はてなキーワード: 犬夜叉とは
半妖の夜叉姫で令和が舞台なのに木刀持ってリーゼントのコテコテの不良集団が出てきて主人公とがっつり絡んだけど
うる星のあたるの同級生に似てるっていうパロディネタだったみたいだ
世界観をぶち壊してまで40年前の人間を現代設定のアニメに登場させて「今時のキッズはこんなものも知らないとかw」って50代60代のおっさんがイキってると思うと泣ける
うる星めぞんらんまファンは犬夜叉は駄作認定で見てないし犬夜叉ファンはうる星見てないしキッズは犬夜叉見てないし
昭和パロディにしては不良のやってることがゲスで(小さな女の子とおばあちゃんを縛ってナイフで刺そうとする、女子高生の顔を集団で殴る)ギャグにもなってない
誰が得するんだ
鉄血みたいに自分らだけで爆死してくれ
最近「あれ、あのアニメってもうそんなに前だっけ…?」と思う事があって、とてもショックを受けた。
そこで、あれは何年前の事だったか…とすぐ思い出せるように、備忘録代わりに数年前見ていたアニメのタイトルを簡単な感想と一緒に50音順に書き記してみようと思う。
シリーズファンには不評だったらしいが、ロゴスは初アクエリオンだった僕は問題なく楽しめた。
作品の後半に登場する主役機の名前は「アクエリオンディーバ」なのだが、何故番組名が「アクエリオンロゴス」なのか最終話で分かるシーンはグッと来た。
この作品のお陰で、僕は長年積んでいたアルスラーン戦記を崩し一気に読む事が出来た。
初期EDのアルスラーン殿下が非常に可愛らしく、僕はしばらくの間小林裕介さんと花江夏樹さんの事を女性ではないかと思っていた。
藍井エイルさんのラピスラズリはCDも買った。ところで、このアニメで使われたKalafinaの楽曲は以前発売されたアルバム「Seventh Heaven」に収録された物とそっくりだと思った。
OVA版でうしおの声を担当した佐々木望さんが今作でも終盤重要な役割にキャスティングされているのにはニヤリとした。
林原めぐみさんの演じる白面の者、斗和子はイメージが原作を読んで感じた雰囲気にピッタリだった。主題歌もどれも好きだった。
大人気アニメ。視聴したのが結構前の事なので内容を大分忘れている。
六つ子が皆で麻雀をやる回が好きだった記憶があるけど、あれは一期だったか二期だったかよく覚えていない。
一期は概ね好評だった印象があるが、僕は一期より二期の方が好きだった。
僕はこの作品に登場するモビルスーツ・グレイズがガンダムシリーズに登場する機体の中で一番好きで、初めてガンプラに手を出してしまった。
これまで高橋留美子作品に出演した声優陣が多数出演なさっていて、そういう意味でも楽しめる作品。主題歌がどれも好きだった。
結局原作の最終回までアニメ化する事無く一旦終了してしまったけど、犬夜叉の続編が始まってしまったので続編は望み薄かもしれない。
アニメオリジナルエピソードに結構尺が割かれており、原作読者には賛否両論らしいけれどアニメから入ったファンには概ね好評らしい。
今でも血界戦線ファンの間でアニメ肯定派と否定派が喧嘩をしている所を見かけて嫌になる。僕は終わってみればアニメはアニメで悪くないな、と思った。
1クールロボットアニメ。fhánaの主題歌が本当に素晴らしい。
進化する毎に弱くなっていく主役機を始め色々と突っ込まれる駄目な所も多い作品だけど、僕はそこまで嫌いじゃなかった。
今思うとラブコメ作品でOPもEDも男性ボーカルが歌う作品って珍しいんじゃないだろうか。コミックスも買ってみたけど、内容はほぼ原作通り?だったんだろうか。
声優さんに釣られて見てしまったミュージカルアニメ。もろに女性向けの作品なんだろうけど、最新作まで全て見てしまった。
シリアスな話をしていた筈なのにシームレスにミュージカルパートに入る所が歌劇的で面白い。この作品もやっぱり主題歌が好きだなぁ。
あれです。あの、エッチなアニメです。エロに釣られて見ました。
所謂モン娘アニメの火付け役?はこの作品って事でいいのでしょうか。記憶だとパピちゃんがエロかったような気がします。
ブラック・ジャック先生が若かりしころの姿を描いた漫画のアニメ化作品。当然作者は手塚治虫先生ではない。
この作品を作った人は手塚治虫先生の作品が好きなんだろうなぁ…と作品内のオマージュ要素を見て何となく思った。
ブラック・ジャック先生が「若い頃の自分を思い出している」という形で大塚明夫さんがナレーションを担当しているのはグッドだった。ところどころ女性向けっぽい描写もあった気がする。
パンチ一発でどんな奴でも倒せてしまうとんでもなく強いヒーローが主役の奴。
作画がとんでもなく良くて国内のみならず国外でも非常に高い人気を誇るとか。その反面二期は色々と評判が良くないらしいけど、僕は二期も好きです。
声優の古川慎さんの名前を初めて知ったのはこの作品からだったと思う。EDを森口博子さんが歌ってたりして2015年のアニメなのに凄いなぁと思った。
所謂赤ルパン。見始めたのは途中からだったけれど、一応最後まで視聴出来た。やっぱりルパン三世のテーマは何十年経っても色褪せない名曲だと改めて思う。
宮崎駿氏が手掛けたシリーズの中でも評判の良い回も見れた。ただ宮崎監督はこのルパン三世 PART2を快く思っておらず、その当てつけでああいう話を作ったと聞くと複雑な気持ちになる。
所謂緑ルパン。記念すべきルパン三世シリーズの第一作目。OPが3種類もあるけれど、どれも個性的で素晴らしい。EDもいいよね。
1クール目は現在のルパン三世に比べるとシリアスな印象が強く、ルパンも義賊というよりプライドが高い悪党という感じ。
2話にしてルパンが処刑されたと思い涙を流す不二子ちゃんなど貴重な所も見える。番組の後半からはファミリー向けというのか、皆が知っているいつものルパンになる。ルパンって本当カリオストロの城っぽいノリが多いと思う。
所謂ピンクルパン。赤ルパンや緑ルパンを知っていてもこれを知っている人はあまり居ないと思う。結構人を選ぶらしい。
OPはルパン三世のテーマとかかじゃないんだけどルパンのイメージに合致しててとても良い感じだと思う。番組の後半から明らかに作画の雰囲気が変わるからそこから人を選ぶ感じかな。
PART2と比べると山田康雄さんと納谷悟朗さんの声が大分しんどそうな感じだった。最後に山田康雄さんが演じたTVルパンって事でどうしても哀愁のような物を感じてしまう。
魔法少女物。90年代ってこういう作風が流行っていたんだろうなぁという感じがする。これも主題歌がどれも好きだった。
ネットでは暗い作品として有名だけど、実際に見たところ前半は割と普通の魔法少女物で後半から露骨に暗い雰囲気になったと感じた。
現在放送中のヒーリングっど♥プリキュアもこんな感じの作品にならないよな…と不安半分期待半分で見ている。
ある年代よりの下の人間には「タイトルと主題歌は有名だけど実際に見た事は無い」ってアニメの結構上位に入りそうな作品だと思う。
ピョン吉の声がのび太のママ役の千々松幸子さんで、ひろしの母ちゃんの声がのび太くん役の小原乃梨子さんな事に結構衝撃を受けたでヤンス。
ひろしの母ちゃんはひろしがどんなに悪い事をしても決して怒らない良くも悪くも優しい人なんだけど、ひろしが他人から馬鹿にされた時だけは鬼のような形相になって怒る人なのは、何というか生々しい母ちゃんって感じもした。
登場するロボットがマクロスそっくりだなぁと思ったら、マクロスと同じタツノコプロが作っていたアニメ。とにかく音楽の雰囲気がお洒落で素晴らしい。
ルーク・スカイウォーカー以外で島田敏さんが主人公を演じている数少ない珍しい作品でもあるんじゃないだろうか。
異星人が敵として登場しながら宇宙では殆ど戦わずほぼ地球での戦闘がメインという珍しい作品。スパロボのα外伝が好きな人なら雰囲気を好きになりそうだと思った。勿論僕は好きになった。
窪田正孝さん主演のドラマ版デスノート。視聴者が原作漫画や実写映画を見ている事を前提に意表をついてくるような展開が面白かった。
夜神月は天才高校生では無く凡人大学生、ミサミサは人気アイドルでは無く地下アイドルなど、原作と似て非なる設定から展開されたオリジナル展開は新鮮だった。
特に物語の終盤で父総一郎に自分が殺人鬼キラである事を見破られてしまった月が、父の遺体からデスノートを引き剥がし我が物とするシーンの迫力は…このドラマ版ならではの物だと思う。
ニアとメロが二重人格設定で原作とはまるで別物だったのだけはどうにか出来なかったのかなと思ったけど、どうにか出来なかったんだろうから仕方ないと思う事にする。
化物語などで知られる西尾維新先生の小説の実写ドラマ版。とにかく新垣結衣さん演ずる掟上今日子さんが可愛い。
原作小説は読んだ事は無いけど、西尾維新先生の作品が初めて実写化されたというのはやっぱり感慨深い。とにかく新垣結衣さん演ずる掟上今日子さんが可愛い。
また続編を作ってもらえたら嬉しいけど、5年も経ったから流石に無理かもしれない。でも逃げ恥だって続編が作られたんだからこっちも原作ストックがあるならまたドラマ化して欲しいと思う。
上川隆也さんがもっこり男の獠ちゃんことシティーハンター冴羽獠を演じるドラマ作品。
シティーハンターの続編エンジェル・ハートは未だに未読だけど、上川さんの演じる冴羽さんはかなり雰囲気がハマっていたと思う。
ところで北条司先生の作品っていつも父と子の愛情が物語のテーマになるのは偶然では無い気がする。
スパイダーマンのTVアニメーション作品。所謂サム・ライミ版のスパイダーマンしか知らない人は本作を見て実写映画版とのノリの違いにビックリすると思う。僕はビックリした。原作コミックの雰囲気にはこちらの方が近いのかもしれない。
とにかくスパイダーマンが陽気でお喋りな性格で、毎回大変な事件に巻き込まれるも軽快にお喋りをしながら解決していく。最初は映画版と全然雰囲気が違うな…と思いながら、慣れてからは楽しんで見ていた。
余談だけど、このアニメ版スパイダーマンを見て「スパイダーマンはこんな奴じゃない」と馬鹿にする人も結構居たんだとか。サム・ライミの映画がいかに日本でのスパイダーマン像を固めたか、この一件で分かった気がした。
スター・ウォーズのアニメーション化作品。時系列的にはEP3とEP4の間の話らしく、銀河帝国によるジェダイ残党狩りが盛んな時期の事なんだとか。
スター・ウォーズ/クローン・ウォーズというアニメの続編にあたる作品らしいけど、この作品単体でもスターウォーズのスピンオフ作品として楽しめた。それでも前作から続けて見た方がきっと面白かったんだろうなと思う。
アニメ作品という事で子供も見る事を考慮しているのか、ライトセーバーで人の体を切断するような残酷なシーンは無かった。それでも、ヌルヌルと動くライトセーバーを使った戦闘シーンは非常に迫力があった。
抜けがあるかもしれないけど、ひとまずこんな感じだろうか。
こうやって並べて書いてみるだけでも、「あれ、これもう放送して5年以上経つんだっけ…?」と感じて怖い。時間が過ぎ去るのは本当に早い物だと思った。
半妖の夜叉姫というタイトルで、ヒロインは犬夜叉の娘一人と殺生丸の娘二人の計三人。
みんな十四歳で、女子高の王子だとか記憶喪失だとか口紅でパワーアップとか、令和なんだか昭和なんだか分からないようなコンセプトの設定を背負っている。
もう本当にいや。犬夜叉の続編を今更作るの本当に何。あれはあれで終わったんだよ何が殺生丸には娘がいるだ。
まあ、別にね、エンターテインメントはお金を払う顧客のものであって、いつまでも小学生の頃に買った単行本を大事にしているファンなんて、今後1円にもならない存在がどうでもいいのは知ってますけども。
高橋留美子も売れる漫画が面白い漫画って言ってるしね。続編、それなりに売れるんじゃない?
でも本当にいや。
幸せになってほしかった犬夜叉やかごめや殺生丸やりんが、娘が記憶喪失だの2歳で親と生き別れだの背負わないでいい悲しみを、なんかアニメの視聴率のために背負わされてる事実も死ぬほどいや。
高橋留美子の描く少年漫画の魅力は、永遠に青春を閉じ込めることでしょうよと思うわけ。それは私が古いのかな。
一生かけて言わせてみせるっちゃ。いまわの際に言ってやる。
そうやって大事に閉じ込めておいたはずの時間を勝手に動かさないでくれ。
オンリー・ユーのエルじゃないが、私は面堂終太郎も他のみなさんも最終巻で冷凍保存しておきたいの。
まあ、犬夜叉は、犬夜叉ね、私と犬夜叉は明日へ繋がっていく、で終わったからね。彼らの時間は鮮やかなほどに動いてるから、続編も許されるのかもしれない。
百歩譲って許されるのかもしれないが、娘たちを親と年単位で引き離していらん試練を背負わせるとか、いらんことをするな。
殺生丸とりんだってくっつくか否かどちらでも選べるようにって選択肢が用意されてたのに、勝手に娘を登場させるな。二次創作でやるような雑な続編を公式でやらんでくれ。本当にいや。
見なきゃいいとかいう話じゃないんだわ。公式から意味わからん情報が流れてきた現状が既に嫌なの。
だいたいサンデーはいつまで高橋留美子に頼って生きていくんだよ。今更犬夜叉の続編って他にやることないんか。
インタビュー載る週とかしか買わんが買ってた頃はマガジンと張るぐらい部数あったのに、ほとんど読むものないクソ雑誌に成り下がってしまって悲しい。
そりゃあデビューから今日まで高橋留美子が看板作家でいてくれるの、ファンとしては嬉しいけどサンデーはそれでいいんか。
いや、いいならいいけど。いいよ。永久に高橋留美子先生を看板作家として重用し続けてくれ。
僕は昔から現在にかけて「男性向け・女性向け」ジャンルの作品/コンテンツを両方それなりに摂取している。
しかしその過程で僕は「女性向けコンテンツ」に辛さを感じるようになった。この記事ではその話を綴っていこうかと思う。
体験と気持ちを具体的に述べてくのでちょっと長い。時間が余った暇つぶし程度に読んで欲しい。
僕自身はオタクコンテンツかどうかに関わらずあまり物に男性向け・女性向けをつける必要はないと思っている立場だ。
何故なら、それを好むことに生まれ持った性別など関係無いし、実際(特に最近では)その表記関係なく両方の性別の人間が楽しんでいるコンテンツは多くあるからである。
しかしながら、両方を楽しむオタクをやっていく中で、この表記が必要不可欠かどうかは置いといて、"正しい"ものではあるということをひどく痛感した。
僕は小さい頃からジャンプや特撮や美少女深夜アニメを楽しんできた主に男性向け作品を楽しんできたタイプのオタクだ。
そんな中女性向け作品に初めて触れたのはアニ横・学アリといった人気もクオリティも高い、男性が楽しむにも敷居が低い少女アニメである。
そして本格的に女性向けコンテンツに手を出したのは恋愛シミュレーションゲームにハマっていた中高生の頃だ。
この頃は有名どころのギャルゲはそれなりにプレイしていて、それまで感じたことのなかった二次元キャラと自分との奇妙な関係性に衝撃を受けていた。しかもギャルゲ黄金期とも重なり良質なストーリーの作品にも恵まれ尚のことギャルゲにのめり込んだ。
そんな中ひょんなことから乙女ゲームである「緋色の欠片」というゲームを知る。
そしてこのゲームと会ったことが、僕が自分の首を絞め続けることになった元凶となる。
きっかけはYouTubeに上がっていたMADだ。その頃ハルヒと銀魂にハマってた僕は、杉田さん経由でたまたま緋色のMADを見かけた。初見は正直MADに組み込まれていたセリフで ああ乙女ゲームね(笑)とはなった。しかしギャルゲもやり尽くした感があった頃だった事や、犬夜叉を彷彿とさせる世界観に興味を持った事(結局全然違ったが)、ストーリーも面白そうで公式サイトを見る限りドストライクの女キャラがいた事もあり購入を決意した。
で、やった。
ストーリーの面白さもさることながら、女性向けという感じはあまりしない絵柄やキャラデザ、(描写に賛否あるものの)バトルも多いので馴染み易かった事、女性キャラも結構出てくるので読みやすかった事、美鶴ちゃん、など多くの要因が重なりあまり女性向けゲームという印象を強くは受けず、かなり楽しめた。あと中二病的固有能力設定にどハマりした。家で手に紋章とか書き込んでた。俺も風を操って真空の刃で敵倒すんだ妄想を授業中してた。
さて、ここで僕は「乙女ゲームも意外とイケるじゃん…?」という心境になった。そして他にもないかなと探し始めたのだが、まぁなかなか緋色並みにバチんと第一印象でくるゲームが見つからない。同じ絵師のゲームもあったがこちらはちょっとキャラデザと設定がやろうと思うに至らなかった。結局、探していくうち絵柄と設定があそこまで俺的敷居が低く印象が良いものは稀だったんだなと知った。
乙女ゲームという俺の中では手を伸ばすには異端ジャンルをやる上で、それを乗り越えてでもやりたいと思うほどの第一印象は大事だったのだ。
(あくまで僕の"第一印象"の話なので勿論神ゲーはいくつもある)
緋色がたまたまだったのだ…と思いつつ緋色の面白さを引きずっていた僕は、今までのオタク活動もそのままに緋色の新展開や新作乙女ゲーム情報を細々と追っていた。
さて気付かぬうちに首を絞め始めたのはこの辺りからだ。
この頃展開していた緋色のコンテンツは主に続編ゲーム、ドラマCD、アニメである。
ドラマCDはギャグ展開のものが多く大いに笑っていた。しかしたまに挟み込まれる恋愛要素や女性向け的台詞にうん…みたいな気持ちに僕はなっていた。
今思えば、いや今思わずとも、当たり前に当たり前の要素ではあるのだがなんか違うんだよな〜などと思っていたのだ。そもそもゲームにもそんな要素は当たり前にあった筈なのだが、出来上がったシナリオに必要不可欠な要素の一部として享受していたんだろう僕は、そこを強調されてもみたいな気持ちだったのだろう。
でもまぁこの時の僕はちょっと違和感程度で意識するほどは思ってなかったと思う。
そんな中、「夏空のモノローグ」という乙女ゲームが発売される。
緋色以降結局プレイに至るゲームは緋色の続編である蒼黒しかやってなかった僕だが、このゲームの広告一枚絵に衝撃を受けた。
儚げな少女と普通の男子高校生が佇む、爽やかでありつつどこか俺がのめり込んできた泣きギャルゲを感じさせる絵。
これは良いぞと公式サイトを見た。キャラデザ、ストーリー、沢野井…これは俺でもイケる、絶対面白いとそう思った。
また僕がその公式サイトを見たのは発売直後だったのだが、そこにはシナリオライターが発売に寄せる文章も載っていた。
そして多分これが1番の決め手になったのだが、そのシナリオライターめちゃくちゃ見たことのある名前だったのだ。それは緋色のナンバリングタイトルである翡翠リメイクの公式サイトで見た名前、西村悠さんだった。
翡翠リメイク公式サイトにて西村さんがこのリメイクにかける想いをとても丁寧に具体性を持って綴っていたことはかなり強く印象に残っていて、とても誠実に物作りをする方だなと思ったことを覚えていた。
だから、この夏空のモノローグという作品には信頼を置いていいと強く思い、購入を決意した。
とにかくこれぐらい強く想わない限り女性向けゲームに手を出せなかった僕だが、結局この夏空は神ゲーだった。
シナリオ音楽背景etcが神なのは前提として、この記事的にいうとゴテゴテしてないキャラデザと馴染みやすい絵柄、恋愛を主軸としながらも木野瀬をはじめかなり共感できるキャラクター達の葛藤…など、これもまた女性向けゲームという敷居を低く感じさせる作りで、とてもハマった。
スタッフブログにて登場するディレクターやシナリオの西村さんが男性だったのも馴染み易かった一因かもしれない。
やっぱり女性向け作品でも良いのは良い…!そう想いを強くした僕だったが、ここで衝撃の事実を知る。
夏空のモノローグ、当時めちゃくちゃ売り上げが低かったのだ。
今でこそ根強いファンを抱えるこの神作品だが、恐らく乙女ゲームを求める女性ユーザーには第一印象は良くなかったんだと思う。何故なら僕がうーんと思っていた絵柄や設定こそが求められていたものだったからだ。
よってこれ以降、このブランドから夏空のような素朴な絵柄や雰囲気のゲームはほとんど発売されていない。多分。俺基準かも。あったらすまん。
しかし人間は成功体験を忘れられない生き物で、男性向け作品に染まりきった僕でも楽しめる作品が乙女ゲームにはある…!とかなりこのブランドの新作情報は追っていた。
何より、1人のキャラの格好良さや魅力や葛藤を長編シナリオをかけて描写してくれる乙女ゲームという媒体は他の作品とは違った体験をくれるもので割と唯一だった。
結局僕が夏空以降にプレイした作品は、緋色のナンバリングタイトルである「白華の檻」と「Code:Realise」の2つである。
どちらも同じディレクターとシナリオライターが関わっており信頼のもと購入しそして信頼を上回る作品だった。
世界観やストーリー、作品描写が本当に良く、根強く心に残る作品であり大好きだ。
しかしながら、正直絵柄はどちらも若干苦手で(いや勿論めちゃくちゃ綺麗で素晴らしいとしか言えないのだが)"女性向け!"と思うものだ。
また他媒体展開においても、特にコドリア(Code:Realize)は発売から社をかけて運営されていたのもあってか、女性向けに満足度の高いものが多く展開された。
ドラマCDの内容や商品展開や続編の展開では女性向けのコンテンツなんだという事を意識させられるものが多く、求めてないなぁ…なんて思ったし、リアルイベントなんかはもう完全にそうなのであー…違うんだよな…となった。
こうして夏空からコドリアにかけゲーム内容も展開内容も段々と自分の求めてるものからかけ離れていくと感じていた中で、あぁ俺が求めてる作品はもう出ないんだろうな…どうして変わってしまったんだろう…と思うようになった。
そして割とマジで気がついてなかった、緋色から少しずつ感じていた違和感の原因に、ようやく気がつく。
そうなのだ。
…そうなのだ…。
そうなんだよな…。
いや勿論女性向けコンテンツで乙女ゲームということは分かっていたけれど、自分がマジで対象外だったそうだったという当たり前のことになぜか気がついていなかったのだ。本当に。あれだけ女性向けは食指を伸ばしづらいと思っていたにも関わらず、だ。
なんか求めてないんだよなと思ってはいたけれど。そう…そうなんだよ…俺、対象外なんだよ。
作品がどれだけ僕にとって凄い良くて、取っつきやすい作品性であっても、その後の展開はそりゃ女性向けに振るしそれが求められているのだ。何より夏空から段々とゲーム内容や他媒体展開の女性向け的色が濃くなったコドリアが圧倒的売り上げを誇っているのが何よりの証拠だ。
この事に気がついてから、コドリアをプレイしながら何度「俺はお前達と少年漫画で出会いたかったよ…」と思っただろうか。もしそういう環境下でこの作品が生まれていたらここの描写はもっと違ったんだろうか、とか、俺はもっと楽しめていたんだろうか、とか、と。
まぁでも
恋愛要素抜きにしても少年漫画じゃ絶対こんなの通らないし俺も読まんと思う。
それが答えだ。
このゲーム達は乙女ゲームという環境下でこそ生まれた神作品だ。
物語の終わりが保障されていて、信頼のおけるシナリオライターが書いていて、キャラクター1人1人の良さをじっくり知れて、様々な男性キャラクターが主軸になりいろんな視点から物語を進めていけ、最高の背景や音楽の下、快適なプレイ環境でやれるのは乙女ゲームでありこのブランドならではなのだ。
俺は本当にやるせない気持ちになった。
好きな作品のマーケティング対象外である事はよくある事だと思う。例えば僕は東映特撮も好きだがあれは対象は子供だし、プリキュアおじさんなんて言葉は正にその象徴たるものだ。
こんなに良い作品でこんなに好きなのに、だ。
僕自身はゲームの内容に満足しつつもその後の展開には満足できず、その内女性向け色が強くなったゲーム内容も楽しめなくなってしまったのだ…。
つまり
という
俺が悪い。俺が悪かった…。
今現在ではシナリオライターさんもブランドから離れていることも相極まって全く乙女ゲームには手を出していない。
好きになっちゃいけないのに好きになっちゃうみたいな悲恋エンドだからこんなん。
さて、
最近ではオタクコンテンツはアプリゲームが主流になりつつある。
女性キャラクターが際どい衣装を着て出てくるゲームや男性キャラクター同士がクソデカ感情をぶつけるゲームなど、以前より更に男性向け女性向けという意識が強いコンテンツも多くなった。アプリ課金という性質から単発的娯楽を提供するものも増え、終わりなき物語が量産されている。
しかしながらそれと同時に、アプリという手軽さや物語が終わらないという解釈の自由度が増した事により、男性向け女性向けに関わらずいろんな人が楽しむような時代になっているようにも思う。
また、僕の周りの友人達に割とそういう男性向け女性向けを超越するオタクが多くいた事もあり、やっぱり良いもんは良いんだよな…と改めて思っている。
けれど、(僕の場合は極端なコンテンツだったからというのもあるが) やっぱり男性向け女性向けという表記は商売である以上正しいしある程度は必要なのだとも思う。
僕自身は普段は出会うはずもない完全対象外の作品にハマってしまったが故の苦悩だった。
でも出会っちゃうもんは出会っちゃうし、良いもんは良いし、オタクは理性効かない。
この中途半端な立ち位置に居がちなオタク達はきっと事象は違えどいっぱいいるし内に抱える問題はきっとまだある。
【余談①】
尚僕は現在、男性向けコンテンツに出てきた男性キャラクターに傾倒したりもしている。
でも別にそういうんじゃなく女性キャラクターも普通に好きだし、格好良いものは格好良いな〜ってやりたいだけなんだけれども。
ただこのキャラクター今は女性向け作品に主に登場するようになり「アッ!ン!!違うんだよな!!!」というのをたまにまた繰り返しているところだ。
でもそれを上回る満足度の高いコンテンツなのでやっぱり出会えて良かったなと思っている。
【余談②】
この記事とズレるので余談とするが、前々から好きだった作品に最近別の層が流れ込みそこが消費者の主流になり、作品全体のターゲット層が変わり僕もターゲット層から外れだしたという出来事があった。これもまたオタクが抱えがちな難しい問題である。
殺生丸の娘云々もそうだけど、特に犬かご界隈の人が超絶に荒れててびっくりする
犬夜叉ってそういう残酷な面は一貫して書かれてたという思い出がなんとなくあるから
今配信サイトで見直してるから序盤しか見れてないけど戦闘シーンカッコいいし声優も脂がのってるし
桔梗の性格が序盤原作の冷酷さとはまた違った嫌な女感あったりとか
かごめがヒステリックだったりはするけど
犬夜叉アニメの改変が高橋留美子は嫌だっただろうなと憶測で言っている人がいるけど
ソースあるのかな?
うる星のビューティフルドリーマーの試写会で高橋留美子がキレたみたいな噂があったらしいけど
インタビュー記事で作者コメントとしてはアッサリしすぎてて他人事テイストだったってだけみたいだし
高橋留美子が嫌がってるに関しては犬夜叉ファンのこうであってほしいっていう妄想なんじゃないのかな
どうでもいいけど、どっかで犬夜叉のアニメ特別編で犬夜叉と桔梗のオリジナル回(桔梗が犬夜叉から母の形見の紅をもらうみたいな話)を高橋留美子が高評価したとか
完結編にあたってストーリーをどうするか製作側が考えていたら、原作者直々に漫画のどの辺りを削ってもいいみたいなことを色々書いた資料を送ってくれたとか
いう嘘か本当かわからない情報を見たがあれはソースがあるんだろうか
話がそれたけど、とりあえず
ビッグタイトルだから動揺するのはわかるけど普通に他人が見えるところでガチギレしないでほしい
どうしようもない呪詛的愚痴なのにTwitterアカウントの鍵もかけなければ伏字もしないって
せめて殺生丸の相手予想とか殺生丸の子どもの作り方みたいに明るい方向で発狂すればいいのに
懐かしいし犬夜叉で二世続き物ってそんな時代かーと懐かしくなって犬夜叉関連で検索して
凄く嫌な気分になった
当時の原作をアニメの前に見ていたファンからしたらアニメは足りない部分や嫌だった部分があったりしたんだろうけど
なんだか「小さいころ犬夜叉のアニメを見ていた」という懐かしい思い出が砕かれた気分になる
なんにせよサンデー楽しみ
作品名 | 巻数 | 開始 |
---|---|---|
ゴルゴ13 | 195 | 1968 |
三国志 | 60 | 1971 |
浮浪雲 | 112 | 1973 |
あぶさん | 107 | 1973 |
釣りキチ三平 | 65 | 1973 |
三丁目の夕日 | 67 | 1974 |
750ライダー | 50 | 1975 |
こちら葛飾区亀有公園前派出所 | 200 | 1976 |
王家の紋章 | 65 | 1976 |
弐十手物語 | 90 | 1978 |
あさりちゃん | 100 | 1978 |
パタリロ! | 101 | 1978 |
釣りバカ日誌 | 104 | 1979 |
かりあげクン | 64 | 1980 |
キン肉マン | 70 | 1980 |
なんと孫六 | 81 | 1981 |
あした天気になあれ | 58 | 1981 |
コータローまかりとおる! | 59 | 1982 |
美味しんぼ | 111 | 1983 |
わたるがぴゅん! | 58 | 1984 |
クッキングパパ | 152 | 1985 |
まるごし刑事 | 75 | 1985 |
総務部総務課山口六平太 | 81 | 1986 |
落第忍者乱太郎 | 65 | 1986 |
妖精国の騎士 | 54 | 1986 |
4P田中くん | 51 | 1986 |
本気! | 50 | 1986 |
ジョジョの奇妙な冒険 | 126 | 1987 |
静かなるドン | 108 | 1988 |
はじめの一歩 | 127 | 1989 |
ケイリン野郎 | 56 | 1989 |
工業哀歌バレーボーイズ | 50 | 1989 |
ゼロ | 78 | 1990 |
風の大地 | 76 | 1990 |
代紋TAKE2 | 62 | 1990 |
スーパーマリオくん | 55 | 1990 |
クレヨンしんちゃん | 50 | 1990 |
いのちの器 | 80 | 1991 |
ミナミの帝王 | 156 | 1992 |
鬼平犯科帳 | 108 | 1993 |
名探偵コナン | 97 | 1994 |
MAJOR | 78 | 1994 |
黄昏流星群 | 61 | 1995 |
ドカベン プロ野球編 | 52 | 1995 |
Dreams | 71 | 1996 |
犬夜叉 | 56 | 1996 |
ONE PIECE | 95 | 1997 |
ふたりエッチ | 80 | 1997 |
ポケットモンスターSPECIAL | 53 | 1997 |
Q.E.D. 証明終了 | 50 | 1997 |
天牌 | 102 | 1999 |
江戸前の旬 | 100 | 1999 |
NARUTO | 72 | 1999 |
銀牙伝説WEED | 60 | 1999 |
むこうぶち | 52 | 1999 |
空手小公子 小日向海流 | 50 | 2000 |
BLEACH | 74 | 2001 |
ゴッドハンド輝 | 62 | 2001 |
史上最強の弟子ケンイチ | 61 | 2002 |
銀魂 | 77 | 2004 |
絶対可憐チルドレン | 56 | 2004 |
あひるの空 | 51 | 2004 |
土竜の唄 | 64 | 2005 |
FAIRY TAIL | 63 | 2006 |
エリアの騎士 | 57 | 2006 |
キングダム | 56 | 2006 |
GIANT KILLING | 53 | 2007 |
弱虫ペダル | 65 | 2008 |
腐媚びガー腐媚びガーって言ってるのって月曜夜に金田一(犬夜叉)→コナン→まる見えのゴールデンタイムを過ごした子どもの頃の思い出を汚されたくないアラサーあたりの年代の人たちなのかと思ってたら
松田のことを知らないっぽくてええ??ってなってる
佐藤刑事と高木刑事のラブコメに絶対欠かせない重要人物であの時代にアニメ見てたおっさんおばさん世代ほど印象に残ってるキャラだと思うけど
松田を掘り返すな!あの神回に余計な後付けするな!って怒ってるんじゃなくて腐媚びのためだけにイケメンの新キャラを作って出してると勘違いしてるっぽい
いったい何を知ってるんだ
安室だって登場は2010年くらいで赤井はそれよりさらに10年くらい前のキャラなのに「2016年に腐媚びのためだけに新しく出した映画オリキャラ」と思ってる人も多そうな感じで