2014-04-11

少年の夢を壊そうとした陸上競技関係者

去年の全国中学陸上大会の100mと200mで2冠を達成した少年

高校から高校野球の強豪校で野球に専念するそうだ。

彼はU-15の野球日本代表にも選ばれているのだが通っていた中学校では陸上部だった。

彼の夢は「甲子園に出て将来はプロ野球選手になること」で

中学校陸上部に入部したのも野球に活かすためだそうだ。

短距離2冠を達成した彼に対して、多くの陸上関係者が手を替え品を替え陸上競技への転向を勧めてきたという。

足は速いけど野球の実力は微妙だったとしたら

あなたの持っている能力を活かすには陸上競技の方がいい」

転向を勧めるのはその子のためになるのかもしれない。

しかし彼はU-15の日本代表に選ばれるくらいの、既にプロ野球界も注目している選手だ。

(俊足だけでなく強肩でもあるらしい)

プロ野球選手になるという、多くの野球少年にとっての叶わぬ夢を、現実にする可能性のある選手だ。

それは陸上関係者だって知っていただろう。

それでも陸上関係者は次々に野球よりも陸上を勧めたわけだ。

野球の才能だけでなく、陸上の才能もあるのはたしかなのだから

中学No.1の実力があるんだし、陸上やってみる気はない?」

と一度意思確認してみるのは陸上界としては当然だと思うが

そこで本人からプロ野球選手になりたいから高校では野球に専念する」

と言われてもなお転向を勧めた陸上関係者ってどうなんだろうと思う。

プロ野球選手になりたいという夢を方向転換させてまで陸上選手になるメリットって何?

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