自分のアカウントで原画を公開したりすることが多くなったね。いいよね。
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GGS を起動する訳だけど、あんな設備で簡単に全てのガドルを殲滅できるんかい!二人で一斉のせいでスイッチ押すんかい!
超監視社会と見せかけておいて結構ガバガバ。システムにとってサイボーグに人権もクソもないような扱いなのに、プライベートルームがあったりする。システムがカブラギに世界の行方を委ねるのは好き。
初めの頃は考察厨向けなアニメかと思われたけど終わってみれば勢いで押し切る系アニメだった。勢いで押し切る系としては惹きつけ方は凄いうまかった。
これは尺の都合もあるが、色々なキャラが出てくるが彼らの過去について語られることはなく視聴者の想像に委ねられることが多い。ミナトとカブラギのアレコレ♂とかクレナイやサルコジ、ジルの昔話とか、とても興味がある。スピンオフ欲しいよぉ。
ガドルのバグ、パイプは本来ガドルは無畜であり普通の動物のようなものであるという説明のために使われたキャラであるが、普通に GGS を起動したら消滅してしまった。超巨大化してガドルをぶっ倒すとかそんなんなかった。パイプがタンカーの街を散策するショートストーリーとか欲しい。
変わりたい人と変わりたくない人の対比は素晴らしくキレイだった。ドナテロとターキー。
サイボーグ ギア かの力。サイボーグの一部はギアとしてデカダンスにログインして(少数はタンカーに混じっていたりする)いて、大部分はかの力という戦闘集団に属している。かの力はギアが大部分を占めるが少数のタンカーも在籍している。サイボーグも流し見している視聴者だとあんまり理解していなさそう。
作画はキレイだし動きはアクロバティックで非常に惹きつけるものがある。背景も凄い。夕焼けを反射するデカダンス。かっこいい。最近のアニメって線は細く、エフェクトゴリゴリが主流っぽい?けど、この作品は重厚感があるよね。いい感じの言葉が見つからないや。
ナツメもカブラギは本当に適役だったし、他の声優も素晴らしかった。「前頭葉回路にクソでも詰まっているんじゃないですかね」というジルの演技好き。
実態は不明だけど地球にはデカダンス以外に5つの会社があるんだよね。昔地球が滅びたんだよね。過去に何があったのか、現在の状況はどうなっているのか知りたい。
普通の作画とカトゥーン調の作画を融合させる良い試みだった。カトゥーン調でなければ描写が難しい場面もあったが、カトゥーン調のおかげでシリアスに寄りすぎずコメディ感をもって楽しむことができた。戦闘シーンは宙を移動しつつ攻撃するというもので斬新なものを観せてもらった。「生きる世界は自分で決める」という軸は作品を通してブレることなく貫いていた。最後まで足掻いて勝ち取る。諦めない精神を与えてくれた。これからの製作者たちの作品を観ていきたい。本当にありがとう。
監督は「デス・パレード」「モブサイコ100」を手掛けた立川譲。制作は新規スタジオらしいNUT。「幼女戦記」のスタジオ。
今作品は超巨大移動要塞デカダンスに住む人々が未知の生命体ガドルという外敵から身を守ったり駆逐している、という世界観から成り立っている。デカダンスの人々はギアとタンカーの2種族に分けられる。戦闘民族であるギアは”かの力(かのちから)”に所属しガドルの殲滅を担当している。タンカーも”かの力”に所属することができるが、タンカーの少女ナツメには所属の資格がないとして”かの力”に入隊することができなかった。デカダンスの外装をメンテナンスする装甲修理人になったナツメは、寡黙な装甲修理人のオジサンのカブラギと出会う。ギアに憧れをもつナツメ、未来に絶望し諦めているカブラギ。この二人が共鳴しあいデカダンスに大きな変化をもたらす。
ネタバレを避けつつ、あらすじを書いてみたが、興味を惹くだろうか。興味を惹かなかったらそれは私の文章が下手だということだ。この作品は、重たいテーマーと複雑な設定が好きな人におすすめできる。
背景はキレイで、作画に崩れもない。激しい戦闘シーンの作画(絵コンテ?)は素晴らしくて何回も再生した。たしか5話の戦闘シーンは凄すぎる。
ここまで読んで興味が湧いてきたなら、ぜひ本編を視聴してほしい。というのはこの作品はネタバレ厳禁であるからだ。ネタバレに配慮すると何も話せない。公式サイトも見ず、前情報なしの状態で観て欲しい。色々と難しい用語が出てくるが理解できなかったら公式サイトを参照すると大体のことは説明されている。
ネタバレありの感想を書こうと思ったけど、作品自体は好きなのに、自分の性格が捻くれているせいか欠点ばかりを指摘していたので、ここで書き止めておく。
そもそも重症化率2割の伝染病が感染爆発した場合、社会は混乱しない。
崩壊する。
電力を例に挙げると、どこかで火事があった場合、近所は停電するが直ぐに復旧する。
これは関電工などの工事会社の子会社が現場に急行して柱上開閉器を遮断、鎮火の頃合を見て被災家屋を切り離して復旧する。
この会社が業務不能になったらこれらの事は出来ないので変電所で遮断するしかないのだ。
すると低地の上下水道、ガスなどはポンプが動かせなくなるので燃料によるポンピングを行う。
311の停電時に街を歩いたら思わぬところにガスや水道ポンプ所が隠れていた事に気付いたと思う。
だがこれも燃料油の輸送会社がダウンしたら直ぐに尽きてしまう。
するとどうなるかと言うと、軽い雨であっても道路に水が出てくる。これには下水が混じっているので他の伝染病リスクが上昇する。
はてなはホワイトカラーが多い。パソコンカチャカチャやれば給料が出る世界以外の事が判ってないなと思わせる事が多い。
元増田は食糧危機の懸念を示しているが、それなら海運崩壊の懸念もした方がいい。
バルクタンカーやコンテナ船の船員の母国が元増田のような考えを持ったら船内感染が制御できなくなる。
どちらの採掘時も問題はありますよ。しかし程度問題として、テスラのリチウムイオン電池は550kg(容器含んでいる)として、そのなかのリチウムは55kg以下。それに対して、ICEがライフサイクル中がぶ飲みするガソリンを作るため、原油は一体何トン必要なんですかね?
そもそもリチウム採掘が懸念されている理由を知っていますか?最も大きな問題は水(真水)を大量に消費することです。対して、原油採掘の際には随伴ガス(最近は軽減されていますが)が出て、CO2が必ず出ます。
また海洋油田ではプラットフォームの廃棄物問題など(OSPAR条約)があります。MARPOL条約があってもタンカーの事故はたびたび起こります。採掘、精製、輸送、使用のどこにおいても環境破壊が必ず伴います。
繰り返しますが、問題は初期コストとしてこれら環境破壊が起こるわけではなく、内燃機関を使っていく以上かならず起きるわけです。
リチウムイオン電池は採掘こそ水を消費しますが、そのあとの製造プロセスではリニューアブルエナジーを使えば環境破壊の程度は抑えられ、使用の際はそれ単体では環境破壊を伴いません。
原油の採掘時の環境破壊は無視でしょうか。フラッキング(水圧破砕)やしばしば原油を漏出させるタンカー、事故で多数が犠牲になることもある海上プラットフォームの事故なども問題でしょう。
ICEは効率の点ではEVに遥かに及ばないよ。印象だけでは語るとデマになるので、少し計算した方が良い。
原油⇒精製(90%)⇒輸送(98%)⇒エンジン(30-40%)⇒変速機(80-90%)
=20%-35%程度
一番の問題は、熱機関は最良でもカルノーサイクルの壁を超えられないこと。つまり入力と出力の温度差による限界が来るわけ。
エンジンの素材は金属なので、良くても数百度とかにしかできないわけで、予算度外視でどんなに効率をよくしても量産車で60%に至ることはありえない。
エンジンはアルミか鉄なわけで、そこまで高温にできない。それで30-40%止まりと言うわけ。最近50%近いエンジンができたーとか言うニュースもあるが、もう熱力学上、天井は見え始めている。これは物理学なので、どうしようもならない。
(ちなみに、燃焼温度を上げると今度はNOxなどの問題が顕在化してくる。そのため、むしろEGRなどにより温度を下げるのがトレンド。エンジン開発はいろいろなトレードオフなのだ。)
ディーゼルエンジンは効率が比較的高く、CO2の排出もガソリンエンジンよりも少ないとされるが、NOx/PMなどの排出が多い問題がある。NOxについてはマツダが頑張って尿素SCRなしのエンジン作ったけど、結局、PMについては、DPFを用いて微粒子を捕獲している。そのDPFの煤焼き運転必要だったりするので、その分の燃料は無駄になるわけだよね。
で、エンジン車の問題として、トルクバンドが上のほうにあるので、クラッチ、トルクコンバーター等と変速機が必ず必要となる。その際にロスが出てしまう。AT/MT/DCTは段数が少ないとパワーバンドを生かしきれない。段数が多いと重い。CVTは滑るし、CVTフルードは温まるまで粘度が高くてロスになる(ダイハツはCVTサーモコントローラーとかで頑張ってるけど)。
エンジンの熱効率が50%に達したという記事(JSTの「革新的燃焼技術」)で反論する方がいらっしゃるが、そのエンジンは実験室の563cc単気筒エンジンだ。もちろん単気筒なんて自動車では振動などで使い物にならないから、最低でも3気筒からとなる。そうしたときに、気筒が増えて動弁系などのフリクションの発生によって効率は下がるはずなので、そのまま量産車に適用することは難しい。実用車では気筒数増加による動弁系の負荷、オルタネーターなど補機系の負荷などもかかってくることも頭に入れておきたい。
日産が45%のエンジンを開発しているとの記事もあるが、これはe-Powerの「発電専用」エンジンだ。ハイブリッドなので、こういう芸当が可能だ。
45%からは数%上げるだけでも相当血のにじみ出るような開発の労力がいるだろう。
燃焼温度はアルミや鋳鉄の融点よりも遥かに高いと言う指摘があった。その通りです。
しかし、熱力学を説明したかっただけで、例えば入口・出口の温度差を数万度にしたならば、熱効率はかなりのものとなるが、そんなものは物性的に不可能ということを示したかった。
原油⇒火力発電(超臨界発電) 50-60%⇒送電 (95%) ⇒バッテリへ充電(90%)⇒変換(96%)⇒モーター(95%)
=39-45%
PHEV, BEVの場合、上に示したうちで一番効率の悪い「火力発電」の部分を再生エネルギーや水力に転嫁することで、CO2削減を目指せる。もちろん、原発にしてもCO2は減らせる。
なお日本の火力発電所のSOx/NOx排出は海外に比べてもとても少なく、優秀である。
発電所の部分では、現状でも50-60%の効率は稼げる。なぜ熱機関なのにここまで効率が出せるかと言うと、巨大なプラントで高温に耐えるコストの高いタービンを回してるから。
それによって熱機関の効率が高められるから。車のエンジンは小さくてスケールメリットが働かないよね。でも発電所レベルなら巨大で、コストも充分かけられるのでこう言う芸当ができる。
で、電気の輸送に関しては送電線なので一度つなげたらしばらくはCO2を出さない。送電の効率も超高圧送電(100万ボルト以上)によって高まっている。
また、インバーターとかモーターに電気を流す部分はパワーデバイス(GaN等)の発展によってどんどん効率が上がっている。
なお、モーターのトルク特性としてエンジン車のように変速は不要のため、クラッチ・トルコン・変速機などによるロスはない。将来、インホイールモーターが実用化されれば、モーター→タイヤへの伝達効率はさらに上昇する。
ちなみに、xEVは回生充電もできるために、ブレーキ時に運動エネルギーがICEほど熱に変わらない。
(一方ICEはエンジンブレーキを使ったとしてもエネルギーに変えているわけではないので(多少オルタネータの充電制御は入るが)、ブレーキ時には運動エネルギーを熱にしてしまう。せっかく石油を燃やして運動エネルギーを得たのに、そのエネルギーを回収しないで熱に変えるわけ。)
まあxEVが回生できるとはいえ回生時にパワーデバイスとかの充電ロスがあるから、実はコースティング(回生も何もしない)で空走した方が距離を稼げる。なので、前の信号が赤にかわったとき、EVに関していえば、ブレーキも何も踏まないで空走状態を維持し、空気抵抗だけで0kmにするのが一番効率が高い。まあ、そんなことしていたらノロノロすぎてウザがられるので、妥協点として回生ブレーキを使ってちょっとはロスするけど、エネルギーを回収しながら止まるってことだね。
(ICEだと、エンジンブレーキを積極的に使って、ブレーキを踏まない運転を心がければ良い。やってはいけないのは、Nに入れて空走すること。Nに入れるとエンジンはアイドリングを維持するために燃料を消費する。ギアを入れたままエンジンブレーキをかけると、その間は燃料噴射をやめても回転が維持できるので、エンジンは燃料噴射をやめて、実質消費はゼロとなる。)
バッテリーの製造時の負荷は確かに高い。しかし、製造には電気を使っているので、電力構成によりCO2の排出は変わる。つまりグリーンなエネルギーを使えば問題なくCO2を減らせると言うこと。
なお id:poko_pen がマツダのWell-to-Wheel理論を持ち出しているが、あれば古い時代のバッテリー製造時のCO2データを使っていて、CO2排出を過大評価している。最近のテスラのLi-ion電池工場では、再エネを利用して製造しているのでCO2は少なくできる。こうした、製造時のCO2排出の問題は工場や電源構成をアップデートしていけば減らせる問題だ。
(マツダはBEVよりもICE派で、SPCCI(圧縮着火)とかで頑張ってるから、バイアスがかかってるのは仕方ないと思うね。私は内燃機関とデザイン周りで頑張るマツダは大好きだけど、SKYACTIV-Xが思ったよりも微妙だったから株売っちゃったわ。)
Li-ion電池に10%含まれるリチウムは、採掘時に水を大量に使ったりする問題はある。ただ、これは「製造時」に限った話であり、内燃機関を使うたび、原油のために油田をあちこち掘り返したり、オイルタンカーが座礁して原油を撒き散らしたりするのに比べれば遥かにマシというものだろう。
xEVには必要となる貴金属類には依然として供給リスクとか採掘時の「児童労働」とかの問題を孕んでいる。ここら辺は全世界的に解決するしかなさそう。需要が増えれば、世界の目がこう言う問題に向くはずなので、我々技術者はそれを期待するしかない。
例えば沖縄は石炭火力の比率が高いため、EVの効率を持ってしてもCO2の排出がHVとかより高くなる。しかし、それ以外の都道府県ではICEよりBEVの方がCO2が低い。原発が動いていない現時点でもね。
PHEVはもちろんICEより遥かにCO2を出さないが、BEVには勝てない。ただ、電力構成によっては逆転もありうるが、ほとんどの都道府県ではBEVの方がCO2を出さない。
(追記: anond:20200211034316 に FCEV vs BEV の効率比較を書いた)
燃料電池車に関していえば、無用の長物と言える。水素を製造する場合にも電力が必要だが、まあこれを再エネで行ったとしても、水素の輸送とタンクに注入する際の水素の圧縮時のロスは非常に大きい。その圧縮の際に再エネを使ったとしても、結局そのエネルギーでBEVを充電した方が効率がいいのだ。
そもそもBEVならば、送電線さえあればいいわけで、わざわざ水素のように輸送する必要がない。
また燃料電池は化学反応なので、アクセルレスポンスが遅いと言う欠点があり、反応のラグを補うために燃料電池車には結局バッテリーが積まれている。
ただ、航続距離は長いために、俺は現代におけるタクシーとかのLPG車みたいに細々と残るとは思う。航続距離が重要なトラックやバス、タクシーなどには燃料電池が使われるかもしれない。
効率以外にも、めんどくさい高圧タンクの法定点検とか、割と問題は多い。水素ステーションは可燃性の水素を貯蔵するわけだから、EVの充電スタンドよりも法的なめんどくささがあるのも確か。
これは燃料電池車より論外。カルノーサイクルに縛られてしまうので、電気分解よりも効率が悪くなる。水素の使い方としては燃料電池よりも悪い。
再エネは不安定と言われる。確かに自然相手なので、予測も難しい。しかし将来的にEVが普及すれば、EVをバッファとして利用することで、不安定さを吸収しグリッドを安定させられる。
これは再エネを導入する動機にもなる。職場に着いたらEVにCHAdeMOを挿しておいて、電力の需給バランスに応じて充電開始、とかが普通になるかもね。
BEVは寒さに弱い。リチウムイオン電池の特性上、寒くなると容量が可逆的ではあるが減る。そのためテスラにはバッテリーヒーターが搭載されている。(ちなみに、寒いノルウェーでもテスラが爆売れしているし、なんと新車の半分くらいの売り上げがBEVという。もはや寒さは問題ではないのかも?(まぁ優遇政策があるからだけどね))
FCEVも寒いと反応が弱まって出力が減るので、そこらへんは考慮されている。
一方ICEも、冬になると燃費が悪化するとされる。US DoEによると、理由は、オイルの粘度低下、温度上昇までの暖機、ガソリンの配合が夏と違う(日本でも同じかは謎)など。他には空気密度によるエアロダイナミクスの悪化とかがあるがこれはEVでも同じだ。オイルなどが原因となって燃費が悪化するのはICE特有だろう。
BEVはまた暑さにも弱い。Li-ionは熱によって不可逆的なダメージを受けて、寿命が縮む。そのためテスラにはエアコンを利用する水冷バッテリークーラーが搭載されている。リーフは空冷で、これが問題だったのか、劣化の問題でざわついていたリーフオーナーも多かった。今は改善されているらしい。
URLを多く貼るとスパム認定されるから貼れないけど、US DoEとかCARB、日本だと日本自動車研究所あたりの公開資料を見ればソースに当たれる。
一つだけ、EV vs ICEの効率について、13分程度で詳説してある動画のURLを貼っておく。英語で字幕もないが、割と平易なので、見てみてほしい。論文ソースは動画の中でよく書かれている。
「製造時の負荷」「化石燃料の発電でEVを使うのは利点あるのか?」「リチウム採掘の負荷」の3つで説明されている。簡単に箇条書きにすると:
https://www.youtube.com/watch?v=6RhtiPefVzM
前述のようにマツダはEVと自社のICEについて、Well-to-Wheelでライフサイクルアセスメントで比較している。その比較におけるLi-ion製造時のCO2排出量のデータだが、2010年〜2013年のデータとなっており古い。しかも、Li-ion製造時のCO2の排出量は研究によってばらつきが大きく、いろいろな見方があり正確性があまりないのが現状。また現状を反映していないと考えられる。例えばテスラ「ギガファクトリー」のように太陽電池をのせた自社工場の場合などについては考慮されていないのが問題だ(写真を見ると良い、広大な敷地がほとんど太陽光で埋まっている)。
また、マツダの研究はバッテリー寿命を短く見積りすぎている点で、EVのライフサイクルコストが大きく見える原因となっている。テスラのようにバッテリーマネジメントシステム(BMS)がしっかりとしたEVは寿命が長く、またLi-ionの発展によって将来は寿命を伸ばすことは可能だろう。事実、今まで電極や電解質の改善によってサイクル寿命は伸びてきた。
テスラは現時点で最も売れているわけだし、このことを考慮しないのは少々ズルいと言える。
"Why Hydrogen Engines Are A Bad Idea" でYouTube検索したらわかりやすいが、噛み砕くと
あと補足すると「エンジン」は爆発によるエネルギーを使っているが、全てを使い切れていないこと。十分に長いシリンダーを使って、大気圧まで膨張させるならエネルギーをかなり取り出せるが、そんなものは実用上存在できないので、爆発の「圧力」を内包したまま、排気バルブを開けることになる。この圧力をターボチャージャーで利用することも可能ではあるが、全て使い切れるわけではない。
あーでも、水素エンジンのメリットが1つあった。燃料電池(PEFC)は白金を必要とするため Permalink | 記事への反応(16) | 01:34
そこそこアタマ良い人たちが集まって検討したであろうと思われるが、揃いも揃って想像力思考力が常人以下のバカしかいないのか?
って思ってしまうよな。
海に流すってのが、どうやら地元の沿岸から流すという想定しかしてないっぽいのが、はてしなくバカw
そんなんじゃどんなに「丁寧に説明」とかしても、大衆はバカなんだから冷静にリスクを判断できるわけないし、地元民は絶対反対って言うし、水産物は風評被害ありまくりなのが火を見るより明らかだろって。
タンカーとかチャーターして、遠洋まで運んで、公海上か、それじゃ国際的に批判うんぬんって言われるなら、我が国のEEZの内側ギリギリくらいで流せよ。
大気中に放出って案がアリってことなら、それにかかるエネルギーコストを考えれば、タンカーで運ぶコストの方がナンボかマシだろうし。