はてなキーワード: ソースコードとは
Webサイトへの広告配信システム Geniee SSP を開発する企業。2017年11月マザーズ上場。主要株主はソフトバンク。下請けの広告会社が Geniee SSP を自社システムとして営業に使用できる(OEM)。詳細はねとらぼの記事を参照。
広告配信のジーニー、「漫画村」など不正サイトへの広告を停止したと発表 - ねとらぼ
Geniee SSP の広告タグには規則性がある。これを活用して Geniee SSP を掲載しているサイトを探した。
<!-- ad tags Size: 300x250 ZoneId:[a]> <script type="text/javascript" src="http(s)://[b]/t/[c]/[d]/[a].js"></script>
[a] : | 広告タグの固有ID |
[b] : | 広告会社によって異なるドメイン |
[c] : | [a]の下6桁のうち最初の3文字 |
[d] : | [a]の下6桁のうち最後の3文字 |
(2)では広告会社によって異なるドメインが使われているが、実際には全ての広告が genieesspv.jp から配信される。詳細は以下のエントリーの「BASE64っぽい文字列をデコードすると、HTMLの断片が現れます」以降を参照。(エントリーの執筆者は元増田と無関係)
ここではサイト内のHTMLやJavaScriptのソースコードから Geniee SSP の広告タグを直接確認できるサイトのみをまとめた。
広告会社 | 広告配信先サイト | サイト内容 | 月間アクセス数 | 広告タグを確認できるページ | 広告タグのURL部分 |
---|---|---|---|---|---|
ジーニー | MioMio | テレビの海賊版サイト | 3000万PV | ttps://web.archive.org/web/20170606015825/http://www.miomio.tv/ent/japan/ | ttp://js.genieessp.com/t/106/112/a1106112.js |
ジーニー | Youtubeアニメ無料動画++ | アニメのリーチサイト | 8000万PV | ttps://web.archive.org/web/20180330043340/http://tvanimemuryoudouga.com/ | ttp://js.gsspcln.jp/t/246/920/a1246920.js |
フィング | DLBOOKS | 同人誌の海賊版サイト | 6.4億PV | ttp://web.archive.org/web/20180415210525/http://dlbooks.to/ ttp://web.archive.org/web/20180415210535js_/http://gum.dlbooks.to/js/pc/pc_728_90_03.js を経由 | ttp://js.click-plus.net/t/227/975/a1227975.js |
インサイト | ShareVideos | エロ動画の海賊版サイト | 2.4億PV | ttps://web.archive.org/web/20180415201519/http://share-videos.se/ | ttp://js.isboost.co.jp/t/287/861/a1287861.js |
アドニコ | アニポ | アニメのリーチサイト | 1000万PV | ttps://web.archive.org/web/20180410033210/http://anipo.tv/ | ttp://js.adnico.jp/t/305/831/a1305831.js |
エムエムラボ | 動画エロタレスト | エロ動画のリーチサイト | 15億PV | ttp://web.archive.org/web/20180401160146/https://static.eroterest.net/kok/sp_footer3.html | ttps://js.mediad2.jp/t/228/840/a1228840.js |
漫画村やAnitubeのほか、児童ポルノやリベンジポルノを配信していると思われるサイト等でも Geniee SSP の広告が配信されているのを確認できたが、いずれも別のアドサーバーを経由しており、ジーニー側がそのサイト上での配信を認識しているかが不明なため、ここでは割愛する。
https://anond.hatelabo.jp/20170911110731
昨年、はてブでバズりまくったエントリにまんまと乗せられた実務経験なしのプログラミング初心者が
N予備校プログラミングコースのプログラミング入門 Webアプリコース(有料のプログラミングコースで一番最初にやるコース)を修了したので知見をまとめておきます。
そんな感じです。以下、理由。
入門コースの実践編となる3章からは各講義の最後に課題が出されて、
N予備校のGitHubリポジトリにプルリクエストを出すことで課題の提出に変えて、
学習を進めていくのですが、
https://github.com/progedu/intro-curriculum-3001
https://github.com/progedu/intro-curriculum-4023
ちゃんと内容を理解できている人の割合はさらに低いと思われます。
なぜそんなに脱落していくかというと、まあ難易度だったり色々あるとは思うのですが
~をするにはこういうプログラムを書けばいい!ということは教えてくれるのですが、
なぜ、こういうプログラムを書けば~ができるのかということについての説明が少ないです。
感覚としては、途中の式と解答だけが書いてある数学の参考書を読み進めているような感じで、学習者には途中の式の意味を自力で読み解く能力が求められます。
その過程でドキュメントをあたったり、自ら調べて解決する能力が必要です。
またアロー関数式だったり、三項演算子や論理演算子を用いた代入などの省略記法を多用する割にソースコード中にほとんどコメントを書かないことも初学者には難しいかなと感じました。
体系的な学習にも不向きです。
あとオブジェクト指向の説明をせずに、JavaScriptのオブジェクトを扱っていたり、
データベースの学習をする前に、MVCパターンを扱っていたり、ちぐはぐさを感じるところも多かったです。
ということで(他にもいろいろあるのですが)、未経験者が独学で進めていくのは厳しいんじゃないかな~というのが入門コースを終えての結論です。
たとえば保護者の方が専門のエンジニアで分からないことがすぐに聞けるような環境にあればよい教材になるかもしれません。
ただ中級者へのステップアップを目指している初心者がきっかけをつかむには良い教材になりえるとも感じました。
私自身、GitHub、Linux(Ubuntu)、Node.js、Expressフレームワークなど、自主的にはなかなか食指が動かなかった分野の知識を得ることができたと思います。
難易度は高いですが、中級者向けのまとまった教材というのはネット上にもあまりないと思いますので、ある程度経験のあるプログラマが知識を深めるために利用するのはありだと思います。
ただ社会人が学習を進めるにはまとまった時間の確保というのがネックになるとは思います。
N予備校の入門コースの想定学習時間は180時間だったと思いますが、私はこのコースを修了するのに400時間前後かかったと思います。
(今年の1月初頭からほぼ毎日午後を勉強時間に充てて、ようやく昨日入門コースを修了しました)
コースを終わらせることだけを目標にするならもっと短くできるとは思いますが、ある程度知識をつけて今後にいかすことを目標にするとなると、想定学習時間内でコースを終わらせるのは難しい気がします。
色々書きましたが、それでも月1,000円というのは破格の価格設定だと思いますので、気になっている方は挑戦してみてもよいのではないでしょうか。
などがおすすめです。 「「分かりそう」で~」のサイトには本当にお世話になりました。m(_ _)m
ただ特にプログラミング経験の浅い方に伝えたいのですが、N予備校の入門コースが理解できなかった、挫折したからといって、プログラミングができないということはまったくないです。
私自身、SEやプログラマとしての実務経験はありませんが、趣味でも仕事でもガンガンプログラムを活用しています。
ぜひ挫けずにプログラミングの学習を続けていただきたいなと思っています。
あとネット上にはN予備校のプログラミングコースのレビューも散見されますが、無料コースしかやってないんじゃないかなーというものが多いのでお気をつけください。
基本的に無料コースと有料コースは別物と考えたほうがよいと思います。
参考になれば幸いです。
ところで、N予備校のニコニコ動画再現コースが2017年度中公開予定になってるんですけど、本当に公開されるんですよね・・・?(※)
少し前にそう呼ばれた某銀行のシステム完成したとかしないとか言うニュースを見た
自社でもそんな終わらないシステムを作らさせてる気がする
あれはもう1年以上も前
休む暇もなく変更の嵐
昔ながらのウォータフォールという工程じゃなくてアジャイル?とかなんとかいう先に全部決めてしまわず適当に作りながら要望を聞き入れて完成度を高めるとかそういう感じのやつ
最初に聞いたときは一見良さそうに思ったがやってみれば全然良くない
再現なく「あれやって」「これやって」が飛んでくる
特につらいのは実装終了間近でやっぱりこうしてと全然違う依頼が来ること
まあこれも日常すぎてもう慣れてきたが
そうして色々作ったと思ったらやっぱいらないからなくそうとか言い始める
だが関連する変更をたくさん加えた後なので単純にソースのバージョンを戻してもうごかない
さらにせっかく作ったのにエンドユーザには届かずシステム作りたいと言ってきたクライアントの部門内でちょっと触れられた程度でリリースすらされてない
普段の要望も実際のユーザからの声じゃなくてクライアントの部門内でこうしたほうがいいんじゃない?ああしたほうがいいんじゃない?とか言うレベルのが飛んでくる
クライアント内でまとめて必要なものだけに取捨選択しておいてくれればいいものをとりあえず全部依頼してくる
謎仕様過ぎて実装チームですら把握しきれてないものもいっぱいある
複雑なところなんて読みたくない
ときには概要だけで依頼が来てあれこれ考えて実装してみたが納期間近になってパワポが届いて詳細はこの通りの画面にして
そんなこともあった
対して意味のない変更も多い
PCを使い慣れてる人からするとそういうのは普通やらないでしょうというものもある
何を言おうが「こうして」と言われるだけなのであまり気にせずそうするけど
実際に使う人の希望ならともかくシステムを作りたがってるクライアント内部での希望だからエンドユーザにも開発者にも誰得状態
見た目をちょっとああしてみたいこうしてみたいとか
やってみたら見た目がよくないな戻そう が普通にある
こちらで変に凝った物を作らず適当な画面にしておいて後から言われた部分のみ修正していくのが一番ストレスにならないと気づいた
前にデザインがイマイチだからデザイナに頼んでなんて言われたからデザイナに依頼したこともあった
しかしその後のフィードバックはここは#abcdefでマージンは10pxで・・・のような細かな指定
そこまで決めるならデザインの依頼必要なくない?デザイン料無駄すぎない?
そんな日常
なんかもうデータの提供だけして勝手にテンプレート作って見た目いじれるツールでも作って好き勝手やらせればいいんじゃないのとか思い始めた
一応プロマネはクライアントにもっとこうしてほしいとか言ったり無駄にお金かかるなどは言っているらしい
それでも改善しないけど
聞くにそういうクライアントは多いらしい
酷い会社では完成させないとお金払えないと言ったりするところもあったらしい
それにしても一度リリースしてるのにあれこれ変更を繰り返して使いづらいとしか思えない
開発チームですらあの機能ドコ言ったの?気づいたら使いかた変わってるなんて会話がよく出てくるほどなのに
新しい機能を作っていくならともかくこれからも同じ部分をあれこれ変更続けるだけとか全くモチベーションが上がらない
今年度には終わってほしいと思っていたがもう3月に入った
来年度も予定がいろいろあるらしい
いつまで続くんだろうなぁこれ
ユーザがいなくなるかクライアントの方針が変わらないとずっとこのままかもしれない
書いてて働き方改革とかそういう話題で見かけた無意味に仕事作ってるというのを思い出した
クライアントの社内で何か仕事を作るためにとりあえずあれやこれやと思いつきを出してはこっちに依頼して仕事してる体を演じてるとかあるのかもしれない
裁量労働制を入れる入れないで紛糾しているが、一足先にこれを導入してるIT業界、特にweb系がどういう経緯をたどったかを見れば
この法案は正社員という区分を完全に消滅させるものだというものがなんとなくわかって来た、増田も多いと思う。
というか、この法案でビビってないのITエンジニアだけだしね、もうとっくにその働き方になって久しいから。
メガベンチャーだろうがどこだろうが、チーム10人いたら7割以上は派遣か請負で、プロパーの指揮、という体制が多い、ま、要は「ドナドナ」
理由としては、まぁ色々あって後述するけど、ずっと派遣や請負って訳でなく、元々は裁量労働制・年俸制の中でweb系の正社員としてキャリアを積んでた人がほぼ100%だったりする、4~5年くらい前までは裁量労働制の正の側面を享受できて回ってた業界だったからが理由
なった理由はいろいろあるが、いい側面は、明らかに怪しいどっかからお金貰って書いてるであろう、有象無象の意識高い系の技術ブログの賛美記事に譲るとして
ここでは暗黒の側面について書いておこうと思う
・IT業界の自殺率、うつ病率は実はプロパー(正社員)がダントツ
ここがミソ、IT業界といえば、うつ病生産工場とか自殺者続出のブラック業界というが、実は派遣やフリーランスではこれにかかる人はほとんどいない
何故なら炎上案件やブラック職場なんて、金だけ貰って仕事もせずに逃亡すればいいし、こんな環境で仕事できる訳ねーじゃんクビにしたけりゃすれば?代わりに来る奴がいればな!と強弁できる(マトモな派遣会社なら、酷い案件や職場に騙して連れて行って抗議受けたら、営業から上長まで謝罪に来るレベル、俺は過去役員が頭下げに来たところまでは体験したことがある、零細SESはお前の責任じゃ!とか開き直るが、そんなところは職場のソースコードに爆弾仕込むなり、ファイルサーバー滅茶苦茶にして、便器の前にウンコして、労基と税務署にチクって、ついでにあの会社の社長ヤ○ザと付き合いあるみたいで怖いですとか警察に相談してからとっとと辞めればいい)
その上に訳のわからん零細SESやweb系なんてぶっちゃけ簡単に受かるから、バイト感覚で渡ったり、ヤバかったらとっととバックレて他所へ行けばいいからというのが理由
無法がまかり通ってるから、アホみたいにいやがらせのつもりで会社都合の解雇みたいにしてる馬鹿経営者もいるけど、寧ろ失業保険さっさともらえてラッキー、3か月くらい遊べるじゃん!!くらいにしか感じないのよ、この業界で1年やってこれくらいの考えになれば、ずっと続けていけるようにはなるし、大体みんなそんな感じです。
しかし、プロパーになるとそうはいかない、なまじやりがい搾取で回ってきた業界だから、派遣に身を落とすなんて死んでも嫌だって人が、進んでプロパーになりたがる傾向が強い、実際はちゃんとした会社を選ばなければ、それこそ特定派遣の様に正社員と派遣の最悪なところだけを集めた働き方みたいなのに陥る可能性が高くなるから。
ちなみに、この業界ではブラック正社員とか、全盛期の特定派遣よりも悲惨だからね、自殺率も精神疾患率もダントツでここら辺が多い。
だから、自分の命を守るために、かつてはプロパーで働いてたのに派遣に下がったり、フリーになってるという人が多いといのが、IT業界の実態ってところがある。
別に派遣が悪いわけではない、糞みたいな会社なんて入るだけなら簡単だからバイト感覚で食ってムカつくなら職場で荒れてバックれたらいいし
ちゃんとしたところとかでなら、長くそれなりにいい待遇や給料で働けるところが多いしね、そこがコネや人間関係にもつながるわけだし。フリーもフリーならではの面白さや、仕事を選べるというメリットがある。
ただプロパーになるなら役員レベル、もしくはよっぽどの大企業や非IT系以外ではやめておいた方がいい、というのがこの業界の正直なところ。
長くなったが、今回の裁量労働制は再提出する気満々だから近い内に通るだろうけど、そうなった場合、全業種がこんな感じの働き方になるだけです、はい
これを酷いと考えるか、いいじゃんと考えるかは、個人の資質や性格による部分が多いと思うけど、マトモな企業に行けるまで、糞なブラックは腹いせにどんな迷惑行為してもバックレたら追跡できないっていうのは、俺にとってはよかったとは思うよ
言葉遣いの問題だけど、たぶん元記事の「偽の半導体」という言葉が悪い。
「本物の半導体」と言う表現は使ったことないし聞いたことがない。だから「偽の半導体」という言葉を聞いても曖昧、意味がわからない。「半導体じゃないなら導体か絶縁体?」とツッコんでしまう。
加えて、本物かの確認方法として「電子顕微鏡」「動作テスト」と言っているのも、適切な確認方法ではない。先に言った「本物の半導体とは」がわからんので、どこで真偽を分ける気なんだとツッコんでしまう。
総じて、この発言者、つまり経産省の人(専門家であることが期待される)は、あまり詳しくないという印象を受ける。「アクセラレーション・ブースト」「ソースコードと呼ばれるウイルスプログラム」とか…とは、ちょっと違うか。でも「あーなんかこの人ほんとに分かってんのかなー」みたいな心配が湧く。
ロケットを飛ばす前の直前に、チームに一人一人声をかけるシーンは心底かっこいいし、
爆発が起きた後の混乱の中でジムクロウが月着陸船の始動を管制官より先に指示するシーンは
少し見えた光明で、計算尺だ計算尺だと少しテンションも上がった。
手動で地球に合わせて起動補正を行った着陸船の窓...あの右端の隅っこの赤い目盛りって月に着陸するときにフレッドが目測でフラマウロに着陸するために使われるはずだったんだよね
...そうひとりごちて少し悲しくなった。
分かってても最後の通信途絶では手を合わせて無事を祈りたくなる。
アポロ13号の帰還船を生目で見るよりもアポロ宇宙船のソースコードを読むよりも
今度は月のひつじを借りてこよう。
https://anond.hatelabo.jp/20180112170210
ここ見てたらなんとなく昔2ちゃんでやってたみたいに自分語りしたくなったので
■俺スペック
♂
20代半ば
新卒で人売りITに入ってちょうど1年くらい前に辞めた。今は全く関係ない業界で働いている。リア厨の頃からねらー
東京で就職したかったけど、大手から内定もらえずめんどくさくなって人売りITに入社した。その時は人売りなんて言葉しらなかったが、無名の零細企業で、面接1回で通過できたりと不自然なところがあったので薄々ヤバいところかなって思ってたが、未経験者歓迎って書いてあったし内定を焦っていたので入ってしまった。
実際入ったら、研修中は給料もらえないとかは当たり前。ネットでよく見るブラック要素のオンパレードだった。「人売りなんだから研修あるだけありがたく思え」ってツッコミはなしの方向で。採用面接がまるで機能してなくて、この研修期間中「Hello, world」とかプログラミングの初歩的なことすら身につかない人間が何人かいた。そしたら責任者と社員2人きりで会議室に入って「君は辞めるべきだ」みたいに退職勧告を1時間くらい続けていた。なかなか戻ってこないので他の社員は呑気に「まだ粘ってるな」みたいなことつぶやくくらいで無関心そうだった。俺もあそこまでできない奴なら仕方ないだろくらいにしか思ってなかったんだが。
研修後すぐに配属された。最初の配属先はうちの先輩社員がいるから分からないことがあれば頼ればいいと言われたんで、何も考えずに「客先常駐」した。常駐先に行くと、最初の顔合わせのミーティングで先輩社員がなんの予防線もなく「××社のAです」と違う社名を名乗ったので、俺もとっさに忖度して同じように別の会社を名乗った。求人情報では「一次請けが多い」とのことだったが、いきなり多重派遣案件にアサインされた。そういや職務経歴書も名前書いたら「名前はイニシャルにして」と言われたし、改めて「あー、俺派遣社員になっちゃったんだな」と思いながらも、どうでもいいやと思ってミーティングを続けた。
後からわかったんだが、あるベンダー経由で1名とか2名の人手が欲しいと紹介のあった案件をプライム(一次請け)と称しているだけで、自社ではまともに要件定義もできてなかった。
残業時間は当たり前のように月40時間をオーバーし続けていた。少ないって?具体的に書くと特定されるだろ?ここでも裁量労働制とかなんとか言って残業代は出なかった。勤務時間が決まってるのにおかしいよね。休日出勤ももちろんあった。でも相変わらず俺は無気力だったのでおとなしく従っていた。仕事内容は大半がドキュメント整理だった。いわゆるエクセル方眼紙。図形やフォントがちょっとでも違っていたら修正しろって言われるやつ。あとスクショエビデンス。客先常駐なので自動化ツールは使用許可がおりなかった。数ヶ月で契約終了になって、別案件にアサインされたがやはり残業時間は多かった。更に悪いことに、プロマネが技術も管理もできないクズで、スケジュールが遅延しそうになると「緊急ミーティング」を開催して何時間も派遣社員たちを罵倒する。遅延の原因はだいたい発注元のミスか他社の不手際なんだったんだが。そのくせ自分の設計やソースコードに問題があっても知らん顔。今思うとなんで辞めなかったのか不思議だが「3年以内に辞めたらどこも雇ってもらえないよ」みたいな脅し文句がきいてたんだと思う。それからもちろん「単独常駐」もやった。他に自社の人間がいないので、仕事内容を指示するのは当然派遣先の社員。成果物を納品するので請負だと言われたけど、納品する成果物というのが派遣先での勤務時間を記入した書類。どう見ても偽装請負です。本当にありがとうございました。
これを読んでる人からは「うちはもっとひどかった。甘えてる」とコメントが来るかもしれないが、実際暴行事件とか過労死とかもっと酷いブラック企業のニュースはいくらでも流れてくるんで知ってるから。あの会社は暴行も過労死もなかったみたいなのでそういうとこよりはマシなんだと思う。俺はブラック企業の酷さで張り合う気はないんで、とことんブラック企業の限界に挑戦して欲しい。
■なぜ辞めたか?
こんな感じで酷い労働環境でも反抗することなく無気力に過ごしてきたが、同級生は俺よりだいぶ稼いでいるとか、あいつはもう結婚したとかいう話を聞いたりして、1年経ったあたりからだんだん正気に戻ってきた。あと、大企業に派遣されると正社員だけの福利厚生制度が目についてかなりみじめな気分になるてのもあった。業務は派遣先が変わるたびにリセットされて、単純作業ばっか。昇給も昇格もスキルアップもできない。だが結果として、3年どころか2年で転職できた。実力というより運が良かったのかもしれんが、知り合いはまだ若かったからとか言ってたので、そうなのかもしれない。
■こんなネガティブな情報だらけの人売りITにそれでもなぜ人が入ってくるのはなんでだぜ?
俺は新卒で入ったけど、中途で入ってくる人間もかなり多かった。中途と言っても、ほとんどが20~30代くらいで、しかもプログラマ未経験だった。この人たちの前職が何かというと、飲食チェーン店の店長(いわゆる名ばかり管理職?)とかノルマのきつそうな営業や販売員とかフリーターとかで、いかにも将来性のなさそうなとこから逃げてきました、って感じだった。この辺の人達からすれば、言うとおりにしてるだけで給料もらえる今の仕事ははるかに良いんだと思う。新卒の場合は、たぶん俺と同じようにあんまり将来のこと考えてなかったんじゃないだろうか。辞める人にも2通りあって、1つは研修についていけなかった人とか口では仕事できるアピールするがいざ仕事すると何もできない奴。だいたい1年以内に辞める。2つ目は、真面目で技術力のある職人気質の人(だいたい経験者)や将来の目標がある上昇志向の強そうな奴。このタイプは能力があるんだけど、あの会社じゃろくな仕事ができそうにないからか1~2年くらいで辞める。といっても帰社日以外で顔を合わせることがないので辞めた人間全員を知ってるわけじゃないんだが。なので結果として、ひどいブラックから逃げてきたけど他に行くところのない中途組や、騙されてることには分かってるが辞める勇気のない新卒が会社に長く残ることになる。
人売りITは、求人情報で「自社開発」「自社製品」「直請けが多い」「研修が充実してる」「労務管理ちゃんとしてる」「上流工程へのキャリアアップもありえる」「業績好調(じゃあなんで給料払わないんだ)」みたいな嘘や誇大広告を平気でやるので求人情報はあてにならない。そもそも偽装派遣を「客先常駐」と言い換えてる時点でね。特に新卒の場合は給料を安くできるし、中途と違って労働法の知識もなく、労働環境や待遇について質問するのがタブー視されてるので人売りITにとっては格好のエサ。実はコンサルじゃなくて人売りITでしたとか、実は給与はボーナス込みの額でしたとか、残業手当込みの額でしたとか、研修中は給与でませんとか、実は正社員でなく契約社員でしたとかはざらにある。もちろん人売りIT以外のブラック企業でもあるんだが。採用面接に行かなくても簡単にできる判定方法は、最初のエントリにもあるように「会社概要から従業員数とオフィスの規模を比較する」のが一番だと思う。社員を派遣するんだから自社に社員全員分のデスクを用意しなくてもいい。よって人売りITは高い賃料で都内に広いオフィスを借りたりしない。オフィスが小さな雑居ビルのワンフロアだけなのに、従業員数が数十人とかになってるところは間違いなくクロ。もっと規模の大きい人売りITもありえるけど、そういうとこはネットや口コミで情報が流れやすい。最近はグーグルマップがあるので現地に行かなくてもオフィスの規模は推測できるが、オフィスの大きさがわからないなら、特徴的な求人情報の有無でわかる。「未経験者歓迎」「勤務地23区内」「就業時間は客先に準ずる」が全部揃ってたらまず間違いない。
https://anond.hatelabo.jp/20180112170210
・まともな客先常駐もある
「私はまともな条件分岐も書けません」って自己紹介してるみたい
こういう奴らが書いたコードを毎日シコシコ修正して余計にクソになってんじゃん
もちろん、特定派遣に絡めた「SESは労働者派遣法的にアウト」とか言う話は理解できる
そういう流れでSESはクソって言うなら賛成するわ
あとは「こういう特徴のSES会社はクソ」っていうのも賛成する
「俺が居た会社も糞だった」も分かる
「SES会社は諸事情によりクソ化しやすい」っていうのもまだ納得だわ
ただ、自分がSESで嫌な目にあった、だからSESはクソだっていうロジック
「◯◯した日本死ね」みたいな話なんだよ
いいから社名だせよ
SESで受託会社に客先常駐、何とか3年頑張って、フィンテック系の会社に転職して今は高給取りだ
でもSESのせいでとか、そういう話はしない
別に恨んでない、というか新卒教育は割と頑張るから今でも役に立ってる
「SESのせいで俺は」って言うの恥ずかしくないの?クソなのはその会社だ、そしていつでも転職できる自由がある
もしコンパイラを全世界で同時にうっかり削除してしまったら、元の状態に復旧できるのだろうか?|Rui Ueyama|note
思考実験として、全世界の人が同時に、自分の持っているコンパイラやインタープリタなどの実行ファイルをうっかり全部消してしまったとしよう。そうするとそれ以降、ソースコードが残っていても、コンパイラ自身も含めてどのようなプログラムもコンパイルできなくなってしまう。この状況から人類は元のコンピュータ文明を復旧することができるのだろうか?
自分はよく「人類が現代の知識と知恵を持ったまま旧石器時代並みの環境に戻ったら、どれくらいの期間で今の技術に達するか」という空想をする。
科学や技術の知識も持っているけど、道具は石器だけ。でも資源はまだたくさんあるっていうルール。
もちろん、持っている道具を使って、新しい道具を作るのはOK。目標は、スマートフォンを作るってところまで。
でもね。石器で穴掘って、鉄鉱石集めて、ネジ作るくらいで、もう途方に暮れちゃうのよ。
頑張って細かい刃物とかヤスリを手作業で作ってきたのにさ、この先 もっと小さい電子回路とか作らないといけないんだよ。
逆に考えてみてもさ、スマートフォン作るためには、半導体を作るための機械がたくさんいるでしょ。
その機械を組み立てるのにも、コンピュータとかロボットとかモーターとか、数え切れないくらいの部品が要るわけだ。
最終的に町工場に行き着くにしたって、旋盤の機械があるんだぜ。
そんなことを考えると、震えるね。