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はてなキーワード: 何かの病気とは

2023-02-08

最近ED期とフルボッキ期が交互にやってくるんだけどこれ何かの病気なんかな。

2023-01-13

ある日いきなり関西弁しか喋れなくなった(追記

中学生とき、朝起きたら関西弁になっていた。

千葉在住だし、関西には行ったことなかったし、

関西弁テレビの中でしか知らなかったので物凄いびっくりした。

私は標準語で喋っているつもりなのに、口にすると何故か関西弁になってしまう。

自分でも不気味だった。いわゆるエセ関西弁とかではなく、イントネーション完璧だった。

もちろん周囲も驚いていて、親や教師にはちゃんと喋れと凄い怒られた。

クラスでも中二病扱いされてほぼ友達はいなくなった。

何かの病気だったのかもしれないが、親は病院に連れて行く気はなく、いつか治るだろうと楽観的だった。私も治ると思っていた。


高校に入ってからは、中学まで関西暮らしていたという設定を作ったため比較的受け入れられた。

大学に進学するときは、関西学校に行きたいと親を説得した。

親もしょうがないという感じで、それからずっと関西暮らしている。


あとは普通に関西弁のまま就職して結婚して子供もできた。

しかし、ある日いきなり標準語が喋れるようになった。

ヘレンケラーの「ウォーター」みたいな衝撃が走った。

標準語というか、自分意図した言葉をしっかり口にできるというのが喜びであり、そして今までの自分は何だったのだろうという不気味さがある。

それだけの話なのだが、私の人生で唯一の不思議な話。



追記

反応ありがとうございました。

あと「外国語アクセント症候群」ではというご指摘ありがとうございます!

https://www.credentials.jp/2019-10/medical-diagram-201910/

しかたらこれかもしれません。これであってほしいです。

人にこのことを打ち明けると、宗教勧誘されたり

物を買わされそうになったこともあったので具体的な病名があって安心しました。

私の場合原因不明ですが少し救われました。

2023-01-12

Twitterで嫌いな人のアカウントを今1ヶ月半見るのを我慢してるんだけどそのアカウントがたまに脳裏に浮かんでくるからふとした時に見たくなる

これ何かの病気かよ

2023-01-04

anond:20230104172552

この、ずっと独り言自分以外の女叩き)言っててレスついても一切反応しない女増田ずっといるよな

何かの病気なんだろうか

2022-12-21

anond:20221221102222

普段はなんとも思わないけど、具合悪い時は自分の唾を飲み込むのが苦痛に感じることはある。

そういうときは大概胃酸を吐いてしまう。

本当に不快に感じるのなら何かの病気なのかもしれないね

2022-11-30

anond:20221130134809

たまに正気に戻るとめっちゃ不安になるけど、何もしなくても何かの病気には罹って死ぬのだからええわの精神

金を払って病気リスクまで背負わないと異性と会えないなんて前世で一体どんな悪業をしたんだろうな

2022-11-16

anond:20221116142127

おっしゃるとおり

彼女とかでも元彼がこいつに性欲向けてたんだなとか考えたら途端に気持ち悪くなる

あんまり共感されないから多分何かの病気障害だと思う

2022-11-15

自己紹介で嘘ばかり言ってしま

仕事何してるんですか?」とか「休みの日って何してるんですか?」に対して嘘ばかり言ってしまう。

多分自分が大切にしている事に対してペラペラ喋られたくないという防衛本能だと思う。

計測器の設計仕事をしているが川崎倉庫で働いてると嘘を言うし、休日については行った事も無い競馬の素晴らしさを語り、好きな本は週刊SPAと即答。

これって何かの病気なんだろうか。

2022-11-10

動力ってどうやったら沸いてくるの?

大学の時から彼女欲しいとかお金貯めて海外行きたいとか考えてたけど結局授業の時間以外家でダラダラ寝てたら終わったわ

就職してからも同じ状況でマッチングアプリインストールすらしてない

電子レンジがぶっ壊れて新しいの買うところまでは何とか出来たけど家に届いた電子レンジ開封がめんどくさくて半年くらい放置してる

エアコンフィルター今日こそ掃除するぞと思って二年くらい経った

流石に何かの病気なんじゃないかと思って心療系の病院に行こうと決めて3年くらいたったけど一回も行ってない

なんかもう生きてる事自体がめんどくさい

だるい

2022-11-06

anond:20221106233255

逆に言うと飯さえ食えれば体動かなくてもある程度生きる楽しみは感じられるんだよな

母の知り合いで何かの病気で何十年も寝たきりの人が言ってたわ

2022-09-24

娘のブラを買いに行く。

 次女の誕生日のあと、長女の誕生日があって、その直近の祝日、二人に誕生日プレゼントと服を買ってやるために買い物に出た。トータルで三万円くらいかかった。はぁ。

 服を買う時に、ついでに長女に今のうちに生理用品とかブラを買っとこうぜ、と言うと、長女は思いの外喜んだ。

 長女は11歳になったのだが、最近爆速身長が伸びると共に体型も大人に近づきつつある。彼女は小さい頃から今に至るまで安定の痩せ体型だ。身長に合わせてズボンを買うとウエストブカブカだったのが、今は150のズボンを履いてもずり落ちなくなった。痩せているなりに身体の厚みは増しているのだ。

 最近の長女は胸が急に育って来ているのが悩みらしい。そういう事をぽつぽつ言うのだが、ブラが欲しいと自ら言う事がないので、親であるこちから提案した方がいいんだろうなあと思った。

 長女を子供下着売り場に連れて行くと、彼女は種類の多さに圧倒されていたが、ぼくが

ステップ1とか2とか3とかタグがついてるな。まずはステップ1でいいんじゃないか?」

 と言うと、それらを物色しはじめた。

「すごーい、いっぱいあるー。こんなのが欲しかったの!」

 などと言うから可愛い色のやつを買うのかな? と背後で見ていたら、スタンダードな感じの、キャミソールと一体型の白いのを二枚選んだ。黒や紫もあるし、ブラだけ独立していて、同色のショーツとセットになったものもあるよとぼくが言っても、「絶対これがいい!」と長女は譲らなかった。まあ、白無地はアウターに響かなくていいよな。もし、ぼくがユニクロの白のエアリズムばかり着てることに影響されたのだとしたら、なんかすまないなと思うけれど。

 今時の小学生女子は、他の子がどんな下着を着けているのか、気になりはしないのだろうか? ぼくが子供の頃は、女子はそういう事についてはかなり煩かった。白い「初めてのブラ」なんか着けていると、露骨馬鹿にされたものだ。

 ぼくが子供の頃、ぼくの母親はどういう訳か我が子の二次性徴について捻れた考えを持っていた。だからぼくはなかなかブラを買ってもらえなくて、確か中学に上がってしばらくはノーブラで過ごしていた。部活の時以外は胸が目立たないよう猫背で下を向いて歩きがちだったように思う。

 当時はぼくの母親だけでなく、世の母親達の考えは大抵いい加減かつバラバラだったので、胸が既にかなり大きいのに「子供から」という理由ノーブラ女子というのはしばしばいた。ぼくはそれが好きじゃなくて、自分はそうはなりたくないと思ったのだが、無駄に性に対して厳格な家庭でしかも鈍感な母親にブラが欲しいなんて強請るのはあり得ないと思って我慢していた。ただ、ぼくの場合は胸が発育しかけだとしても限りなく俎板に近い胸をしていたので、ブラを着けていないことを誤魔化すのはそんなに難しいことではなかった。

 だが、体育の授業や部活の授業の前後更衣室で着替える際だけは誤魔化しなどは利かない。

 体育の時の着替えはまさに針の莚に座るような心地だったが、部活の時はそうでもなかった。更衣室では先輩達が下着姿で悪ふざけをしていたし、彼女達の下着はみなカラフルでまるで見せるためのもののようだった。たった一、二学年違うだけでどうしてこんなにも文化が違うのか不思議だった。ぼく達の学年はいつまで経っても白いペラペラ下着で、誰が一番先に「色気づいて」大人のようなブラを使い始めるのか、監視し合い足を引っ張り合っているのに。

 先輩の一人が日曜日に買ったばかりだというグリーンのチェックのブラを見せびらかしている時、ぼくはホワイトボードの下にレイジと二人で潜り込んでぴったりと身を寄せ合って先輩達の馬鹿騒ぎを眺めたり、今週のジャンプの話したりしていた。ブラの自慢をしていた先輩がぼくらの所にやってきて、

今日も二人、異様に仲がいいよね」

 といい、ぼくはそこに含みがある事に素で気づかず、

はい、ぼくとレイジ友達なんです」

 と答えた。

 レイジとは中学に上がってすぐの部活見学期間のある日に出会った。レイジ武道館の片隅に一人で体育座りをして、先輩達の稽古の様子を眺めるでもなく膝の上に顔を伏せていた。最初レイジがぼくを見たが、話しかけたのはぼくの方からだ。当時のぼくは既にはみ出者気質を全開にしていたが、今よりは社交性があったのかもしれない。

 レイジ第一印象は、大人しそうな男子、といった感じだった。目が合って、一言二言交わしただけですぐに気が合いそうだと思ったのと、ぼくと同性である事に気づいたのとは、どっちが先だったろうか。立ち上がれば性別を間違いようはない。レイジはぼくよりずっと背が高く、正面から相対すると迫力のある胸が視界を圧倒してくる。まるでモデルのように手足が長く、メリハリのある体型をしていた。

 そんなレイジだが、ほとんど大人同然の背格好をしていたにも拘わらず、ぼくと同じくまだ「子供」というカテゴリーに押し込められていた。つまり中学に上がってもしばらくはノーブラで過ごした。その点でぼくにとっては類友でもあった。

 いつだったか、先輩の一人がそんなぼくらを見かねて声をかけてきた。ブラをしないと恥ずかしいとか乳が垂れるぞとか、そんなことを言われ、ぼくらは「はーい」と返事をしたが、すぐに他愛ない雑談に戻った。レイジは先輩に言われたことなど全く意に介していないようだったけれど、ぼくは内心かなり気にしていて、やはり母親にブラが欲しいとお願いしなくてはならないのだろうか? と考え、まだ何も行動しないうちから屈辱に打ち負かされたような気になっていた。

 記憶に間違いがなければ、ぼくらは少なくとも一年夏休みまでは「子供カテゴリーのままでい続け、それぞれ親の方針通りに子供肌着制服の下に着続けていたと思う。そのことによってレイジがどんなデメリットを被ったかはぼくは知らないが、ぼくの方には人には言えないようなデメリットがあった。

 ある日、竹刀を振った瞬間に身体の内側から「ぶちっ」と音がした。腕のつけ根辺りがヒリヒリと痛くなった。家に帰ってから服を脱いで見てみると、鎖骨のすぐ下辺りに赤い皹が入っていた。まるで鋭利刃物でひと突きしたような傷は薄い表皮で繋がっていて、出血はない。どうやら急に大きくなった胸の重さに皮下の肉が負けて裂けてしまったようだった。奇妙な傷はその後いくつも増えていき、白い痕になって残った。

 肌にいくつもの傷が残るほどに、ぼくの胸はお荷物になりかけていたのだが、だからといって目立って大きいのかというと全くそんな事はなく、服を着ている限りは相変わらずの俎板に見えるほどだった。なのに、ただ普通に生活していくだけで服の下に隠れた部分が傷だらけになっていく。その原因がさして膨らんでいるようには見えない胸であるなど、親に相談出来る訳もなく、ぼくはひた隠しにした。

 その件はレイジにも話した事はない。そもそもぼくとレイジは「親友」だと言い合っていたのにも拘わらず、お互いに相手内面には踏み込もうとしなかった。ぼくらは校舎の内外を、ひとの目も気にせず手を繋いで歩き、座る時にはスズメきょうだいのように身体をくっつけた。部活の合間の休憩時間には互いの背中を背もたれにしたり、膝枕をしあったりした。

 ぼくがレイジの太ももを枕にしている時、ぼくの鼻先にはレイジの胸があるのに、そのぼくの胸の何倍も大きな肉の塊はレイジにどんなダメージを与えたのか与えなかったのかなんて知らなかったし、レイジレイジで、ふざけて指でつついたぼくの貧相な胸がぼくにとってはけっこうな凶器だった事など知らないままだった。

 レイジに対してのぼくの隠し事なんて大した数はないが、ぼくにとってレイジは謎の多い奴であり続けた。真面目そうに見えてちゃらんぽらんで、部活だって、ぼくとレイジとはたった二人だけの新入部員なのに、レイジはよくサボり、ぼくを一人にした。夏休み部活に、レイジは半分も顔を出さなかった。なのに試合に出ればそれなりに勝つの不思議だ。何故レイジはそんなに休むのか、ぼくはしばしば先輩達から聞かれたが、わかりませんと首を振るしかない。

 親友の癖にぼくはレイジ個人的な事をほとんど知らない。そのことが気にならない訳ではなかったのだが、いざレイジと顔を合わせると、数々の謎の解明などどうでもよくなってしまう。レイジとする話は好きな漫画アニメの話ばかりで、端からみればそれは終始うわべだけの話をしつづけているだけで、それのどこが親友なのか不思議だったかもしれない。

 ぼくとレイジは心が遠くにあるのを補うかのようにスキンシップだけは過剰に行った。一日の中で最初に会ったときは、相手存在を視認したらどんなに遠く離れたところからも全力で駆け寄り、

「カーラミーア!」

「モンシェ!」

 と叫ぶとひっしと抱擁し合う。隙あらば、学校内のどのカップルよりも密着して過ごした。

 夏の間、ぼくはろくに飲食をせずに部活でしごかれていた。これ以上身体無駄な肉がつくのを止めたかったし、生理出血をなんとか止めたいと思って行った無謀なダイエットだったが、消耗したわりに効果はいまいちだった。ひと夏で顔だけげっそりしたぼくだったが、片やレイジ夏休み前と少しも変わらず飄々としており、健康のものに見えた。実際、心ない男子がぼくらに対して目障りだ死ね罵倒を浴びせるやそいつを蹴り倒しプロレス技をかけて泣かせるなどワイルドに暴れることもあった。

 ぼくは安心した。実はぼくの母親がぼくとレイジが仲良くなったのを知り、ぼくの同級生母親達の情報網を使ってレイジ個人情報仕入れており、聞いてもいないのにぼくにそれを話したのだ。ママ友ネットワークをもってしてもレイジの事で確かな情報は得られず、噂程度のことしか仕入れられなかったようだ。それによれば、レイジは何らかの病気で定期的に通院しているという。だがその病気が何であるのかは誰も知らないらしい。

 ぼくが知っているレイジ個人的なことといえば、レイジには兄が一人いて両親も健在で、四人家族で仲良く暮らしているということくらいだった。

「ねえレイジ、どうしてレイジレイジなの?」

 ある日、ぼくが何気なく訊いたら、レイジはこう答えた。

「うん? うちは兄と俺との二人きょうだいから

レイジのジは二番目のジってこと?」

「そそ」

「納得した」

 きょうだいの二番目だからレイジ」と名乗るレイジとぼくとは部活つながりの親友クラス出身小学校が違うせいでお互い相手の事で知らないことが多いかもしれないが、そんな事は関係なく、ぼくらはとても仲がいい。

 秋になった。ある日、学校から帰るとぼくの部屋に大きな買い物袋が置かれていた。母親が開けてみろというので中身を見たら、「はじめてのブラ」と書かれた厚紙つきの白いブラが三着ほどと、その他下着類が入っていた。母親によれば、「ぼくに必要から買った」というより「みんなが必要だと言うから買った」ようだ。母親他人の言う事になにかと流される。

 しかし、断られる可能性が高いと思いつつこちらから羞恥心を堪えつつ頭を下げてお願いすることもなしに、必要ものが手に入ったのは良いことだ。ぼくは「はじめてのブラ」を着けてみた。ところがサイズ全然合っていなかった。それはAカップだがアンダーが85cmもあって、上半身だけは骨の浮くほどガリガリだったぼくにはユルかった。

 翌日から「はじめてのブラ」を着けて登校したが、いざ日常生活を送ってみると、ユルすぎるブラはぼくの助けになるどころか邪魔邪魔で仕方のないものだとわかった。ちょっと身体を動かしただけで背中ホックが外れる。これまでの習慣通りに猫背にしていると外れるし、かといって背筋を伸ばしてもまた外れる。走るとどんどんブラが浮いてきて胸の上までずり上がってくる。それを狼狽しながらも誰にも気づかないよう適正な位置に引き下ろさなければならない。

 なんなんだこれ……。母親に苦情を言うべきではないかと思わなくもなかったが、母親がぼくにブラを買い与えた時、牽制するように「デブで胸のないお前にはサイズがそれしかない」と言ったから、解決策は何もないとぼくは思い込んだ。デブ言いがかりだ。ぼくはチビの癖に肩幅と腰幅があり、脚も太かったから、セーラー服を着るとずんぐりむっくりに見えたが、上半身ガリガリに痩せていたのだ。

 何でぼくだけこんな事に……と思いつつ、部活の際に先輩達がふざけながら着替えている間は、いつもの様にぼくは部室の隅っこにレイジとぴったりくっついて体育座りで待っていた。先輩達は相変わらず可愛いブラを着けていて、それらはぼくの「はじめてのブラ」のようにズレたりホックが外れたりはしない。どうしてぼくの「はじめてのブラ」はこんなにも役に立たないのか、すぐそこに何事にもあけすけな先輩達がいるにも拘わらず、ぼくは誰にも打ち明けられない気がして、勝手孤独に浸っていた。隣のレイジは、元からそういう話をすべき相手ではない。

 その時、ツンツンと脇腹をつつかれた。隣を見れば、レイジが膝の上に半分顔を埋めたまま、いやーな顔で笑っていた。

「お前、これなんなの?」

 レイジはニヤニヤしながら、ぼくのTシャツの上からブラのバックベルトを引っ張った。

「何でもいいだろ!」

 ぼくは小声で身をよじりながら言った。その反応がレイジには面白かったらしく、レイジは「なんなの、なんなの」と言いながらぼくのブラのあちこちを引っ張り、脇を擽ってきた。そんなぼくらの攻防戦を先輩達はいものじゃれ合いだと思ったらしく、「今日も二人は仲良いよねー」と言った。

 その日以来、レイジはぼくがブラを着けているのを面白がり、やがて服の上からブラのホックを外すという技を会得した。レイジ通りすがりにぼくの背中を叩くと、ホックが外れる。とんでもない悪戯だが、ぼくのホック悪戯をされなくてもしばしば外れるし、ぼくとレイジクラスが違うので、被害を受けたところで大した事にはならない。それでぼくとレイジの仲が決裂するという事もなかった。

 ただ、レイジがぼくをブラのことでイジッてくるのは意外だと思った。同級生女子の中には、他の女子が「色気づく」のを嫌って意地悪をしたり他人の足を引っ張るような事をする奴が何人もいたが、レイジはそんな陰湿女子どもとは最も遠い存在のような気がしていた。でも、その頃レイジはまだ「子供カテゴリーの内にいて、それをぼくなんかみたいな貧乳の方がイチ抜けしたのだから、変に執着されるのはおかしい事ではないような気もした。

 人の心理としてレイジの反応は特におかしものではない。が、ぼくらの関係性の絶妙バランスをレイジの方から崩して来ようとするのは……逆にぼくの方から壊しにかかるなら自業自得なのでまだしも……どうしていいのかわからない。わからなさすぎたので、ぼくは何事もなかったかのように過ごす事を選んだ。

 二年からはぼくとレイジは同じクラスになった。一緒に過ごす時間は益々増えた。レイジ休み時間教室ですれ違いざまにぼくのブラを外して遊ぶ事もあったが、ぼくは責任を取ってホックを元に戻せとレイジ要求し、レイジは「はいはい」と言ってぼくの制服背中に手を突っ込んでホックを掛け直した。

 いつの間にかレイジはその遊びをしなくなった。

 その頃にはレイジは既に「子供カテゴリーを脱していたのだと思うが、ぼくにはその件については全然記憶がない。少なくとも、ぼくはレイジからされたようにレイジがブラを着け始めた事をからかうことはなかった。

 教室が一緒だと、友達同士なら休み時間ごとにお互いの机のところを行来するものだ。ぼくは授業が終わってもすぐに教科書しまって離席することがないから、レイジの方からぼくの席にやって来がちだった。ふとぼくが顔を上げると、視界の全面をレイジの胸が塞いでいる。よく、胸の大きな女性が「(男は)私じゃなくて私の胸に挨拶をする」と言うが、レイジ場合はぼくに胸から挨拶して来るようなものだ。ぼくはレイジに知られないよう視線を外した。だからレイジの胸がしょっちゅうぼくの目と鼻の先にあったのに、ぼくはレイジのブラ事情など全く知らない。一方レイジはといえば、ぼくをからかえるだけからかって恥ずかしい思いをさせたのに。

 レイジは狡いと思ったが、他の女子といがみ合うようにレイジと争うのは嫌だった。レイジ喧嘩する事があるとしたら、それとは全く関係のない、取るに足らない事が原因だ。そしてベッタリと仲がいい分喧嘩するのもわりとしょっちゅうだった。大体はぼくの方から吹っ掛ける。そこにレイジは狡いという思いがなかったとは言えないと、当時を振り返って思う。

 レイジは胸が大きくて手足が長くてモデルのような体型をしていたが、女としてはある意味で無敵だった。ぼくはといえば、自分身体がなにかとコンプレックスで、わざと身体に合わないダボダボな格好ばかりしているから、本当はガリガリに痩せていたのにすんぐりむっくりのデブだと思われがちだったうえに、貧相な体つきのわりにはきっちりと女であることのデメリットを受けた。すなわち生理が異常に重くて一月のうち絶好調なのは三日ほどしかなく、あとは瀕死

 レイジは不調知らずで常に元気いっぱい走り回っていた。何かの病気で通院しているという噂はデマに過ぎないのではないかとぼくには思われた。だがレイジはよく部活をサボった。同じクラス親友のぼくにも何も言わず放課後になるといつの間にか姿を消している。ぼくは既にレイジはそんなものだと思っていた。部活顧問から来年女子部長は消去法でぼくに決まりだと聞いて軽く絶望した。レイジの方がぼくよりもずっと強いのに、部長は実力よりも真面目さが大事だと顧問は言う。だがぼくは顧問が思うほど真面目ではない。絶不調ながら毎日律儀に部活に出ているのはほとんど、稽古カロリーを消費しつくせば生理にかけるエネルギーが少なくなり、来月こそは体調がましになるのでは? と期待していただけに過ぎない。

 そんな馬鹿な事をしていたせいで、ぼくはある日、体育の授業中に具合が悪くなった。その日のメニューは1000メートル走だったが、ぼくは運動神経がない癖に中距離を走るのが大好きで得意だったので、生理中だというのに無理をした。酷い目眩がして手足が冷たくなり、震えが止まらなくなった。爪が真っ青になり、顔色も青を通り越して真っ白だと、ぼくを見た体育教師が言った。体育教師は厳しい人で滅多な事では生徒を休ませないのだが、ぼくが芝生に座っても一向に回復しないので、保健室に行って休めと言った。ぼくは保健委員に付き添われて保健室へ行った。ベッドに寝かされた途端に意識が落ちた。

 気がついたらベッドの側にレイジがいた。

「おはよー。今どんな気分?」

「どんなって、最悪だけど。でもさっきよりはましな気がする」

「ははっ、体育の時はヤバかったな。こいつマジで死ぬんじゃね? って感じの顔してて、先生がさすがに焦ってた」

 そう言うとレイジはぼくのほっぺたをつまんで引っ張った。

「ほっぺぷにぷにー。すべすべで真っ白ー。でもさっきよりはましー」

 レイジはぼくの肌をすべすべで真っ白だとよく言う。小学校時代は徒歩通学で、中学に上がってから自転車通学で、それなりに日に焼けていたから、ぼくの肌も黒くて荒れているはずだと自分では思い込んでいたが、レイジに指摘されてはじめて、ぼくは色白で肌質がいいのだと知った。少なくともレイジのほっぺたよりはぼくのほっぺたの方がすべすべで白い。

「今どんな気分?」

「君が血色が戻ったというなら、思ったよりもいいんじゃないだろうか。確かに吐き気はしないし、頭痛もしない」

「ふーん。俺にはそういうのが無いからわからないけど、まあ無理すんなよ」

はいはい

 レイジはいいな。ぼくと性別が同じでもぼくのような思いはしないんだ。でもぼくみたいにひ弱なのはレイジには似合わないから、それでよいのだと思った。

トラバに続く。

2022-07-06

やるといってやらない夫はどうするべきか

本日妊婦健診で、助産師さんに産後アドバイスとして色々お話いただいた中で「男性は脳の仕組み的に察することが苦手ですから、わかってあげて下さい。」みたいなこと言われたの。

例えば、洗濯物たたんでの一言には洗濯物を畳んだあとそれぞれあるべき場所しまうが含まれてるつもりでも、男性には洗濯物をたたむってことしか伝わってなかったりすると。

ほう…

そんな高度なことこちらも求めてないんだよね。

いや、できてたらもちろん泣いて喜ぶけど。

スタンディングオベーション。感動の渦。

まず頼んだこと、やってほしいのよ。

頼んだことをやってもらうにはどうすればいいんだろう。

上の洗濯物の例で言うとたたむという行動にたどりつかない。

たたみ方が雑とかたたむのが遅いとかどうとか私の許す質やルールでできてないとかそう言う話じゃないのよ。

まあやらないんだからできない理由があるんだろうけど。

でもその行動ができない理由があるなら断ってもいいと思うの。命令してるわけじゃないから。

究極忙しいからできないか自分でやってとか、めんどくさいからやだとかね。(実際言われたらムカつくだろうけど。やれるならお願いしないか

とりあえず、やらないならそう言われた方がまだましなの

まだ対策できるから

でもやるって言うから期限までにやると思ってこっちもそのつもりですすめるじゃん。

もちろん忘れられてると困るのでリマインドはする。

けど、「わかってる!うるさいな!」って言われるのでやめた。

催促ってほどじゃなくただの進捗確認なんだけど、逆ギレ?されると疲れるよね。お母さんじゃねえし。もってる仕事自分管理してくれよ。

で、合意して決めた期限すぎても音沙汰ないから、やった?って確認します。

案の定やっておらず、「忘れた」

で、でたー!「忘れた!」

人間だって忘れてしまうことはありますからね。しょうがないよね。

はい。じゃあこの日までにやる!自分宣言しました!

次こそはやると思うじゃん。

もちろん対話ベースだとまた忘れてしまうのでLINE必要情報を再度明記します。

やらないー!(叫

「忘れてた」

まあ期間空けずに2連続で同じこと忘れるとさ、信用失うよね。

リカバリーしようとする誠意感じられないし。

何かの病気とかでないなら、約束守らなくてもどうでもいい人のお願いだから忘れるんだろうなって思っちゃうよね。

それかマジで仕事できない人として職場ハブられてないか心配なっちゃうよね。

普通にサラリーマン仕事やってる人なら他人から受ける依頼って順序はあれど割と優先的にやるよね?期限ない依頼ならともかく。

どういう論理でやらないのかできないのか謎なの。

とにかく、やると言っていつまでもやらないおかげでこっちがやった仕事やり直しになったり、遅くなったが故に損とかするんだけど、

どうすればやってくれるのかな…

ここでなんで?もうこうなったよとかって言うと責められてると思われて必要以上に感情を刺激してしまうので真実を言うことは我慢します。

あ、全然難しいことお願いしてないのね。

いわゆる仕事丸投げ、やるべきことが不明確な指示で再度確認必要なのとかさ。

具体的かつ明確なことお願いしてるはずなの。

例えばこの書類(中身説明済み)に○日までに名前と住所書いてねとか。

頑張って時間かけても5分くらいのやつ。

こちらも完璧人間ではないので想定が甘いとかはあるのかもしれないけど、それはそれで社会人10年以上経験あるならこれはどうする?って相談できてほしい。

もしかして「どうするじゃないだろ?まず自分で案をもってこい」とか詰められると思って放置ちゃうのかな…

手法を変えて「こっちも頼んだこと忘れちゃうからすぐやってくれる?」ってお願いすると、「えー?いま(今日)?そんなに急ぎでやんないといけないの?まだ日にちあるじゃん。」と宣う。(ゲームしながら)

そうなんですよー。いつやろうが期限までにやってくれればいいんです!!家庭内のことで、そんな緊急なことはそうそうありません!(お願いできるかっていう問題もある)

仕事疲れた息抜き必要だしゲームくらいしたっていいんですよ。そりゃあ都合あるよね。

結局その日まで待ったけど、結局やりませんでしたーー!

催促ババアなっちゃう、やだもう。

どうすればいいか本気で悩む…

助産師さんにはここまで長々と話してないけど、チラッと片鱗を話したらそれはもうとても気の毒そうな顔をされた…

それは…ちゃんと話し合ったほうがいいですね…と。

まあ話して解決したら悩まないんだけどさー

無駄プライド高いのか、殿にいち農民が物申すくらいの伝え方を考えないと話にならないというか、、

よく話し合いで喧嘩になる原因として女性感情的になって話にならないというけど自分は至って冷静に論理的に話してるとは思う。

とにかく謝って〜とか私の気持ちをじゃなくてじゃあ今後自分対応も含めてどうすればいいか建設的な話をしたい。

ここまでくると、結局なんたってこちらに関心がないから、やるメリットがないからなのかなーと思うんだけど、家庭内でこれやってくれたらご褒美とか小学生くらいまでなのかなと思ってるんです。

中年のおじさん(夫)にごく普通家庭内些細な雑務に少しだけでも協力してもらうにはどういう工夫が必要なんでしょうか…

最悪協力してくれなくてもやると言ってやらない姿勢だけは変えてもらいたい。やるならやる。やらないならやらないと返事してほしい。

察してくれなくて怒るとか期待されてていいじゃん。

もう、頼んだこともまともにできないと期待もクソもないよね…

それが中身の質の問題であればこうしてあーしてあるけどさ…

はー色んな意味しんどいな。

2022-06-29

腐女子ツイフェミという矛盾

ショタちんこ!ケツマンコ!メス堕ちお兄さん!とか連呼してた腐女子がいきなり「ロリコンオタク害悪オタクとして一緒にされたくない」とか言い出したの何かの病気しか思えない

2022-05-26

https://anond.hatelabo.jp/20220526120018

前半と後半が繋がってないのも何かの病気か?


厚生労働省調査によると男性の30代まで性交渉経験ない人は4割を超えるので、お前のいう健常者の範囲は狭すぎませんか…分かる。

それとも女特有高望みを認識できない病気なんですかね…何故?何処から女性高望みの話が??

2022-05-13

「歯がレンゲに当たる音がキモい

きゃりーばみゅばみゅが出演する幸楽苑TVCMで、

「歯がレンゲに当たる音がキモい」って感じてしまう。こんなの公共電波放送して良いの?

https://kourakuen-style.com/archives/ramen/471/

キャリー事務所はどうしてOKしたの?

こういう嫌悪感を感じる人はいませんか?

食事中に音を立てるのはテーブルマナーとしてもマナー違反だと思うし、仮に麺類から音出してもセーフ的扱いでも、生理的嫌悪してしまう。

最近、この類の食事マナーに苦悩していて、箸が茶碗と当たる音や、吸って食べる音、スプーンと歯が当たる音に対して、自分でも何かの病気なんじゃないかって言うほど生理的嫌悪感を抱いてしまう。

吉野家とか松屋とか、箸ど丼なぶつかる音がキショくて食べにいけない。

2022-04-10

anond:20220410072544

「心身ともに健康人間が求められるけど、そんなやつこの日本にいるのかな」=「バカにしてくるやつもパワハラするやつらもみんな何かの病気だよ」だからね…シャーナイ

脳みそ移植してやりたい

話したくないけど話さなければいけない場面で現在うつ病治療中だと話すと、なぜか知的障害の話をされる

こんな特徴があるんでしょ?みたいな

なまじ「こころの病」とかフワッとした名称まで付けられて、あるかないかわかんない病気みたいに思ってる人も多い中で、まだ脳に障害が起きて発生してるってわかってくれてんのかな〜という気もするけど、なんか違うしドヤ顔だし

答えたくないことに答えて、どいつもこいつも俺や俺の周りには全く関係のない世界の話みたいな顔でバカにしたような言葉ばかり投げられて疲れた

違う、そうじゃない とか言うのもめんどくさい

言ったところでどうせ言葉が通じない

このくそどうにもならない思考回路をまるごと移植してやりたい

できればコンピュータウイルスみたいに感染させてやりたい

ならなくていいならなりたくなかった

心身ともに健康人間が求められるけど、そんなやつこの日本にいるのかな

いたとしたってダメになったらポイだ

バカにしてくるやつもパワハラするやつらもみんな何かの病気だよ

お前らこそ病院へ行ってくれ

疲れた ごめん

2022-03-30

会陰の周辺が痙攣する・・・

肛門と玉袋の途中の、会陰部?の筋肉がぶるるってけいれんしてる感覚がずっと続くのだけど、

これって何かの病気なんだろうか。。

2022-03-17

お母さんの顔

長くなるかもです。

なんだか最近母親の顔がシンプソンズっぽくなってきました。

調べてみたら「アデノイド顔」っていうらしいです。鼻呼吸を勧めたいんだけど、難しそう……

最近母親些細なことでキレやすくなったし、とても頑固で人の助言や意見絶対に聞かなくなってしまいました。

かと思ったら変に上機嫌な猫なで声で話しかけてきます。冷静な、「ふつうの」時間が無いみたいな印象です。

独り言も大きいし、何かに怒っているようです。いつも「バーカ!」とか「あーあ」とか何かに向けて叫んでいます。怖いです。

お父さんは母親に惚れているので母親が人としてありえないことをしても笑って何でも許します。母親もいい気になって楽しそうです。だから、何も直りません。もうここ数年、怒っているのは私だけです。疲れました。

母親性格が最悪になってしまったので、「老けた」というよりも「醜くなった」という表現の方がとてもしっくりきます彼女言動更年期障害範疇を超えていると思います

何かの病気でしょうか?

メンタルヘルス系の病院に一緒に行こう、と誘ってみましたがプライドを傷つけてしまったようです。

何を言っても突然不機嫌になるので、手がつけられません。しか時間差で不機嫌になります言葉がその場ですぐ出てこないのかもしれません。

話し合いも母親感情的になって成り立たないし、いつも同じ過去エピソードを持ち出して怒ってどこかへ消えてしまます

そうならないように、一つ一つの問題を順を追って言語化させ、理由も付けて説得すれば、一応自分の非を認めるのですが、決して反省しません。

10分後にはなんの関係の無い怒りで全て忘れてしまうようです。この繰り返しです。本当に疲れました。

自分がやられたこはいつまでも言い続けるのに、私たち家族にやってきた最低なことを全部忘れているのはおかしいと思います

この先母親をどうすればいいのか、少し不安です………

2022-02-12

プレゼントする時に勃起してしま

若い子に服とかアクセサリーをおねだりされて

買ってあげる時

なんか知らんがビックリするくらい勃起する

別に買ってあげる代わりにエッチするとかいう話ではない

何かの病気だろうか

甘えられるのが好きなのか?

わからんこのチンコ

2022-01-01

オエッ

キモオタ非モテと付き合うのって無理だよな。

友達からすら魅力的な人間だと思われてないような、異性とヤりたいという理由を失えばまともに他人と関わることもできないような人間から粘着されて一緒に暮らしたいと思われるなんてエグい。厳し過ぎる。

不衛生で汚いので夜の情事なんてしたら翌日性病ヘルペス風邪何かの病気をもらう。キツい。歯が汚い。歯磨きしてない。口臭がひどい。肌が汚い。多分カオダニが住んでる。服もダニが住んでる。痒くなる。

セックスがあり得ないレベルで下手。もはや拷問センスがない。相手を気遣うということが一切できない。

会話がまともにできない。日常で接していて細かい不快さが無限に積み重なる。とにかく不快

生活上の当たり前の気遣いは何一つできない。連絡もまともにできない。汚したら汚しっぱなし。片付けない。具合が悪いときは看病を頼むくせに他人の具合が悪くても気にしない。自分性的に満足すること以外についてあまり無知。お母さんが何もかも世話してどんな生活ぶりでも許してくれてたのだろうか?人間レベル幼稚園児。

生活の何もかもが言語化できないレベルでキツい。

お金もらわないとさすがにこんなのの躾し直しは割が合わない。社会人と付き合いたい。

こんな話ばかり聞く

2021-12-29

仕事以外のことができない

仕事以外のことができなかった。

他のことを考えることができず、残業も断ることができずにやっていた。

休みを取ることもほぼなかった。仕事をしなければという強迫観念に囚われていた。

ちゃんとしたキャリアプランがあってやっていたわけではない。

スキルも大して身についたわけではない。

コロナ時間ができたことで今こうして悩んでいる。

これって鬱か何かの病気なのだろうか。

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