はてなキーワード: 陸上部とは
私がまだ20代だったころの話。
会社自体はやればやるだけ評価されるような会社で、実際その課長も仕事も遊びもバリバリ働く優秀なタイプだった。
とかそのくらいだった。
正直いくらセクハラが浸透してきたとはいえ、そのくらいは社会にでれば普通にあることだし、笑って流してた。(実際当時はモテたし)
社内の雰囲気自体も悪くなく、まぁアットホームな感じだったので、わざわざそれを壊したくなかったのもあったかな。
みんなでよく飲みにいったり、今思うと楽しかった思い出の方が多いな~。
でもそうやって笑ってたのが、いけなかったのかもしれない。
課長が大きい案件を決めた後の打ち上げで、気分が良くなったのか
「増田ちゃん足が締まってて綺麗だね」とかいいながらふくらはぎを触ったりしてきた。
私は元陸上部なので、よく足を褒められるけど、実際に触られた経験はまずない。
居酒屋のトイレですれ違うときに「うーん酔った~」とかいって抱きつかれたりとか。
それからは、よく個人的なメール(「帰り送っていくよ」とか、「昨日の夜は君のこと考えていたよ」とか)もよく来るようになった。
相談する相手もいないし(課長=支店長でその上は本社の人なので普段話す機会がない)
相談したところで課長は優秀な人だから、私のほうが勘違いしてるとか思われそうで嫌だった。
ちょうどその時期、自分のキャリアについて疑問をもったのもあって、その会社を辞めることにした。
あとで同僚から聞いた話だと、課長はまた新入りの元水泳部に対して同じようなことしていたらしい。
とはいえ仕事では優秀な人だし、社内の雇用機会均等プログラムもあって、女性初の役員は彼女じゃないかとも言われているらしい。
それを聞いて、あのくらい強引な人でないと、取締役なんか務まらないのかなとか思ったのをよく覚えている。
エロ漫画家のエロ傾向一覧とは (ヘンシュウシャタチノセイテキシコウイチランとは) [単語記事] - ニコニコ大百科を見ながら書きだしたけど、東山翔とかがいないあたり、編集者の好みで偏ってるからあんまり参考にならんね。
でも三峯徹が座敷童扱いされてて吹いたwwww
いかんエロについて語りだすとキリがない。もっと語りたい!語り足りない!
男一人の人生におけるエロ遍歴ってそれだけで一冊本書けそうなくらいやね。
うおおおおおおおいっこネタ思いついた!これでpixivにマンガ書こう!!!マンガどころか絵なんか書いたことないけど!!!!うっひょー興奮してきた!!!!このリビドーをすべて創作にぶつけろ俺!!!!!
この季節、満開になった桜とともに、俺にはたまらなく嬉しい事がもう一つある。
今年も新人が入ってきた。
子供の頃に大好きで、もうとっくの昔に連載が終了したマンガ。大人になってふと本屋に立ち寄ると、そのスピンオフとか続編だとかが発行されていることに気がついた、そんな感じに似ている喜びだ。
何より、動きづらそうなス―ツで固めた彼女の目には、仕事への熱意があふれていた。
そんな様を見て、ベテラン社員のオバちゃんは俺をひやかした。「念願の秘書が出来ましたね(笑)」。
諸君に紹介しよう。俺の秘書。彼女は、蒼井そらを地味にしたような印象の女の子だ。
理系の常識にもれず口下手な蒼井そらは、会話の冒頭を必ず「あ」から始める。
俺「この関数の計算量はわかるよね?」「あ、まず、はじめのアルゴリズムのオーダーがlogNですから…」みたいに。
そして緊張すると、1オクターブ声が高くなる。
俺「うん。よく出来たね。ところでお昼ごはんどうする?」「あ⤴、今日はお弁当用意してきてないです。」
はじめの時はガチガチに緊張していたが(お互い)、近頃、肩の力が抜けてきたのか、笑顔が見られるようになった。
あかん。
俺の頭に警告ランプが灯る。beep音が鳴り響く。
参った。いい年してこんな気持ちになるなんて、思っても見なかった。
この歳まで仕事一筋で生きてきた俺。
だから、俺のディスプレイを覗きこんだ彼女の香水が昨日と違うことに気づいても、
(フ、俺にとって社員は目的達成のためのコマに過ぎない。会社の成長とユーザーの笑顔こそが、俺の全てだ。)と頭のなかで唱えてやり過ごし、
俺のコンビニ弁当に野菜が少ないのを見越した彼女が、手持ちの手作り弁当からトマトをひょいと寄越して「あ、私、実はトマト苦手なんです。母に食べろって言われてるのでしかたなく入れてるんです」と言ってニッコリ笑った時も、
「うん、それなら貰うよ。ありがとう」(全ての親はいつだって自分の子どもを心配しているものである。これは子孫繁栄のために全ての動物に見られる特徴である)などと念じ、
議論が白熱して夜遅くなって、車で送ろう、と言った時も、
「あ⤴、まだ終電ギリギリ間に合います。陸上部だったんで、足には自信があるんです、ダイジョブですよ」って固辞した時も、
(車を使うと地球温暖化を推し進める怖れがあるからな。賢明な判断じゃないか。だから俺が特別嫌われてるわけではない。嫌われているわけではない。嫌われているわけではない…)
などと呟いて事なきを得た。
でも歯車が致命的にズレて、万が一にも、彼女と交際して、最悪、結婚する、という事態になったら、目も当てられないことになる。
社員を招いて結婚パーティーを開かなくちゃならないし、取引先にも知れてしまうかもしれない。
悪いうわさが立つかもしれない。「あー、あそこの会社の社長、蒼井そら似の新人に手を出したんですってよー」。ぐうの音も出ない。
会議で司会進行役の社員が、「以上です。『パワハラ』さんはなにかご意見ありますか? アッ」などと、呼び名を間違ってしまうかもしれない。
それだけは避けたい。
だから駄目だ。手を出しちゃ駄目だ。
明日も彼女は俺のそばに来る。それは避けようのない事態だ(いや、無理言えば避けられるけども)。
土日を一緒に過ごすのはアウトか。
食事くらいはいいのか。でもそれで我慢できるのか。全てが未知の領域だ。真っ暗闇のなか目隠しをされて歩く。吹き上げてくる風を感じる。両脇は崖だ。
ああ。
こんな気持になったのは小学生以来かもしれない。
放課後の教室、誰もいなくなった教室に、隣の席に座っていた長い髪の女の子を呼び出して告白したとき以来だ。春の風が窓から入りこんで、彼女の髪が揺れる。ニッコリと微笑む。そして言う。『NO』。
俺はモテナイ。俺はモテナイ。かの事件以来、オイラーの公式以上にシンプルな事実は、俺の心の碑文に深く刻み込まれていた。wikipediaで調べたところによると、およそ1500年前に気の利いたインド人が、どんな数も割れない数『0』を生み出したそうだが、そんな彼も、1500年後にとある日本人(俺)がモテナイ、ってことには気が付かなかったと思う。同じくwikipediaで今調べたところによると『-1』のルートをとった数に『虚数』という意味が与えられたのはおよそ500年前だそうだが、俺は500年たってもモテナイ以上の意味を持つことはないだろう。
別に上手くないな。
…とにかく俺は、逃げた。
コミュニケーション能力を磨くとか、目の前の人間をちゃんと向き合う、といった人間として必要な努力に背中を向けたクズに成り下がった。
マフラーで結ばれた同学年の男女が公園のベンチで自販機のスープをすすっている時に、俺は、
ろくに暖房も効かない部室で、部費で買ってもらった貴重なコンピュータのモニタを、同志たちと肩を寄せあって睨みつけていた。
恋愛映画を見ている恋人が、映画が終わった後、ホテルで相手の服を脱がすその手順を考えている時に、俺は、
メモリの限られた計算機上で、いかに効率的に破綻なくプログラムを組み上げるかに没頭していた。
そうだ。誰に否定されても、変わらない事実がもう一つあった。
俺は、プログラミングが好きだ。
俺の心の碑文の裏には、それがきっと刻まれている。
去年の全国中学陸上大会の100mと200mで2冠を達成した少年が
彼はU-15の野球日本代表にも選ばれているのだが通っていた中学校では陸上部だった。
短距離2冠を達成した彼に対して、多くの陸上関係者が手を替え品を替え陸上競技への転向を勧めてきたという。
しかし彼はU-15の日本代表に選ばれるくらいの、既にプロ野球界も注目している選手だ。
(俊足だけでなく強肩でもあるらしい)
プロ野球選手になるという、多くの野球少年にとっての叶わぬ夢を、現実にする可能性のある選手だ。
「中学No.1の実力があるんだし、陸上やってみる気はない?」
そこで本人から「プロ野球選手になりたいから高校では野球に専念する」
巨人並みの金満ともいわれるソフトバンクホークスだけど、親会社が時価総額で日本3位の会社にとって、野球事業で2桁億くらいの損失はたいしたことないわけであり、また広告費として十分元とれているのは明白だろうから、ソフトバンクが野球球団持っているのはビジネスとして大成功といってよい。
と、ここまではよく言われるが、ソフトバンクのうまさって、野球以外、CSR対策用、あるいは企業メセナとしてのスポーツ(振興)事業行っていないことにもあるんじゃないだろうか。浦和レッズからもすぐ撤退しているし、三木谷がなんだかんだで楽天ホークス、ヴィッセル神戸をもって主に後者でイメージ的にも、金銭的にも損しているような下手さと違い、孫社長は本当に得になることしかしていない。
日本1位の時価総額のTOYOTAは、ラグビーに駅伝にスケートにサッカーに色々手を出して、これは本当に社会貢献なんだろうけどそれに見合った利益を得ているかはうーんってところだし、UNIQLOの陸上部なんかはCSR的になんかのスポーツを支援しといたほうがよいだろって感じで、安物買いの銭失い的なイメージになっている。
それとは違い、理想的なオーナーを演じて見せ球団経営でもプラスイメージを与える一方、回収の見込みがつきにくい野球以外のスポーツ活動は一切行わないシビアさはうまいなぁと素直に思う。
http://anond.hatelabo.jp/20131024121924
そして、素のまんまでは「使い物にならない」女に対して、直接あれこれ要求して「女」を作りあげたとしても、大抵の男はしっくりこないだろう。
しっくりくるんじゃね?
むしろそれこそを喜ぶんじゃね?
男だとさあ、「俺色に染めた」とか言って喜ぶオッサン多くね?
付き合った当初からカスタムされてる女とかむしろ嫌がる傾向じゃね?
自分があれこれ要求して作り上げるって言うのを喜ぶんじゃね?
まあ俺自身がそのタイプではないから自信持っては言えないけど。
そういう意味では女と正反対なような。
ふっるい話だけど、
科学部の偉そうでマッドサイエンティストな面白い女が居て
「マッドサイエンスも偉そうにするのもやめるわ」とか言い出しやんの。
俺が好きだった個性を何で全部捨ててくれとんねん、
というかこのゲーム作った奴何考えてんだ?
と憤慨したけどあのときも
あ、これ要するに「俺色に染めた」っていうロマンなのかなと。
中学生の時に悟ったよ。
そのゲームで次に仲良くなったのが陸上部のボーイッシュな子なんだけど
これも仲良くなると髪伸ばしたり女の子っぽくなったりしようとすんだよな。
やめろと。
・中島健人
浦安市立日の出中学校→杉並学院高校(1年時は1年3組)→明治学院大学社会学部
最寄り駅:新浦安
・菊池風磨
・佐藤勝利
1年D組のクラス名簿↓
http://yaplog.jp/shoriszlove/image/15/65
http://www.jaaf.info/hp/kiro11/kanyu11/04/MAST001.HTM
http://www.jaaf.info/hp/kiro11/cyukou11/09/REL088.HTM
http://www.jaaf.info/hp/kiro11/kanyu11/04/REL028.HTM
http://www.jaaf.info/hp/kiro11/kanyu11/04/REL052.HTM
http://www.jaaf.info/hp/kiro11/kanyu11/04/REL208.HTM
・松島聡
「しずおか新聞感想文コンクール 努力賞」のところに名前あり↓
http://www.shimada.ed.jp/kanaya-jh/modules/wordpress/index.php?m=201012
http://anond.hatelabo.jp/20120708012040
タイトルがかなりインパクトが強かったせいか予想より大きな反応があり、結構、驚きました。
はてブコメント、ツイッター、Facebookなどで、賛否両論ありましたが、概ね共感していてくれたのは嬉しく思います。
このエントリーは主に否定的または部分的なツッコミを寄せていただいた方に対して、自分なりの意見を述べさせていただこうと思います。
これに対しては、確かに曖昧だったかもしれません。もちろん、運動部出身者を一括りにして体育会とするわけではありません。
何より、自分自身も、中学時代は陸上部、高校と大学ではボクシングをやってきましたし、バリバリのスポーツ選手=体育会系として見たこともありませんし、
じゃあ、どういうのが「体育会系」として定義されるかというと、あくまでも"傾向"として、その色が強いタイプを挙げさせて頂きます。
これらの環境に、身を置かれると、人は考えなくなくなり、上から与えられた事だけを遂行するだけのロボットになりやすいんだろうと思います。
故に、部活内ルールを理由もなく、従順に受け入れ、異を唱えず、ずっと引き継いでしまっているんだろうと。
先の増田でも、記述した人物は何も一人の人間の事ではなく、過去に俺と関わった、野球部出身3人、バスケ部出身1人の先輩及び上司の事をまとめた物です。
いずれの人たちは、聞いてもいない中学高校時代の部活の話が大好きで
「部活では、こんな苦しい思いをしたけど、俺は乗り越えた。」
「高校の時はこんな意地悪な先輩がいたけど、俺はこうやって、気に入ってもらえた。」
「部活の顧問がめちゃくちゃ怖かった。俺はこんな理不尽にも耐えた。」
しかも、基本的に同じ話ばっかりだけど、初めて聞いた感じで「そうなんですか!パイセン!スゴイですね。」って思ってもないこと
を言ってみたりするが、腹の中では、「あなたは理不尽を押し付ける人に育ってしまったんですよ。お願いです。気づいて下さい。」と思っていたり。
こうして、部活やチーム内での「ノリ」とか「体質」を社会に出ても捨て去らず、見事に持ってきてしまってるわけでございます。
何度も書きますが、これはあくまでも"傾向"です。スポーツ経験者=100%クズではないという事だけは強調しておきます。
実はこの類の意見ほど悲しい物はなくて、ある意味、個人的にはかなり残酷だと感じています。特に「転職すれば?」などはかなりキツイ。
転職って簡単に言うけど、結構、一大事ですよ。仮に転職したとして、また同じような人種がいない保証はどこにある?想像力があまりにも欠如した意見です。
先のエントリーは社会全体でなんとか、上手くやっていって欲しいという自分の願いです。故に、自分一人だけが変わっても、社会全体の協力があって初めて成立する話なんです。
嫌なことは嫌って言おうぜ。俺も言うから。
また、「甘え」などの言葉を使う方に対して、言いたい。
「あなたはどれだけ強いつもりなんだ?」
これから、10年、20年先、あなたは一切挫けず生きていくつもりなのか?その時、甘えさせてくれる場所を求めないつもりなのか?
「パワハラとアルハラ満載の社会をこれからも維持し続けて全員で不幸になりましょう!」
申し訳ないけど、究極のドMか、パワハラ/アルハラが大好きなドSにしか見えない。
社会に期待することがそんなに変なのか?社会に何も期待しなくなったら、それこそ奴隷じゃないか。
「嫌がってる人や困ってる人がいたら、みんなでちょっと配慮してあげよう。」
これを甘えだと切り捨てて、社会をずっと厳しいものにしておきたい人がどういう訳か存在してしまうわけです。
そういう考えに至るきっかけは何なんだろう?大変、興味深い。
結局これも、体育会系の特徴で記述した悪習慣をずっと引き継いで抜け出せない運動部そのものなんですよ。
なんで、そんな寂しいことが言えるんだよ。
いるだろうな。俺もそう思う。嫌なことは嫌って言おうぜ。
「あるある」だけで終わらず、出来れば、実際の社会でもこうした思いを少しでも反映させて下さい。
そうしないと、本当にこれから、社会に出ようとしてる人や自分自身の首を締めることに繋がりかねないと思います。
おかしいと訴えても「社会は厳しいから当たり前!」「そんなのおまえの甘えだ!」
声の大きい人にそれだけで一蹴されるなんて、悔しいじゃないか。
改めて言うけど、嫌なことは嫌って言おうぜ。俺も言うから。
いじめは犯罪である。だが、「いじめるほうが悪い」という人が信用できない。私の周りで、「いじめるほうが悪い」と言っていた人たちは、私をいじめた人、或いは何もしてくれない人たちだったからだ。実際に、いじめられている人を見たら「あなたも悪いのよ」とは、言えないけれど、「いじめられるほうが悪い」と、言われたほうが楽である。こういう性格なのだからいじめられると言うのなら、それはそれで結構。
私の通っていた中学校で「いじめるほうが悪いか、いじめられるほうが悪いか」という話し合いが行われたことがある。いじめられるほうが悪いと答えたのは私だけで、周りの人たちは「いじめるほうが悪い」と答えた。あんたたち、先生の前ではそう言ってるけど、私のことウンコ扱いしたり、スカートまくったり、私がトイレに行っている間に机と椅子を廊下に出したりしたよね。自分のしていることが、いじめだとわからないのだろうか。自覚しての発言だろうか。結局、そんな話し合いをしても、卒業するまでいじめは解決しなかった。
親も教師もあてにならなかったから、自分が変わるしかないと感じたのが高校に入学してから。60キロあった体重を45キロまで落とし、陸上部に入って、勉強もして、友達もたくさん作った。自分がいじめられることも、いじめることもない理想的な生活だった。
高校時代にできた友達の一人は、いじめ加害者だった。「いじめるほうにも心に闇はあった」と彼女は涙ながらに語った。たとえば家族との関係がうまくいっていなかったり、勉強ができなかったり、コンプレックスがあったり、強い自分を周りに見せたかったり、そんな心の闇が誰かをいじめる行為に繋がった。だからと言っていじめていいとは限らない。許せなかった。ただ、どちらかが悪いと決め付けても何も解決はしないと思う。いじめるほうも、いじめられるほうも、少しずつ、できることからでいいから変わらなければいけないのだと思う。
コイツはとってもイイヤツだ。上背があって手がデカい。グローブみたいな手だ。
だが、ナニは小さくて、メンソールライト見たいな味のスースーした包茎らしい。
グローブ見たいな手でシコるとチンポコがヒリヒリして痛いから内股でいつも歩いている。
普段からテンションが高いやつだが、ここ2、3日はおりからの計画停電の影響で学校も暗いから、気持ちだけでも明るくしようと頑張ってるけどその効果は大体豆電球大。可愛いやつだ。
円周率だって13桁覚えたし、好きな子(15人位いる)の誕生日だって覚えた。
どっちかと言うと、頭はいい方だ。
好かれる人だし、教師からは口の上では注意されているけど、本当は末端の教師からも人気の教師からも、どこかでいてくれて感謝されている。
面と向かってしゃべれない、前の席の白いブラウスから透けている青いブラジャーで抜いているよくあるシャイな高校生だ。
美沙子はそんなヒロシをちょっと気に入っている。美沙子は筋肉も発達しているが、天性が味方したスラリとした陸上部の女の子。
ヒロシからは気づかれていないが、基本的に大体ヒロシの顔かたちと性格の調和平均が、彼女のプロフィールに書かれた”好きなタイプ”であるジャニーズの2.5軍の子のそれに大体一致している。最近はジャニーズでもトーク力は重要だから、流行りのタイプとも言える。
いいネタにされて、性欲で湯気の出そうな思春期の男の子から好奇と精子の入り交じった目線を送られるに違いない。
美沙子は今年限りは陸上に打ち込むつもりだし「女子力」も少し上げたいと思っていて、まだ準備不足。
どうせヒロシは女子とそう近いうちに付き合うことはなさそうだからと踏んでいる。
折から地震で最近は学校が早く終ることも多い。そんな中、「お前らは早く帰ってもロクな事が無い」が口癖の眉毛の繋がった体育教師の”サクライ”の猛烈な校長へのプッシュもあって、奨励されていて、美沙子も毎日陸上に励んでいる。
余震も多くて、ガラスがビリビリいる教室で退屈な計算式を聞いているよりのがウザくてたまらないから美沙子はマユゲのサクライに少し感謝しながら、アシックスの蛍光色に塗られたトレーニングシューズに履き替える。
一歩走りだすと、もうそこは日常だ。走っていたら地震なんて関係ない。
美沙子は殆どの陸上に打ち込む人間と同様に、個人的な世界が好きだ。
都会では中々一人だけでいられる時間が殆ど無いから、行き帰りの電車の中、雑踏の中、狭い家での家族との会話、めんどくさい女子との会話。それら全てがとけてなくなる。
多分、一つ一つ吐く息が自分を包んで、点となって風景が周りを通り過ぎていく。
走る時間が長くなると、抽象画のように風景画ダラーっと目の前から原形をなくして、セロトニンとレセプターが反応してランナーズハイの時間が続いていく。
美沙子は美人で、多くの物を与えられているけれど気付いていない。同様に、ヒロシからの好意にも。
ヒロシはヒロシでとても適当な性格だが、美沙子も美沙子で適当で、大雑把だ。
部屋は物が無いから幸いにして難を免れているが、大体ご飯の食べ方もきたないし、服も適当に脱ぎ捨てて、親まかせ。
よく似たもの同士で、一人っ子。
大体、携帯をのアドレスを交換するには、それなりのきっかけや、もっともらしい理由付けがあるものだが、この2人は本当に適当な適当な。
該当する項目が多いほどゲイの可能性が高いよ☆(オレ調べ)
おっさん(30歳以上)
→正解。
低身長(170cm未満)
→正解 162cm
→正解 高卒
不細工(下の中~下の上)
→分からん
ネットでは嘘ばかりつく
→昔は2ちゃんねるで煽るためにウソをついていたが、同じように2ちゃんでウソをついていたやつが逮捕されてからはウソは書き込まない
部屋が汚い、生活がだらしない
→正解
習い事をやらない、やっても続かない
→今やってる陶芸は週一だから何とか続いている。あと合唱サークルも続いているな。
理屈っぽい
実績も無いのにプライドだけは高い
→実績は他人が評価するものだから有るとか無いとか分からん
友達がいない
→異性同性問わずいる
うまくいかないことは親のせい、社会のせい、時代のせい
→客商売をやっているので、うまくいかないのは馬鹿なDQN客のせいだと思っている
同年代の男女の前ではオドオドビクビクする
→別に
→ガキとヤっても面白くない
どこへ行っても孤立する
→孤立したくても寄ってくる
男には笑いものにされ、女にはキモがられる喋り方
→むしろ笑いものにされたほうがいい
→嫉妬心はない。ただ、平気で他人は見下すけど
→若い女とヤってるやつは羨ましい
→自己紹介乙
「ある弱小野球部が、甲子園を目指すことになる。上手い選手はピッチャー1人だけ。残りの選手は一見カスだが、ある者は家が金持ちなので、練習場所や特注のバットを提供する。ある者は実はコンピュータの天才で、パソコンで戦術をシミュレーションする。ある者は心理戦に長けていて大人たちを懐柔する。陸上部からの助っ人は、まともに打てないが駆け足だけはべらぼうに早く、非現実的な盗塁をやってのける。そんな感じで全員が協力し、見事県大会で優勝する」
上の話は今適当に考えたものだが、強烈な既視感を覚えないだろうか。恐らくこのような物語は過去、何十作品、何百作品、下手すると何千作品と存在する。「それぞれがそれぞれのポジションで頑張って目標を成し遂げる」話は、超王道なのだ。
サマーウォーズも例に違わず、この王道パターンを踏襲した話である。ある者は数学で、ある者は花札で、ある者は格ゲーの腕で戦って敵を倒す話である。なので、全体の骨格について批判するのは賢いとは言えない。サマーウォーズの骨格を否定するならば、スポーツ漫画、バトル漫画の過半数も否定しなければダメだ。
では次に検討の対象になるのは、肉付けの部分だ。サマーウォーズの肉付けの特徴は、次の2点である。
1は今日既に珍しいものではない。マトリックス以降、サーバーパンクはもはや王道ジャンルの1つである。
2はどうだろう。実はこれ、珍しいんじゃないだろうか。ほとんどの協力バトル物語では、仲間は部活のメンバーだったり、クラスメイトだったり、軍隊や会社の一部門であったりする。「田舎の大家族」設定は、サマーウォーズ独自のものと言って良いだろう。
では、この設定は本作において生かされているだろうか。答えはYESだ。「部活メンバー」や「クラスメイト」設定に比べて、年齢も職業も違う家族のほうが能力のバリエーションがつけやすい。より多角的な戦い方が出来る。その分散漫に鳴りやすいという欠点はあるものの、試みは一応成功している。
というわけで、僕のサマーウォーズの評価は、「協力バトルものという王道の物語を、田舎の大家族という設定で味付けした、無難で普通に面白いアニメ」である。特別斬新な試みがあるわけではないが、disる要素もない。
サマーウォーズを楽しんで観ている層は、情弱でもないしオタクでもない。普通に面白い作品を普通に面白がりたいという、ごく普通の人たちである。叩いている層は、このアニメにエヴァのような何かを求めていたのではないだろうか。それは完全にお門違いである。サマーウォーズはエヴァではなく、むしろドラえもんである。
骨から違う。かわいいこは顔が小さくて首が細くて長くて、肩幅小さめでウエスト細くて、もーなんかとにかく骨が細い。だから痩せててもごつごつして見えないし女の子らしくてかわいい。わたしは顔大きくてしかもエラはってて肩幅まじでかい。女物だとLサイズでも肩はいらないくらい。首短くて、人より肋骨多いんじゃね?ってぐらい腹回りの骨がごつごつしてる。膝小僧の骨もごつって丸見えだしもういやだ。足は26センチ。これで身長が170くらいあったらまだましだけど、163/54…。しかも54キロもあるのに骨太なせいか、肋骨むきだし状態、腕とか男みたいに骨っぽくて血管浮き出てる。まあ、このからだのおかげで文化部だったのに陸上大会近くになったら陸上部にかり出され砲丸投げで県4位、長距離で県4位という成績を収めることもできたけど。顔がぶさいくでもいいからかわいい骨格に生まれたかった。顔は整形でなんとかなるが、骨はね・・・
乾いた笑いしか出てこないな。
普天間「八方ふさがり」…首相責任論、不可避に
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100411-OYT1T00254.htm
基地移設
沖縄の米軍普天間飛行場移設問題は10日、日米間の実務者協議の開催が見送られるとともに、政府案で移設先となった沖縄、鹿児島両県で反発が広がり、暗礁に乗り上げた。
鳩山首相が米国と地元自治体、与党の同意を得て決着させる、と公約した「5月末」まで1か月余りで政府は「八方ふさがり」に陥った。厳しい首相責任論が強まるのは避けられない情勢だ。
岡田外相は先月末、ルース駐日米大使らとの会談で、沖縄県名護市にまたがる米軍キャンプ・シュワブ陸上部や鹿児島県の徳之島などを柱とする移設案を米側に説明し、日本側は「ボールは米国に投げた」と楽観視していた。
だが、米側は不信感を募らせた。安定的な基地運営に不可欠な地元合意がないばかりか、示された資料は「素人同然の内容」(日米外交筋)。専門知識を持つ外務、防衛両省が深く関与していないためのようだ。
首相は12日(日本時間13日)にワシントンで開かれる「核安全サミット」の夕食会でオバマ米大統領の隣に座り、普天間移設について働きかけたい意向だが、「話題は、米側の関心の高いイラン核開発問題などが中心になる」(日米外交筋)との見方が強い。
地元対策では、平野官房長官が8日、徳之島が含まれる衆院鹿児島2区選出の徳田毅衆院議員(自民党)に電話し、「何か知恵を貸してくれ」と要請したが、徳田氏は「徳之島は絶対に駄目だ」とにべもなかった。
普天間問題の行方は、鳩山政権の命運を左右しかねない事態となってきた。読売新聞社が先に実施した全国世論調査では、5月末までに決着しない場合、「首相は退陣すべきだ」と答えた人は49%に達した。
連立離脱をちらつかせながら沖縄県外・国外移設に固執する社民党との調整も大きな波乱要因だ。最終的に、与党党首クラスでつくる基本政策閣僚委員会に諮る必要があるためだ。社民党の福島党首は10日、宮崎市内で記者団に、徳之島について「地元の反対が強いので難しい」と語るとともに、「(米領)グアム、テニアンで今、頑張っている」と述べ、あくまでも国外移設を目指すと強調した。
参加者、議員厳しく追及 「普天間」与党3氏討論
与党の3国会議員が登壇し宜野湾市の沖国大で開かれた20日の討論会「ちゃーすが普天間」。普天間飛行場の新たな移設先に「キャンプ・シュワブ陸上案」や「津堅沖埋め立て案」など県内案が挙がる現状に対する説明を直接聞こうと、県民約300人が詰め掛け、フロアからも「陸上案はあり得ない」「また15年も我慢しろというのか」と意見が相次いだ。
討論会の冒頭、司会が「怒りをぶつける場ではない。討論する場にしよう」と冷静な議論を呼び掛けたが、国民新党の下地幹郎衆院議員の発言中、同氏を糾弾するビラを掲げた女性が主催者から注意を受け、会場から「退場させろ」との声が飛び交う場面もあった。
下地氏が15年の期限付きでキャンプ・シュワブの陸上部を使用する案を説明すると「選挙前に言え」「公約違反」と怒りを含む声が会場にあふれた。下地氏は県外・国外移設を公約に明記していないことを指摘し「公約を見なさい」と声を荒らげる場面もあった。名護市の男性は「地元で辺野古への移設に反対するお年寄りの姿を見ると、あと15年も待っていられない」と下地氏に訴えた。
民主党の喜納昌吉参院議員にも厳しい意見が相次いだ。司会が「党本部は県内移設を推進しているようにみえる」と県連との意識のずれを尋ねると「基本的には沖縄民族対日本民族と考えた方がいい」などと答えたが「はぐらかすな」「質問に答えろ」とやじが飛んだ。
フロアからの質問は、県内移設に反対する意見が多数を占めた。政治家の討論会に初めて来たという那覇市の女性(24)=沖縄国際大4年=はやじが相次いだことに「もっと冷静に、政治家がどんなことを考えているか聞きたかった」と話した。
普段からきちんと基地問題を考えてこなかったツケだな。下地にせよ嘉納にせよ、「基地反対」をただの集票の呪文程度にしか考えていなかったって事か。
仮にそうだとしても「だから何?対立を煽れば基地は出て行ってくれるの?」って事でしょ。
記事での嘉納は、返答に窮して論理のすり替えを試みて相手を逆上させているようにしか見えないよ。野党時代だったらそれでも良かったのかも知れないけどさ。
大人しく本業に専念して絵空事でも歌っていれば、お互い不幸にならずに済んだのにね。
普天間移設案、提示を見送り…与党3党
政府は16日、沖縄の米軍普天間飛行場の移設問題で、17日に開催する「沖縄基地問題検討委員会」では、民主、社民、国民新の与党3党それぞれの移設案の提示を見送ることを決めた。
16日昼、与党3党の国会対策委員長が平野官房長官と会談し、委員会開催の見送りを申し入れ、平野長官がこうした方針を示した。
17日の検討委では、社民党が米領グアム、国民新党が現行計画に近いキャンプ・シュワブ陸上部(沖縄県名護市)などを移設先とする案をそれぞれ提示する予定だった。16日午前の与党国対委員長会談では「与党の足並みの乱れを露呈することになる」との懸念の声が出たため、延期が望ましいと判断した。
詰んだなこりゃ。
アメリカへの回答期限は5月だよ?今月中には移転先の自治体の首長とすり合わせくらいは済ませとかないと間に合わないよ?
どうすんの?
よく言われることだけれど、学校という箱は牢獄に似ている。コンクリートの壁が、リノリウムの廊下が足枷となっていて、仕切られたひとつひとつの教室が、割り振られた各々の机が鉄球と繋がった鎖となっている。閉じ込められた囚人達はなかなかガラスとアルミからなる窓から飛び出していくことができない。
確かに、中には無理やり牢を脱獄していく者もいる。けれどそれらの人物は一様に例外中の例外であって、そもそもが学校という箱の中に納まりきらない、もしくは納まることができなかった異端者ばかりなのだ。大概の生徒はなにが起きているのかも分からないままに鎖に繋がれてしまっている。繋がれていることにも、投獄されていることにも気が付かない幸せ者もたくさんいるけれど、私のように気づいてしまう愚か者もそれ相応に溢れている。
集団は、そこに集団が形成された瞬間から社会性を有すものだ、と私に教えてくれたのは、中学校に通っていた頃の変わり者だった。社会性が存在するということは、すなわちそこにはカーストが生じ、相互の、もしくは一方的な関係が誕生するのだ、と。
なくなって久しいと思っていた牛乳瓶の底みたいな眼鏡をかけていた。彼の名前はなんといったのだろう。表情と、滔々と述べられた数多の発言は強く記憶に残っているというのに、肝心の名前が思い出せなかった。クラスメイトどころか、学校中から、ひいては教師達からも距離を置かれていた彼は、中学二年の秋から学校に来なくなった。
誰もいない教室で、窓際の自らの席に座って頬杖を突く。遠く、どこか他の教室の中で話しているらしい女子生徒の声を微かに耳にしながら、私はぼんやりと、見るともなしにグラウンドに散らばった各部活動の活動を眺め降ろしていた。少し黄色がかった空に、長細い雲が浮かんでいる。先ほどから少しも動いていないようにも見えたし、とても長い距離を流れ滑ってきたようにも見えた。鳥が羽ばたきながら勢いよく姿を消していく。
夕暮れというのは面白い時間だと思う。明確に日付が代わる真夜中のその瞬間よりも、鮮やかに一日の終焉を伝えてくるからだ。
郷愁のような物悲しさ。
厳密に言うのならば、まだ夕暮れと呼ぶには早かったものの、色付きかけた青色の空はひしひしと望郷の念を思い起こさせていた。
それにしても、どうして私は夕暮れ時に切なくなるのだろう。離れてしまった故郷があるわけでもないのだ。私はこの街で生まれ、この街で育ってきた。だから、郷愁を抱くわけも道理もないというのに。
あるいは、幼い頃になにか強烈な出来事を経験したのだろうか。それとも、外部から与えられた『夕暮れは物悲しいものだ』という概念に毒されてしまったのだろうか。もしくは、生物本能として、二重らせん構造の中に、ひとつひとつの塩基の中に太古の昔に経験した物悲しさが記憶されているのかもしれない。
人を含め、万物の生命体は元を辿れば海へと行き着き、稚拙な細胞群へと集約されるのだという。それから現在に至るまでにそれぞれの生物が見た景色を、私は深層心理よりも奥深くに大切に補完しているのかもしれなかった。
何の役にも立たない妄想から意識を引き上げてほっと息を吐くと、少しだけ肩から重石が外されたような気がした。こういったことを考えてしまうのは、間違いなく中学生の頃の彼の影響だった。名前も思い出せない瓶底眼鏡君は、今でも確かに私の影に潜んでいて知らず知らずの内に意思決定を巡る過程の中で暗躍している。
「あなたは私と同じにおいがするよね」
そう、先日陸上部の深海さんに言わせてしまったのも、もしかしたら暗躍する瓶底眼鏡君のせいなのかもしれない。私の意識は数日前の放課後に、鮮やかな朱に染まっていた昇降口へ遡っていく。
「雨は好き?」
いつものように時間を潰して帰ろうとして折りに、靴箱の前で唐突にそう話しかけられた。振り返った私は、綺麗な微笑を湛えた深海さんに見つめられたまま返事をすることができなかった。
「私はね、結構好きなんだよ。雨そのものというよりかは、雨が振っている雰囲気というのが」
眼差しは、あなたはどう、と訊ねてきていた。私は首を傾げ、いまは降っていない雨のことを考え、陰鬱な湿り気を帯びた気配を想像してから、それほどでもないと答えた。
それほどでもない。私は雨にあまり良い思い出がないのだ。
微笑む新海さんは、その微笑を消し去るどころか一層壮艶なものに変化させてからやっぱりと言った。
「やっぱり、あなたと私は同じにおいがするよね」
言葉の意味を尋ねなかったことを、私は後悔するべきなのかもしれない。こうして誰もいない教室でひとり机に腰かけている今に至るまでその真意がまったく分からなかった。たぶん、これからも一片でさえ分からないのだろう。
その後、深海さんはじゃあと手を振って、するりと昇降口から外へ向かっていった。取り残されたのは私だけ。あるいは、私と昇降口に差し込んでいた夕陽だけだった。立ち昇った埃が煌めいていたのが、やけにノスタルジーな気配を含んでいた。昇降口には忘れ去られた物品が纏う物悲しい忘却に溢れていたような気がする。
彼はどこへ行ってしまったのだろう。グラウンドを眺める私に、再び瓶底眼鏡君の顔が浮かんできた。我々は決起しなければならないのだ。拳を高く握り締めていた後姿と一緒に。
視線の先で、陸上部が活動を続けている。ひとりひとりの容姿の違いはここからでは判別できない。みんな似たようなジャージに身を包んでさっきから走り込みを続けている。走っては、隣の人と話しながら歩き帰って来て、再び位置につく。反復練習を続ける集団の中に、きっと深海さんも混ざっている。
ふと集団の中の誰かが立ち止まった。顔は校舎の方を向いている。立ち尽くして、何かを探すように視線が動いているようだった。
そして、私は認識する。その人物が深海なつみであり、彼女が私を見つけて微笑んだことを。
どうして人物が彼女と判明したのか、表情まで見えてしまったのか分からないが、その刹那に私はたくさんのことを理解した。なぜ彼女が私に同じにおいを嗅いだのか、どうして彼の名前が思い出せないのか、彼女がいつも微笑んでいる理由と、夕暮れ時に人が物悲しくなってしまう原因を。理解させられてしまった。
堪らなくなって、私は思いがけず席を立つ。全身が、他の意識に乗り移られたように火照っていた。羞恥、憤怒、悲愴、愛憎――そのどれとも呼ぶことのできない感情が昂ぶって、一度大きく爆ぜてしまっていた。
廊下を、口許を掌で覆いながら早足で過ぎていく。
思えば、昔これと似たような感覚を得たことがあったような気がする。母が柚子を買ってきたときだった。剥くこともせずにかぶりついた柑橘のぶ厚い表皮はとても苦くて、渋くて、痛くて、痺れを伴っていて、とてつもない刺激となって私の口の中を駆け巡ったのだった。
そう、あの刺激だ。いまも私の口の中にはあの時の味が、感覚が広がっている。
視界を滲ませながら、私は一目散に帰らなければならないと考えていた。
ここではないどこかへ、逃げるようにして向かわなければならないと思わないわけにはいかなかった。
見事に「そんな甘くはない」「生きがいなんて」系が多くてやっぱり行くしかないと思いました!
甘くはない系の人達は実際に殺し合いをした人じゃないなら僕に語らないで下さい!
戦争映画とか旅先で小規模戦闘みたぐらいじゃ僕と同類です!
老人がいくら僕に戦争の無意味さを語ってくれても、いくら残酷な映像を見たとしても、所詮はバーチャルクオリティなんです!
実際に見て、実際に目の前で人が躊躇なく殺されるのを見て、実際に銃口向けてくる人を撃ち殺さないと自分が真実かどうか
わかってないのを人に撒き散らすのはむしろ罪です!
以上のことから内容のある反応にお答えさせてもらいます!
http://anond.hatelabo.jp/20090816015057
目的は戦が否定されてる現代で合法的で尊敬される人殺しが出来る事、個人の感情とか人権が否定された場所で生きる意味を実感したいこと。
この2つです!「自分探し」なんか興味ありませんし「フランスの為」とか「平和」のためとかみじんも思いません!
似た様や人らと生きるか死ぬかの現場にいられればそれでいいです!
http://anond.hatelabo.jp/20090816020741
年は気にしてます!あと自衛隊さんに比べれば体力は期待できませんがそこは根性でカバーです!
http://anond.hatelabo.jp/20090816032053
サバイバルゲームは見てて気持ち悪いです!
自衛隊は憲法で自爆してて、闘えない軍隊じゃ単なる精神訓練所じゃないですか!
http://anond.hatelabo.jp/20090816102431
まさにそういう世界に憧れてます!
崇高な理想とかが全て否定されて、ただ作戦に忠実に機械になって仲間と一緒に目の前の敵を殺す。
相手が女子供だろうとなんだろうと、相手の人生を考えてる暇が無いくらい目の前で殺戮が行われてて、
自分が手震えてたり怖がっていたら死ぬだけみたいな。そんな感じゃければただの海外ボランティアです!
http://anond.hatelabo.jp/20090816112151
昔は犯罪者の最終地点だったみたいですが今では精鋭部隊として頭も戦闘経験も優れた有能な部隊みたいですね!
だからという理由で諦めるようなシロモノではありません!留学にいくとか転職にいくとかそんな気分じゃないので!
>http://www.taisa01.com/how%20to%20join.htmが参考になるかもー/12分間に2800メートル以上走ることが入隊条件みたいだよ。がんがれ
楽勝です!3000で11分切ります!
がんばります!
>「命がけの現実逃避」という印象。仕事のやりがいとか、生きる意味とか、自分探しとか、こういうことに悩めるのって、結局のところ日々の衣食住にそれほど困っていないから出来るんだと思う。自分もそうだけど。
そう思います!自分ももしリストラされたり片親で日頃食べていくことに必死だったらきっと外人部隊なんて調べることはなかったと思います!
衣食住困らなくてもなーんにも日本で起きている事が楽しくない。
解散総選挙とかいうイベントはどうでもよいし、終戦記念日に靖国神社に群がる人の主張も説得力ゼロでした!
攻撃を受けたこともしたこともない人が何故反戦を語れるのか、甚だ疑問で仕方ありません!
>いや、まずhttp://www.legion-recrute.com/jp/読んでからいこうや。あと、合格率1割だか2割だかの狭い門だから、落ちた時の生活も考えた方がいーぞー。
英語版は全て読みました!日本語版と少し書いてること違ってます!
アジアで唯一日本語版だけあるんですね!歓迎フラグってことですねわかります!
>命はもっと粗末に扱うべきだ、というカイジの兵藤会長の言葉は理解するが、増田をそこまで追い込んだこういう社会を守るために命懸けで戦おうとする、ここが理解不明。
あなた勘違いしすぎです!
社会を守ろうとか戦争が無くなればとか微塵も思ってませんし!永遠になくなりません!戦は男の食欲とか性欲とかと同列なんです!
日本に帰って評論家とか民間会社に入る気もありません!帰った後知り合いに語っておまえらは甘い!とか言う気も毛頭ありません!
そういうヨコシマ(金儲け)な将来に興味も関心ももてないんです!
>生きがいを「求める」のは違うんじゃないかな。生きがいは、誰かが与えてくれるものじゃないからね。
あなたみたいに実態の無い物を語ってる社会に嫌気が指すんです!
もうパスポートと書類も作って今月中にとりあえず行って試験受けてみるので数年後どこかにネットが使える場所があったら増田で何か書きます!
ではさらば!
わたしは夏休みが嫌いだった。
わたしにとって家は心休まる場所ではなかったからだ。
学校に行けばいじめられた。でも、家のように痛い思いはしない。だから家より学校のほうがマシだった。放課後には解放されるんだし。
夏休みになればずっと家にいることになる。休みが明ける前に死ぬかもしれないと思っていた。
朝6時におきて、自分でトーストを焼いて牛乳を飲む。母は夜の勤めをしていて、この時間は起きてこない。
10時を過ぎたころ、8歳下のきょうだいが起き出す。
昼ごはんは母の内縁の夫が用意する。そして母と内縁の夫はパチンコに行く。わたしは幼児と二人きり。
昼ごはんを食べ、オムツがなかなか外れなかった幼児のオムツを替えて、遊び相手になりつつ夕方になる。
母と内縁の夫が帰ってくる。母はわたしと話す間もなく用意をして仕事へ。
内縁の夫は夜ご飯を作る。そしてまた出て行くときもあれば、家に居てわたしを些細なことで怒鳴り、殴り、踏みつけにしては実子(幼児)を可愛がった。
内縁の夫が野球中継を見る。あるいは、幼児が何かビデオを見る。そのどちらもないときだけ、わたしは好きな番組が見られる。
そんななので、学校でクラスメイトが話すテレビの話題がまったくわからなくて悔しかったっけ。
お風呂に入り、9時には就寝。
でも、気が抜けない。内縁の夫は何か理由を見つけてはわたしを布団から引きずり出してボコボコにする。
いつも頭が腫れて痛かった。髪を洗うのが苦痛で仕方なかったけど、学校で「くさい」と言われたくない一心で必死に洗った。
寝る前に、毎日「明日は殴られなくて済みますように」と祈っていた。聞き届けられることはなかった。神なんていなかった。
ちょっと気を抜いた瞬間、よくわからない理由で拳が振るわれる。生まれてこなければ良かったと思った。
友達は出来たけど、みんな家族と仲が良かった。思春期特有の衝突はあるものの、根底にはしっかりと愛情が根付いているのが見てとれた。
みんなの「家族が嫌い」とわたしの「家族が嫌い」は違うんだと気づいたら、もうおしまいだった。
母はわたしを助けてくれなかった。姉は家に寄り付かなかった。8つ下は、幼児特有の残酷さで嘘の報告をし、わたしが殴られるのを見て喜んでいた。何より、成長するにつれてあの男に似てきた。
どうしてわたしだけがこんな理不尽な目にあわなきゃいけないんだ、とはっきりとは言葉にできなかったけど、そんなかんじ。
わたしは病んだ。
精神病院を出たり入ったりを繰り返し、いつの間にか精神科に通うことも薬を飲むこともなくなった。
わたしがされたのは、あれだけじゃなかったんだ。
誰も助けてくれなかった。先生に訴えたこともあったけど、しつけの一環だと言われた。
おじいちゃん、おばあちゃん? わたしをしつけの悪い子だと思っていたようだ。
ご飯は、朝は自分で用意しなきゃいけなかったけど、昼と夜は食べさせてもらっていたと思っていた。
実際にはパチンコに負けたからという理由でご飯抜きにされていた。
高熱が出て早退するとき、学校から迎えに来てくださいという電話を受けて、あの男は「歩いて帰って来い」と言った。
片道45分を自力で帰ることはできず、途中で道端にうずくまっていたところを親切な女性に車で送り届けてもらった。あれが変質者だったらと思うとぞっとする。
運動部に入れといわれたから入った部活では「ユニフォームや道具が高い、陸上部だったら体操着で行けたのに」とか文句を言われて、大会のとき以外で道具を使うことは許されなかった。顧問の先生にはちゃんとしたシューズを履けと言われた。
水分補給をしっかりしろと顧問の先生は言っていたけど、わたしが家から持ち出せるのは500ミリペットボトルくらいのサイズしかない水筒一個分のみだった。
幼児のほうは家にある一番大きな水筒を持って幼稚園に行っていた。
それと、あの男が家を出ることになった事件。
8つ下は父親がいなくなって泣いていたけど、わたしはちっともかわいそうに思えなかった。「○○はお父さんがいなくなってかわいそうなんだから」「あの子は私生児なんだから」だから何? どうしてわたしより優先されるんだ?
わが子はかわいい。
でも、時折ひどく嫌になる。
「わたしは愛されなかったのに、どうしてこの子は両親にも祖父母にもちやほやされちゃうんだろう」
つまりただの嫉妬だ。
それはわかっている。そんな思いに支配されてしまえば、わが子にも暗い子供時代を送らせることになるということも。
だから必死で踏ん張っているけど、でも、我が儘を言って泣き喚く子供を見ていると、不意に黒い衝動が湧き上がる。
虐待のニュースを見て、「なんでこんなひどい事できるんだろうねえ」なんていう義父母さえも憎い。
この憎しみを家族に向けてしまう前にわたしが死ぬことが、わたしが家族にできる唯一の貢献ではないかと思えるようになってきた。