福島周辺の地域の農産物や水産物が風評被害にあっている事実は非常に心が痛い。
自分自身ではそういう地域のものも科学的に安全であるし、気にせず食べている。
一部の人達が危険だと叫ぶのを見ると、いやいやそれは違うだろうと重い気持ちになる。
一方でガンや心筋梗塞などは確率問題なわけで、だれもが一定確率で当たる可能性がある。
ただ自分の家族が、あるいは子供が「一定確率」にあたってしまった時に、確率なので仕方がないと割り切れる自信がなければリスクを避けるのも責められないだろう。
同地域で子供を育てる人たちの中で当然運悪く、一定確率で甲状腺異常などになる子供を持つ人も出てくるだろう。
確率論では有意差がでないという中でどのくらい自分を納得させることが出来るかというのは当人になってみないとわからない。
家族を抱える人達が家族に魔弾があたった時に「避けられる矢だったのではないか」と呪わずにいられるだろうか。その覚悟があるのだろうか。
疎開という形で外に出る人たちをやはり自分は責める事ができない。
そういう状況の中で苦しむ人達を「放射脳」と切り捨ててしまうこの言葉があまり好きではないのです。
http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2013/08/26/020932