はてなキーワード: ヘミングウェイとは
趣味が読書でサン・テグジュペリとかヘッセとかヘミングウェイ読んでたから現代文の教師が授業で喋る小ネタ拾えて周りから「めちゃくちゃ頭が良い奴」だと思われてた
なお、俺自身の頭が悪すぎてコミュニケーションが苦手だったから休み時間本読んでただけで、実際のところ趣味は読書と言いつつ家帰ったら蒼井そらとか麻美ゆまとか浜崎なおでシコってばっかだったし、執筆趣味で文書くどころかマスしかかいてなかった。今は三十路フリーター。
読書(それも何故か小説しか読まない)してるだけで頭いい認定される学生時代の風潮ってあれなんなんだろうな。JK物で抜いてからふと思った。
「日本語の文法に則りシンプルで誤解の生まれにくい文章を書くことは高校国語レベルの知識で可能で、その点村上春樹は文章のプロとしてできて当たり前のことをやっているに過ぎない」
あのね、この時点で完全に間違いなの。
平易な短文を積み重ねて、子供の作文じみたものにせずに、大人の鑑賞に耐えうる文章にするっていうのが、どれだけ難易度高いかわかってない。
一度自分でやってみ。ほぼ間違いなく読むに耐えない文章になるから。
こういう「一見、子供の作文みたいだけど実は」っていう文体を最初に発明したのはヘミングウェイなので、増田は一回ヘミングウェイの初期短編を味読するとよい。できれば原文で。
ヘミングウェイの文体はチャンドラー経由で村上春樹にも入ってる。
文章における技術とは、小説における技術とは何か、両者の関係とはいかなるものか、については以下の本でも読んで自分で考えてください。
デイヴィッド・ロッジ『小説の技巧』
アーネストヘミングウェイは、1899年7月21日にシカゴの特権的な郊外であるオークパークの村(米国イリノイ州)で生まれました[4]。 彼の父、クラレンス・エドモント・ヘミングウェイは医師であり、彼の母、グレース・アーネスティン・ホール-ヘミングウェイ
アーネストヘミングウェイは、1899年7月21日にシカゴの特権的な郊外であるオークパークの村(米国イリノイ州)で生まれました[4]。彼の父、クラレンス・エドモント・ヘミングウェイは医師であり、彼の母、グレース・アーネスティン・ホール-ヘミングウェイはオペラ歌手でした。どちらも、保守的なオークパークコミュニティ[5]で十分な教育を受け、尊敬されている人々でした。このコミュニティについては、有名な建築家フランクロイドライトが次のように述べています。 ")[6]に行く多くの良い人。結婚式の後[7]クラレンスとグレース・ヘミングウェイはグレースの父、アーネスト・ホールとしばらく一緒に暮らし、その後夫婦は長男を指名した[注1]。
https://anond.hatelabo.jp/20140426234812 の続き
面白くない小説、というわけじゃなくて、続きが気になるわけではないけどなんとなく読んでしまう、みたいな。
最近、というか大衆小説はみんなそうだと思うが、続きが気になって寝食忘れて読んでしまう小説が良い小説だとされがちだけど、
ゆるい生活がゆるく続いていて、それが読んでる人の心を動かす、みたいな。
いいなと思ったのは、
デビュー作しか読んだことないけど村上春樹もこの枠に入るのかな。
見たら分かる通りトゥーサン以外は有名どころばかりだし海外作家に偏ってるのでほかにおすすめの作家がいたら教えてほしい。
先日、某ネトゲのイベント期間終盤に徹夜をかましてしまった。三連休の出口のことである。それで頭のネジが一個外れた。
朝日が上るのとほぼ同時にイベントをクリアし、その後短い睡眠を取り、目覚めると直後にシャワーを浴びて仕事へと出掛けた。起床時点で既に微かな違和感には気付いていた。認識のほんのちょっとのズレ、普段との差異。当初ささやかなものであったのだけれど、それは時が経つにつれ、僅かに角度の異なる二直線のように決定的なものとなっていく。
懐かしいのである。
変な話、ついこの間購入した一本百円強のボールペンにさえ懐かしさを覚えた。あるいは道行く人とか、地面とか、壁とか、床とか。何物に対してであれ何者に対してであれ、そこから何かしらの懐かしさを――つまりはこの場合ノスタルジーを――覚えないわけにはいかなかったのである。
何たる異変か、と当初は思った。頭が変になってしまったのだ、という自覚は一応あった。何はともあれ、仕事をしないわけにはいかなかったので、その日は奇妙にふわふわとした気分のまま、過ぎ去っていく出来事をまとめたり受け流したりしながら一日を過ごした。その日の仕事を終え、電車で最寄り駅に着いた頃には多少なりともの冷静さを取り戻すことができており、まあ一晩寝れば元の通りに戻っているだろう、と目算を立てつつ帰宅した。その後、シャワーを浴び床に就いた。
翌日、何も元通りになどなってはいなかった。
起きた瞬間から空気が懐かしく、枕が懐かしく、部屋の壁と天井が懐かしかった。それどころか、時間の経過と共にこの狂想は加速していくこととなる。
出かけるなり気付いた。地面が懐かしい。昨日に増して懐かしく感じられる。何よりも空が懐かしかった。それは、地面に増して強烈に懐かしかった。
何でそんなことを思ったのだろう? 俺は電車に乗り込み、ヘミングウェイの『武器よさらば』をリュックから取り出しながらに考える。二十分足らずの乗車時間の中、割に結論が出るのは早かった。
つまり、それはこういうことになる。
生命は海から吐き出された。ずっと昔に。我々は吐き出され、陸(おか)に打ち上げられ、そして地面での生活を余儀なくされた。
その時、既にして海は母であった。しかも些か問題のある母であった(何せ我々を吐き出してしまったのだ)。
――また、海の母は星であった。
今日もまた、彼女の身体の上では無思慮な問題児達が跳梁跋扈している。
――では星の母は?
星は生命を育み、宇宙は星を育む大いなる生と死の結合である。我々は生命の起源を海に求める。しかし我々は海の中で生きることはできない――いわんや宇宙でをや。我々においては、海や宇宙は生よりもまず死なのである。それらは、率直に言って単純に生存可能な環境ではない。それでも、海が我々の母であるのと同様に、宇宙は我々の母であり星の母なのである。そこには生と死が同時に存立する。
つまり、地面は我々にとって懐かしむべき存在なのだ。それは無論のことだ。我々はみな等しく星の子供たちなのだから。
そのことから必然的に導出されるのは、星が宇宙の子であり、宇宙は星の母なのであるといった事実である。
そう、宇宙は地面よりも上位系統の過去に――いわば原過去に――属している。
地面に増して、空のことを懐かしむべき存在であると捉えることには、一定の理由が存するのである。
◇
大方ノスタルジーは抜けたが、まるで傷痕のように残滓が留まっている。壁に、空気に、地面に。
海よ、星よ、空よ。
氏名 | 総コメント数 | 記事数 | 平均コメント数 | ランク |
遠藤さくら | 12035 | 10 | 1204 | 2 |
賀喜遥香 | 12915 | 11 | 1174 | 3 |
掛橋沙耶香 | 21243 | 11 | 1931 | 1 |
金川紗耶 | 10534 | 10 | 1053 | 4 |
北川悠理 | 6277 | 11 | 571 | 11 |
柴田柚菜 | 8923 | 11 | 811 | 6 |
清宮レイ | 7992 | 11 | 727 | 7 |
田村真佑 | 7183 | 10 | 718 | 9 |
筒井あやめ | 10151 | 14 | 725 | 8 |
早川聖来 | 9369 | 11 | 852 | 5 |
矢久保美緒 | 6421 | 11 | 584 | 10 |
※記事いくつかスカしてるっぽい
元データ
日付 | タイトル | コメント数 |
2019/5/7 | はじめまして。遠藤さくら | 1689 |
2019/5/8 | こんにちは 賀喜遥香 | 1326 |
2019/5/9 | ばあ☺︎ 掛橋沙耶香 | 1705 |
2019/5/10 | 初めまして!金川紗耶 | 1121 |
2019/5/11 | はじめました! 北川悠理 | 853 |
2019/5/12 | はじまり。柴田柚菜 | 1059 |
2019/5/13 | 太陽みたいな存在になりたい 清宮レイ | 1132 |
2019/5/14 | こんにちは!こんばんは!田村真佑です☺︎ | 1235 |
2019/5/15 | どーも(´ ˘ `∗) 筒井あやめ | 1082 |
2019/5/16 | 伝えたい。 早川聖来 | 1024 |
2019/5/17 | らしさ 矢久保美緒 | 834 |
2019/5/18 | こんにちは~ 遠藤さくら | 1446 |
2019/5/19 | シュッシュッシュ〜 賀喜 遥香 | 1228 |
2019/5/20 | ぽれぽれ 掛橋沙耶香 | 2654 |
2019/5/21 | ルンルン♪♪金川紗耶 | 967 |
2019/5/22 | さぼてん 北川悠理 | 612 |
2019/5/23 | あさって!柴田柚菜 | 894 |
2019/5/24 | 私は嫉妬しています☺︎ 清宮レイ | 707 |
2019/5/25 | なんの日でしょう(*´◒`*)?田村真佑 | 987 |
2019/5/26 | 幸せな時間´`* 筒井あやめ | 973 |
2019/5/27 | ワクワク 早川聖来 | 819 |
2019/5/28 | 感謝 矢久保美緒 | 772 |
2019/5/29 | 発売日です( ¨̮ ) 遠藤さくら | 1036 |
2019/5/30 | ピヨピヨ 賀喜 遥香 | 1035 |
2019/5/31 | 出会うために選択してきた 掛橋沙耶香 | 1813 |
2019/6/1 | 6月さんこんにちは〜!!金川紗耶 | 1003 |
2019/6/2 | 、そんな気持ち 北川悠理 | 553 |
2019/6/3 | ありがとう。柴田柚菜 | 856 |
2019/6/4 | レイだよ〜〜 清宮レイ | 638 |
2019/6/5 | HAPPY DAY☺︎ 田村真佑 | 722 |
2019/6/6 | いろいろ 筒井あやめ | 1036 |
2019/6/7 | ぴたっ 早川聖来 | 639 |
2019/6/8 | 3 矢久保美緒 | 601 |
2019/6/9 | こんにちは~ 遠藤さくら | 1030 |
2019/6/10 | 雨やなぁ 賀喜遥香 | 1017 |
2019/6/11 | 名探偵ピカチュウ可愛かった〜〜 掛橋沙耶香 | 2078 |
2019/6/12 | のんびり〜( *ˊᵕˋ)❅॰ॱ金川紗耶 | 954 |
2019/6/13 | 丘の向こうに足あとを見つけたら。 北川悠理 | 442 |
2019/6/14 | にこにこ☺︎ 柴田柚菜 | 662 |
2019/6/15 | みんなに会いたいよ〜〜 清宮レイ | 572 |
2019/6/16 | 最近ではよく紫陽花をみかけます✳︎*田村真佑 | 599 |
2019/6/17 | 笑う門には福来る 筒井あやめ | 696 |
2019/6/18 | 幸せの形 早川聖来 | 628 |
2019/6/19 | タコチャンッ 矢久保美緒 | 597 |
2019/6/20 | ねむいなぁ 遠藤さくら | 915 |
2019/6/21 | 人の温かさ 賀喜 遥香 | 1097 |
2019/6/22 | ボルジャンジャ 掛橋沙耶香 | 2154 |
2019/6/23 | 初梅雨です( ˊᵕˋ ;)金川紗耶 | 1232 |
2019/6/24 | みみずくとふくろう、レタスとキャベツ。 北川悠理 | 455 |
2019/6/25 | 晴れた! 柴田柚菜 | 778 |
2019/6/26 | 今日も1日がんばレイ☀︎ 清宮レイ | 579 |
2019/6/27 | 新しい私☺︎ 田村真佑 | 776 |
2019/6/28 | 今日という日は今日しかない 筒井あやめ | 632 |
2019/6/29 | 東京シティーガール 早川聖来 | 826 |
2019/6/30 | たのしかった〜 矢久保美緒 | 547 |
2019/7/1 | 7月ですね~ 遠藤さくら | 927 |
2019/7/2 | いよいよ明日から! 賀喜遥香 | 1121 |
2019/7/3 | 夏の始まり 掛橋沙耶香 | 1815 |
2019/7/4 | シュワァーーーーー金川紗耶 | 1170 |
2019/7/5 | 北川悠理です。 | 924 |
2019/7/6 | ねむむむ 柴田柚菜 | 703 |
2019/7/7 | すいと〜〜〜〜よ 清宮レイ | 711 |
2019/7/8 | 猫に似てるらしいです田村真佑 | 672 |
2019/7/9 | 盛りだくさんです♪ 筒井あやめ | 802 |
2019/7/10 | 言葉探し中... 早川聖来 | 856 |
2019/7/11 | わいわい 矢久保美緒 | 531 |
2019/7/12 | レイに会いたいな。遠藤さくら | 1265 |
2019/7/13 | かきくけこ 賀喜 遥香 | 1386 |
2019/7/14 | べなぁなぁの靴下 掛橋沙耶香 | 1876 |
2019/7/15 | 秋といえばなんですか? 筒井あやめ | 383 |
2019/7/16 | 北川悠理です。 | 663 |
2019/7/17 | 虫になったゆなちゃん 柴田柚菜 | 746 |
2019/7/18 | さくら大好きだよ。 清宮レイ | 694 |
2019/7/19 | 愛と美貌の戦士 田村真佑 | 615 |
2019/7/20 | 思うこと 筒井あやめ | 1014 |
2019/7/21 | ぴもぴも 早川聖来 | 825 |
2019/7/22 | お〜〜〜 矢久保美緒 | 556 |
2019/7/23 | こんにちは 遠藤さくら | 1474 |
2019/7/24 | 克己心 賀喜 遥香 | 1278 |
2019/7/25 | 訛りが戻ったかもしれん 掛橋沙耶香 | 1700 |
2019/7/26 | 暑いねぇ〜〜〜( ¨̮ )金川紗耶 | 922 |
2019/7/27 | 題名、タイトル 北川悠理 | 488 |
2019/7/28 | ふぁ 柴田柚菜 | 778 |
2019/7/29 | 16歳になります。 清宮レイ | 803 |
2019/7/30 | 嬉しい事がたくさん 田村真佑 | 604 |
2019/7/31 | 夏来たね 筒井あやめ | 670 |
2019/8/1 | パジャマしか服が無かったら毎日楽ちんやな 早川聖来 | 796 |
2019/8/2 | はちがつになったね 矢久保美緒 | 456 |
2019/8/3 | 夏だ~ 遠藤さくら | 986 |
2019/8/4 | サマ〜❁ 賀喜 遥香 | 1254 |
2019/8/5 | 私の怪談怖かったやろ?? 掛橋沙耶香 | 1817 |
2019/8/6 | 皆さんミシュランマン怖いですか?金川紗耶 | 921 |
2019/8/7 | 暑さと仲良くなりたいな 北川悠理 | 573 |
2019/8/8 | かき氷を食べたよ。 柴田柚菜 | 776 |
2019/8/9 | 食べちゃうぞおお 清宮レイ | 714 |
2019/8/10 | 答え合わせ 田村真佑 | 433 |
2019/8/11 | 名古屋帰ってきたよ~ 筒井あやめ | 687 |
2019/8/12 | はじめての聖誕祭 たくさん甘やかしてくれてありがとう(๑˃̵ᴗ˂̵) 早川聖来 | 843 |
2019/8/13 | ポジティブキャンペーン中 矢久保美緒 | 639 |
2019/8/14 | 秋といえばなんですか? 筒井あやめ | 383 |
2019/8/15 | 名古屋 行くで〜 ( ∩'-'⊂ )三 賀喜遥香 | 1150 |
2019/8/16 | 夏休みの宿題が終わらないので褒めてください 掛橋沙耶香 | 1911 |
2019/8/17 | 天才だなと!!金川紗耶 | 1187 |
2019/8/18 | しゃぼんだまとはなび。 北川悠理 | 387 |
2019/8/19 | ずっと桃を食べていたいなぁ 柴田柚菜 | 839 |
2019/8/20 | もし出会いが偶然なら 清宮レイ | 702 |
2019/8/21 | 実は大好きなんです。 田村真佑 | 540 |
2019/8/22 | 遅くなりました! 筒井あやめ | 710 |
2019/8/23 | ちょっとだけ目標達成?! 早川聖来 | 1042 |
2019/8/24 | たこやき! 矢久保美緒 | 420 |
2019/8/25 | ヘミングウェイ 読んだことありますか? 遠藤さくら | 1267 |
2019/8/26 | おもち食べたい 賀喜 遥香 | 1023 |
2019/8/27 | ワガママ放題は「大好き」の裏返し 掛橋沙耶香 | 1720 |
2019/8/28 | 10月まであと少し( •⌄• )金川紗耶 | 1057 |
2019/8/29 | 夏といえば浮かぶもの。 北川悠理 | 327 |
2019/8/30 | 神宮で待ってるね! 柴田柚菜 | 832 |
2019/8/31 | テンション上げてこう!!! 清宮レイ | 740 |
2019/9/1 | 秋といえばなんですか? 筒井あやめ | 383 |
2019/9/2 | 夏の思い出 筒井あやめ | 700 |
2019/9/3 | ペットになっちゃう 早川聖来 | 1071 |
2019/9/4 | 夏〜 (終) 矢久保美緒 | 468 |
きょうのテレビ朝日はは女子ゴルフ?でたくさん書き込みがあり出遅れた
・01 [球団]ロサンゼルス エンゼルス (29): Rx ◆IRC1/LAAAk 13:26:45.17
・02 [アルファ3]2800 NPB (47): ID:/lRaRpWRM 13:27:55.02
・03 花巻東 高校 (67): ID:AVTmlVNT0 13:28:55.28
・04 [2択]週刊少年)サンデー (76): ◆WZAoee0DRN9N 13:29:18.62
・05 3(番 (98): ID:AVTmlVNT0 13:30:14.00
・06 [アルファ4]PPAP (117): ID:AVTmlVNT0 13:30:44.04
・07 [2択]奇 数 (154): パブロフの猫 ◆bBexGCASrY 13:31:39.85
・08 かすみがうら(市 (166): Rx ◆IRC1/LAAAk 13:32:02.10
・09 [共通漢字]旅 (177): ID:AVTmlVNT0 13:32:29.99
・10 壇ノ浦(の戦い (196): パブロフの猫 ◆bBexGCASrY 13:33:12.65
・12 京《けい》 (222): パブロフの猫 ◆bBexGCASrY 13:34:03.75
・13 1(番 (245): パブロフの猫 ◆bBexGCASrY 13:34:39.17
・15 [国名]チリ (269): ID:Mbtppgey0 13:35:26.87
・16 ベンチ(プレス (288): ID:MI+ErQUK0 13:36:01.94
・17 徳川 吉宗[OK] (288): ID:MI+ErQUK0 13:36:01.94
・18 3741タケノコ (319): ID:/lRaRpWRM 13:37:11.92
・19 野村克也 のむらかつや (350): ID:/lRaRpWRM 13:38:23.42
・20 「1R《いちラウンド》1分)34(秒」 (370): Rx ◆IRC1/LAAAk 13:39:05.30
・21 [対角線]5(本 (375): ID:1j8l9N6Ca 13:39:26.42
・22 3958宮城(県 (400): Rx ◆IRC1/LAAAk 13:39:56.42
・23 ヘミングウェイ (415): Rx ◆IRC1/LAAAk 13:40:34.09
・24 [AC]29(人 (510): ID:AVTmlVNT0 13:44:28.95
・25 マリアノ・リベラ (530): ID:AVTmlVNT0 13:45:13.20
・26 [2択]上 手《かみ て》 (537): ID:7i02xWIv0 13:45:39.52
・27 [衛星]タイタン (553): Rx ◆IRC1/LAAAk 13:46:04.71
・28 リズム[→] (569): ID:AVTmlVNT0 13:46:34.32
・29 風(にそっと歌うよ (596): ID:L2DDtNLT0 13:47:11.94
・30 5(チーム つ (612): ◆WZAoee0DRN9N 13:47:49.21
・31e 早稲田 大学 (641): Rx ◆IRC1/LAAAk 13:48:18.99
・xx [都市の名前]モントリオール (704): ID:/lRaRpWRM 13:50:26.96
7/31pts*2 Rx ◆IRC1/LAAAk ID:AVTmlVNT0
4pts パブロフの猫 ◆bBexGCASrY
3pts ID:/lRaRpWRM
2pts*3 ◆WZAoee0DRN9N ID:MI+ErQUK0 ID:-----
1pt*4 ID:1j8l9N6Ca ID:7i02xWIv0 ID:L2DDtNLT0 ID:Mbtppgey0
コイツはちょっと病気気味で、なんでもそのまま喋ってしまうんですよ、と男は連れのペンギンを撫でた。
「ほんとうに?おまえ、ペンギンなのに喋れるの?」
膝を曲げてペンギンに目を合わせた。
わたしは辺りを見回したが、ヘミングウェイは見当たらなかった。つぎに彼の短編に似た話があったか思い出そうとしたが、わたしのなかで彼はカーヴァーと混ざっていたし、そのどれにもないように思えた。
「博識なんだね」
ペンギンの首と胴の継ぎ目あたりを撫でたが、どこが継ぎ目かはわからないかった。羽毛はざらざらしたと固く、ほのかに暖かかった。
わたしはざらざらを撫でた。海で生きるための身体だと感じた。ペンギンは悲しそうに見えたが、表情なんてある生き物でもなかった。
ぼくらは釣りが大好きだ。釣りがあるからこのストレス社会の中でも生きていける。でもぼくは思う。食べ放題にルールがあるのと同じように釣りにもルールがあるのではないかと。釣り師が守るべき規範について書いてみたい。
釣り師とは紳士でなければならない。当然誰かを傷つけるようなことをしてはならない。ときには批判することも大事だ。釣りには鋭さも必要だからだ。しかしそれは相手を傷つけることとは違う。ぼくらがしなくてはならないのは相手の不正を暴きだすことなのだ。
勢いに任せた汚い言葉を用いた文体で注目を集めるやりかたがある。たしかにこれは効果的だが、一流の釣り師ではない。一流の釣り師とは穏やかで風のように過ぎ去っていく存在なのだ。軽やかに、颯爽と。
低学歴の学歴コンプレックスを煽る手法として難解な文体を突きつけるというやりかたがある。しかしこれはあまり効果的とは言えない。そもそも釣れない可能性が高いし、釣れたところで相手を疲弊させてしまうだけだ。それでは釣りをやる意味がない。釣りとはみなが幸せになるためのものなのだ。高校偏差値を見てみてほしい。http://kintaro.boy.jp/AW04-010/sozai/html/zenkoku%20kouritu.html これだけの高校があってまだこの表には偏差値67までしか載ってない。はてなーなら偏差値70以上が普通だと思うが、ぼくらは偏差値70に向けて釣りをするべきではない。当然偏差値50に向けてやるべきなのだ。小学生を相手にするように。優しく幼児のおでこをなでるように。
皮肉を書いてもそれが皮肉と受け取られなければ意味がない。世の中には漫画や雑誌以外の本を1年間に10冊も読まない人たちがたくさんいる。そのことを考えてみるべきなのだ。文体はなるべく曖昧な語を使わず詩的な表現を避け簡潔に書く必要がある。フォークナー的ではなくヘミングウェイ的に書けということなのだ。
突っ込みどころをあらかじめ用意しておくというやり方がある。たしかにそれはとても効果的だ。しかしやりすぎると逆効果になる。突っ込みどころが多すぎてどこから突っ込んでいいかわからず、めんどくさくなってスルーしてしまう可能性が出てくるからだ。突っ込みどころはひとつかふたつに絞っておこう(当然ほかの部分はもっともらしく書く必要がある)。そうすれば読者は素早く突っ込みどころに反応し、素早く突っ込んでくれるだろう。相手に対するいたわりの気持ち。紳士なら持っておきたいものである。
これは最低限にして最大のマナーなのだ。後釣り宣言する人がたまにいるが、これは読者との信頼関係を裏切るもので最悪のものだ。読者はそれが釣り(=フィクション)だと知らなければ幸せになれたのかもしれない。それならば紳士が選ぶ選択肢はひとつしかない。釣り師は読者の幸せをつねに考えておくべきものだ。当然、釣り宣言などしてはいけないのである。
釣り師は嘘におりまぜてほんの少しの真実をほのめかしておく。それはほとんど嘘か真実かわからないくらい混濁した状況を指し示すものだが、硬直した現実を解き放つべく生まれた進化の裂け目でもあるのだ。釣り師は人々に「気づき」をうながす。釣りとは啓蒙活動なのである。
釣り師は体制派に属してはいけない。釣り師はいつもアナーキーで魔術的でなければならない。ぼくらは権力者を掣肘する道化であり賢者なのである。
釣りというフィクションを読んで、釣られた読者は心を動かされるかもしれない。そのときこの感情の動きにともなう経験はまさに現実の経験であり、そのときフィクションはノンフィクションに転移しているのである。すぐれた文学作品は登場人物の経験したことを読者にまさにそこにいたかのように追体験させるが、それはフィクションのなかにノンフィクションが含まれるからである。釣りのなかに現実が含まれる。そしてこの釣り的現実のなかで人々は大いに笑うのである。
以下の項目が当てはまる人は、今後はてなでの発言を控えたほうがいい。
・自分がいかに痛い人であるかを語るのが好き(例:http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2013/03/12/205635)
・どうでもいいことをあえて真剣に語るネタが好き(例:http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2013/03/12/205635)
・漱石の「こころ」、ヘミングウェイの「老人と海」を読んで大いに感動した
・文章術の記事をいくつもブクマしている
・バンプオブチキン、くるり、東京事変のCDを買ったことがある
・水曜どうでしょうが好き
・乙武君の尻馬に乗って他者を批判したことがある
○個以上当てはまったらアウト、などという生易しいものではない。
一個でも当てはまったら即アウトだ。
「西尾維新の一体何が受けてるのか?」皆目見当がつきません!/ジャンプの漫画を一度だけ読んだけど、超つまんなかった!(文章のプロなのに)コトバのセンスとか無し!
https://twitter.com/sukebeningen/status/7744494413
松本人志をニセモノ呼ばわりするのもこの辺り。「中島みゆきも、さだまさしもアリ」なんて言うコイツは両者の間にある「マリアナ海溝より深い溝」にさえ気付いてない。
https://twitter.com/sukebeningen/status/6198055144
いままで一位に選ばれたのって、『聖☆おにいさん』とか『進撃の巨人』とか『テルマエロマエ』とか…、まあ面白いではなく"面白風味"ばかりだよね。面白そうな雰囲気だけ醸してる、実際にはつまんない作品。
http://sukebeningen.blog46.fc2.com/blog-entry-201.html
聖☆おにいさん程度で偉ぶってる「丸井ブランドでオシャレ気取りな感じ」とかが、おそらくイラッとくるんじゃないスか?半端センスで。2008/12/20
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/kaien/20081219/p1
原田知世の頃からまるで懲りないよね…上の世代のオタクの人らって… 2011/10/04
http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/195849
どうせPerfumeに群がってるのは「森高千里はロックだ!」とか「原田知世はイイ!」なんて言ってた連中に決まってる。
http://sukebeningen.blog46.fc2.com/blog-entry-154.html
まずPerfumeの女の子達が「いきなりブス」なのがヒドイ。「少し隙がある」とか、そんなレベルじゃない。アレは「クラスで十三番目に可愛い女の子」あたりだ。
ギリギリ余裕のブッチギリでタップリとアウト。そしてあそこに意味を見いだすオマエらの自意識がキモイ!キモ過ぎる!!
http://sukebeningen.blog46.fc2.com/blog-entry-97.html
もう全然センスが無い、「水曜どうでしょう?」みたい。(大泉羊などを見て笑えるのは頭がイカレている北海道民だけ。人間が素朴過ぎる。あいつら牛がモーと鳴いただけできっと二時間は笑う)
http://sukebeningen.blog46.fc2.com/blog-entry-164.html
どうも。こないだまで就職王って名乗ってましたが、今は無職王です。
で、前回書いたコレhttp://anond.hatelabo.jp/20110429004257に
なんかすごい真面目なトラックバックが来てたので、なんか書かなきゃなーと思いました。
二代目ロストジェネレーションが失ったもの。望み。そして、僕らは何からはじめるべきか
http://d.hatena.ne.jp/thinking-terra/20110529/1306640590
で、これ読んで思ったんだけれども。
ぼくが思うに、現代日本の若者における問題ってのは最早「価値観」の問題ではないと思うのね。
いうなら、それは生存の問題だし、もっと明確に言えばいかにクサレ年寄りから椅子をムシリ獲るかってことなんだと思うんだ。
「既存の価値観に乗ることは出来ない」とテラケイさんは仰る。でも、ぼくはそれは違うと思う。
むしろ、現時点に於いても生存戦略としては「既存の価値観にドップリ漬かる」は限りなくベストに近い。
「世代」のことを考える前に、「自分」のことを考えて、グダグダ言わずに東大を出るべきなんだ。
もちろん、東京大学というのはかなり極端な例だけれども。
ミクロで考えるなら、まだ現代日本は個人の力で「なんとかなる」社会だとぼくは思う。
ぼくの「就職王」コラムは個人化戦略の極地のようなものだけど、実際あの程度でなんとかなってしまう。
でも、もちろんマクロで考えるとこれは明確に間違っている。
だって、椅子の数が限られているなら誰かは必ず負けるんだから。社会には一定水準の競争が必要である、という
命題を真であるとした上でも、社会を構成する一定層はそれなりの職を得て暮らしていけなきゃまずい。
それに、ぼくのような口先だけで逃げ切るやつが評価される企業の土壌というのも、あんまりよくない気がする。
やっぱり、社会は少しずつでも変えていかなきゃならない。ぼくらの世代が楽しく生きるために。
「社会を変える」って言いにくい世代だよね、ぼくらは。上の世代が派手にコケたから。
どうせ社会なんて変わらない、馬鹿どもの轍を踏んでたまるか。そういうところがある。
デモやる?って言われても「それ頭の悪い年寄りが大分前に失敗した」としか思えない。
カウンター・アクションは必要だけれど、それはやはり時代に即したものでなければいけない、と思う。
少なくとも「就職クソッタレ」って言って変わるものがあるなんて考えられない。そうじゃないか?
ウザイ自分語りで申し訳ないけれど。ぼくが就職したのは「箔をつけるため」だった。
今、起業をするために色々じたばたしてるんだけれど、やっぱりカネを出して貰うにはそれなりのものが必要になる。
少なくとも、「真っ当に勤めていれば生涯年収4億近かったですよ」くらいのことは言えないと、
与えられたカネの代わりに差し出すものとしては、とても足りない。実はこれでも全然足りないんだけれど、
それでも何某かのバックボーンにはなる。使えるモノは、使わなきゃ損だ。就職して数年踏ん張るだけで得られる
ステータスって、実は結構お買い得な気がする。ある意味、大学の名前以上に。
この日本社会は実にクソだと思うけれど、使えるものを使わずに戦うのはいかにも勿体無い。
「価値観を変える」なんてのは、ヒッピーになるのと同じだ。ヨガをやってもマリファナやってもロックフェスをやっても、
実はどーにもならない。それは、かつてアホな連中がもうやった。ぼくらがそれをやる必要はない。
ぼくは巷で見る就職活動批判にすごく違和感を感じていて、つまるところそれはどこまで言っても
「負け犬の遠吠え」としか認識されないんじゃないか、ってこと。
かつての頭の悪い年寄りには「世界同時革命」みたいな強烈なイデオロギーがあったから、「就活のバカヤロー」よりは
スケール感もまとまりもあったけれど、ぼくらの世代にはそれもない。あるべき社会のモデルすらない状態で、
「価値観を変えろ」って言われても、それは「解脱しろ」とか言われるのと一緒だ。シャクティーパッドとかポアとか
そういう語感にしかならない。そんなことにはほとんど何の意味もない。
つまりところ、それがミクロの問題であれマクロの問題であれ、既存社会からの断絶というのは不可能なんじゃないかと思う。
テラケイさんは価値基準を語るときに「外部」と「内部」という言葉を使っているけれど、ぼくには価値観に於いて明確な
「外部」ってのがあるとは思えない。テクストに外部はない、みたいな学問を専攻してたせいもあるんだけど
それを差し引いても、既存の価値観を排除して生きていけるなんてとても思えない。そんな強くないからね。
ロストジェネレーション世代にニーチェじみたものを押し付けても、それは「レッツ自殺!」って結果しかもたらなさないのではなかろーか。
我々が目指すべきものは、この社会から乖離したものではなく地続きにものでなければいけない、と思う。
じゃあ、どうすべきかってことなんだけど。
とりあえず、まずは団結すべきだと思うんだ。勝ってる奴も負けてる奴も。
世の中はクソで、なんとかしなきゃ楽しい人生は送れそうもない、って意識を共有することだと思う。
ぼくはかつて、ものすごく貧乏で大学の学費にもメシ代にも汲々としてた時期があったんだけど、
その時、やっぱり同じような奴らと相互扶助的に生きていて、それは例えば部屋を分け合ったりとか
僅かなカネを分け合ったりとか、電気釜を共有したりとかそういう話だったんだけど、そういうところからだと思う。
例えば、イタリアの話。イタリアは、失業率がアホほど高いけど、自殺率は低い。これは何故かっていうと、一説には
一族主義が強く根付いているからだ、と言われている。縁のある誰かが食えてなければ、誰かが食わす。そーいうところがあるらしい。
じゃあ、我々悲惨な現状にいる連中も、そーしとけばいいんでないかな、と思ってる。
とりあえず、屋根とトモダチがいれば死ぬことはない。ぼくはそー思う。
こうすることで何が得られるかといえば、リスクを取るのが非常に容易になる。
「1人が1のリスクをとる」ことと「10人がそれぞれ1のリスクを取り、リターンを分配する」ことは大分違う。
もちろん、10人全員が敗れ去るパターンもありえるけれど、かなりのヘッジが出来ることになる。
そして、何よりだけど精神的にとても楽だ。ぼくは「起業」の道を選んだけれど、他にもロースクールに行ったりとか
そういう道を選ぶことにもやはりリスクはつきまとう。金銭的なリスクもそうだけれど、孤独化してしまうことが何よりヤバイ。
官僚から政治家目指すぜ、みたいな道にしてもやはり同じだ。そういうとき、価値観を共有出来るつながりがあることは
何より強いとぼくは思う。いや、今んとこカネを得て起業に漕ぎ出したところだから、この先なんかわかんないけどね。
仲間にも全部見捨てられて、一人ひっそり首を括るって可能性も全然あるわけだし。
それで、社会批判の話に戻るんだけれど。ぼくが「就職王」でやりたかったことは
「就職活動批判」のちょっとスマートな形を提示するってことなんだ。
確かに、マクロ的に考えると我々は既存の価値観に乗っかることは出来ないかもしれない。
しかし新しいマクロな価値観とライフスタイルを創造することも、おそらく出来ないだろうってこと。
その行き詰まりの中でクリティカルなクリティークを社会にカマすとしたら、
既存の価値観に乗っかって踊り狂いながら、同時にそれ自体を批判として成立させるしかないんじゃないかと思う。。
ダンスパーティーを台無しにしたいなら、まず誰より上手く踊らなきゃいけない。そうでなければ、誰も話を聞いてくれない。
やはり、我々はこのクソみたいな社会で戦っていくしかないし、クソみたいな社会を否定したところで
クソじゃない社会の青写真を描けるわけじゃない。それは、大分昔に失敗した。
だから、このクソだめみたいな社会の集団的蛆虫として既存の価値観と地続きの世界をサバイブしていく以外に多分道はない。
そして、九人がダメでも、一人が生き残れればそいつが他を引き上げればいい。もちろん、現実的にこんなことが上手く行くか?
ってところはあるけれど、独力で社会と隔絶された「価値観」を作り出すよりは、十人で価値観を「共有」するほうがまだ成功率は高い。
「悟りを得た」人はそんなに多くないけど、「宗教にハマって死んだ」人は腐るほどいる。
その程度の価値観共有なら多分できるんでないか、そういう風にして戦っていくしかないんじゃないか、と思ってる。
人間、上手いこと価値観を刷り込まれれば飛行機でビルに突っ込めるんだから、それくらいできるんじゃね?と。
まー、なんというか。
これはぼくの戦略っぽく見せかけた誇大妄想だから、なんのあてにもならないけれど。
とりあえず、若い人間はもーちょい戦略的に生きるべきだと思うし、また同時に団結すべきだと思う。
個人の内面のナイーヴな話に閉じてしまうのは、なんかどーなんだろーな、とぼくは思うんだよね。
これから具体的にどーするか、どのようにして生き残ってリスクを取っていくかを論じるべきじゃないだろうか。
まだまだやれることあると思うんだよね、実際。
ところで、死ぬほどどーでもいいけど、「ロストジェネレーション」って若い頃第一次世界大戦に遭遇して、何か価値観がクラッシュしちゃったよーな世代の作家達を指す言葉で、「二代目」っていうとちょっとおかしいことになるよね。ロスジェネの「二代目」世代ったら、ビートの時代でケルアックとかギンズバーグとかを指すと思う。
不況なんかにぶつかった「貧乏くじ世代」を指す意味で「ロストジェネレーション」って語を使うと、今の世代は何代目になるのか、すごくめんどくさい議論が要るね。個人的に、「ロストジェネレーション」を現代の「失われた世代」に当てはめるのは色々ムリがある気が。字面はいいけど、原義から考えるとスゲービミョーな感じ。ロスジェネ論争とか言われると、今更ヘミングウェイとか論じてんの?って思っちゃうのはぼくだけじゃないと思う。
簡単に言えば、メディア化なんですよ。
昔、小説を読むってのは金持ちの道楽だったけど、明治が過ぎる辺りに一気に一般化した。
それ以前に、「心中物」とか悲恋が好まれる土壌はあったわけですが、
近代文学の隆盛、そしてその後の三島・太宰時代に至るまでずーっと
それに拍車をかけたのは、カトリック的な「純愛」の勃興ですね。
そういうわけで、上流階級の紡ぐ「物語」の上で「恋愛」っていうフィクショナブルな真実ってのは
既に明治に醸成されていた。
その上、女性解放運動が来ましたよね。家制度に深く結びついた「見合い」みたいな文化は
当然攻撃に晒されることになった。これも文学者たちと目茶目茶深く結びついてる。
これが一気に転換を迎えたのはやっぱ戦後の昭和の頃じゃないですかね。大正くらいから
上流階級の中で萌芽は無論ありましたが。昭和ってのはそういう時代だったかと思います。
思想・文学の中で醸成されたものが、社会の変化とともに一般化した。そういうわけで恋愛結婚が増えたのかと。
こういう動きは純文学に始まったわけだけれど、当然ながらエンタメに飛び火することになる。
そういうわけで、エンターテイメント、あるいは読み物、あるいは創作物と「恋愛」ってのは
日本に於いても欠かせないものとなった。そして、メディアが増えるに連れ
それは「異国の文化」から「愛の理想」へと格上げされたわけです。
現代では考えにくいですが、一昔前の書籍の持つ力ってのはスゴかったから。
そして、そういった創作の土壌が広まっていた以上「純愛」ってものがドラマの主題になっていくことも
そりゃもちろん当然の流れで、もし「恋愛」を広めた罪科を問いたいのならば
だって、あらゆる創作物から「恋愛」を抜いたらどれほどのものが残るか、想像つくでしょ?
ドストエフスキーも川端も、ヘミングウェイもほとんどみんな消滅するわけですよ。
だから今更「ドラマ」なんかに罪を問うてもマジ仕方ない。
必然だったわけです。文学と恋愛、創作物と恋愛が切り離せない以上、しかもその文化をいち早く
輸入して広めたヤツら、そしてその後の創作の基になったヤツが誰かと考えれば
http://anond.hatelabo.jp/20100211073915
創作へのドロドロした情念が、果たして童貞とともに失われるかどうか
それは創作への情念がどういう場所にあったのかを知るしかないのだけれど。
実際、童貞力で突っ走った作家は多くいた。宮沢賢治も梶井基次郎も童貞だった。
スコット・フィッツジェラルドも悪妻で有名なゼルダとしか関係を持ったことがなかった。(これはヘミングウェイの「移動祝祭日」に詳しい。彼らはチンコを品評し合える程度の友人であったことがわかって微笑ましくなる)
そして、ゼルダと関係を持った後のスコットがどうなっていくかは歴史が証明するとおりだ。
宮沢、梶井、スコットと並べた場合。
宮沢はエロ本コレクターだった。とんでもない量の春画を抱え込んでいた。オタクの走りだ。
梶井は「今日もオナニーしちゃったよ・・・」的な文章を残してるし、酒をかっくらって「オレをソープにつれていけ!」と叫んでいたという逸話もある。あの時代のカトリック的な価値観に翻弄された童貞ゴリラと言えるかもしれない。
スコットはたった一人の女を愛していたので、童貞暦は長いものの単なる童貞とは言いにくい節がある。「グレード・ギャツビー」は「偉大なる童貞」の物語でもあるが、それにしては洗練されすぎている。
なんの話だったっけか。
つまり、童貞であるということが創作の一つの動機であり得るということは確かみたいだ。
しかし、童貞を過ぎた後にも人の世にコンプレックスは尽きず、童貞には決して描けぬ描写もある。
スコットに「エデンの園」は描けない、ということだ。
要するに、人生というのはそういうものなのだ。なるようにしかならない。
文筆家には童貞が多いと同時に性豪も多い。
むしろこっちの方が多いフシもあるので、それほど気に病むことはないのかもしれない。