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はてなキーワード: 怨念とは

2021-07-24

anond:20210724112533

おまえへの反論

(1)北尾氏は当時インタビュー現場にいた人間

よって、何も知らない第3者のお前が語る主張の方が偏りよろしく主観的である

北尾氏は自業自得といってるし、「小山田圭吾村上清は悪くない」とは結論づけてないだろ笑)

(2)26年前の過去記憶を辿って推測するしかないのは当然であり、

良い解釈もなにも拡散される内容と自己記憶イメージ乖離があるから本音を語ってるだけ。

「M氏」と表現するのは、炎上攻撃が続く中で芸能人でもない名前公表することは控えておこうという

プライバシーへの最低限のマナーとか配慮かもね。(悪意持って都合よく切り取り攻撃される恐れもあるからね)

デビルマン」については、理性と冷静さを失ったお前らのような身勝手独りよがり怨念が、

あのデーモン達のように小山田に集中砲火を浴びせているこの惨劇を例えているんだろ。

迫害されてる?は?デビルマン読めよ。

(3)お前は当時のライターじゃないだろ?そしてその界隈にすらいないだろ?北尾氏以上に村上氏の何が語れるの?

あと、拡散されている「孤立無援のブログ」については、確かに切り取りと巧妙な順番の入れ替えによって

悪意ある印象のミスリードが行われているのは明らか。北尾氏を批判する前にまずそこ認めろよ。

(どうせお前もあのブログに乗せられて被害妄想膨らませて叩いてたんだろ?)

(4)「既成事実化」って単語ばっか使ってうるさいけど、適切じゃないから使うのやめろ。

北尾氏の内容は、状況を見てあの記事が書かれた経緯を「推測」しているだけ。

事実化しようとしてねーよ。(どっちが印象操作してんだよ)

美化してるというよりも、書き手にそういう意図があったのだろうとプロ視点解釈してるだけだろ。

実際に北尾氏のブログが出る前から、原文読んだ勢からもそういう意見あったし、自分も同じように捉えていた。

(5)はぁ、、しょうもな。村上はいじめられていた側だよね?

この「いじめ紀行」ってのは、いじめられていた側の視点からまれ企画なんだよ。

当時もいじめはアウトだし、「いじめ自慢」なんか小山田サイドからしたら断られるはずなのに(現に最初は渋っていた)

許可した背景には、村上氏なりの強いコンセプトがあった。それを小山田も受け取ったからあの記事ができた。

いじめ紀行」の冒頭でも、世間はいじめは悪と言いつつ綺麗事ばかりで、

世の中からいじめが無くなることはないというようなことが書いてるだろ。

から村上氏なりの視点いじめ問題を紐解くきっかけを模索していたんだろ?

いじめっ子といじめられっ子の対談」という手法は見る角度によっては悪趣味で間違っていたし、

いじめエンターテイメントだと自虐的表現しながらも、決していじめ肯定しているような企画ではないんだよ。

当時の鬱屈した社会の中で、未熟なライターデビュー記事であの小山田圭吾過激だけどかつて誰もやっていなかったことを企画して実現しようとしていた。

その熱い思いに小山田も動かされた。結果的に考えが甘く、いじめられっ子との対談企画も失敗したわけだが、

2人がやろうとしていた実験的試みは、露悪的だけどほんの少しだけ社会に風穴を開けるきっかけになったのかもしれない

(今は違う形で穴をあけてるが、、)

そういったものライター目線で振り返れば宝石と例えてるだけ。お前のサブカル偏見単純化するな。

(6)当時を知る北尾氏の証言と推測が出てきてくれたおかげで、一部だけど冷静な意見もでてはきていて、

少しは全国民が共有してしまった「鬼畜いじめ妄想」を止めるような方向へ進んだようにも見える。

が、同時にいまだお前のように被害者を傷つけたーとか妄想を繰り広げ、拡散助長するようなバッシングを続けるやつもいて、

逆に独りよがりお気持ち正義マンあぶり出してくれたのかもしれない。悪態ついているブコメとか見るとよくわかるよ。

北尾氏には感謝しか言いようがない。ある意味北尾から村上氏へバトン

このアンフェア建設的じゃない状況から早く脱して前に進めということ。

おまえはどうしても小山田鬼畜にしたくてしょうが無いんだろうけどね。

ヒステリック自分お気持ちぶつけて、こういうの垂れ流してる方が二次被害です。

2021-07-19

コーネリアスコピペ張り続けてた人、絶頂し続けてそう

怨念が報われるときもあるんだなぁ…

2021-07-14

anond:20210714164502

攘夷派は粛清されるのが運命

情勢を見誤っているのだから致し方なし

おそらくインフルエンサーたちは、さっさと宗旨変えをするだろう

そして頑迷に女権拡張主義を訴える者たちは切腹や打首が待っている

でも実際に殺されるわけではないか怨念を抱えたまま年老いていくしかない

良い意味の救いの主が現れることを祈るしかない

anond:20210714005642

そいつらも増田のように若い頃周りの誰にも助けてもらえなかったんやで。

被害者意識が歳とともに段々怨念に変わっていき、私も助けてもらえなかったのだからこいつも苦しむべきだと一緒になって若者に圧をかける怨霊に変わり果ててしもたんや。

2021-07-06

 ジャンプラに嫌いな腐女子のお手本みたいなキャラが出てて、読みながら笑っちゃった。せっかくなので主観嫌いポイント自分語りさせて頂く。

 何が嫌いがより何が好きかで自分を語れよ派の方や、腐女子お気持ち長文嫌いな人はただただ不愉快になると思うので見ないことをお勧めする。戦う気はないので。


 ジャンプラに載っていた読み切り漫画主人公が、私の嫌いなタイプ腐女子だった。その漫画をざっくりいうと「腐女子霊媒師主人公)が敵対する嗜好の腐女子怨霊と殴り合い、怨霊怨念を吐き出させて成仏させる」というストーリー。今誰でも読めるので気になる人は読めばいいと思う。詳しい内容は割愛する。


 まず一つ目の嫌いポイントとして、逆カプの説明

競馬で人が馬乗せて走ったらもう別の競技ですよね」

 というものがある。この例えがもう嫌い。

 いくら主人公主観による例えとはいえ受け攻めという概念の画一化がちょっと乱暴じゃないか

 受け攻めは全て個々人の好みである。受け攻めは人により違うので定義できるものではなく、唯一の共通認識ちんこ突っ込むか突っ込まれるかという基準である。逆カプが許せる許せないも人による。言うなれば酢豚パイナップルのようなの話じゃないか

 そんな好みでしかない話を競馬に例えてしまうと、”馬”と”人間”並みに受け攻めに乖離があるのが当然のように受け取れる。そんなことはない。受け攻めは見てる側の感覚しかない。素人に対して客観的説明ではなく主人公の好みを押し付けているところがもうすでに嫌いである。


 二つ目の嫌いポイントに、「正しさで殴り合い」をしようとしているところである。それは主人公が発した以下のセリフから読み取れる。

・「原作ちゃんと読め」

・「読解力磨いて出直してこい」

 また、素人カップリングの正しさの証明を聞かれた際に以下のようにも発言しているが、それはつまり「正しい正しくない」という感覚主人公が持っているということの証左ではないか

・「○×○が正しいと証明するにはどうしたらいい?!」→「正しい正しくないは関係ない!」

 そもそも二次創作物は全て正しくない。正しいのは原作だけだ。二次創作は全部個人幻覚だ。規模が大きくなりある程度市民権を得たとしてもそれは集団幻覚に過ぎない。

 「私の幻覚は正しい、私にとってはな」それは大いに結構であるしか主人公は、自らの幻覚の正しさの根拠原作を持ち出し、しかもそれで他人を殴っている。(これは怨霊に関しても言える)そんな行為の後に「正しさなんて関係ないよね!全てをぶつけ合おう!」なんていう河原ライバルと殴り合って真の友情が芽生えるみたいなノリをされても納得いかないのである

 ちなみに蛇足だが、現実にも逆カプ者同士で(言葉で)殴り合う腐女子はいるが、前提に互いへの信頼があるから殴り合っているのである思想感情問題で譲歩なく殴り合った結果に友情なんて普通芽生えないのではないでしょうか。わからんけど。


 三つ目の嫌いポイントに、主人公人間性が嫌いという点がある。もうこれはどうしようもない。主人公が可愛くて好きって人にはごめんね。

 まず、腐女子同士が互いの性癖で争うことは本当に無意味である。何も産まないどころか軋轢を生み界隈衰退の原因にまでなり得る。だからこそ互いに棲み分けをして平和にやっていこうとしているのであるしか主人公は、

・「超王道カプ」であることを理由に逆カプ煽りマウントを取る

過激派右固定総受上等左非固定 を主張

 これは平和にやっていこうとする者から見ればストレス以外の何者でもない。互いの性癖喧嘩するなんて労力の無駄しかなく、また腐女子同士なら思想の違いで実害が出るわけもなく、お互いノータッチでいれば済む話なのに、わざわざやっかみに来ることはもう「迷惑な人」でしかない。そんなことをやってしま主人公理解できない。が、実際にそんな腐女子はいる。頭によぎる過去出来事主人公が重なり、ああ、嫌いだなあと笑ってしまったわけだ。


 細かい嫌いポイントもっとあるけど、疲れたので終わる。

 蛇足の所感。今回の件、Twitterでは主人公受けに対するヘイト散見されたけど、どちらかというと主人公受けというよりオサムのような腐女子に対して苛立つのであって、主人公けが責められまくっているのはちょっと違うのではと思った。まあ気持ちはわかるけど。

 おしまい

2021-07-05

anond:20210705120614

皇族小室圭が入り込むのは崇徳院祟り

皇をとって民となし民をとって皇となす崇徳院怨念は今も生きているのだ

2021-06-29

anond:20210629143050

ネットで女叩きしてそうなのは見ればわかるよ

リアルではやってないと言ってもわかる

ただのブサイクとは違う、怨念みたいな歪んだモノを感じる

それこそ青葉容疑者みたいな気持ち悪さ、不気味さがダダ漏れてるから

顔がブサイクでも女性けが良い男性はいるし、そういう人は可愛いいところがあるよね

2021-06-23

anond:20210623095126

お前の言ってること自体は正しいんだろうが、「面倒だから」の一言ですむことしか言ってないし、それにめちゃくちゃパワーを入れる合理的理由がないな。元増田の言うような、運用問題ですんでしまう。

 

から俺は、お前みたいなやつが嘘をついていると思うんだよね。

面倒だから、を認めさせたいがためにお前がそんな長文書いた? まさかね。

もっとイデオロギチックな、私の思想を認められたい、私が同意されないのは世間が愚かなせい、そういう怨念がバックにあると思う。

それには積極的に賛成しがたい。この点、元増田にすごく同意する。  

2021-06-21

anond:20210621184521

何度も書いていることだけど、これは静岡県民による約20年間のJR東海への怨念が爆発した問題に過ぎないのでしょ。

大井川の水問題はその「口実」に過ぎなくて、静岡人がJR東海を叩く本当の理由は違う。

それは一言で言えば、在来線である東海道線冷遇と、のぞみ号の静岡浜松停車問題

ご存知の通り、JR東海が最優先事項で進めているのは東京名古屋新大阪間の輸送力を永遠に増やし続けること。

JR東海という会社は、その存在理由のためだけの存在する。

必然的東海道線熱海豊橋)は貧弱になるし、のぞみ号は静岡県内の全駅を通過する。

しかし、JR東海静岡配慮したダイヤ投資をすると、東京人や大阪人が「ふざけるな」と言い出す。

東海道新幹線リニアは、東京名古屋大阪という「西日本国土軸」の根幹をなしているので、ここが揺らぐと日本自体が滅亡するので、静岡冷遇簡単に止めることが出来ない。

2021-06-19

anond:20210619145905

普通が一番強い時代ならもうちょっと活躍できたのだろう。

はてなには没個性的な人々の怨念が満ちている。

2021-06-15

原宿駅

 ある日の暮方の事である。一人の少年が、原宿駅の跡地で雨やみを待っていた。朽ちた柱に蔦の絡みついた、いまにも崩れ落ちそうな原宿駅跡地は、その昔、若人が大勢集う、たいそう賑やかな駅であったという。かつてこの地は「原宿」と呼ばれており、商いで栄えていたそうな。今は広大な荒れ地が広がり、かつての栄華は見る影もない。少年荒野の真ん中でただ一人きりであった。ただ、所々地面から、かつてのビル群の瓦礫が顔を出している。少年は雨が止むまで、その瓦礫を見詰めて暇を潰すことにした。あれは、セシルマクビーピンクラテ、そして…Q-pot CAFE少年歴史がたいそう得意であった。

 何故原宿がここまで荒れ果てたかと云うと、七十年ほど前、東京には、疫病とか五輪とか不況とか云う災がつづいて起った。そこで人々は住まいをこぞって京都に移し、それに続いて都も移された。およそ二百五十年ぶりの遷都であった。人の消えた東京さびれ方は一通りではない。荒れ果てたのをよい事にして、狐狸が棲む。盗人が棲む。半グレがでかい顔をする。バニラ業者が日夜騒ぎ立てる。とうとうしまいには、行く当てのないジャニオタたちが夜ごとに集って、オフ会をしているという噂さえ立った。そこで、日の目が見えなくなると、誰でも気味を悪るがって、この近所へは足ぶみをしない事になってしまったのである。そうして七十年の時が経ち、いつしか原宿」というと、平成・令和時代の亡霊が往来する呪われた場所としてひろく知られるようになったのだ。

 少年も、ほかの大ぜいの若人と同じように、危ないので原宿には決して近づかぬよう、両親に硬く命じられていた。しかし、少年には原宿に来なければならぬ断固とした理由があった。病床に付している、かつて量産型女子であった少年祖母が、「冥途の土産Ank Rougeが着たい」と所望したのである少年は、祖母が好きであった。特に祖母のつけるジルスチュアート香水香りにつつまれ眠ることが大好きであった。その祖母が、いまはシンプルアースカラー入院着に身を包み、力なく微笑んでいる。入院着は、無印良品であった。少年は大好きな祖母のため、アンクルージュの服を見つけてくることを決意し、家をそっと抜け出してきたのだ。しかし、七十年も前の服を探し出すことは、とてつもなく困難であった。旧東京二十三区内を隅々まで探しても見当たらない。それもそのはず、量産型女子はとうの昔に、国の絶滅危惧種指定されていたのだ。少年祖母は、その数少ない生き残りであった。

 歩き疲れた少年は、とうとう、禁じられていた原宿に足を踏み入れた。暗く、恐ろしい場所であった。荒野の真ん中にぽつねんと佇む原宿駅跡地には、多くの人の怨念が染みついているかのように思えた。少年時計のある屋根の下に腰掛け、雨が止むのをぼんやりと待っていた。頭上には、どこからか集まってきた鴉が輪を描いて飛んでいた。

どうにもならない事を、どうにかするためには、手段を選んでいる暇はない。選んでいれば、大好きな祖母は悲しみのうちに死んでしまうばかりである。尤も、痴呆の入っている祖母は、たとい思い通りの恰好ができたとしても、何もわから粗相をして汚すだけかもしれない。しかし、心持の優しい少年は、祖母エンディングノートに書かれていたことはなるべく叶えてあげたいと思っていた。手段を選ばないとすれば―少年は、そのあとに来るべき言葉の余りの恐ろしさに小さく震えた。「盗人になるよりほかに仕方がない」などというおぞましい考えが一瞬でも頭をよぎったことが、信じられなかった。しかし、一度心に生まれたその思想は、少年の心にずっしり居座り、どうにも振り払うことが出来ずにいた。

 それから、何分かの後であるマツモトキヨシ原宿駅表参道口店跡の辺りをうろつく人影が見えた。少年は、こんな場所にも人がいたのかと大そう驚いた。夕闇によく目を凝らしてみると、どうやらひとりの老婆が何かを探しているようなのである。この雨の夕方原宿をうろついている人間は、ただ者ではない。少年は両親の忠告を思い出し、身震いをした。しかし、老婆が何かてがかりを知っているかもしれぬ。少年は立ち上がると、小雨の降りしきる中、恐る恐る、老婆に声をかけに行った。

「おばあさん、すみません

老婆はゆっくりと振り向いた。少年は、振り返った老婆の姿を見て、その余りの恐ろしさに、顔をしかめた。桑色のシャツを着た、背の低い、痩せた、白髪頭の老婆である。右の手に黄色ビニール袋を持ち、左の手に、大きな紙袋を持っていた。紙袋には、けばけばしい装飾が施されている。見るとそれは、山田涼介イッピ袋であった。

ジャニオタだ。少年歴史資料集で良く学んでおり、ジャニオタを知っていた。日本史安藤先生がいうところによると、ジャニオタは四十年ほど前に最後の一人が観測されて以来、日本から姿を消したという。まさかジャニオタに、生き残りがいたとは。少年は、大そう驚いた。

「なんだい…」

老婆は唸るように呟いた。地の底から響くような、恐ろしい声であった。少年勇気を振り絞り、老婆に尋ねた。

「お忙しいところすみません、すこしお聞きしたいことがあるのですが。」

「他を当たっとくれ。私は急いでいるんだ。」

後生です、他の人が居ないものですから。」

サロン体験ならお断りだよ。」

「違います。探し物をしておりまして。

ところでお婆さん、そんなに急いでどこに行かれるのです。」

ライブ戦前ジャニショに行くのさ…ケンティーオフショを買いにね…」

そういうと老婆は、うつろな瞳で前方をじっと見た。そこには荒野が広がるばかりであった。それを見た少年は、腹の底から寒気が上がってくるのを感じた。ジャニショ。それはかつてこの地にあった多神教神殿であったと聞く。かつては多くの信者が通い詰めたその神殿は、しかし、原宿から渋谷へと拠点を移し、遷都とともに東京からもなくなってしまったと聞いている。全て七十年前の出来事だ。今となっては跡形もない。この老婆は、いまでもジャニショ存在を信じ、この場所をうろついている。うわさに聞くジャニオタの亡霊だろうか。少年身体は恐怖に震えた。

「おや…お前は」

かに気が付いた老婆は、少年の顔をじつと見詰めた。その濁ったうつろな瞳には、真っ黒なカラコンが不自然に張り付いていた。少年は後ずさりをした。

「お前はまちゅくのショタ時代そっくりじゃないか

ええ、もっとよく顔をみせておくれ」

そう叫び声をあげると老婆は、少年の顔をつかもうとした。少年はきゃあと叫び、踵を返して逃げようとした。しかし恐怖からか足がもつれ、少年の体は地面に叩きつけられた。何とかもんどりうって逃げようとする少年に、老婆が覆いかぶさる。

「ああ、尊い尊い。」

老婆はうわ言のように呟きながら、少年の腕や顔をベタベタと触った。少年の恐怖心は、次第に、老婆に対するはげしい憎悪に変わっていった。二人は荒野の中で、しばらく、つかみ合った。しか勝敗は、はじめからわかっている。少年はとうとう、老婆の腕をつかんで、無理にそこへねじ倒した。老婆は細い体を大きく震わせ、肩で息を切りながら、ぴえんと泣き叫んだ。

ファンに、ファンにそんなことをしていいと思っているのか。」

「知らぬ。第一、僕はジャニーズではない。」

少年は老婆を見下ろし、吐き捨てるように言った。心のうちで、老婆に対する憎悪侮蔑が、大きく燃え上がっていた。そうして、あることに気が付いた。老婆の纏っている布切れである。すっかり薄汚れていて気が付かなかったが、これはいつか歴史資料集で見た、アンクルージュのフリルカラーチェックワピースではないか。チェックの模様に、けばけばしいフリル。そうに違いない。それを見ると、少年の心にあるひとつ勇気が生まれた。それは、老婆に出会う前は決して存在しえなかった勇気であった。

ファンにこんなことをして、貴様アイドルとしての自覚が足りぬわ。」

「言いたいことは、それだけか」

老婆の話が終わると、少年は嘲るような声で念を押した。そうして、老婆の襟上をつかみながら、噛みつくようにこう云った。

「こんなことをする者は、ファンではない」

老婆はそれを聞くと、目をかっと見開き、呻き始めた。少年は、すばやく、老婆の着物を剥ぎとった。それから、足にしがみつこうとする老婆を、手荒く瓦礫の上へ蹴倒した。かわいそうな老婆の周りには、胸元に大事仕舞われていたしわくちゃの青い振込用紙がはらはらと散らばった。少年はそれを一瞥すると、薄汚れたワンピースをわきにかかえ、またたく間に原宿の闇に駆けていった。

しかし、嗚呼、何と残酷なことだろう。老婆からはぎ取ったワンピアンクルージュではなくミオレミューだということを、少年は知る由もない。

 その後、原宿にうろつく亡霊の噂は、はたと途絶えたという。

2021-06-13

anond:20210613153744

ヴィの食がまずいか必死こいて開発してるだけで、動物殺しのレベルに追いついたら同じペースの発展に落ち着くと思うよ

建物から怨念を感じたり上から目線既存の食習慣を卑下するからヴィは病気扱いなんだぞ

オーガニックの人みたいに勝手にこだわって、慎ましく一消費者として企業応援して、一人で悦に入って食ってろよ

キューピーさんもついに目覚めてくれたか

京王線QP本社の前を通り過ぎるたびに、

あの禍々しい建物ニワトリ怨念みたいなものを感じて震えていたのだが、

ついにキューピーさんも脱卵製品にかじを取ってくれたか

卵を毎年数兆個消費するQPさんが脱鶏卵の方向にかじを切ってくれたのはありがたい。

これは経済合理性もあるだろうが、将来的なリスクヘッジでもあるのだろうね。

鳥インフルとかもあるからな。

しかし、キューピーエッグケアより日清オイリオマヨドレのほうが美味しいのは秘密だが、

いずれは技術開発でそれぞれチャヤマクロビヴィーガンマヨに追いつくと思ってる。

あ、チャヤマクロビヴィーガンマヨは今んとこ日本で手に入る大豆マヨ最高峰ね。

やっぱ純粋なR&D能力では日清オイリオのような総合的に油を扱う企業のほうが上なんだとわかる。

ヴィーガン業界って、年々新しい技術でどんどん美味しい食材がうまれるのが楽しいんだよ。

卵という食材を使うかぎりは、品質キープがメインで、進化がないでしょ。

卵を使う限りは、卵のうまみを超えることはできない。

しかヴィーガン食品であれば、まだまだ研究開発ができる。

それがワイがヴィーガンを支持する理由ひとつなんだよね。

動物ころして肉や魚や卵やミルクとってたら、成長しようと思わなくなんのよ人間

大豆使った「代替卵」のスクランブルエッグ キユーピー

キユーピー10日、アレルギーで卵を食べられない人や菜食主義の人などにスクランブルエッグ代替品として提供できる、大豆が原料の「ほぼたま」を30日に業務用として発売すると発表した。ファストフード店ホテル需要を見込み、一般向けの販売は今後検討していくという。キユーピーによると、国内メーカー植物由来の「代替卵」を商品化したのは初めて。

 豆乳加工品を使い、半熟のスクランブルエッグのような見た目と、トロッとした食感に仕上げた。オープン価格だが、通常のスクランブルエッグ商品の約3倍になるという。

 環境健康への配慮で、動物食品を避ける人も増え、植物由来の「代替肉」市場が拡大している。キユーピーは、卵の加工技術を生かした「代替卵」で市場参入を図る。

相手を追い詰めている体だが、決定打が無いため逃げ切られそう。

騒いではみたけど、主導権は握られたまんまだった。

じゃあもう皆に頼んで数で攻めようって時に、どうしてお前達は周囲を挑発してまわるんだ。

攻撃的な言葉をまき散らして、それで協力が得られるとでも?そんなわけねえだろ!フィクション現実区別つかんのか?

中には渋々立ち上がる人間もいるが、それは本当に仕方なくなので、あがりは知れている。

そりゃ望む結果は得られない。他人自分の思い通りに動くものはないってことを、この段階でも理解できていない。

なうると、もう当初の善意からはかけ離れる。怨念プライドが源泉になる。

何度も見た光景ではある。そして、記録が更新されることになりそうだ。

2021-06-12

anond:20210612000036

長文で分かりにくい割に具体的に書かれていて感情がすごくこもってそうな怨念文章だな

観察というか記憶がすごい

どんだけ弟を愛してるんだ

2021-06-10

共産党ジジイババアが小汚くて嫌い。

志位さん、小池さん田畑さんといった共産党の国政議員は頼もしいし、大好きなんだが、

地元でチラシを配ったり、街頭演説の動員で集まってくる共産党員のジジイババアが本当に小汚くて嫌い。

まず、服装いかものジジイババアって感じでださい。薄茶色のシャツ、よれよれのチノパンスニーカー

だいたい眼鏡で、老人特有にらみつけるようにこっちを見ながらチラシを手渡ししてくるのも嫌い。

あと、手書き垂れ幕プラカードみたいのね。怨念がこもってそうで目にするのも嫌になる。

手作り感満載で、子供自由研究よりも作りが甘いお手製の政権批判メッセージが書いてある帽子とかもやめて欲しい。

とにかく小汚い。


今、都議選駅前候補者をよく見かけるけど、候補者はさわやかな笑顔を振りまいていても、

支援者ジジイババアが本当に小汚い。

候補者支援したり、ボランティア活動に参加しようかなって思っても、あのなんか偏屈で小汚い老人達に指示されなじゃいけないのかと思うと、活動する気にはなれない。

選挙の時期だけでも、よれよれじゃなくて、新品のシャツズボン活動してくれないかな。

色味をもっと白とか明るい色にしてくれないかな。

次の選挙与党批判も込めて共産党投票しようと思うが、

あの格好の集団が集まっている事の異様さに気づかないコアな支持者と私みたいなライト共産党支持者の間の溝はきっと埋まらないだろうし、

この溝が埋まらないと、どんなに良いことを主張しても、共産党に票は集まらない。

共産党は、あのジジイババアにさわやかな格好させることを真剣に考えるべきだと思う。

2021-06-08

anond:20210608114400

非正規雇用女性は沢山問題を抱えてるのに、」て、

収入技能面でも様々なその他の各種非正規雇用同時通訳を無理やり同じカテゴリに入れて、

非正規雇用バカにしたなああああ」て北大を責めるためだけのレトリックだよね。

呆れる。

セレブバイト許すまじ」の怨念から始まって、そこからどうにかして理屈捏造してでも北大を貶めようという暗い欲望しか感じない。

2021-05-31

5%の確率性器露出するドラ〇〇ん

最近はこのbotも下火な気がする。少なくとも以前ほどリツイートされていないようだ。以前よりもクソリプの数が減っている。なんでこんなものを見ているんだという気もするが、少なくとも心の底から憎悪怨念はなく、くだらないおふざけに近いので、ある意味では炎上狙いのネット記事よりも健全な印象を受けることさえある。しかし、おそらく何人かは本気でドラえもんジンクスを信じているようで、ドラえもんの一挙手一投足に本気で一喜一憂しており、ギャンブル依存するのは本当に怖いのだと闇をのぞいて確かめている面もある。こういうヲチは我ながらよい趣味とは言えない。

こういうものに対して冷ややかな目を向けているのは、自分性格ギャンブルには向いておらず、ハイリスクハイリターンなことを考えるだけで疲れてしまうからであり、さらには迷信を信じるべきではないと思っているからだろう。株式だって信託投資だし、社会人になっても高額なものを買うときには延々と悩む。

とは言いながらも一時期はシヴィライゼーションにどっぷりはまって深夜の二時に寝ていた時期もあるので、自分もそうした依存症と完全に無縁だとも思っていない。

フォローはしていないがたまにのぞくアカウントとしては、勃起タイムbotとファルコンランチがある。余計なことを言わないランチアカウントはいい。自分も、ランチ記録用のアカウント運用している。政治大事だが、休息も大切だ。

2021-05-28

anond:20210528054428

結局ネットって感度が高い人のためのものでは無くなったよな。

底辺怨念を集積する墓場になった。

2021-05-26

anond:20210526171617

じゃあ強い怨念が残る場所が二箇所あったら分身する?

anond:20210526170603

幽霊の正体は、死者の残留思念の量子的なエネルギーのよどみみたいなものなので、

その人の死んだときの強い怨念が残る場所、すなわち、死んだ場所に出ます

しかしながら、多くの人は墓場幽霊を見たと言います

実は、墓場に現れる幽霊の多くは、死者の残留思念ではなく、

墓参りにやってきた遺族の死者に対する強い思いが作り出していると考えられます

2021-05-22

anond:20210522015732

女達というよりそれぞれの復讐と野望と立身出世の話なので

それも含まれる、程度だと思う

もちろん背後に描かれるのは人間のものの姿

人間味を欠いたグリフィス人間的な弱さによる崩壊と、いつまでも正気を保ち続け、いつまでも人間だったガッツの対比がある

から描きたかったのはあるときは欠け、あるときは野心に燃えしかし中心は人間しかなかった人たちの群像劇だと思う

全体のテーマ性で言えば上の通り

グリフィス人間を捨て、まさに非人間的な存在になったことで、(ある意味では気が狂ってしまった)グリフィスの頬を張るためにガッツいつまでも食い下がってゆく、という古典的な熱さはなぜにあったか

それはガッツが欠けてしまったグリフィス自身を信じていたからこそいつまでも食い下がったのだ、と言ってもそれほど間違ってないと思う

ガッツ妄執ゴッドハンドに鷹の団と自分青春をめちゃくちゃにされたゆえの怨念もあろうが、グリフィスへの郷愁というか、望郷というか、そのような懐かしむ念も強くあったと思う

そしてスキあらばはっ倒したいと、目を覚まさせたいと思っていた

自分彼女レイプした親友に正面から向き合ってはっ倒したいだとか

これはすごい話だと思う

人間性の対比で言えば、グリフィス進歩主義者で常に自分自身を別のものへと変化させようとした過去を持つ。これは彼自身が下賤の出自を持つからで、いつでも逆境にあって自分自身で有り続けたガッツと、自分から逃げ続けて涼しい顔をしていたグリフィスという対比なんだ。つまりその根底にはやはり人間回帰へのテーマ性が見え隠れする。

グリフィスはどこかで深く傷ついているので、フェムトになった際にも嫉妬憎悪などが渦巻いて素晴らしい云々と他のゴッドハンドの蛇女に評されている。グリフィスガッツという人間が羨ましかったのに、その羨ましさをガッツを保持する、という手段で止めようとした。しかガッツ決闘のち彼の手から離れる。これはガッツにとっていつまでも自分であり続ける旅の始まりであったと同時に、グリフィス自分でない何かになるための焦りを加速させてしまった。同じ人間としてもがいていた二人のベクトル真逆に向いた決定的瞬間がスムーズに描かれている。

この筆力は漫画家としても、あるいは文章として書き直しても色褪せないまとまり方だ。

元増田の女の戦いをテーマに入れるなら、エレーン(キャスカ)と娼婦たちの話も語らなければ片手落ちじゃないか

こっちのテーマは虐げられている者達の根性だと思う

三浦自身生前アイマスキャラで頑張ってる子が好きと言ってるので、頑張る女像が出てくるのは自然なことだと思う。

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