はてなキーワード: 大分トリニータとは
オレオレFCはホームで大分トリニータに0-1の完封負けで、ホーム3連敗を喫し、後半戦の初戦で白星スタートを切れなかった。前半からボールを支配し、シュート27本を打つも無得点が続くと、後半27分に相手の最初のシュートが決まり、先制点を奪われた。その後も立て続けに攻め、シュート34本打ちながら、無得点。枠内シュート僅か1本(全体では5本)の大分相手に失意の敗戦を喫した。
サポーターのブーイングが鳴り響く中、うなだれながら、ピッチを後にするロイブル軍団。試合を支配しながら無得点で失意の敗戦に野河田彰信監督は「負けは監督の責任」と話した。
前半から試合を支配し、大分に後半10分までシュート1本すら打たせなかった。しかし打てども打てども得点できないもどかしい展開。後半27分に右サイドを破られ失点しても、猛攻を続けたが、ポストに嫌われるなど結局34本のシュートを浴びせながら無得点に終わった。指揮官は「結局は集中力の問題やんか。相手はたった1本を決めて、ウチは打っても入らん。失点にしても、プレーにしても集中力がないから、ああいう試合になんねん」と厳しく指摘した。
次節は中2日の29日にホームで首位・町田ゼルビア戦が待つ。さらに守備の中心、DF岩田、村山に加え、精神的支柱のMF鈴木潤主将が累積警告による出場停止と厳しい状況が続く。野河田監督は「そら、もう痛いけど、(試合は)待ってくれないんでね」とイレブンの奮起を促す。7試合無得点に終わったFW森永も「町田を倒せば、自信が着く。1つの勝利が浮上するきっかけにしたいです」と前を向いた。
オレオレFCは25日、後半戦初戦となるホーム大分トリニータ戦(26日)に向けオレフィールドで調整。6試合無得点が続くFW森永は復活ゴールに意欲を見せた。
前回対戦でも得点している頼れるエースが、流れを変える一撃を放つ。前半戦は23試合でチームトップの7ゴールを挙げるも、5月12日のC大阪戦から6試合無得点中。強い日差しの中、たっぷり汗をかいて調整した森永は「最近、なかなかチームに貢献出来ていない」と話しながら「調子は悪くない。チャンスがあれば点を取り、勝利に導きたいです」と宣言した。
チームは前半戦10勝5分8敗の暫定12位で終えた。「満足はしてない」と振り返りながら「チーム全体で攻守ともに連携を深めていけば勝てる自信もある」と手応えは十分にある。対大分戦は22年の最終戦に勝利してから3試合連続ドローが続く。エースの7試合ぶりゴールが、ロイブル軍団の上昇気流と巻き返しを呼び込む。
○…4月のサガン鳥栖戦で右太腿裏を肉離れし、戦線を離脱していたFW佐藤が練習に部分合流した。シュート練習では強烈なシュートを放つなど、復帰が近づいている。佐藤は「8割方良くなっている」と明るい表情だった。
オレオレFCはアウェイで、川崎フロンターレと2-2で引き分けた。0-1の後半14分、DF小林が同点ゴールを決めると、ロスタイム7分にCKからFWラモン・ワーグナーが勝ち越し点を奪ったが、その4分後に再び追いつかれ、勝利を逃した。
勝利が見えかけたロスタイム11分に追いつかれ、痛恨のドロー。天国から地獄に突き落とされた試合に終了後、イレブンの足取りは重かった。野河田彰信監督は「選手達は良くやったと思います」と振り返りながら、怒りの矛先を審判団に向け「ウチは倒れても笛吹かんかったのに、川崎の選手達にはよう吹くもんな」と公平性に欠けたレフェリングに珍しく不満を漏らした。
執念は見せた。1点を追う後半14分、右サイドバックの小林が、同点弾を決めた。MF前田のパスのこぼれ球に反応して今季初得点。更にロスタイムにはCKからFWラモン・ワーグナーが先月C大阪戦以来の今季3得点目で勝ち越した。小林は「ずっと獲れてなかったので、やっと獲れた感じ。だけど勝てなかったのは悔しい」と満足はなく、幻の決勝ゴールとなったラモン・ワーグナーも「勝利が欲しかった」と悔しさを口にした。
前半戦を10勝5分8敗。暫定12位で終えた。鈴木潤主将は「前半戦を象徴する試合。守らないといけない時間帯で獲られているのが、この順位に反映している」としながらも「否定ばかりしては前に進めない。今日は意図的に崩した場面もあったので、やれていることを精査して、もっと共有して後半戦に臨んでいきたいです」と前を向いた。後半戦初戦となる次節は26日、ホームで大分トリニータを迎える。残り23試合での浮上へ全てをかける。
オレオレFCは敵地で大分トリニータと1-1で引き分け、開幕3連勝とはならなかった。前節から先発5人を入れ替えた試合は前半4分にセットプレーからFW森永のヘッドで先制するも、同32分に追いつかれた。それでもMF秋葉、前田、FWラモン・ワーグナーが初先発でフル出場。随所で光るプレーを見せた。次節9日はホームでFC中京と対戦する。
後半ロスタイム。オレオレFCはゴール左でFKを獲得。鈴木潤主将が蹴ったボールを途中出場のFW佐藤が頭で合わせたが、シュートは枠を外れ、試合終了のホイッスルが鳴った。大分戦はこれで3試合連続のドロー。鈴木潤主将は「勝てる試合を落とした印象」と唇をかんだ。
幸先は良かった。前半4分、左CKを鈴木潤がクロス。これに反応したDF松岡が頭で折り返すと、最後は森永が頭で押し込んだ。「なかなかゴールが決まらず、苦しんでいたが、やっと決められた」とは森永。エースストライカーのゴールで先制したが、32分に右サイドを破られクロスを、GK中原が一度はセーブしたが、こぼれ球を押し込まれた。「あの瞬間だけ隙を与えてしまった」と中原は失点シーンを悔やんだ。
それでも収穫はあった。秋葉、前田、ラモン・ワーグナー、トーマス・ノレジーが今季初先発。前田は展開力を生かしたパスで攻撃の起点となり、1トップのノレジーは巧みなポストプレーで、インサイドハーフで先発の秋葉とシャドーで先発のワーグナーは持ち味のスピードを生かした。前田は慎重になり過ぎた点を反省し「立ち位置を変える工夫や、チームとして時にはアバウトなプレーを選択してもいいと思う。しっかり改善していきたい」と前を向いた。
シーズンはまだ始まったばかり。野河田彰信監督は「勝てなかったのは残念ですが、スタメンに入った選手達の動きは悪くなかった。次も使いたいと思わせるプレーだった」と振り返った。鈴木潤主将は次節に向け、「負けた訳じゃない。次が大事な試合」。スタジアム創設10周年記念試合となる次節を勝って仕切り直す。
○MF村野(後半22分に加入後初出場)「勝てなかったのは悔しい。自分のプレーをやりながら、勝たせるプレーをしようと思っていた。ようやくチームの一員になれたので、これからもチームの為に頑張る」
オレオレFCは6日のアウェイ・大分トリニータ戦に向け、5日はオレフィールドで非公開練習を行った。チームは開幕連勝で単独首位の好スタート。2日の新潟戦から24日の横浜FM戦までの6連戦で、2試合目となる今節はメンバーの入れ替えもある。MF前田は練習後のオンライン取材で「スタメンで出たい気持ちはあります」と、今季初先発へ意欲を示した。
前田はここまで開幕2試合ともにベンチスタートだが、先月24日のジェフ千葉との開幕戦では決勝ゴールを挙げるなど、調子は良い。野河田彰信監督は今節は「多少のメンバー入れ替えはある」と示唆しており、前田はその有力候補。「出る以上は結果を出さないと。自分のストロングを出していく」と話し、結果を出す事に闘志を燃やしている。
昨年の大分戦は共に引き分け。クラブ記録を更新する開幕3連勝がかかる一戦に前田は「昨年は勝てなかった相手。油断せずに戦いたい」と意気込みを口にした。
オレオレFCがアルビレックス新潟を1-0で下し、ホーム開幕戦を勝利で飾った。終始相手を上回る戦いを見せ、後半31分にMF鈴木潤が今季初ゴールとなるPKを決めた。開幕連勝はクラブ史上初。順位も暫定ながら首位に浮上した。
改修工事が終わり、新しくなったロイスタ初戦でロイブル軍団が開幕連勝を飾った。野河田彰信監督は「今日は選手達が良く集中していたので、(注文は)点がなかなか入らなかった事くらいですね」と話したように、前半から攻守が一体となった戦いで優勢に進めたが、なかなか得点が入らず。それでも攻め続けると後半31分にFWトーマス・ノレジーのシュートが相手のハンドを誘い、PKを獲得すると鈴木潤が冷静にゴール真ん中上に決勝弾を決めた。
「どんな形であれ、勝利が必要だった試合で結果が出て、良かったです」と喜びを口にした鈴木潤。この日は3-1-4-2のインサイドハーフで先発。弟のMF鈴木亮とともに献身的な動きで守備のスイッチ役を担い、攻撃では持ち前の技術で相手に脅威を与え続けた。野河田監督は「あのくらいは普通ですよ。それが出来る選手だし、ウチのシンボルやから」と話す言葉に、鈴木潤への全幅の信頼を寄せている。
昨季は4戦目まで得られなかった白星はクラブ史上初の開幕連勝で暫定ながら単独首位に躍り出た。それでも鈴木潤は「試合通して、まだまだ課題の方が多いので、みんなで一丸となって積み重ねていきたい」と満足はない。次節は6日、アウェイで大分トリニータと対戦。チームの象徴である背番号10がチームを更に躍進させる。
○…オレオレFCの新戦力がクラブ史上初の開幕連勝に貢献した。
DF松岡、DF本田、昨夏復帰のMF藤崎と今季から復帰のFW佐藤の4人が先発。松岡は新潟のFW谷口海斗に自由なプレーをさせず、本田は空いたスペースをカバーリングするなど、無失点に封じ、藤崎はボール奪取て.佐藤はポストプレーで貢献した。後半38分には羽志和から復帰したMF秋葉も出場した。
松岡は「ホーム開幕戦で負けるわけにはいかなかった」と振り返り「22年までは5月くらいまでかかったりとかが多かったので(苦笑)。それに比べたら、チームは凄く成長しているのかなと思います」と喜んだ。
J1の第37節が25日に行われ、ヴィッセル神戸が大分トリニータをホームに迎え、前半の2得点を守りきり、2ー1で下した。24日に横浜FMがアルビレックス新潟と引き分けており、この結果、クラブ創設27年目で悲願のリーグ戦初優勝を果たした。
J1残留争いは最下位・横浜FCが湘南ベルマーレに0ー1で敗れた。他会場で柏レイソルがサガン鳥栖とドローに終わり、勝ち点1を積み上げたため、残り1試合を残して、横浜FCの来シーズンのJ2自動降格が決まった。
なお、17位G大阪はサンフレッチェ広島に0ー3で惨敗し、湘南、柏に抜かれてJ1参入プレーオフ圏内の19位に転落した。この結果、FC東京に3ー1で勝利した札幌、柏と引き分けた鳥栖、横浜FMと引き分けていた新潟、神戸に敗れた大分も残り1試合でG大阪に抜かれる可能性がなくなり、来シーズンのJ1残留が決まった。
C大阪に勝利した京都は14位に浮上。完全残留は持ち越しだが、得失点差で優勢のため、事実上残留が濃厚となった。札幌に敗れたFC東京、横浜FCに勝利した湘南は自動降格は回避。次節は直接対決となる。柏は次節、名古屋に勝利なら残留。引き分け以下ならG大阪の結果次第。G大阪はオレオレFCに勝利かつ他会場次第となる。
その他はアビスパ福岡が浦和レッズに勝利。オレオレFCも名古屋グランパスに勝利した。24日に行われていた川崎フロンターレVS鹿島アントラーズは川崎フロンターレが3ー0で圧勝した。
オレオレFCは29日にホームでヴィッセル神戸と対戦する。今季は残り6試合。J1優勝争い生き残りへ、もう1試合も落とせない状況で、27日の練習前には野河田彰信監督や多良初徳会長、スタッフ、選手全員が集まり、青空ミーティングを行った。練習後、取材対応したMF鈴木潤は「今の現状を打開するためには勝つしかない」と意気込みを語った。
【写真】練習前に、多良初徳会長の話を真剣な表情で聞くオレオレFCイレブン(右端は野河田監督)
チームは8月26日に当時首位の横浜FM戦を4―1で快勝し、3位に浮上した。しかし続く敵地でのアルビレックス新潟戦では終盤に追いつかれ、1―1で引き分け。新国立競技場で行われた15日の浦和レッズ戦はスコアレスドロー、同23日の前節・大分トリニータ戦は先制しながら再び追いつかれ、1ー1のドローで3試合連続引き分けと停滞。首位・神戸との勝ち点差は9にまで拡大し、5位に下がった。
負けてはいない。しかし「何もしないままやると、去年までと同じになる」(鈴木潤)。昨年の同時期は19試合未勝利を記録し、残留争いに巻き込まれた。同じ二の舞は踏みたくない。悪い流れを断ち切ろうと、この日、全体練習前に青空ミーティング。多良会長、野河田監督が輪になって座り、約30分間、意見を交換した。
鈴木潤は「攻守両面で連携面のところを指摘された。あとはセットプレーのやり方だったり、時間帯による戦い方などを確認しました」と明かした。ここ3試合で2得点に終わっている攻撃陣、守備陣も勝負どころの時間帯で追いつかれているだけに、この日の練習では時間帯による戦い方、連携面などを再確認したようだ。
ミーティングには、多良会長も参加。チームには創設された09年から在籍し、10年間監督としてJ1昇格も残留争いも経験するなど勝負の厳しさを知っている。練習中は野河田監督と話し合う姿もあった。「客観的に見えているところがあった。メンタル面とかね。私の考えている事を選手、野河田監督らスタッフに伝えました」と話す。
PK戦の末に勝利した8月30日天皇杯以来の対戦。負ければ勝ち点差は12に広がり、事実上の優勝争い脱落となる一戦。多良会長も同戦を視察予定で「野河田監督のもとで、素晴らしい経験を選手達はしているからね。もうひと踏ん張り出来れば、もっと素晴らしいチームになると思いますよ」と期待する。
約1ヶ月ぶりのロイスタでの試合に鈴木潤は「簡単な試合にはならない。だけど自分達にも今まで苦しい中で積み重ねてきたものがある。それをロイブルファミリアの前で示したいです」。残り6試合。チーム一丸となって首位撃破を目指す。
オレオレFCは大分トリニータと1ー1で引き分け、3試合連続ドローに終わった。前半38分にFW森永の4試合ぶりとなる今季14得点目で先制したが、後半23分に同点に追いつかれた。終盤はセットプレーやカウンターで打開を試みるも、勝ち越せず。C大阪に勝利した首位・ヴィッセル神戸との勝ち点差は9に拡大した。
【写真】サポーターに挨拶し、肩を落としながら引き上げるオレオレFCイレブン
またしても勝てなかった。3試合ぶりの白星を目指したロイブル軍団は前半38分に右サイドを突破したMF森下のクロスにFW森永が頭で合わせて先制点を奪った。しかし後半は選手交代で流れを変えた大分に押し込まれ、同23分にセットプレーから追いつかれた。終盤はFWトーマス・ノレジーらを投入し、攻勢を強めたが、決定力を欠いた。
試合後、サポーターのブーイングを浴びたオレオレFCイレブン。森永は「先制したまでは良かったが、後半開始からの25分間が悪すぎた」と悔しさをにじませ、DF岩田も「ストレスの貯まる試合。チームの徹底事が出来てないから、こういう試合ばかり繰り返している」と厳しい言葉を口にした。
野河田彰信監督は試合後「最近、こんな感じの試合ばかりやな」と苦笑いしながら「今のベストの選手で戦ってるけど、視野が狭くて、それを出せていない。ノビノビやればええのにな」と積極性のないイレブンをもどかしそうに振り返った。
次節は30日、ホームで神戸と対戦。約1ヶ月ぶりのロイスタに指揮官は「選手たちはもがき苦しみながら打開しようとしてるんでね。あとはこっち(首脳陣)が動かすだけやから」と奮起に期待を寄せる。主将のMF鈴木潤は負ければ優勝争いから後退する神戸戦へ「どんな形でも良い。どんなスコアでも1点多く勝てれば良い」と、強い覚悟をにじませた。
オレオレFCは20日、オレフィールドで公開練習を行った。23日の大分トリニータ戦(レゾナ)へ向け、FW森永は3試合ぶりのゴールを誓った。
残り7節で現在4位のオレオレFCは現在2試合連続ドローと停滞。それでも首位・神戸との勝ち点差は7で、勝てば逆転優勝の望みが繋がる半面、敗れれば神戸がC大阪に勝利した場合、同2桁の10差となり、優勝戦線からは後退する。何としても勝ち点3が欲しい一戦に森永は「今、自分達がやれるのは一戦一戦、大一番という気持ちでやるというのは、ずっと思っています」と変わらぬ勝利への意欲をにじませた。
チーム最多13得点を挙げているストライカーも8月26日の横浜FM戦以来、ゴールから遠ざかる。特に前節・浦和戦はスコアレスドローに終わり「守備陣が頑張っていたのに僕ら攻撃陣が…」と悔しさを口にしただけに「この試合はチームにとっても大事な試合」と普段は謙虚な背番号9が語気を強めて言った。
大分は現在17位と残留争いを強いられているが、通算成績は1勝4分6敗と苦手にしている相手。森永は「守備が固いですし、カウンターも強烈なので、距離感が大事」と話す一方で「その中でゴールを決めて勝ちます」と宣言した。敵地で勝ち点3をもぎ取り、優勝争いに踏みとどまる。
○…DF大村は“代役”とは言わせない活躍を誓う。今節はDF一条が累積警告で出場停止。この日は3バックの右でプレーした。大卒1年目ながら、ここまで先発、控えとして27試合に出場し、チームの躍進に貢献している23歳は「調子は悪くない。何時もそうですけど、自分達の役割をこなすだけ」と頼もしい言葉が口にした。
オレオレFCは新国立競技場初開催で浦和レッズとスコアレスドローに終わり、優勝争いに一歩後退。浦和戦はこれで昨年から6試合未勝利となった。
【写真】浦和とスコアレスドローに終わり、ガックリ肩を落とすオレオレFCイレブン
新国立競技場初開催となった一戦は消化不良に終わった。優勝争い生き残りをかけた浦和との一戦で無得点に終わる痛恨のドロー。上位にプレッシャーを与える事すら出来ず、イレブンの足取りは重かった。
序盤から浦和にボールを支配され、何度もピンチが訪れた。しかし、夏場から守護神に定着したGK中原が立ちはだかり、22本のシュートをセーブ。後半27分にはFWリンセンと1対1になったが冷静にセーブした。中原は「これだけのお客さんが来てくれて、無様なプレーだけはしたくなかった」と話した。
一方、攻撃陣は受けに回る時間帯もありながら、耐えぬき、選手交代も行って、チャンスを待ったが、最後までゴールをこじ開けることは出来ず。守備陣が奮闘しただけに1点が遠かった。野河田彰信監督は中原ら守備陣の奮闘を評価しながらも「やっぱ(攻撃陣が)ゼロじゃ勝てんよな」とため息を漏らした。
MF鈴木潤主将も「ずっと負け続けている相手。これだけのお客さんが入ってくれて、浦和さんの声援に負けないくらいの声援を送ってくれたので、勝ちたいと思って試合に入った。中原ら守備陣が頑張ってたのに、攻撃の僕達が期待に応えられずに悔しいです」と唇を噛み締めた。
これでリーグ戦は2試合未勝利となった。明日の神戸の結果次第では首位との勝ち点差は更に遠のく。残りは7試合。次節はアウェイで大分トリニータと対戦する。試合後、サポーターの激励を受けた鈴木潤は「やっていることは悪くない。今日は守備陣に申し訳ない事をした。次は自分を含めて攻撃陣が点を取って勝てるようにしていきたい」と顔を上げた。
○…浦和も痛恨のドローに終わった。過去5試合負けなしのお得意様相手に22本のシュートを打ちながら無得点。逸機の山を積み上げ、スコルジャ監督は「明らかな決定機をこれだけたくさんつくった試合は他には記憶にありません」と悔しさをにじませた。試合後、サポーターからは激しいブーイングが浴びせられた。
12日のトルコ戦でA代表初ゴールを決めたMF伊藤敦樹は後半開始から試合終了まで出場。果敢にゴールへ向かった。「勝てなかったのは悔しい」としながらも「まだ優勝がなくなったわけではない」と前を向いた。
オレオレFCは7日、オレフィールドで非公開練習を行った後、取材に対応。スタメンが有力なMF鈴木潤主将は8日のホーム・柏レイソル戦に向け、「主力でもやれるところを証明したい」と意気込みを口にした。
前回3月31日のアウェイ戦は、29日の大分トリニータ戦に出場し、中1日という厳しい日程だったため欠場。リーグ戦は今回が“初対戦”となる。その試合は高校生がベンチに入るなど緊急事態だったが、控え組の活躍で3ー0と快勝した。
「あの勝利は僕らにとっても、チームにとっても刺激になる試合でした」と鈴木潤。以来、チームは快進撃。自身も攻撃の大黒柱として10得点9アシストと活躍し、野河田彰信監督が「ここまでやれるとは思わんかった」と話すように、6日現在まで暫定4位と好調をキープ。それでも「僕達はチャレンジャーなので、そこを忘れたらいけない」とあくまでも挑戦者の意識で戦う。
今節は主力組の出場が濃厚。柏は現在8試合未勝利でJ1昇格プレーオフ圏内の19位に沈むが「細谷真大選手やマテウス・サヴィオ選手、武藤雄樹選手を中心に元々、個の力は高いチーム。今はたまたま上手く噛み合っていないだけですし、起死回生を誓って戦うと思うので、彼らの気迫に負けないように準備したい」と気を引き締めた。
オレオレFCはホームで大分トリニータと0-0のスコアレスドローに終わった。
リーグ戦初の無失点。しかし今季ワーストのシュート僅か3本で無得点。噛み合わない現状に野河田彰信監督は「無失点はな。そこは評価出来るけど、シュートまで行かへんな」と浮かない顔で振り返った。
もどかしいシーンが続いた。ボールを保持しても、固い守備を誇る相手にアタッキングサードまで持ち込めず。選手交代をしても打開出来ないまま時間が過ぎた。GK松尾の好セーブなどでリーグ戦初完封は果たしたが、放ったシュートは僅か3本で、枠内は1は全て今季ワースト。MF鈴木潤は「自分達の実力、工夫が足りない。見ている人達にとっても、つまらない試合だったし、悔しいです」と厳しい表情で振り返った。
チームは1勝3分2敗。若いチームは噛み合わない試合が続くが、次節のアウェイ柏レイソル戦は明日。代表に参加していたDF村山、MF森下、鈴木亮は復帰出来るが、この試合に出た主力、交代選手を含めた15人は使えず。27日に2種登録したユース選手を含めた”二軍“で戦う事になる。
それでも、野河田監督は「理由をいろいろ考えると出てくるけどな。(明日は)出れるメンバーで何とかせなアカン。頑張ります」と前を向いた。一部ブーイングがあったサポーターも「下を向くな、前を向け、俺達が着いてる」と歌って鼓舞した。過密日程と言う厳しい状況だが、チーム一丸で打開する。
オレオレFCは2試合連続スコアレスドローで、湘南ベルマーレと引き分けた。2月24日のリーグ戦は2ー2の引き分け。リベンジを誓った一戦だったが、19日のリーグ広島戦に続く無得点でカップ戦も2試合連続スコアレスドロー。野河田彰信監督は試合後「点が取れんと勝てへんわな」とボヤいた。
【写真】スコアレスドローに終わり、整列するオレオレFCイレブン
試合はアタッキングサードでの流れるようなワンタッチパスでのつなぎから、フィニッシュに持ち込む場面もあったが、相手GKの好セーブに阻まれるなど、チャンスを決め切れず。指揮官は「得点を目指してるんやけど、取れへん。点が取れんと勝てへんわな」と苦笑い。主将のMF鈴木潤も試合後「決めきれないと勝てない」と、監督と同じ言葉を言った。
アクシデントもあった。スタメン入りしたGK野村がウォーミングアップ中に腰を痛め、ベンチ入りしていたGK望月が体調不良で欠場。急遽、松尾が守護神を努めた。2月24日の同戦でミスを犯し、前半で途中交代する屈辱を味わった場所で、無失点に抑えた。「(アクシデントに)急遽でしたが、あの悔しさは忘れていなかったので、自分の力は出せた」としつつ「勝てればもっと良かった」と満足はなかった。
29日からリーグ戦が再開し、ホームで大分トリニータと戦う。守護神2人は欠場が濃厚。主力のDF村山、MF森下、鈴木亮が代表合宿中で、MF田中が右足首靭帯損傷で離脱するなど、チームの台所事情は厳しいが、野河田監督は「このメンバーで何とかせえへんといけないからな。チーム全体で戦わんと。総力戦で頑張ります」と顔を上げた。
オレオレFCはアウェーでサンフレッチェ広島に0-1で完封負けし、連勝を逃した。MF前田らが代表合宿による疲労を考慮されて欠場した今節は、FWトーマス・ノレジーを先発。200センチの高さを生かそうとしたロングボールは広島DFに跳ね返され、チャンスにはつながらず。それでも粘り強い守備で0ー0のまま試合を運んだが、後半37分にミスから痛恨の決勝点。野河田彰信監督は試合後、緊急ミーティングを行い、イレブンに厳しい言葉でハッパをかけた。
◇ ◇ ◇
【写真】広島に敗れ、悔しそうにサポーターにあいさつするオレオレFCイレブン
一発に沈んだ。後半37分、それまで耐えていたが、一瞬の隙を突かれ失点。試合のほとんどを守勢に回され、疲弊したイレブンに最早、反撃する力は残されていなかった。野河田監督は試合後、緊急ミーティングを開き、厳しい口調で言った。「何が怖いんや?見せる試合ちゃうで。こんな試合ばっかやったら、何時でも落ちるで」。
GK松尾、MF前田、DF伊藤が代表合宿による疲労を考慮され、今節はベンチから外れた。代わってFWトーマス・ノレジーが来日初先発。起用の意図は敵陣でのハイプレスで相手を押し込みながら、ノレジーの高さを利用して裏に攻め込むことだった。前節、初勝利と結果を出したメンバーを含め、レギュラーナンバーが揃うスタメンで連勝を目指した。
しかし、広島の圧力に押されたのか、ロングボールでもノレジーが厳しいマークにあい、パス回しではミスを連発。連動性と積極性を欠いた。それでもGK野村を中心に広島の猛攻を凌いでいたが、引き分けも見えた後半37分、FW森永がボールを奪われ、そのままカウンターを受けると、右サイドを突破したDF塩谷司にかわされ、シュートはDF大村の足に当たり、野村も反応出来ず、そのままゴール右へ吸い込まれた。
決勝点をお膳立てする形になってしまった森永は「パスを出すか、突破するかで迷ってしまった。あってはならないミス」とうつむき、帰陣が遅れ、右サイドを独走されたDF村山も「攻撃の事ばかり考えて、奪われた後の対応を疎かにしてしまった」と反省した。
リーグ戦5試合終えて1勝2分2敗。昨年(3分2敗)より勝ち点は2つ上だが、課題の守備はリーグ戦5試合で8失点。特に3試合連続で後半30分以降に失点するなど、改善には至っていない。奮闘した野村は「時間帯の中で乗り切る体力や試合運びがまだまだ足りない」と唇を噛む。
指揮官は最後に「あの時間帯で守りきれる、ハツラツとしたチームにならんと」と選手達に宿題を与えた。MF鈴木潤も「サポーターに見せる試合じゃなかった。どうやって全体で守備をするのか、どうやって前に運ぶのかというところが課題。そこをはっきりさせないといけない」と課題を口にした。
シーズンは始まったばかり。ルヴァンカップを挟み、次節(29日)はホームで大分トリニータ戦。鈴木潤は「次のルヴァンカップ(26日、ホーム湘南戦)で勝って、リーグ戦につなげたい」。指揮官の「愛のムチ」も糧に、スキの少ないチームへ成長する。
以下、根拠を述べる
現在のJリーグの資金はDAZNから毎年150億以上もらえる放映権料が中心だが、この契約は2028年までである。
DAZNは日本参入当初は配信ビジネスは広告目当てであり、配信事業は赤字予定で、カジノ事業が本丸と言われていた。しかしそのカジノ事業は日本では望み薄となったため、配信事業だけで利益を得ないといけなくなった。近年コンテンツ削減と値上げが繰り返されているのはこのためだ。
そして契約者数も伸び悩み。具体的な数字は非公表だが、「公表したくない数」であるためだ。
こんな状態なのでもう事業としては頭打ち。2028年を以てDAZNは日本から撤退するだろう。
Jリーグのスタジアムは駅チカになく駅からシャトルバスでアクセスするのが前提のところが多い。J1ではアルビレックス新潟とアビスパ福岡だけだが、J2はブラウブリッツ秋田、モンテディオ山形、いわきFC、ザスパ群馬、栃木SC、水戸ホーリーホック、町田ゼルビア、ヴァンフォーレ甲府、ツエーゲン金沢、清水エスパルス、藤枝MYFC、ジュビロ磐田、徳島ヴォルティス、レノファ山口、大分トリニータ、Vファーレン長崎、ロアッソ熊本と過半数に上り、J3もヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッド、松本山雅、SC相模原、アスルクラロ沼津など過半数のクラブのホームスタジアムがシャトルバス前提のアクセスだ。
これらのチームは近年社会問題化してきてる「バス運転士不足」の煽りをモロに受ける。2030年を迎える頃は「シャトルバスが出せない」状況に陥り、スタジアムに行きたくても行けない層がかなり出る可能性が高い。
長崎など一部のチームは駅チカへの移転計画が進んでいるが、殆どは野放しである。バス運転士の老衰とともに消えゆく運命だろう。ひとつ予言しておくが、今後5年以内にシャトルバスが輸送中の事故を起こし、それをきっかけにシャトルバス依存チームは観客激減が巻き起こるだろう。
エンタメ界隈では「今後Jリーグは苦しい」とみる有識者が多数派を占めつつある。スポンサーになるにはコスパが野球バスケ相撲フィギュアスケートカーリング等と比べて悪い、試合数が少ないのでインフラ整備の優先度が上げられない、頑張ってもワールドカップベスト16が精一杯で夢がない、そのワールドカップに出るにはJリーグから出ていかないと事実上厳しい…サッカー以外のエンタメがいっぱいある日本では、サッカープロリーグはいろいろ無理があったのかなと。
国技たる相撲と世界NO.2である野球、そこらへんの体育館やアリーナで出来るバスケ、冬の視聴率王であるフィギュアスケート、土日の余暇を潰せる競馬、かなり安いお金でメダル争い常連チームに近づけるカーリングなど、他にもコンテンツはいっぱいあるのだから。
J1は5日、最終節が行われ、オレオレFCはホームで大分トリニータに5ー0で圧勝。勝ち点45に伸ばし、来季のJ1残留が確定した。一方、18位京都サンガFCはアウェイでジュビロ磐田とスコアレスドローで18位が確定し、13日の熊本VS山形の勝者との参入プレーオフに回る事が決まった。19位清水エスパルスはアウェイで北海道コンサドーレ札幌に3ー4で敗れ、最下位が確定。これにより、ジュビロ磐田の19位、清水エスパルスの最下位が決まり、2チームは来季J2降格。2023年は静岡県から初めてJ1から陥落する。
勝てば無条件、引き分けでも残留が有力なオレオレFCは前半から攻勢を仕掛け、同27分に山本のパスから吉田が抜け出して先制。前半終了間際にはPKを獲得し、相手DFが退場。これを山本が決めて折り返した。数的優位に立った後半も攻撃の手を緩めず、7分、18分と吉田が決め、ハットトリックを達成した。今季限りで現役を引退する加藤は後半25分から出場。同44分にはPKを再び獲得すると、加藤が決め、有終の美を飾った。
オレオレFCは今季、開幕6試合未勝利を喫したが、4月6日の横浜Fマリノス戦に勝利すると、5月29日の川崎フロンターレ戦までクラブ記録を更新する10試合負けなしを記録した。しかし6月18日の清水エスパルス戦に敗れると、そこから極度の不振に陥り、クラブワーストを更新、2003年のベガルタ仙台に並ぶ19試合未勝利を喫し、10月1日の京都戦後に、相田満博前監督を解任。阿野燿大氏が監督として残り4試合を戦った。8日の翌節・鹿島アントラーズ戦に引き分け、J2降格圏の19位に転落したが、12日の柏レイソル戦で勝利し、20試合ぶりの白星を挙げてからは3連勝、4試合負けなしで今季を終えた。
今季通算成績は10勝15分13敗。勝ち点45で、55得点、57失点。昨年と同じ17位でシーズンを終えた。なお、山本は今季10ゴール10アシストを達成。吉田は14得点で清水FWチアゴ・サンタナに並び、クラブ初の個人タイトルとなる得点王に輝いた。
天敵相手からの初勝利で残留を決める。オレオレFCが今季ラストゲームの5日の大分トリニータ戦(オレスタ)に向け、戦闘態勢を整えた。4日は会場となるオレスタで完全非公開練習を行った。J1残留が懸かった運命の一戦に、先月29日の前節サンフレッチェ広島戦はコンディション不良で欠場したMF山本は「痛みはない」と全体練習に合流した事を明かし、阿野燿大監督もベンチ入りを示唆。「いろいろなことが懸かっていますが、僕達は勝つだけ」と背番号10は目の前の一戦に集中する。
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大黒柱が最終戦に間に合った。オンライン取材に応じた山本はこの日、全体練習に合流した事を明かし「痛みはないです」と復帰に意欲を示した。阿野監督も「スタメンはないですけど、やっと間に合ったなと。(投入は)当然あると思いますし、彼がいることで、チームの雰囲気も変わる」と最終戦のベンチ入りが決まった。
クラブ記録となる10試合負けなしを樹立。そこからリーグ戦19試合未勝利のワースト記録を樹立するなど、ジェットコースターのようなシーズンを過ごした2022年も、いよいよ最終節。残留圏の最後のイス「17位」を京都サンガFCと争う。山本は「難しい時期を過ごしてきましたけど、成長出来る部分もあった。チームは結果が出て、自信を取り戻していますし、油断は大敵ですけど、最終戦もやるべき事をやれば勝てるという雰囲気があります」と前を向く。
残留に向けては勝てば無条件。引き分けても、残留はほぼ優勢な状況だが、仮に負けた場合は京都の勝利で18位に転落し、POに回る。本拠地での白星は5月29日の川崎フロンターレ戦(○1ー0)が最後。対する大分には過去J2時代を含め5分6敗と相性は悪いが、本拠地でこれ以上の「敗北」は許されない。
10月8日の鹿島戦を引き分けで終わり、J2降格圏の19位に後退。これ以上、負けが続けば、いよいよJ2降格の瀬戸際に絶たされてから、10月12日の柏レイソル戦で20試合ぶりの白星を挙げると、前節はルヴァン王者・広島相手に3ー1で快勝し、3試合負けなしで死線をくぐり抜けた。山本は「残留を本拠地で果たせる最終節。自分達の力不足で目標は変わってしまったけど、力を出し切って良い結果で終えたい」と言葉に力を込めた。
勝ち点42の17位オレオレFCは既に18位以上が確定。残留に向けては18位京都(勝ち点40)との争いとなる。オレオレは勝てば無条件。引き分けでも京都が引き分け以下なら残留。同条件で京都が勝利した場合は得失点差で決まるが、両チームの得失点差は「2」で京都が2点差で勝利しても、総得点でオレオレが上回るため、残留が決まる(京都が3点差以上で勝利なら、オレオレの18位が確定)。負けた場合は京都が勝利した場合のみ、オレオレの18位が確定し、POへ。引き分け以下の場合は残留となる。
オレオレFCは3日、オレフィールドで非公開練習をした。FW吉田が目指すのは、リーグ最終戦となる大分トリニータ戦での同戦初勝利とJ1残留、そしてクラブ初の個人タイトルとなる得点王だ。チーム最多11得点を挙げるエースが、シーズンを締める得点と残留を決定付ける勝利に意欲を示した。
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早くも訪れた、リーグ最終戦。吉田は「長いようで短く感じた。歓喜もありましたし、悔しさもあった。今季の成績に関しては満足はしていないし、自分も含めて、まだまだ未熟で成長しないといけないと思いました」と振り返る。
開幕から6試合未勝利を喫したが、今季初勝利を挙げた4月以降、5月にかけてリーグ戦10試合負けなしのクラブ記録を樹立した。しかし、6月からは泥沼のリーグ19試合未勝利とジェットコースターのような浮き沈みを続けた今シーズン。勝ち取った栄光と勝てない日々が続いた悔しさと歯がゆさは忘れることはなかった。
しかし、全てが無駄だったわけではない。「苦しさがあるからこそ、人は成長出来るので。僕自身もチームを救えない事が何度かありながら、周りに助けられた。満足はないけど、チームとしては積み上げられている部分があることは確か。そこは間違っていないと思います」。10月8日の鹿島戦以降、3試合負けなし。積極的に行く戦術が確実に浸透し、若い力の台頭もあった。チームの自信は今、最高潮と言って良い。
ホームでの最終戦で目指すのは、5月29日の川崎フロンターレ戦を最後に遠ざかる本拠地での白星。すなわち、それはJ1残留を決定する事になる。しかし、対する大分にはJ2時代を含め5分6敗と未勝利だ。吉田は「11人全員でサッカーをする。攻撃も守備もみんながサボらず、サポートもしっかりしていて、ハードワークしてくるチーム」と評価。勝利する為には今季29失点と固い守備を誇る大分守備陣をこじ開けないといけない。
今季リーグ戦11得点を挙げ、得点ランクトップの清水FWチアゴ・サンタナにあと2点差。サンタナの動向次第では、クラブ初の個人タイトルとなる得点王が視野に入る。負けても18位京都が引き分け以下だった場合は残留が決まるが、「得点を獲って、勝たないと残留は出来ないと思っているので、狙っていきたい」と力を込める。浮き沈みの激しかった1年。得点王と約半年ぶりのホーム勝利でサポーターに残留を届ける。
今季限りで現役を引退するオレオレFCのMF加藤が今季最終戦となる5日のホーム・大分トリニータ戦でベンチ入りする。31日はオレフィールドで調整した。
練習後、取材に応じたベテランは「あと1週間で現役引退と思うと寂しい思いはある。ここ(オレフィールド)は昔は芝じゃなく、学校のグラウンドみたいで、生えている草を先輩達と一緒にむしって、それから練習だった。今じゃ考えられないけどね。それでも下手だった自分を成長してくれた場所なんで。感謝しかないですね」としみじみと話した。
チームは前節・広島戦に勝利し、J1残留に王手をかけた。現地で観戦した加藤は「鈴木のゴールだったり、他の選手が躍動してね。相馬や山本が怪我でいない中で勝てたのは自信になる」としながらも「まだ何も決まってないし、海外とかでも大どんでん返しの残留、降格があるわけだから。でも今の選手達なら、絶対大丈夫ですよ。俺は邪魔しないようにするだけ」と期待した。
最終戦は敗れても18位京都が勝たない限り残留が決まる優位な状況。それでも「やっぱり勝ちたいよね。大分に一回も勝ってないし、ホーム最終戦なんで、負けてセレモニーは嫌だから(笑)。出来れば、僕が出て、ラストプレーでゴールを決めて残留する。そしたら最高だと思うんで。出たら狙いますよ」とJ2時代から6分5敗の鬼門相手からのラストゴールと白星締めを誓った。
オレオレFCがサンフレッチェ広島に3-1で勝利し、5年連続のJ1残留へ王手をかけた。順位は17位のままだが、勝ち点を42に伸ばし、最終節を残して18位以上が決まった。前半22分にFW吉田のゴールで先制。1-1と追い付かれた後半10分、MF鈴木潤のFKが決まり勝ち越すと、同24分にはFW佐藤が追加点。山本ら主力欠場だった試合で、チームにとってルヴァンを含め2分1敗だった広島戦で初白星。リーグ戦19試合未勝利から2連勝を飾った。最終戦となる11月5日はホームで大分トリニータ戦。勝ってJ1残留を決める。
【写真】後半10分、FKを決めた鈴木潤はサポーターの元へ駆け寄り、ガッツポーズを見せる。
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残留が限りなく近づく決勝ゴールを挙げたのは、クラブ生え抜きの新人MF鈴木潤だった。後半10分、自ら仕掛けPA手前でFKを獲得すると、右足を振り抜き、ゴール右隅に決めた。勝ち越しの2点目を挙げると、アウェイに駆けつけたサポーターの元に行き、渾身のガッツポーズで応えた。
オレオレFCの下部組織出身で、大学から今季加入して決勝点となる7点目を挙げた鈴木潤は「(決勝点は)サポーターの皆さんの声援を聞いていて、決められる自信しかなかった。サポーターの皆さんやチームの思いが乗り移ったゴール。大事な試合に勝てて嬉しい」と、声出し応援試合で声援を送ったサポーターに感謝の思いを口にした。
チームは苦しい台所事情にあった。前節12日の柏レイソル戦で右足首を負傷したMF相馬が同箇所を手術し、今季絶望。更に今季9ゴール9アシストのMF山本がコンディション不良で欠場した。中盤の要が相次いで離脱するアクシデントだったが、前日、阿野燿大監督はミーティングを開き「(山本らの)離脱は痛い。けど、こういう状況で俺らは勝って残るか、負けて落ちるかや」とゲキを飛ばした。
鈴木潤は「ずっと山本さん、相馬さんに助けられてきたチーム。彼らがいないと勝てないじゃ成長はない。今日は成長している姿を示したかった」と話したように、1週間前にルヴァン杯を制した広島を相手に積極的に攻めた。後半はチームとしてボールを持つ時間が増えるなど、内容にも収穫が多かった。阿野監督も「様々なアクシデントがありながら、勝てたのは大きな成長」と称えた。
6月からリーグ戦19試合未勝利で一時期、J2降格は決定的と報じられることもあった。ネットからも批判の声はあったが「自分達が出来るのはピッチでの結果」とGK村上は語るように、直近2試合で連勝して、V字回復。J2自動降格を回避し、J1残留にも王手をかけた。
最終戦はホームで大分と対戦。勝てば無条件、引き分け以下でも京都の結果次第で残留が決まる。得点ランクトップの清水FWチアゴ・サンタナに2差に迫る今季11点目を決めたFW吉田は「まだ何も決まってないですし、ホームで半年以上、大分さんに一回も勝っていない。負けは許されないし、1年の集大成を見せたい」と、ホーム最終戦3連勝締めを誓った。
○…DF石上が6月29日の浦和レッズ戦以来のスタメン出場で結果を出した。3バックの中央を任され、190センチの長身を生かしたプレーで相手FWベンカリファを抑え込み、ロングフィードでも度々、攻撃の起点を作った。
左鎖骨骨折や右太ももの肉離れで戦線を離脱し、前節12日の柏レイソル戦から復帰した24歳は山本、相馬らの負傷で回ってきたチャンスに応えた。本人は「失点は悔しいけど、自分のプレーは出せたと思います。最終戦も出られればチームの勝利に貢献したい」と話した。
また、来季の加入が内定しているMF奈良田も後半32分から出場。中盤でボール奪取するなど、存在感を見せた。
勝ち点37の19位清水、20位磐田は共に敗れ、勝ち点42に伸ばした17位オレオレFCは1試合を残して18位以上が確定。プレーオフ圏で勝ち点40の18位京都とは勝ち点2差で、最終節を迎える。残留条件は以下の通り
オレオレFCは12日の柏レイソル戦で勝利し、リーグ戦20試合ぶりの白星を手にした。だが、残留を争う他クラブは軒並み試合数が少ないため、厳しい状況に変わりはなく、残り2試合の結果次第ではJ2降格の危機に直面している。J2経験はあるが、仮に降格となれば2018年以来初となる。29日のサンフレッチェ広島戦、今季最終戦となる来月5日の大分トリニータ戦は負ければ降格が現実味を増す厳しい戦いになる。
2009年に創設されたオレオレFCは現会長の多良初徳氏が監督として、野河田(のかだ)彰信ヘッドコーチとの二人三脚で徐々に力をつけ、創設10周年だった2018年には3位となり、J1参入プレーオフで当時の甲府や長崎に大勝して、初のJ1昇格を果たした。しかし、J1の壁は厚く、初年度は参入プレーオフ圏の18位。プレーオフでは徳島に勝利して残留したが、その後も新型コロナウイルスが蔓延し、降格なしだった2020年を除いて毎年のように最終盤まで残留争いに巻き込まれている。
今季は4月から5月までは10試合負けなし。昨年までリーグ連覇していた川崎を破るなど、旋風を巻き起こし、暫定4位まで浮上した。しかし6月18日の清水エスパルス戦に敗れて以降、成績は低迷。1日の京都サンガFC戦に敗戦した翌2日、相田満博前監督の解任を発表し、阿野燿大監督が残り4試合限定で就任する事が決まった。8日の鹿島アントラーズ戦は引き分けに終わり、J2自動降格圏の19位に転落したが、12日の柏戦に勝利し、 暫定16位に浮上した。
残留に向けた課題は守備。56失点はリーグワースト。昨年も66失点でワースト2位だった。GK村上、DF本田ら代表レベルの選手もいて、複数ポジションをこなせる選手が多く、相田政権では3バックと4バックを使い分けながら戦ったが、19試合未勝利中は試合毎にシステムが代わり、固定が出来ず、連携ミスから失点するケースが増えた。
現在は評論家を努める野河田氏は「(相田の時は)メンバー含め、あれこれ変えすぎるから。固めれば良いのに、理想を追い求め過ぎて固定出来んかったな」と指摘する。阿野体制以降は3バックで臨んでるが、「鹿島戦みたく、誰がマークするかはっきりせんところで失点しとる。村上も”どんだけセーブしたら勝てんねん“と思うとるよ」と手厳しい。
それでも明るい話題はある。FW吉田が2試合連続得点で3年連続の二桁ゴールと復調。トップの清水FWチアゴ・サンタナとは2差で得点王も射程圏内に捉える。更に9ゴール9アシストのMF山本も二桁得点、二桁アシストまであと「1」と攻撃を牽引。控えにも鈴木潤らが控える。野河田氏も「選手層自体は他と遜色ない。FWは野球で言うたら四番打者やからな。やっぱエースが点獲れば、チームも活気が付く。吉田の能力なら得点王も狙えるし、カギは吉田と山本よ」と、二人をキーマンに挙げる。
残り2試合。29日の広島戦に勝利すれば、残留が決まる可能性がある一方で、敗れると、他会場の結果次第では1試合を残して5年ぶりの降格が決まる。チームは16日の天皇杯決勝に加え、22日に新国立競技場で行われるルヴァンカップ決勝も視察し、広島対策と残り2試合へ戦う。野河田氏は「まずは広島よ。ここに勝たな残留もない。僕もコーチや暫定監督時代にこういう経験は味わったから緊張はある。広島は強いチームだけど、自信を持って戦うことが出来れば勝てると思う」と願った。
今季限りで現役を引退するオレオレFCのMF加藤が20日、オレノスミカで引退会見を行った。2007年から加入し、15年間、チーム一筋でプレーしたベテランは既に昨オフ、引退の意思をクラブに伝えていたことを告白。クラブは来季ポストを用意することを明かした。
会見では加藤らしく、すがすがしく明るい表情だった。「悔いはないですね。15年という長いようであっという間の現役生活だったけど、やり切った思いが強いです」。そして、こう明かした。「正直に言いますと、19年に大島さん(現U-18GKコーチ)、昨年は内藤さん(現U-15監督)が引退して、自分が契約していただいた時に、中津真吾社長には『今年ダメなら(引退)』と伝えてはいたんですけどね」。
2020年に左膝内側側副靭帯を損傷し、全治8ヶ月の重症。その影響で昨年は4試合の出場に終わった。「人生初めての大怪我。あれから感覚も含めて違和感を感じた。かばったプレーというか、自分が思ったようなプレーは出来なくなっていた」。今季は7月までカップ戦のみの出場。山本、宮城に加え、今シーズンは鈴木潤ら若手が台頭し、躍動する姿を見て、その思いは一層強くなった。「自分がプレーするよりも、色々な若い選手達を見て、試合の中で成長していく姿がうれしかった。上手い子がいっぱい来たし、“世代交代だな”と割り切れた」と引退の経緯を明かした。
今月初旬にクラブと話し合いの場を設け、改めて今季限りで引退の意向を伝えた。先日9日には視察に訪れた元監督の多良初徳氏にも伝えたと言う。多良氏からは「本当に辞めるのか?まだ若いだろう」と問われ、相田満博監督、中津社長に、大島、内藤とかつての仲間からは「まだまだやれるはず」と言葉をかけられた。8月から出場機会が増え、現在3試合に出場。特に8月20日の清水エスパルス戦では起死回生の同点ゴールでドローに持ち込むなど、健在をアピールしていた。だが、引退の意思は固かった。
「長友さんや三浦カズさんのように、どんなに批判されても常にチャレンジ、向上する姿勢が一番だと思う。でも自分は限界。彼らのようにはなれなかった。左膝の影響もあったけど、やっぱり気力も揃って、プロなので。それを思うとあの二人は凄いなぁ…って思いますね」。15年間在籍し、主力としてけん引。主将を努めた2018年にはJ1昇格に貢献した。通算358試合出場はクラブ最多。「無名だった自分をこのクラブが育ててくれた。感謝しかありません」と笑顔で振り返った。
印象に残る試合については19年5月の松本山雅戦(アルウィン)を挙げた。「前々から松本サポーターの熱気は凄いと聞いていたけど、想像以上の半端なさだったし、鳥肌が立った。その中で、自分のゴールで勝てた試合」と、2―0で勝利した場面を挙げた。
会見にはMF山本、鈴木潤、GK村上、DF松岡、FW吉田に、今季から加藤の代名詞だった背番号14を着けるMF相馬が花束を持ってサプライズ登場。後輩たちには「苦しい時も必ず出てくるけど、そこでどうするかが各選手一番大事な部分。後悔はしないようにしてほしい」と“金言”を授けた。
中津真吾社長は来季ポストを検討していると明言。加藤は「(今後については)まだこれから。このクラブの力になれれば良いし、新しい自分に今からワクワクしている」と話した。本拠地最終戦、今シーズンリーグ最終戦となる11月5日の大分トリニータ戦では引退セレモニーが行われる。
チームは現在17試合未勝利。暫定17位でJ1残留へ苦境が続く。それでも加藤は「この前の札幌戦はチャンスも作れていた。あとは自信だけ。今季取った勝ち点は一気に失わない。あと2ヶ月、しっかり頑張ります」と明るい表情で話した。15年間、サポーターや後輩たちから愛された加藤のラストイヤーをJ1残留で送り出す。
オレオレFCは9月10日のG大阪戦からホーム戦で、収容人数50%などのルールを設けた上で「声出し応援エリア」を設置することを26日、発表した。声を出しての応援は約3年ぶり。各スタジアムで試験的に行われている声出し応援について、クラブはこれまで実施されていなかったが、15日の会談で、ホームでの声出し応援の実施時期や、サポーター代表の意見などを勘案して実施を決めたとしている。
エリアはホームとビジターのゴール裏席。左右1席分の間隔を空け、試合開始1時間前から試合終了まで、コールリーダーを除いてピッチを向いてのみとなる。立ち上がっての観戦はできるが、マスク着用を義務化し、ハイタッチは認められていない。
中津真吾社長は「予断を許さない状況は続きますが、第一歩を踏み出せた事を嬉しく思います。引き続き感染予防対策を求めつつ、多くの方々が集まってくれる事を期待します」とコメント。スタジアムDJのネイブル・ラスレ氏も「待ちに待っていた瞬間、大変喜ばしい事で今、感無量です。サポーターの皆さん、これからも感染予防をしっかりしつつ、選手達に熱い声援を宜しくお願いします!」と話した。
会場はいずれもオレスタジアムで9月10日・G大阪戦、同18日・北海道コンサドーレ札幌戦、10月1日・京都サンガFC戦、同8日・鹿島アントラーズ戦と、最終節の11月5日・大分トリニータ戦の5試合。
28節 8月26日(A)(暫定7位)鳥栖
29節 8月31日(H)(暫定18位)湘南
30節 9月3日 (A)(暫定20位)磐田
31節 9月10日(H)(暫定19位)G大阪
32節 9月14日(A)(暫定3位)川崎
33節 9月18日(H)(暫定15位)札幌
34節 10月1日(H)(暫定16位)京都
35節 10月8日(H)(暫定2位)鹿島
36節 10月12日(A)(暫定4位)柏
37節 10月29日(A)(暫定6位)広島
38節 11月5日(H)(暫定9位)大分
https://anond.hatelabo.jp/20200701183816
同じく北から
前監督の渡辺監督が好きだったんですよね。例えるなら今のセレッソのように、いいところに選手がいて、選手間の距離が良く
どんな相手に対してもある程度はボールを握って戦える、そんないいサッカーをしていたと思うし、仙台の予算規模で良く頑張ってたなと思います。
ツネ様なみにイケメンでしたし、永戸選手をCBに持ってくるような挑戦をして窮地になっても、挽回して残留は決める手腕は見事で華がある監督でしたね。
今は浪人中ですけど、来年にはJ1のどこかで復活をお待ちしてます。一方、新監督の木山監督がどんなサッカーをするのか見えてなくて、良く分からんです。
昨年までの仙台で即思い出すのは、永戸選手、シマオマテ選手、ジャーメイン選手、松下選手、石原直樹選手って言ったところでした。
永戸選手は鹿島へ移籍、シマオマテ選手は長期離脱、石原選手は湘南へ移籍となり、武器が大きく削がれたなというのが再開前に感じる事ですね。
勝負をかけて獲得したクエンカ選手も負傷中ですし、新しい監督を迎えて新しいサッカーを始めるにあたって選手層に不安もあるし、
どんなサッカーをするのか、まだ見えてきてないですが、名古屋戦のようにボールが持てないのが基本になると苦しい1年になりそうな。
あんまり話題に上る事ないですけど、松下選手は攻守に手堅くて、いい選手だなっていつも思いながら試合見てます。
ザーゴ監督のサッカーをやるには、まだ全体のスピードが遅いという印象です。
オーソドックスに良いポジショニングから、少ないタッチ数のパス交換で敵陣を食い破るというサッカーをやろうとしてる様に見えていますが
TMを見る限り、コンディションが低いだけでなくて、プレイスピードが遅く、カテゴリーが下のクラブのプレスも剥がせないという状態でした。
まだ戦術が浸透しきってないという印象を持ってしまう、そんな試合内容だったかと思います。
ポジショニングがいいというのは、翻せばマークをする相手も守りやすいってことでもありまから、
開幕の広島戦では、どこにいるのか分かっていて攻撃の起点となる三竿選手を狙われプレスで攫われて失点を喫していますが、似たような場面が今シーズンは増えると思います。
サッカーとは最後に鹿島が勝つスポーツである、という言葉が生まれるくらい、憎い程球際から強かった鹿島の復権までは少し時間がかかりそうです。
しかし、いい選手は沢山いるんですよね。選手層の厚さでは横浜と1,2を争うくらいではないでしょうか。
新加入も永戸選手、広瀬選手といった実績のある選手だけでなく、新人の荒木選手もとてもいい。広島戦で一番目立ったのは荒木選手ってくらいでした。
上田選手の能力の高さは代表でも見せてもらってますし、外国人も新加入のアラーノ選手もいいプレイをしてると思います。
既存の選手はアジアの頂点を見た選手たちで素晴らしいのは言うまでもないし。なんで、これだけ戦力がいてこうなる?って現状はそういう感想を持ってます。
強いて難をつけるとしたらDFがちょっと弱いかなというくらいですか。怪我がどうなのか分からないですが、昌子選手は欲しかったですね。
TMでは、とにかくマルティノス選手の低調さが目を引いてしまうし、全体としてのコンディションも悪くて、「組長、これで本当に戦えるんですか?」って印象を持ってます。
フォーメーションをオーソドックスな442に替えて、これまでは活躍の機会がなかった、山中選手やマルティノス選手にチャンスが訪れた事もそうですが、
橋岡選手なんかも442のほうがやりやすそうなので、チームとしては戦術はあってると思うんですが、サイドの選手がブレーキになるようだと崩す手段がないですね。
開幕戦で見せた山中選手のクロスは、うっわエッロって声が漏れるほどのものですけど、一方で失点時の守備のミスも目を引くところがあります。
サイドでは橋岡選手も好きですけど、今年の浦和は得点も失点も山中選手が絡むことが多そうだと予想してます。
守備では新加入のデン選手が、TMでは良い印象を与えるプレイをしてましたね。何度、ピンチの場面で顔をだしたでしょうか。圧巻でしたね。
多分、スタメン起用される事が多くなるでしょうし、TMではなく公式戦で存在感をだせるか楽しみです。
清水は守備が良くないというのは失点が物語ってるんですが、個人的に清水の守り方で好きになれないところがあって、
例えばクロス対応で、詰めるということをしないで距離を1mは開けて中にはいられないように守るんですよね。スペースが1mもあるもんだから、相手は高精度のクロスをあげられます。
中にいるDFの高さと強さに自信があればいいんですが、これが弾き返せずあっさりと競り負けるので失点します。
後はボランチですね。ヘナト選手がいるときはまだいいけど、前後のプレスのタイミングがずれるせいか中盤が間延びして、カバーしきれずあっという間にピンチになります。
で、クロス対応が良くないので、あっさりと失点する。それを何年かずっと繰り返してたんですが、今年もそんなに変わらないという印象です。
監督が横浜からきたクラモフスキー監督に代わったので、同じ戦術を採用するのでしょう。新加入のDFはチアゴマルティンス選手をほうふつとさせる特徴を持ってますし
GKはパントの上手い攻撃の起点となれそうな選手です。タイの英雄ティーラシン選手の上手さは広島時代をみて知ってましたが、見事に得点で期待に答えましたね。
カルリーニョス選手がどうなるかわからないですが、ドウグラス選手とそん色のない活躍が出来る様だと攻撃面では楽しみが多いクラブです。
河井選手、金子選手、松原選手と攻撃時には魅せてくれる選手と新加入の選手たちで、横浜のサッカーを体現できるのか?楽しみにしています。
課題は守備のみですよ。これはもう組織の問題だと思うんで、やり玉にあがりがちな立田選手や二見選手が可愛そうになります。
開幕戦でも失点の場面で、最後は立田選手がファウルしたんですけど、その前の奥井選手のミスの方が大きいですからね。あれ。
もっとミスを恐れずチャレンジして成長してほしいです。立田選手には五輪がまってます。
開幕戦、TM岐阜戦を見た感じでは、ボールを握りながら攻めきれない印象です。
相馬、前田、両選手の仕掛けは個々の能力が高くて、個人で1枚を剥がしてしかける動きはワクワクします。
しかし、バイタルエリア前まではボールを握って運べても、そこからは最後は個人技で1枚剥がしてシュートって選択肢しかない様に見えるので相手からすると守りやすい。
ジョーが居なくなり前線に収まりどころが消えた中で、山崎がジョーのポジションでためを作れるのか?とか、川崎のように最後まで連携で崩し切るパスワークを展開できるのか?
という辺りが得点力回復のカギを握りそうにおもいます。守備面では、広島から移籍してきた稲垣選手がやはり圧巻で、ボールハンターとしても中盤からの繋ぎでも存在感を放っています。
シミッチ選手と上手く組み合わせてパス一発で最終ラインを破壊できれば面白いんですが、米本選手も守備的ボランチとして欠かせない選手だけに難しいですね。
4321のクリスマスツリーでトリプルボランチ、なんてこの過密日程では出来ないでしょうし、宮原選手も長期離脱中のようでボランチと最終ラインの選手層の薄さと力の差が不安材料ですね。
攻撃陣のテクニックの見事さとパスワークは凄いので、それを得点に結びつけるチームでの仕掛けが欲しい所です。
相馬選手が剥がして切り込んでクロス、でも中は全く崩れてないよってシーンを減らしたいですね。
昨年は快進撃でした。残留はするんじゃないかって予想してたけど、ここまでやると思ってませんでしたよ。
ミハイロペトロヴィッチ、森保一(優勝三回)、長谷川健太(三冠)と、タイトルを獲ったり実績のある監督の下でヘッドコーチとしてやってきた実績は伊達じゃないですね。
片野坂監督は、広島時代に経験した戦術を昇華させることで戦っていますが、選手の特徴もかつての広島がそうだったように、攻撃の起点となるGK
高速ドリブルが特徴のサイドアタッカー、クロスを叩き込めるFWといった特徴をもっています。
GK高木選手はミスが出ますけど、攻撃時にはそこまで出てきます?ってくらいビルドアップに関与していて、田中達也選手、松本選手の高速ドリブルは厄介極まりない。
藤本選手の決定力は見事でしたし、後を継いだオナイウ選手の強さも魅力的でした。今年は知念選手がワントップにはいりますが、いい選手なので期待できそうです。
予算規模はJ1最下位のクラブですから、選手間の差はそれほどなくて過密日程に強そうな印象もありますが、そんな中でも替えが効かない印象の選手はいて
今年は快進撃よりは低位安定といった成績を残しそうだなと思います。疑似カウンターも昨年前半程は通用しないと思うので、アップグレードも必要です。
しかし、田中達也の補強は素晴らしかったですね。ガンバでは燻ぶってましたけど、あれだけ果敢にしかけられて速さのある選手は貴重です。
知念選手や、広島では余ってた渡選手もそうだけれど、いい所に目をつけていて、強化部の補強が上手さが大分の基盤なのではないでしょうか。
北から。
昨年は知らないもので、広島戦、神戸戦を見た印象ですが、二枚看板と言われる松尾選手、中山選手がどこまで通用するかだと思います。
広島戦では完封されていたので攻め手がなく、J1では無理って印象をもちましたけど、一転して神戸戦では相手次第で十分に通用するのかな?って印象に変わりました。
看板となるサイドアタッカーが機能すれば神戸戦のように手堅く守って一発で仕留めるサッカーをやることもできます。
GKの六反選手が当たりまくってる時は堅いですし、神戸の攻撃陣相手に相手にヨンアピン選手も十分に通用していたので、守備はやれそうな気がします。
攻撃では守備に難があるクラブ以外に通用しない様だと苦しいので、今年は降格がないし、何位になっても気にせずベースを作って来年の残留を勝ち取ってもらいたいですね。
ベテランが多くて過密日程は大変そうですね。
昨年は大問題に揺れました。その影響で大幅な選手の流出と加入があり、昨年とは陣容が大きく変わっています。
いわゆる湘南スタイルと言えば、運動量と積極的な守備でしたが、今年の湘南がどう変わっていくのかは、まだよく分かりません、
というのも、開幕戦の浦和は酷かったので得点できたところはあまり参考にならないですが、失点の場面に関してはマークのズレとか戦術的にまずさが見えたので、
チームはまだ出来てないという印象がありました。湘南のDF陣は、個人的には好きな選手の坂選手が居たりと、決して弱いメンバーではないです。
秋元選手という当たってる時は鬼神のようなGKが去った影響は小さくないはずですが、そこまで守れないクラブではないはずなので、戦術の浸透がまだまだなのかなと。
鈴木冬一選手のクロスは代表でも武器ですが、今年の湘南を支える武器の一つになりそうです。
そこに帰ってきた石原直樹選手の打点の高いヘッドが合わさるわけですから、確かな得点パターンも想像できます。
昨年のごたごたから回復する1年とみていますが、今年は降格がないので、じっくりやっていってほしいです。
20億円の赤字ですか。金額が大きすぎて、選手を何人か売っても到底埋まる金額ではないですよね。選手は普段通りの力を出せるんでしょうか?
カレーラス監督の時は、全く得点が取れず断トツの降格候補とみなされていましたが、キムミョンヒ監督に代わってからは、後半に小野選手が投入されると
数段ギアがあがって点を取るってサッカーをしていましたね。戦える型を作った監督の手腕は評価されるべきで、キムミョンヒ監督が最初から指揮するので
戦えるチームは作ってくると思います。原川選手、松岡選手と、いいプレイが目に付く若い選手もいれば、頼りになるベテランもいて
チームの構成もいいですよね。開幕の川崎戦では一方的に押し込まれレアンドロダミアン選手に押し込まれるもVARでノーゴールの判定でした。
新加入の宮選手が高パフォーマンスで辛うじて0点にしのぎ切った試合でしたが、川崎相手とは言ってもシュート数本ってのは寂しい。
得点パターンがみえない。そこら辺に不安を感じますね。アンヨンウ選手や、チョドンゴン選手は、いかにも点を取りそうなプレイをするんですけどね。
何が足りないのかって考えると攻撃の厚みなんでしょうね。各選手のパフォーマンスはいいけど、それがグループとして機能しないもどかしさを感じます。
昨年、後半から小野選手とアンヨンウ選手って流れで、後半ラスト20分の圧力はなかなかのものがありました。あれを再現できれば。