「四次元」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 四次元とは

2014-06-17

BLOGOS-ポップソングが「閉塞感」ではなく「楽しさ」を共有する時代へ(柴那典) は間違っている 〜アベノミクス時代音楽、そしてミスチルのこと〜

http://blogos.com/article/88464/
「ポップソングが「閉塞感」ではなく「楽しさ」を共有する時代へ」という文章を読みました。
強い違和感を覚えたので備忘録代わりに書き残しておきたいと思いますBLOGOSコメント欄だと字数が足りないので。

 

柴那典氏(@shiba710)の文章は間違っていると思います
理由は以下の三点になります

 

まず第一にアベノミクスが将来への希望を本当にもたらしているのかという疑問があります
消費税増税過去の景気状況から国民が景気に対し、継続した右肩上がり希望的観測を持てるとは思わないからです。
加えて失業高齢化原発等、解決しない社会問題も山積する上、庶民不安はむしろ拍車がかかるのではないかと思います
まり人々は楽しさや楽観という価値観のもとに生きていないのではないでしょうか。

 

第二に日本ミュージシャン特にメインストリーム)は"カナリア"のような存在ではないということです。
これは楽曲への批判ではありませんが、翼を広げ瞳を閉じ桜舞い散る季節の中で君に出会えたキセキを歌うJ-POPには時代が反映されることはなく、それを許されてもいません。
時代を反映する曲を歌うということはつまり楽曲がある種の政治的側面を帯びるということです。
現代日本人にとって音楽政治性とは最も嫌うものです。よって必然的時代性(政治性)は排除され、似たような要素を持つ楽曲が量産されることになります
日本ではSex Pistolsの「Anarchy in the U.K.」もGrandmaster Flash and The Furious Fiveの「The Message」のような楽曲は生まれないでしょうし、また生まれてもチャートの上位に入ることはないでしょう。

そこから導ける結論としては、J-POP日本音楽の特徴はむしろ時代を反映しない」ことにあるのではないでしょうか。
現在楽曲10年前、20年前とを比較してそこに主題テーマ)の大きな変化はあるでしょうか。
せいぜい電話ポケベルLINEメールに変わったくらいで、その根本は大した変化はないというのが実情ではないでしょうか。

「いいくらし」「ええじゃないか」等、氏の挙げる楽曲はどれもJ-POPスタンダード、「励まし系」の枠を超えるものでもないと思います
これらの楽曲時代必然性を見い出すことははっきり言ってできません。
当然それが悪い訳ではありません。繰り返しますが楽曲の善し悪しとはまったく別の話です。
日本のポップミュージックの作り手は、時代の空気を先端で感じている“カナリア”のような存在ではないのです。

 

第三に「ミスターチルドレンがポップソングを通じて現代の閉塞感を共有する時代の一つの象徴になった」という考察が完全に間違っています
氏はその代表例として「マシンガンをぶっ放せ」を挙げています
本当に「ミスチルがポップソングを通じて現代の閉塞感を共有する時代の一つの象徴になった」のならば、その「マシンガンをぶっ放せ」は彼らの代表曲であるべきです。
しかし、一般人ミスチル代表曲を挙げてみて欲しいと質問しても「マシンガンをぶっ放せ」と答える人が果たして何人いるでしょうか。
せいぜい「イノセントワールド」か「Tomorrow never knows」か「シーソーゲーム」くらいでしょう(最近なら「しるし」や「HANABI」かもしれません)。

マシンガンをぶっ放せ」は、出せばミリオンを達成できた時代に唯一100万枚を割ったシングルです。
加えてその曲が収録されたアルバム深海』は前作『Atomic Heartから100万枚もセールスを落としています

私はそもそもミスチル現代社会の閉塞感を曲として昇華し、それを「売り」にするバンドだとは全く思っていません。

仮に100歩譲ってそのようなバンドだったとしても、本当にその「閉塞感」とやらって「共有」されていましたか

ちなみに氏の言う「時代の閉塞感を内面化させていたミスチル」のセールスは、CDバブルに沸く世間とは対照的に見事なまでに右肩下がりでした。
アルバム『Q』は遂にミリオンを割ります

 

しかし、仕切り直し的な意味を持つベスト盤とそのツアーを挟んでの次作、『IT'S A WONDERFUL WORLD』で彼らは文字通り“蘇生します。
世の中のCDセールス頭打ちになる中、セールスは前作から50万枚も回復するのです。
このアルバムからミスチルメロディーは「ポップで王道的に」、歌詞は「前向きな内容」になり、彼らの得意分野であった「ラブソング」が完全に復活します。
ものすごく簡単に言ってしまえば「ハッピー」な作品になります

以後、今日までの彼らの方向性はこの延長線上にあります
嘘だと思ったらアルバムクレジット欄を片っ端から調べてみて下さい。前作『Q』まで二転三転してきた制作環境スタッフが、このアルバム以降基本的に統一されます
この事実意味するものは、この『IT'S A WONDERFUL WORLD』からバンドが目指す方向性が「確立」されたということです。
しかも氏の言う「時代の閉塞感を共有する」とは真逆の方向で。
その後の活躍は説明するまでもないでしょう。氏の方がご存知ではないでしょうか。
さて、本当に「ミスターチルドレンはポップソングを通じて閉塞感を共有する時代の一つの象徴になった」のでしょうか?

 

改めて見てみましょう。
00年代に売れたシングルは上から順に「四次元」「Sign」「youthful days」「しるし」です。
ミスターチルドレンはポップソングを通じて閉塞感を共有する時代の一つの象徴になった」のならば、その楽曲社会批判的な世を憂う内容のはずです。

自分を信じたならほら未来が動き出す/ヒッチハイクをしてる僕を迎えに行こう」(「未来」)

「傷つけ合う為じゃなく/僕らは出会ったって言い切れるかなぁ? /今 分かる答えはひとつ/ただひとつ/I love you/and I love you/and I love you」(「and I love you」)

「繋いだ手を離さないでよ/腐敗のムードをかわして明日を奪うんだ」(「youthful days」)

ダーリンダーリン/いろんな角度から君を見てきた/共に生きれない日が来たって/どうせ愛してしまうと思うんだ」(「しるし」)

一体このどこを聴いたら「時代の閉塞感を共有している」などという言葉が出てくるのでしょうか。
楽曲の内容は至って前向きなものか、もしくはラブソングの括りに入るものかと思います

 

本文の「終末のコンフィデンスソング」に関するミスリードも目を覆いたくなるような酷さです。
本文では「たまに不吉な夢見るんだよ/走っているのに進まない/ひょっとしたら実際に起きてることを夢の中で知らせるメタファーかも」という歌詞のみ引用されていますが、この曲の結末部分はこうです。

「今僕らの目の前で起こってること/楽観も悲観もなく/ちゃんと捕まえたら/足元に落とした視線を/上にあげ/胸を張れ!」

なんと前向きで力強い、ハッピーエンドな曲なのでしょう!
しかもこの曲が収録された『SUPERMARKET FANTASY』というアルバムリード曲「エソラ」に象徴されるような、とても「カラフル」で「楽しさ」を前面に打ち出したアルバムなのです。

 

今まで挙げた事例を見て頂ければ分かる通り、残念ながらミスターチルドレンは氏の望むような「ポップソングを通じて閉塞感を共有する」音楽活動は行っていないようです。
仮にそうであったとしても「ポップソングを通じて閉塞感を共有する時代の一つの象徴になった」ことは一度もないのは明らかです。

 

このような基本的事実を踏まえずして「アベノミクスで失われた20年は終わった!これからは楽しさを共有する時代だ!ミスチルという閉塞感を共有する時代の一つの終わりだ!」とか炎上目的ゴシップ誌の見出しのようなことを得意げに抜かすのが、私が日頃愛読している「musica」という音楽雑誌関係の深いのライターの方なのです。
私は情けなくて仕方ありません。これが「プロ」の書く文章なのでしょうか。
ちなみに同じ筆者が書いた「なぜBUMPは「国民バンド」になれないのか」という記事も酷いものでした。
願わくばこのような暴論を振り回す音楽ライターが、私の敬愛するミュージシャン音楽に関わらないでくれと祈るばかりです。

2014-04-26

円城塔本の雑誌の連載「書籍化までn光年」で取り上げた本のリスト

http://anond.hatelabo.jp/20140421200127

書籍化まで7光年 (2009年)

  1. アンドルー・クルミー 『ミスター・ミー』    「『ミスター・ミー』とドップラー効果恋愛小説
  2. ポール・オースター 『幻影の書』    「オースター百%の『幻影の書』と本のスカート
  3. ピエールバイヤール 『読んでいない本について堂々と語る方法』    「読んでいない本を語る方法と「特性のない本」」
  4. ジョン・クロウリーエンジンサマー』    「言葉の"ずれ"と物騒な本」
  5. 浅暮三文ぽんこつ喜劇』    「ひよこサクラ実験小説
  6. シュボーンロバーツ 『多面体と宇宙の謎に迫った幾何学者』    「迷走と眩惑の理学タイトルの謎」
  7. David Flanagan 『プログラミング言語 Ruby』    「プログラミング言語小説屋」
  8. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「超絶馬鹿技巧小説『麗しのオルタンス』に隠された秘密
  9. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「数と音楽の秩序で作られた希代の小説
  10. ヒュー・ケナー 『機械という名の詩神』    「文学テクノロジー作家関係
  11. チャールズ・ストロス 『アッチェレランド』    「全編ボケ倒しのすごい奴」
  12. 多和田葉子ボルドーの義兄』    「『ボルドーの義兄』謎の276文字を追う」

書籍化まで6光年 (2010年)

  1. パウル・クレー新版 クレー日記』    「小説のような日記日記のような小説
  2. 中野美代子ザナドゥーへの道』    「多幸感に満ちた文字の連なり」
  3. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「『麗しのオルタンス』ジャック・ルーボーに直撃質問!」
  4. ミロラド・パヴィッチ 『帝都最後の恋』    「タロットにしたがって読むパヴィッチの本」
  5. ダンガードナーリスクあなたは騙される』    「現実小説よりハッピーなのだ!」
  6. ティーヴ・トルツ 『ぼくを創るすべての要素のほんの一部 』    「長い小説が書けない理由!?」
  7. 大野克嗣 『非線形世界』    「単純素朴なのになぜか伝わらない本」
  8. ジル・プライスバートデービス 『忘れられない脳』    「ジル・プライス忘却のない人生
  9. クラーク・アシュトン・スミス 『ゾティーク幻妖怪異譚』    「「そういう人」スミスが好き」
  10. スタニスワフ・レム 『泰平ヨンの航星日記』    「レムの欠番を埋めるのは」
  11. エミーリ・ロサーレスまぼろし王都』    「見えないものが見える瞬間」
  12. イヴィッド・レヴィット 『数式に憑かれたインド数学者』    「稀代の数学者架空伝記」

書籍化まで5光年 (2011年)

  1. ブノワ・デュトゥールトゥル 『幼女煙草』    「不穏さに満ち満ちた『幼女煙草』」
  2. スマイル・カダレ 『死者の軍隊将軍』    「不思議な国アルバニア戦争小説
  3. 高橋陽一郎 『変化をとらえる』    「数学教科書いろいろ」
  4. サイモン・シンエツァート・エルンスト代替医療トリック』    「代替医療に挑む議論の書」
  5. 辻原登 『闇の奥』    「辻原登は変である
  6. 柏野牧夫 『音のイリュージョン』    「聴覚だって騙される」
  7. マックス・ブルックスWORLD WAR Z』    「語り伝える書」
  8. ジェラルディン・ブルックスマーチ家の父』    「網目だらけ」
  9. グレゴリー・コクランヘンリー・ハー ペンディング 『一万年進化爆発』    「淡々進化中」
  10. イヴィッド・グラン 『ロスト・シティZ』    「見えない都市
  11. Federico Biancuzzi、Shane Warden 『言語設計者たちが考えること』    「言葉を作る人たち」
  12. A・R・ルリヤ 『偉大な記憶力の物語』    「無限記憶を持つ男」

書籍化まで4光年 (2012年)

  1. V・S・ラマチャンドラン、D・ロジャース=ラマチャンドラン 『知覚は幻』    「美の起源?」
  2. Charles Yu 『How to Live Safely in a Science Fictional Universe』(『SF的な宇宙安全に暮らすっていうこと』)    「ウーのくすぐり芸」
  3. マット・リドレー 『繁栄』    「人類は滅亡しない?」
  4. ウンベルト・エーコ 『バウドリーノ』    「エーコが好きだ!」
  5. Steven Bird、Ewan Klein、Edward Loper 『入門 自然言語処理』    「見えない辞書
  6. エットハミ・ムライ・アメド 『モロッコ食卓』    「信楽焼タジン鍋
  7. ピーター・ペジック 『青の物理学』    「青の見取り図
  8. クリストファーチャブリス、ダニエルシモンズ錯覚科学』    「見えないゴリラ
  9. 大沢文夫 『大沢流 手づくり統計力学』    「百円玉実験不思議
  10. トルケル・フランセーン 『ゲーデル定理――利用と誤用の不完全ガイド』    「ゲーデルさんごめんなさい」
  11. Mark Kac 『Kac 統計的独立性』    「数学者をつくる本」
  12. ロザリー・L・コリー 『パラドクシア・エピデミカ』    「矛盾と逆理の入門書

書籍化まで3光年 (2013年)

  1. レベッカスクルート 『不死細胞ヒーラ』    「ヘンリエッタ細胞
  2. ジョン・パウエル 『響きの科楽』    「宇宙人にあげたい本」
  3. 山田風太郎旅人 国定龍次』    「山田風太郎輪郭
  4. レニー・ソールズベリー、アリー・スジョ 『偽りの来歴』    「世界改竄
  5. Bruce A. Tate 『7つの言語つの世界』    「たくさんの言語
  6. 寺田尚樹 『紙でつくる1/100の世界』    「これは本です」
  7. アンソニー・ドーアメモリー・ウォール』    「非SF作家SF
  8. オリヴァー・サックス 『心の視力』    「サックスおじさんの症状」
  9. ダニエル・アラルコン 『ロスト・シティレディオ』    「読んでも未知の本」
  10. P・Gウッドハウスジーヴスとねこさらい』    「"ゆるさ"のシリーズ
  11. ヴィクトリアブレイスウェイト 『魚は痛みを感じるか』    「魚の痛みの判定基準
  12. イヴィッド・イーグルマン意識は傍観者である』    「傍観者法学

書籍化まで2光年 (2014年)

  1. ブライアンクリスチャン機械より人間らしくなれるか?』    「純正人間の奮闘記」
  2. Clifford A. Pickover 『The Math Book』    「数学的あれこれ250」
  3. トレヴァー・ノートン 『世にも奇妙な人体実験歴史』    「楽しい自己人体実験
  4. フリオリャマサーレス無声映画のシーン』    「幸せ本棚
  5. ジョセフ・オルーク折り紙のすうり』    「折り紙数学
  6. ニール マクレガー 『100のモノが語る世界歴史』    「大英博物館のモノ」
  7. 根上生也四次元が見えるようになる本』    「四次元練習
  8. トーマス・トウェイツ『ゼロからトースター作ってみた』    「トースターを作る男」
  9. ロベルトボラーニョ『2666』    「ボラーニョの奔流」
  10. ガイ・ドイッチャー『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』    「言語世界の見え方」
  11. D・マンフォード、C・シリーズ、D・ライトインドラの真珠』    「空海フラクタル
  12. V・S・ラマチャンドラン『脳のなかの天使』    「九つの美の法則

書籍化まで1光年 (2015年)

  1. 川添愛『白と黒のとびら』    「数学小説の融合」
  2. リチャード・パワーズ幸福遺伝子』    「純文とSF
  3. ロン・カリージュニア神は死んだ』    「真正突破短編集」
  4. ラウディアハモンド『脳の中の時間旅行』    「素朴に語る時間の話」
  5. Franco Moretti『Distant Reading』    「遠くから見る世界文学
  6. Lev Manovich『Software Takes Command』    「新しい思考の道具」
  7. デイヴィッド・マークソン『これは小説ではない』    「小説ではない小説
  8. シャロンバーチュ マグレイン『異端統計学 ベイズ』    「紛糾する統計学
  9. 内村直之『古都がはぐくむ現代数学 京大理解析研につどう人びと』    「数学という営み」
  10. Stanisław Lem『Summa Technologiae』    「レムの『技術学大全』」
  11. M・G・ヴァッサンジ『ヴィクラム・ラルの狭間世界』    「言葉より速く」
  12. 語り手 姉崎等、聞き書き 片山龍峯『クマにあったらどうするか』    「クマにあったら」

書籍化まで○光年 (2016年)

  1. ピーター・H・ディアマンディス、スティーヴン・コトラー『楽観主義者未来予測』    「未来は本当に暗いのか」
  2. ジェシーケラーマン駄作』    「いない、いない、の本」
  3. キャサリン・ゴヴィエ 『北斎と応為』    「歴史小説の書き方」
  4. 横山悠太『吾輩ハ猫ニナル』    「色んな言葉が混ざる小説
  5. 佐久間保明監修、本庄千代編『しかけ絵本世界』    「四角な本の大革新
  6. エミリー・オスター『お医者さんは教えてくれない 妊娠出産常識ウソホント』    「経済学者出産育児論」
  7. クレイグ・モド『ぼくらの時代』    「オモチャ電子書籍
  8. Noam Nisan、Shimon Schocken『コンピュータシステム理論実装』    「コンピュータをつくる」
  9. マーティンガードナーガードナー数学パズルゲーム』    「人生を変える数学パズル
  10. ピーターメンデルサンド『本を読むときに何が起きているのか』    「「読む」を考えさせる本」
  11. 遠藤侑介『あなたの知らない超絶技巧プログラミング』    「プログラミングロマン
  12. ベン・H・ウィンタース世界の終わりの七日間』    「世界の終わりへ続く日々」

書籍化まで△光年 (2017年)

  1. 奥修『珪藻美術館』    「ぞわぞわ感の境界
  2. マークチャンバーランド『ひとけたの数に魅せられて』    「ひとけたの数を語る本」
  3. ピーター・ウォード、ジョゼフ・カーシュヴィンク『生物はなぜ誕生たか』    「地球が生まれから歴史
  4. ライナー・クニツィアダイスゲーム百科』    「機械が作るゲーム
  5. ウンベルト・エーコプラハ墓地』    「史上最大の偽書の成立秘話
  6. ユーディット・シャランスキー『奇妙な孤島の物語』    「紙に書かれた五〇の島の物語
  7. 高野秀行『謎のアジア納豆』    「納豆とはにかみ」
  8. ロビンダンバー人類進化の謎を解き明かす』    「友達は二百人できません」
  9. アンソニー・ドーア『すべての見えない光』    「ドーア言語兵器
  10. ティーヴン・ウィット『誰が音楽をタダにした?』    「変化する音楽生態系
  11. 鈴木真治『巨大数』    「書くことのできない数」
  12. コマヤスカン新幹線のたび 金沢から新函館北斗札幌へ』    「視点がひっくり返る絵本

書籍化まで□光年 (2018年)

  1. まつもとゆきひろまつもとゆきひろ 言語のしくみ』    「言語のつくり方」
  2. 原武史政治思想史』    「物から読み解く政治思想
  3. マリオ・レブレーロ『場所』    「どこまでも続く部屋」
  4. 横山茂雄『神の聖なる天使たち』    「ディーとケリーの奇妙な運命
  5. ルシオ・デ・ソウザ、 岡美穂子『大航海時代日本人奴隷』    「記録に残されなかった者たち」
  6. 倉谷滋『分節幻想 動物のボディプラン起源をめぐる科学思想史』    「「発生」をめぐる学問歴史
  7. イチカワヨウスケ『野菜だし』    「レシピと伝達」
  8. 古賀弘幸『文字と書の消息』    「文字歴史の広がり」
  9. 赤野工作『ザ・ビデオゲームウィズ・ノーネーム』    「2115年のゲームレビュー
  10. 本山尚義『全196ヵ国おうちで作れる世界レシピ』    「世界196ヵ国の家庭料理
  11. フレット・スメイヤーズ『カウンターパンチ 16世紀活字製作現代書体デザイン』    「美しい活字への道」
  12. ジェニファー・ダウドナ、サミュエルスターバーグ『CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術発見』    「遺伝子編集の新技術

2014-01-22

グラフ」という観念発明した人は天才

ふと思ったが、「棒グラフ」「折れ線グラフ」とか、「グラフ」と言う観念発明した人は天才だと思う。

いわば「データ見える化」の元祖

グラフ発明されてなければ、技術経済発展スピードは1割程度遅くなっていたのでは?

最近自分仕事で愛用してるのは「バルーングラフ」。

X軸Y軸にバルーンの大きさが加わるため、三次元変数可視化出来るスグレモノ。

バルーンの色やグラデーションを変えれば、四次元変数表現できなくない。

(但し最初バルーングラフの読み方を聴衆に説明する必要あり)

カルビーは、経営者が20種の経営指標グラフ毎日チェックしながら経営する「コックピット経営」しているそうだが、

多分こういう「多元グラフ」も活用してるんだろうなあ、と思う。

で、「ビッグデータアナリスト」の養成最近叫ばれてるが、

その前に「各種変数をいかに最適に可視化グラフ化するスキル」の教育必要じゃないか、と思う。

一種のプレゼンスキルだが、高校辺りで必修にすべき。

零細商店主とかラーメン屋オヤジとか、各種経営データグラフ化するスキルとか持ち合わせてないだろうなあ。

グラフ化すれば経営の弱点が一目瞭然なのに。

この辺のデータ可視化技術の有無で、損している個人経営者とか、多いんじゃないか?

2013-12-25

実家の荷物っていつまで置いておいてもいいんだろうか。

例えば、娘が中学で寮に入ったからって、次の日に残していった物を全て捨てるのは極端だと思うんだ。

でも、嫁いだ後、遠隔地で子供まで産んで、更に年を取ってから実家小学生の時のまま部屋を残しておくのも極端だよね。

姉妹の話。

いつか使うかもしれないから取っといて、て、そりゃ姉や妹の家よりは広いけど、四次元空間やないんやで。

俺の家族と、親父やじいさんが住んでいるんだ。

いない人の荷物を置いておく余裕はない。

というわけで、実家の荷物の処理を伝えた。

姉は近く、妹は一月末に帰ってきて整理するという。

ただ、実際は親父が大きな壁になると思う。

物を捨てるのをいやがるから

正直、物よりスペースの方が価値があるよね。

そのやり合いを考えてめんどくさくなるよ。

2013-12-19

鏡について、そして写真に写ることを嫌う理由

鏡に苦手意識を持っている人は多いと思う。

昔、鏡が左右が逆の光景を映していると知って怖くなった。

怖いと思った理由は

  1. 左右が逆なので鏡に映っている僕は僕ではない
  2. だけどこの世で僕に最も似ている人だ(多分鏡に映る像を人に見せたら僕だと判断されるだろう)
  3. なんか本能的に怖い

それでずっと鏡やガラスを避けてきたんだけど、ふと、じゃあ鏡に映っているのは僕なのか僕ではないのかと考えた。

普通の人は、鏡を自分の姿形がそのまま反映されていると考える。

すなわち鏡の中に自分を見る。

だけど僕は鏡の中に自分を見ることができない。

もし鏡に映るのが自分だと認めてしまうと、理由1に反してしまう。

自分のホクロは右手にあるのに、鏡の中では左手にあるのだ。

生理的にこの矛盾に耐えられない。

では鏡に映る人間自分ではないと決めると、理由2に引っかかる。

この世で最も僕に似ている人、違いは左右が入れ替わっているだけ。

この考えも受け入れることができない。

今までは映っているのは僕じゃないから直視しなかった。

特に顔は人間の最も特徴的な部分だから絶対に見なかった。

本当はそうじゃなくて、もしかしたら、鏡の中にいるのが誰かという判断を先延ばしにしたかったためかもしれない。

そう考えると、写真に写るのが嫌いな理由は、そこに写っているのが誰かを考えたくないからかもしれない。



思春期コンプレックスを解消しないまま成人するとこうなる。

こうなりたくないな人は、ちゃんと鏡を見て自我を形成しましょう。

追記(2014/2/19)

いろいろ掘り下げが足りんとしかられましたが、僕は基本的ヒュームが好きなので公理として心象から始めてみました

貰ったコメントの中ではtoru-nakataさんのコメント"四次元で回転させれば、鏡像は原物に一致するので気にせんでもよい。"が一番すっきりしました

そうか、四次元で考えたら鏡像は自分と同等なのか

まり自己と鏡像は四次元では区別がつかないのか

アイデンティティに苦しむことが無いわけだ、四次元では

......しかしそうすると鏡(像)が四次元に属するのか気になるのであった

2013-07-23

ネットってさ、自分の中だったり、世間だったりで何年も前に流行ったモノが

時間を越えて、世代を越えて、急に今、狭い範囲で流行ったりするから

ある意味四次元的だよな。

2013-06-29

2004年イケダハヤト

考える事は楽しい事です。

から「考える人」は、きっと楽しいんじゃないだろうか。

--------------------

そう考えるのも楽しい

特に結論が出そうで出ないモノに対して考えを膨らますのが非常に楽しい

--------------------

そういう意味で、2001年宇宙の旅は大好き。

ストーリーは一見意味不明だけど、考えれば考えるほど色々な解釈が芽生えてくる。

そして結論が出たところで、それは答えではなく、あくまで一つの解釈に過ぎない。

僕も3つぐらい解釈を持っているので、是非いつか書きたいといつも思う。

--------------------

ドグラ・マグラ」もその点で近い楽しさはあるなぁ。

あっちは逆でストーリーは一見分かりやすいけど、よくよく考えると不思議矛盾が生じると言う。考え出すと止まらない。超楽しい

--------------------

考える楽しみは、人間から出来る楽しみだと思う。

それも、”高度な”人間こそ出来る楽しみ。

この楽しみはバカには分からんのです。 

もっとも、優越感に浸り、そんな事を考える僕もある意味バカなのかなぁ。

まぁサルよか高度な人間です僕は。うん。

--------------------

お前らまだ二次元かよ。俺は一次元でも勃起できるぜ

http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1076872499/

高度。高度です。

人間として高度です、と思いきやこのスレタイです。アフォか。もう高いのか低いのか分かりません。そう、ある意味で彼らは四次元なのです。

--------------------

今日音楽

Thick As A Brick / Jethro Tull

全編後編2曲収録、一曲20分強と言う典型的プログレ作品。

と思いきや内容は少しも難解ではなく、実に聴きやすい。Genesisに近いかな。

冒頭の優しい曲調は、朝、家を出て自転車で畑沿いを走る時の情景にぴったり。マッタリ。

ハードに迫る部分も多々あるが、全編を通して優しさと遊び心が一貫してる作品。

--------------------

こういう作品を「長い」と言ってはなっから切り捨てる人は、文化的に”高度な”人間とは言えないよなぁプ。

と、優越感に浸りつつ音楽を楽しむのだ。楽しむ趣旨が違う?楽しけりゃ良いんですヨ。

http://d.hatena.ne.jp/nubonba/20040223

イケダハヤト(いけだはやと 1986年5月24日-生まれ)

2012-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20120418003806

四次元生命ってなんだよ。

数式は誰がどう使っても共通の認識に至る言語なんだから

意味不明論法で誤魔すのはよくないだろう。それは数学じゃなくてオカルトだ。

TB見てる限り、一応きちんと数学学んでる方のようだし。

厳密にはこういう理論があってこういう考えに至る、けど君たちにはまだ難しい。

くらいにするのが一番いいんじゃないのかね。というか、それしかないだろう。

イメージ的にはこうなる、という文にしても理解しがたいどころか、

間違ってるだろ。生命や神など介入する余地などなく、もとの疑問は

論理的に答えられるべきじゃないのか。それが数学なんじゃねーん。

神ならぬ身では・・・∞-∞が0にならない理由

http://kanasoku.blog82.fc2.com/blog-entry-22498.html

66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/11/08(火) 23:44:28.30 ID:PjCFZfxU0

無限無限=0になぜならないか

理由を聞いても理解できない

塾でもよく訊かれるので解説を。

無限(+∞)というのは、「私達が理解できないくらい大きい数」ということを表す記号です。

∞ + ∞ = ∞ と定義します。私達が理解できないくらい大きな数を加えあっても、それが理解できないくらい大きいことに変わりはありません。

なぜ、∞ + ∞ = 2 * ∞ ではないのでしょうか? それは、∞は我々が知りえない数だからです。つまり、∞ = ∞ という計算が、 「私達の知っている意味で」等号計算が正しいかどうかなんて、誰も知らないからです。

例を挙げましょう。

私達が1~9の数しか知らず、9より大きな数を数えることができなかったとします。

そして、私達からは知りえない四次元生命体によれば、9<A<B<C<D...という数が続いているとします。(便宜的に、10以上の数をA~Zで代替します。11=A、12=B,13=C...と換算されるとお考えください。)

私達は、A以上の数を知らないので、9より大きい数はとりあえず全て∞として扱います

さて、

∞ + ∞ という計算があったとして、「実は、四次元生命から見れば、」その計算は A + B であったとします。(すると、A + B = U となります。)

しかし、私達はあくまで9までしか数字を知らないので、∞が「実際はいつの数字になるか」知ることができず、よって演算結果を知ることもできません。

知りえるのは、9 < ∞ より、∞ + X ( >0 ) = ∞ ということだけです。

ここから考えると、∞ + ∞ = 2 ∞ はひどくナンセンスであることが分かります四次元生命からすると、A + B = U なのに、人間は愚かにも、A + B = 2 * A ( = T) と答えているのです。算数もできないのか! と。

これは、∞ - ∞ について顕著に現れます。∞ は Aなのでしょうか? Bなのでしょうか? それともZなのでしょうか? いやいや、実は四次元生命体にも知りえない、更に高次元の数なのでしょうか? それは分かりません。

仮に ∞ - ∞ が、 A - B だとします。だとすると、結果は - 1 となりますが、これは我々には知りえません。仮に B - Aだとします。だとすると、結果は 1 になりますが、これは我々には知りえません。 つまり、∞ - ∞ は、∞ が私達が知りえない数であるが故に、「その結果を知ることができない」演算なのです。

ご理解いただけたでしょうか。 ∞ は、私達が知りえない禁断の領域への演算なのです。であるが故に、この記号を用いることで、本来知りえないことを、私達は知ることができます。その意味で、非常に便利なのです。

ちなみに、∞ - ∞ 、∞/∞ 、(n^∞)^(1/∞)は同様の理由で、その結果を私達が知ることはできません。この形式を、不定形の極限と言います。神ならぬ私達では、その結果は知りえないのです。

2012-04-05

http://anond.hatelabo.jp/20120405172601

すげー四次元殺法な濡れ衣来たなw


まあ俺がトラバしたオタクが頭おかしいと思うなら

お前はまともだし俺と同じ感性だよ。

2011-06-23

http://anond.hatelabo.jp/20110622234407

まあ待て。

みんなその人物がピ☆ガイであることぐらい察してるし

そんなこといちいち自己紹介確認するまでわからないお前の方がむしろ少数派だ。


ブクマの応酬が元ネタから離れていくのは

元ネタ読んでないからというより元ネタが話のツマに過ぎないからだ。

ピチ☆イらしき人物のツイートを愚直に読み込んでその人物の批判や検討に終始しても建設性が無いだろう。


なんであの人物のツイートが一部に受けたかというと

差別糾弾の体裁で四次元論法を展開する人間の雛形として面白かったからで、

お前は「ピ☆ガイなんだからマジレスすんなよ」というが、

あれぐらいのアレでもちょっと流れが違えば賛同ブコメが殺到しかねないぐらい

はてな自体もピチ☆イの巣なんだ。


そういうはてな自体のヤバさをお前はわかってないから、

あそこのブコメ応酬の意味や動機が理解できないんだ。

2011-05-29

http://anond.hatelabo.jp/20110529223756

なんでお前の四次元ポケットから突然飛び出したコーランの事に俺が意見表明しなきゃならないんだ?

2010-12-22

kogemayo氏のはリベラリズムリバタリアニズムの折衷ご都合主義だな

kogemayo氏は個人の精神的自由を原理として掲げて、ロリペドだろうがなんだろうが個人の自由だしそのための不都合は社会が保障すべきって立場らしい

だがこれはリベラリズムはなく、リバタリアニズムの自由原理と、リベラリズム社会保障をどっちも欲しいという話で、まあそりゃ実に都合のいい話ではある。

しかリベラリズムのいう「社会」というのは四次元ポケットを持ったドラえもんはなく、結局個々人が合意のもとに構成するものなので、税金を集めて公的機関を作って、というある程度の「個人の自由制限」が前提となる。

したがってkogemayo氏の論は成立しないわけ。

2010-12-07

http://anond.hatelabo.jp/20101207171626

三次元で生きるものに四次元がわからないように、愛されずに生きてきた人が愛をわかるわけないんだよ。

だから、増田さんの生きている世界に愛はないのでしょう。

でも、愛を知って育っている人はたくさんいるんだよ。

舞城王太郎の「ディスコ探偵水曜日」に、三次元四次元の上の階層に愛を位置づけてたけど、確かに愛はそれだけ難しい話ではある。

とりあえず舞城嫁。

2010-12-03

ネタが尽きたよどらえも~ん

四次元ポケットでなんとかしてよー

2010-11-30

http://anond.hatelabo.jp/20101130174254

増田にずっと前から住みついてるニート右翼クンだよ。

口調や言ってることの共通性や幼稚さでバレバレだけど本人はばれてないと思ってる。

自分プロフィールに言及されると黙りこくるかその時々で嘘をつく。

あとこの前すんごいキチガイフェミと四次元口喧嘩してて見ものだった。

しかも負けてたw

2010-10-05

anond:20101005024403

これ読んで、素領域理論だったっけか、なんか思い出した。

四次元空間にも最小の単位があるってやつ。

2010-09-02

http://anond.hatelabo.jp/20100902130909

それらに時間を加えて四次元にすれば、さらに味わい深くなる。

自分の老いた姿を鏡で見るときは、いっそう感慨深い。

2010-01-28

[]最高に弱まった無職が薦める百冊より少なめの本

http://anond.hatelabo.jp/20100127001517

さらにヴァージョンアップさせるとこうなる。

差し替え
  1. 『私とハルマゲドン竹熊健太郎
  2. 『檻の中のダンス鶴見済
  3. 『翔太と猫のインサイト夏休み永井均
  4. 『アストモモンガ橋本治
  5. 因果鉄道の旅』根本敬
  6. 超芸術トマソン赤瀬川原平
  7. 自転車旅行主義』 香山リカ
  8. 天使王国浅羽通明
追加
  1. 『立志・苦学・出世受験生社会史』竹内洋
  2. 1968年スガ秀実
  3. 日本の思想』丸山眞男
  4. 現代詩の鑑賞101』大岡信
  5. 『「知」の欺瞞』アラン・ソーカル
  6. アナロジーの罠』ジャック・ブーヴレス
  7. 『「世間」とは何か』阿部 謹也
  8. 『一九七二』坪内祐三
  9. ストリートの思想』毛利嘉孝
  10. 数学ガール結城浩
  11. 虚数情緒吉田
  12. 『無産大衆神髄』矢部史郎山の手
  13. スカートの中の劇場上野千鶴子
  14. 日本文学史序説』加藤周一
  15. リベラリズムの存在証明稲葉振一郎
  16. 自我起源真木悠介
  17. 『知恵の樹』ウンベルト・マトゥラーナフランシスコバレーラ
  18. イスラーム思想史井筒俊彦
  19. トンデモ本世界と学会
  20. 自殺直前日記山田花子
  21. 東京いい店やれる店』ホイチョイ・プロダクションズ
  22. マクロ経済学スティグリッツ
  23. ミクロ経済学スティグリッツ
  24. 社会学』ギデンズ
  25. 文学とは何か』イーグルトン
  26. 日本史山川出版社
  27. 世界史山川出版社
  28. 『辞典・哲学の木』
  29. 岩波文庫解説総目録
  30. 社会学文献事典』
  31. 『BOOKMAPPLUS』
  32. 学問がわかる500冊』
  33. 『「テクノ歌謡ディスクガイド
  34. ミニコミ魂』串田努
  35. 山崎浩一世紀末ブックファイル山崎浩一
  36. 『いかにして問題を解くか』G. ポリア
  37. ゲーデルエッシャーバッハ - あるいは不思議の環』ダグラス・ホフスタッター
  38. 四次元冒険』ルディ・ラッカー
  39. 論理学をつくる』戸田山和久
  40. 倫理問題101問』マーティン コーエン
  41. 想像博物館荒俣宏
  42. 魔法使いの丘』ソーサリー
  43. 『変体少女文字の研究山根一眞
  44. 『グラモフォン フィルム タイプライター』キットラー
  45. フラジャイル松岡正剛
  46. アメリカン・コミックス大全』 小野耕世
  47. 東京大学ノイズ文化論」講義宮沢章夫
  48. 文学賞メッタ斬り!大森望豊崎由美
  49. ライトノベル「超」入門新城カズマ
  50. 現代思想1997年5月号『特集・ストリートカルチャー
  51. ユリイカ2007年6月号『特集・腐女子マンガ大系』
  52. モダンガール論』斎藤美奈子
  53. 『今月のフェミ的』あくまで実践 獣フェミニスト集団FROG
  54. 利己的な遺伝子リチャード・ドーキンス
  55. 『100台のコンピュータスタパ斉藤船田戦闘機
  56. 死刑全書』マルタン・モネスティエ
  57. エロスの涙』バタイユ
  58. 流行人類学クロニクル武田徹
  59. プログラムはなぜ動くのか』矢沢久雄
  60. エミュレータのしくみ』某吉
残しておく本
  1. ゲーム的リアリズムの誕生東浩紀
  2. 『逃走論』 浅田彰
  3. 『寝ながら学べる構造主義内田樹
  4. ゼロ年代の想像力宇野常寛
  5. 『ぼくたちの洗脳社会岡田斗司夫
  6. おたく精神史』 大塚英志
  7. 『よいこの君主論』 架神恭介
  8. 戦前少年犯罪管賀江留郎
  9. おまえが若者を語るな!』 後藤和智
  10. 『現代マンガの全体像』 呉智英
  11. カノッサの屈辱小山薫堂
  12. 『生き延びるためのラカン斎藤環
  13. ニッポンの思想』 佐々木敦
  14. 洗脳原論』 苫米地英人
  15. 『青いムーブメント外山恒一
  16. チベットモーツァルト中沢新一
  17. 自分探しが止まらない』 速水健朗
  18. 教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書ばるぼら
  19. 電波男本田透
  20. 貧乏人の逆襲!』 松本哉
  21. サブカルチャー神話解体宮台真司
  22. 趣都の誕生森川嘉一郎
  23. 『たかがバロウズ本。』 山形浩生
  24. 『超クソゲー箭本進一
  25. 日本映画史100年』 四方田犬彦
  26. 『シミュレーショニズム』 椹木野衣
  27. 恋愛小説ふいんき語り』 米光一成
  28. 戦後ギャグマンガ史』 米沢嘉博
  29. 日本の10大新宗教島田裕巳
  30. 『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』 ブルボン小林
  31. 映画の見方がわかる本』 町山智浩
  32. アダルトビデオ革命史』 藤木TDC

2009-11-03

http://anond.hatelabo.jp/20091103121741

 真っ向から反論。

 知人がこないだ上司になったわけだが、見事に自分の部下時代をわすれて、部下が動かない働かないと文句を言っていた。知人は元増田のいう「四次元的視点」を手に入れたかもしれないが、また別の方向からみることを忘れてしまったわけだ。

 童貞処女の人の感じることはわかるけれども小ばかにできる、というのも、昔の自分を綺麗さっぱり忘れて棚に上げているとしかいいようがない。ああこうすればいいのに、というのは、元増田がなんとなく小ばかにしている人たちからみれば「上司のうざい説教」「そうまでいうならお前がやってみろ」という、世間様の部下という人たちが一様に口にする言葉にすぎない。

 元増田は上からの視点を手に入れたといってるが、単に下の視点を忘れてるだけである。

 が、大丈夫だ。たいていの上司だって部下時代のことは綺麗さっぱり忘れてるし、それで世間は回っている。

2009-06-06

http://anond.hatelabo.jp/20090606163647

実はだね。タイムマシンというのは一般的に非常に危険であってだね。

タイムマシン時間を移動する機械であるわけだけど、当然ながら空間の移動も出来るようになっていて、質量により常に影響を受けて揺らいでいる過去現在未来時間や空間の歪みを検知していて、その結果から慣性系から見れば常に移動しているけれども、時間の流れに沿っている人間視点では地球上の固定地点となる時間と位置をリアルタイム補正しているのであって、多大な過去未来や遠方などへの移動は予想外の、たとえば彗星隕石、他の恒星など予測不可能な要因で起こる、たとえば自転公転や軌道太陽系自体の位置などのぶれなどにより、補正機能の能力限界を超えてしまって、宇宙空間ならまだしも、たとえば確率は低いもののマントルだったり太陽の中だったりにつなげる可能性を、幸いにもタイムマシン四次元空間に設けた外部装置により高度な処理を行うことにより、例えばある標準位置を制定し、継続的にプローブし、データを蓄積することによって、致命的な補正ミスを回避することに概ね成功しているが、同様の原理によりワープを行うもののハンディタイプのためにそのような大掛かりな四次元外部装置を持たないために予め安全の確認された時代地域にのみ移動が可能であるように制限されたどこでもドアとは違い、幾らかの制限下では冒険的移動が可能であるという特徴をタイムマシンは持つが、どこでもドアでは移動できないヶ所へタイムマシンで移動できるかどうかは事前の調査が必要であり、その移動にはそれなりのリスクが伴うことを理解しておくべきである。

2009-01-11

http://anond.hatelabo.jp/20090111104611

横。

>正直いじめに関しては、心配はしてくれても学校先生ってアテにならないことが多い。

そうなんだと思う。でもそこそれで話終わって良い部分か?

水戸黄門の印籠や四次元ポケットは先生にはないよ。無理だよ。たかが一教師にいじめを解決できるスーパーなパワーはないよたぶん。

でもいじめに対して全く関心のない先生増田の娘を心配してくれる先生かの違いは大きくないか?

アテになるかならないかは話し合った後で判断しても良いんじゃないか?それとも始めから全く期待しない方が良いのか?

自分尊敬できた先生は居たんだけれど、いじめを解決してくれた先生は居ない。

一般化(に感じた)イクナイ

2009-01-06

http://anond.hatelabo.jp/20081014210244

存在はしてるね。

ずっと頭の中でイメージ練ってたけど結局できなかった。できたら粘土で模型作るつもりだったけど駄目だった。

元増田の問題ぐぐって解法いくつか見たけど、やっぱ自分には難しい。

一番分かりやすかった解説見て考えたんだけど、鈍角持ちだと、三角形二つ合わせてそれっぽい平行四辺形作るときに一パターンしかなくて、しかも 180度で開ききってる時点で既に対角線がもう一個の対角線(三角形の辺くっつけたとこ)より短くなっちゃうから、折り曲げようがどうしようがベストポジションは見つからないって結論になった。四次元とかになると案外できちゃったりするのかな。

追記:平行四辺形パターンじゃなかった。でも長すぎるか短すぎるかのどっちかにしかならなかった。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん