はてなキーワード: ウーロン茶とは
https://www.tanaka-cl.or.jp/guidance/special-outpatient/nutritional-therapy/fodmap/
サントリーのウーロン茶が好きだ。この10年ぐらい毎日4リットル以上飲んでいる。
最近一部の人が、社会正義のために不買しろと主張している。一理ある。
ただ、サントリーのウーロン茶が好きすぎて、それなしではもはややっていけないので無理。
以前、博多のソープを予約できなかった日記(https://anond.hatelabo.jp/20211005054439)を書いた40男です。
・美人と裸で2人きりになっても興奮しなかった
・挿入したけど挿入した感覚がなかった
という大きな疑問が残った。
そして同時期にブコメの指摘にあったように、性欲が減退してきているのに気付いた。
ムラムラしたり、オカズの動画を探すなんてこともなくなってきた。
たった一度、しかも中途半端な体験で終わるのが怖くて、3度目のワクチンのあと、ソープに何度も足を運んでしまった。
まず考えたのは、「好みのタイプじゃないから興奮しないのでは?」ということだった。
そこでネットで評判のいい大衆店で、プロフィール写真を見て好みの女性を探し次々と入ってみた。
いまはパネマジは少ないようで(それでも店によっては騙された)、写真通りの若くてかわいい子が出てくる。
最初にイチャイチャしているときは気分が盛り上がるが、いざ素っ裸でベッドに上がると、なぜか興奮は失せてしまう。
そうなると若い子は技術がなく、「受け」であることが多いため、そもそも挿入すらできないことばかりだった。
ではテクニックのある人にお願いしようと、アラサー女性中心の店に行ってみたところ、テクニックが抜群でフィニッシュにいたることはできた。
でも興奮はなく、挿入した感覚もなく、快感というよりただ「強制的に排出させられてる」という感覚が強い。
女性からは、抵抗がなければゴムなしの店に行ってみては、とアドバイスを受ける。
病気が怖くて踏み出せなかったが仕方ない。
少しでもリスクを避けるために高級店に絞った。
プロフィール写真だけでは騙されるので、日記やツイートまでもチェック。
高級店は料金もそうだが、2時間が基本なので外れると精神的にキツイだろう。
当日、最寄りの駅から初めて送迎車に乗る。
ボーイさんも年配の方が多い。
待合室で無料で出されたウーロン茶を飲みながら過ごすうち、姫の準備ができてご対面。
綺麗な人でした。
部屋に移動すると、さすが高級店、広い。
籐椅子に座るよう促されて、座ると服を脱がしてくれる。
脱がし終わるといきなりお口で咥えてくれて、こんな美人が洗いもしない自分のを舐めていることに当惑。
さらに「元気だね、ここでしちゃおっか」といきなり椅子の上でまたがられて、何も着けないまま挿入されてしまう。
「温かい」とか「締め付けられる」ような感覚は何もなかったのだ。
ベッドに誘われるが、萎えたまま。
心配されたので、いつもこうだと応えると、得意のヌルヌルをやってくれるということになり、風呂に移動。
さすが得意だけあって凄かった。
(あんな美人に足の指一本一本しゃぶられるとか、ありえない。)
未知の刺激と姫の腰使いで無事フィニッシュ。
それでも、私は途方に暮れていた。
=興奮している(出したい)ときに、他人によって射出させられるから激しい快感が起きる
大枚をはたいて得たのがこの解答だった。
もちろん、すべての男性に当てはまるわけでないだろう。
そんな考えに至りつつも、姫とは大幅に時間を余し、1時間近く雑談した。
「こういうところでは、お互いときめきなんかを飛ばして会っているけど、それでも繰り返し会う信頼関係は大事」
「いままで会った女の子で、もう一度あった子はいる?(いない) それもあるんじゃない? いろんな人がいて、生でしたいから来る人もいるし、わたしに会いたいって来てくれるお客さんもいるよ」
「(あなたは)女性で言ったら開発され始めた段階なんだから、気持ちよくなくても当たり前なんじゃないの?
帰りの送迎車に揺られながら、もう一度会いたいと思える姫に会うまでにどれくらいの金額が要るのか想像したら頭が痛かった(今日の女性だって客観的には普通じゃ相手にもされないレベルだ)。
続けるのか、ここが潮時なのか、迷っている。
こんにちは。ルピシアに悪いイメージを持っている人間がいるようですが、ルピシアはちゃんとしたお茶を売っているちゃんとしたお茶屋さんです。
このようなコメントはルピシアをまともに利用したことがなく紅茶も特に好きではない人の持ちがちな偏見の典型です。
xevra ルピシアは人工香料ガンガンぶち込んだど素人向け紅茶なので紅茶好きにオススメしたら怒られるだろJK
確かにルピシアと言えばイチゴやピーチで着香したチャラチャラしたお茶のイメージがありますが、お前らが知らないだけで硬派なお茶もたくさん売っている良いお店です。われわれ紅茶マニアも(全員が全員ではないものの)重宝しています。
ルピシアがちゃんとしたお茶屋であることを証明するために、一例としてダージリンを見てみましょう。
ダージリンマニアがダージリンを買う際は次の要素を気にします。ルピシアは、マニアが気にする要素をすべて明記している数少ないお店の一つです。
・ダージリンの割合。ダージリンは偽物が多すぎる。ホンモノであったとしても数割しか入っていないブレンド茶葉が普通。ルピシアにもブレンドのダージリンはあるがブレンドにはブレンドと明記されている。
・収穫時期。ダージリンの主要な収穫時期は春夏秋の年3シーズン。時期によって味が全く違う。スーパーやデパートのダージリンは基本的に収穫時期を明記しないが、ルピシアは一部を除いて収穫時期を明記。
・茶園。ダージリンには90もの茶園があると言われており、茶園によって味が違う。ルピシアには複数の茶園をブレンドして味を無難に仕上げたダージリンと、特定茶園100%のダージリンが両方ある。
・等級。紅茶には茶葉の特徴を表す「等級」が付与される。ルピシアのピュアダージリンには基本的に等級が明記されている。
・ロット。ダージリンは収穫した日付順にロットナンバーが振られる(ダージリン以外の付加価値の低い茶葉では行われない慣習)。同じ茶園同じ等級でもロットが違えば味が違う。ルピシアは基本明記。
ルピシアは以上の情報を正確に記載している信頼できるダージリン取扱店の数少ない中の一つです。
ここでルピシアの2022年摘みの春摘みダージリンのラインナップを見てみましょう。
https://www.lupicia.com/shop/e/eDJF22C/
マーガレッツホープ、キャッスルトン、ナムリン等の手堅い有名茶園の茶葉を取り揃えながら、それほど有名ではないマニアックな茶園もラインナップにあります。これほど多くの茶園を取り扱っているお店はなかなかありません。
またマーガレッツホープ茶園の紅茶だけを見ても「スプリングディライト」「ムーンライト」「FTGFOP1」と複数の等級を取り揃えていることがわかります。
2022年産の春摘みダージリンだけをとっても、これだけのラインナップがあるのがルピシアというお店です。
これほど多くのダージリンを取り扱っている紅茶専門店はなかなかありません。
個人的な感覚になってしまいますが、茶葉の品質の割に値段も適正だと思います。
紅茶だけでも、セイロンやアッサムやニルギリ等の特定産地の旬の茶葉を数多く取り扱っている日本随一の紅茶店です。
もっとセイロンのラインナップを充実させてほしいとかもっとマイナーな産地も取り扱ってほしいとか言いたいことが無いわけではありませんが、弱いところは他の茶屋で補えば良いだけの話です。
また紅茶以外のラインナップ(日本茶、ウーロン茶、中国茶、ルイボス、その他ハーブティー)も非常に充実しています。(そもそも、ルピシア=紅茶屋、という認識がお前の勘違いで、ルピシアは全てのジャンルのお茶を取り扱う総合お茶店です)
イチゴや桃の香料を使ったチャラチャラしたフレーバー茶は、ルピシアが提案する多彩なお茶の楽しみ方の極一部にすぎません。
フレーバー紅茶の印象が強いのでお前はフレーバー紅茶のお店として認識してしまっていたのかもしれませんがルピシアはお茶の様々な楽しみ方を提案してくれる素晴らしいお店です。
現代日本の喫茶文化をリードするルピシアを無知や誤解で批判するのはやめましょう。
ルピシアのラインナップのおすすめ商品を掲示しておくので反省した方は購入しなさい。
https://www.lupicia.com/shop/g/g12421005/
・ダージリン好きで知らない人は居ない有名茶園「キャッスルトン」の春摘みダージリン。昨日発売されたばかりで僕はまだ買ってないけどキャッスルトンは毎年美味いから間違いないだろう。
https://www.lupicia.com/shop/g/g12421094/
・キャッスルトンが高くて買えないならこれを買え。様々な茶園のダージリンをブレンドしてバランスを整えた茶葉。春摘みらしいフラワリーな(花のような)香りが特長。美味い。
https://www.lupicia.com/shop/g/g12405127/
・ユニオンジャック。ブレンド茶葉。バランスが良くて美味い。値段もダージリンよりは安い。
https://www.lupicia.com/shop/g/g12408201/
・茉莉春毫。ルピシアで一番高級なジャスミン茶。全ジャスミン茶で一番うまい。ハゲるくらいうまい。
¥
以下のコメントをした人は反省しましょうね。玄人ぶっていてキツいですね。
cha49 ただの偏見なんだけど、ルピシアって紅茶界のラッセン的なイメージ。好きな人は好きなんだろう。
xevra ルピシアは人工香料ガンガンぶち込んだど素人向け紅茶なので紅茶好きにオススメしたら怒られるだろJK
inaoxxx LUPICIAがそもそも紅茶好きにはあまりウケが良くない印象があるので眉唾ものだな〜
von_walde ルピシアはなぁ、、、、
preciar はいはいステマステマ。ルピシアは「品質は良くないけど地方にも店がある」のが特徴じゃん。本気でほめてるならよほど普段ろくなもの食ってないのでは?
読み応えあるよねえw
ゴミ屋敷清掃は過酷な仕事だ。そのかわり時給は約1400円、給与は即日払い、仕事の融通も利きやすい。ある会社では多くのスタッフが下積み中のお笑い芸人だ。その中には芸人の道を諦めて、社員になった人もいる。ゴミ屋敷清掃という仕事を、社員として続けることにしたのは、なぜなのか――。(連載第8回)
「あんしんネット」の事業責任者の石見良教さん(右端)と作業員のみなさん。撮影のためマスクを外してもらったが、普段はコロナ前から終日マスク姿で作業をしている。
「あんしんネット」の事業責任者の石見良教さん(右端)と作業員のみなさん。撮影のためマスクを外してもらったが、普段はコロナ前から終日マスク姿で作業をしている。
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「ゴミ屋敷」を片付ける仕事――あなたはいくらならできるだろうか。
連載第4回で一緒にゴミ部屋を片付けたプレジデントオンライン編集長の星野貴彦さんに「バイトとしてこの仕事ができるかどうか」と尋ねると、彼は首を横に振ってこう言う。
「一度や二度であれば興味本位の気持ちが勝ってできそうな気もしますが、ずっとあの作業を続けるというのは厳しいです」
実は私もこれに関しては、同感だった。
取材のため、単発なら、できる。けれど“ずっと”は難しい。
なぜだろうと自分の心に問いかけると、やはり「汚い現場」だからだ。本音は、人の汚物を片付ける、虫がわいているような現場で働くことに抵抗があった。ゴミ屋敷を掃除して帰宅すると、私はいつも真っ先にシャワーを浴びる。その日に身につけていた下着も、何度か処分したことがある。それでも自分の体に虫が這っているような感覚にとらわれて、眠れなかった。実際に体に赤い湿疹が出現したこともある。夏場に作業した後は熱中症にかかって、吐き気や頭痛に苦しんだ。
「ションペットを処分する時は、なんらかの感情を持ったらダメ」
アルバイトのAさんはそう言う。ションペットとは居住者の尿の入ったペットボトルのことだ。強烈な臭いを放つため現場で処理できず、会社(=生前遺品整理会社「あんしんネット」)に持ち帰るのだが、この中身、つまり尿をトイレでひたすら流す作業については、誰もが「つらい」「苦しい」と言う。作業中に吐いてしまった人もいるそうだ。
ションペットの処理作業に“慣れ”はない。同社事業部長の石見良教さんも「これをやる時は一切の思考を停止させて、ほぼ無心で動いている」と話す。
「正常な感覚で臨むと、頭がおかしくなるかもしれません。みんな本音ではやりたくないですし、それをやらせるほうも覚悟がいります」
作業現場でたびたびみつかる「ションペット」。ペットボトルの中身はウーロン茶ではない。
ちなみにこの作業をアルバイトが行う時は、通常の時給に“20%程度の上乗せ”がされる。再びAさんが怒ったように言う。
「社会的にきちんとしている人ほど、部屋にションペットがあったりするんですよ。お茶の先生、学校の先生、医療関係者とか。人前できちんとしすぎているから、家の中がイカれちゃうんじゃないですか。靴箱にションペットがずらりと並んでいたこともありましたよ。そんな現場では“依頼人の心に寄り添う”なんて絶対無理ですね」
起きたら11時25分で、そのまま布団で二時間ごろごろしていたら、かつてこの地で一緒に学生生活を送り、遠くに住んでる友達からLINEが来た。
しまむらオンラインと一部店舗で、ちいかわのピアス3組セットがゲリラ的に販売開始したらしい。
オンラインはすでに品切れ…ピアスをあつめていてちいかわが好きな友達はずいぶん悔しがっていた。
いま住んでる県内に「一部店舗」もないそうだが、調べてみたら、私は自宅から自転車で30分くらいのところに「一部店舗」があるらしいので、急遽出かけることにした。
ちいかわのピアスの在庫の確認に行く、予定にない一日がはじまった。
ごろごろ至上主義者なので、本来なら生まれるはずのなかった一日が生まれたのだ。
しかしまたがった瞬間、前輪の空気が全ぬけしていることが発覚、慌てて家の斜め前の自転車屋さん(私の自転車の故郷でもある)に空気を入れてもらう。
ここにこの自転車屋さんがなければ、はじまったばかりの私の一日は終了していただろう。
「半年のらないと空気もぬけちゃいますよね」と言いながら、放置状態が長くて汚れていた私の自転車をクリーナーで拭いてくれ、大変恐縮する。
出際には「気を付けていってらっしゃい」と言ってくれた。
予定になかった一日の、予定になかった言葉で、とてもうれしくなる。
縁あってここに住んではいるけれど、地元ってわけでもないので道がよくわからない。グーグルマップを頼りによろよろと自転車をこいでいく。
行ったことがないところにグーグルマップ頼みで行くと、めちゃくちゃ唐突に着いた感じがすることがあるが、今回は最上位のそれ。
ほんとうに唐突についたので、友だちに「なんか着いた」と、ナガノ的な言い回しで到着を報告した。
普段は地下鉄のエスカレーターにばっかり乗っているので、その遅さに驚く。高齢者や子どもがよく乗るからだろうか?
予定にない一日の、予定にないエスカレーターの遅さだ。
ちいかわのピアスは売り切れていた。ピアス売り場の広告の品のポップの下がごっそり空いていて、ああ、ここにちいかわがいたんだな…と感じられたけど、
念のため、モップ掛けをしている店員さんがいたのできいてみようと後をついていく。
しかし彼女、しまむらの通路を予測不能な経路設計で進んでいくのでなかなか追いつけず、期せずして謎のダンジョン感が出た。予定外のダンジョン。
やっとおいついた店員さんに、申し訳なさそうに「ちいかわもうないんです」と言われ、友達に「ちいかわもうないんですって言われた」、とLINEで報告したら
することもなくなったので、そのままイオンモール京都五条に行ってみた。ミリオンタウンのすぐそばにある。私は行ったことがなかった。
自転車をとめて入口に向かっていると、入口のそばにいきなりステーキがあるのが見えた。
まったく予想してなかったので、ちょっとはっとした。店名に恥じないいきなりステーキぶりだなと感心する。
中に入ったら今度はカルディがあった。今日は22時からオン飲みだからここでお酒を買って帰ろう。オリジナルのチューハイがおいしいとちいかわの友達が前言っていた。
カルディの前には生ジュースのスタンドがあって、カラフルなジュースの広告がキラキラしている。
これもいい、あとで買ってみようと思いつついったんスルー。なにも食べてないのでお腹がすいている、まずはごはん。
大学生だったころ、一回だけ北大路ビブレのバ~ミヤンに行ったことがある。それ以来だ。
予定外のバ~ミヤン。思い入れもなにもまったくなく、とてもすがすがしい。オーダーはタッチパネルで非対面ぶりが徹底されている。
どれも、びっくりするほどおいしいわけでもなく、顔をしかめるほどまずいわけでもなく、とても安らいだ。
ドリンクバーのオリジナルウーロン茶(冷)は、ちょっと茶葉を煮出しすぎたときのあの雑な渋みがあってとてもいい。
わたしはこの、煮出しすぎた茶の雑な渋みが好きなんだ…と気づかされて感慨深く、気持ちよくごくごく飲んだ。
予定外のいい発見があった。
食後には、凍頂ウーロン茶と仏手ウーロン茶を、それぞれポットでゆっくり飲む。
そんなことをしていたら、一階の生ジューススタンドのことがどうでもよくなってしまった。あるあるだ。
せっかくモールに来たんだしなとそのまま一周することにする。
イオンカードのポイントが、専門店で買い物すると10倍とあるのにつられて、秋の靴下を6足買った。3足いくらのやつを二組。
鞄屋さんで、地元にいる母が好きそうだなと思いながら赤い革の鞄を眺めていたら、控えめに「あててみてくださいね」と店員さんが言ってすぐ離れていく。
モールはキラキラしてるし、靴下も買えたし、ひとりでに「たのし~」と口から出てきた。予定にないことはなんでも楽しい。
京都も田舎だけど地元はもっともっと田舎で、イオンモールがもっと身近だった。どこのイオンモールも構造は同じ、期せずして故郷を感じる。
母と二人で行くと、思わずきゃっきゃとしてしまって楽しいんだよな。ゆっくりお母さんに会いたいなあ、などとしみじみ思う。
実家から離れて暮らす多くの人たちが、そんな気持ちでいる連休なんじゃないだろうか。
レモンのお酒と、白ワインのサングリアを買うつもりで並んでいたら、5倍希釈のレモネードのもとが並んでるのをみつけて、ついついそれも買ってしまう。
この前NHKの「ストーリーズ 事件の涙」で、バス停にいた路上生活者の女性が急襲されて亡くなった事件を扱っていた。
そのとき、生前、すでに路上生活者となっていた彼女、大林さんが、ショッピングモールのエスカレーターのそばでキャリーバッグを持ってうなだれている写真が出てきた。
今日とても楽しかったから、帰る前に振り返ってもういちどモールの中を眺めていたら、頭にその写真が浮かんできた。
彼女は私だと思う女性はたくさんいて、私もやっぱりその一人だ。
今は買い物をしている側だけど、結婚も仕事もしているけど、それで安定しているというわけでもない。
大林さん、何かひとつボタンを掛け違えていた自分なんだ、あるいはこの先の自分なのかもしれないな、そういうことを思いながら自電車を漕いで帰路に就く。
もう夕方になっていた。
古い美容室の前を通りかかったら、女性のお客さんが出てきて、そのあと店内の明かりのトーンが少し下がった。
ああ彼女は最後のお客さんだ、髪色が明るく、ぱりっとしたパーマがかかったご婦人。彼女のリニューアルした髪の毛を、美容師以外で最初に見た他人は私だ。
これも、ほんとうならなかったはずの今日の、全然予定にないことでちょっとうれしい。
わたしなんかでよかったのかなあと思いながら、似合ってますよと心の中でいって自転車をこぎ続ける。
ガソリンスタンドの前を通りかかる。私が通ろうとしているので、スタンドから出ていこうとする車を、店員さんが手で制している。
今日私がちいかわ探しにいかなかったら、この車はここをすんなり出て行ったんだろうなと思いながら、店員と車に会釈をして通り過ぎた。
ガイドブックにも載ってない、小さな神社の舞殿が、橙色の献灯で照らされいて美しい。
いつも電車の中から裏側を見ている整骨院の、表側を通り過ぎて行く。
「○○施術院」とだけ看板の出ている普通の民家、「どんな施術を…」と、なぜかちょっとエロい妄想をしてしまう。
空気を入れてもらった自転車屋はまだあいていて、お礼が一言いいたかったけど、店員さんは奥にいたから声をかけるのはやめて通り過ぎた。
「ゴミ箱は無いんですね^^;」
って言いながら出ていくおばさん。
姑みたいな嫌~な言い方だなと思った。
結局ゴミ箱はあったみたいで案内されてた。
一人カラオケに来た。
人気順の1位と2位が切らしてた。
てかそもそもカラオケでジュースとかのべたべたするもん出すな。
ソフトクリーム🍦もいらんて。
最悪、水でもいいのよ。
これはしょうがない面もある。
待っている人がいるからね。
正直20時までは居られないだろうとは思ってたから、終了の電話がかかってきたときはやっぱりな...って思った。
会計が後払いだったのも(普通フリータイムは先払いだと思ってる)あって、あわよくば3時間分の料金かな・・・とか思ってたら、
会計のモニターに"¥1,628"って表示されてこれはちょっとウケちゃった。しっかりフリータイム料金だ。30分あたり300円弱だって。ウケる笑
てかそもそも3時間って数字はどこからきたの?保証するならフリータイムの料金を30分あたりの基本料金で割った時間分じゃない?
例えばお客さんが待っている状態で、あと15分で利用が終わる部屋があったとしても、その時点で3時間以上経ってるフリータイムの人がいたらその人が終了になるわけでしょ?3時間以降はフリータイムの部屋はどんどん切り捨てて空き部屋にしちゃえばおいしいわけだ。
なんかこの「3時間以降切り放題ね。でも料金は据え置きだから...w」ってシステムに圧倒的経営側の利潤追求が見えて脳内でブチギレてしまった。
(まだ続く)このシステムだと30分単位で4,5時間取った人が最適解なわけでしょ。だって3時間で切られないし、切られるとしても30分単位で取ってるから請求も30分単位で割り出してくれるから。これおかしくない?ライフハック過ぎるでしょ。フリータイム選ぶの馬鹿みたいじゃん。客が延長したら延長分請求するのに、店側が短縮したら料金据え置きって、なんだお前!!?(東京03飯塚)
ちなみに「3時間以降になって待っているお客さんが出てきたら、その時点で残り時間10分になります。」って聞いてた。だから判断するタイミングは最短で3時間経過時のはずなのに2時間50分の時点で電話がかかってきて、撤収までできっかり3時間だったのも俺をプチギレさせた。プチね。3時間10分ちゃうんか、と。
で、部屋から撤収してアジカンのボーカルみたいな受付の人に会計してもらったら、モニターに出た数字が"¥1,628"だった。
いや聞いてたフリータイムの料金(1000円ちょい)よりだいぶ高くねーか?って思ったけどこれはすぐ理由が分かった。
俺が提出したスマホアプリの会員QRコードに一切目もくれずレジを弾いてたから。
受付の際に会員じゃないと30%くらい料金が上がるって聞いてた俺は利用中に会員登録の手続きを済ませていた。
ちっちゃい声で「会員です・・・」と言うとアジカンのボーカルも気付いてくれて、彼に言われるがままに運転免許証を見せたりして本当の会員になった。
で、ピッって音とともに会計のモニターが点滅して新しく現れた数字が...…"¥1,628"だった。
アジカンのボーカルも流石にちょっと気まずそうで、ちっちぇ~声で「会員ゴニョゴニョ...ッス」とか言ってた。
いやいやいやいやwおかしいでしょ。全然変わってね~~じゃんw
消してええええええええええええええええ(会計)wwwwwwwww
リライトしてええええええええええええええええええええ(会計)wwwwwwww
って思ったけどアジカンのボーカルは何もしてくれなかった。(※アジカンのボーカルではないから)
聞くところによるとフリータイムは一般料金と会員料金が特に分かれていないらしく、一律の利用料金らしい。
そして高いのはフリータイム料金(¥1,180)+ドリンクバー(¥300)+消費税(¥148)だからなんだって。
俺自身の名誉のために言っておくとドリンクバーつけたのは決して浮かれてたからじゃない。
フリータイムはワンドリンクorドリンクバーを強制的に選ばなくちゃいけないのだ。
ワンドリンク制てwwwwライブハウスじゃないんだからwwwwカラオケのフリータイムでちびちび一杯の飲み物で過ごす奴がおるかwwwwwwwって思ったから。
あといつも行く歌広場はドリンクバー込みの値段だから、なんか会計時まで無料だと思ってた。
そういう理由でドリンクバー(ウーロン茶、綾鷹切らしてる)を選んだ。
強制なら最初から全て込みの価格表示にしとけ!!!!!!!!あと4月からなんか消費税込みで表示しなきゃいけないアレあっただろ!!!!!
そんなわけで結局俺は2000円払って、372円のおつりと会員ポイント14Pを得てカラオケを後にした。
ほな、また。
北方謙三は、90年代以降は歴史小説家として地位を確立したが、まずは80年代半ばにハードボイルドの旗手として名を上げ、同じ頃から若者向け雑誌に於いて、読者から寄せられた人生相談や質問に答える『試みの地平線』という連載企画を開始した。
この連載は掲載誌において人気となり、その結果、北方には「二言目には『ソープに行け!』と(※太いゴシック文字で)相談者に説教する」「『バカヤロウ!』と(※太いゴシック文字で)相談者を怒鳴りつける」というステレオタイプなイメージが付き纏うことになる。今でも北方謙三に対して、そのような説教オヤジとしての印象を抱く人は存在することだろう。
これを書いている私も、若者だった当時、そういった北方謙三と読者のやり取りを、面白おかしく楽しんでいた一人である。
今でも私の記憶の片隅に残っている、相談の一つについて以下に記す。それは、二十歳そこそこの若い男性から寄せられた「何もかもイヤになった。生きる気力を失った。自殺を考えている」という、現在の言葉で表現すれば、メンタルヘルスに問題を抱えている人からの相談であった。
最初に相談のお便りを読んだ時点では、私を含めた多くの読者は「どうせまた『バカヤロウ!ソープにでも行ってクヨクヨ悩むのを止めろ!』とか言うのだろう」と思った。しかし、そのような我々の予想に反して、この相談に対して示した北方謙三の反応は意外なものであった。
正確な文言ではないが、以下のような感じであったと思う。
「お前の気持ちは分かった。どうしても、とお前が言うならば、俺にはお前を止められない。けれど、ほんの少しだけで良いから、それを実行に移すのを待ってくれないか?
お前が実際に死ぬ前に、何でも良いから、死ぬ前に本を百冊読んでから死ぬと、そう俺に約束してくれないか?
何も、俺の本じゃなくても良いんだ。図鑑だって、子供向けの絵本だって、何だって構わないから。何かの本を、お前が死ぬ前に百冊だけ読んでみてはくれないか?
俺には、死にたいと思っているお前を上手く助けるための、力や知恵が無いかもしれない。それでも、百冊の本を読むうちに、その中でお前は、お前自身を救ってくれる何かに出会えるかもしれない。
もし百冊の本を読んで、それでもまだ気持ちが変わらなかったならば、その時はまた俺に手紙を書いてくれないか?その時また俺は、お前の言葉に、お前の気持ちに目を通す。その時、俺とお前で話し合おう。
そのように、俺と約束してくれないか?俺は、お前の返事を待つ」
この北方謙三による回答が、メンタルヘルスに問題を抱えた状態の人間に向かって掛ける声として、正解であると現在の私は思わない。正直に言えば、メンタルヘルスに問題を抱えた人間が百冊の本を読むというのは、ある程度の治療を経て回復を示してからでなければ、かなり難しいことだろう。しかし、そのような審判を私が下せるのも、メンタルヘルス問題の重大性や対処方法について認識している現代人だからである。この相談が寄せられた当時、メンタルヘルスの問題に関する世間一般の意識や知識は、まだまだ貧しいものであった。したがって、当時の北方謙三やお便り採用係の雑誌編集者が、現代人の視点から見れば相談に対して頓珍漢な対処をしていたからといって、それを我々現代人が非難するのは些か酷であろう。
当時の一読者に過ぎなかった私の勝手な想像ではあるが、北方謙三は、本気でこの相談の手紙を送ってきた人物を助けたいと思ったのだろう。ただ、誰かを助けたいと思うことと、そう思った時に助ける力を実際に自分が持っているか否かは、別の話である。
だから、北方謙三は賭けたのであろう。かつて北方謙三自身が自ら経験したことに。すなわち、文字を書くという行為や、その行為によって生まれる本の持つ力によって、救われて生き延びたという経験に。相談者の彼もまた、救われて欲しいと祈りながら。
当然のことだが、昔も今も北方謙三は単なる作家であり、決してメンタルヘルス問題及びそれに対する対処方法の専門家ではない。しかし、それでも当時の北方は、この相談者に対して、その時の彼が思いつく限りの、出来うる限りの、誠実な回答をしたのだと、今でも私は思う。生きる為に文学の道、ものを書くことを選んだ作家という人種が、言葉や本に人間を生かす力が有ると信じることができないとしたら、その人はもはや作家と名乗れなくなるだろう。
あの後、相談者が百冊の本を読み終えたのか、自殺を踏み止まることが出来たのか、相談者を北方謙三が救うことが出来たのか、今に至るまで私は結果を知らない。
ただ、これを書いている私自身について言えば、この北方謙三の回答に手を引かれて、今まで生き延びたような気がしている。私の頭の中の、何処か片隅にこびりついた「せめて死ぬ前に百冊の本を」という言葉は、ずっと小さく残響し続けていた。もちろん数字の上では、とっくの昔に私は百冊の本を読み終えている。私という人間は、生きるのが辛くて死にたいと思いつつ、いざとなると死ぬ度胸が無い。結果として、みっともない姿で辛うじて生きている。その言い訳に「あとプラス百冊読むまで、死ぬのは待とう」と私自身に言い聞かせながら、人生の精算を少しだけ先延ばしして、逃げ続けているだけである。私の行為は、読書という行為を汚しているようで、北方謙三を始めとする物書きの人々や、本当の読書好きの人には誠に申し訳無く思う。
あの相談者は救われただろうか?救われていて欲しいと思う。彼が救われたのなら、自分も救われるような気がするから。
= = =
ここまで書いて我に返り、我ながら気持ち悪い文章だと思ったので、精進落し代わりに、個人的に面白かった『試みの地平線』の相談ベスト3を以下に書いて終わることにする。
第3位:ハードボイルド作家として苦労したことは?という質問に対して。北方謙三の馴染みのバーで、北方がいることに気づいた他の客が「やっぱりハードボイルド作家っぽい酒を飲むのかな?」とヒソヒソ噂話をしていたため、格好を付けるためにバーの店主に協力して貰い、バーボンに偽装したウーロン茶を出してもらってグッ!と飲み干して「じゃあな、マスター」と格好良く帰った。
第2位:北方先生はSMプレイの経験はありますか?という読者からの質問に対して。「有る」と回答。Mの女性から「縛って叩いて」とリクエストされたので、要望どおり北方謙三が女性の身体を鞭で叩いたら「痛い!」と言われたので、思わず「ゴメン」と言ったら、素に戻った女性から「そこで謝ったらダメ」と普通にダメ出しされた。
第1位:未経験で一日も早くエッチな初体験をしたくて悶々としている男子高校生からの「こんな僕は鳩の交尾を見ても勃起するのですが、一体どうしたらいいですか?」という質問。これに対して「馬鹿な質問を送ってくるな!」と一喝。超極太のゴシック文字で「まったく。俺はお前が羨ましいよ!」と回答。回答文が僅か2行に収まる。この極太文字による強調は、おそらく編集者から北方謙三への悪ふざけだったと思われる。