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はてなキーワード: おまえらとは

2021-04-02

老害若いから老害

だと思うんだよね。

人間小学生くらいの頃からもう人の足引っ張って出る杭を打つようなことを始める奴がいるわけじゃん。

老害は生まれつきだよ。

若いうちは大人からお目溢しを受ける立場から害とまでは言われないが、歳をとると子や孫の世代から総スカンを食らっていよいよ産業廃棄物になるだけ。

おまえらも下の世代に煙たがられ出したら自分は人の邪魔しかなってないんだってちゃんと気づいておけよ。

2021-03-31

anond:20210331132905

??好きなものを贔屓してなにがわるいのか

おまえのいってることおかしいぞ

おまえら性的まなざしをそんなに自己嫌悪してんのか

anond:20210331122512

おまえらの「荒らされた」という認識の成果が1なんやろな~

どっちやねんw

2021-03-30

「それはおまえらが嫌いな○○と一緒だろ!」という論法、単に「俺が嫌いな○○と一緒」と言えばいいのにね。

そういう恨みというかルサンチマンをみんながみんな共有してるわけじゃないよ。

anond:20210330085613

ワイこそが空、ワイこそが海やで。

おまえら人類はワイの出した空気を吸ってワイの出した水を飲んで生きておるに過ぎんのや。

anond:20210330080150

厳罰主義みたいなのも途上国しぐさだし日本は順調にその辺の国の文化に近くなってるよ。

EUみたいに犯罪者人権にも気を使うのおまえら大嫌いだろ?

おまえら中国朝鮮と似たような思考してるってこと。

2021-03-27

やっぱり英語でググっても日本のページが優先される

検閲されてる

昔は英語検索すると英語のページが上位に来ていたが

今は国内から英語検索すると日本人のページが上位に来る 中国並みの国粋主義日本人は英語が話せない、話すな

という検索が始まってる

おまえら確認したほうが良い

命知らずの特攻野郎Aチームが、後ろも見ないで一目散に走り出す勢い

おまえら、なにをやっているんだ!速く走れ、死ぬぞ!命が惜しくないのか!!

 

温厚なユニコーンなど、すでに姿も見えない、しんがりである

ヤマトQRコード決済導入だそうですが

今でもSuicaは使えるじゃん?

俺、宅配便送る機会は少ないんだけど、以前送ろうと思って集荷に来てもらった。

 

ヤマトはいサイズがこれですね。(ピッピッピッ」

ヤマト「じゃあ○○円ですね」

僕「Suicaでお願いします。」

ヤマト「ハァー(クソデカ溜息)。Suicaで払うなら最初に言ってくださいね。全部やり直しですよ。(ピッピッピッ」

 

だったら最初に支払方法確認しろや!!と思った。

おまえらも気をつけろよな。

2021-03-26

おまえら早よ「白饅頭みたいなアカウント」のリストを作れや

・たいそうな肩書きを持っていたり

ネットニュース寄稿してたり

サロンとか作ったりして

一定の影響力があり

取り巻きからオピニオンリーダーとして扱われてるけど

・その発言には事実誤認が多かったり

問題発言でしばしば炎上したり

犯罪スレスレのことをやっていたりして

敵対陣営からはよく叩かれている

誰でもこういうタイプを何人かは思い浮かべられると思うけど、

かといって、きちんと区別できているわけではなく、

しろ自分もその手のアカウントを信用してフォローしていたりするわけじゃん。

こういう奴らをリストアップしたページを作ってさ、

RTの多い過去ツイートとか、関連するtogetterとかを並べて、

その悪質度をユーザー投票で決められるようにしてさ、

その存在を周知していこうぜ。

はてなハカーたち頼んだ。

2021-03-25

anond:20210325151230

税込表示義務化で絶版が増える!とか出版者のツイッターが言ってると、おまえらが今まで絶版にしてきた本を忘れたのか?って思う。

2021-03-24

anond:20210324210750

それな。

ジェンダー平等野糞撲滅に置き換えてみればすぐわかる。

野糞撲滅をわざわざスローガンにするっておまえらどんだけ野糞しまくってんだよって話。

パワハラ定義でムカつくことがある

簡単業務しかさせないことはパワハラに該当するんだってコピーとか資料整理とか。ってことはコピーとか資料整理は能無しの仕事ってこと?能力ある俺様が能無しの仕事しかさせてもらえない、パワハラだ、と。

そうやって仕事序列つけるやつらこそ差別じゃねーのかよ。あ?

パワハラはいかんけどよ、仕事序列つくるなよ。おまえらコピー機の機能使いこなせるのかよ。あ?できるんだな?簡単なんだな?あ?こらぁ。

anond:20150305021937

読んでないけど、志望理由とか演技だから

どれだけ社会人という演技ができるかというテストしかいか

ぶっちゃけ日本無能の方が生きやす社会だと思うけど

逆に下手に真面目に志望理由があるとか、生きる目標がある方が周囲にも敬遠される、みんなそんなのないか

仮に大企業就職しても希望の配属が叶う人なんてほとんどいないわけで、

まり設計企画がやりたい、って情熱があったり、

大学とかもそういう学科も選んで、専門性を身に着けて、自分キャリアプランがある人であっても、

企業はそういう人に営業やらせたり、生産管理や資材管理やらせたりする可能性があるので、

そうなると、そこでちゃんとした人ほど脱落しちゃう

(明確にやりたいことがないけど、働きたい、誰かに従いたい、という人は生きていきやすいと思う

GIGAZINEだったかでも紹介されていた、IT企業にいがちな邪悪な人のタイプで、

自分出世とか自分の損得しか考えない人というタイプがあって、

その中に、プロジェクト成功するかは意外とどうでもいい、という項目があった気がするのだけど、

日本企業はこのタイプの人が本当に多くて、

逆に、人間関係とかを犠牲にしてもプロジェクト成功させる、企業利益に貢献する、

というのがネガティブものと考えられている

そうなると、真面目にプロジェクト成功を考えてるスタッフは完全に損をすることになる

上司に「〜ということになると、プロジェクトが失敗しかねない。いいんですか?」みたいに質問しても、

「いや、それでいいんだよ」みたいに平気で答える人は意外と多くて、

なんでそうなるかというと、その上司の中では自分の損得で完結して考えて発言しているわけだけど、

その下々のメンバーとか後継を育てるみたいなことは考えてないんだよね

から、その人は出世するけど、他は置いてけぼりになる、プロジェクトコケる、

結局はその出世する人が、仕事をしているフリをしたい、プロジェクトに挑戦したという経歴だけがほしい、のであって、

そうなると、逆にプロジェクト成功されても困る、という人までいたりする

下手にプロジェクト成功すると、自分がその新規事業責任者にされてしまうから

から、わざと自分成功しない新規事業社内ベンチャーみたいな公募で打ち出して、

わざと失敗して、しかしながら挑戦者として人事評価される、それを最初から狙う、みたいな人は意外と多い

大企業になるほど多い

この手の人に、まあ自分場合は両手で数えられるかどうかぐらいだけど、振り回されることは寧ろ普通と思った方がいいぐらい

結論として、公立中学校動物園というネタが前にあったけど、

どんな世界大企業だろうが、田舎ブラック中小企業だろうが、クソみたいな動物園であることが多いわけで、

企業紹介のパンフレットとか脚色されてるだけだから、綺麗な社屋とか、実際は何の縁もなかったりするから

から志望動機云々なんてどうでもいいぐらいの気持ちでいいと思うんだよね

雇用側が、相手が喜ぶ美辞麗句を散りばめつつ、かと言って、下手に本当の志望動機なんて書かない方がいいぐらいかもしれない

どうせ会社社会もクソなんで、期待するほど裏切られるから

保身だけの人が上を占めてるのは日本の政治でも同じだし

と、厭世感で書いて終わりにしようと思ったけど、

ただし、ただしだけど、

保身だけの政治家が牛耳ってたら、国難に対しては弱かったことが近年のように皮肉にも証明されてしまったわけだ

これが東日本大震災コロナだったからまだ良かったとも言えて、

マジで国難戦争だったら、この国は本当に駄目になってしまうんだろうなあとさえ思ってる

巨大な組織が腐敗するというのは必ずしも悪いことではなくて、

例えば、競争入札出来レースだったとしても、出来レース八百長からこそ道路ができたりシステムが開発される、

というのは否めないところがあって、でも、それは平時というか、右肩上がりに成長する日本では問題なかった

でも、そういう安定とか平和を前提にしたシステムは、対衝撃に弱い

から黒船から一発砲弾を食らっただけで、国家というレベルシステムから崩壊しかねない

そうでありながら、日本トップからボトムまで、そういう昭和モデルというか、慣性の法則というか、

これまでのシステム固執してしまっているわけで、これは変えられないと思うんだよね

一度焼け野原に戻るのもありかもしれないと思うぐらい

仮にまた世界大戦レベル戦争とか、そういう時代が来て、もう一度日本焼け野原に戻るなら、

前回はGHQにあまりにも逆らわなかったので、日本社会システムインフラを変えられなかった

変更するにはお金もかかるわけで、そんな金はおまえら黄色サルには勿体ない、問題がある戦前システムでも我慢しろ

みたいに白人に突っぱねられたから従うしかなかった

から、また焼け野原になる未来があるなら、今度こそは侵略者側とちゃん交渉できる政治家なりトップでいてほしいなあ、

と思うわけだけど、それもまあ無理なのかもなあ…

2021-03-23

LINE個人情報から企業機密まで中韓がいつでも閲覧できるってのはネトウヨの陰謀論だったろ

なんでそれがニュースになってんの?

陰謀論っておまえら言ってたじゃん

フェイクニュースなんだからこんな嘘垂れ流し批判されるべきだろ

なんでおまえら手のひら返してんだよ

陰謀論が本当になったら他の陰謀論だって100%デマと言い切れなくなるじゃん

デマデマなんだから最後までデマってことにしろ

都合の悪い新事実が出るたびに陰謀真実になって本物が偽物になってフェイクがフェイクじゃなくなるっておかしいだろ

だったらそれまでフェイクだの陰謀論だの言い切ってた奴らは何を目的大嘘こいてたんだよ

何かを断定するってことは100%それが真実からだろうがよ

陰謀論がある日突然事実でしたなんてことはありえないだろうがよ

LINE中韓危険性を結びつけるのはネトウヨ仕草だろ

このネトウヨニュースどうすんだよおい

陰謀論広めんなよ

答えろよブクマカ

2021-03-22

又三郎

風の又三郎

宮沢賢治


どっどど どどうど どどうど どどう

青いくるみも吹きとばせ

すっぱいかりんも吹きとばせ

どっどど どどうど どどうど どどう

 谷川の岸に小さな学校がありました。

 教室はたった一つでしたが生徒は三年生がないだけで、あとは一年から六年までみんなありました。運動場もテニスコートのくらいでしたが、すぐうしろは栗くりの木のあるきれいな草の山でしたし、運動場のすみにはごぼごぼつめたい水を噴ふく岩穴もあったのです。

 さわやかな九月一日の朝でした。青ぞらで風がどうと鳴り、日光運動場いっぱいでした。黒い雪袴ゆきばかまをはいた二人の一年の子がどてをまわって運動場にはいって来て、まだほかにだれも来ていないのを見て、「ほう、おら一等だぞ。一等だぞ。」とかわるがわる叫びながら大よろこびで門をはいって来たのでしたが、ちょっと教室の中を見ますと、二人ふたりともまるでびっくりして棒立ちになり、それから顔を見合わせてぶるぶるふるえましたが、ひとりはとうとう泣き出してしまいました。というわけは、そのしんとした朝の教室なかにどこから来たのか、まるで顔も知らないおかしな赤い髪の子供がひとり、いちばん前の机にちゃんとすわっていたのです。そしてその机といったらまったくこの泣いた子の自分の机だったのです。

 もひとりの子ももう半分泣きかけていましたが、それでもむりやり目をりんと張って、そっちのほうをにらめていましたら、ちょうどそのとき川上から

「ちょうはあ かぐり ちょうはあ かぐり。」と高く叫ぶ声がして、それからまるで大きなからすのように、嘉助かすけがかばんをかかえてわらって運動場へかけて来ました。と思ったらすぐそのあとから太郎さたろうだの耕助こうすけだのどやどややってきました。

「なして泣いでら、うなかもたのが。」嘉助が泣かないこどもの肩をつかまえて言いました。するとその子もわあと泣いてしまいました。おかしいとおもってみんながあたりを見ると、教室の中にあの赤毛おかしな子がすまして、しゃんとすわっているのが目につきました。

 みんなはしんとなってしまいました。だんだんみんな女の子たちも集まって来ましたが、だれもなんとも言えませんでした。

 赤毛の子どもはいっこうこわがるふうもなくやっぱりちゃんとすわって、じっと黒板を見ています。すると六年生の一郎いちろうが来ました。一郎はまるでおとなのようにゆっくり大またにやってきて、みんなを見て、

「何なにした。」とききました。

 みんなははじめてがやがや声をたててその教室の中の変な子を指さしました。一郎はしばらくそっちを見ていましたが、やがて鞄かばんをしっかりかかえて、さっさと窓の下へ行きました。

 みんなもすっかり元気になってついて行きました。

「だれだ、時間にならないに教室はいってるのは。」一郎は窓へはいのぼって教室の中へ顔をつき出して言いました。

「お天気のいい時教室はいってるづど先生にうんとしからえるぞ。」窓の下の耕助が言いました。

しからえでもおら知らないよ。」嘉助が言いました。

「早ぐ出はって来こ、出はって来。」一郎が言いました。けれどもそのこどもはきょろきょろ室へやの中やみんなのほうを見るばかりで、やっぱりちゃんとひざに手をおいて腰掛けにすわっていました。

 ぜんたいその形からが実におかしいのでした。変てこなねずみいろのだぶだぶの上着を着て、白い半ずぼんをはいて、それに赤い革かわの半靴はんぐつをはいていたのです。

 それに顔といったらまるで熟したりんごのよう、ことに目はまん丸でまっくろなのでした。いっこう言葉が通じないようなので一郎も全く困ってしまいました。

あいづは外国人だな。」

学校はいるのだな。」みんなはがやがやがやがや言いました。ところが五年生の嘉助がいきなり、

「ああ三年生さはいるのだ。」と叫びましたので、

「ああそうだ。」と小さいこどもらは思いましたが、一郎はだまってくびをまげました。

 変なこどもはやはりきょろきょろこっちを見るだけ、きちんと腰掛けています

 そのとき風がどうと吹いて来て教室ガラス戸はみんながたがた鳴り、学校のうしろの山の萱かやや栗くりの木はみんな変に青じろくなってゆれ、教室のなかのこどもはなんだかにやっとわらってすこしうごいたようでした。

 すると嘉助がすぐ叫びました。

「ああわかった。あいつは風の又三郎またさぶろうだぞ。」

 そうだっとみんなもおもったときにわかにうしろのほうで五郎が、

「わあ、痛いぢゃあ。」と叫びました。

 みんなそっちへ振り向きますと、五郎が耕助に足のゆびをふまれて、まるでおこって耕助をなぐりつけていたのです。すると耕助もおこって、

「わあ、われ悪くてでひと撲はだいだなあ。」と言ってまた五郎をなぐろうとしました。

 五郎はまるで顔じゅう涙だらけにして耕助に組み付こうとしました。そこで一郎が間へはいって嘉助が耕助を押えてしまいました。

「わあい、けんかするなったら、先生ちゃん職員室に来てらぞ。」と一郎が言いながらまた教室のほうを見ましたら、一郎はにわかにまるでぽかんとしてしまいました。

 たったいままで教室にいたあの変な子が影もかたちもないのです。みんなもまるでせっかく友だちになった子うまが遠くへやられたよう、せっかく捕とった山雀やまがらに逃げられたように思いました。

 風がまたどうと吹いて来て窓ガラスをがたがた言わせ、うしろの山の萱かやをだんだん上流のほうへ青じろく波だてて行きました。

「わあ、うなだけんかしたんだがら又三郎いなぐなったな。」嘉助がおこって言いました。

 みんなもほんとうにそう思いました。五郎はじつに申しわけないと思って、足の痛いのも忘れてしょんぼり肩をすぼめて立ったのです。

「やっぱりあいつは風の又三郎だったな。」

二百十日で来たのだな。」

「靴くつはいでだたぞ。」

「服も着でだたぞ。」

「髪赤くておかしやづだったな。」

「ありゃありゃ、又三郎おれの机の上さ石かけ乗せでったぞ。」二年生の子が言いました。見るとその子の机の上にはきたない石かけが乗っていたのです。

「そうだ、ありゃ。あそごのガラスもぶっかしたぞ。」

「そだないでああいづあ休み前に嘉助石ぶっつけだのだな。」

「わあい。そだないであ。」と言っていたとき、これはまたなんというわけでしょう。先生玄関から出て来たのです。先生はぴかぴか光る呼び子を右手にもって、もう集まれのしたくをしているのでしたが、そのすぐうしろから、さっきの赤い髪の子が、まるで権現ごんげんさまの尾おっぱ持ちのようにすまし込んで、白いシャッポかぶって、先生についてすぱすぱとあるいて来たのです。

 みんなはしいんとなってしまいました。やっと一郎が「先生お早うございます。」と言いましたのでみんなもついて、

先生お早うございます。」と言っただけでした。

「みなさん。お早う。どなたも元気ですね。では並んで。」先生は呼び子をビルルと吹きました。それはすぐ谷の向こうの山へひびいてまたビルルルと低く戻もどってきました。

 すっかりやすみの前のとおりだとみんなが思いながら六年生は一人、五年生は七人、四年生は六人、一二年生は十二人、組ごとに一列に縦にならびました。

 二年は八人、一年生は四人前へならえをしてならんだのです。

 するとその間あのおかしな子は、何かおかしいのかおもしろいのか奥歯で横っちょに舌をかむようにして、じろじろみんなを見ながら先生のうしろに立っていたのです。すると先生は、高田たかださんこっちへおはいりなさいと言いながら五年生の列のところへ連れて行って、丈たけを嘉助とくらべてから嘉助とそのうしろのきよの間へ立たせました。

 みんなはふりかえってじっとそれを見ていました。

 先生はまた玄関の前に戻って、

「前へならえ。」と号令をかけました。

 みんなはもう一ぺん前へならえをしてすっかり列をつくりましたが、じつはあの変な子がどういうふうにしているのか見たくて、かわるがわるそっちをふりむいたり横目でにらんだりしたのでした。するとその子ちゃんと前へならえでもなんでも知ってるらしく平気で両腕を前へ出して、指さきを嘉助のせなかへやっと届くくらいにしていたものですから、嘉助はなんだかせなかがかゆく、くすぐったいというふうにもじもじしていました。

「直れ。」先生がまた号令をかけました。

一年から順に前へおい。」そこで一年生はあるき出し、まもなく二年生もあるき出してみんなの前をぐるっと通って、右手下駄箱げたばこのある入り口はいって行きました。四年生があるき出すとさっきの子も嘉助のあとへついて大威張りであるいて行きました。前へ行った子もときどきふりかえって見、あとの者もじっと見ていたのです。

 まもなくみんなははきもの下駄箱げたばこに入れて教室はいって、ちょうど外へならんだときのように組ごとに一列に机にすわりました。さっきの子もすまし込んで嘉助のうしろにすわりました。ところがもう大さわぎです。

「わあ、おらの机さ石かけはいってるぞ。」

「わあ、おらの机代わってるぞ。」

「キッコ、キッコ、うな通信簿持って来たが。おら忘れで来たぢゃあ。」

「わあい、さの、木ペン借せ、木ペン借せったら。」

「わあがない。ひとの雑記帳とってって。」

 そのとき先生はいって来ましたのでみんなもさわぎながらとにかく立ちあがり、一郎がいちばんしろで、

「礼。」と言いました。

 みんなはおじぎをする間はちょっとしんとなりましたが、それからまたがやがやがやがや言いました。

「しずかに、みなさん。しずかにするのです。」先生が言いました。

「しっ、悦治えつじ、やがましったら、嘉助え、喜きっこう。わあい。」と一郎がいちばんしろからまりさわぐものを一人ずつしかりました。

 みんなはしんとなりました。

 先生が言いました。

「みなさん、長い夏のお休みおもしろかったですね。みなさんは朝から水泳ぎもできたし、林の中で鷹たかにも負けないくらい高く叫んだり、またにいさんの草刈りについて上うえの野原へ行ったりしたでしょう。けれどももうきのうで休みは終わりました。これからは第二学期で秋です。むかしから秋はいちばんからだもこころもひきしまって、勉強のできる時だといってあるのです。ですから、みなさんもきょうからまたいっしょにしっかり勉強しましょう。それからこのお休みの間にみなさんのお友だちが一人ふえました。それはそこにいる高田さんです。そのかたのおとうさんはこんど会社のご用で上の野原の入り口へおいでになっていられるのです。高田さんはいままでは北海道学校におられたのですが、きょうからみなさんのお友だちになるのですから、みなさんは学校勉強ときも、また栗拾くりひろいや魚さかなとりに行くときも、高田さんをさそうようにしなければなりません。わかりましたか。わかった人は手をあげてごらんなさい。」

 すぐみんなは手をあげました。その高田とよばれた子も勢いよく手をあげましたので、ちょっと先生はわらいましたが、すぐ、

「わかりましたね、ではよし。」と言いましたので、みんなは火の消えたように一ぺんに手をおろしました。

 ところが嘉助がすぐ、

先生。」といってまた手をあげました。

はい。」先生は嘉助を指さしました。

高田さん名はなんて言うべな。」

高田三郎さぶろうさんです。」

「わあ、うまい、そりゃ、やっぱり又三郎だな。」嘉助はまるで手をたたいて机の中で踊るようにしましたので、大きなほうの子どもらはどっと笑いましたが、下の子どもらは何かこわいというふうにしいんとして三郎のほうを見ていたのです。

 先生はまた言いました。

「きょうはみなさんは通信簿宿題をもってくるのでしたね。持って来た人は机の上へ出してください。私がいま集めに行きますから。」

 みんなはばたばた鞄かばんをあけたりふろしきをといたりして、通信簿宿題を机の上に出しました。そして先生一年生のほうから順にそれを集めはじめました。そのときみんなはぎょっとしました。というわけはみんなのうしろのところにいつか一人の大人おとなが立っていたのです。その人は白いだぶだぶの麻服を着て黒いてかてかしたはんけちをネクタイの代わりに首に巻いて、手には白い扇をもって軽くじぶんの顔を扇あおぎながら少し笑ってみんなを見おろしていたのです。さあみんなはだんだんしいんとなって、まるで堅くなってしまいました。

 ところが先生別にその人を気にかけるふうもなく、順々に通信簿を集めて三郎の席まで行きますと、三郎は通信簿宿題帳もないかわりに両手をにぎりこぶしにして二つ机の上にのせていたのです。先生はだまってそこを通りすぎ、みんなのを集めてしまうとそれを両手でそろえながらまた教壇に戻りました。

「では宿題帳はこの次の土曜日に直して渡しまから、きょう持って来なかった人は、あしたきっと忘れないで持って来てください。それは悦治さんと勇治ゆうじさんと良作りょうさくさんとですね。ではきょうはここまでです。あしたかちゃんといつものとおりのしたくをしておいでなさい。それから四年生と六年生の人は、先生といっしょに教室のお掃除そうじをしましょう。ではここまで。」

 一郎が気をつけ、と言いみんなは一ぺんに立ちました。うしろ大人おとなも扇を下にさげて立ちました。

「礼。」先生もみんなも礼をしました。うしろ大人も軽く頭を下げました。それからずうっと下の組の子どもらは一目散に教室を飛び出しましたが、四年生の子どもらはまだもじもじしていました。

 すると三郎はさっきのだぶだぶの白い服の人のところへ行きました。先生も教壇をおりてその人のところへ行きました。

「いやどうもご苦労さまでございます。」その大人はていねいに先生に礼をしました。

「じきみんなとお友だちになりますから。」先生も礼を返しながら言いました。

「何ぶんどうかよろしくねがいいたします。それでは。」その人はまたていねいに礼をして目で三郎に合図すると、自分玄関のほうへまわって外へ出て待っていますと、三郎はみんなの見ている中を目をりんとはってだまって昇降口から出て行って追いつき、二人は運動場を通って川下のほうへ歩いて行きました。

 運動場を出るときの子はこっちをふりむいて、じっと学校やみんなのほうをにらむようにすると、またすたすた白服の大人おとなについて歩いて行きました。

先生、あの人は高田さんのとうさんですか。」一郎が箒ほうきをもちながら先生にききました。

「そうです。」

「なんの用で来たべ。」

「上の野原の入り口モリブデンという鉱石ができるので、それをだんだん掘るようにするためだそうです。」

「どこらあだりだべな。」

「私もまだよくわかりませんが、いつもみなさんが馬をつれて行くみちから、少し川下へ寄ったほうなようです。」

モリブデン何にするべな。」

「それは鉄とまぜたり、薬をつくったりするのだそうです。」

「そだら又三郎も掘るべが。」嘉助が言いました。

又三郎だない。高田三郎だぢゃ。」佐太郎が言いました。

又三郎又三郎だ。」嘉助が顔をまっ赤かにしてがん張りました。

「嘉助、うなも残ってらば掃除そうじしてすけろ。」一郎が言いました。

「わあい。やんたぢゃ。きょう四年生ど六年生だな。」

 嘉助は大急ぎで教室をはねだして逃げてしまいました。

 風がまた吹いて来て窓ガラスはまたがたがた鳴り、ぞうきんを入れたバケツにも小さな黒い波をたてました。

 次の日一郎はあのおかし子供が、きょうからほんとうに学校へ来て本を読んだりするかどうか早く見たいような気がして、いつもより早く嘉助をさそいました。ところが嘉助のほうは一郎よりもっとそう考えていたと見えて、とうにごはんもたべ、ふろしきに包んだ本ももって家の前へ出て一郎を待っていたのでした。二人は途中もいろいろその子のことを話しながら学校へ来ました。すると運動場には小さな子供らがもう七八人集まっていて、棒かくしをしていましたが、その子はまだ来ていませんでした。またきのうのように教室の中にいるのかと思って中をのぞいて見ましたが、教室の中はしいんとしてだれもいず、黒板の上にはきのう掃除ときぞうきんでふいた跡がかわいてぼんやり白い縞しまになっていました。

「きのうのやつまだ来てないな。」一郎が言いました。

「うん。」嘉助も言ってそこらを見まわしました。

 一郎はそこで鉄棒の下へ行って、じゃみ上がりというやり方で、無理やりに鉄棒の上にのぼり両腕をだんだん寄せて右の腕木に行くと、そこへ腰掛けてきのう三郎の行ったほうをじっと見おろして待っていました。谷川はそっちのほうへきらきら光ってながれて行き、その下の山の上のほうでは風も吹いているらしく、ときどき萱かやが白く波立っていました。

 嘉助もやっぱりその柱の下でじっとそっちを見て待っていました。ところが二人はそんなに長く待つこともありませんでした。それは突然三郎がその下手のみちから灰いろの鞄かばんを右手にかかえて走るようにして出て来たのです。

「来たぞ。」と一郎が思わず下にいる嘉助へ叫ぼうとしていますと、早くも三郎はどてをぐるっとまわって、どんどん正門をはいって来ると、

お早う。」とはっきり言いました。みんなはいっしょにそっちをふり向きましたが、一人も返事をしたものがありませんでした。

 それは返事をしないのではなくて、みんなは先生はいつでも「お早うございます。」というように習っていたのですが、お互いに「お早う。」なんて言ったことがなかったのに三郎にそう言われても、一郎や嘉助はあんまりにわかで、また勢いがいいのでとうとう臆おくしてしまって一郎も嘉助も口の中でお早うというかわりに、もにゃもにゃっと言ってしまったのでした。

 ところが三郎のほうはべつだんそれを苦にするふうもなく、二三歩また前へ進むとじっと立って、そのまっ黒な目でぐるっと運動場じゅうを見まわしました。そしてしばらくだれか遊ぶ相手がないかさがしているようでした。けれどもみんなきょろきょろ三郎のほうはみていても、やはり忙しそうに棒かくしをしたり三郎のほうへ行くものがありませんでした。三郎はちょっと具合が悪いようにそこにつっ立っていましたが、また運動場をもう一度見まわしました。

 それからぜんたいこの運動場は何間なんげんあるかというように、正門から玄関まで大またに歩数を数えながら歩きはじめました。一郎は急いで鉄棒をはねおりて嘉助とならんで、息をこらしてそれを見ていました。

 そのうち三郎は向こうの玄関の前まで行ってしまうと、こっちへ向いてしばらく暗算をするように少し首をまげて立っていました。

 みんなはやはりきろきろそっちを見ています。三郎は少し困ったように両手をうしろへ組むと向こう側の土手のほうへ職員室の前を通って歩きだしました。

 その時風がざあっと吹いて来て土手の草はざわざわ波になり、運動場のまん中でさあっと塵ちりがあがり、それが玄関の前まで行くと、きりきりとまわって小さなつむじ風になって、黄いろな塵は瓶びんをさかさまにしたような形になって屋根より高くのぼりました。

 すると嘉助が突然高く言いました。

「そうだ。やっぱりあい又三郎だぞ。あいづ何かするときっと風吹いてくるぞ。」

「うん。」一郎はどうだかわからないと思いながらもだまってそっちを見ていました。三郎はそんなことにはかまわず土手のほうへやはりすたすた歩いて行きます

 そのとき先生がいつものように呼び子をもって玄関を出て来たのです。

お早うございます。」小さな子どもらはみんな集まりました。

お早う。」先生はちらっと運動場を見まわしてから、「ではならんで。」と言いながらビルルッと笛を吹きました。

 みんなは集まってきてきのうのとおりきちんとならびました。三郎もきのう言われた所へちゃんと立っています

 先生はお日さまがまっ正面なのですこしまぶしそうにしながら号令をだんだんかけて、とうとうみんなは昇降口から教室はいりました。そして礼がすむと先生は、

「ではみなさんきょうから勉強をはじめましょう。みなさんはちゃんとお道具をもってきましたね。では一年生(と二年生)の人はお習字のお手本と硯すずりと紙を出して、二年生と四年生の人は算術帳と雑記帳と鉛筆を出して、五年生と六年生の人は国語の本を出してください。」

 さあするとあっちでもこっちでも大さわぎがはじまりました。中にも三郎のすぐ横の四年生の机の佐太郎が、いきなり手をのばして二年生のかよの鉛筆ひらりととってしまったのです。かよは佐太郎の妹でした。するとかよは、

「うわあ、兄あいな、木ペン取とてわかんないな。」と言いながら取り返そうとしますと佐太郎が、

「わあ、こいつおれのだなあ。」と言いながら鉛筆をふところの中へ入れて、あとはシナ人がおじぎするときのように両手を袖そでへ入れて、机へぴったり胸をくっつけました。するとかよは立って来て、

「兄あいな、兄なの木ペンはきのう小屋でなくしてしまったけなあ。よこせったら。」と言いながら一生けん命とり返そうとしましたが、どうしてももう佐太郎は机にくっついた大きな蟹かに化石みたいになっているので、とうとうかよは立ったまま口を大きくまげて泣きだしそうになりました。

 すると三郎は国語の本をちゃんと机にのせて困ったようにしてこれを見ていましたが、かよがとうとうぼろぼろ涙をこぼしたのを見ると、だまって右手に持っていた半分ばかりになった鉛筆を佐太郎の目の前の机に置きました。

 すると佐太郎はにわかに元気になって、むっくり起き上がりました。そして、

「くれる?」と三郎にききました。三郎はちょっとまごついたようでしたが覚悟したように、「うん。」と言いました。すると佐太郎はいきなりわらい出してふところの鉛筆をかよの小さな赤い手に持たせました。

 先生は向こうで一年の子の硯すずりに水をついでやったりしていましたし、嘉助は三郎の前ですから知りませんでしたが、一郎はこれをいちばんしろちゃんと見ていました。そしてまるでなんと言ったらいいかからない、変な気持ちがして歯をきりきり言わせました。

「では二年生のひとはお休みの前にならった引き算をもう一ぺん習ってみましょう。これを勘定してごらんなさい。」先生は黒板に25-12=の数式と書きました。二年生のこどもらはみんな一生

anond:20210322115552

ホッテントリになってる早稲田の人研のインタビューで書いてるように、

エヴァラストTV版も旧劇も「鏡」って書いてるけど、

鏡を見ても「現実自分理想自分乖離」みたいなのを感じない人は問題ないんだよ

それは毎日ちゃんと鏡を見ている人

というか、リアルの鏡もそうだけど、心の鏡を見てる人、

自分の身の丈を自覚している人とも言えるかも

でも、その身の丈を自覚してないというか、山月記肥大した自尊心というか、

そういうカテゴリーに含まれオタクに対して、

現実を見ろ」「俺が用意した鏡を見ろ」

とは言ってるんじゃないかと思うし、それはそれで自戒を込めてだったり、

庵野氏の天の邪鬼な面が出てるのではないかなあ、と思ったり

ちょっと嫉妬というか、悪い言い方をするなら、庵野氏は優れすぎてたんだよ

それは「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」の前からすでにそうだったと思う

から庵野氏は「周囲を見下していた」と思うんだよ、内心は

なんというか、はしゃいでるオタクとか、若い世代とか眺めては、

そこは俺がとっくに通過した地点であって、おまえら甘いなあ、

みたいに思ってたと思うし、

シンエヴァは知らんけど、旧劇とホッテントリインタビューを読んで、

非常に面白いと思うんだけど、どこか自惚れというか、そういうのも感じられる

謙遜しているけど、庵野自身としては最善を尽くして出し切った感があっただろうし、

内容に対して、BBSなどで「庵野○ね」みたいに書かれて腹立ちもあっただろうけど、

内心は「勝ったな…」「ああ…」だったと思うんだよなあ

少なくとも、自分庵野氏だったらそう思う

ちょっと話が脱線するけど、Amazonなりネットレビューを見ていて面白いのは、

視聴者や読者があまりにも話しにのめり込み過ぎていいて、

例えば「主人公が酷い目に逢いすぎるので☆1つです」みたいな評価を下す人がいて、

自分はそういうのを読んで、内心笑ってしまうと同時に、

視聴者や読者の感情作品操作できてる時点で「作者の勝ち」だと自分は思っていて、

まあ、それは炎上マーケティング似て非なるものだとも思うんだけど、

似ている点は、客の感情を揺さぶることには成功している、

これは作品として最低限必要ものだと自分は思っている

まり、毒にも薬にもならないぐらいなら、猛毒を盛った方が作品としては面白い

というか、不愉快であれ、胸くそいであれ、印象には残るわけだ

印象に残らない作品よりはよっぽどいいと思う

もちろん、その胸くそ悪い不愉快さにも許容範囲はあって、

あるレベルを越えるとマスの客は単に不愉快なので逃げてしまって、露悪趣味の客だけ残ってしまうわけだけど、

それはそれでニッチを狙ってるともいえるわけだけど、売れる作品ではなくなってしま

から、そのさじ加減の問題なんだと思う

話を戻すと、現実を見ろ云々だけじゃなくて、庵野氏としては天然か意図的かは知らないけど、

から作品意図的に毒を混ぜている、

それは上述したように、毒を混ぜないとつまらない作品しかならないか

から、「現実を見ろ」という主張をエヴァには混ぜたけど、他の作品には混ぜてないかもしれない

それは庵野氏にとっては主張自体もどうでもいいというか、それも作品を盛り上げるためのスパイスしかない

庵野自身は「現実を見ろ」と昔から深くは考えていないのかもしれないけど、

エヴァに「現実を見ろ」という主張を混ぜたら、観客はどう思うかな?炎上するかな?

寧ろ炎上してくれるぐらいの方が面白いけど、

そういう作中に作者が込めた意図的挑発に単にのる人は、作品にのめり込み過ぎてる人、つまり現実を見ろの対象であって、

そうではなくて、作り手側の立場で考えられる人はエヴァラストもそんなに怒らないと思うんだよね

自分で言うのもなんだけど、自分エヴァラストには怒らなかった

というか、TVの25、26は作画崩壊ネタにも思えたし、エヴァループしてラブコメになってるのも良かった

「え?ここまで視聴者を引っ張り回して、なんの謎も解決しないまま、全部夢オチというか冗談でしたで終わっちゃうの?」

と怒る人は怒るんだろうけど、

なんかそれがガイナックスらしさというか、DAICONフィルムらしさというか、まあ、無責任だとは思うんだけどw

結論としては、庵野自身に「現実を見ろ」という信念みたいなものは多分ないんだと思うんだけど、

エヴァに敢えて「現実を見ろ」という演出を込めたら、BBSに「庵野○ね」とか書いてる奴らは顔真っ赤にするかなあ、

みたいに本音では庵野氏は考えてそうではある

から、そこを楽しめる人でないと怒るんだと思うんだよなあ

あと、自主制作帰りマン庵野氏がウルトラマンやっちゃってるけど、あれは自主制作から許されるんであって、

流石の庵野氏も円谷プロからも依頼されたシンゴジラでは、そういうことはやらんわけだよ、当たり前だけど

でも、自分としては円谷プロは今の東京オリンピックと同じように、お家騒動とかでゴタゴタして会社は傾かせるし、

子供の夢を食い物に裏では醜態晒してきたように思うので、

インタビューで、今のウルトラマン過去ウルトラマンメタファーしかない、みたいに言ってるように、

ゴジラをぶっ壊してしまっても良かった気もするんだけど、

あの辺が限界だったんだろうなあとか、庵野氏は大人になった、丸くなったんだなあ、とか思って、

それがちょっとまらない一因でもあったんだけど、まあ仕方がないとは思うんだよね

なんかパンクバンドみたいなのがあったとして、

インディーズで売れない時代ライブで負傷者を出すようなステージパフォーマンスがあってもいいけど、

というか良くはないけどw

売れて日本でいうならミュージックステーション?に頻繁に出るぐらいの知名度を得たのに、

インディーズ時代のノリでステージパフォーマンスで負傷者出したら、マスコミかに叩かれて消えてしまうだけだと思う

から、シンウルトラマン庵野氏がウルトラマンになることは絶対ないんだろうけどw

インタビューで語ってたように、初代ウルトラマンって沖縄問題とかイデオロギーとかのメタファーだった、

どっちかというと左翼的というか、学生運動的な臭いもあったと思うのだけど、

庵野氏が自分でああ言っているのだから

彼なりの初代ウルトラマンのようなイデオロギーメタファーウルトラマンが観れるんだろうなあと期待はしてる

ただ、自分としては上述したように、初代ウルトラマンイデオロギー左翼的とも言える面は面白いんだけど、

それはあの時代だったか面白かったというか、

そういう社会問題に対する認識が元からあったり、

プロ市民とまではいわないけど、普段から少しはそういうことをぼけっとでも考えている人なら、

初代ウルトラマンみたときに、あー、難民問題みたいなもんだよな、バルタン星人、とか思ったりするわけなんだけど、

当然、子供はそんなこと考えないで構わない、正義が悪を倒すのを観て消費してくれればいいし、

大人になって改めて観て、初代ウルトラマンを作る側が何を考えていたのか、意図してたのかを考えてみるのもいい

というか、そういうイデオロギー作品スパイスとして込めておくことで、そういう奥深さが演出できる

でも、だからといってそこにあまり意味はなくても良くて、

そこに意味を持たせすぎると、「〜するべき」みたいなべき論を伝える説教臭い作品になるわけで、

あくまスパイスでいいんだと思う

そこから視聴者それぞれが自分勝手に自分人生と重ねたり色々自由に考えて自由感想を持ってくれて構わないと思うんだよね

から現実を見ろ」も庵野氏のスパイスあくまで一つであって、それは昔から使っていたのかもしれない

使ってても視聴する側が気が付かないだけということもあるし、それはそれで構わないんだと思う

入管問題をどうすべきだというのかわからない

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/NatsukiYasuda/status/1373453077743763459

これ思うんだけどさ、スリランカ人って日本国籍もってないよね?

日本国憲法の定める所に従う必要はないしそれによって助けられもしないけど責められもしないよね

本国麻薬をやってたからって日本でその使用歴を咎められることもないし

むこうの警察にはそういう記録があっても日本裁判でそれを証拠に出すことはないよね

かに借金があっても近隣住民からの苦情があったり嫌がらせがあっても日本スリランカのご近所問題解決することはないよね

日本いかよろしくお過ごしいただくかは国際条約渡航について安全とかおたのしみいただける範囲とか取り決められた中でだけだよね

勝手に持って帰ったらいかものとか受けられないサービスとか困ったときはどこに頼るとか

そういうの国際条約とか大使館とかあって、それを優遇してもらうために国際協力とかで相手の国の利益を上げることとかしてるんだよね

外国からきた人を優遇したりもてなしたりするの、税金つかうのってじゃあ誰を客として招いて日本ルール違反したのを最大限配慮するとか安全につとめるとか

税金つかうのを、上納金みたいにおさめるのもなんだから協力費とか助成金とかでその国際関係を築きたい国にだすわけだよね

日本外国にじゃぶじゃぶ協力金だしてるから、だしたくない先進国から優遇とか直接だしてる後進国とかそこの支援団体の協力国からとか外国からわりと優遇されてるんだよね

うちは支払いないけどおたく税金でうちの国の人優遇してやってもらえませんかってそれはさすがに無理があるよね

難民とか移民にいきなりみんな日本においで下さいましたか日本国籍をあげますとか日本国憲法で守りますとか言われたら

そりゃ生活保護うけにすぐ日本にきたくなるじゃん 医療費無料になるし家族に連絡しますよっていわれても国際電話だし仕送りとか支援とか無理っていわれるにきまってるじゃん

じゃあもう外国の方は日本にきたら一律毎月9万円を差し上げますってしたほうがいいんじゃない

絶対よくないとおもうんだけど そりゃわんさか金ほしいだけの人がくるっしょ

相手の国の法律を実際に執り行える人が日本にいるわけではないしむこうの国の領土として扱う地域入管にあるわけでもないのでどうしようもないじゃんね

そもそも自分母国に帰りたくない理由ってなんなのかな 亡命とか永住権獲得をしてもらったりとかできないのかな

旅行にきたつもりでビザなしとか資金なしとかで帰れもしないとかおかしくないか

そういうのまとめてよくわかんないんだけどさ

じゃあ日本人が人権大事で命が大事からって基礎にのっとって 入管拘留されてる人たちをひきとる里親制度って設けたらいいんじゃない

脱走とか日本国憲法においての問題行為とかそういうのも多発するとおもうけどさ、それ日本法律で裁く事のほうが他の国の国籍をもってる人に対して内政干渉にならない?

ならないのならいいけど

入管でも健康を維持させるとか規律ただしい生活をさせるって強制ができる日本人むけの刑務所であれば税金を投入していずれ放流されたときに人らしい生活ができるようにと環境を整えて

あげられるかもしれないけど、相手の国の国籍もってて日本法律がきかない人にはお願いしかないよね

ご飯食べてくださーいとか、ねてくださーいとか、掃除してくださーいとか、しろとかしますとか無理にできないよね

しかしたら床にまいた粉を掃いて掃除したら宗教上の問題相手の国の法律では違法犯罪だけど、日本ではそれを掃除とよぶとかすると国際問題だよね

檻の外からしてくださーいしか言えないけど、してくれないと○○するぞって交渉しかけてきてる人にどう譲歩したらいいのかって思うんだけど

たとえばハンガーストライキごはんたべねーぞたべないと死ぬおまえら人殺しになりたいのか、なりたくなかったら日本国籍をくれ、っていわれたら

はいあげますっていえちゃうのかな?

そしたら日本人に家族も住所もないからまずは生活保護だろって駆け込むというかそれしかないだろうから外国から来た人にはみんな生活保護あげちゃう

日本飛行機で来られた方や船で来られた方はみなそうなる可能性があるんだから日本領内に入った時点で渡航調査の紙かくとき現金わたしたらいいよね

私はもう次の世代の人たちとかに責任とか考えないからどうでもいいんだけど、それが人権とか人命とか尊重してるってのを日本って管理下で現時点の日本人にむけていいとは思えないんだけど

命だいじにっていってる人はもうそんなノリで言ってるのかな?

人権とか人命って、どこの資金でどういう生活をさせて、そう生活してもらうことで日本日本にすんでるみんなになにを還元して共済していく感じに考えてるのかわかんない

日本にきた人にオカネあげまーすしかいってない気がするんだけど、日本にきたらいい待遇になるってことの意義はどういうことで考えてるのかしりたい

anond:20210321071720

追記

なんかはてブされてたか追記してみたり…

あと、マクロスゼントラーディとかも巨人なんだよなあ

庵野氏は巨神兵といいマクロスの異星人といい、なんかよく分からんが「巨人」に縁があるんだなあと

から庵野氏が野球を観るなら応援するのは巨人なんだろうなあと

というか、つい「虚構否定」と書いてしまったけど、ゼントラーディみたいにウルトラマン生物だ、

ということを視聴者が忘れがちなところがあって、

例えば、エヴァウルトラマンメタファーなわけだけど、

からこそエヴァ最初の登場の時点で風呂に入ってるwわけだし、

傷つけば大量の血を流すわけだけど、円谷的にはそういうウルトラマンは描かないというか描けないというか

から本来だったらウルトラマンは巨大な生物で、私生活では風呂にも入るし、

戦闘で傷ついて大量の血が流れれば、足元のビルとか道路を血で汚していくはずなんだけど、

ウルトラマンにはそういう描写がないので、生物感がないんだと思う

話を戻すと、自主制作帰りマン庵野氏がウルトラマンをやることで、

考えようによっては、ウルトラマンの再定義、とでもいうか、

本当はあれはマスクマスクの下は人間みたいな顔があるのかもね、

と考えることもできなくもない

要は、ウルトラマンもっと生物臭さを出したかったが故の即興かもしれない

というか、単に映像としても面白くなりそうだからやってみた、というだけなんだろうけどw

作者が何を考えて描いたかからない絵画があったとして、

それを大勢の人があーだこーだ議論して、そのどれもが作者の意図を汲み取れていない、

実は作者は何も考えていなかった、としても自分面白いと思うんだよね

あと、それだけ人が集うということは、

その作品に対してみんなが「なんかいい」と思っているということは共通しているわけで

町中に変なオブジェを置いて通行人がどういう解釈を示すかというのは、

ホームレスやってた時期の吾妻ひでおもやってて、

変なオブジェの作者は神の視点で、勝手解釈をする人たちを「おまえらバカだなー」と思いながら眺めることができてしまうという

というか、この世界神様あんまりちゃんと考えて作ってない気がするんだよね

とりあえず、自分を模してアダム創ったけど、なんか一体だけじゃつまんねーな、とか思い始めて、

アダム身体から肋骨を一部切除して、それを培養してイブを創った

この辺の描写が手術っぽいんで、ガイバーみたいな神=異星人説の根拠の一つみたいになってたりもする

まあ、よくあるムーの読者みたいなネタだけど

から生殖器官が排泄器官の近くというのはやっぱり頭おかしいというか、

一応、自称クリスチャン自分としても、あのー、神様ってもしかしてスカトロものがお好きなんですか?

と問いかけたくなってくるんだけども、まあ、あんまり根拠はないんだろうなあ

ダーウィニズムで考えても、ダーウィニズムは付け足し付け足しで、

Apacheじゃないけど、生物進化は大量のパッチの繰り返しみたいなものにも思えるわけで、

当然、その場しのぎの連続の末に絶滅する種がいてもおかしくないわけで

なんか脳内そのままダンプしたら話が脱線しまくったけどそのままにしておくのだった

2021-03-21

anond:20210321154150

放っておくと金を使わない金持ちから取った税金を代わりに使わせてるだけだからな。

金持ち生活保護を叩くのはわかるが中流階級未満の奴がやってんのは肉屋擁護してるようにしか見えない。

基本的に金のない奴は税金ガンガン無駄遣いする社会の方が助かるはずやで。

社会レベルでの節約おまえら貧乏にしてる。

おまえら偶然通りかかれよ あくまでも 偶然

2021-03-20

anond:20210319233433

これって隠れ金持ちは良いけどギラついた成金は嫌いなのと同じだよね

肉屋を支持する豚やん。

前者みたいな金持ちって大体格差社会の頂点として生まれた時からたとえ働かなくても相続だけで金持ちから表に出てこなくて、後者おまえらと同じところから這い上がるために名前を売るしかなかったんやで。

2021-03-19

anond:20210319115128

淫夢クッキー☆とハセカラは?

あれさんざん他人権利侵害しているけどオタクたちは今に至るまでやめてないよな?

おまえら力のない一私人が嫌といっても聞かないじゃん。

金を持っているうえに反社とつながりがあるかもしれない馬主ビビってるだけ。

ディズニー任天堂ビビってるのも似たような理由だろ。

俺はおまえら増田が好きなのに

誰かわからないので、好きが伝えられない

かなしくない?

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