はてなキーワード: 就職氷河期とは
田舎で親戚の兄ちゃんや近所の幼馴染の姉ちゃんが相変わらずバイトみたいな仕事続けて結婚もできずに歳だけ重ねてるのを見聞きする度に凹んでしまう。
例によって就職氷河期世代で、地元の無名大学出た後に就職先が無くてバイトの延長で飲食店に就職したり、新卒で入った不動産会社で潰されて教育学部に入りなおして正規の教員採用を目指して非常勤講師を続けたけど結局採用されず、といった経歴の人たちなんだけど。
この人たちの職業キャリアがダメになった理由は国のマクロ経済政策の失敗や企業や地方自治体の採用抑制といった本人たちの努力ではどうにもならない流れのせいではあるんだろう。
でも、結婚して子供を持つぐらいならなんとかなったんじゃないか、障害があって働けないってわけじゃないんだから、自分と結婚相手の両親に頭を下げて子育てに必要な金銭と労働力を支援してもらえば、田舎の非正規共働きでも少なくとも子供は持てたんじゃないか、と残念でならない。自分が子供の頃に尊敬していた年上の友人たちの悲惨な現状を思うと。
いや、当人たちを責めるような書き方をしたけど、本当は親たちが助けてやるべきだったんだと思ってる。
兄ちゃんが雇われ店長に昇進してすぐに激務で体を壊した時、姉ちゃんが30過ぎても採用試験に受からなかった時、子供のキャリアが暗礁に乗り上げつつあるのは明らかだったんだから、親たちが動いてもっとマシな仕事や結婚相手を探してやるべきだった。
親たちだって、紹介されて就職して、地縁・血縁で自営業して、嫁は親戚が話を持ってきた見合いかほぼ会社が相手を宛がってやったような職場結婚だったりだったんだから。
自分たちが若い頃に上の世代に面倒見てもらったように何で我が子に仕事や結婚相手を探してやらなかったんだと正直怒りを感じる。
(さもなければ、俺自身の親のように田舎に未来は無いからお前は大阪か東京の大学に進学してそこで就職しろと小学生の時から教えて教育に投資してやるべきだった)
政治家になるような人は世代内の勝利者で、自分の努力と才覚で生き残ったという自覚があるから、自分の意思で勝利を捨てた(と思われる)敗北者には一段と厳しいと思うぜ。
何なら就職氷河期世代を代表して「僕らの世代を犠牲にしてでも特定の世代を棄民にするのはこれで最後にしたい」などと言うね。
もちろん他の世代には就職氷河期世代を救済する理由はない。できれば今すぐ死んでいただくとありがたいと思うのが普通だ。
親は団塊世代で当時は給料も右肩上がりの時代で、それなりの中流家庭だったと思う。
兄が通っていた地元の塾に自分も行かせてもらい、兄は一足先に中学受験をして某私立中高一貫校へ進学した。
自分は最初の塾(兄と同じ)で、『御三家も狙える』と言われ、有名な大手進学塾へ通うようになった。
毎週土日のどちらかには親に連れて行ってもらって都内へテストを受けに行き、自分は純粋に楽しんでいたが、それに付きあう親は大変だったろうと思う。
そしてその頃から、どうやら兄は道を徐々に踏み外していったらしい。
具体的に中学生の兄の身に何があってそうなったのかは今でも知らない。
兄は万引きなど軽犯罪を繰り返すようになり、親が警察に行くこともたびたびあった(当時、自分にはそれらの事実は知らされなかった)。
自分と兄はひとつ屋根の下に暮らしていたが、部屋は別々で元々仲の良い兄妹でもなかったし、
自分は中学高校(御三家の一つに受かった)で良い友人に恵まれ学生生活を楽しんでいて、兄のことはほぼ眼中になかった。
ただ、それでも兄や両親を見ていて、『兄が道を踏み外しつつある』こと、『親が兄の対応で大変らしいこと』は雰囲気でわかった。
だから、自分まで親に負担をかけてはいけないな、と子供ながらに思っていた。
別に親のためにいい子でいようと思ったわけではない。
道を踏み外していく兄を尊敬できなかった、いや、心から軽蔑していた。ああはなりたくない、と思っていただけだ。
学校の友人の兄弟はみな出来が良くて、どこに出しても恥ずかしくない「まっとうな」人達で、比べると自分の兄が恥ずかしかった。
学歴なんかの問題じゃない、今でもそれで兄を差別する気はない。
犯罪を犯すこと(万引き以外にも路駐やら何かでしょっちゅう警察から電話があった。警察をバカにし、遵法精神などまるでなかった)、
それで親に多大なる迷惑と心労をかけていたこと、それを反省もせずにまた繰り返すこと。
兄の心理など知る由もないし、なにか彼の思春期に問題があったのかもしれない。
だがだからといって兄の行為が正当化される訳もない。繰り返すならなおさら弁護の余地もない。
私は心の底から兄を嫌い、軽蔑し、しかし表にはそれを出さずに、ただ兄とは接触しないようにしていた。
(なぜなら、兄は短気で暴力に訴える人間だったからだ。一度自分がそういった態度を見せた時、夜中に枕元に金属バッドを持ってすごんできたのは忘れられない。
そしてそういった基質もまた、私の兄への侮蔑をより強める結果になった)
そして兄は高校を(なんとか)卒業し、大学へは行かずにフリーターになった。
親はどこでもいいから大学へ行かせたかったようだが、兄本人が『大学でやりたいことがない』と進学しなかった(ここは兄が正しいと思う)。
ありがちな話だが、兄は音楽の道を進もうとしたらしい。バンドを組んで、いわゆるバンドマンになった。
音楽活動の実態は何をしてるのかさっぱりわからなかったが、さほど身を入れてやっている様子もなく、芽も出なかった。だが諦めきれないのか、フリーターをしながらだらだらと続けていた。
自分が高校を卒業し大学へ進学した後も、兄はその生活をしばらく続けていた。
そのうち、兄は一人の女性(Aさん)と知り合った。そして二人は結婚を考える仲になった。
Aさんはとても良い女性だった。自分や両親とも仲良くしてくれて、兄は大嫌いだがこんな姉ができるなんてほんとに嬉しい、ようやく兄が自分にとって良い行いをしてくれたと思った。
しかしここで、両親は最大の過ちを犯した。
何を思ったのか、兄にマンションを買い与えたのだ。親の名義でローンを組んで、兄と彼女の新居にしろと兄に与えた。
フリーターの兄に月々のマンションに係る支払が払えるはずもない。それはすべて親が払っていたのだ。しかも結婚も確定しないうちに買って与えた。
呆気に取られた。納得できないが親の気持ちになって考えてみれば、『Aさんに逃げられないように、住居が確定していれば結婚生活も楽になるだろう』ということだったのかもしれない。
『妹は大学へ行かせてやったのだから、兄にも何か与えねば』と思ったのかもしれない(しかし自分は国立大で、学費をトータルしてもマンション費用の20%にもならないのだが)。
兄は別に特段の感謝をする様子でもなく、当たり前のようにそれを受け取った。
そしてその後、結婚が決まっても一向に定職につこうとせずに自堕落な生活を続ける兄は、Aさんに愛想をつかされて結婚前に出ていかれた。
(兄はAさんに入れ込んでいたらしく相当なショックを受けていたが、自分から見れば当たり前だばーかとしか思えなかった)
この頃からだろうか、自分が『親は兄を贔屓している』と思うようになったのは。正確には、『親は兄を甘やかしている(自分には厳しいのに)』と感じ始めたのは。
自分は親に言われた。『私立大に行かせる金はないし仕送りをする余裕もないから、家から通える国立大にしろ』と。
親の言うことに従おうとしたわけではなかったが、自分の行きたい大学はその条件を満たしていたので、結果として親ののぞみを叶えた形になった。
しかし心のどこかに、『親ののぞみを叶えたい』という気持ちがなかったとは言えない。兄で苦労させられている親を見てきて、自分だけは親が誇れる子供でいようとしたのかもしれない。
通おうと思えば通えたが、一人暮らしに憧れていたこともあり、親の援助は一切受けずに一人暮らしを始めた。貯金とバイトでなんとかまかない、4年間それを続けた。
親が兄にマンションを買い与えるまではそれも納得していた。だが、親がそれをした時、自分の中で不公平だという気持ちが生じた。
根底に『「親に迷惑ばかりかける穀潰しでろくでなしの」兄に、なぜそんなに金をかけて甘やかすのか?』という考えも当然あった。
自分にとって兄は「いないほうがマシ」で、存在する事で何もいいことがない、迷惑なだけの存在だった。
グレてようがフリーターだろうが、優しい兄なら愛せたろう。だが、兄としての優しさを見せてくれたことなど数える程もない(その数回も小学生以下の時だけ)。
家庭を持って子を為し、親に孫の顔を見せて安心させてくれたなら、「普通」で「まっとう」な人間になってくれたなら、それで兄を見直すこともできただろう。
しかし兄は正真正銘のクズなので、逆の道にしか行かなかったのだ(それについては後述)。自分が兄を見直す機会はおそらく死ぬまで来ないだろう。
(余談だが、なかにし礼氏の小説の再現ドラマ(兄との関係を描いたもの)を見た時、心からなかにし礼氏に共感した。自堕落でお調子者で弟にとって迷惑な兄。
なかにし礼氏が兄の葬式後につぶやく、『兄さん、死んでくれてありがとう』がわかりすぎて辛かった。
何年先かわからないが、おそらく自分も兄が死んだ時、『死んでくれてありがとう』と心から思うだろう。自分が先に死ぬかもしれないが)
Aさんに逃げられた後、しばらく兄は自堕落な生活をしていた(親が金を払っているマンションで一人ぐらし)。
自分は何度も親に『マンションから出て行かせろ、でなければ兄は自立できない』と言ったが、親は『そんなこと実際にできるわけがない』『目の届かないところに行かせるほうが不安だ』と言って聞かなかった。
この頃から、自分の中で『兄が駄目になったのは親の(甘やかしの)せいではないのか』『親は己の見栄しか考えてないのではないか』という疑念が湧いてきた。
やがて自分は大学を卒業して、氷河期の中なんとか上場企業に就職を決めた。
希望の会社からは内定が出ず、文系でプログラムなど全くわからないのにSEになることになったが、就職できただけでよしとするしかなかった。
親の反応は『とりあえず上場企業だから、外への体裁が整った』というものだった。親にとって自分は見栄のための存在なのだなということが、徐々にわかってきていた。
同じ頃、兄もようやく某リフォーム会社で営業として働きはじめた。
兄の営業成績は良かった(もともと外面だけは良い)ので、いっときは小金持ちになれたらしい。外車を買ったが、マンションの金を親に返す気はさらさら無いようだった。
その外車がポンコツなのかあるいは外車とはそういうものなのか、しょっちゅう壊れて修理代がかかった。あまり乗らないせいもあっただろう。
乗らないのなら売ればいいのに『売っても二束三文にしかならない』と兄は言い張り、親はなぜか修理代を肩代わりして払ってやっていた。
(散々修理代を払って直して、最後にはやはり壊れ、ろくに乗りもしないままに結局二束三文で売ったようだった)
マンションの支払いは親が続けていた。このころようやく、月々の管理費や積立金などの維持費だけは兄が支払うようになったようだった。
そのうち、バツイチ子持ちの女性Bさんと知り合い、今度は結婚した。Bさんについては自分はほとんど知らない。
その頃自分は向いていない仕事かつ長時間労働で心身を病みかけており、朝焼けの街を徹夜明けで泣きながら一人家路についたりしていたので、兄のことなど構う暇もなかった。
結婚式には一応出た。ストレスで過食気味になりむくんだ顔の自分が愛想笑いを浮かべて写っている写真は見返したくもない。
兄の結婚になんの感慨もなく、『これで普通の人間になってくれれば』と願っただけだった。兄に望むただ一つのことは『普通の家庭を築いてくれ』で、それ以上は望まなかった。
営業成績が良いのに浮かれ、独立すると言って仕事を辞めた兄だったが、ろくなノウハウもない個人のリフォーム営業がそうそう上手く行くわけもない。
あっという間に生活は行き詰まり、さっさとBさんに逃げられた(どうやら浮気されていたようだが、それを追い詰める気力もなかったようだった)。
そしてまた、マンションで自堕落な生活に戻った(もちろんマンション維持費は親払いに戻った)。
自分はずっと『兄を甘やかしすぎだ、マンションから追い出せ、マンションを売ってしまえ、でなければ兄は自立しない』と親に言い続けていたが、ずっとでもでもだってで聞き流された。
『(万引きなどの)前科があるから、追い出したら何をするかわからない。もっと悪いことになるかもしれない』『どれだけ言ってもあいつはこちらの言うことを聞かない』。これが親の言い分だった。
しみじみ、親も兄も情けなく、どうしようもないと思った。『お前は冷たい』と言われた。
『そもそも最初にあれが道を踏み外した時、お前の中学受験にかかりきりで、親としてろくに関わってやれなかったのが悪かったから』と。
そう言われて自分にどうしろと? 責任を感じろというのだろうか? もうとっくに成人していい年になった兄を憐れめと? 親でもない自分がなぜ親と同じ感情を共有せねばならないのか?
『ずっとそう言い続けて兄を甘やかして、それで状況が好転したか? 好転する見込みがあるというのか? 兄の自立を妨げているだけではないのか?』
そう言っても、親は同じ言い訳を繰り返して兄への甘やかし(マンション与え)をやめようとしなかった。
自分の中で、兄への嫌悪と親への嫌悪の比率は徐々に逆転していった。兄がどれほどのクズだろうが、どんな人生を送ろうがもはやどうでもいい。
自分と同じ親のもとで、恵まれた環境で育ったにも関わらず、兄は自ら堕ちていったのだ。兄の人生は兄のもの、好きに生きればいいしどこでのたれ死のうが勝手にすればいい。
兄よりも、そんな兄を甘やかし続ける親のほうに不信と不満が募っていった。なるほど、親がこうして甘やかすから兄は更生できないのだと納得した。
そして『兄が自分よりも甘やかされてる事実』にどうしても納得できなかった。自分を特別扱いしろというのではない、兄を特別扱いするのが耐えられなかったのだ。同じ子供として平等に扱ってほしかった。
自分の大学時代、兄は親が与えたマンションでゆうゆうと一人暮らしして、自分は仕送りを一切受けられずに生活費のすべてを自力で稼いだ。
就職してから、兄は親が与えたマンションで好き勝手に暮らして、自分は親に金を入れていた。家に金を入れるのは当然だと思う気持ちもあったが、理不尽だと思う気持ちはどうしても拭えなかった。
その気持ちに耐えられず、『兄と比べてあまりにも不平等だ、兄にも金を支払わせろ、兄を甘やかすのもいい加減にしろ』と泣いて言ったら、『じゃあこれからお前も金は入れなくていい』と言われた(そうじゃないだろ)。
家庭のことや仕事のことなど色々あり、結局自分は新卒で入った会社を3年ほどで辞めてしまった。親に『30までにやりたい道(フリーランス)で食っていく目処をたてる』と誓い、宣言どおりに28で目処を立てた。
兄は親が見つけてきた非正規パートの仕事をなんとかこなし、その頃にはそこそこ年季も入って板についてきていた。新しい彼女(Cさん)もできたようで、マンションで一緒に暮らし始めた。
だが、そんな矢先。兄が、クスリで捕まった。
最初に一報を聞いた時、親はともかく、自分は『まあ、あるだろうな。やっぱりな』としか思わなかった(基本的に兄の人格を信頼していないので、何を起こしたと聞いても『やりかねない』としか思わない)。
もちろん家族の誰も気づいていなかった。家族の目の届かないマンションでずっとやってきたものらしい。
自分は『言わんこっちゃない、だからマンションから追い出せとあれほど言ったのに、甘やかし続けた結果がこれだ』と親に言った。親は『そんなこと今更言っても仕方ない』としか言わなかった。
そこからの詳細は省くが、兄は執行猶予がついて戻ってきて、兄を見捨てなかったCさん(菩薩かよ)と今でも親の与えたマンションで暮らしている。Cさんが見張っているので再犯はないと思いたい。
Cさんには敬意と感謝しかない。彼女がいなかったら兄はもっとだめになっただろう。
しばらくCさんに食わせてもらっていた兄だが、今はまた派遣で職について、そこでの仕事も軌道にのってきたようだ。今度こそは歳も歳なので落ち着いたと思いたい。
(ちなみに、また維持費だけは払うようになったが、購入費は一切払っておらず、名義は父のまま。毎年実家よりも高い固定資産税を払っているのも父)
兄はもうどうでもよく、二度と犯罪を犯すなCさんにだけは迷惑をかけるなCさんだけは大切にしろとしか思っていない。
残念なことに、自分の中で兄の見方が変わることはこの先死ぬまでない。今の兄と表面上でも付き合えるのはCさんあってこそだ。Cさんを姉と慕っても、兄を兄と慕うことは生涯ない。
きょうだいは他人の始まりとはよく言ったもので、兄への気持ちはもうこれでいいと落ち着いている。
だが、「未だに」なのか、「今だからこそ今まで積もり積もったものが」なのか、自分の中で親へのわだかまりだけはどうしても消えない。考えると落ち着かず、心がざわつく。
もう親も老い、自分もいい年だ。親も人間であり、それも見栄っぱりで子供を平等に扱わず贔屓するようなできの悪い人間だったんだと納得するしかないとわかっているのに、
自分はどうしても、親に『自分たちが間違っていた』と言ってほしい。子育ての過ちを認め、自分がどれほど辛い思いをしたかを理解し、悪かったと謝ってほしい。
だが、過去に喧嘩した時の経験から、親は絶対に自分の過ちを認めない、ましてや子供から言われる言葉を決して正面から受け止めないとわかっている。
『それが親に対して言う言葉か』『何様のつもりだ』『はいはい、全部こっちのせいだって言いたいんでしょう』…そう言って絶対に絶対に自分の過ちを認めない。老いた今、なおさら頑なになり認めないだろう。
自分は自分なりに、親の期待には応えてきたと思う。教育で親に金をかけてもらった事は感謝しているが、それだけの成果をちゃんと出し、結果をだした。
なのになぜ、自分は兄と同じに扱われなかったのだろう。自分だけが要求され、応え続けねばならず、それなのにそれを評価もされなかったのだろう。
これを言うと嫌な人間だと思われるだろうが、客観的に見て自分のほうが親に貢献しているしまともな人間として育った(少なくとも前科ものでなく、親に迷惑をかけていない)という自負があるだけに、やるせない思いがある。
本来なら自分のほうが親に贔屓されて然るべきではないのかという思いがあることは否定しないが、贔屓してほしいとは言わないしするべきでもない。
ただ自分に求めるものは兄にも求め、兄に与えたものは自分にも与えてほしい、子供の間に差をつけないで平等に接してほしかっただけだ。
男女の差だというのならばなおさら、兄には『長男』としての役割と責務を求めるべきだったろうに、なぜ私が長男の役割も果たさねばならないのだろう。
兄が結婚した時、自分は『兄が孫を作ってくれたらそれだけが兄の親孝行だ、自分にも兄がいた意味がある。せめてそれくらい孝行しやがれ』とわずかに期待したが、兄は子供を作る間もなく離婚した(そもそも作る気もない)。
母は自分にだけ言う、兄には絶対に言わないのに、『老後の楽しみがほしい、孫が見たい』と。
子供はジジババの楽しみのために産むもんじゃねえし産んでおしまいじゃない、何ならあなたがたが育ててくれんの? 育てる金あるの? と応えたら沈黙した。
そんなに孫が見たいなら兄に言ってくれ、男なんだから自分よりよほど確率が高いだろうと言ったら、『あの子に育てられるわけがない』。『何を言っても無駄』と言って、兄には20年以上何も要求しない。
『精子バンクとかあるでしょう』『50歳で産んだって例もあるし』とまで言われた日には本当に失望した。
50歳で産んだ女性はほぼ卵子提供で母方の遺伝子は入らないし、養子じゃ嫌だってんならそれ(母方の遺伝子が入らない)も嫌なんだろうに。
そもそも出産までにどれだけ苦労したか(流産だって何度も経験してるはず)、不妊治療にどれだけお金がかかったかわかってて言っているのか、そして不妊治療と高齢出産がどれだけ母体に負担がかかると思っているのか。
娘の体など、自分の楽しみのためにはどうなってもいいのだろう。
孫の立場にしたって、父親がいない家庭に生まれることになるのだが、そういったことを考えてもいないのだろう。ただ、自分が欲しいから、だ。
私の結婚も、自分の見栄だけのためにしてほしかったらしい。大切なのは見栄と体裁で、娘の幸福などどうでもよかった。
『結婚しない女はなにか問題があると思われる』なんて言われても、それはあなただけの醜い価値観だろう、未婚率が三割の時代にそんな事思うほうが少数派だ。
図らずも未婚女性への「己の偏見」を曝け出したことにも気づかずに、『あなたのために言っている、それが世間だ』などと諭してくる醜さ。兄にも同じことを言えばいいのに。
『結婚しろ』と言われるのが嫌で、それを避けるために誰でもいい、一回結婚さえすれば文句を言われまいと思って結婚したけれど、上手く行くわけもなく2年も経たずに破綻。
(付き合っていた人とは、兄の事件で別れざるを得なかった。結婚した人には家族ぐるみで兄のことを隠した。そんな結婚うまくいくわけもなかったし相手には申し訳ないことをしたと思う)
その時の言葉も『せめて2年は持たせろ、外聞が悪い』『相手の親に私(母)の顔が立たない』『どうせお前のわがままだろう』…出てくるのは己の見栄と体裁のための言葉だけで、一度も娘の心情を慮る言葉は出てこなかった。
兄が同じように2年程度で破綻した時、兄に同じ言葉を突きつけたなら、そういう人なのだと納得もできたかもしれない。だが、兄の離婚に関して親は兄に何も言わなかったのだ。
東南アジアや中国雲南省の中部高原や海南島原住民やパプアニューギニアを参考にして、氷河期世代で現在年収350万円以下、直近の雇用保険納付3年未満の氷河期世代限界集落に住まわせて自給自足のコミューン作ればいいじゃん
ネット環境だけは引いてやってさ、畑とか田んぼを焼畑農耕とかで作らせて、余った分を月に一回街に降りてきて売って現金収入を得てなんか買っていいみたいな感じで、医療は自衛隊や警察の病院とかの経験を上げるために定期的に公務員系の医務官を半年に一回くらい派遣させるとかで解決できるし
そんで国が就職氷河期世代っていうのを見世物にして観光資源化するとかどうよ、放っておけば勝手に交尾して増えるかもしれないし治安対策にもなるし一石二鳥じゃね
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 47 | 9709 | 206.6 | 31 |
01 | 28 | 4282 | 152.9 | 50 |
02 | 15 | 2162 | 144.1 | 35 |
03 | 3 | 213 | 71.0 | 35 |
04 | 6 | 5393 | 898.8 | 129.5 |
05 | 7 | 245 | 35.0 | 25 |
06 | 16 | 1873 | 117.1 | 92.5 |
07 | 20 | 3429 | 171.5 | 66.5 |
08 | 44 | 4157 | 94.5 | 41.5 |
09 | 82 | 6359 | 77.5 | 39.5 |
10 | 107 | 10353 | 96.8 | 39 |
11 | 129 | 11845 | 91.8 | 46 |
12 | 143 | 8661 | 60.6 | 29 |
13 | 120 | 6443 | 53.7 | 31 |
14 | 103 | 10440 | 101.4 | 45 |
15 | 106 | 10093 | 95.2 | 35 |
16 | 115 | 10327 | 89.8 | 36 |
17 | 116 | 13590 | 117.2 | 39 |
18 | 125 | 10450 | 83.6 | 35 |
19 | 107 | 12465 | 116.5 | 40 |
20 | 74 | 8467 | 114.4 | 53 |
21 | 102 | 12617 | 123.7 | 41 |
22 | 99 | 15637 | 157.9 | 47 |
23 | 115 | 13645 | 118.7 | 40 |
1日 | 1829 | 192855 | 105.4 | 39 |
エックスキースコア(6), 4月8日(6), テクテク(3), 茶漬け(3), ガヤ(3), ソビエト(3), 推定無罪(15), 肖像(4), 紙幣(13), 正装(3), 着払い(3), 司法(11), 京都(21), ベーシックインカム(6), 誇り(9), 技能(5), 鳥(7), 告知(5), 被る(5), チビ(4), 重なっ(4), 看板(8), 投票(17), 5000円(6), 吸う(6), 銭湯(7), 犯し(7), 働か(10), 新(14), AM(12), PM(12), 逃げる(12), 知能(8), 実態(8), 地方(21), 安倍(10)
■中高年ひきこもり /20190408223726(30), ■お茶漬けのオススメのトッピングを教えて欲しい /20190409110649(16), ■「母乳が出たら飲ませてあげるね」 /20190408231324(16), ■少年院に行った /20190408231439(10), ■夫=ATM|はてな大学入試問題 /20190408191248(9), ■入園・入学式の保護者の服装 /20190409134030(8), ■若者に投票させる方法おもいついた /20190409131444(8), ■マツコが絶対住みたくないと言う中、京都に嫁入りするけれど /20190409111535(8), ■なんでドラゴンは自分のブレスで口を火傷しないの? /20190408143752(8), ■結局、就職氷河期の世代には何したらいいの? /20190409093147(7), ■セレブ妻たちとヒルナンデスで紹介されたお店巡りに行く /20190409183316(7), ■中学生の自分頑張ってた /20190409001133(6), ■突然背中に羽が生えたらどうするか /20190409175715(6), ■人と接触することがストレス /20190409004634(6), ■増田はいい加減弱者カーストの原理を覚えなさい /20190408220739(6), ■三大座る /20190409120500(6), ■社長の仕事って何? /20190408152005(6), ■在宅勤務なのにゴミ一つ出せない /20190409085820(5), ■男の人を迂闊に後ろから撮影したら駄目です /20190405155754(5), ■独り言をつぶやく癖がある /20190408210123(5), ■婚活アプリの話 /20190409171155(5), ■なんで学生ってのは男にしろ女にしろ飯屋に長居するんだろうな /20190409103515(5), ■コンビニバイトは実際何やってんの? /20190331164252(5)
6157412(2147)
NHKで政府が3年間、就職氷河期世代の支援策をやるってニュースが報道されてたけど、就職氷河期当事者はよほどいい支援じゃない限り無理に働かなくていいと思う。
今まで散々、人数の多さや不景気で足下見られて、パワハラ、長時間労働、低賃金強いられて。
「がんばれば正社員になれる」って言われて派遣やら偽装請負やらで搾取されて、最後は契約切られて放り出されて。
あげくの果てに、「努力が足りない」「甘えてる」とか蔑まされて。
そうして一番日本経済が苦しいときに下支えしていたのに、景気回復したと思ったら、年齢制限で正社員の枠はみんな下の世代に持っていかれて。
どうせ今回だって、上の世代や下の世代が余計なお金払いたくない、ってだけなんだし。
就職氷河期世代を、ブラックで人手不足の介護や飲食業界で働かせたいだけなんだし。
だから、今まで非正規やブラックで散々苦労してきた人が無理に乗っかる必要ないと思う。
もらいたいひとは堂々と生活保護受ければいいと思うよ。
年金が少ないのは屁理屈や差別で給料を出し渋っていた企業や官公庁のせいなんだから。
他の世代が困るなら困らせとけばいんじゃない?
働いてほしけりゃ、他の世代と同じ給料と待遇を用意するべきだと思う。
そんなの知ったこっちゃないよね。
http://ka-ka-xyz.hatenablog.com/entry/20190408/1554650104
コメント見ると「データは嘘つかない」とか書かれているけど、皆ちゃんとデータ見てんのか?
つまり、所謂1995年~2005年は特異的な就職氷河期ではないということ。
就職氷河期というのは一般に大卒の就職について言われているだろうから20代の完全失業率だけ抜き出してみると下記の通りになる。
https://files-uploader.xzy.pw/upload/20190408230406_6c6d72676e.png
これをみると、1995年以降、完全失業率が1995年の値を初めて下回るのは下記の通り。
25~29歳:2017年
就職氷河期じゃない時代ってここ2~3年だけじゃん。1995年以降、四半世紀近く就職氷河期が続いているってこと?
そうだとしたら、それを「就職氷河期」と表現するのは適切ではない。
1995年に就職活動をしていた、今の45歳くらいの人は苦労したんだろうけど、それはバブル期に比べて苦労したってだけの話で今の20~30代と比べて特別に苦労したとか不遇の時代ってわけではないだろう。
いい加減、被害者面するのやめて前に進んだらいいのに。
生まれたくなかった。毎日生まれたくなかったことで頭がいっぱいだ。
私が生まれたのは1990年代後半のいわゆる就職氷河期時代だ。就職氷河期世代といえば今はアラフォー世代ということになるが、この時期に20代前半だった世代は時代の波に煽られ新卒就活に失敗し、20年経った今でもまともな雇用にありつけず不安定な生活を強いられている層が他と比べて多数存在するのは周知の事実だろう。そんな閉塞感いっぱいの時代に、何をトチ狂ったか私は誕生させられてしまった。
幸いにも今は売り手市場であり、就職氷河期などと揶揄されることはなくなった。こと新卒就職については生まれた頃より何倍もマシになっているに違いない。しかしそれはあくまで結果論である。もし状況が改善せず、景気状況が芳しくなかったがために今のアラフォー世代のような辛く苦しい就職を経験し、結果として職にあぶれ不安定な生活を甘受しなければならなくなったとしたら、一体どう責任を取るつもりだったのだろうか。「仕方ない」「運が悪かった」で済まされるべきことだろうか。
問題は景気状況だけではない。顔や性格、ある一定の能力のような個人に備わった属性的なものから、親や実家の太さ、周りの人間などの環境的要因まで本当に様々な要因で不幸な人生を歩まざるを得なくなる可能性がある。もちろん中にはそういった不利な要素を克服し、幸福な人生を切り開けた人だっているだろう。しかし、それはたまたまその人に能力や努力する力、環境などが存在しただけであり、克服できなかった人が甘えているなどと批判されるべき理由にはならない。克服するだけの力を持ち合わせなかったのもまた、本当に偶然に過ぎないからだ。
しかしこと生命の誕生に関して偶然はない。予期せぬ妊娠などの偶然はあり得るが、出産までの過程に必ず「産む」という意思決定が介在するからだ。上記で挙げたような偶然の事象により辛く苦しい人生を歩むことを強いられるかもしれないにもかかわらず、出産の意思決定においてそれらが十分に検討されているとはとても思えない。不登校からの引きこもり、ニートになってしまった子供を「お荷物、迷惑だ」などと言ってはばからないテレビの中高年ニート特集の取材に答える親、いわゆる「陰キャ」であるがゆえに健全な人間関係の形成の失敗およびそこに端を発する人格形成の歪みが生じたオタクになってしまった子供を「気持ち悪い」などと表現し友達と笑い合っている親などなど、子供がそうなってしまったことについて少しも悪びれない親たちを挙げれば枚挙に遑がない。その人たちの不幸は本当に偶然やってきたものだし、そもそも生まれなければその人たちだってそんな不本意な人生など歩まなくて済んだのに。
「育ててもらったくせに何様のつもりか」と言う人がいる。何か頼んだ上での不義理であれば「〜してもらったくせに」と表現するのは正しい。でも人生は違う。よく言われることだが、誰も産んでほしいなんて頼んでない。はじめから生まれなければこんなことにはならなかった。いくつもの不利な要素を偶然にも背負い突如として人生ゲームに参加させられた上、結果としてプレイングが下手くそだと出資者に偉そうな顔をされるとは何事か。出資者たるもの、リスクは当然織り込み済みではないのか。「勝手に産んだくせに欠陥品が出てくると文句をつけるとは何様のつもりか」
注意:こういうことを書くと、必ず「自分勝手なわがまま」などと偶然にも幸福な人生を歩めた人々からのありがたいご指摘が飛んでくるが、上記文章の意味を何一つ理解していないので出直していただきたい。また、幸福な人生を歩んでほしいから産むんだ、といった主張も考えられるが、ここではそれに失敗した場合どう責任を取るのかという話をしていることに留意されたい。