はてなキーワード: カメラマンとは
ネタの感想はいろんな人が書いてるので、それ以外の部分で面白かったとこを。去年のはこっち。
今年ちょっと長すぎたので2分割した。この記事は抽選会〜敗者復活戦。
全体的に走ってて笑いどころ少ないな。16組もいるんだし、せめてあと10分長くても良かったような。見てるこっちもなぜか気持ちが焦った。
そんな中でも悲哀とともに抜群のセンスを見せつけたロコディ堂前がMVP。座王では毎回安定感ある強さなので、もっといろんな番組で見たいコンビ。
視聴者投票になってからの敗者復活が実質的に人気・知名度投票になってるのは仕方ない部分もある。熱狂的なファンだけじゃなく大抵の視聴者は新しいものより見慣れてるものを好み、それを「面白い」と認識する。だからいくら「ネタ見て面白いと思ったところに入れろ」と呼びかけたって、普段から有名無名問わずネタばっか見てるお笑い大好きマン以外は人気や知名度あるところにしか投票しない。
そういう状況なのは仕方ないとして、番組が後押しすんのはどうなの?って話。流れで多少偏ったレベルじゃなく、普段から露出多くて人気ある組ばかり取り上げて無名どころは存在すら無視。売れてない組はああいう扱いされても仕方ない、売れて見返せみたいなのも言い訳だよな。それそのまま視聴者に見せて面白がると思ってんの?ちゃんとイジリとして仕上がってれば文句ないが、ただの手抜きだから批判してる。
本戦〜1回戦の審査員審査では当然ネタのみで審査するのが正しい。でも視聴者投票である今の敗者復活戦なら、普段テレビでは見られない無名コンビを盛り上げてやって平場での印象で票数にブーストかけてやるくらいでもいいんじゃないのか。せめて普段から露出の多い人気組でも出ジロは無名と同量にするのが公平ってもんだろう。
人気者を盛り上げて敗者復活させればみんな喜んで番組大成功なんてのは大間違いだと今回のM-1は証明した。M-1をここまでの一大事業に育て上げた一番の功労者は人気も知名度もなかった芸人たちだってことは忘れてほしくない。
敗者復活戦・ネタ以外のMVPはラストイヤーの意地を見せた囲碁将棋で。テントパートで2回もウケ取ってたのはさすがの一言。根建の顔芸と文田のコメント両方で成立するコンビ芸なのも良かった。新生いごしょの誕生を見た。
グレタについては、ガキがなんか言っとるというか、俺もそういう時代あったよ(ほっこり)的な目で見るし、あんまりどうこう言いたくない。
しかしグレタつかってキャンペーン張ってる活動家どもは積極的にぶんなぐりたい。
グレタみたいなやつがいたら、まずは大学出て勉強してから参加してくれよな、と言ってあげるのがグレタのためちゃうんか。
活動家界隈では、そうやって子供を一旦戦場から遠ざける美談けっこう聞くだろ。
グレタにとってよくない。いやもう奴は致命傷だ。グレタの人生はかなりもうヤバイ方向にふれてしまった。取り返しがつくかわからない。それはグレタを壇上に挙げたクソ野郎のせいでもあるし、俺のような素朴な反感を我慢できなかったネット人類全部のせいでもある。
始めに、辞め『る』なのは、まだ推しの車両は引退していないからである。
しかし、近々引退すると言われているし、私もその覚悟は出来てるのでこのタイミングで書こうと思う。
通学の時にお世話になった車両。
コスプレもしていた私はカメラマンと話す話題の一つにもなっていた。
しかし、その熱は徐々に冷めてきた。
推しの車両が通学の時に来なくなった(運用変更)、電車内でマナーの悪い鉄ヲタが大きな要因であった。
冷めてきている私の鉄道への熱に対して、私の周囲、コスプレで知り合ったカメラマンは鉄道へ熱くなっていた。
コスプレイベントも度々顔を出していたが、会う度に鉄道の話はしてくる。
コスプレの話をしたいのに、会った時の会話の7割が鉄道であった。
そういったこともあり、私の中では鉄道は好きなのに鉄ヲタが嫌になってきた。
近々、推しの車両が引退するというのを聞いた私は鉄ヲタを辞めれると思った。
辞めるチャンスと思った。
ここ最近では落ち着いていられるような感じもした。
ただ、鉄ヲタを辞めても、鉄道が好きという気持ちは変わらないであろう。
https://anond.hatelabo.jp/20170415172249
結婚式の写真について目に入ったので書きます。アカウント消えてなかった!
これを書いた方すごいですね。この方ぐらいちゃんとできるならお願いするのはありだと思います。
少し気になったのがホワイトバランスをブラシで修正するところかな。数枚ならともかく大量に修正するのは通常の単価では無理かな(割りに合わない)。
でもいくらちゃんと撮れる方が友人にいても自分は友人には頼まないです。実際、自分の式の時はカメラマンの友人には頼まなかった。撮りながら披露宴楽しむなんて無理だから。
周りのカメラマンやデザイナー等々も自身の式には式場のカメラマン頼んでました。
オススメは式場専属カメラマンの中で、作品見て好きな作風のカメラマンを指名することかな。持ち込みのカメラマン(上手な人多い)でも良いけど、式中撮影禁止とか縛りがあるのでその点はつらい。
失敗すると一生言われるから。
こればっかりは金額の問題ではないのでほぼボランティアのつもりでやったほうがいい。
「お金いりません。いやいやそこまでいうのなら。」のてい。
1.ロケハン
何はなくともロケハン。つまり事前の式場チェック。最低一回は式場に事前に足を運んでおくこと。
おおよその照度、照明の種類、会場の広さ、大体の撮影ポイントなんかが把握できるのことも大事だけど、それ以上に何よりまずスタッフの人とコミュニケーションが取れる。
やってみて意外だったのは、式場カメラマン以外冷たい対応されるかな?って思ってたけど、流石にあちらもサービス業のスペシャリストだけあってゲストのゲストにはとても親切。
あくまで招待客の1人だけどカメラマンを頼まれたっていう前提だからかもしれない。
もちろんこちらも事前にしっかりと好印象を与えておくことは大事。
これをやるとやらないとでは、当日の段取りが全く変わってくる。
当日いきなりスタッフさんとかに挨拶しても、向こうは忙しいわこちらは時間ないわでめちゃくちゃ。無理ゲー。
事前に挨拶しておくと、次はどういうシーンなのであの辺にいるといいですよ。とか教えてもらえることもある。
教会風の結婚式ならお祈りの時間はシャッター厳禁。ステージ上も立ち入り禁止。
そこまではお決まりなんだけど、決まってるけど敢えてそれを神父さんに確認する。
そうすると神父さんからみて、このカメラマンは禁止事項を理解しているという風に見られるので、神父さんは安心して式に集中できるようになる。
これを怠ると要所要所で神父さんから冷たい視線が送られてきて、それが入っている写真は全て没になるので注意。
ただし、式場カメラマンには基本的にNGがない。これは式場カメラマンに撮影を依頼する一番大きな理由といってもいいくらい。
それを無視して式が中断になることはさすがにないけど、雰囲気を台無しにするようなメンタルは自分にはありません。
3.機材の準備
アットホームな距離感なら40~80mmくらいの明るい単焦点。
会場が広い、新郎新婦に近づけない作りなら200mmくらいの望遠。
EF70-200mm F2.8L USMなら14万くらいだな。
標準レンズが一番中途半端。F4通しならまだしもテレ端F5.6は役に立たない。
ロケハンのときに実際の照明に近づけてもらって、テスト撮影してWBを確認しておくこと。
それに合わせて必要なだけストロボのカラーフィルターを持っていく。
レンズを付け替えている暇なんてないので、広角側はコンデジかスマホ。どうせボケは得られないから。
3脚に28-70mmくらいを取り付けたミラーレスを構えておいてもすぐにビデオ撮影とかできて便利。
どちらの親族にもまずはご挨拶。カメラマンやります!って伝えておく。
そうじゃないといきなりカメラを向けられると人間はキョドるから。
できるだけ好印象。一度その時点で集合写真とか撮っても面白い。
5.撮影
挙式
披露宴~各種催し物
お見送り
この辺のスケジュールを大体把握しておいて、事前に装備を切り替えておく。
ケーキカットとか出遅れたら終わるので、基本は新郎新婦席の近くに待機。
大体の式場も披露宴会場も照明が暗いシーンなら望遠は諦める。とにかく足で稼ぐ。
食事は諦める。酔ったら終わり。
少なくともご祝儀の元なんてとってる暇ないです。
6.現像
大体平均して2~3000枚の中から絞り込む。
この辺はカメラの連射性能や動体追尾が求められるので、いわゆるハイアマチュア向けのモデルが必要になってくる。
現像していてどちらも捨てがたい似たようなシーンがあった場合は心を鬼にしてどちらか1枚に選ぶ。
どんだけ捨てがたい写真でも、消してしまえば新郎新婦はその写真の存在なんて知らないままだから大丈夫。
そうやって絞り込んでから今度は一枚一枚を絵作りする。
特に目まぐるしく照明状況が変わる披露宴なんかは現像設定のコピーが使えない場合がほとんど。
いい忘れていたけど基本的にミックス光、低照度の式場ではRAW撮影が基本。JPEGなんてもってのほか。
撮影時はややアンダーで手ブレ・被写体ブレを回避してRAWの力で掘り起こすのがコツ。
プロユースの現像ソフトだとブラシで加工できるので、照明があたっている箇所ごとに色温度を調整すると全体が自然に仕上がります。
例えば手前側はスピードライトと天井照明のミックス光、背景は天井照明、ドレスの一部はスポットライトみたいなときとか、場所ごとにブラシを使ってWBを設定してあげればいいよってこと。
7.フォトブック
これが結構喜ばれる。
写真データ、個別印刷ももちろんだけど、ある程度レイアウトしてあげて製本。
安いサービスいっぱいあるけど、こればっかりは記念品なのでハードカバーで1冊5~6000円が望ましい。
新郎新婦、各ご両親合わせて3冊くらい。
大体こんな感じ。
途中専門的な話がでてきたと思うのだけど、式場で撮影するならその辺の知識レベルは最低限必要という意味でご理解下さい。
マウントを取りたいわけじゃなくて、これが理解できないとほぼ間違いなく失敗する。それくらい式場での撮影はシビア。
労力的にもおそらくこの辺が最低ライン。(フォトブックは別として)
これだけのことを2~3万で引き受けるなら、むしろお金はもらわないほうがいい。
もしくは事後評価。
確かに式場カメラマンは定形に収まりがちだけど、そうでもしないと失敗が量産されるので仕方ないかなって思うし、それが嫌なら事前にどれだけリクエストできるかってことかかってくると思います。
結論。
結婚式の写真を頼まれたら絶対に断る。それが費用を要因とするものなら尚更。
式場カメラマンの料金なんて残りの人生を後悔で終わることと比べればタダ同然。
その上で書いてあることをできる範囲で実践して、出来上がった写真を渡す。
何も期待されていない中で、期待以上の写真を渡すのが一番幸せだと思います。
頼む側の人も相手のこうした技術的な部分を見極めようともせずに、お金をケチりたいだけで依頼しようとすればやけどして当然。
SNSなんて下手な鉄砲を当たるまで撃ってる人が大半な世界で、アップされている上手く撮れた写真だけを見て判断するのがそもそもの間違い。
昔は撮影所システムというものがあって、各映画会社に撮影所があったからセットの使いまわしで製作費をペイできてたんだよ。
専属のカメラマン、照明、美術なども超一流で、息の合った連係プレーでクオリティの高い作品を作れていた。
時代劇全盛期の頃は撮影所という基盤がしっかりあったから、作り手は色んな挑戦ができた。
子連れ狼なんて、平気で雪山スキーでのチェイスやマシンガンとか出てくる。
チャンバラでは人体が真っ二つに割れたりして、海外で超過激な映画として人気にもなった。
その後テレビに客を取られ、70年代に斜陽になった映画界からは撮影所システムが滅んだ。
メイン舞台はテレビに移ったが、当然4:3で小さな画面のテレビ時代劇ではレベルの高い撮影や過激な描写もできなくなった。
「24時間テレビ」が人気になるような世界だから、時を経るごとに時代劇も綺麗ごとだらけのマンネリ化した作品ばかりが増え、客からも飽きられることになった。
「うるさ型」のファンが増えて、時代考証などの視聴のハードルが挙がったことも一因だ。
必殺シリーズなんてタイムスリップとか超能力設定とか普通にあったのに。
また、役者自身も馬に乗れない、帯刀した歩きができないなど基礎を知らない人間が増え、時代劇の演技ができる役者が減った。
撮影所からバラバラになったスタッフたちでは技術も知識も共有できず、ノウハウも蓄積されずクオリティが下がっていった。
回数の話は出てないけれど、その前に、インスタグラマーとカメラマンも比較されてない。
元記事は、Webの記事に添付されている写真を撮ったカメラマンの腕が悪いという指摘。
いわゆるカメラマンと呼ばれる人が、インスタグラムに向いた写真を撮れない傾向にあるかどうかも定かではない。
Web編集者の人が、読者が求めてないとかフィードバックがどうとか書いているが、それもまた定かではない。
流石に、依頼主からの縦撮りと横撮りの希望を無視するのは駄目だとは思うが、カメラマンの言う下手くそな写真が喜ばれているのかどうか全くわからない。
記事の内容を説明出来ればいいだけの写真がほしいのなら、こだわりが入ってても入ってなくてもそこに文句をつける必要は無いはず。
価格が変わらないならね。
こだわりに文句があるということは、なにか編集者としてのこだわりがあるのかと思われるが、それなら、それを端的に伝えれば良いのではなかろうか。
女性カメラマンでも被写体に性欲を感じているとすぐ写真に表れるから面白い。
ねっとりした、可愛いものを見つけた感じが出る。写真としては正直よくない。
ウェブメディアの編集者だけど、プロのカメラマンってほんとにどうでもいいことにこだわってるから仕事していてマジで疲れる。
水平もそうだし、首切りとか串刺しとかさ。
こっちは記事の内容を説明できる写真を撮れたらいいわけで、お前らの内輪のルールなんか知らんこっちゃないわけよ。
読者もお前らの内輪が美しいとしているものなんか、全然美しいと思ってないわけよ。
それでいて横で撮れって言ってるのに縦で撮り出すしさ。
ほんとカメラってインスタが登場するまでろくに読者のフィードバックを受けてこなかったから、内輪の謎基準が多すぎるんだよな。
あんたらの内輪の基準を満たしても、読者にとっていい写真には全然ならんのよ。内輪でちゃんとできてるねって思われるだけで。そんなのどうでもいいわけよ、こっちとしては。
連休にモデル撮影会に参加してきた。ただ単に何も予定がなくて暇だから何か入れたかったという理由がメインだけど、「プロのモデルは美人でスタイルが良いだけでなく、ポーズや表情を作るのが上手い」「仕切っている人が上級者なので、自力でモデルを撮るよりも光の状態の良くて背景のキレイなところで撮れる」「自分でモデルに指示出ししなくてもモデルと上級者が何とかしてくれる」という他力本願な理由もかなりある。
が、参加者はほとんど男性ばかりで、スタッフに一般人以上モデル未満みたいなそこそこ美人の女の子が一人いるきりだった。別にいやらしい感じはまったくなく、衣装の露出度も低く、ファッション雑誌に載せるための写真を撮る感じだった。
自分は人物写真を撮るのが苦手なので、プロのモデルと上級者のいる環境でとりあえず練習したかった。プロの世界ではカメラマンが指示出ししないでポージングなどをモデル任せにするのは「撮らされている」とバカにされるが、私はアマチュアなのでとにかくもっともらしい写真が撮れれば良かった。
が、撮影会が終わったあとに参加者の一人に「何で女性が女性を撮ろうと思ったの?」と聞かれた。上記の理由を全部正直に言うのも間抜けなので、「プロのモデルの方が素人より撮りやすい」「人物写真が苦手なので練習したかった」の二点だけ答えた。
「男性を撮りたいとは思わないの?」と聞かれたけど、何となくイケメンを自覚している容姿だけが売り物の男には魅力を感じない。観賞用の存在としてテレビや雑誌で見る分には目の保養になるので歓迎するけど、被写体としてはいかがなものかと思う。「男は仕事をしている姿が一番カッコいい」じゃないけど、何かに打ち込む姿がカッコいい男を撮りたい。
だからスポーツ選手が必死で闘っている姿とかの方が魅力的だと思う。女子は見目麗しければ被写体にしちゃうんだけど、女の私でさえそう思うんだから、男が女を容姿で値踏みするのは仕方ないのかも知れない。
最近も首里城の火災現場を撮影した消防士が名乗り出れないのってキチガイパヨクがサボって撮影していると糾弾するから配慮だろうよ
追記 201911061758
あんな位置に関係者以外がいられるわけがないのに白々しい報道だと思ってた
首里城御庭で撮影か、火災動画拡散 消防など関与否定 2019年11月3日 06:00
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1019370.html
↓
首里城炎上、至近距離で撮影は消防職員 ネットで拡散 2019年11月6日15時09分
https://www.asahi.com/articles/ASMC64RHJMC6TPOB007.html
二ヶ月に一回ぐらいのペースで東京に遊びに来てうちに泊まっていく。
実家住みで特に働いているわけでもないので、どうやって交通費を稼いでいるのかわからなかった。
アマチュアカメラマンの撮影のモデルになると、1件1万とかもらえるようだ。
でも、それでお金稼げるんだなぁとなんとも言えない気分になった。
世の中、楽な仕事があるんだね。
どっちが一眼レフで撮った写真?iPhone11 Proとキヤノンカメラを見分けられるか
https://iphone-mania.jp/news-265039/
これ、ブコメの反応を見ていると性能についてはむしろiPhone11が大勝利ってことになってて悩ましいんですが。
おおよそみんなが見分けられたとする根拠は2つで、1つはボケについて。で、もう一つは深みとかについて。
ボケに関しては毛先のデティールが失われてるかどうかを見れば一目瞭然なのは確か。
その中で全体のボケに関して言及している人もいるのだけど、これについてはコメントが難しくて、それは本体じゃなくてレンズの性能差によるものとも言える。
ボケが不自然っていうなら、サードパーティの安価な明るめレンズつけて開放で撮ったほうが多分iPhone11よりもっとわちゃわちゃで汚いボケになると思う。
そもそもピント面が甘いというよくある初心者が量産する典型的なダメ写真ができあがるというやつ。
そうした写真が比較対象として出されても綺麗とかって褒めてたら本当にどうしようもない。
つまり、そもそも一眼レフは本体の話しか出てきてないのに、ボケの話しを始めてしまうというのがまず第一のにわか踏み絵。
つぎに深みとかについて。
この写真、もう一つ簡単に見分ける方法があって、それが周辺減光というもの。
周辺減光っていうのは、レンズの構造上写真の四隅が暗くなるやつ。
趣があって好きっていう人は結構いるけど、これがあるほうが性能がいいかと言われるとむしろ逆。
光たっぷり入れるにはでかいレンズつけなきゃいけなくて、イコールコストに転嫁される部分だから金持ちだけが取り除くことが許される代物。
デジタル時代になって後でいくらでも手を加えられるようになったので最近ではそれほど問題でもなくなってきた。
で、これのどこがにわか踏み絵かというと、みんな周辺減光がある写真のほうが奥行きがあるとか綺麗だとか言ってしまっている点。
プロカメラマンが高いレンズ買って、現像で一生懸命消してるのに、あったほうが綺麗って言ってしまうのが世の中の評価。
恐らくiPhone11側もエフェクトであえて消してるんだと思う。
ってことは、消さない、もしくは消し方を自然にしたら違いがわからないってこと。
元々ないならないでレンズの性能がすごいって話で、どちらにしても性能チェックならiPhone11のほうが上っていう結論を導き出してしまっているという悲しい現実。
ついでにいうと、ボケの深度について一律でつまらないっていうコメントが星を集めてるけど、これも間違い。
iPhone11のポートレートモードは、異なるレンズで距離を計測してそれに応じてボケの量を変えてます。
のっぺりみえるのは完全にバイアス。っていうか、素人が気づくようなことプロ集団が放置するとでも思った?
適当に拾ってきた記事だけどこの辺みると距離データが3Dで保存されてるのが分かる。
そしたらどこで性能チェックすればいいの?という話になる。
ノイズ感というのはちょっと雑な言い方をすると全体のザラつき。
特に暗いところが顕著で、本来黒いはずの部分に偽色っていう青とか緑とかの色が出てしまうことがある。
よく写真で黒く潰れてしまったり白く飛んでしまったりするけど、それがどれくらい広い範囲でカバーできてるかどうかということ。
もちろん性能が低いほうが白く飛びやすく黒く潰れやすいので、例えば影の部分がどれくらい書き分けられてるかを見るとわかりやすい。
本来深みという意味で議論されるべきはこのあたりなのだけど、この点に関してはほとんど遜色がない。
これって本当にすごいことで、スマートフォンカメラのセンサーサイズで35mmフルサイズの画質に肉薄してるってどういうこと?ってなる。
もしかしたらiPhone11側は高速で連射してあとでHDR合成しているかもしれない。
もちろんノイズリダクションとか使ってノイズを消している可能性も否定できない。
そういう意味で、現像レタッチなんでもありのiPhone11の写真と、そうした現像環境について何も言及がない一眼レフの写真を比較しているっていう事自体もにわか踏み絵でしかないんですよね。
ただ、その上で一番のにわか踏み絵って何かというと、iPhone11と一眼レフ、どっちの写真ですかクイズでしかなかったものに、「綺麗」とか「深い」とかって知ったような口で性能評価してしまっているというところ。
それは痛いよ。かなり痛い。見分けられた!よかった!で十分なのに、性能評価してしまうことで無知を露呈する愚かさ。
両者の写真はたしかに異なる写りをしている。だからといってそれを正解ありきで綺麗さとか性能を褒めるのはとても危険。
比較する条件があまりにも揃っていないし、皆が綺麗だと褒めれば褒めるほどそれはiPhone11のほうが性能は優れていると宣伝しているようなことになってしまっているんですよということに誰も気が付かない悲しみ。
ただし、こうした安易なポートレート撮影でいうなら、残念ながらコストパフォーマンスの面ではiPhone11の圧勝。
でも一眼レフの真価は信頼性とか操作性とか表現の自由さとかもっと全然別なところにあるので、画質で比較する話ではないんですよって話にそろそろ終止符を打ちたい。
勘違いしないでほしいのは、マウント取りたいとかってわけじゃなくて、世の中の反応と現実的価値にこれだけのギャップがありますよってこと。
だからきれいな写真撮りたいだけなら高いカメラを買う必要はないです。
はやりで売れてくれることはありがたいけど、みんな持て余してるのが現実。
「田中」という男が山を登る番組。https://www.greattraverse.com/
でも見てるとどうしても違和感がある。
田中は頑張っている。
カメラマンは画面に映らないが、そこにカメラマンがいることにどうしても意識がいってしまう。
とてもすごいカメラマンがあまりすごくないけど頑張っている田中を撮っているという構図になっている。
視聴者は「田中が頑張っている」様子を強制的に見させられている。
誰によって?
なぜか。
田中は頑張っている。
それはわかった。
あまりすごくないけど頑張っている田中のそばにもっとすごいカメラマンがいると分かった上であえて田中だけ見せられているのはなんとも変な感じだ。
田中が疲れた表情していてもカメラマンは涼しい顔しているかもしれない。
本当にすごい人が主役にならず、あまりすごくない人が主役になっている。