はてなキーワード: モチとは
今回は少年ジャンプ+
一撃のパンチでアグニが住宅側に吹っ飛ばされて大炎上し、あっという間に阿鼻叫喚の地獄に。
これがファイアパンチという奴か……。
まあ、そのパンチがアグニではなくて、敵側のパンチによってもたらされるってのが笑えるが。
その光景を眺める時の表情が呆然といった具合で、かえってリアリティがあるかもしれないな。
ユダの諦めは、現状に元々ウンザリしていたからってのもあるのだろうけれども、大氷河の事実と、今回の積み木を土台から跡形もなく壊されたような結果がきっかけってことなんだろうかね。
タバコを捨てる描写は最初ピンとこなかったが、そういえば少し前の話で再生能力を持った祝福者の吐くタバコの煙を、周りがありたがるみたいな描写があった気がする。
要は今回のあの描写は、タバコを捨てるイコール特別な祝福者として崇められたことへの脱却という解釈でいいのかな。
正直あの部分って、そんな強調して描かれた場面じゃなかったから、ここでタバコを捨てる描写入れられてピンと来るほど印象に残っている読者ってどれだけいるのかなあ。
それとも、コミックスとかで一気に読む場合は、また印象変わってくるのだろうか。
黒霧……。
罰ゲームを食らいまくった状態の黒霧の姿には、不覚にもツボってしまったが。
私はこういうのはツボじゃなかった筈なんだけれども、どこの琴線にふれたんだろう。
それと相まって読後感自体も悪くない。
逆に言えば、それ位しか特筆して褒めるところが見つからないってくらい、特徴がない。
な、なんといえばいいんだろう、今回のエピソード。
メインキャラのアクが強かったのもあるんだけれども、展開といいアンサーといい、理屈といい、紡がれるものが私の中にスッと入ってこない。
すごく歪に感じた。
1話と2話でバックボーンが語られたキャラが、早速バトルロワイヤルして、片方が感慨もなく死ぬというのは、作風であったりこの漫画の方向性を読者に伝える上では機能しているとはいえる。
ただ、まあそれが読者の何割が求めている展開かっていうと疑問符がつくが。
登場するキャラに愛着が湧くかっていうのは購読していく上でのモチベの一つになりやすいから、今後も愛着が湧く前にこういう展開で物語から退場するようなら、気持ちの持っていきように苦労しそうだ。
それなりに頑張ってこうなればユーザーは幸せだっていっぱい考えるんだけど
途中で「なんで俺が苦しんでこんなことしなきゃならないんだ?」ってたまに覚めることが増えた
生活犠牲にしてまでやってると、じゃあ自分の幸せは誰が考えてくれるんだろうとか考えてしまう
そう考えると結局
私生活が充実してるような奴とか
超絶に頭のいいやつとか
実際に起業するようなやつって何だかんだ言って超高学歴みたいな人多いんだよね
失敗しても余裕そうな人が多い
意外と経営者は家族も持ってて、私生活は順風満帆に見える人が多い気がする
根暗で陰キャ
そいつらも普通に家庭を持って私生活充実してたりするからイラッとくる
俺みたいに半端者だと
疲れてくると次第に「土日は普通に休んだ方がまだ人生楽じゃね?」っていう考えがずっとついて回る
不幸せであることや、富や名声がほしいなどの理由は現代においてはモチベになりにくいんだ
そういえば投資家っていうのはそういうモチベの部分とかをちゃんと見るらしい
俺はきっと見透かされるだろうな
でもこのまま諦めるのもすげー癪なんだ
「見てろよこの野郎クソ野郎すげーもん作ってやるぞクソ」っていうマインドに近い
根性ではない
自分に自信がなさすぎて、プロダクトくらいでしか自己肯定できないんだ
ユーザーや周囲に「これ良いね」って言われて、ようやく自分が存在して良いんだって感じになるんだ
なんか、そういう根性みたいなマインドで成功したら、何故か美談になることが多いけど
鬱々しながらラノベで成功しようとするニートみたいな心理状に近い
いつまでこの状態を続けるんだろう
こういうのにリセットを掛けてくれるのは、子供だったりすると思うんだけど
はぁ、とにかくやるか
わかってる、一時の気の迷いだ
もう何年もやってきたんだ
考えるのを辞めて手を動かそう
一発当てて、その後でゆっくり考えよう
____
追記
ちょっと気づいたけど、やっぱ週末起業みたいなのがダメなんだと思う
会社でもサービスやユーザーやチームのこと考えて、週末もサービスやユーザーやチームのこと考えて、休まらない
前者はまだ給料が発生するけど、後者は成功するまで無給とかマイナスだからモチベ維持がとにかくキツイ
やるならいっそ起業しちゃったほうが良いんだろうな
ってところまで考えるんだけど、やっぱり器じゃないよなっていう結論にぶち当たる
ベンチャー界隈の経営者とそれなりに話したことあるけど(面談とか飯とか)
そういえばあるExit後2社目の社長が「とにかく成功するまで根気よく続けられることが大事」って言ってた
続けるってことは日常にしてしまうことで、プロジェクトに終わりが無いってことだ。考えるだけでしんどい
できる気がしない、バイタリティが違う
やめた、わからん
手を動かそう
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO07281760V10C16A9000000?channel=DF260120166490
って言う記事を読んで、割りと頷ける部分は多いんだけどやっぱり商業ライターなのでバッサリ切れてないところがある(メーカーに気を使わなきゃならんだろうし)。たしかに多角的に見るのは公平だと思うんだけど、日本は大学生のPC所有/利用率が低いなんて言うニュースもあったし、ノートPCを買わなきゃいけない人もいると思うので、私見でバッサリ感のある記事を書いてみようと思った。
・CPUはわりとなんでもいい。Core i3~Core i7とかがいまの表記なんだけど、Core i5,Core i7,Core Mなんでもいい。極端に古くなければ困らない。
・メモリは4Gほしい。ちょっと詳しい人がせめて8Gとかいいだすけど、初めて買うノーパソなら4Gで十分だ。
・ストレージの容量も、あんまり気にしないでいい。でもHDDよりはSSDにしとくべき。これは記事の通り。CPUで2世代分くらい体感早くなる。
・光学ドライブとかいらねえですよ。めったに使わないし、もし使う場合は外付け買うとか、どっかでデータ読ませてもらうとかした方がいいよ。
・A4かB5ノートにしとけ。でかくて重いノートを家でデスクトップ代わりに使うとかもったいねえ。家で広い画面で使いたければ記事にあるようにディスプレイとマウスでも買っとくほうが安くて快適。
・この条件で7万前後なら概ね性能で不満は出ないと思われる。この性能なら、ネット見たりレポート書いたりWebみたり、休日にYoutubeしたり、あるいはSkypeで喋ったりしても、ぜんぜん余裕はある。おそらく今のノートパソコンの更新ペースから行って、大学4年間使っても困らない。
・CPUをCeleronというのかATOMというのにしてストレージをeMMCってのにすると、急に4万を切ったりもする。
・さすがに性能面では上に及ばず、動きがもっさりする。が、ネット見たりレポート書いたりWebみたり、休日にYoutubeしたり、あるいはSkypeで喋ったり出来ないかというと、多分全部できる。ただそれぞれがもっさりしてて作業モチベに悪影響があるくらいだ。でも、ノートパソコンを持ってないよりは遥かに良い。4万円だして、とりあえず買ったほうが良い。
・キーボードのついたPCのスキルなんてスマホやタブレットでは身につかないので、そこは別物だと割り切るべき。PCは「なんか楽しいものを見聞きできるモノ」じゃなくて「作業用の道具」なので。
・10万円以上のノートパソコンは、PCが好きな人、すくなくともPCがある程度わかる人向けだと今は思っておいて良い。狙いは「その1」の6~8万円のにしておこう。それでももっといいのが欲しい人は↓
・おしゃれな使い方がしたい人はMacbookAirでもかっとけ。
・そうじゃねえならSIM挿せるのは費用対効果がいい(おすすめ)。挿せる機種少ないけど。
・格好いいパソコン持ってても彼女は出来ねえぞ(俺調べ)。肩を並べてレポート作成デートとか都市伝説だから。
・彼女がいるっぽい雰囲気(とか、出来たときの予行演習)をつかむためには、可愛いデザインのUSBメモリでも買っておけ。500円とかあるから。
同棲していて基本的に家事は俺がやってるんだが、彼女は家事で一番料理が嫌いらしい。
こどもには美味しい料理を食べさせてあげたいから俺は料理を前から練習してたんだけど、彼女にはそういうモチベはないらしい。
GSoCも、未踏もダメだった。学生スターエンジニアにはなれなかった。
1年のときにしょぼいプログラミングコンテストで賞をもらったけど、それだけだった。
院にいけば2年猶予はできるけど、大学にいてもモチベはあがらん。研究室はいいところでボスも素晴らしい人で研究も楽しいけど、それ以外で悪い思い出が多すぎる。大学の事務はなんであんなに無能なんだ。
でかい脆弱性を見つけることもできなかった。しょぼいアプリの脆弱性は見つけたが。
SECCONにもDEFCONにも行ってない。去年のSECCONではいいとこまでは行ったんだけどな。
バイトとかインターンとか趣味とかでそれなりに開発経験はあるつもりだけど、あいつらは俺となにか決定的にちがう。
人に憧れて開発とか勉強をやっているからダメなのか。もっと内からの欲求でやらないとダメなのか。
同級生のウェイどもをバカにして努力していたが、バカなのは俺の方だったのか。遊んでいたほうがよかったのか。彼女もできなかった。
何回かあきらめようと思ったこともあったけど、あきらめきれない。俺だってロックスターになりてえよ。
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
いつかぜったい追いつくからな。見てろよ。
新卒で入社して、結婚して、産育休とって復帰して、昇任目指して頑張ってる、夫が全国転勤で、そろそろ子供の手が離れるくらいの年齢の先輩がいない。
中途で産育休明けの人はいる。でも夫の転勤ないから、配偶者同行制度使わないだろうな。それにまだ子供小さい。
中途で子供の手が離れた人はいる。でも出産子育て期間は専業主婦だった。夫も転勤なさそう。
妻は地域限定社員で夫は全国転勤で、配偶者同行制度使って同居して、産育休とって子育てしおえる人ってさ、いないよね。
ロールモデルがいないんだよね。
ていうか上に書いたこと、出来る気がしない。
いずれ同行制度も間に合わない転勤が夫に来るだろうし、詰むな。
とか
同行制度使いたいとか産育休とって復帰したいとか言ってると昇任難しいんだろうな。
とか思うと、将来悲観的になって、いま頑張っても水の泡になるんだな、と思うと
仕事やるのつまんない。
あーあ。
1巻はシュタゲ(バタエフェ)かよと思わせる展開だったけど次はバトルに勝つまで同じことを繰り返すというのを丁寧に書いて、それ以降は「もう同じことしてるってわかったでしょ」とばかりにぐいぐい話を進めていく、そのソツのなさには感服させられたけど、
結局うえき的な福地翼センス炸裂した能力バトルものに堕しちゃって残念
能力研究者が出てきたところはONEのワンパンマンとかモブサイコ100を髣髴とさせられたけど、結局そんな古臭い感じじゃなくて能力バトルに持ってったのは少年漫画的だなあと
1巻、2巻まではよかったけど、3巻で敵?のでっかい組織が出てきて本格的にバトル展開になりそうなところでちょっと読むモチベ下がっちゃったな
もうこのテンションをドキワクしながら読むほど心が若くないから
無気力だけど実はリア充に憧れてて一念発起ヒーロー目指すってテンプレも、今の少年少女が読んで感化されるのかもだけど、心が枯れた自分みたいなおっさんが読んでも何も響かない・・・
最初こそ無気力だったけど、結局蓋を開けてみればそれは序盤だけで、本筋だとずっと希望を失わない・ずっとがんばる熱血まぶしすぎる・お前がリア充だよっていういかにも少年漫画的なまっすぐキャラで、読んでる自分とくらべてこっちがげんなりしちゃうくらいだし
まあ、言いたいことは分かる。
でもな、こういうナショナリズムを隠したフリして隠せてない作品が受け入れられてしまうのも
ブサヨ含めた個人主義の左翼団体が、全然個人主義自由主義じゃないからだろ?
根本的に日本に左翼は合ってないし、結局はお国のために死ねっていう消耗品であることをサラリーマンたちは自覚している。
無理に抜け出そうとすると腹の皮が破けることを知っている。
薄々分かってるからこそそんな自分たちを暗に認めてくれて褒めてくれるシンゴジラが嬉しいんじゃないか?
彼らは「心臓を捧げよ!」って誰かに言ってもらって
それでカッコつけて死ねればいいや、というのが望んでいる着地点なんだ。
未だに特攻精神が根強いのもサラリーマンが国に取っての税収の特攻隊員であり
彼らは自分たちがお国のためにガソリンの漏れた戦闘機に載ってることも理解している。
だからこそ慰めの言葉を誰かに掛けて欲しい、それもできるだけカッコつけてな。
だからこれはこの着地で合ってる。
日本には搾取される側の派遣やサラリーマンが圧倒的に多いから絶賛されるのは当然。
傷口を舐めてくれるんだから喜ぶに決まってる。
庵野はエヴァで傷口の舐め方も広げ方も知ってるのでお手の物だったろうな。
http://anond.hatelabo.jp/20160614213132
まさか、料理の名前を間違えただけで離婚されるとは思わなかった……
考えてみれば、兆候はあったのかもしれない。
ちょうどよい温度に温めてあって、おまけに外はカリカリで、中はモチモチで、すごくおいしかったので、
といったら、(元)旦那が急に厳しい顔つきになって、
「それ、バゲットだから」
といって一人で黙々と食べて、その日は帰るまでほとんど会話がなかった。
そして先日
オレンジページにのってた常備菜特集で、おいしそうなのがあったから、挑戦して作ってみたわけ
自分としては結構うまくできたので、(元)旦那が帰ってきたときに、
「ラタティーユ作ったよ! おいしいよ!」
ていったわけ
そしたら彼は、文字通り青筋を立てて、
「ラ・タ・トゥイ・ユ!!!」
ていって一人で切れた
翌日の朝、起きてみたら彼はいなくて、テーブルの上に捺印済みの離婚届とメモが置いてあった
「ratatouilleです。フランス料理の基本単語すら知らない人とは一緒にやってゆけません さようなら」
憤慨することもあるけど、もとはといえば、自分の間違いだから、後悔することもある
ほんと、フランス語はちゃんと覚えたほうがいい
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154963487
先に断っておくことですが、自分が読んだのは
時候の挨拶とか書けないのでさっさと始めてガンガン褒めていきます。
どの作品を取っても、舞台は現代日本をベースにしています。それを大きくプッシュするつもりはありませんが、わかりやすいことは良いことです。
しかしあくまでそれは「ベース」です。例えば「疾風怒濤商店街」、このタイトルでありながらメインテーマは「ドラゴン討伐」。商店街がある世界にドラゴンなんか来るのか。ドラゴンが居る世界に商店街なんてもんがあるのか。つまり、現代日本ひいては地球に「みんな知ってるファンタジー」が融合する世界観です。「消防庁から派遣される聖騎士団」とか「勇者になるため日々鍛錬している女子高生」とか、そんなんワクワクしちゃうだろうがー!!!
とにかく、そういった要素が、上記作品の中では常識なことが多いです。現実世界の私達が「ユニコーン?は?ごめん何言ってんの?ゲーム?」なのに対し、作品世界では「ユニコーンっすか、うおー珍しい」みたいな感じです。現代日本を舞台にするからには、私達の生活イメージを壊さないレベルで、ファンタジー要素が点在しています。この距離感は素晴らしいと言えます。
バカです。
その、「キャラクターについて一項目設けよう」と考えた時に、当然色々なキャラクターが浮かび、その色々な魅力を語ろうとしたのですが、それらを総括してタイトルに据えられたのがこれでした。ほんとバカ。
バカバカ言っていますが、それもまた良いことです。というか【ロケット商会】さんは意図的に登場人物をバカであることにしています。なぜなら、キャラクター性におけるバカさとは、カワイイことと直結するからです。
また付け加えるならば、上記作品群におけるキャラクターは、どちらかと言うとチンピラめいた性格であることが多いです。考える能力が無いタイプのバカというより、全うな教育を受けていないタイプのバカです。いわゆる「育ちが悪い」人達。こうしたバカな人物達は、純粋で、無鉄砲で、欲望に正直で、あまり面倒なことを考えません。この性質は、読者には読みやすさとキャラクター(=作品)への愛着を与え、作者にも展開の妥当性や派手さ、スピード感を与えるものとして、大きな効果を担っています。
ちなみにですが、当然ながら(比較的)に賢いキャラ付けな人物も登場します。しかしこの作品群におけるバカの方々は頭脳がバカなのではなく性格がバカなので、マリファナに依存していたり、一人の時間にカッコつけた仕草を練習したり(※推定)しています。もう全員カワイイで良いですね。
そしてアツい要素として、バトルの描写も欠かせません。「勇者のクズ」に至ってはジャンル名「現代アクション」を冠しておりますから、大変重要なポイントです。 しかしながら、この見出し文に違和感はおありでしょうか。「超クレバー」て。「賢い」とか「利口」とかそういう言葉やぞ。お前さっきまで登場人物をバカバカ言うとったんちゃうんかと。・・・なんでですかね。(投げた)
説明に入りますが、各作品内での戦闘描写は主に白兵戦です。少なくとも主人公は剣を使います。現代日本においてそれをやる理由付けみたいなものは当然あり、かつ納得できる内容になっていますが、自分は「まあ目的ありきでいいじゃんそういうのは」とか言っちゃうタイプなのでここでは特に書くつもりはありません。
とにかくは近接で刀剣で緊迫で刹那なバトルです。当然のことを言いますが、そういった場面での決着というのは常に一瞬です。極端な例で言えば、その一瞬に向け、時には剣戟さえしません。駆け込む所から、相手の迎撃を予測し、いなし、隙を作り、一撃。実際にはそれぞれの動作と応酬には動機も含めたもう少し微細な描写が盛り込まれ、その一瞬の妥当性を裏付けます。それは読みやすい上で、とにかくカッコいいの一言に尽きます。実際に、読んでる最中何度も濡れました。嘘です。
ここまでで「スッキリ超クレバー」の「スッキリ」です。マジで言ってます。
その一瞬へ辿り着くために、キャラクター達は考察を重ねています。特に各作品の主人公がそうで、目的のために静かに動くことが出来るタイプです。(あるいは舞台の状況が彼らをそうさせます)
いかに相手の不意を突くか。いかに相手の弱点に剣をブチ込むか。いかに散乱した戦場で安全を確保するか。読者が知らない方法で、手順を踏んで、その瞬間に出来ることを選択していく。時に防がれ、上手くいき、そのそれぞれが論理的で、心地よく納得した感覚で読み進むことが出来ます。(実在するかは知りませんが)現実の技術や武術になぞらえた表現での解説も入ることがあり、その側面からも地に足の着いた戦闘描写を感じられます。
ぶっちゃけ具体例については読んでください。
曖昧なことを言いますが、文字でしか表現できない文章の世界で、「存在の雰囲気」を表すのはまずその名前です。固有名詞に、センスが輝いています。この意味では、作中で名前くらいしか出てこない存在だとか、そういうものに対して威力を発揮します。
《新桜庭ゴブリンズ》・・・疾風怒濤商店街。主人公所属の草野球チーム。メンバーの半分は口癖が「クソが」「殺す」みたいな人達。ちなみに作中に「ゴブリン」という単語はこれ以外に出てきません。
《細川まる子》・・・疾風怒濤商店街。もしかしたら《まる美》かもしれない。舞台の市長の娘。基本的にお邪魔系のキャラ。リクルートスーツが似合いそうな高圧的アホ。
《琥珀の茨》卿・・・・勇者のクズ。魔王の一人。ヤク中気味で脆さがある。自分の能力が名前に現れている。
《嵐の柩》卿・・・勇者のクズ。魔王の一人。《琥珀の茨》さんよりかなり格上。《琥珀の茨》さんみたいな単純な命名ではない。(※作中で名前について語られた事がある訳ではありません)
《七つのメダリオン》・・・勇者のクズ。作中で主人公達がハマっているカードゲーム。ルールについては全く言及されない。よくわからんカッコ良さと、なんか深そうなゲームっぽいぞというのが多分に感じられるネーミング。
・・・とかとかとか。これはまあ、かなり自分の主観が入っていると思います。どちらにしても、ネーミングに限らず、場面と作品世界の雰囲気作りに余念がないということです。意識してもしなくても、ガンガン入ってくる要素ですので、すぐに楽しめます。
少なめ(に感じる)容姿描写、とでも言ったほうが正しいかもしれません。読んだ後の感覚としてなのですが、「描写量の割にイメージが沸く」「しかも他の人の描いたファンアートが俺の思ってたのと近い」ということがありました。描写の費用対効果が高いとでも言っていいかもしれません。
当然ですが、そういった描写というのは言わば説明パートで、読みやすさのハードルを上げる側面があります。これが費用です。恐らく【ロケット商会】さんはそれを操り、物語冒頭で登場するヒロインくらいにしか、一度で詳細な描写をしていません。他のキャラクターに関しては、上記の命名や行動により醸し出す雰囲気、シーン毎のちょっとした追加情報でイメージを構成させ、大きな効果を生んでいます。
また憎いことに、主人公に関しては一切の描写をしません。だいたい性別くらいしかわかりません。年齢さえ、
「高卒らしくて、二十歳はいってるっぽい」「高校生だけど学年がわからない」「もしかして三十行ってる・・・? 無いか」といった有様です。(3作品各主人公)
ただし性格に関してはしつこい程に読み取れるので、読み手たる我々は都合よくニヤニヤすればよいものと思います。
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・・・ふう、これくらいにしておいてやるぜ・・・(書き慣れない文字を連ねすぎた)
ええと、長々と書いておいて最後に言うセコい手法なのですが、正直な所自分は普段ほとんど小説を読まず、評価のポイントなどというものはまったくわからん身であります。他作品と比較して~なんてことは到底出来ない程度の経験です。なので、おそらくめちゃくちゃ普通で当然のことを並べてるんだろうなあ、という自覚を感じながら書いておりました。
それでも、久しぶりに小説というものを読んで「やべーなにこれ楽しい」ってなったので格好をつけました。というか、「勇者のクズ全部読んじゃったよおおおお」って言ってたら「何らかの感想行為をしたりしたらもしかしたらロケットさんのモチベが上がるかもしれんぞい」って言われたのでなんか表現しようとしてこうなりました。はい。もっと私に続きを読ませてぇ!!
大至急
たくさんのブコメありがとうございます。
あのあとすぐにミスドに乗り込みましたが、閉店間際ということもありほとんど売り切れてました。
一晩明けた本日の昼、教えてもらった情報を参考に10個くらい買いました。
でも、棚いっぱいのドーナツから手当たり次第にトレイに掴んでいくあの感覚はたまらないです。
パン屋と違って、後から入ってきた客がドッスンみたいな顔で追い詰めてくるスリルもあります。
それと、レジの女の子が可愛かったです。めちゃモテしたいです。
冷めたオールドファッションはサクサク感こそ欠けてましたが、密度あるしっとりさはさすがの風格でした。
サクッ、からモチッに変わるときの切り替えしの鋭さは、コンビニドーナツじゃ味わえないですね。
正直、イロモノだと舐めているところがありました。
レシートを捨ててしまった上に、気づいたら箱が空になってしまってました。
だから何を買ったのか、はっきり覚えていないのですが、
ゴールデンチョコ、エンゼルフレンチ、チュロ、ポンデリング、オールドファッション、
このあたりは買いました。フレンチクルーラーは売ってなかったので断念しました。
今度は朝一番、出来立てのオールドファッションの品格を楽しみつつ、
膀胱が機能不全を起こすまでミルクティーを飲んでみたいと思います。