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はてなキーワード: r指定とは

2022-05-27

ぽこぴーのファンがキショ過ぎる

ヒップホップまだあまり詳しくない人に今こそ知ってほしいから書きます

晋平太は残念ながらヒップホップシーンではダサさの象徴みたいな立ち位置にいます。長いキャリアを待ちながら残念ながら一曲名曲と呼ばれる曲もなく、ただのバトルが強い人(その座もR指定呂布カルマに奪われて長い月日が経ちました)という立ち位置です(バトルだけのラッパーというのはヒップホップの中でも最も屈辱的な評価です)。アーティストではなく「バトルの人」です。

ピーナッツくん(兄ぽこ)はこれまでの作品情報から考えるとヒップホップの中でも特にオルタナティブで新しい音楽表現をしている人が好きです。同時に伝統へのリスペクトも強くある、近年稀に見る「本物」です。90%以上の確率で、晋平太と彼の現在活動スタイルは「かなり」嫌いだと思います

晋平太さんが悪いわけではないのですが、正直活動フィードが違いすぎますコラボしてほしい、というけど書き込みピーナッツくんと晋平太にとって良くないと思うので注意喚起させてください。。。。。

なにが「本物」だよ

どうみても「イロモノ」だろ

なんかV豚ってズレてんだよな

立ち位置ってものをわかってない

DJ松永記事100万回読んでから物言え

https://books.bunshun.jp/articles/-/5658

タレントラッパーの追っかけの分際でHIP HOPを語るな

2022-04-27

今日読んだBL。(ネタバレあり)

 『凛一シリーズ』(長野まゆみ)を月一冊ずつ細々と買い揃える事を最近自分へのノルマにしており、しかも来月上旬推し雑誌Canna』が発売されるので、その他BL本に使えるお金が少なくなる……としょんぼりしていたところ、タイミングよくcannaコミックスセールになっていたので、思いがけず二冊買うことが出来てしまった! ちなみに、今セール中のcannaコミックスのなかでは『兄の忠告』(朝田ねむい)を私はおすすめしたい。ちょっと変わった青年向け短編漫画が読みたい人にはいいと思う。エロは全くない訳じゃないが非常~に少ない。

 では、今日買って読んだ本。


石橋防衛隊個人)』(ウノハナ




あらすじ

 国分寺は某衛大学(略して某大)の一年生。だが彼には国への忠誠心なのはない。親友石橋を守るためだけに彼は某大に入学したのだった。厳しい訓練に明け暮れるうちに日々は過ぎ、二年生に進級するまで残すところあと僅かとなった。すると、国分寺石橋に、上級生が進級をかけてとあるミッション遂行を二人に命じてきて……。


増田感想

 表紙絵のかっこよさに惹かれて購入。ギャグにほぼ全フリしたラブコメだった。国分寺石橋愛がとてつもなく重いさまを楽しむ漫画

 ずっと一方的国分寺石橋片想いしてるだけかと思いきや、石橋が段階を踏んで国分寺を好きになっていくのが微笑ましかった。ただ、ここぞというときの盛り上がりに欠けるような。思ったよりふっつーに告ったな……。もっとエクストリームシチュエーションで告るのかと期待してたのに。まあでも、普通が一番か。分かりやすいし。

 レビューによれば、意外と某衛大あるあるが盛り込まれているらしく、某大を知る人にはふふってなるやつらしいけど、私は某大とは無縁で生きてきたのでわからん

 濃い目のキスシーンあり、セックスシーンは不発にして、白抜きされるようなことは描かない鉄壁のガードっぷり。エロ本が読みたい人は他をあたるべし。



『鴆――ジェン――』(文善やよひ)



あらすじ

 古代中国的な世界。この世界には鴆(ジェン)という怪鳥がいる。鴆は有毒な植物を糧とし、餌から得た毒素を羽色に変える、とても美しい鳥だ。だが、鴆は身体の隅々に毒を含み、しかも気性も獰猛である。人々は鴆の美しい羽色に惹かれ、鴆を所有することにより自らの権勢を誇示するのだった。

 元鴆飼(ジェンスー)のフェイ将軍は、上司から一羽の鴆の世話を仰せつかった。鴆の名はツァイホン。それはフェイ将軍の兄を殺した鴆だった。

 極めて獰猛で人を寄せ付けず、羽色も褪せてしまっていたツァイホンを、フェイ将軍は兄の仇と知りながら、甲斐甲斐しく世話を焼く。そのさまを人々は不思議に思えてならないのだが……。

 



増田感想

 『鴆――ジェン――』はシリーズもので、全部で三作ある。そのうち最新作にして最終作の『鴆――ジェン―― 天狼の眼』だけは『Canna』本誌で途中から読んで知っていた。わざわざ単行本を一から買ったからといって、このシリーズが熱烈に好きなのかというと、それほどでもないんだよなぁ。自分琴線に触れるような作品ではない。ただ、絵がとても綺麗でしか漫画が上手い。するすると読めてしまうので、自分のツボに嵌まりはしないが読みたい、という感じ。

 変わった設定だけど、ストーリーは難解ではない。鴆の羽の描写スゲー! と感動するうちに読了ストーリーキャラ関係性とかにすごく感動することはなかった。へぇ、なるほどなるほど、くらい。たぶん、これが刺さりに刺さってたいへんだという人も、世の中にはいるんだろうなと思う。確かどっかのレビューサイトで「号泣した」って書いてるレビュワーがいたはずだ。

 漫画としては極上の部類に入りそうと思う。

 全くのBL初心者おすすめを教えてくれといったら、『ワンルームエンジェル』(はらだ)、『百と卍』(紗久楽さわ)、『オールドファッションカップケーキ』(佐岸左岸)とともに本作をおすすめしたい。

 エロはあるけど、大体ツァイホンの羽がふさふさもふもふしているため、何が起きているのかよくわからない仕上がり。白抜き部分あり。人間×人外というカップリングな点では特殊だが、エロ方面ではさして特殊ではない。BLによくある謎の表現規制「攻めの尻は描かない」が発動している。



おまけ。たわわ問題発の商業BLへの流れ弾の件について個人的に思うこと。




2022-04-22

エロ糾弾されて人殺しはいいのかよ!

じゃないよ、落ち着け

表現の自由として人殺しエロ基本的には自由であるべき。ゾーニングとか程度の問題はもちろんある。過度であればR指定がどちらも必要

でもなんでエロだけやいのやいの言われるか、というと人殺しと違って犯罪じゃないときがあるからなんだよ。

人殺しはいかなる理由があっても正当防衛を除き刑罰適応される。

でもエロは、というと多くの場合合法である恋人同士のセックス合法だし風俗店で初対面の女性の乳を揉むのも合法

ここが表現規制派の声を荒げている点だと思う。

セックス合法、でも同意がなければ違法という曖昧さ。

刑法で裁かれない罪の意識のないものに先回りして鉄槌を加えたいという思想ではないかと思うんだよ。

あと現状性犯罪への罪が軽すぎるのもその思想拍車をかけている。

なので、この一連の話題解決するのは刑罰厳罰化と明文化に他ならないんじゃないかな。

ここはきっちり犯罪ゾーンですと分かればそういうエンタメとして万人が納得できる。

曖昧さ回避こそ表現の自由の根幹ではないだろうか?

2022-04-09

anond:20220409134244

んな議論はせんでもいい。

R指定ってルール法律があるんだからそれが全てだ。

 

今のルール不適切って話がしたいなら、すればいいけど、それはたわわとは関係ない。

しろたわわ意外も全部含めた議論になる。

2022-02-07

単純に男性向けの文化が疑問なんだけど(追記)

なんで裸のイラストとかをそのままあげるの?

出先でTwitter見るかもしれないのに突然TLに出てきたら単純にびっくりしないか??

あと解釈違いのエロ絵に突然被弾しても平気なの?

(追記)

なんかよく分かってない人がいるのでよく説明すると、自分はもし自分が突然肌色絵を見たらびっくりするし未成年フォロワーいるから鍵なし垢でのエロ絵のいいねRTは控えてるし、フォロイー(ほぼ女性向界隈)も流す人はいないのでTLには流れてこない。

だが男性向けも見るは見るし、パブサ中にそういうアカウントを見かけることもあるが、その度に男性向界隈のアカウントでは鍵なし垢でR指定の入るようなモロ出しのエロ絵がよくRTされているので、心理にどのような違いがあるのか?と思い、その文化にどっぷり浸かっている人に質問たかっただけで、責める意図特にない。

anond:20220207080038

その文化圏の人が、こうやって他の文化圏文化を排撃するからでは?

そもそも鍵もかけずに成人向作品を垂れ流している男性向け界隈が本当におかしい。フォロワー未成年がいるのに平然とR指定絵をRTしたりしている。未成年に見せたら罰せられるのはこっちだぞ。もっと危機感を持て。

anond:20220207021854

anond:20220206222214

成人済の理由は既にある通り鍵垢のフォロー申請を通すためもあるし、グッズの取引等でトラブルを避けるために未成年とは取引しない層が一定いるか相手安心材料として書いている。

そもそも鍵もかけずに成人向作品を垂れ流している男性向け界隈が本当におかしい。フォロワー未成年がいるのに平然とR指定絵をRTしたりしている。未成年に見せたら罰せられるのはこっちだぞ。もっと危機感を持て。

2022-01-11

ウマ娘ありがとう

アプリウマ娘がめちゃくちゃ流行たことで、元々女性向けジャンル二次創作活動していた絵師さんがウマ娘二次絵を描いてくれるようになった。

その結果、美少女コンテンツ好きの女ヲタである自分は予想以上に充実したヲタ生活を送ることができた。それもこれもウマ娘覇権コンテンツになってくれたおかげ。ありがとうウマ娘

元々、美少女コンテンツ男性向けジャンルなこともあって、必然的二次創作男性けが多い(単純にエッチなのが多いとかではなく、R指定なしでも男性Pや提督への好意描写が多いなど)。そして、自分はそういった描写でこれまではある程度満足していた。

だけど、女性絵師(=女性向けコンテンツ二次創作をしてきた人)が描くウマ娘を見て「私が求めていたのはこれだ…!」と分かってしまった。

具体的に衝撃を受けたのは下記のようや表現だ。

ウマ娘に今どきっぽい服装をさせたイラスト

 (メイドとかじゃなくて最近20代の子が本当に着てるような服。お洒落させたウマ娘かわいい。)

・女トレーナー×ウマ娘百合

 (女というのもいいけど、三人称視点好意を描かれているのが良い、男性向けの好意描写二人称視点?が多い気がする。)

ウマ娘同士のゆるめのストーリーマンガ

 (デフォルメだと他美少女コンテンツでもキャラ同士のマンガよく見るけどデフォルメじゃなくてその上ギャグでもないのが新鮮)

自分女性向けイケメンコンテンツはあまりハマらなくて他の女ヲタ腐女子の人とは相容れないのかなとこれまでは思っていたのだかど、そんなことなかった。

対象が違うだけでさせたい方向性(?)、根っこの部分は同じで、むしろ自分はめちゃくちゃ“女”なんだなと思ってしまった。

とはいえ美少女コンテンツがこんなに色んな層に普及するのは今後ないだろうなとは思う。これからは、自分自分の欲しいものを描けるように頑張りたい。

2021-11-19

anond:20211119202841

単にゾーニングが難しいならR指定すれば手っ取り早いねって話

anond:20211119202651

元はR指定されていない絵を、特定場所で展示する際にはR指定する必要があるのか

ならR指定必要になる絵はどういうものかという基準必要になるんじゃないか

露出度で決めればいいのかな

2021-11-16

お気持ち

ただの二次元美少女とか二次元イケメン観光地パネルとかあっても気にならない。某二次元美少女百貨店コラボイラスト普通に可愛かった。博物館に某二次元イケメンパネルがあるのもただのコラボだなと思う。炎上してた献血ポスターキャラクターのことをよく知らなかったのだけど、体型やポーズよりも人を小馬鹿にしてそうな態度のほうが気になった。

とはいえ、服に「普通そうはならんだろ」と感じる変なシワ(股に服挟みこんでるみたいなの)とか、エロ方面を思わせる表現があったら嫌だなとも思う。R指定商品としてゾーニングしてるものだったら好きにしたらいいけど、駅とか観光地でそういう表現があるものに遭遇したら正直キツい。現地で怒ったりSNS晒してキレたりはしないけど心の中で「え、キモ……」と思うくらいはする。

あと二次元じゃなくて三次元の話をすると、女性誌の際どい表紙(男性タレントの半裸写真とか)は見かけると内心引いてる。子供の頃、ラーメン屋に貼ってあったビールポスターに感じていた気まずさを思い出す。せめて袋とじにしてほしい。

anond:20211115214921

クリーピーDJ松永TV映像媒体で追わない理由はここなんだよなあ。

DJ松永に巻き込まれて飲み込まれガチファンになりそうな魅力に溢れているので、たまに見かけると応援してる程度。R指定はかっこいい。曲も好き。

2021-11-15

マツコ会議でのクリーピー松永のこと

https://mitibatacul.hatenablog.com/entry/2021/11/15/020629

これ呼んでふむふむと思ったので自分も少し書いてみる。久しぶりに面白い番組だった。

いつまで見れるかしらないけどTverで見れる。https://tver.jp/corner/f0088865

思い出すまま書き散らしておく

個人的にあの回はとても面白かったけど、番組はほぼマツコと松永の2人の会話だけだった。

時々R指定意見は挟むがいつもどおり大人しめ。

松永が「ミソジニー炎上して~日本だけだと限界を感じた~」のくだりに関しては確かに日本HIPHOPについての、まあガワの話。

比較対象としてアメリカガチからという意見にマツコも乗っかって、さらR指定も「向こうじゃあるあるなんですよ」と同意する。

そりゃ向こうのHIPHOP、のギャングスタにしたらが言葉でのやりあいが撃ち合いに発展しちゃうんだからリアルではあるんだろうけど

それはあくまギャングスタであって今のHIPHOPもっと多様でかつ商品としての価値というのが大きくなってしまったんで

そこを熱く語れる時点で松永氏はやっぱりどこかピュアなとこがあり、R指定としてはそこはもう通過してしまったんだろうって感じがした。

あと日本ヤンキー文化と一緒で向こうのギャングだってみんな去勢を張って生きていると思うし、盛ってなんぼみたいなとこもあるだろうし

大きな違いがあるとしたら銃の入手性で、やっぱ著名なラッパーが撃たれて死んじゃったみたいなのは日本ではそうそう起きないと思うけど

まあとにかくこの辺はHIPHOPの中でも特定の(目立ちやすい)ギャングスタ的なものに限っての話をしていて、クリーピー日本ならではのスタイルでやってるじゃん的な流れになる。

R指定も概ね同意しつつ少し軌道修正する形で、日本でもアウトロー的なスタイルで割とガチHIPHOPをして成功している奴らもいると補足はしている。

自分は正直この辺の話はまあそうねくらいで見てた。

で、こっから先はテレビについて、及びメジャーになることについてなんだけど、ここが面白かった。

恐らく松永クリーピーとしてのどうこうというより、自分最近の状況というものに憤りだか困惑だか、とにかくかわいく悩んでいるようで

HIPHOP本業としてどうこうというよりは、、より個人的スタンス問題を語っていて

実際このへんからR指定も(いやなんの話・・・?)みたいな顔に時々なっていた気がする。

で、マツコはマツコでテレビタレントとしての色々な葛藤とか経てるからか、そんな松永ピュア葛藤みたいなのに心をぐぐっと掴まれたようだった。

マツコが後になって「この涙の意味は見てるかたが色々好きに解釈してもらえばいい」的な事を言っているように

ここで松永とマツコは当事者テレビタレントとして重宝されるという状況)同士的ななぞのシンクロを見せ一気にその感情を爆発させる。

実際はもっと長く語り合ってカットされてしまってる箇所が多いんだろうと思うが、ちょっとR指定がかわいそうなほど周り置いてきぼりで2人の距離は縮まっていくのだ。

そして松永がマツコに甘えてどんどん僕って、、僕って、、、となるのに対してマツコも全力で受け答えてしまった結果

時折挟まれR指定言葉はもはや空を切るパンチしかなくなる。

テレビで消費されることをテレビ番組で話してる二重構造面白ければ、

HIPHOPという枠で縛ろうとすればするほど自己矛盾が生じてくる、テレビで輝く男松永面白さ。

現役の人気テレビタレントであるマツコが

「矢面に立った瞬間にもうそれはピークなのよ。もうそから消滅していくものがショーになってる」

と今のテレビについて言い切ったのがこの回の個人的ハイライト

そもそもテレビってそんな感じじゃね?というのはあるんだけど、それを外野が言うのと当事者が言うのでは言葉の重みも違うというもの

一方でクリーピーというHIPHOP生業としてるユニットメジャーに打って出た結果

松永がキョドりながらその辺のタレントなんかよりよっぽど芯を食った面白い事を言ってくれる存在になっていて

この2人が絶妙タイミングリンクしてしまってお互いに泣いてしまうという

そこらへんがもうなんとも味わい深い神回と呼ぶにふさわしいテレビ番組になっていた

そしてじゃあなにがHIPHOPなのかクリーピーのやり方はどうなのか、という点については、

最後にマツコの言った

「伝わるのは熱量だけなのよ」

という一言に尽きるなとも思いました。

2021-10-27

コミケの成年向け同人誌ゾーニング

ゾーニングというのは、身分証明書呈示しないと購入できない状況を言う。コミケは、場所限定しているだけであって、子供でも誰でも購入できる」

こういった発言を目にしたので正しい状況を説明しておく。

まず同人誌の内容によって表紙に18歳未満購入禁止マークをつけることがコミケ運営によって義務付けられている。

すべての新刊同人誌コミケスタッフが開場前に全ページ読んで違反がないか確認している。(既刊はすでにチェックされている前提で確認なし)

そして売り子の判断になるが、子供に見える人間が買いに来れば販売拒否したり身分証提示を求めることになる。

これは本屋の成年向け本や、コンビニ酒類映画館R指定も同じことだろう。

2021-10-06

anond:20211006151645

ハルヒR指定されてない全年齢アニメですから

年齢認証しないと見れない映像ではない

2021-10-03

話題になってたイカゲームを観た。

特別好きな作品ではないんだけど、ありがちな暴力描写がないこととか、

子供大人保護されて不自由のない生活を送る(ことが予想できる)展開とか、

現代的な感覚をもって作られている点が良いなと思う。

一見過激だけど、ある意味健全R指定ドラマと感じた。

2021-09-27

HIPHOPシーンが知らぬ間にめちゃくちゃ面白くなってた

HIPHOPというかフリースタイルとかMCバトルに限った話。

まだ見始めて3日の超浅瀬人間なので、細かな分類とかよくわからないので間違ってたらご愛嬌

きっかけは相席食堂に出てきた呂布カルマという人に興味が湧いたこと。

正直な話、ラップHIPHOPもそれまで一切興味がなく、むしろ日本語ラップは無理やり踏みに来る韻がダジャレしか感じられずむしろ見下しているくらいのつもりだった。

そもそもメジャーシーンに出てくるHIPHOP大人の手で汚されまくってて、感謝しすぎだしオーケストラで泣かせようとしすぎだしそんないいヤツのほうがむしろ信用できるわけないしって感じだったせいもある。

実際、ほとんどが女性問題を起こして自らを台無しにしていくようなやつらばっかりだったしね。あとひとつあとひとつ言いながらどんだけ手を出してんだよって思うと草しか生えてこない。

それはメジャーに限ったことじゃなくて、薬物問題とか暴力沙汰とか聞こえてくると、純粋音楽として楽しめないよなって思うってしまうのもある。

なので要するに、どれだけサジェストされようとも開くなんてことは絶対になかったので全くもってノーマークだった。

相席食堂に出てきたときラッパーなら見なくてもいいかなと別のことを始めようとしたら、まずその風貌の独特さに引っかかってしまった。

ラッパーといえばあごひげ、ガテン系、フードかぶってダブダズボン定番R指定さんを見たときも、メジャー向けにちょっと小綺麗にしてきたねくらいに思っていた。

ところが出てきた呂布カルマはどこからどう見ても下っ端のチンピラ

吹けば飛びそうなひょろい感じで、服装と顔ばっかりがいかつい30年前の小岩チンピラみたいだった。

なにそれ。今どきのHIPHOPどうなってるの?というのが最初の印象。

実際にロケが始まってみると、大吾さんが「お人よしオールバック」と表現するくらい、いい人よりの普通の人。

とにかく終始ポンコツ。肝心のラップ部分すらポンコツ

結局最後までポンコツ

この人のどこがカリスマラッパーなの?という疑問が見れば見るほど湧いてくる。

疑問が湧いてきた以上、とりあえず見てみよう。それで音楽性もポンコツならそれまで。また来世のつもりで検索

youtube適当MCバトルを選んで開いてみる。

先攻はいかにも絵に書いたようなラッパー一生懸命韻を踏んで暴力的な言葉を並べる。会場は沸いているけどやっぱり全然きじゃない。

そして呂布カルマのターン。

いきなり遠くの視点から矢じりのような言葉を飛ばす。そうかと思うと一瞬で懐に入って重い一発を食らわせる。

別に韻を踏むわけじゃないけど、言葉選びと相手との距離感の行き来がめちゃくちゃうまい。

会場も沸く、というより唸る。

その一撃で相手自分立ち位置を完全に見失って、顔を真赤にしてまっすぐ掴みかかるような言葉を返す。それには観客も首を傾げるか失笑

まだ2ターン目、軽く笑って王者の余裕とばかりに相手を諭してから踏み潰すような上から目線言葉選び。圧倒的な火力差を見せつけながら相手の逃げ道は塞がない。

3ターン目、相手に残された手段はそれほど多くない。

玉砕覚悟で突っ込むか、一旦下がって相手の隙を伺うか、煽って失敗を誘うか、負けを認めてパフォーマンスアピールをするか。

選んだのは玉砕。本人には玉砕自覚はないかもしれない。とっくに圏外まで下がっている相手に至近距離攻撃を火力全開で繰り返すも、当然一発も届かない。

それをわかっているのか、心理的距離とは裏腹に相手の眼前至近距離まで顔を近づけて挑発を繰り呂布返すカルマ

相手言葉は全て空振りで終わる。

呂布カルマのターン。

相手のつま先をしっかりと踏みつけるような言葉を選ぶ。

相手はその時はじめて自分の居場所を思い知って、もはや逃げられないことを知る。

猛烈な威圧感を前に、逃げることも攻めることもできず、しかし止めをさすことはせず、独り相撲だったことを観客にも知らしめる。

そこにいる全員が呂布カルマ勝利確信する。

勝敗はバトル後の観客の反応の数で決まる。

先攻の名前が呼ばれると、ちらほらと手が挙がるのみ。呂布カルマ名前が呼ばれると全員と思えるほどの手が挙がる。確信事実に変わる。

なんだこりゃすげー面白い

今のHIPHOPってこんなに面白いの?とサジェストに出てきた見知らぬラッパー同士のバトルを見る。

そしたら全然違う。

そこには今までのイメージ通り、韻を踏むことばっかりに一生懸命で、肝心の勝負のものベタ足の殴り合い。

学生同士の喧嘩みたいな、距離感も力加減もわからず、ただ全力で殴り合ってるだけの野蛮な戦い。

面白みよりも不快感のほうが何倍も強く、2つ3つも見たら絶えられずにリタイヤ

それで呂布カルマたまたまだったのかと思ってまた別のバトルを見る。

やはり抜群に心理戦面白い。この展開の速さの中、あの手この手相手翻弄して、気がつけば相手の体力は残っていない。

どうやら呂布カルマという人間だけ別次元だということがわかる。

いわゆる総合格闘とか、もしくは対戦格闘ゲームとか好きな人絶対にはまる。

とにかく心理的駆け引きが抜群にうまい

営業妨害かもしれないけど、見た目はこんななのに、めちゃくちゃ真面目でめちゃくちゃ勉強してないとこうはならないはず。

要するに、今まで喧嘩自慢がノールールで殴り合いをしていた世界だったのに、総合格闘のプロが殴り込んできてしまったような感じ。

ベタ足の殴り合いで一番つええやつ決めてた世界に、立ち技寝技関節技なんでも使えるやつが出てきたらそりゃつええわ。

ここからは推測でしかないのだけど、こうしたシーンの変化が起こった一番の理由は、おそらくHIPHOPというものが先人の努力によってやっとそこまで一般からだと思う。

過去、何回かの少ない記憶で見たMCバトルは、勝敗プロベテラン投票で決めていた。

まり、どれだけHIPHOPラップスキルが優れているか勝負の決め手となっていたために、盛り上がりと勝敗の結果が異なることも多々あった。

しかし、今回見たMCバトルは、全てバトル後の観客の挙手の多さで勝敗が決まっていた。

それはつまりHIPHOPラップの専門的なスキル以上に、とにかく盛り上がったほうが勝ちなのだ

ある意味で真面目にHIPHOPを続けてきた人間からしてみれば望まない世界かもしれない。

もちろん呂布カルマラッパーとしてのスキルの高さは十分に感じられる。

韻を多用しないのはスタイルと言えばそれまでだが、それよりも、戦略性や言葉選びや比喩センスが見た限りではずば抜けて高かった。

これはあれだよ。芸人スキルだ。

実際に芸人をやりながらラッパーもやっている人間も多いらしいが、ここに来てシンパシーの高さが注目されているのだと思う。

彼の経歴をしっかり調べたわけじゃないけど、ここまで言葉を数多く自由に操れるのは、少なくともある程度しっかりした学歴か、教育を受けていないと無理。

たまたま見た目のいかつさがハマっただけで、おそらく人格は相席食堂で言われた通りめちゃくちゃ真面目でお人よしなのだと思う。

そうした作られたキャラからこそ、バトルで過剰に熱くならないし、冷静に相手を追い込めるのだと思うと、ラッパーには本当の意味で敵だよな。

彼がこのまま活躍しつつければ、MCバトルはもっと一般化して、HIPHOPシーンはカルト化と二極化していくんじゃないかな。

少なくとも、すでに分断が始まってることは確か。

なんて思っていくつか動画を見てたら、輪入道って人がこれまたやばいってことに気づいた。

多分、天才はこっち。液体みたいにどこでも入り込んでいって、そこからいきなり火力ぶちかますタイプ。もちろん経歴は一切しらないけど、HIPHOPとしての純度は呂布カルマ比300%くらい高い。

これはもう揃っちゃったわけですよ。条件が。

HIPHOPシーンは今でも十分メジャーだけど、こっから一気に大衆化する超新星爆発直前にあるなってこと。

もともと好きな人が望んだ形とは程遠いかもしれないけど、TVショーとしてこの上ない条件が揃ってしまいました。

今のうちに注目しておいて、アーリーアダプター、ギリでイノベーター語るのもありだと思います

食わず嫌いせず、一度見ておいたほうがいいです。呂布カルマ。顔とHIPHOP以外、まじで普通の人だから

並み居るガチの悪ガキ押さえつけて、それが天下取ってる状況が面白くなくて、何が面白いと言えます

2021-08-30

anond:20210830164237

HIPHOP文化考えたら、反体制無秩序路線って王道だよな

R指定とかが形にしつつあるHIPHOPメジャー化に急ブレーキをかけてほしいわ

2021-07-23

ルックバック問題R指定みたいなので解決するべき

世間が姦しくなっており、このまま放置するとどんどん創作物漂白が進みそうなので、一応提言

傷つく人がいるのは理解するが、それを理由創作物制限されるのは反対だし、より深刻な問題として、過去作品まで添削対象になってるのは看過できないので、誰かの琴線に触れそうな要素は全部表示するようにすれば良い。

『この作品不謹慎です』とか『この作品中国批判が含まれます』とか『この作品偏見助長する可能性のある表現が含まれます』とか『この作品暴力物事解決する内容が含まれます』とか『この作品鉤十字マークが出てきます』とか『この作品海賊を美化しています』とか『この作品には差別用語が含まれます』とか『この作品には妊娠出産して幸せな家庭を築く展開が含まれます』とか『この作品登場人物の数に対して黒人比率が著しく低いです』とか『この作品に出てくる殺人者精神疾患を患ってます』とか『この作品レイプされて感じる表現が含まれます』とか『この作品は男らしさ女らしさに関する言及が含まれます』とか。

アレルギー表記みたいに全部書いて、『用法用量を守ってお楽しみください』ってやれば良い。

少々窮屈だが、存在丸ごと否定されるよりよほどマシだ。

2021-07-07

拝啓 嫁が同じ人へ

盛夏の候、嫁の誕生日も過ぎましたが、お元気ですか?

よく嫁関係コメが被ってた者です。

まだ原作ゲームを続けてますか?もうすぐ期待のアプデがきそうですよ。

飽きちゃいましたか

ネット上で何か嫌なことがありましたか

リアルが忙しくなっちゃいましたか

大して親しかった訳でもないですが、ある日突然、活動を止めてしまったので少し心配していました。

あなたの描く嫁漫画が好きです。嫁が生き生きしていて、ちょっとした表情が可愛くて可愛くてたまりません。

確かニ、三文くらいコメしていましたが正直、あの感想では足りないくらいに好きなのです。

気持ち悪いと思われそうで、かなり抑えてコメしていました。

全ての嫁作品が好きです。特に最後投稿した作品は、圧巻でした。

今思うとあれで嫁の全てを描ききってしまった、ということなんでしょうか。

あなた活動をぱったりと止めた頃、私も嫁の創作をはじめました。

嫁のイラストを描く人はいっぱいいますが、ストーリーを書く人は少なかったからです。

某所では女性向け小説の人気があって、男性向け小説はあまり需要がありません。

でも、あなたは嗜む方だったので、もしかしたら読んでもらえるかも?と淡い期待を抱いてました。

実は、完全なROM専ではなく、創作経験があります

古のにちゃんねる投稿してコメをもらったこともあって、文章にはある程度、自信があったのです。

ある日のこと、最近あなたコメを見ないなと思い、ブクマページを確認しました。ネトストみたいなことして申し訳ありません。

そしたら、ある日を境にブクマコメもしていないことに気づきました。

そして来たる嫁の誕生日。もしかしたらという可能性にかけて、新規投稿をチェックしました。何もありませんでした。

この日ですら活動を再開していないということは…そういうことなんだろうな…。

もしも、万が一、この書き込みを見ていて、まだ嫁のことが好きなら、某所で嫁小説を探してみてはくれませんか?

R指定で2本上げています。お眼鏡にかなうかどうかは分かりませんが、当時の筆力を振り絞って、嫁への思いを詰めて書き上げました。

今は3作目を書いていますしかし、ちょっと嫁とは関係ない所で嫌なことがあり、創作意欲が下がり気味です。

ついつい感傷的になってこんな気持ち悪いラブレターじみたものを書いています自分語りすみません

そんな訳でもしかしてあなた投稿を止めたのは、そういう嫌なことがあったのかなと思ったりもしています

できることなら、あなたの嫁漫画の新作を見たかった。

何か理由があって(何も理由がなくても)描きたくなくなったなら、しょうがないです。きっぱりと諦めることにします。

ただ、まだ嫁が好きで、某所をのぞく時間があるなら、嫁小説を読んでもらいたいということ。

それからあなたの嫁漫画が大好きだったこと。

この2つを伝えたくて、お手紙差し上げました。

たとえ投稿者でなくなったとしても、同じ嫁好きとしてのリスペクト気持ちは変わりません。

漫画以外の所からも本当に嫁が好きなんだなということが伝わってきたからです。

素敵な嫁漫画ありがとうございました。

7月青空を見上げながら、あなたもどこかで同じ空を見ているのかな、などとふと思います

投稿者をやめても、ゲームをやめていたとしても、あなた健康楽しい生活を送られていることを、自分勝手にお祈りしています

それでは。

敬具

追伸

嫁のあのスキン実装されたら、ゲームを再開したりしませんか?

駄目ですか?あのスキン実装された時のあなたの反応が見たいという、ただそれだけなんですが。

2021-07-02

anond:20210702022436

どこの小学生辞書エロ用語全部のせてあるんだよ 

なんか設定がいちいち無理くせえな~嘘松ってか表現規制派の嘘かよ

おれも過激もの子供に見せるのはよくないとおもうんだが

正直いって

エロゲがR指定だってノベライズもR指定内容ってのをみたことがないんだよなぁ

だって絵も音もでないのに「SE:ぐっちょぐっちょ」とかいってもバカみたいなんだもん

みんなお行儀いいもんだぜ

表紙はパッケ絵流用だろ

まあ別口でいい感じに釣れてるみたいだからこっちにはもうこねえか

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