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2015-04-10

徴兵なんか有り得ない。

http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-7470.html

空襲への消火を拒否して、危険な都会から疎開したら、配給を滞らせるのは、正当な行為

空襲への消火に、防空法によって避難を禁じられ参加させられ、死傷した市民は、国の指揮下に有った訳ではないので、補償年金対象にはならない。

創氏改名しなかったらインフラを使い辛くするのは、別段、創氏改名への「強制」ではない。

慰安婦は、勿論「強制連行」ではないから無問題史料確認済みの人身売買誘拐も、無問題(スマラン事件中国での強制連行事案は、見えない)。

侵略」の定義は、定まってはいない。

江戸しぐさ」は、「捏造」ではない。

親学」は、「ニセ科学」ではない。

安倍晋三は、スターレッジャー紙への広告には参加するが、「歴史修正主義者」ではない。

「粛々と」は、言わない。でも言う。

地方創生」は大切。沖縄民意無視していい。

非協力的な地方公共団体への助成金を削るのも、何もおかしくない。

自衛隊は、「戦力」じゃないから違憲」じゃない。でも、「軍隊」。でも、「暴力装置」じゃない。

国旗国歌は、「強制」するものではない。だが、上の指示に従わない教師は排除していい。

警察官職務質問は、「任意」。

被害届は、適宜無視して構わない。警察の内規や警察官職務執行法罰則は無い。

アメリカイスラエルやそれらの同盟国による民間人殺傷行為は、「国際法違反」ではなく、「非人行為」でもない。

アルカイダやダーイシュは「テロリスト」だが、フェニックス作戦無問題

サービス残業は「犯罪」ではない。

労働時間規制は「岩盤規制」。

ブラック企業は、規制緩和により「ブラック企業」の定義より除外。

裁判所違憲審査が可能だが、適宜、「統治行為」論を採用

教科書検定は「検閲」ではない。

条例も青環法案も「表現規制」ではない。

原発は、本来は莫大な保険料を要する無限責任保険必要であり、現実には掛かっていないが、そして、廃棄物の処理の目処も立っていないが、経済的合理的な発電方法である

プルトニウムは飲んでも安全

科学的知見など、無視していい。

アベノミクスは順調である

財政再建リフレ政策は両立する。

消費税を上げても景気に悪影響は無い。

自由民主党は、「自由民主主義」を奉じている。

集団的自衛権は、「違憲」ではない。

徴兵」など、有り得ない。

善良な国民は、「自主的」に、「ボランティア」を行う。

それを拒む自分勝手な「非国民」は(ry

2014-10-15

おばあさんの新聞

一九四二年に父が亡くなり、大阪が大空襲を受けるという情報が飛び交う中で、母は私と妹を先に故郷島根県出雲市の祖父母の元へ疎開させました。その後、母と二歳の弟はなんとか無事でしたが、家は空襲で全焼しました。

 小学五年生の時から、朝は牛乳配達に加えて新聞配達もさせてもらいました。日本海の風が吹きつける海浜の村で、毎朝四十軒の家への配達はつらい仕事でしたが、戦争の後の日本では、みんながつらい思いをしました。

 学校が終われば母と畑仕事。そして私の家では新聞を購読する余裕などありませんでしたから、自分が朝配達した家へ行って、縁側でおじいさんが読み終わった新聞を読ませていただきました。おじいさんが亡くなっても、その家への配達は続き、おばあさんがいつも優しくお茶まで出して、「てっちゃん、べんきょうして、えらい子になれよ」と、まだ読んでいない新聞を私に読ませてくれました。

 そのおばあさんが、三年後に亡くなられ、中学三年の私も葬儀に伺いました。隣の席のおじさんが、「てつんど、おまえは知っとったか?おばあさんはお前が毎日来るのがうれしくて、読めないのに新聞をとっておられたんだよ」と。

 もうお礼を言うこともできないおばあさんの新聞・・・。涙が止まりませんでした。

岩國 哲人(78歳) 東京都渋谷区

http://www.pressnet.or.jp/about/recruitment/essay/works.html

2013-11-04

山本太郎参院議員の「直訴」について、中立的に考えると。

山本太郎参院議員天皇陛下に『直訴状』を手渡しした、という話は既にあちこちのSNSでも議論され尽くしており、態々書くまでも無いような気がするのだが、一点だけ気にかかる事がある。

それは少なから山本太郎参院議員の行動を「自らの身を顧みず天皇陛下に直訴状まで渡す熱い脱原発活動だ!」と評価(賛同)する人が多い件について。

もちろん彼らが所謂放射脳」であり、まともな判断力を持ちあわせていないんだ~と一般的な「ネット意見」風に言ってしまえばそれまでの事なのだろうが。

このエントリでは「天皇陛下政治利用する」事や、「直訴状」について、あるいは「ウヨク」だとか「サヨク」だとかは特に取り上げない。そのレベルに無いからだ。

山本太郎参院議員の今回のこの行動(事件)ははっきり言ってそれ以下のレベルのかなり稚拙な行動であったのではないか、という話。

山本太郎参院議員所謂脱原発派」の中でも特に急進的で過激な活動に参加している事は有名な話であり、

度々「脱原発デモ」に参加して時には過激すぎる活動(暴力沙汰)などに発展している…というのは彼の行動に賛成する人でも多分知っているだろう。

その活動の一環で、「福島に関する現状を知ってもらいたい」として天皇陛下に「直訴」の手紙を手渡すに至った、というのがまず前提である

しかしそもそも、氏は普段から東北生活するのはあり得ない。がんになるのを待っているだけ」「このまま放射能汚染が続くなら、俳優引退疎開も考えている」等と放言し、

挙句自分10ハゲ被曝が原因」「国会で出される弁当はベクレている(放射能汚染されている、という意味)」等と国会議員にあるまじき「適当放射能に関する発言」のオンパレードである

(なお、これらの発言はいい加減であてにならない、「原発推進派による陰謀にまみれたインターネッツメディア」ではなく全て新聞雑誌等のメディアによる取材の物であったり、

 はっきりと映像メディア前後の会話から公開されているため言い逃れのしようがないものである。)

氏の普段の発言は、福島県東北の事を『放射性物質を含んだ粉塵が吹き荒れる死の大地』『汚染された地に住んでいる人たちには致命的な健康被害が出ている』という脳内イメージを前提で語り、

それに伴う小学生の「バイキン」遊び(いじめ)のような福島県、及び福島県民への差別助長するような事を公的な立場で述べているのと同じ事ではないだろうか

これがいち活動家であればよかったものの、彼は現在参議委員議員である。発言には全て責任が伴ってくる。

そしてこのような氏の普段の言動から見て、はっきり言って福島県の現状を知っているとは言いがたい、というのは福島県民でなくてもお分かりになるだろう。

福島県民や東北在住・出身からしてみれば、怒りを通り越して呆れる、というレベル

そのような状況にある人が、「直訴」と称そうがしまいが誰かに「知っていただくための手紙」を出す事自体が極めて失礼に当たる。

本人は立場を「一度横に置いて」と主張していたが、立場を横に置いて、差出人と宛先の人物が友達であったとしても失礼通り越して、縁を切られるレベルである

(そもそも立場を横に置いて、というのは下の人間が上の人間に対して使うべきではないが)

レベルとしては今から韓国旅行に行く友達に「南朝鮮レイプ国家渡航を中止せよ」とどこぞの匿名掲示板怪文書手紙にして渡すのと全く同レベルだ。

妄想や不明瞭なソースからの発言を普段から好き放題言っている人間が「教えてやる」手紙を書き、

それを誰かに出すのはその手紙を出す相手にも、その「現状を訴える」相手に対しても滅茶苦茶に失礼な話で。

しかも渡した相手はよりによって何度も被災地に赴いている人物であり、間接的に「お前は放射能で汚れているのだぞ!」というメッセージにもなりうる

氏の普段の公的活動を見ていると、『脱原発』というメッセージとは別に福島県ケガレいるか差別しろ」というニュアンスが含まれているように見えてならない

そもそも原発必要か、必要でないかという話は別にして、このような「福島県差別して日本から抹殺し、脱原発しよう!」という方向性で良いのだろうか?

仮に原発が0になったとして、今度は新しい問題が出てきたらその度に周囲に住んでいた人間を「ケガレ」としてどんどん排除していき、

最終的に「ケガレていない人間」だけが生き続ければいいのか?そうした言説や行動は、明らかに間違っていると思う。

今一度、脱原発活動に賛同する人でもこうした山本太郎参院議員やその周囲で推し進められている「放射能ケガレ」言説について考えてみていただきたい。

今は他の県から福島県は汚染されている!福島県産野菜は捨てろ!福島の子供とは遊ぶな!」と主張している人も、次に「ケガレている」人間として

「ただそこに住んでいただけ」で攻撃されたり汚物のように扱われ、排斥されて容認できるだろうか?そもそもそんなケガレ思想を『脱原発』の場に持ち込む必要があるだろうか?

自分たちが主張する原発0への運動が正しいと思うのなら、ケガレた地や人に対する差別ニュアンス事実に基づかないいい加減な現状は切り離すべきだ。

子どもたちのために核の心配のない世界を残したい!」核の心配排除するのにケガレによる差別思想をまき散らす?

何かが起こったらその周辺地域の住民は差別され、産出物は全て放射性廃棄物扱いされるのが子供たちに残してあげたい未来なのか?

脱原発活動』に今一番必要なのは、このように言葉だけは強く無責任に誰かを差別するような言説を撒き散らす人や過激な(犯罪じみた)活動をする人ではなく、

正しい知識と現状把握を元に今後どうやって実現していくかを話し合い、代表意見として適正に提出・発言してくれる人物だ。

こうした無責任無知イメージによる言説で、過激なパフォーマンスを行う人はたとえ脱原発に賛成していようがいまいが決して『味方』では無い。『敵の敵は味方』ではない。

しろ、大雑把に敵と味方を分けるとすれば『余計な事をして戦況をどんどん悪化させる敵』に近いとすら思える。

残念ながら、既にインターネットメディアでは「放射脳」という言葉ができてしまレベルでこうした無責任無知な言説や「ケガレ思想=脱原発活動のイメージが撒き散らされてしまったが、

今後きちんと『脱原発』及び『核の無い世界』を実現していきたいのであれば、必要なのはこうした『無責任パフォーマー』やそれに賛同してもてはやす、擁護することで

きちんと今後の事を主張し、話し合っていく人達の足を引っ張り続けることではない、と私は思う。

2013-10-02

風評被害」 と 「福島第一」 からの距離の相関

誰かお願いします。

風評被害」って言葉を含むネット上の発言(TwitterSNSブログ)数と、発言者福島第一原発からの直線距離の相関を調べていただけませんか?

おそらく、至近距離では「風評被害」発言は皆無(風評でなくて実害があると感じている層)、ちょっと離れて増加(影響ないはずなのに売れないという層)、さらに離れて減少(基本無関心な層)、さらに離れて激増(「風評被害」という言葉自体捏造九州疎開してよかった層)となるのではないかと思います

Tiwtterは発言地を載せる方法があったと思うので、うまくすれば、ちゃんと調べられるんではないか

2013-09-03

http://anond.hatelabo.jp/20130903230424

は?現実から疎開している人はいうことが違いますなーw

おっといい遅れましたが、横なんで。

ふらっとみると、http://anond.hatelabo.jp/20130903224809 こんなの見つけましたが、どーいつ人物でしょうな・・・

なんだか仮にどーいつ人物だとすると哀れでたまりません。

2013-08-26

覚悟がなければ避けるのが当然

福島周辺の地域農産物水産物風評被害にあっている事実は非常に心が痛い。

自分自身ではそういう地域のもの科学的に安全であるし、気にせず食べている。

一部の人達が危険だと叫ぶのを見ると、いやいやそれは違うだろうと重い気持ちになる。

一方でガンや心筋梗塞などは確率問題なわけで、だれもが一定確率で当たる可能性がある。

自分のことなら自己責任なのだから構わない。

ただ自分家族が、あるいは子供が「一定確率」にあたってしまった時に、確率なので仕方がないと割り切れる自信がなければリスクを避けるのも責められないだろう。

地域子供を育てる人たちの中で当然運悪く、一定確率甲状腺異常などになる子供を持つ人も出てくるだろう。

確率論では有意差がでないという中でどのくらい自分を納得させることが出来るかというのは当人になってみないとわからない。

家族を抱える人達家族に魔弾があたった時に「避けられる矢だったのではないか」と呪わずにいられるだろうか。その覚悟があるのだろうか。

疎開という形で外に出る人たちをやはり自分は責める事ができない。

そういう状況の中で苦しむ人達を「放射脳」と切り捨ててしまうこの言葉があまり好きではないのです。

http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2013/08/26/020932

2013-08-07

http://anond.hatelabo.jp/20130804223434

を。わざわざまとめなおしどうもありがとう

私の上の0.04とかの数値はあなた二つ目リンクの数値を適当丸めて使っています

といっても測定位置とかでもかなり数値が違うようなので確かにだーいたーいしかからないす。

 

自分の信じられる根拠を調べて信じて、

自分で判断しないといけないということですね!どうもありがとう!と返信しようとしていたら

たしなめてくれてる人がいたり、それに素直に応じられていたりと読んでてほのぼのしました。

 

震災当初もいろいろ調べて、結局今の場所大丈夫で、気にするなら福島はあれだけど、それ以外に引っ越せばよいという認識でした。

私の友達は、周囲に越してきた母子疎開の方々に影響を受けているんだとおもいます

それに加えて、今までの病気とかの経験で国の基準とか信じられなくなってしまったようです。

有機農法とか、そういう方向に傾向しすぎてきていて、その周りのそういうので利益をあげようとしている人たちに悪いようにされないかと遠い土地から少しだけ心配しています。。

(その界隈の方々の思想自体は他人に迷惑をかけるものではないので別にいいと思うのですが。ベジタリアンのように勝手にやってるだけのことだし)

「怖がっちゃうから、詳しくは話せないけど関東は危ない。知らないんだもんねぇ・・・遠い目)」っていってたんです。これはだいぶ・・・だなぁと。

 

ただ、私がおかしいのかなぁ。という気持ちもあります

それこそ、下のコメントの信じたいことが科学的、信じたくない事実非科学的のそれになっている可能性も否定できません。

福一のなにから私は目をそらしているのでしょうか。

 

話が変わりますが、こないだの選挙、私はなんとなく原発対方針でみどりの風のひとととどこかに投票したんですが、

山本たろさんは言ってることちょっとちゃうかなーと思って、多分都民だったら投票しなかったと思います

放射能関連の話はもうほとんど(これから報道されることもあるかもしれませんが)済んだ話で、

ごく一部を除いて福島はまだだめにはなっていなくて、都内でまかなう代替エネルギーなどはこれから考えていけばいいんじゃないと私はおもっています

でも、山本たろさんも友達と同じように東北はもう子供の住む場所じゃないって言う考えですよね。

大丈夫というのがほんとはうそで、それが真実だとちょっと怖いなと思います

 

何はともあれ関東大丈夫

それだけわかれば十分です。

どうもありがとうございました。

2013-08-03

関東って

結局放射性物質は、

子供に影響ある程度は水や空気を伝わってきているのかしら。

今度、結婚するんだけど、せっかくの正社員なので共働きする予定。

でも子供もそろそろリミットくるので生みたい。

んで、生んだら保育園に預けてまた働きたい。

でも、母子疎開の話をきいて、

話を聞くとどんどん不安になってきたー。

仕事続けられるかな。。

最悪実家九州なので、そちらに子供だけ預けておじいちゃんおばあちゃんに育ててもらおうか。

んでもなぁ。。

といっても、会社で働くママさん普通にいるし、やっぱ大したことないのかしら。

会社仕事海外駐在希望するのが現実的?(会社仕事関東海外しかない)

ふむう。結婚からあたまがパンクしそう。

2013-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20130723175920

どうすればいいんだろう?

私の地元飛行機の距離にあり、私自身は関東で働いている。

地元友達と話をすると、そちらや海外母子疎開する家庭は少なくなく、受け入れ体制の整備が町で動いている。離婚して母子家庭になる場合も考えられるので、その場合サポートとかね。

もし、私が関東で子を出産し、低線量の放射能晒しながら、子が成長していくのを見たら炙り焼きされているような危機感を持つ気がする。

地元に受け入れ体制はあるわけなので、子が成人するまでだけでも、そのまま仕事は辞めて離婚して、母子家庭で手当てもらいながら、そこそこ働いて、子のために未来のために畑作したり、本や音楽を作って生きていくのはとても魅力的に見える。まるでインドのオーロヴィルみたいだ。案外うまくいくんじゃないか

ただ学生の時にインドのあの町を見て、世捨て人世界、私はそっち側ではないという感覚を持ったので、そういうところが信仰の違いってやつなのかなと思う。この違和感はなんなんだろな。

子を産むリミットは限られているので、それを過ぎたら私はそっち側には永遠にいけないんだろう。

放射能について

福島を問題視して、関東に逃げ、

関東を問題視して、地方に逃げ、

日本全体を問題視して、海外に逃げ。

逃げて安全だと思っている人たちは、そうじゃない人のことをいつも心配しているけど、同じように偏見だって持ちうる。

心配のコアになっている部分と、その殻は何層にも重なっていて、上手な切り分け方がわからない。

殻ごと壁に投げつけるなんて乱暴なことはしないにしても、ある程度剥いたら折り合いをつけるしかない。折り合いをつけるというのは、殻の中が腐ろうが、ヒヨコになろうが受け入れるということだ。

結局、増田の妻は増田がどうなっても受け入れようとは思っているけど、それ以上はもう歩み寄ることはできないんじゃないかな。少なくとも子が成人するまでは。

2013-05-13

蝿の王」におけるピギーの立ち位置の説明

これもずいぶん前に読んだ切りだから細部はごめん。

あとネタバレ

時代は書かれた時代からすれば未来イギリス戦争中なので、少年達が疎開することになりました。

どこへかは不明。推察するなら南米かな。

でも途中で敵機の攻撃を受けて飛行機は墜落。

飛行機は爆発などせずにどうにか無人島に不時着する事が出来た。気候やなんかを鑑みるマリネラの近くだと思われる。

人達は全員死亡。

飛行機の中でマゴマゴしていた子供達も大波で流されてしまう。

まり、着陸してすぐに外に出た子供達だけが助かり、さあ、無人島生活スタートです。

幸い、果物豊富で、飲み水にも困らない。

きな子小学校高学年、小さな子だと小学校入学直前といった年齢構成の数十名は、さて、とりあえずどうするか悩む。

まずはリーダーだ。

リーダー候補は2名。

巻き毛の美少年ラーフ。

規律正しい歌唱隊のリーダージャック

メインはこの二人、それに我らがピギーをくわえた三人がキーパーソンとなり話を進めていく。他にもちょこちょことでてくるやつもいるけど割愛

さて、少年達は厳つくて馬鹿ジャックより見目麗しく優男なラーフをリーダーに据える。

ところが、このリーダー選は結局どちらもリーダーに向いていなかった。

じゃあ誰が、と言えば、誰も、としか言えない。しょせんガキなのだ

ガキがガキをまとめるのは難しい。

あっちへフラフラ、こっちへフラフラリーダーの命令も基本的には聞かない。

まず何をやればいいのかリーダーもわからないのだ。

そこで生きてくるのが(死んじゃうけど)『豚ちゃん』ピギー少年

彼は、おそらく誰よりも『どうすればいいか』の回答を心得ている。真理を知っている。

狼煙を上げるより先に夜に備えて寝床の確保をすべき。

こんな小さな島に大型肉食獣は存在できない。

ただし、彼にはいくつかの欠点がある。

運動が苦手。

労働サボる

プライドが高い。

④見た目が悪い。

統合すると、えらそうにあれこれ言うくせに自分では働かない太った不細工、となる。

特に④が致命的。みんなが彼のことを見下して、誰も彼の言うことなんてききやしない。

ラーフも当初は彼を見下しているのだが、リーダーとして失敗を繰り返すうちにピギーの本質に気付く。時すでに遅く、ジャック文明に決別して野生の王国を打ち立てた。

その流れでピギーは殺害されてしまう。

まとめると、ピギーは、終始ブツブツいいながら、反抗的で、非協力的ないけ好かないやつだ。だが、存在意義としては、おそらく大人である読者に、この場合の正解を明示するキャラクターなのだ

そのうえで、その他の子供達に間違った行動を取らせる。

ストレスは溜まっていき、ピギーが呟く度に崩壊に近づいていく。

蝿の王に出てくるピギーと言う少年はおおよそそんな立ち位置キャラクターである

ちなみに『蝿の王』の意味も解説しておくと、子供達が暗闇に投影する原初的な恐怖のこと。

ピギーが看破したにもかかわらず、子供達は暗闇に肉食獣が徘徊しているという。

中には、捕まれた、押し倒されたという子も出てくる。恐怖は増幅され、子供達の間では、暗闇には怪物がいることになってしまう。

幽霊の 正体みたり 枯れススキ』とかそんな感じで、結局そんなもの存在しないのだけど、文明の光から遠く離れた暗闇など、僕だって怖い。

最後には、ジャック率いる狩猟から脱落した少年が、一人暗闇を歩き、無用に暗闇を恐れていたことを悟る。

彼はそのことを仲間に伝えようとするのだが、少年ながら暗闇を克服した彼以外の子供達は、暗闇から飛び出してきた彼こそを暗闇の怪物と思い込み、殺してしまうのだ。

一種の喜劇ですな。やっぱり嘘なんですけど。

2013-04-03

http://anond.hatelabo.jp/20130403111210

ついでにいうと実際に戦争してた時代は男が海外戦争行ってたから女が家事仕事をしてた。

子ども集団疎開してたから逆に育児負担は少しマシだった?男がいないんじゃ乳児も生まれないしな。

2012-12-03

世界

先週末、何を思ったのか「カードキャプターさくら」を再読した。

やっぱりなぜなでしこさんが死んでいなければならないのかわからない。以前から疑問だったのだが、この歳になって更に疑問だ。

なぜ死ななければならなかったのか

作中に説明はない。出番はあるけれどべつに生きててもできることだと思うのだが。

「おおかみこども」の親父が死んだのも意味不明だった。一家四人で疎開してもよかっただろうに。いいじゃん、きゃっきゃ楽しい四人家族で。

2012-11-16

いまさらだ福島原発事故について書いてみる

早いもの福島原発事故からもう2回目の年の暮れを迎えようとしているんだなぁ。

考えていたことを書いてみたくなったのでメモ

思い返してみると日本政府は「なにもしない」事によって

短期的にはパニックを防ぎ人命と経済を守ったと思う。

戦後日本政府は「先送り」つまり決断をしないことによっていままで

幾多の困難を乗り越えてきた。環境が変わることによって問題が問題で

なくなってくることがあるということを身を持って知っているからだろう。

貿易問題しかり、農業問題しかり。

今回も結果的にはそうだった。

もしメルトダウンしたと2011年3月15日に政府が発表したと考えてみたらどうなっていただろう。

株価は大暴落東京脱出交通混乱(おそらく死者も出ていただろう)

経済活動は考えるのも恐ろしいほど混乱したに違いない。

それがこの程度で済んだのだから結果だけ見ると「最悪中の最高」だ。

情報隠蔽することで長期的には健康被害が出るかもしれない。

東京を含む関東でも多分でるだろう。 しかしそれは緩やかな問題であり急性な疾患ではない。

人間は目の前の問題以外に対しての耐性は意外と強い。

命は必ず終わりがあるけれど多くの人にとってそれを現実問題として捉えるのは病気になったり寿命が終わろうとしているときになってから。。

煙草の害だって悪いと分かっているがすぐ死なないから(慢性だから

そのリスクを理解したうえで吸う人はOKだ。

もし煙草の害が急性で10日で死ぬようならばたばこは禁止されているに違いない。

時間を稼ぐというのはとても有効パニック回避方法だと思う。

そしてそれを今回も(作為なのか不作為なのかはともかく)結果オーライだった。

先送りしたことで長期リスクは高まったが短期リスクは最小に抑えることができた。

マクロ的に見るとこれは成功だ。

ではミクロ的に見るとどうだろう。

情報が足りない中で疎開移民を早期に決断できた者の将来の健康リスク

比較的低いだろう。

今回の原発事故ではこのあたりの情報の取捨選択と行動の素早さが

5年後10年後に違いとなってくるのだろうが、そのころには「しかたない」で

済まされる可能性が多いと思う。 実際に健康被害があるのかもわからない。

また検証たからといって過去が変わるわけではないから多くの人にとって

無意味なことだ。

今回の原発事故では政府情報隠蔽していたと怒る人も多いようだが、

今の状況を予測できるだけの情報はあったと思う。

一生のうちに何度原子力発電所が自国で爆発するのを見ることができるだろうか?

白煙、黒煙あげて建屋が吹っ飛ぶのをLiveで見ることはおそらくもう無いだろう。

メルトダウンがしているかいないかにかかわらず、政府がどれだけ

安全だと言ってもこれは異常事態であった。

これを見て逃げる決断をしなければ、政府避難勧告があるまで

動かない人は動かないだろう。結果逃げる人は逃げ、逃げない人は逃げなかった。

多くの人は短期のリスク健康など)と長期のリスク仕事コミュニティなど)を考えた上で

判断した。

政府は動く可能性のある人には十分情報を出したと思う。

善い悪いの問題ではなくあとは受ける側の問題だと思う。 マクロ的には個人の

判断の問題であり、政府はそのあたりの自由を保証しているか

どうするかはその人が決めることだ。その結末も含めて。

繰り返しになるが今回の原発問題の政府情報隠蔽は短期的かつ社会全体の利益観点から見ると、結果的に2次被害を小さくした。

そう思う。

2012-10-17

名大卒の後輩の話

上場企業東京本社お話

後輩で名大卒の奴がいて、実家名古屋なんだが、

彼は東京本社勤務が長く、こっちで家を買った。

しかし、3・11の後、「東日本放射能怖い」ということで、奥さんと子供

名古屋実家に帰らせたらしい。

まあ、3・11直後の数週間とかなら、緊急避難西日本疎開はアリだと思うが、

震災から1年半経過しても、未だに奥さん&子供名古屋ママらしい。

本人は東京で「単身赴任状態」なわけだ。

・・・名大出であっても、

東日本危険だ、妻子を呼び寄せられない」という程度の放射能リテラシーしか

持ち合わせていないのか?

或いは、本人は「東京大丈夫」と判断していても、奥さんを説得できていないだけかもしれないが。

の子供はまだ未就学だった気がするので、となると、住民票を移動していないのかもしれない。

住民票移動なき転居だと、行政側は、実態把握できませんよね。

2012-03-21

http://anond.hatelabo.jp/20120315210549

おなじく名古屋小学生疎開させてた父親です。うちも春休み終了と同時に東京に戻しました。おたがい、取り越し苦労ですんで何よりでしたねえ。

それもこれも、4号機の燃料プールのとなりに大量の水があり、おまけに仕切り壁が壊れてプールに水が流れ込んだという、神風にも等しい奇跡のおかげだと思ってます。あれがなかったら、本気でやばかったと今でも思います

私の住んでる東京東部では、小学校を休んでまで避難しているのは学校でうちの息子一人だけという状態でした。が、文京区港区に住んでいる会社の同僚の話では、低学年を中心に2~3割の生徒が休んでいたそうです。

2012-03-15

1年前の今日、妻子を関西に返した「疎開記」の作者です

http://anond.hatelabo.jp/20110319172127

の作者です。

丁度1年前の今日、渋る妻を強引に説得して関西に返したのですが、

改めて振り返ると、自慢ではないですが、自分の読みがかなりの部分「的中」していて、

政府部内でも、自分が想定していた

ワーストシナリオ首都圏避難」をシミュレーションしていたようですなあ。

後日談を書いておくと、2011年4月の初旬に妻子は東京に戻しました。

の子の2年生の始業式はあるし、下の子幼稚園年少組の入園式あるし、

でもなんか冷却は思い通りにいかないし・・・と言うことで、

「戻す」決断は、それはそれで大変だったのですが、

「戻す」決断の理由は

★4月初旬の時点で、不安定ながらも原発が「小康状態」になってきた

原発内部に関する様々な情報が得られているため、

 関係者も4月初旬時点の方が、「3月15日時点と比較しても」

 それなりに対処できる知見をストックしてきていると思われる。

アメリカフランスの協力体制が出来てきた

 (もっとも、フランスの協力はあまりロクなものじゃなかったことが後日わかりましたが・・・

自分の側も、3月15日時点と比較しても、4月初旬までの2週間の間に

 様々な情報源キュレーターを入手したので、より確度の高い判断を下すことが出来るようになった

というところでしょうか。

金町浄水場ヨウ素パニックの際、

からあなた疎開判断が正しかったようだ」と関西から電話が掛かりましたが、

金町浄水場のヨウ素レベルでは、そんなに神経質になることなかったんですけどね。

しかし、「疎開記」を書いたのは3月19日でしたが、

当時「政府首都圏住民の避難検討している」と言ったら「デマ認定」されていただろうなあ・・・

自分が3月15日の段階で妻子一時疎開決断したのは、

「容器の健全性が損なわれている」と3月15日朝のニュースで判断したからなんですが、

その判断も結果的には正しかった・・・

で、1~2ヶ月経過して、

「まず首都圏大丈夫だろう」という確信は持てましたが、

その半面「福島県内の状態は看過できない」と思い、知人のキャリア官僚などに

福島子供の20ミリシーベルト許容は論外だ、早期に対策を講ずるべきだ、

 表土除染するとか、RC造の家に転居させるとか、水入りペットボトルで遮蔽するとか、

 とにかく予算範囲内で出来る限りのことをやれ」と言いつづけた、という感じ。

今は生活の上では特に対策講じていないかな?

妻はペットボトル買い込んでいましたが、基本的には内部被曝とかもそんなにナイーブに気にしていません。

(今の厳格化後の食品安全基準は、それなりに科学的に妥当と考える)

2012-02-24

南京問答人狼風味

もう少しちゃんと喩えるなら、

「もう少しちゃんと」といった程度問題を超えて

さっきの例えは完全に嘘・間違い・プロパガンダっていうレベルだったよね。

突っ込まれたらすぐさま修正再提出できるってことは、

無知のせいでそうなったんじゃなくて完全に意図的だったってことだ。


君達の論法って一事が万事全部そうなんだよ。

確かに原子爆弾は落とした。

だが、「当時広島には軍司令部があったので広島には軍人しかいなかったから正当な軍事行動だ」

だが、「当時広島には軍司令部があって軍人民間人の区別などつけられなかったから正当な軍事行動だ」

だが、「当時広島から民間人疎開していたので残っていたのは軍人ばかりで正当な軍事行動、死んだ人数も少ない」

こういう議論について、

中国当局も君達左翼スピーカー人達

自分からは絶対言い出さないよね。

最初は隠そうとする。さっき君が試みて失敗したみたいに。


「残虐で人殺し趣味日本軍民間人を大虐殺

日本人はそんな事実は無かったととぼけている」

という風に”程度を調節して”宣伝教育をする。

ちょっとよく知ってる人間に突っ込まれて、

隠し続ける方が不利益が多いと感じた時のみ論争の詳細をしぶしぶ認める。


もうこの時点で君達の議論スタイル詐欺師のそれなんだけどさ、

君らは自分達のそういう嘘・間違い・プロパガンダに突っ込まれると

「些細な程度認識の食い違い」だ!って逆上して相手を黙らせようとする。

「重箱の隅を突きやがって、反省して無いな!」ってね。


でも何回そういうの指摘されても

また無知人間狙って嘘・間違い・プロパガンダベースに話の宣伝を狙う時点で

反省がないのは君達の方だろ。


人数の議論にしても

「死んだ人間が10万人だったか10万1千人だったか」なんていうディテールの話に留まらない。

単なる程度の違いを超えて、事態の性質や信憑性が変わってくる議論だけど、

君達は意図的にそういうことを「被害者数を値切ろうとしてる」みたいな言い方で黙殺しようとする。


俺は歴史問題がどうとかより

掲示板上のトラブルとか荒らしとかについて興味があり、詳しい。

歴史のどうこうの知識勉強は両陣営の皆さんの末席の人とも勝負できない自覚がある。


ただ、君達の特徴的な言葉使いは君達の議論にある後ろ暗い弱点の存在

そのおおまかな在り処までをプンプン匂わせてる。

人狼でこのやり方で狼当てると不評だが)

極端なことを言えば、

君達の喋り方だけで「なんか嘘ついてんな」ってわかるよ。

http://anond.hatelabo.jp/20120224121420


結局ここからやり直しでいいんじゃね?

※元の投稿者とは別人です

コピペしたら一部体裁ミスしました、失礼

南京問答人狼風味

もう少しちゃんと喩えるなら、

「もう少しちゃんと」といった程度問題を超えて

さっきの例えは完全に嘘・間違い・プロパガンダっていうレベルだったよね。

突っ込まれたらすぐさま修正再提出できるってことは、

無知のせいでそうなったんじゃなくて完全に意図的だったってことだ。


君達の論法って一事が万事全部そうなんだよ。

確かに原子爆弾は落とした。

だが、「当時広島には軍司令部があったので広島には軍人しかいなかったから正当な軍事行動だ」

だが、「当時広島には軍司令部があって軍人民間人の区別などつけられなかったから正当な軍事行動だ」

だが、「当時広島から民間人疎開していたので残っていたのは軍人ばかりで正当な軍事行動、死んだ人数も少ない」

こういう議論について、

中国当局も君達左翼スピーカー人達

自分からは絶対言い出さないよね。

最初は隠そうとする。さっき君が試みて失敗したみたいに。


「残虐で人殺し趣味日本軍民間人を大虐殺

日本人はそんな事実は無かったととぼけている」

という風に”程度を調節して”宣伝教育をする。

ちょっとよく知ってる人間に突っ込まれて、

隠し続ける方が不利益が多いと感じた時のみ論争の詳細をしぶしぶ認める。


もうこの時点で君達の議論スタイル詐欺師のそれなんだけどさ、

君らは自分達のそういう嘘・間違い・プロパガンダに突っ込まれると

「些細な程度認識の食い違い」だ!って逆上して相手を黙らせようとする。

「重箱の隅を突きやがって、反省して無いな!」ってね。


でも何回そういうの指摘されても

また無知人間狙って嘘・間違い・プロパガンダベースに話の宣伝を狙う時点で

反省がないのは君達の方だろ。


人数の議論にしても

「死んだ人間が10万人だったか10万1千人だったか」なんていうディテールの話に留まらない。

単なる程度の違いを超えて、事態の性質や信憑性が変わってくる議論だけど、

君達は意図的にそういうことを「被害者数を値切ろうとしてる」みたいな言い方で黙殺しようとする。


俺は歴史問題がどうとかより

掲示板上のトラブルとか荒らしとかについて興味があり、詳しい。

歴史のどうこうの知識勉強は両陣営の皆さんの末席の人とも勝負できない自覚がある。


ただ、君達の特徴的な言葉使いは君達の議論にある後ろ暗い弱点の存在

そのおおまかな在り処までをプンプン匂わせてる。

人狼でこのやり方で狼当てると不評だが)

極端なことを言えば、

君達の喋り方だけで「なんか嘘ついてんな」ってわかるよ。

http://anond.hatelabo.jp/20120224121420

http://anond.hatelabo.jp/20120224113536

もう少しちゃんと喩えるなら、


確かに原子爆弾は落とした。

だが、「当時広島には軍司令部があったので広島には軍人しかいなかったから正当な軍事行動だ」

だが、「当時広島には軍司令部があって軍人民間人の区別などつけられなかったから正当な軍事行動だ」

だが、「当時広島から民間人疎開していたので残っていたのは軍人ばかりで正当な軍事行動、死んだ人数も少ない」

だが、「原爆広島戸籍簿は全て消失してしまって正確な人口が分かるはずがないのでその人数は誇張である

あたりかな。


最近

だが、「当時広島は荒野で人はほとんど住んでいなかったので被害者ほとんどいない」

だが、「戦後進駐軍を暖かく迎えてくれる広島市民もいた。酷いことをされたという認識なら暖かく迎えてくれるはずがない」

を見かけた。

2011-06-27

http://anond.hatelabo.jp/20110627001306

自分の足で立って苦労するつもりはありません、ということの表明に過ぎないわけだが、

泣き言を抜かすなと言いたい。 どこまで精神が転倒しているのだ?

同じ境遇の人達は掃いて捨てるほどいるはずだから、仲間を募って一緒に疎開するのがいい。

その先で、当面は共同生活(経済助け合い)すればよいのだ。


せめて自分の足で走って逃げなよ。

どちらにせよ、今必要なのは疎開決断すること。

それ以外に無いことくらいはわかると思う。

疎開すると今まで通りの収入が途絶えるので動けませんとかい理屈は、

自分の足で立って苦労するつもりはありません、ということの表明に過ぎないわけだが、

泣き言を抜かすなと言いたい。 どこまで精神が転倒しているのだ?

先祖様は何もない状態から苦労して事を為してきたのだよ。

時代に応じて上にあがった人もいるし、地べたを這いずり回った人もいる。

しかし、みなさん総じてコツコツと苦労を積み上げてきたのだよ。

電気石油エネルギーとは無縁の時代にな。

逃げるべき時には逃げなきゃならん。

ゼロから出発となるとゼロから出発すればよいだけのことだ。

金がないか子供学校にやれません・・・とかなら自分の学んだ全てを子供に与えればよかろう。

全ては親次第だわな。 大馬鹿ものどもめが!

同じ境遇の人達は掃いて捨てるほどいるはずだから、仲間を募って一緒に疎開するのがいい。

その先で、当面は共同生活(経済助け合い)すればよいのだ。

まあ、汚染地域に残っても即座に死ぬようなことはないであろうし、

癌とか内臓疾患とか奇形とかで短命な人生を閉じる前に子孫を残せば種は続いていくだろう。

致命的奇形でなければ人生終了サイクルが極度に短くなるだけで種は残し続けられるからな。

そして、放射能による人体影響データを待ち望んでいる連中に激しく貢献してあげることもできる。

謂わば、実験室のラットと同じだ。 自分で思考する能力のないロボットのような人間

取り敢えず今が大切とかはネズミと同じだが、本来、人というのはやればできるという凄い能力を持っているのだよ。

やるだけやって人事を尽くして天命を待つようでないと神様も導きようがないわな。

選択肢の第一が金であっては助けようがない。

2011-06-16

フクシマ被災者が可能であれば移住した方がいいと考えられる4つの理由

話題のはてなエントリ

http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20110614/1308053555

フクシマ被災者が移住を避けるべき4つの理由」

への反論

>1)チェルノブイリ事故後の旧ソ連平均余命データ、死亡原因データなどからは、

>  低線量放射線被曝の影響よりも、社会的ストレスの影響が圧倒的に大きいことがわかる。

>  また、低線量被曝(100mSv)の発ガン率ガン死亡率上昇は都道府県別の発ガン率ガン死亡率の違いにも遠く及ばない。

>  放射線被曝の健康被害そのものより、事故処理にかかわる社会的精神ストレス健康に悪影響を及ぼしたという、

>  チェルノブイリで見られた事象が、今この日本で起こっているのではないか

仮に「低線量被曝による発ガン死亡率上昇より、社会的ストレスによる死亡率上昇の方が大きい」のが事実だとしても、

それは福島に居続ける方が死亡率を低下させる、という立証にならない。

「低線量被曝による発ガン死亡率上昇」=A

福島に居続けることによる社会的ストレスでの死亡率上昇」=B

福島から疎開することによる社会的ストレスでの死亡率上昇」=C

とすると、

A+B<Cでないと、福島に居続けた方がいい、という結論は導き出せない。

tikani_nemuru_M氏の文書を何回見ても、A+B<Cを証明した箇所はない。

tikani_nemuru_M氏は「旧ソビエトでA+B<Cだったから、日本でもA+B<Cのはずだ」と言いたいのかも知れないが、

それはあまりにも乱暴な議論ではないか

地域の一時代でたまたまA+B<Cだったからと言って、その「法則」が他地域の他時代でも成立する、というロジック

どう見ても成り立たない。

※私見では、B<Cですら疑わしいと思うのだが。

「常に健康不安を心配しながら、怯えながら暮らす」という心配は、並大抵のことではない。

>2)ストレス対処(コーピング)するためには、社会的サポートが必須であり、行政の支援ももちろんだが、

>  コミュニティの果たす役割は大きい。フクシマ地域コミュニティ崩壊させてはならない。

集団移住という方法もある。

阪神大震災被災者がバラバラになりコミュニティ崩壊した反省から

今回では加須市への一斉避難のような取り組みが行われている。

古くは奈良県十津川村災害北海道へ集団移住した例があり、その名も「新十津川村」となった。

>3)ヒロシマナガサキの存命被爆者(つまり低線量被曝者。被爆当時は子供だったひとももちろん多数)は、

>  かえって長命であるというデータも知られている。

>  つまり、低線量被曝の健康への悪影響は、事後的な医療ケアで取り返すことができる。

必要充分条件のすり替え

仮に「ヒロシマナガサキの存命被爆者がかえって長命」であったことが事実だとして、

それは「低線量被曝の健康への悪影響は、『いつの時代でも、いつの地域でも』事後的な医療ケアで取り返す」

ことを保証するものではない。

まさに1)の「旧ソビエトでA+B<Cだったから、日本でもA+B<Cのはずだ」のロジックそのままに

ヒロシマナガサキがそうだからフクシマもそうだ」のロジック

>4)行政企業に長期的な補償をさせるためには、居住して社会的政治存在感を示し続けるのが有効。

>  移住の補償は一時的である可能性がおおきく、結局【なかったこと】にされるのでは?

仮に「なかったことにされる」危険性があるとして、「残留した方がいい」と言い切るには、

「低線量被曝による発ガン死亡率上昇」=A

福島に居続けることによる社会的ストレスでの死亡率上昇」=B

福島から疎開することによる社会的ストレスでの死亡率上昇」=C

に加えて

「なかったことにされることによる死亡率上昇」=D

を用意して、

「A+B<C+D」であることを証明する必要がある。

そして、このDは、政治努力により低減可能である

その努力を放棄した議論を前提に、乳幼児に対し「居住が望ましい」というのは、政治の放棄では?

あと、集団移住という手法を先述したが、集団移住すれば、

その地で「社会的政治存在感」を示すことも可能。

ということで、「フクシマ被災者が移住を避けるべき4つの理由」は全て論破されてしまった。

勿論、残留を留まる高齢者の意向は重視すべきだし、家庭の都合・職の都合等で

フクシマから引っ越せないヤングファミリーの立場も尊重すべきである

一方で、例えば西日本実家ママがいて、未就学乳幼児を抱えていて、旦那の親とフクシマで同居しているケース。

ママがホンネでは「子供のためにフクシマから離れて実家疎開したい」と考えていても、

姑や舅の手前言い出せない、なんてケースはどうだろう。

このようなエントリがあると、「ほらやっぱり疎開の必要はないのよ」と姑や舅が引き止める

「格好の口実」を提供しているではないか

その意味では、「疎開ハードルが低い家族に対しても、ハードルを上げてしまっている」このエントリは、

極めて罪深いといわざるを得ない。

2011-06-02

http://anond.hatelabo.jp/20110428195833

しかし、不思議なことに、ネット上で福島子供への仕打ちを懸念する声が聞こえてこない。

http://www.alterna.co.jp/5516

には「ムラの同調圧力疎開できない妊婦」の実情が書かれているし、

どこに書いてあるんだい ヽ(; Д )ノ 見えないよ。

一応、「(そんな事例も)あったという」みたいな、なんか又聞きみたいな雰囲気の文はあるな。

それが本当なのかを福島まで調査しに行き、妊婦さん全員に話を聞いて「そんな事例はなかった」なんて証明するのは現実的じゃない。

言ったモン勝ちだわ。

「一般的にムラというものにはそんな同調圧力があるのだ。まったくもって不可解で非効率的な人間の集まりなのだ」とdisるのが流行ってるような気が。なんでだ? 俺もムラの住人なんだけど、不快極まりないんだが。

2011-05-24

http://anond.hatelabo.jp/20110523231931

疎開も同様。強制的にさせないといろんなしがらみがあってできないんだろう。

まあ日本オワタということで。

2011-05-23

もし仮に政府補償被爆から子供疎開させたとして

キロなら何人で~円、その予算は~を財源として捻出すべし、とか具体的に主張している人っていますか?

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