はてなキーワード: ヨドバシカメラとは
元増田です。
言いたいことは分かる。アニオタに限らず、ネット住民が鉄オタを嫌っているのを知らなければ、あの記事は書かない。
アニオタが鉄オタを嫌っていることがはっきりと現れているのは、ニコニコ大百科だと思う。
それが最も現れている記事は「鉄道ファン」と「撮り鉄」だ。掲示板には莫大な書き込みがあるけど、大半が鉄オタに対する悪口。
最大の極めつけは「〜とか好きそう」という記事、鉄道趣味は発達障害や自閉症と関連が付けられていると書かれている。
属性売りのアイマスにも鉄ドルはいないし、擬人化ブームでも鉄道擬人化ソシャゲはなかった(同人だと結構人気のあるジャンルなので、需要がないわけではない)。
「初恋*れ~るとりっぷ」はもともと連載開始時からアニメ化無理論がきららファンから出てたし、実際3巻で打ち切りが見えてる状態。
「初恋*れ~るとりっぷ」の打ち切りが見えてきたのは2巻発売前からだったよね。実際、その頃から連載順が大きく下がってきて打ち切りが叫ばれていた。
それにも関わらず、2巻を突破するどころか、叡山電鉄とコラボし、ヨドバシカメラマルチメディア仙台では壁面が「初恋*れ~るとりっぷ」の特殊仕様になっている。
アニメ化が期待されていない打ち切り候補のはずなのに、なんでこんなことしたの?惰性か?
普通なら、打ち切り候補に対する処遇ではない。叡電だって売れないはずの漫画とコラボするほど馬鹿じゃないはずだ。
おそらく、きららの編集部としてはすぐに打ち切りにしようと考えていたけど、叡電からいきなりオファーが来て延命せざる負えなくなったんだろうね。かなり困惑しただろう。
今思うと、連載順が大きく下がってきたときになぜか重版したけど、それが兆候だったのかな。
大半のきららファンは、あんな作品よりも、叡電の駅に広告ポスターが貼られている「ぼっち・ざ・ろっく」「ななどなどなど」「観音寺睡蓮の苦悩」の方が叡電とのコラボに一億万倍ふさわしいと思っているはずだ。君もそう思うだろ?実際にアニメ化前からグッズ展開されているわけだし。
特に「ぼっち・ざ・ろっく」は、声優を動かした分だけ売上が上がるアニメ化の成功が約束された漫画。だから、アニメ化するのは当然の話。アニオタに蛇蝎のごとく嫌われる鉄道というジャンルと違ってな。
女子高生に何かをやらせるアニメって一定の需要があるジャンルだけど、そのテーマが「鉄道」だったらどうなるのか。
去年までは、鉄オタの迷惑行為がTogetterなどで年に数回まとめられている程度だったが、今年に入ってからは、その傾向が顕著になっていて、マスコミが毎週のようにニュースで取り上げていた。ゴールデンウィークを過ぎてからはおとなしくなったけどね。
そんな中、女子高生が鉄道ファンをやるアニメが出てきたら、無条件で炎上するんじゃないのかね。
まず、アフィサイトは嬉々として煽り記事を書くだろう。こんな感じのタイトルで。
その記事を見たネットイナゴがアニメを薪にして、キャンプファイヤーをする。
ネットでは鉄オタに対するバッシングは非常に激しい。特に、なんJやニコニコ大百科だと顕著で、「〜とか好きそう」という記事だとひどい言い様である。
実際、仙台を舞台にした「初恋*れ~るとりっぷ」が叡山電鉄とコラボし、ヨドバシカメラマルチメディア仙台では壁紙を変えるレベルで宣伝されている。こんなにデカデカとやっておいてよく炎上しなかったね。
ヨドバシカメラはとらのあなやメロンブックスのようなオタク専門店ではない。一般人も来る家電量販店だぞ。
ツイフェミたちが「性的な萌え絵に怒りで震えて涙が止まらない」と喚き散らして、シンパの社会学者や政治家たちがタコ殴りリンチに加わる光景が脳裏に浮かぶ。
まあ、家電量販店へ行く人が減っているらしく、日経新聞によれば大抵の人が半年に1回程度だと聞く。女性だったら尚更行かないだろう。利用客の7割が男性らしいし。
叡電も萌えアニメとのコラボを10年近くやってきたにも関わらず炎上したことがなかったけど、家族連れや女性の客が少ないのかね。
いずれにせよ、聖地礼拝するオタクを忌避する傾向が強まっているようだ。実際、「ラブライブの聖地にするぞ」という脅し文句でできるぐらいだし。
日常系のサブジャンルとして最も注目されているのが女子高生が男の趣味をやるタイプ――『けいおん!』や『ゆるキャン△』、今季だと『スーパーカブ』がある。
女子高生が鉄道ファンをやる漫画がまんがタイムきららMAXに掲載されている。
その名も『初恋*れ~るとりっぷ』。作者は永山ゆうのん。作者の名前なら『Summer Pockets』で知った人もいるはず。
タイトルが示す通り、仙台を舞台に鉄道と旅行をテーマにした4コマ漫画。仙台にある駅や観光スポットから踏切まで出てくる。
現在は、きららアニメと深いつながりのある叡山電鉄とのコラボで描き下ろし小冊子が配布されており、ヨドバシカメラマルチメディア仙台では壁面がれ~るとりっぷ仕様になっている。
単行本の20ページまで電子書籍サイトで公開されているが、ニコニコ漫画では1巻の1話から8話まで公開されている。
初恋*れ〜るとりっぷ / 永山ゆうのん おすすめ無料漫画 - ニコニコ漫画
天満そらは、小さい頃に電車の中で面倒を見てくれた「お姉さん」を追って鐘ノ台高校に入学。しかし、その「お姉さん」はすでに高校を卒業していることに気づき落胆していたところでまひろ先生に出会う。そして、まひろ先生が「小さい女の子と切符の思い出話」を聞いて、鉄道部に入部する。
鉄道は苦手だが、なんだかんだで部活を楽しんで克服してきている。
ピンクの髪を水色のリボンでくくったツインテール。いつも、ニーハイソックスを履いている。
小さい頃、電車の中で泣いていた自分の面倒を見てくれた「お姉さん」を探すために、とわちゃんとともに鐘ノ台高校に入学。「お姉さん」からもらった切符を大切にしている。
しかし、この「お姉さん」の話は8年前で、すでに高校を卒業していた。そのことに気づき落胆しているところでまひろ先生と出会う。そして、まひろ先生が「小さい女の子と思い出の切符の思い出話」を聞いて、鉄道部に入部する。
最初は、まひろ先生のために頑張る健気な女の子という印象だったが、話が進むうちに「オタサーの姫」、いや「オタサーの百合姫」と呼ばれそうな気がしてきた。
女子高生が特定の趣味をやる作品は、おっさんの美少女化もとい、鉄オタの美少女化と言われる風潮があるけど、そらちゃんに限っては正真正銘の女の子に違いない。
鐘ノ台高校の教師。担当教科は美術。鉄道部と美術部の顧問を掛け持ちしている。
廃部寸前の鉄道部の部員探しに奔走していたところ、そらととわに出会う。
筋金入りの鉄道ファンで、部室にはまひろ先生のコレクションがいっぱいある。
校内の服装は不思議な国のアリスを彷彿させる。金髪碧眼に青いカチューシャ、青いワンピースに白いエプロン、そして、黒い車掌かばん。
そらちゃんが探していた「お姉さん」の正体。しかし、正体が分かったときの出落ち感が半端ない。なぜなら、見た目があまりにも幼いから。そらちゃんと同い年に見える。
作中でもその見た目の幼さが言及されて高校の制服を着るネタがあるけど、高校生どころか、小学生に見える。
だから、まひろ先生の初登場シーンでは、ツッコミのコメントが殺到するに違いない。こんな感じで。
「合法」
「お姉さんとは何なのか」
「とわちゃんのほうがよっぽどお姉さんだろ」「いや、あれはママだろ」
『テニスの王子様』や『スラムダンク』とコラボしたら大変なことになりそう。おっさんたちが多人数で一人の幼女を囲む構図が見えて色々と危ない。
おそらく、作者の性癖が最も現れているキャラ。前作にも見た目の幼い教師が出てきたし、作者の看板娘には飛び級した教師もいる。
まず、きららでは女子学生の部活や日常を描く作品で、メインキャラの教師はまず見かけない。
また、見た目の幼い女子学生がそのまま教師になったキャラは、きららでも非常に珍しい。少なくともアニメ化したきらら作品ではまずいない。
きららには、たいてい年不相応に見た目が幼いキャラが必ずと言っていいほど出てくる。しかし、教師になると、年相応の見た目でどころか、メインの女子学生よりも大きめの体型になる。
したがって、まひろ先生は、きららでは割と斬新なキャラだと言える。
見た目が幼く、性格も子どもっぽいが、面倒見が良いため、そこに母性を感じるかもしれない。
黒髪ロングのおっとりお姉さんだが、別に鬼畜要素があるわけではない。
料理を食べることも作ることも好きな健啖家。それが高じて、入部後には駅弁に詳しい駅弁鉄になる。
恋愛感情に敏感で、百合ップルを見るのが好き。そらちゃんを応援している。
ゆるキャンだと、各務原なでしこと犬山あおいを足して割ったような感じ。
まひろ先生の妹。
姉とは対照的に年相応の見た目で、長い金髪を赤いリボンでくくってポニーテールにしている。
最初は、鉄道の知識が豊富でないと鉄道部に入れないと勘違いしていたが、そらちゃんととわちゃんに説得され、鉄道部に入部する。
時刻表が大好きな時刻表鉄。部活では時刻表を読んで暗記している。
強気な性格で、作中のツッコミ役。ただし、本人も少し抜けているところもある。
姉のまひろ先生に憧れているが素直になれず、ツンツンしている。
地下鉄でそらちゃんと乗っているとき、まひろ先生への好意をそらちゃんとの秘密にするために「おねえちゃんだいすき同盟」を組む。
おとなしい性格で、語尾に「~だよ」と付けるのが口癖。
発車メロディや電車のモーター音に詳しい音鉄。その他、鉄道知識にも詳しい。鉄道の話になると、まれにオタク特有の早口になる。
最初は、鉄道趣味は一人で楽しむものだと考えていて鉄道部から距離をとっていたが、鉄道が苦手なのに入部したそらちゃんに興味を示し入部。廃部寸前の鉄道部を救った。
普段の表情と感情を露わになったときの表情のギャップが魅力。それが最も現れた1巻の温泉回や2巻の横浜回は必見。
ごちうさやきんモザにも言えるけど、かわいい女の子がかわいい事をする漫画を読むと、読んでいるだけで幸せになれる。
まひろ先生が出てきたとき「幼すぎんだろ…」と突っ込んだけど、この子がそらちゃんが憧れている「お姉さん」の正体だと分かると「お姉さんとは何なのか」と言いたくなった。
そらちゃんは、恋と鉄道を頑張る健気な女の子という印象だったけど、2巻で人間関係が進んでいくにつれて、ある意味ヤバいと感じた。
琥珀ちゃんは、普段の表情と感情を露わにしたときの表情のギャップがたまらない。1巻の温泉回と2巻の横浜回は必見。
「鉄道と旅行というテーマ」と「かわいい女の子がかわいい事をする」という塩梅がちゃんとできている。
きららの部活ものは後者に傾倒してテーマがおろそかになりがちだと言われるけど、だからといって前者に傾倒すると「オタクの早口言葉」や「学校の居眠り授業」のようになってしまう。
この漫画は読んでいるだけで幸福感が得られると前述したけど、鉄道ファンからの評価も高い。連載開始時点で聖地巡礼する人が出てくるレベル。
ちなみに、いまのところ撮り鉄は出ていない。
どちらかというと鉄道よりも旅行の要素のほうが大きいかな。まさに『かわいい世界の車窓から』。
鉄道をテーマにしていると、どうしても鉄道界隈の人間が読む漫画だと思われがちだ。
しかし、鉄道界隈にいない人でも十分に楽しめる作品だ。癒やされる。かわいい女の子たちのかわいいやり取りを見るのが好きな人は、ぜひ読んでもらいたいところだ。
これを最大限の効率で貯める・消費するには、1の位が1円以上の商品は分けて買う必要がある。
店頭での購入であればこのように個別会計が有利でもそこまで大きな問題ではない(レジの人は大変だろうけど)が、
私が問題だと思うのはヨドバシドットコムでの通販でもそうなっていることである。
現状の仕組みだと、私のような効率厨は個別会計せざるを得ないが、正直送料が無駄にかかって販売価格に転嫁されているかと思うと腹立たしい。
また、他の顧客にとっても、ヨドバシにとっても非常に迷惑な話だと思う。
もう20年も前になるのだが、当時の俺はいわゆるニートというやつで、もっぱら覚えたばかりのインターネットで暇を潰していた。
そんなある日、あるラーメンに関するHP(死語)を見つけたことを覚えている。
そのHPは東京中のラーメンをめぐって感想をつけるというだけのありがちなHPだったのだが、当時流行りだった掲示板機能がついていた。
そこには少人数ながらも濃いラーメン好きたちが、当時特有のノリでなんだかよくわからないような会話を繰り広げていた。
俺はラーメンはそこまで好きじゃなかったので辟易したが、入り浸るうちにすっかりハマってしまった。
実の所、ラーメンの話は1割ぐらいで、ゲームやアニメやエロゲの話が多かったのでそこまでラーメンが好きではない俺にとっても楽しかったのである。
だいたい掲示板のメンバーは固定されていて10人ぐらいだった記憶がある。
ヨドバシカメラで働いてる方。
ねこねこソフトというエロゲメーカーが好きすぎて一日中語っていた方。
俺と同じニートの方。
ある日、オフ会をやろうという話になった。
というのも、そのHPでは定期的にオフ会が開かれていたのである。
そのオフ会では一応は適当にブラブラしながらラーメンを食べると言う計画だったのだが、盛り上がった流れで池袋のアニメイトやゲームショップにまで行って、なぜか解散時には川口駅近くのゲーセンにたどり着いた。
そのまま川口駅でHPに掲載するための写真を撮ろうという流れになって撮った。ニートの俺はうまくスマイルができずになんだかよくわからない顔になってしまったが、とても楽しかった。
やがて俺はその掲示板を見なくなり、親の脛を齧るのをやめてフリーターとして働き始めて最近のことである。
2ちゃんねるで、俺たちの集合写真が晒されているではないか!!!!!!
「オタクのオフ会写真」「川口駅のオタクども」という愛称で、1人1人固定ハンドルネームがつけられている。10年以上前の若かりし頃の俺には「ハデス」と言うなんだか強そうな名前がつけられている。
もちろん、俺たちはそんなハンドルネームでは無かった。調べてみると、2ちゃんねるの人たちがおふざけで俺たちの集合写真に名前をつけたらしい。
正直苦笑いしたが、もはやHPすら跡形も残っていないのに写真だけはこうしてネットの海を漂っているのは若干面白いのではないだろうか。
ただ一つ断っておきたいのは、写真中で「戦場のオナニスト」と名付けられている方はとても立派な方だった記憶があるので、あんな名前をつけられて不憫だと思う。
ペン、カバー、保護フィルム等合計約10万円と高価だったが、ずっと欲しかったので決心した。
会計時に保護フィルムの貼り付けを依頼したら、別カウンターにて有料対応と言われた。
昔はタダでやってくれたような記憶もあるが。。
いずれにせよ、自分でやって失敗したくなかったので、カウンターに行ってみた。
まず驚いたのが価格。iPad Airサイズだと一枚3000円とのこと。
くそ高いと思ったが、ここで断ると貧乏人・ダセエと思われるんじゃないか、と思ったのでお願いすることにした。
次に驚いたのが時間。30~45分かかるとのこと。ド平日だったこともあり、混雑している様子は一切無かった。
フィルム一枚張り付けるだけに3000円、45分はさすがに受け入れがたいと思い、定員さんには時間の方を理由に断りを入れた。
その時丁度お腹も空いてたので、本当に30分の待ち時間でも個人的には不都合だった。
さらに自分でやれば3000円も浮く、その分良い飯食べよう、一石二鳥だと思った。
なんだかんだ、これまでは自分でやってきたし、購入したフィルムもちょっと高級(4000円程度)だったので何とかなるだろと思い、やってみた。
グイグイ指圧して2,3個の気泡は消滅したが、その他をよく見てみると気泡の真ん中にほこりのような小さなごみが発見され、摘出不可能であることを認識した。
後悔と共に保護フィルムのパッケージを眺めていると、“きれいに張り付けるための3点セット”なるものが同封されていることに気付いた。
手順書には、画面上のごみをきれいにふき取ること、とも書かれていた。
その昔はてな村で脱オタファッションに関する記事がトレンドになったことがあったが、
そろそろ世代が入れ替わった感があるので当時を思い出しながら思う所を書き殴ってみる。
言うて、もう脱オタが何か分からない人がいるだろうから一応解説すると、オタとはオタクのこと。
脱オタとはいかにもファッションに興味がなさそうなオタクが、最速、最短で最低限の見た目になるためのメソッドについて論じる
さて。
ファッション初心者にとっての服選びを始めとするファッションのハードルの高さとは何か。
これは何故か世間のアパレルショップがアイテム単品買いメインの作りになっている所が大きいと思っている。
PCに例えるならBIOSやドライバの知識のない初心者がいきなりパーツ買いするようなもので、
回りくどい書き方をしたがヨドバシカメラのような家電量販店で売っている
とりあえず学校のレポート程度ならこなせる割高な国内メーカー製のWindowsノートPCにあたる提案が、
ファッションの分野にはないんだなこれが。
ベストではないけどまあそれでいいんじゃない? 知らんけどと言える商品。
これって驚くべきことで、いいからブサメンの俺でも似合う髪型と服を教えてくれと何度言いたくなったか分からない。
#それに対するアンサーが後年の服を着るならこんな風に的なサムシングなんだけど、ここでは触れない。
#洋服のアオヤマなどで買える就活生向け一式セットがモロ理想の初心者向けセットなんだけど、
CPU、HDD、メモリといった最低限の部品一式を揃えなければPCが起動しないように、
ファッションで取り敢えずの及第点を取るには髪型から靴まで全身をパッケージで見る必要がある。
あるのだが、少なくとも中学生、高校生の頃の俺はそれを知らなかった。
自分が欲しいと思ったアイテムをなんとなく単品買いして、思えば随分と時間と金を無駄にしたもんだ。
自分の体型を踏まえた髪型から靴まで全身のイメージがないと、何年経っても自分なりの審美眼が磨かれない。
毎年服を買っているのにちっともお洒落になった気がしない人は、大抵の場合トータルで見る観点、
全体としてどういった印象を他人に与えたいかという視点が欠けているんじゃないかな。
話を戻す。
いきなりイメージと言われても、大抵の初心者には自分が目指す確固としたイメージなど存在しないだろう。
ではどうするか。最も手軽で確実性が高いのは素人のファッションスナップのサイトで自分と身長と体型の近い人のそれを丸パクリすることだ。
最低限の知識がない素人のこだわりは言い方は悪いがノイズでしかないので、髪型から眼鏡から靴ひもの色から変なアレンジを入れずにそのまま全て真似するといい。
次点で全国展開している大手セレショ(BEAMS、UAなど)がディスプレイしているマネキンが着ているアイテム丸パクリ。
これは自分の体型が考慮されていない分失敗の可能性が増すが、少なくともアイテム同士の相性が考慮されている分素人の単品買いよりずっと勝率が高い。
ん? 似た体系の人がファッションスナップサイトには見当たらない?
申し訳ないが太っている人は死ぬ気で痩せてくれとしが言えない。
そのままでもお洒落にはなれるが、格好良く、可愛く見られたいなら普通体型程度に痩せている方が圧倒的に、そりゃもう圧倒的に有利だ。
腹が出ているだけで目指す方向性が”愉快な気のいいデブ”しかなくなってしまい似合う服や髪型が限定されてしまう。
金がない? 金がないなら時間を使え。良いと思ったモデルが着ているアイテムの安い類似品を探すんだ。
セレクトショップやZOZOなどのオンラインショップには類似品を探す機能があるはずなので、安いものを目を皿のようにして探せ。
中古が気にならないならメルカリでも何でも好きなサイトで探せばいい。
類似品は色は似ていても素材や形が違う別物なので地雷率は高いが仕方ない。
残念ながら知識も金もない者に地雷を避ける術はない。ゲームオーバー。
グエ-シンダンゴ
ここまで書いた内容をざっくりまとめると、分からないなりに自分より詳しい人の力を借りて
世間一般で何が良いとされているかを把握しよう。その際自分のセンスは封印しましょうという話になる。
一応理屈を書いておくと、定量的な評価基準の無い分野で素人が自分なりの審美眼を獲得するには、
まずは先人が高く評価するものを浴びるように摂取して、自分の中にそのジャンルにおける一般的な良し悪しの基準をインストールする必要があるのね。
この基準が確立するまでの自分なりのこだわりはぶっちゃけゴミです。
世阿弥言う所の守の段階での変なこだわりは捨てた方が圧倒的に成長が早い。
そうして手に入れた基準を自分なりに使いこなせて初めて店頭に並んでいる個々のアイテムの客観評価が可能になるのよ。
最後に金はあっても時間がない社会人向けのドーピング方法を書いておく。
便利な時代になったもので近年はテレビや雑誌で活躍する現役のスタイリストが素人の買い物に付き合ってくれたり、
そのものずばり何を買えば良いかアドバイスしてくれるサービスが存在する。
相場は割とお高いが、プロとして需要がある人の知識とセンスを借りると考えると俺は安いと思う。
具体的なサイト名をあげるのはちょっとはばかられるので、単語としてはスタイリストやコーディネイト、
知識がある人は自分が好きな雑誌やスタイリスト名で検索してみて欲しい。
こんな駄文が誰かの役に立てば幸いだ。健闘を祈る。