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はてなキーワード: 純文学とは

2024-11-12

Q. 漫画デスノート』で「第二のキラ弥海砂が登場したのは何話?

A. 25話(連載開始から半年目)

 

改めて、昔のジャンプ漫画は展開が早い。

今のジャンプはなぜああなってしまったのだろう。

ひとつにはやはりワンピース等の長期連載漫画の影響がある。

長期連載それ自体は悪くないという人もいるだろうけど、影響を考えると結果としてやはり文化を衰退させるものがあると思う。

長期連載漫画キャラクターが増え、因縁も増え、連載初期に比べて一話の内容が展開としては薄く(キャラクター関係描写中心に)なりがち。

そういう漫画ばかりに業界人も読者も慣らされると、新連載漫画も展開の早さで心を掴んでいくより連載後期みたいなキャラクター中心の書き方になっていくようだ。

しかし、まだ話に引き込まれてもいないのにいきなり自己陶酔みたいなキャラクター心理ばかり描かれても、読者はついていけないよ。

新しい話に読者を引き込むそういう力技がないので、必然と売れる漫画はどこかで見たような、最初から特定の読者層を狙いうちにしているようなものばかり。

そういう文化は衰退するよ。新規読者がつかなくなるから

 

実際この流れで衰退した文化日本はいっぱいあるね。邦画純文学

最初は誰にでも楽しまれる娯楽だったのに、だんだんマニア評論家気取りしか見なくなって市場雀の涙

何にも知らない、通りすがり新規読者にもパッと飛びつけるわかりやすい「面白さ」を提供できないと、漫画もこの道を進むしかないだろう。

漫画は、技術がこなれて芸術性は上がっているかも知れないが、独りよがりで娯楽性が薄れているのではないか? それで良いのか?

業界はもういちど考えてみても良いと思う。

漫画離れは時代のせいで仕方ない」なんてものを考えない言い訳だよね。

日本小説は、ここ数十年くらいは女性作家のほうが圧倒的にレベルが高いと思う(純文学でも大衆文学でも)けど、SFミステリみたいなジャンルではまだ男性作家ばっかだよな

おそらくこれはSFミステリ社会性の低いアスペ向けジャンルなのが理由だろう

2024-10-13

ノルウェイの森かに面白くはないよね

からなんじゃって感じでオチはないし

しか純文学ってそんなもんじゃいかみんな

あとsexばかり考えててもまあわかりやすいし

同人誌だってヤマナシオチナシエロのみ小説はたくさんあるし

まりご大層な小説だと思うからいけないのであって

やれやれぼくまたなんかやっちゃいました系ラノベ主人公えっちなお姉さんとあれこれした

の話の原点だと思えば価値ある小説だと思う

2024-10-02

純文学から異世界転生もの関係者への全否定が辛い

先週出た異世界転生ものに対する、「純文学者」による読者・作者への人格全否定が辛い。

チートスレイヤー』の時もそうだったけど、雑なイメージ作品を語って、否定して、何が楽しいん?

自分の思う方向に大衆いかないのが、そんなに憎いん?

娯楽小説よりも純文学があまり売れないのは、昔からのことだよ? それ覚悟でこのジャンルを選んでるんじゃないの?

たくさんいる書き手さん、読み手さんの人生がさっと丸めて、戦ってない、みたいなこと、何で言えるの?

昔、子どもが「現世に使命があって転生してきた」系の話を読んで、自分がごっちゃにしてオーバードーズみたいなことをして、騒ぎになったことがあったけど、今の転生ものの読者は(揶揄されるように)年のいった社会人で、別にそういうことも起きてないし。

異世界にいきます」ってトラックに飛び込む人とか増えてるなら問題だけど。そんなこともなさそうだし。

こんな風に騒ぐのも、炎上商法に乗っかってるのだろうと思うけど、苦しくて吐き出しに来ました。じゃ。

2024-09-26

anond:20240925053922

これ結構がんばってもろもろ読んだ(というが「大転生時代」読んでないので問題外だけど)けど、どこらへんで「白人酋長」ってキーワードでてるんだっけ。

たぶん「なろう系は白人酋長ものの一類型だ」みたいにいってるのがあるとおもうんだけど、ちょっと今回の関連でジャストのものを見つけることは出来なかった。目の前の箱もつかいきらんアホでもうしわけないが、可能なら例示してほしい。

で、なんだけど、白人酋長ものって結構揶揄されること多いけど、別に廃れた古いジャンルってわけじゃなくて世界的に定着した物語の一類型なわけじゃん。おっさんから新しいのもってこれないけど、モロそのものであるラストサムライ」とかもそうだし、「アバター」とかなんで宇宙の果てでスペースインディアン宇宙海兵隊がどうこうとかさ。日本でも転スラなんかよりよっぽど前に幕末タイムスリップして無双するJIN-仁-なんてのがヒットしてたわけだし、市川沙央も島田雅彦もしらんわけないよな。

つうかそもそもここで言われてる転生ものって「ぼくの地球を守って」とかのオカルトブームリバイバルじゃねえの?いまのキッズたちよりお前の父ちゃんちゃんのほうがよっぽどガチ熱狂してたよ!ギブミーチョコレートとか持ち出す前に戦士症候群とか段階を踏めよ!つかまあ、市川沙央氏はある意味純文学業界に過剰適応しちゃってるひとなのかもな。しんどいはなしではある。

2024-09-25

anond:20240925091717

しろ元のなろう論評の方からそのにおいがするけどな

純文学を読んでないからこんなものありがたがるんだって感じで

興味ないから読んでません、でいいのに

anond:20240925144547

ラノベ作家20年くらいなれなくて、なぜか純文学芥川賞取ったような謎の人物からなあ……

anond:20240925092704

頭の悪い論評だから微笑ましい

純文学の人ってこんなもんなの?

anond:20240925091717

たとえば市川沙央氏の最近作品を1〜2作読んだだけで"現代純文学のあり方はどうのこうの..."と語り出したら、そりゃ全方位からツッコミを受けてもしょうがないのでは。

氏が書いたのはそのくらいに雑なジャンル評だったので。

anond:20240925091717

本読みすらしない人には理解できなんだろうけど

純文学なら純文学歴史文脈があって、なろう系ならなろう系の歴史文脈があって

「なろう系みたいなことをする純文学」ができるのはそれぞれの界隈の文脈がなきゃ成立しないし、

単著じゃなくて界隈の批評をするなら当然、界隈の文脈読めって当たり前の話でしかないんだけど。

君がオタクを下にみて気取ってるからオタク界隈だけ特別なことをしてる!とバカ勘違いをするハメになってる。

市川沙央が『大転生時代』(島田雅彦 著)を読む】を読んだ

批判してる増田にぶら下げる内容でもないと思ったので別個に書く

https://bunshun.jp/articles/-/73450


まず大前提として、あれは「大転生時代」という書籍書評である

なので、書かれている事は「大転生時代」に関わるものとなる

島田雅彦『大転生時代』は、異世界転生というジャンル純文学立場から対峙する挑戦的な作品だ。

と読み解いたわけだ

その読解について、著者である島田の言で進めるのではなく、市川沙央の言で書き進めているので

自分の言いたいことを他人作品書評の体で書くなや」みたいな歪なものに仕上がっている


さてちょっと本論から離れて「個人の感想です」を書くのだが

巷でなろう系と呼ばれるものは、ゲームゲームのまま小説にした作品なのだ

ゲーム小説化すると、大抵はゲームから離れてリアルに寄ったものになる

日本では「隣り合わせの灰と青春」が有名だろう

ロードス島戦記も、リプレイ掲載時と小説では大分毛色が違う

海外ドラゴンランス戦記もゲームゲームしていない

漫画になっても同様で、「破壊神破壊した男」みたいにしてしま


なろう系作品は、そこを正面から堂々とゲームゲームした世界として描く

技術的な問題など多面的に語れもするだろうが

何より「世界観の共有」という側面が強い物ではあるだろう

結果として現れてくる世界は、ゲームの理が生きる世界

レベルスキルステータスアイテムボックスアルファベットギルドランク

そういう理が働く簡略化された世界が、一般的イメージされるなろう系だ

ある世界では「首ナイフ問題」など発生しない

防御力が全てをはじき返す

ある世界では「ムービー銃」など発生しない

世界樹の葉や蘇生魔法で復活できる

ゲームの理がねじ伏せる

「本当の異世界あんゲームみたいにイージー世界じゃない(キリッ」

とか筋違いも良い所なのだ

ロム兄さんのように颯爽と現れて「まてぃ」が出来るイージー世界設計したのだ

なろうにはそうでない作品言葉が通じない、レベルスキルなどが存在しない)も探せばあるが

読みたいのはゲーム小説なのだ

ドラゴンランス戦記じゃなくてフォーチュンクエストが読みたいわけ


言ってしまえば娯楽小説しかなく、極端な話駅のスタンドで買って乗車中に読み、終わったら捨てる、みたいな消費を前提とした作品群なんだが

そこに、物書きがマジレスウエメセな感じで、僕ならこう書くよと言って作品を出してくる場合、大抵は「凡庸な」一般小説になる

そりゃそうだ

ゲームの理を排し、極端な異能を取っ払い、現実延長の世界に描き出すISEKAIとやらなのだから

物書きが自分作品だとして恥かしくない作品なのだから

からある、凡庸な、作品になる


件の書評作品を正面から評価していない

作品立ち位置解説しながら、自分語りに終始する

典型的サブカル症候群

再構築やらと「文脈」を絶賛してしまっているのだ


あれを読んで「大転生時代面白そうだな」って感じた?

anond:20240925102317

なろう系が存在しない時代ラノベしか読んでないでなろう系批判してるって書いてることすら理解できない

ワイも古典だけ読んで純文学批判できるわ~

anond:20240925092704

お互いのローカルルールのどっちが上か下か

みたいなもんで不毛すぎてしんどい

純文学ルール

なろうのルール

カネになるという資本主義正義では

なろうの方が圧倒的に正しいのだろうけど、しんどいしめんどくさい

anond:20240925091717

そんな難しいこと考えなくていいけど、純文学でございっつって上から語られたらムカつくじゃん?

「大物作家」の「なろう系に批評視点を加味した小説」?

読み手書き手が「密着」しているらしい「なろう系」には、「批評の付け入る隙間」が無いのだろう。

から批評援護射撃によって下駄を履かせてもらえるジャンルである純文学作家」が、

文壇内で批評家の役目も果たしている「大物作家」の「なろう系に批評視点を加味した小説」を

絶賛するのは不思議でもなんでもない。

文壇政治」というやつだ。

2024-09-24

anond:20240924124604

10日で書き上げたこからくる疾走感がすごいよな。

盛り下がらないように定期的に山場があるし。

現代人の小説って、作者がキチガイかと思われたくないところからくる常識補正がある。あるいは、これは作者本人と無関係想像上の人物であることを強調する。

坊ちゃんには、それが、ない。

もちろん、今の小説のほうが技巧は優れてる。

純文学大衆文学境界がなかった頃の良さはすっかり失われたよな。

2024-08-16

anond:20240816045740

二外するくらいなら日本純文学に触れた方がいいような気がする

2024-07-29

anond:20240728205458

ドラマチックに孤独を描くには、

孤独ではない状態から喪失必要なんだよな

弱者男性ほとんど何も得たことがないから、売り物になるような作品の題材にするのは難しい

扱うとすれば、純文学とか芸術領域だろうな

2024-07-25

期待の新人、よっぽどデビューの遅い作家以外はだいたい年下になったわ

ヤバイぜ。

もう俺が期待の新人になる機会は純文学ぐらいしか残ってないっぽい

2024-07-18

ハンチバック読んだ

ハンチバック

気持ち悪いんだけど気持ち悪く感じること自体が悪みたいな感じもあり、いい小説

全体にラノベっぽい軽薄さ?がありながら内容はめちゃくちゃズバッと怒りを放っていてかなりいいんだよなー

これ読んで主人公キモイ!って批判してるやつとか「考えさせられた」とか安直に言ってるやつめちゃくちゃダサいな…感性

自分そんなダサい感性じゃなくて良かった

あと本当にズレた感想になるけど

病院に行くなりしたら状況が好転する可能性があるやろって主人公が頑なに病院に行かんと話の都合を感じてイライラするから最初から主人公グループホームに入っていてそこは安心して読めた

コンビニ人間イライラする(そういう話じゃないからだろ!)

弱者男性に対する主人公差別心とか、主人公結構性格悪い(言うてそんな悪くない、障害者聖人ではない、なんなら作中でも出てる通り健常者に比べて曲がるに決まってるやろ理論は私もそう思うしなんなら健常者より徳高寄付してるから)けどそのへん精算されず最後まで弱者男性的な人が悪というオチなのできつい人はキツそうって言うかしんどそうにしてる人の感想見てそうやろなと思った

弱者男性は元は社会問題的な本当にしんどい人に関する真面目な意味もあるスラングだったのに意味が変化したとはいえなんも考えず「キモイセル男性」みたいな意味で使ってるとかさー

エンタメやないから精算がないのは全然いいけどそういうの読むと当事者に近い人とかはしんどいよな

コンビニ人間もそうやけどフェミニズムちゃんと学んでそうな作者の作品弱者男性が悪役でなんやかんやオチみたいな話多くね?(2個しか読んでねーだろ!!!)

あと枝葉主人公ネットにどっぷりやのにネットリテラシーなくほぼ本名特定できそうな呟きすなーっ!になった

メタ的都合もあるやろうけど主人公がほんまは誰かに見つけて欲しかったとか主人公の幼さの表現とかでもあるんかな

コレ見て「障害者ことなんか

考えたことなかったあ(ʚ̴̶̷᷄_ʚ̴̷̷᷅)知れて良かったです!考えさせられましたあ。健康な体に感謝✨」みたいなただ障害者を消費するだけの安直感想ダサいから絶対言いたくないけど作者としては怒りで書いたわけだし問題提起のつもりなら「考えさせられた」でいいのかもしれない

紙本派まじダセーみたいな下りに「好きな物は好きなの!いや俺たち悪くねーし!」てキレてる人多くて自分と同じ属性ちょっと否定されただけで自分が責められてると思って安直反論してるみたいで幼さを感じる そういう話じゃなくね?

しかし、反論自由…(そもそも読解出来てなくね?みたいな反論多いけど)

普段娯楽作品ばっか見てるからマイノリティテーマのものでも「マジョリティに対する配慮も無いとゴミ!!」みたいな感想ばっか見てて、まあ娯楽作品は楽しませるためのもんやからその感想も一理あるんけど何となく自分もそう思い込んでたか

純文学からこそのマジョリティに対するおもねりが全然ない投球を見れて衝撃的で気持ちよかった!

いや私が分からんかっただけでこれでもマジョリティに媚びてるところあるかもしれんけど

つくたべとか私結構楽しんでるけど結構上の理論で叩かれてたりしててほえ〜と思う

娯楽作品でも言い方ゲロ悪やけどマイノリティ向けスカッポルノみたいな形で結構需要あると思うけどなーマジョリティからの叩かれは無視で、、、(マイノリティマイノリティな限り売れねーだろ)

こういうのもっと読みたいなー相当の文章力がないと読むに耐えない単なる近視眼的な愚痴になりそうだけど

保育園落ちた日本史ねとか良かった(人の不幸を消費するな!)

2024-07-15

anond:20240715224900

これは根が深い話。たとえば数学人達は、今はどうか知らないが、昔は「純粋数学」「応用数学」ってなんか純文学大衆文学みたいな区分があって、

純粋数学人達応用数学を見下す傾向があったと思う。「学問価値は役に立つ立たないという評価軸の外にある」ということにしたい人達一定数いる。

「役にたつかどうかわからない、面白いからやっているので、でもそういうのって人間として文化的な営みとして重要じゃないですか?だからお金ください」

いまでも学者さんはこういう考え方の人がいる。この理屈だと原資にかぎりがある分配は正直難しいよね

2024-07-07

セックスしねーと人とのつながりかけんと思ってるクソ小説家が多すぎる

いんてぃましーこーでぃねーたーもあるけどそもそも一般向けフィクションセックスバイオレンスおすぎっちゅーはなしじゃない

まじめそうな純文学とか青少年向けきどってるジュブナイル小説、あとは高校生大学生主人公の話でセックスでてきすぎなんよ

これ中学高校図書室においてちゃいかんやろっていうエロゲーノベライズレベルのがめっちゃたくさんあるやろ

中二病バトルしてるだけのラノベのほうがまだ健全みえレベルだよ

ここでセックスひとつまみ・・・wみたいなのがおおすぎんのよ

2024-06-13

anond:20240613203515

類人猿先住民とみなす

「止める大人がいなかったのか」とつくり手を子供とみなす

純文学でもないポップスMVなので高度な批判精神などないだろうとみなす

  

などのアンコンシャスバイアスはあるよね

相手無知蒙昧と決めつけるのは良くない、という主張を、相手無知蒙昧としてやってるという醜さは確実にある

 

映像消されたので開かれた議論もできない

対応がめんどくさいか議論などせずすぐキャンセル、ってのが最もコストのかからない解決法になってるのもどうかと思う

2024-06-12

物語が動き出すとつまんなくなる現象

ハリウッド映画とかJRPGとか深夜アニメでもそうなんだけどさ

主人公の周りの日常とか人間関係とか描きながらスケールの小さい目的で動いてるあたりはワクワクして楽しめても、なんか国がどうとか魔女がどうとか能力とか抗争とか戦争がどうとかって話になってくると急速に興味を失ってしまうんだよな

脚本メソッド的にはそこから盛り上げていくぞ〜どんどん新事実が判明するぞ〜ホラホラ!

って感じの部分だと思うんだけど

そんな義務感で広げられた風呂敷見せられてもねぇ……ってなるのよね

その点日常アニメとか純文学とかYoutubeショート動画とかはそういう人為的ビッグウェーブが来ないか安心して楽しめる

俺だけじゃないだろこういう消費者

もう物語時代じゃないんじゃないか

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