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はてなキーワード: 選択と集中とは

2024-11-22

日本アニメ選択と集中できてない 米国アニメ選択と集中しすぎ

どうにかしろ

 

これだけ世界アニメ盛り上がってるのに、盛り上がったら盛り上がった分新作出から結局かけられるコストが変わらない

2024-11-01

anond:20241101004534

日本が豊かだったのって成長からまれありあまる富

無駄もの作りまくってたからなんだよな

もっと効率よく分配すればよかったのにって話は事後孔明しかない

道路網や交通網を隅々まで整備したのは事実だし

有り余る富がもうないか無駄ものは作れないってのは

当たり前で選択と集中は単に貧者には他に選択肢がないんだよな

2024-09-15

Fラン不要かいうやつ

マジでやめたほうがいい、というかやめてくれ、意味がないどころか書くこと自体有害から

まず、潰れない

あたりまえだが国が学校を閉鎖する権限なんてないし、補助金をださないとしても学生一人あたりの私学助成は15万円そこそこ、ふるさと納税とか教育訓練給付金とかと大差ない金額

仮にゼロになって学費がその分値上がりするとして、もちろん経営には大きな打撃だろうがそれでつぶれるかといったら、存続する大学ほとんどだろう

次に、意味があるし必要

保育士さんや介護士さん、警察官のような現業公務員小売業運輸業でいつでも必要ものを届けてくれる人たちに必要素養を身につけさせてくれているのは偏差値的にはそれ程高くない地方私立大学

大学である必要はない、というという人もいるが、大学職業訓練校というのはあくまでハコの話で、博士号もつ大学教員に教わる価値があるか?と言い換えたとすると、俺は意味はあると思う

仮に大学教員の授業に価値がない、のであれば、むしろその大学教員学位を取得したであろう東大京大といったSラン不要って話では?

最後に、分断をあおる、そしてその結果高等教育が衰退する

偏差値が高い大学(たとえば東大京大)よりも偏差値が低い大学(それ以外)を卒業した人のほうが人数は多い、なぜなら偏差値ってそういうものから

不要といわれ、バカにされた人たちが、偏差値が高い大学に国費を投入することを賛成してくれるはずはない

旧帝以上だけ無料とか、国立無料、とかもっともらしいが、選択と集中をした瞬間、そこから外れた人たちから高等教育研究への投資賛同を得るのは難しい

そして(選択と集中なので)集中から外れる人のほうが多いし、日本民主主義国家である以上、国民の多数が反対する政策が実現されることはない

他人のために戦わないやつが他人に助けられることを期待するのは卑劣

高等教育価値があると信じるのであれば、Fランであろうがなんであろうが学びたいという意欲をもつ人は仲間だろう?

お前は仲間じゃないって、自分から味方を減らしてどうするんだよ、ほんとに

2024-09-11

3回リストラを通告されたときの状況を語る

追記

便所の落書きみたいなもんだが、思ったより読まれてて、みんな興味あるんだなーと。

外資高収入キラキラみたいなものの裏側はこんなかんじよ!

以下、コメントに回答していきます


1.3社目のリストラ方法は好印象

これは私も思った。1社目は最悪だっただけに。

2.それでもなぜ外資系?

(1)自分のことだけやればよい的思考。みな自分仕事しか興味ないし。ロール違うと助け合う発想にならないし。無駄なことが少ない。

(2)ジョブホッパーなので、外資系くらいでしか雇ってくれなさそう。

(3)重厚長大系に勤める妻いわく、「あなた絶対日系大手は無理」とのこと。清濁併せ飲み、人と長期的に関係築くのが苦手でしょ、と。自分もそう思う。

(4)お金

(5)ワークスタイル柔軟。働き方について細かくあれこれ言われない。基本ほったらかし。

3.パッケージどうだった?

それぞれ。ただ言えることは、条件交渉絶対すべきということ。条件交渉すれば、多く取れます

4.サバイブしていて尊敬

共働きとはいえ家族養っていかないといけないからね。ジョブホッパーになってしまって、履歴書汚れたな、と時々落ち込んでます

5.基本的に優秀なんだろうな

ありがとう勤労意欲が低いのが悩み。

6.「2社目だけどこかわかった」

おお、あの場にいた同志かな?頑張ってね。私も頑張る。

7.3つとも違う会社なの?

イエス。全部外資系企業です。

8.退職金長者?

いいえ。雀の涙よ。

9.メンタルの切り替え方

言われたその日はすごくショックよ。自分を責めるし、情けない気持ちでいっぱいになるし。でも、1時間後には仕事探しを始めている。慣れだと思います

10.上司責任は?

外資系だと、部下のリストラ責任の一端は上司にある、という発想がそもそもないと思います会社によって違うとは思うけど。

11.解雇規制に関して。

日本外資系は退職勧奨を利用して、人をバンバンやめさせる、ある意味無法地帯みたいな感じだが、よいとは思わないです。労働者権利は強いほうが良いと思います

追記終わり)



バックグラウンドですが、都内外資系企業に勤務しています


1回目のリストラ [コロナ前](私のパフォーマンス低い)

上司上司から対応最近冷たいなーと思っていた矢先のこと。

直属の上司アメリカから、よくわからない題名の打ち合わせが設定された。

そして、Teamsを開くと、上司だけでなく、参加者ではないはずの人事(日本)も出席していた。

(この時点で終わったと思った)

そして、以下の通り話がされる。

あなたはこれができていません」

「あれもできていません」

「この点も指示通りできていません」

「●●もだめです」

「よって就業規則に従って、退職勧奨します」

退職勧奨の条件は別途打合せを設定します」

リストラと決まったら、「私はちゃんとできています」などと言っても無駄なので、言うことに抗弁はしなかった。

で、後から知ったのは、上司上司は、常にリストラできる社員を一人残しておいて、彼/彼女には冷たく接しておく。

そして、誰かやめさせる必要ができたときには、その一人を切る。で、私が切られたわけ。


2回目のリストラ [コロナ中](日本法人なくなる)

4月のある日に、日本法人の全員に対してメールが来て、「来週火曜日の午後2時に重要ミーティングあるので、全員参加してね」と連絡。

ちょうどコロナだったので全員リモートで参加。

Teamsに参加すると、APACの営業ボスと人事と弁護士の3名がカメラに写っている。

なぜか日本法人の代表取締役の姿はいない。

そして、

「先日のリーダーシップ変更により、選択と集中推し進めることになり、日本法人はなくなることになりました」

退職までの期間はロールにより異なります

「詳しくは人事から個別面談をセットさせていただきます

「これまでの貢献に感謝します」

といった感じで、15分程度で終了。

一部、怒っている社員もいたが、大半の社員はショックを受けつつも、次どうするかなーと白けた感じだったのをよく覚えている。

日本法人の社長が打ち合わせに出なかったのは、日本法人を閉めるという判断に納得がいかなかったからだそうな。


3回目のリストラ [コロナ後](私のパフォーマンス低い)

年明けの上長イギリス)との週次Meeting時に、Zoomごしに下記言われる。

今日は残念な話をしなければなりません」

「正直にいって、期待したパフォーマンスには達していないと思う」

「でもそれも仕方ないと思う。うちの会社IBMみたいな会社でなく、一人で何役もやらなければならないハードに働く会社だし」

退職の詳しい条件については、人事より別に面談を設定されます

個人的には、あなたお仕事できて楽しかったです」

「何か私がお手伝いできることがあればいつでも知らせてください」



こう振り返ってみると、自分、色々あったが頑張ってきたな(というか、苦闘はいまも続いている)。

2024-09-05

anond:20240905075455

同じく中の人、と言っても小売だが

元増の言うことは考えるよ

ただメーカー商品選択と集中をして欲しいんだよな

しょうもない商品を作ることでどれほどロスが出ているか

まぁ、上流はそこをKPIにしてないんだろうし、資本主義社会である限りは終わらないんだろうな

みんな死ねよもう

anond:20240905075455

同じく中の人、と言っても小売だが

元増の言うことは考えるよ

ただメーカー商品選択と集中をして欲しいんだよな

しょうもない商品を作ることでどれほどロスが出ているか

まぁ、上流はそこをKPIにしてないんだろうし、資本主義社会である限りは終わらないんだろうな

みんな死ねよもう

2024-08-21

ベンチャー上場後の企業で、戦い方がぜんぜん違う件

上場後の企業っていうか、そこそこデカい所ね

 

ベンチャーはさ

選択と集中大事なのよ

リソースが100あってタスクが5つあったら、一番効果があるタスクに80とか振り分ける

それによって効率よくコスパよく成長していくんだ

全部に20ずつ振り分けるより、数倍の効果が出たりする

 

でも大きい企業はさ

時間リソースもある程度あったら

タスクが5つあってリソースが500必要なら、500入れるわけよ

そういう組織ベンチャーのやつが行くとどうなるかというと

 

・このタスク効率悪いなあと思いながらやることになる

普段は数倍の効率出してたのが1倍速になるから無能になった気分になり焦る

品質過剰じゃないかモヤモヤする

 

ことになる

これが精神衛生上本当によくない

 

っていうか、もっと大きい企業になってくると

そもそも目的不明確になるから

何に対して効率が良いかとか判断できなくなり、いよいよベンチャーの人はぶっ壊れていくんだよね

そう考えるとベンチャーって戦いやすいだろ?

2024-08-14

anond:20240814091237

特に研究に関する選択と集中で思うのは、なんで投資家みたいな感じで上から目線選択する側ですみたいな雰囲気を漂わせているのかなんだよな

そもそもそれお前が稼いできた金じゃないし、本来日本を成長させるために同じ側でチームとしてやっていかないといけないのに、なぜか上から目線選択だのなんだの言ってくる

投資会社の雇われならミスに応じてクビが飛ぶこともあるだろうが、振り返りすら機能せず失敗が失敗と認定されないから同じ失敗を永遠に繰り返す

仮に日本大学米国からお金を引き出そうとかであればそりゃいろいろ工夫も必要だろうが、国内からお金を引き出すのに大学政治力が足りないだのなんだの

100歩譲って大学関係者自戒として言っているならまだしも、日本の発展のために金の使い道を考えるべき側が真顔で政治力がどうとか言っているのは明らかに異常だし、多くの人が異常だと思っていないあたりが日本凋落根本原因だと思う

anond:20240814101158

成果が出てるやつが選択されてるならまだいいけど、成果が出てると主張する集団の中で一番恥知らずに大声でグレーゾーンギリギリプレゼンをしたグループが選ばれているだけではあるんだよね。ひやっしーとかまさにその典型。まぁあれはグレーじゃなくて黒いけれども、真っ黒とグレーの区別すらできない連中が選択と集中の重要性を叫んでる。多分中枢で選択がどうのと言い続けてる本人たちも薄々分かってるだろうけどキャリア問題改革を断行できる人間はいない。

研究者サイドでも、審査員も少し分野が変われば研究動向とかわからないし、みんなが適当に言い繕って審査員の目をくぐり抜けたり人から予算をとって、うまくいこうがいくまいが革新的な成果が出たと振り返りも不十分なままに次の競争資金予算申請が始まる。なにこれ?

anond:20240814100133

投資をどこまで回収したか、という観点がなく、即時的に効果が分かるコストカット増税けが評価される

長期目線がないか研究開発でも選択と集中(既に成果が出てる分野や組織に集中投資)とかやろうとする

施策に対する長期的な評価を嫌うのは、政府全体の体質ではあるが、

予算握ってる財務省増税緊縮だけを是として、マスコミ使って国の借金ガーとプロパガンダを続けてるうちに、国がシュリンクしちゃった感じ

安倍ちゃんは当初は財務省と対決姿勢だった点は評価できる

2024-08-10

日本社会絶望的に科学研究に向いていない

注目の科学論文数、日本は過去最低の13位 1位中国、2位米国

増田某国立大学の工学部で教鞭をとる40代准教授である。その視点からの話であることはご承知おきたい。

こういう記事ブクマには政策が悪いとか選択と集中が悪いとか色々つくが、社会構造的に「向いていない」という話を書きたくてここに書く。

お金が無い

 みんな気になるだろうから、これを先に書く。

 最近になってにわか科学研究大事ということになって色々な研究予算が付くようになった。工学部だと企業との共同研究お話なんかももらえるので、えり好みしなければ研究費を取りやす環境にある。

 だが、大学にはお金が無い

 どういうことかというと、この手のお金は期限がついていたり使途が決まっていたり、いろいろと紐がついている。そして、必要なところには回せないことが大半なのだ

 例えば人件費民間企業ではありえないことだが、国立大が人ひとりを無期雇用で雇うためには、退職までの予算を確保することが必須なのだ。国から運営費交付金寄付金のような、必ず退職まで支払われることが確実な予算裏付けないと無期雇用の人を雇えない。民間企業なら、人を雇うときに予め退職までの給料を積み立てておくというようなことはせず、営業を頑張って給料を払うだけの売り上げを確保するものだと思うが、国立大ではそういうわけにはいかない。色々な企業との共同研究を締結し、外部資金を獲得して、その人の給料を確保する、仮にできなかったら身銭を切ると教授宣言しても、そういう期限付きの契約では無期雇用の人を雇えないのだ。

 秘書事務職員ならまだしも実験機材を維持管理する技術職員とか、研究員とかもこの縛りを受けるので、必要な人を必要なだけ確保することができない。運営費交付金人件費だけでなく建物設備の営繕にも使われるのだから、やれ70年代80年代に建てられた校舎の改築だとか、光熱水費だとか、とにかく運営費交付金の増額が望めず物価が上昇し続ける昨今、大学にはお金が無いのだ。

 ちなみに、外部資金をたくさん取ってきたからと言って自由に使えるわけでもない。大概の研究費は他の外部資金と混ぜて使ってはいけない縛りがあるので、例えば研究費A で岡山学会へ行き、次の日から研究費Bで広島の共同研究先で実験をする、みたいな場合でも、いったん大阪の自宅へ帰って一晩滞在することで研究費を分けないといけない。実験機材も合わせて購入するということはできない。100万円の研究費をふたつつかって150万円の機材を買うことはできないのだ。これが研究費は増えてもお金が無い、という事情の内幕である

学生がいない

 昔からアルバイトに熱心な学生サークル活動に精を出しすぎな学生は確かにいた。最近就職活動時間をかけすぎな学生が多い。夏休みはおろか授業期間中インターンにかかりきりだし、ウェブテストの後で何度も面接をさせられ、いきおい、学生疲弊している。日中の貴重な時間研究室ではなく就活に費やし、奨学金や親から仕送りでは足りない学生アルバイトまでしているのだから卒論修論の質は落ちる。企業ガクチカとか聞く前に、理系学生研究室で研究させてあげてほしい。学部生の卒論半年から1年しか期間が無いのに最後の数か月を除いて就活とまるかぶりだし、2年間しかない修士課程の1年は就職活動で消えている現状で、大学から研究成果が出ないと言われても、どうしようもない。

 研究というのは、専門書を読み、先行研究を調べ、仮説を立て、手を動かして仮説を検証し、その結果を文書にまとめるサイクルである。これがきちんとできる学生であれば、どんな仕事に就いても立派に働ける。たぶん。

 というか、企業採用も、もっと必要資格能力を具体的に書いてほしい。今どきの学生は真面目なので、特定資格を持っていると就職に有利だとわかればそれを取るようになる。大学だって国の資格などであれば学科免除などを取りに行って「就職に有利」みたいな売り文句学生を集めやすい。どんな企業だって欲しい資格能力採用時点で分かっているはずなのだから、それくらい明かしてくれてもよかろう。

博士課程に魅力がない

博士課程の大学院生、というのは研究を進めるうえで大変貴重な戦力である。なにしろある程度は自力研究を進めてくれるし、そのレベル論文として世に問えるものである

ところが、であるちょっと考えてほしいのが博士課程の魅力だ。日本博士課程は、基本的には学費を納入して「学ばせてもらう」スタイルである。その分研究テーマ自由度は高いし専門性を高めやすい。一方で、ある程度経済的に恵まれていないと、3年間の生活をどう工面するかという問題が常に付きまとってしまう。最近は、学振特別研究員のような昔からある登竜門的に限らず、各大学の工夫や国の政策博士課程進学者経済的に援助する仕組みが整い始めている。とはいえ、それらに通らなければ学費生活費を調達せねばならないし、採否の通知は年度末か入学後なので、まったく安心できない。どれほど優秀であろうと研究に向いていようと、金がない学生就活するしかないのだ。

 さらに、就活に際しても博士課程は買ってもらえない。就活サイトを見ればわかるが、技術採用でも研究採用でも、博士号持ちの人の初任給は明示されない。修士課程初任給しか書かれていない。これを見た学生は、修士号持ちと博士号持ちの初任給は同額だと理解する。聞くところによると、博士号持ちの初任給修士号入社三年目くらいかそれ以上らしいのだが、書かれていない情報などあてにできないので、就活する側からみると前述の理解となる。これでは、博士号を取っても何も良いことはなさそうである

 欧米ではではの出羽守だが、海の向こうでは、博士課程というのはプロジェクトから人件費支給される研究である仕事の扱いだから労基法にも守られる。しかも、博士号を取れば仕事の口も増えるし給料も上がる。

 ドイツなんかに行くと、博士号持ちは英語さえ話せれば仕事に就けるが、修士号まではドイツ語を話せないと仕事がない。Dr. と表札に書けるオマケはさておくにしても、それくらい社会的な扱いに差があるのだ。もちろん、給与の出どころである研究プロジェクトが終わると別のプロジェクトで雇われるまで博士課程を続けられないとか、プロジェクトの元締めである指導教員と相性が悪いと人生大惨事になるとか、いろいろなデメリットもあるが「博士課程の研究員」という仕事に就いている扱いなので、無理だと思うとみんな中途採用企業転職したりする。それくらい、普通仕事の扱いであれば進学者も増えるだろうし、博士号を取っておけば食うに困らないくらいの扱いになってくれれば、みんな喜んで進学してくれるんじゃないかと思うがいかがだろうか。

大学教職員は忙しすぎる

 大学安定的予算が十分ないために人を雇えないという話を最初に書いたが、そのツケをどう払っているかというと、パーマネントの教職員が頑張って回している。いや、有期雇用教職員やらせることもあるけど。来年度には任期切れで退職するような教員入試問題を作らせたりされてよいものか?高校への出前講座とかアウトリーチ活動必要だと言われたとき来年退職する先生を送り込んで誰が進学してくれるのか?定年退職した技術職員の後任は予算不足で雇えませんでした、となったときに機材の修繕を誰がやるのか?それでなくても、学生就職研究指導の面倒は必須である

 というわけで、大学先生講義以外にもやることがだくさんあるのだ。とても研究をしている場合ではない。雑務と呼ぶ人もいるが、講義研究以外にも誰かがやらねばいけない仕事なのだから「雑」はないだろう。とはいえ、昔は若手の教員がやっていたような事柄も、若手ほど任期付きになってしまったのでシニア教員がやらねばならなかったり、幸運にも無期雇用を勝ち取った若手に集中してきたりするので、DXで仕事効率が2倍になっても仕事は3倍に増えるのだ。偉い先生方は偉い先生方で、改革と称して新しい企画を立てないと予算をくれなくなったので、朝令暮改もいいところのマイナーチェンジお茶を濁したような企画書をいか気宇壮大に書き直して追加予算をゲットするかに時間を使っている。夏休みも暇かといえばさにあらず、老いも若きも科研費などの外部資金申請書と格闘している。倍率が10倍近くても、何とかして手に入れないと満足に研究ができないのだから仕方がない。

 ちなみに、大学によって、また学部学科によって異なるが、国立大教員競争資金なしに受け取れる、平たく言うと自由裁量経費みたいなものは、年10万~30万円くらいである。国際学会の参加費が10万円を超え、海外論文誌の投稿料も10万円くらい取られるこのご時世に、である。どれほど世紀の大発見をしようとも、世に問うためには論文化して論文誌に掲載されねばならず、掲載されるためには投稿料を払わねばならないのだ。そして、その投稿料ともらえる経費がほぼ同額ということは、外部資金が無ければ研究 XOR 投稿という選択肢になってしまう。日本論文誌であればもう少し安く、数万円で済む。ただ、そういうところに掲載されても「注目の科学論文数」にカウントされることはない。これが現状である

 それにしても、研究をして論文を書いて世に問うためには先立つもの必要で、それが外部資金が無ければ全く足りていない、という状況であるにもかかわらず、外部資金を取るためには論文を世に出さねばならないというのは何とも困ったものである。このあたりの必要経費と割り当て予算アンバランスはどうにかならないものだろうか。



 というわけで、大学先生というのは、外部資金が無ければ研究ができないために年中予算の確保に腐心しており講義学生指導は当然やるのだから研究をしている暇はない。その先生を雇うお金はもちろんそれを支えるスタッフを雇う予算すら、外部資金のようなひも付き予算から支出できないために全学的に人手不足の状況で、この傾向は悪化こそすれ当面改善する気配はない。代わって研究の主力となりえるのは博士課程の大学院生くらいだが、日本人の学生ほどこっち方面キャリアに魅力を感じずに就職してしまう。それどころか就職活動過去にもまして無暗と時間を食うような仕組みになってきており、研究活動スキルアップさせようもない。これが日本社会の現状である

アホか!お前は!政権が長いからって、支持率が低いままでやってけるほど、自民はよく出来ちゃいないんだ!

都心部が何と言おうと、日本国は、47都道府県を手放すことなく続いてきたんだ!それは何故だか分かるか?ええ?官僚たちが、この国の政治歴史の中で学んだ事だよな?国内の食料生産林業工業・・・それに、生殖だけは田舎のものを利用するつもりだからだ。広い土地必要とするもんな。しかし、利益を集積することは都会人のものにした。田舎者って奴は、金の使い方を知らない、エゴイスティック俗物からだろう。だから都心部は、発展に必要人間だけを徴収して、田舎が育てた文化的人材の全てを吸収して、選択と集中をするつもりだ。それが東京都だ。けどそういうお前たちが、何故か保守派改革派という二つに分かれて生まれた。しかも右と左との関係でもない。もっと根源的に、陰陽とかプラスマイナスくらい、はっきりと反発し合う習性を持っている。なぜだよ?一つで絶対高潔に腐敗しない権力など、この世にはない。だからこうやって、対抗勢力が生まれてくるなら、国のあり方だってそうだろ?自分の反対にあるものを叩き合って、探してるものがあるんだろ?失われた30年とか、全ての黒幕とかさ。人間社会ほど複雑なものが、一つの結論にたどり着ける分けがないのに。都民は、お前らは、小池程度の女に唆されて……!馬鹿野郎!お、おい、コロナ収束したよな?どうだ、え?体に痛い所はないか悪口をいったつもりはないぞ。

2024-08-09

今後のオリンピックに向けては個人種目だけを強化しよう

理由コスパ

今、スポーツ庁経由で支払われる「オリンピック活躍が見込める選手達」への助成金は年間総額で400億円くらい。

他、選手地元自治体から助成設備助成などを含めると、彼らへの税の投入総額は毎年1000億くらいにはなる。

から五輪で彼らがノーメダルに終わると「税金泥棒」と言われる。誹謗中傷行為と言われてるが、実際税金が投入されているのはファクトなので言われても仕方ないだろう。

その税金をより有効活用するために、「団体種目への助成を止め、個人種目に絞って助成」することを提言する。

予算は限られている。団体種目、例えばサッカーなら選手団22人+監督コーチなど10名分、合計40名前後のコストと、選手村に入らず独自で宿と食事シェフを手配するコスト必要だが、スケボーストリート部門なら選手団3人+コーチ3名、6人分だけのコストで済むし、選手から出ないので宿泊費、食費、シェフ費も要らない

そしてスケボーは男女・ストリートとパーク金銀銅独占、最大12個のメダル獲得が可能だが、サッカーは男女とも金銀銅いずれか1つしかもらえない。

どちらが「メダルを取るためのコスパ」で有利かは言うまでもない。サッカースケボーと比べてメダル獲得のコストが50倍以上かかる計算だ。

から、今後はスケボーフェンシング卓球レスリングなどの個人種目に絞って助成すべきである

お金は限られている。

少子化なので強化出来る人も限られてくる。

日本人特にリベラルが好きな「選択と集中」「仕分け」がスポーツ界にも必要なのだ

スポーツ庁英断を望む。

2024-08-06

anond:20240806141536

金持ちほど選択と集中が得意なんですよ

まぁ仕事でも判断を求められるポジションにいるしね

なんとなくモノを買わないから、車が好きじゃない人はデカすぎず、かと言って子供複数人になっても使えて、床面が低くて両親も乗せることができるシエンタフリードにたどり着く

スポーツを見る限り選択と集中ってやっぱり正しい

優秀な人間を選んで適切に投資して大成功を納めてる

学者界隈って何が芽が出るのかわからない〜とか適当なこと抜かして誤魔化してるけど単純に優秀な人間が誰か見抜く能力がないだけでしょ

2024-07-21

アカデミー人間蓮舫支持してる人たちって事業仕分け特に被害なかった分野だってこと?まあその後自民党政権に戻ったあとも選択と集中とか言われて決して改善してないんですが…

2024-07-20

anond:20240719180555

裾野が潰れたら上の方々が息切れした時に業界ごと潰れてしまうよ

日本はこれがわかってないか選択と集中とかやって後進育てず潰れていく国

2024-07-19

底辺絵師廃業しても創作市場のものは縮まないと思うんですが…

AIの登場によって絵師がその仕事を諦めざるをえなくなるとしたら、

AI創作に役立つ」っていう建前は嘘ってことになるし、「AIを使ってより稼げる」も嘘ってことだし。

結局、AIには純粋創作市場のものを縮めていく効果があるってことになると思うんだけど。

AIによってゲーム漫画アニメ等の創作物が売れなくなったのなら市場が縮小していると思いますけど

単に機械労働を奪われることを「創作市場のものを縮めていく」と言われましても……

そもそも底辺絵師という人がやっている作業って創作用の素材販売ですよね

素材を機械が描こうが人間が描こうがそれを使った創作物はこれまで通り作られ続けると思います

anond:20240718203834

追記(20240720)

なんだか話が分からない人がいるんですが

単に労働力が機械に置き換わることは「市場の縮小」ではないし

選択と集中」なんてこの話と何の関係ないですよ

2024-07-17

基礎研究に金突っ込んでるの日本ぐらい

クッソ役に立たない基礎研究税金を大量投入してるのは日本ぐらいなんだけど

なぜか欧米諸国中国もっと投資してるって思ってる奴多いよな

欧米特に米国なんて、一見すると基礎研究投資してるように見えるけど

30年先か100年先かは別として何かの役に立つという説明をしないと投資は受けられないよ

実現可能性は別にしても少なくともベンチャー関連の創業バブルぐらいは期待させないとダメなので

それっぽい未来とそこまでのマイルストーンぐらいはちゃんと出す

政府系がこういう未来技術投資するのってVC投資を促進するような役目を担ってるわけで

回収できなくても経済的に(バブルだとしても)発展してくれればそれでいい

なので、それすら出来ないようなゴミ研究には一切お金を出さないよ

日本大学教授ちゃん予算確保できる人達ってその辺の説明を当たり前に出来るから

全体の予算が減らされてても彼らの予算は減ってないか増えてる

選択と集中かいうけど、実際にはゴミ研究者を篩い落とすフィルターだよ

予算が取れなくても教授職に就いてるような人は職を失うことはないので一般人よりは裕福な生活保障されていて

問題なのはそいつらのせいで後進が育たないことだろうな

なんで被害者面してるのかさっぱりわからん

無駄な分野にも投資しないとダメ

とか言ってるアホはバズりたいだけのゾンビもどきゴミ研究者のどっちか

無駄だと分かってる研究普通は金は出さないし

そういうのは昔から金持ち道楽でやってきてるし、今もそうだよ

2024-07-15

anond:20240715224151

一部に集中してるからそれ以外の人に金が十分に配分されてなくて、そもそも雇用したり施設を維持したりするための金それ自体も足りなくなりつつある

今は金がないって言うと選択と集中の金ばっかり増えるんだけど、それをすると選択と集中問題が加速するだけなので選択と集中以外の金がないのが一番の問題なんだよね

例えば高校部活みたいなので遠征に"だけ"使える費用が何百万円とか降りてくるのに、そのお金用途が旅費や一部の活動のみに限定されていて顧問を雇う金とか学校電球を変えたりグラウンドを整備する金がほとんどゼロになってる感じ

お金要求したらまた遠征にだけ使える金が降ってきて、そっちは(一部の集中してる人は)使い切れないし、(それ以外の人は)金がなくて困ってるし、

遠征費用電球変えたりするのに使うと目的使用で最悪クビが飛ぶしでなんかいろいろややこしい

anond:20240715224038

そりゃもちろん言ってるし上のほうにも伝えてるよ

その甲斐あって少しずつ一元化や簡素化は進んでるし問題認識されつつあるけど、消防士コンビニで水買ってたら通報されるこの国で、正しい理屈を伝えたからってそれがすぐ通ったり改善されたりはしないんだよね

そもそもいろんな経緯があって選択と集中に至ってるわけだし・・・

そのうえで研究者嫉妬がどうとかそういう話だと最初から思われちゃってるから、同じ人に何度説明しても結局また嫉妬の話にされるみたいなの何年も繰り返してる

地道にやるしかなくてここにも書いたっていうただそれだけです

研究者とかそのフォロワーの発信の仕方がよくないってのは俺もそう思うし、ほんとにこれで相手が納得してもらえると思ってんのかなぁとは思っている

あと無知国民扱いされて気に障ったってそこでキレられても困るんだけど、研究界隈の人じゃないんでしょ?状況を説明しただけじゃん・・・

俺が君の属してるコミュニティのことを知らないのと同様に君も研究界隈のこと知らないんだろうし、じゃぁ知らないだろうから説明するねってただそれだけ

そこでキレられたらどうしようもないし、そういうこと言いだすのなら、選択されなかったことに腹立ててるんでしょとか頓珍漢なこと書かれるのは俺も気に障るよ

anond:20240715214257

から失礼

俺は予算取ってる側だから嫉妬で書くわけではないことを承知してほしいんだけど、選択と集中問題は大きく2つだと思っていて、

1つは選択のための申請書や面接などが膨大にあって明らかにそれに見合わない人件費が投入されてることだね。

特に予算必要研究とかをする場合は年中ずっといろんなところへ申請書を書くことになり、研究をする暇がなく成果がどんどん出にくくなる負のループがある。明らかに無駄

もう1つは一部の研究者に予算が過剰に集中してしまって明らかに無駄な使われ方をしていることなんだよね。

目立つ研究者は巨大予算を3つも4つも掛け持ちしているのが普通なんだけど、それこそ3つも4つもあっても研究をこなす時間もなければスタッフも足りなくて、

余ったお金を使い切らないといけない制限も含めると国の年度末の公共事業よろしく無駄ものを買うことになり、完全におかしなことになってるんだよね。

そりゃ予算は増額してほしいけど、このまま増額しても上記の2つの問題が加速するだけで根本的な問題解決にはならない気がする。

予算多寡によらず多くの問題選択と集中によって引き起こされてるみたいなのはたぶん外野から想像しにくいんんじゃないだろうか

とはいえ日本に金がないから現状これ以上に良い配分法がないしどうしようもない

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