はてなキーワード: 有機農法とは
もういちいちリンクしないが棘で「意識高い系新規就農者があっさりケツ割って、耕作放棄地が害虫の温床になって迷惑」みたいな話が軽くバズっていた。
そして農業も草刈りも一生べつに縁が無い人々が雁首揃えてしかつめらしく「そういうの困るんですよね〜」と言い合っている。
ネタ元の自称農家の言い分からして奇妙である。そもそも農村では草むらなんかそこらじゅうにある。耕作地の外縁は基本的に草ぼうぼうだ。雑草に埋もれるように農地はある。雪かきするみたいに始終草刈りしている。
北海道みたいに見渡す限り真っ平らの大規模圃場なら話は別だが、そこらの丘陵まじりの田園地帯ではどの畑もそんなもんだ。大昔なら傾斜地も意地でも余さず棚田にしていたが、いまはちょっと急な所は基本的に「何でもないところ」であり葛やらが繁茂するに任せている。
それで害虫が大発生するか?と言えば、べつにしない。ある面積のくさむらが養える虫の数を超えて大発生するリソース投入、外的撹乱因子がないからだ。草むらがあれば一定数の虫がいる。そこに安住して、トラップされてるとも言える。有機農法のせいで周辺に被害が〜とかいうのもそんな事実はなくただのイケズの口実である。
食用コオロギだって餌をやった分しか殖えようがないのに、虫と言えば勝手に無闇矢鱈に増殖するものと信じている人がいる。
イノシシが身を隠して農地によりつきやすくなるということがある。しかし実際にはイノシシの生息密度は年次変動が著しく、当たり年には身を隠すも何もなくそこらじゅう闊歩している。がっちり鉄柵で圃場を囲むしかなく、草を刈るの刈らないのは末梢的な話である。
実際に移住するわけでもない者らが空想皮算用で「閉鎖的な田舎の因習」を言い立てる地方ヘイトポルノの裏返しというかバリエーションなのだろう。「覚悟の足らない移住者が迷惑かけてる話」は。
パイプとかがあって刈りようがない?ふうんそうなの。ぼく半日でやれるけど手間賃二万でどう?
そして登山遭難。YouTubeで適当なパクリ(最近ではAI)写真にモザイクかけてもっともらしく見せかけた粗悪なコンテンツが量産されている。そして登山など無縁なキッズが動画中で戦犯(誤用)と名指しされたAさんを口を極めて罵ったり、ヒーローとされたBさんを絶賛したりして気持ちよくなっている。
なぜか農業と登山に関してはエアプ勢に迷いがない。はてな民も自信たっぷりに想像で語るよな。田舎と遭難。
これがアニメやプログラミングだったら雑魚が調子乗ってたらボコられるみたいなおそれがブレーキになってるが。
....とここまで書いて全部ひっくり返してしまうがよく考えたら他にもどのジャンルでも知ったかぶってデタラメ述べ放題だったな。紙幣デザインでも都知事選でもなんでも。「てきとうこいてたらボコられる分野」のほうが例外だったわ。
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「〇〇じゃなかった」
ええって、お前らの〇〇チョットワカルアピールは。
それ有機農法にも言えんの?
こんなとこにそんな情報置いても仕方ない気はするが
役に立つかも人もいるかもしれんので置いておく
まず農林系の役所の窓口に行って
を聞く。
堆肥撒いてくれるとこがあったら撒いてもらってそれだけで稲作する。そしたら環境保全型直接支払交付金で堆肥代が浮く。
窓口でこれも斡旋してくれる。
牛糞なら反当たり3トン毎年入れればそれだけで米取れる。
鶏糞は反当たり300kgくらいかな?やってないからわからん。
これで圃場内では有機肥料のみで育てた美味しいお米作れる。
JAで買う苗にふりかける箱材といわれる殺虫剤と殺菌剤はやらなくていい。無駄。
除草剤は絶対いるがかならずフロアブルという液体タイプにする。
粉やら投込むタイプのティーバッグみたいなやつは効きません。濃度が上がるまでに流出して効きにくいのよ。
水は当てっぱなしでいいし中干しいらない。
水の中にはがっつり栄養があるので水がながれないように調整する。
刈り取る前に水は全抜きしてしっかり乾かして。盆明けとかがいいかな。
稲の下から数えて最初の葉っぱがでているところから呼吸すると言われているので、これ以上水位を上げないようにする。
上げるとどんどん伸びてヒョロヒョロになってぶっ倒れる。
仕上げ防除とかいうカメムシ対策の殺虫剤にお金払うくらいなら後で色彩選別機でカメムシにやられた黒い米を取り除いてもらったほうが綺麗な米になる。
他の異物も取れるしな。
乾燥する時は40℃までの低温でやれば割れにくいし美味しい。なんなら17%くらいまでは時間かかるが風だけで乾燥できる。のこり1%だけ灯油使って乾燥すれば灯油代ケチれる。
これだけ抑えとけば付加価値ついたバッチリいいお米作れて大してお金かかりにくい。間違ってもJAの言うとおりにして農薬肥料買いすぎないように。
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→僕は父親がJAの通りにやってたのを全部見直して儲かるように仕組みを作り直した専業2代目です。
全部作業を委託すれば参入障壁は低いですが、機械を買う場合でも近所の幅利かせてる農機具屋に稲作やめて機械手放す人が出てきたら教えてくれるように言っておけば、ただ同然の値段で機械は揃えられます。
→うちの地域はJAの職員でそんな幅利かせてるのいないですね。良くも悪くも公務員みたいな人しかいないです。そもそもJAから機械借りたことないし稲作の機械は稲作してる農家から借りたらいいのであってJAに借りる必要ないのでは?
いい米つくりたかったら良い水流してくれるところに田んぼ持たないとだめなので、何処から水引いてくれるのか確認も必要です。
→これはほんとそう。うちの父は50過ぎて脱サラして始めたため水が漏れるとか水が来にくい田んぼばっかり借りてて、除草剤効かな過ぎて大変なことになってました。フロアブルスプラトゥーンで解決したわ!
水戦争は上流の人間がいつ水触るか全部観察して触った後なら1日後まで触らないので、そのタイミングでさわると確実。上流の人間の入れてる水を少しずつ解らないように減らすことで下流の自分のところに水が来るようにしてください。こうすればバレないしバレても1日後まで水量は回復している。
→その通りです。自分で調整して。
周りが農薬撒いてて地域に虫が少ないからできる奴。 お前んとこ虫の発生源言われてるんちゃう
→むしろ聞きたいけど田んぼにちょっと農薬撒いたぐらいで虫が消せるとでも?それ以外の草むらの面積の方がとんでもなく広いのに。。
ちなみにうちの地域では稲作してる人はかなり減っていて、うちの作ってる面積がかなりを占めてるが問題は起きてないので関係ないと思う。
ゲッ、自然派かよ
→自然派というかコスパ的にも一番安いし、なんなら自然派の人に高く売れるのでただ儲けたいだけでもこの方法がベスト。やってみりゃわかるけど結局うまく育つのって人工物を使っても自然の模倣した方法になるので、じゃあもう自然のものだけにすればええやんってことになる。
JAに逆らうと周りの農家からいじめられて作物駄目にされるのに
→ほんまにそんなとこあるんか正直信じられないけど周りに米農家やろうなんてとこないからそこまで寂れたら関係ないんかな?
中干しって、台風来たときに倒れないように根を伸ばすのが主目的なんじゃないの? 収量は減るかもしれんけど、台風でぶっ倒れたら稲刈り大変だし砂利だらけになるじゃん
→中干しは確かに根は伸びるけど、それは乾いた時専用の根なのでまた水張ったら水の中専用の根に戻る。なので早めに水切って根を伸ばさせる方が理にかなっている。書いた通り水を初期に深く入れすぎると伸び過ぎて倒れるから注意。こけたら砂利は確かに入ることもあるけど石抜き機と色選あるとこに機械とおしてもらえばほぼ100%なくなります。
無農薬とか自然農法とかアホらしいと思ってんだけど 無農薬ですよってラベルに書いておくと高く売れるのか? そんなん証明しようがないし偽装し放題じゃねえの?
→高く売れる。結構バカにしてるひといるみたいだけどお金持ちほどそういうの気にしてるみたい。
偽装し放題はその通りなので信頼できるとこから買いましょう。正直有機JASでもいくらでも偽装できると思う。検査がザルすぎる。
残留農薬の検査しまくってるの知らんの? 無農薬だの有機農法だのラベルにつけると真っ先に検査にやってくるぞ。
→ぜんぜんこない。
中干しは稲が伸びすぎて倒れるのを防ぐためにやるんだよ 倒れて台風でも来た日にはとてもじゃないけど刈り取れなくて酷いことになるぞ。
→やってみればわかるけど稲は倒れてもコンバインが優秀すぎるので刈れる。ちょっと時間はかかるけど。むしろ倒れてる方がよくできてるとか言う人がいるくらい。
JAの苗はハウスの高温で一気に伸ばすので苗が貧弱で倒れやすいから、もし自分で苗を育てられるなら路地で育てると良い。そうすれば短くて倒れにくい苗になるし、初期の状態がそのまま最終の状態にそのまま引き継がれる。
・堆肥撒いてくれる組合はあるか これハードル高いかな。地域によるのか、増田の書いてることは概ね納得出来る。 元兼業だが、田植えして除草剤撒けば後はそんなに稲作は難しく無いよな。 刈り取りは任せてたから、俺の経費除いて計算してみると数万しか利益が無いから他に任せて辞めたけど。 稲作は二丁歩程度じゃ話にならん世の中になってしまった。
→堆肥は畜産やってる地域じゃないと厳しいね。JAの買取が安すぎるので、道の駅等で付加価値つけた分を高く売る等の努力をしないとオペレーター頼むと手元にはあまり残らないですね。
JAってマジでなんのためにあるんだ?日本の農家の国際競争力を削いだり農業従事者減らすために存在してるんか?
→米は保存が効くから自分たちでさばけるけどあしのはやい野菜等はまとめて買い取ってくれるから意味ないことはないですよ。ただJAは公務員的な仕事の仕方しかしないので、値段を上げる努力をあまりしていない印象。ここを改善しないと廃れる一方だと思う。
農業をやりたい方は今までの日本の農業関係の資料が読めるルーラル電子図書館というのがあって、年間15000円くらいだったかな?それ使えばいままでの研究論文等読み放題なので活用するといいです。1年もあれば自分に必要な情報は取捨選択しながら読み切れると思う。
おれの死んだ爺さんはウクライナで強制労働させられていた。あの世代は同年代は全員幼馴染で、同業者で、一生ご近所さんだから
全員が全員を下の名前にちゃん付けで呼んでたしプライベートのどんな些細なことも筒抜けだった。
今のジジババは戦後生まれの団塊で、個人的に親しい同士はベタベタに親しいが、そうでない同士は関わりなしに暮らしている。
で、現おっさんの俺世代になると二軒隣の家族構成は正確にはわからない。
「田舎は良くも悪くも人間関係が濃いから」みたいなの、どこの世界の話かなと思っていつも聞いている。
もちろんそういうムラもどっかにはまだあるんだろうよ。
ただ、移住者の方から「田舎はそういうとこだから頑張って溶け込まなくちゃ」って必要以上に関わって行って、めんどくせえジジイとかに自分から関係持っちゃってる面もあるんじゃないかと思う。
うちの近所に福島から震災を機に移住してきて一人で細々と有機農法やってるあんちゃんがいる。俺はたまたま会えば会釈くらいするが親しくなる気もなければ邪魔する気もない。
他のジジババとかもみんなそんな感じだ。
・スピな話だけど資本主義は衰退して、世界はもうすぐリセットされる
・そうするとお金に価値は無くなる。地球からもたらされる自然のめぐみで世界は回るようになる
・今のままの地球では数十億人しか生きることができない。エコを進めなければ
・そう考えた知人の○○さんは大手企業を辞めて有機農法を始めた
・ウェブ3.0の時代はお金が基準ではない。人とのつながりがベースだ
・若い君(被勧誘者)はこれから人のつながりが重要になってくる。ぜひ一緒にやらないか
資本主義を否定しながら、お金を稼ぐのはどういうことやねんと突っ込みたくなった。しかもその話をスタバでするか。
1980年代のカルト勧誘と2000年代のマルチ勧誘が融合したような話を、まさか2020年代に聞かされるとは思っていなかった。
勧誘されていた側からドン引きオーラが出ていたのが唯一の救い。
これ。
エコロジーだの環境問題だのごちゃごちゃ言ってるが、実際のところはこれ。
日本の農産物は、価格競争すると勝てない。これは日本国土の面積で言えば、無理。
日本国内だけで商売していては無理だということで、輸出すると高く売れる製品になる。
この問題がある。
倍の値段でも?
自分は買わない。食費がいまの倍になるってことだ。だから買う人は限られる。
有機農法の商品が、慣行農法の倍の価値があるかと言われると、多分多くの人がその価値を認めないと思う。
有機農法に切り替えると、人件費はめちゃかかる。有機農法の価格は、かなり良心的である。
暴利を貪ってるわけではない。
その方向で付加価値をつけるということは、商品が病害虫で全滅するというリスクを常に背負うことになる。
スーパーでも、有機農法の商品が売れずに、見切り品コーナー行きと言うのはよくある。
長女一人っ子だけど、わかるよー、気持ち。
中規模都市で勉強できるように育ててくれて、そこそこの大学@都内に入って、周りと競うように憧れの職について、8年位働いて一人前風になって?さあこれから仕事で自己実現だってなって、降りかえると親が老いてるよね。頼り甲斐があったお父さんが理屈っぽく頑固で声大きくなってるし、賑やかだったお母さんが笑わなくなって日中ぼーっとしてたりとかするよね。
あ、帰んなきゃやばい?って思っても東京まで通うことはできないし、地元で再就職って言っても、東京にしか存在しない職種はあるし。。。働ければ職種に貴賤はなし!とは思ってるけど、いままで精魂込めて蓄えて来た経験が役に立たなくなるのは心が折れる。
家なんてどうでもいいんだけど、とりあえず継がないと同じ場所に住み続けるのきついよね。町内会に入らなかったら両親が後ろ指さされるだろうし、親の兄弟はまだ本家の〜とか分家の〜って口走るよね。放蕩娘になって私が縁切りされるのは構わないけど、残る両親へかかる風圧のことを考えたらようできひんよ。繰り返すけど、もうイエなんてどうでもいいけどね。ただまだそれを生き方の軸とした人たちが生きていて、その人たちに育てられたから、不義理をしたくないんだ。お父さんとおじさんが高校出てから耕した有機農法の畑、駐車場にしたらいいじゃんって私は簡単には言えないよ。二人が死ぬまで待ちたいよ。
君はどうする?私は何かウルトラCで解決できないかなって今年一年考える。案がなかったら諦めて地元に帰って仕事を探すよ。それで、私の子供にはこんなこと考えなくていいように家財を処分する。ここにもいるよーって伝えたかっただけ。日本のほとんどは田舎で、同じ状況の同世代もいっぱいいるよー。