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はてなキーワード: ブリテンとは

2024-10-25

anond:20241025101548

腐敗政治というけど利権に与れてない敗北者の弁だから

公平な政治なんてどうでもいいよ正直

「この人の統治する国で暮らしいか」それだけ

ブリテンの王より征服王英雄王の方が日本人にはウケるってこと

2024-04-10

anond:20240410085612

それってFGOでいうなら妖精騎士トリスタンはブリテン妖精全て嫌いだけどアルトリアキャスターに対しては嫌いにならなかったのはアルトリアキャスター楽園妖精だったからって事か?

2024-02-13

anond:20240213220837

スナク首相もいつも身長ネタにされてる

有色人種からポリコレ的に神輿に乗せてやったけど金持ちだし

スカッブリテンしたくなるんだろうな

2023-08-25

anond:20230825171456

それってFGOでいうなら妖精騎士トリスタンはブリテン妖精全て嫌いだけどアルトリアキャスターに対しては嫌いにならなかったのはアルトリアキャスター楽園妖精だったからって事か?

2023-08-06

いたばし花火大会に関して

火事が起きて途中中止になったけど花火最期まで上がっていたといういたばし花火大会だが、実は戸田市との共同開催になっていて、荒川を挟んで板橋側だけが中止になったのだ。荒川を挟んで両岸で打ち上げまくるのね。

でも板橋区の方では「いたばし花火大会」としてしかアナウンスされないし、戸田市側の方は「戸田花火大会」としてしか案内されないから、東京都民or板橋区民の中には戸田市の方でも打ち上げてるのを知らない人が結構いるし、反対側の埼玉県民、戸田市民の方も然りで、「中止になったのに最後まで打ちあがってたのは何故???」というなぞなぞみたいな事になってしまった。

 

そして両岸で共同開催という珍しい形になったのは、荒川改修工事が元になっている。

 

荒川放水路工事河道直線化

赤羽岩淵岩淵水門という隅田川入口を締め切る水門があるんだが、そこから下流荒川大正から昭和初めに掛けて開削した放水路だ。それまでは荒川の全水量が今の墨田川に流入していて水量が増えると東京下町の方が洪水になってその都度大損害を出していた。

そこで荒川放水路を掘るという大工事に至ったのだ。普段岩淵水門を開けておいて水は隅田川の方に流れているが、水量が増えたら水門を閉めて全部放水路の方に流れるようにする。

同時に岩淵水門の上流も大改修する必要があった。荒川がうねる様に大蛇行していて、当時の堤防というのは河道から500m~1kmも離れた所にあり水が溢れたら堤防までの土地(堤外地)は水没、という扱いになっていた。

これを止めて直線的に流れるようにして堤防に対する攻撃力を下げる。そしてちゃんとした高い堤防で完全に水を封じ込むようにする。

ついでに合流する河川も改修する。新河岸川彩湖付近で合流していたが、荒川堤防だけ高くしても洪水時は新河岸川の方に逆流するからそこから洪水になって無意味だ。

そこで新河岸川堤防荒川準拠に高くする代わりに、新河岸川合流地点を延長して荒川と平行して流し、赤羽まで持って行く。そして岩淵水門下流隅田川に合流させるのだ。確かに荒川の水量の影響を受けなくなるがすごい工事である

で、その河道はどうするかというと、蛇行している荒川の頂点に接線を引いて、北側接線を荒川南側接線を新河岸川にした。

地図で直接見た方がいいね。これだ。

https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=35.795747&lng=139.695110&zoom=13&dataset=tokyo50&age=1&screen=2&scr1tile=k_cj4&scr2tile=k_cj4&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=10&overGSItile=no&altitudeOpacity=2

 

飛び地問題発生

すると接線の間にはサインカーブで分断された土地というのが出来る。

そしてそれまでは荒川埼玉県東京府の境だった。荒川位置を変更して北側接線にしたから、東京府側に下に凸型の埼玉県飛び地がいくつか出来たって事になる。

このサインカーブ飛び地問題、今の埼玉県川口市東京北区埼玉県戸田市東京板橋区が影響を受けるが、川口市北区側は早々に解決した。

今の埼京線浮間舟渡駅北赤羽駅浮間地区は元は埼玉県横曾根村の浮間だった。だが荒川改修直後に横曽村と川口町合併川口市へ)が控えており、その時に東京府に割譲すると取決めがされてその通りになった。

一方、戸田村の船渡地区東京府との協議が難航していた。浮間の方は横曽村がほぼ丸ごと東京側に行くのに大して、戸田村の集落埼玉側にあり、その船渡地区けが東京側に行く。

時折線が入り組んだ複雑な県境があるが、それが出来る理由というのは同じ地主土地県境で分かれないようにする為というのが多い。この場合地主土地を引き裂く県境引き直しだから難しい訳だ。更にその土地工場に売られたりして更にややこしくなった。

そうするうちに戦争が始まってしまう。東京府と東京市は無くなって東京都と板橋区が出来て話し合いの主体リセット。もう解決不能である

 

飛び地問題解決と合同花火

戦後になって流石に復興する前にあれ何とかすべきだという事になり、1950年、難航の末に戸田町と板橋区の間で県境荒川にする事で合意。今の地図を見ても蛇行の名残は見える。

https://goo.gl/maps/uEMgZazGCHPmMV2Q6

新河岸川の角みたいなのと浮間公園の池が蛇行の跡で、戸田葬儀場があるU字型の土地戸田から板橋区に割譲された船渡地区だ。

そこでこりゃ目出度いって事で、戸田花火大会を開催することになり、板橋区もそれに協賛という形で加わる形となった。後に協賛じゃなくて戸田市側の戸田花火大会板橋区側のいたばし花火大会同時開催という形に変化。

そしてこのいたばし花火大会の開催&打ち上げ地点というのはこの戸田市からぶん捕った土地河川敷なのである。これは飛び地問題解決を祝って始めた花火なのでここじゃなきゃいけないわけだ。

 

そしてこの経緯が火事の原因ともなってしまったのだった。

 

敢えての荒れ地

荒川河川敷は今の経緯から見ても判る通り、元は農地だった。戦後すぐまでもそのままで農民河川敷の農地を所有し堤防を越えて農業をしに来ていた。

だが堤外地で増水時には水没する土地でもあり自治体土地を購入して運動公園への転用ゴルフ場教習所など水没前提の事業者への売却を促してきた。つまりは「平地」として活用されてきた。

だがそのうち荒川河道は誰の土地でもないか放置されて荒れ地のままになっていた。それも昭和後期あたりから公園や払下げなどが進んできた。

だが現河道と旧河道の合流部は敢えてそのまま残される事になった。水面が切れ込んでいるので水生生物が流されにくい。そしてその周辺は敢えてそのまま荒れ地のままにしてバードサンクチュアリにする。

 

という事で、他の部分は運動場などで使うので綺麗に芝刈りされているのに「一か所だけ荒れ地のままにしているところでナイアガラをする」という条件が揃ってしまったのだ。

河道付近は荒れ地のままにして、戸田市からぶんどったこ土地でやるのが元々の花火テーゼから仕方がないのだが条件が悪いな。

 

他の原因

増田の推測だと他の悪条件も重なったと思われる。

まずは2019年台風19号。これによって荒川は増水し、昭和初期の堤防の高さを超える位置まで水位が上がった。

水が引いた後は河川敷の教習所ゴルフ場も泥まみれである。これらは2~5cm以上にも達し、人力で除去されたのだが、荒れ地の泥はそのままだったはずだ。

そして洪水の泥はナイル川デルタ文明を発生させるほどに肥沃であって、泥がそのままの荒れ地は猛烈に雑草が繁茂したはずだ。

更に2020~2022は東京五輪コロナの為に開催中止。肥沃な泥で荒れ地の雑草たちは伸び伸びと繁茂しまくり、その中には葛も含まれていた。こいつが来たらもう手に負えない。

そんな悪条件で更に当日は風が強かった。堤防下に管理道路があり、その脇の数mは普段から草刈りされていて、そこでナイアガラするのだが、そこを遥かに超えた所まで火が飛んでしまった。そしてそこには台風19号肥料を大増量されて3年以上も繁茂しまくっては枯れと繰り返した雑草特に葛が居たのである。悪条件が重なりすぎなのだ

 

ついでに周辺トリビア

ついでなので戸田橋周辺のトリビア開陳するよ

 

戸田ボート

戸田市側の堤防の向こうには戸田ボート場があるが、これは東京五輪用に作られたものだ。

だがこの五輪は2020大会でもなけりゃ戦後1964年大会でもない、幻となった戦前1940年大会用に作ったものである日中戦争激化でキャンセルされた幻の五輪に向けてこれだけ大きなボート場を作ったのだ。でも当時は埼京線は無いし交通はどうするつもりだったのか?都電戸田橋の南詰まで走ってたがこれは戦後開通だし。

因みに1964年大会ボート場としてちゃん活用された。

今は西側1/3をギャンブル競艇東側の残りの水面を大学実業団漕艇部が使うという形になっていて、それらの艇庫がズラリと並ぶ。

 

川口花火

飛び地問題を早々に解決した川口市の方は荒川での花火大会は無かった(最近出来た)。

だが戸田板橋花火大会が羨ましくなった川口市はたたら祭りという祭りを開催。その〆に花火打ち上げている。

これは川口オートレース場で行われるが、狭いところで打ち上げるので尺玉などは無くて、数も3500発位と、スペックだけ見たらしょぼく見える。

だがオートレース場は観客席と防音壁で囲まれており(数年前までマフラー無しの直管だった)、そこで打ち上げるので音が反響してもの凄い迫力である。また打ち上げ場所が近いので灰や花火の殻がバラバラと沢山降ってきてかなりワイルドなんである

これは高級スポーツカーよりレーシングカートの方が楽しいとかジャンボジェットよりもセスナブリテンノーマン アイランダーの方が体感的というのに似ている。

スペックだけでは判らない、結構穴場な花火大会なのだ

 

タワマン物流センタースーパー堤防

先のgooglemapsの航空写真では船渡地区のU字の丸い底の方に工場群が写っているのが見える。

これは新日鉄工場で、新河岸川は舟運が出来るので戦後すぐに出来たものだが(貨車トラックに乗らない長物が運搬できる)、実は今は解体されて無くなっている。

都内最大の超巨大物流センターになる予定で、ドローン配達基地にもなるそうだ。

ただ、ここは実はスーパー堤防予定地である。また、対岸側の川口市の方にはやはりスーパー堤防予定地にタワマンが数棟建っている。

いいの?と思うがスーパー堤防の整備年数は400年、タワマン工場耐用年数は60年で、修繕しても120年くらいだから建てちゃっていいそうなのだが、スーパー堤防の壮大さというよりも大言壮語さに驚いてしまう。

 

埼京線

花火会場の直ぐ近くを東北新幹線埼京線が鉄橋で渡っており、埼京線打ち上げ中は徐行して渡る。新幹線普通に走っているので乗客へのサービスと思われる。

 

全有料席化は不評

韓国の雑踏事故コロナのせいで有料席だけとして無料の人は出ていけとしている大会が増えていて今いたばし&戸田橋もそうだが、これだと市街地の道に人が溢れ、トイレゴミ箱の設置が無いからその始末を住民がする事になって運営無責任だ、見えなくしただけだという感じで結構ヘイトを買っている。このやり方はまずいんじゃないのか?

2023-06-18

ローズマリー・サトクリフローマンブリテンシリーズ本一覧

※ほぼメモ書きです。

 ローズマリー・サトクリフ(Rosemary Sutcliff, 1920-1992)といえば、『第九軍団のワシ』をはじめとするローマンブリテンシリーズで有名な作家である。このシリーズは、一般ローマンブリテン三部作(『第九軍団のワシ』、『銀の枝』、『ともしびをかかげて』)ないし四部作(『辺境オオカミ』も加える)と呼ばれている。岩波書店でもそう書いている。

https://www.iwanami.co.jp/book/b269788.html

 一方、英語版Wikipediaのサトクリフの項目を見ると、『第九軍団のワシ』シリーズは他にもある。要は、4部作で終わっているというわけではないのだ。ファンサイトSutcliff Wikiでは、正式名称ではないとしつつ、"Dolphin Ring"と呼称している(一方、第九軍団のワシ、銀の枝、ともしびをかかげてを指してRoman Britain Trilogyという言葉遣いもされている。実際、1980年にThree Legionsというタイトルでセット本が出ている)。その作品群について整理しておく。

(1)作中時系列

2世紀:第九軍団のワシ(The Eagle of the Ninth)

3世紀:銀の枝(The Silver Branch)

4世紀辺境オオカミ(The Flontier Wolf

5世紀ともしびをかかげて(The Lantern Bearers)

5世紀:落日の剣(The Sword at Sunset)

6世紀夜明けの風(Dawn Wind)

9世紀:剣の歌(Sword Song)

11世紀:盾の輪(The Shield Ring

(2)出版順(訳者無記名は猪熊葉子

1954年:第九軍団のワシ(Oxford University Press)→岩波書店1972年

1956年:盾の輪(同)→山本史郎訳『シールドリング ヴァイキングの心の砦』原書房2003年

1957年:銀の枝(同)→岩波書店1994年

1959年ともしびをかかげて(同)→岩波書店1969年

1961年夜明けの風(同)→灰島かり訳『夜明けの風』ぽるぷ出版2004年

1963年:落日の剣(Hodder and Stoughton)→山本史郎山本泰子訳『落日の剣 : 真実アーサー王物語原書房2002年(2巻本)

1980年辺境オオカミ(Oxford University Press)→岩波書店2002年

1997年:剣の歌(The Bodley Head)→山本史郎訳『剣の歌 ヴァイキング物語原書房2002年

 これらの作品群がファンWikiDolphin Ringと呼ばれているのは、言うまでもなくアクイラ一家のあのイルカ指輪(=古代ローマ人のハンコ)が共通して登場するからで、時代の流れとしても共通した設定を持っているかである。ただ、『三銃士シリーズのような一貫した主人公陣営を描いているわけではない。第九軍団のワシの主人公マルクス・フラーウィウス・アクィラ(訳書には従っていない)は、元々属州ブリタンニア駐屯するローマ軍団に属していて、家のルーツエトルリアにあるから、もとはといえばイタリア半島人間なわけだ。ところが、彼が色々あってブリタンニア定住を決め込んだことが指輪運命を決めている。『銀の枝』の主人公ティベリウス・ルキウス・ユスティニアヌスジャスティン)とマルケルス・フラーウィウス・アクィラ、『辺境オオカミ』のアレクシオス・フラーウィウス・アクィラ、『ともしびをかかげて』の主人公アクィラ(上の名前は不詳)は、いずれもマルクスの子孫にあたる。

 もっとも、ローマ軍団が描かれているのは『辺境オオカミ』までであり、『ともしびをかかげて』はローマ軍団がいなくなったあとのブリタンニアを描いている。基本、サクソン人とブリトン人との戦争が描かれる。『落日の剣』はその後日譚にあたるが、主人公アンブロシウス・アウレリアヌス(この人は実在人物で、サクソン人と戦っていたブリトン人指導者)の甥アルトス(アルトリウス)となっている(もちろんアクィラも登場するが)。つまり本書はアーサー王伝説の翻案なわけであるしかも『ともしびをかかげて』よりも長い。『ともしびをかかげて』は、20年ほどを描くが、後者は40年ほどのスパンがある。本書は明らかに大人向けであり(ファンWikiにもFor Adult Readersとある)、児童書である他書と毛色がかなり異なる。

 『夜明けの風』はアルトスよりも100年ほどあとの時代で、デオルハムの戦いで壊滅したブリトン人王族の生き残りオウェインが指輪を持っている。『剣の歌』では主人公ヴァイキング少年ビャルニ(指輪は、ウェールズで暮らす少女アンガラドが持っている)になっている。そして時代的にはもっと最後にあたる『盾の輪』の主人公もまたヴァイキング少女フライサと孤児ビョルン(後者指輪を持っている)で、湖水地方に立てこもってノルマン人抵抗する様が描かれる。

 見ての通り、厳しい立場に立たされた者を主人公にするというプロットはほぼ一貫している。『第九軍団のワシ』は父親不名誉(ちなみに時代はあのハドリアヌス帝の治世にあたる)、『銀の枝』はカラウシウス帝に忠義を尽くした故に叛逆者となってしまった二人(なおこの頃の皇帝といえばディオクレティアヌスだ)、『辺境オオカミ』は軍人としての失態だが、同時にローマ帝国辺境民族ピクト人)との戦いが背景にある。『ともしびをかかげて』は撤退するローマから脱走して敢えてブリタンニアに残った主人公の苦労が描かれるが、彼の立場を厳しくしているのは、サクソン人のブリタンニア侵入である。サクソン人と戦う側が主人公になっているのは『夜明けの風』が最後で、『剣の歌』以降はヴァイキング主人公になっている。アングロ・サクソン人ブリテン征服が一段落して平和になったと思ったらデーン人がやってきたわけだ。さらにそのデーン人ノルマン・コンクエストで痛めつけられる(ノルマン・コンクエストは、思いっきり誇張すればデーン人(+アングロ・サクソン人)対ノルマン人の戦いであり、こいつら全員元をただせば海賊である)。ローマ人、ピクト人ブリトン人、サクソン人、デーン人ノルマン人イギリス史に登場する諸民族の融和がシリーズのコンセプトとなっている(それは第一作の時点から明らかで、イルカ指輪は父を殺害したピクト人長老マルクスに返却している)。

 出版年代を見ると、最初の『第九軍団のワシ』とシリーズ最終作となる『盾の輪』がもっとも早く出ていることが分かる。そして63年の『落日の剣』まではほとんど2年おきに出している。それから間が空いて80年の『辺境オオカミ』と遺作の『剣の歌』がある。特に『剣の歌』は推敲が十分でないように思われる箇所もある(作業途中で亡くなってしまったのだろう)。日本語訳では『ともしびをかかげて』が一番早い(おそらく、内容的に最も評価されているのではないかと思う。カーネギー賞もとっているし)。明らかに児童文学ではない『落日の剣』はともかく、児童文学作品でも猪熊訳と山本訳(と灰島訳)とに分かれる。版権取得の問題かもしれないが、あるいは猪熊作業量の限界だったのだろうか(1928年まれだし)。そもそも夜明けの風』は『ともしびをかかげて』の割と直接的な続編といって良いだろう。なお、自分の親は子どもの頃に『第九軍団のワシ』と『ともしびをかかげて』を読んでいたようだ(サトクリフ名前を出したら「あの小説か」と反応があった。結局「三部作」を貸している)。年齢が結構高い人でも、その二つは知っているのではなかろうか。

 英語圏では多分されていない「四部作」(第九軍団のワシ~ともしびをかかげて)という言い方も理由がないではない。この四つはシンメトリカルな構成をしている。『第九軍団のワシ』『辺境オオカミ』と『銀の枝』『ともしびをかかげて』(つまり13・24)と並べられる。前者では、主人公は百人隊長として失敗したあと、北方辺境名誉回復を遂げる。後者では、大陸への渡海という選択肢を捨て、ブリテン南部で戦う。「四部作」はアクィラ家のアイデンティティローマからローマンブリテンへと移り変わっていく物語なわけである(既に『銀の枝』でカラウシウス帝の口からローマ帝国亡き後にどうローマを残すのかというテーマが語られる)。そしてもはや「アクィラ」という名前が語られなくなった世でも、困難に立ち向かうアクィラ家の精神は、イルカ指輪象徴されてあとからきた民族へと受け渡されていく。そして現代イギリス人にも・・・というのがサトクリフの言いたいことなのだろう。

2023-04-20

https://marginalrevolution.com/marginalrevolution/2005/04/claims_my_russi.html

ジョン・ミクルウェイトとエイドリアン・ウールドリッジ著『The Right Nation: Conservative Power in America』から引用

アメリカはもはや "新しい国 "とは言えない。

アメリカには、古えの城塞宮殿がないのは間違いない...しかし、これは若さ証拠とは言い難い。

アメリカへの最初の入植は、ジェームズ1世王位についていた頃で、イングランドはまだブリテン/連合国ではなかった。

ガリレオは、1636年に設立されたハーバード大学教授になることを提案された。 これはチャールズ1世斬首される前のことである

独立宣言は、ドイツイタリア統一される1世紀前に署名された。

アメリカ人の脳内で憧れられるイギリスを古い国と定義する伝統の多くは-帝国の華やかさ、チャールズディケンズクリスマス儀式シャーロック・ホームズの鹿撃ち帽-はアメリカ憲法制定から1世紀後に発明されたのだ。

オスカー・ワイルドは今から100年以上前に「アメリカ若さは、彼らの最も古い伝統である」と揶揄していた。

2022-07-08

イギリス島国なのに魚料理フィッシュアンドチップスとニシンパイくらいしかないのは何故なのか

同じ島国日本はなんにでも魚が入ってくるよな

スープも魚だしだし生でも食べるし

それ比べてブリテンは魚料理レパートリーなさすぎるだろ…どうしたんだ一体

2022-02-20

anond:20220220001556

そういう君の耳には sitcom がシットコムに聞こえるのか? hit がヒットに、Britainブリテンに聞こえるのか?

2021-09-15

anond:20210915220943

それってFGOでいうなら妖精騎士トリスタンはブリテン妖精全て嫌いだけどアルトリアキャスターに対しては嫌いにならなかったのはアルトリアキャスター楽園妖精だったからって事か?

2021-08-09

anond:20210809152459

それってFGOでいうなら妖精騎士トリスタンはブリテン妖精全て嫌いだけどアルトリアキャスターに対しては嫌いにならなかったのはアルトリアキャスター楽園妖精だったからって事か?

2021-08-04

FGO第二部6章 考察

18時に解決するので今更どっかに張り付けたり動画にするのもなんだかなぁ~って思ったので考察投下。

そもそも色々と考えるところはあるが、今回考察するのは『ブリテン異聞帯における「過ちを正せ」とは何か』『カルデアがこの先詰む要因は何か』の二本だろうなぁと。

結論から先走って答えるとブリテン異聞帯が犯した過ちは『汎人類史のようにエクスカリバー製造することが出来ずセファールの侵攻を止めれなかった』という事。カルデアがこの先詰む要因は『ビーストⅦに対して必要なのはロンゴミニアドではなく、神造兵装エクスカリバーでこれを入手をしないといけない』という事である。以上。

以下は駄文で読みづらいので、興味がある人だけ見ること推奨。

では先ず分岐点となった1万4千年前、ハベトロットの話す物語の『ながれぼしがすぎたあと、大地はみんな河になった』から行こう。

分かる人はすぐに思いつくこのワード。そうハーヴェストスター、セファールの侵攻だ。詳細は省くけど、こいつが通過すると文明は壊されるという認識でいい。

因みに汎人類史ではセファールの侵攻が始まった1ヵ月後、エクスカリバーでこれを撃退大西洋異聞帯ではゼウスがかなり無茶して撃退

で、流れ星が過ぎた後、大地はみんな河になったという事はその後のブリテン世界を見るからにセファールの侵攻を防げなかったと見るのはおかしくないだろう。そして妖精ろくにんが外に出ると世界は海になってた、との説明からろくにんの妖精はセファールの侵攻前に存命していたが生きてる事から戦って敗れたから隠れたのか、それとも逃げ隠れていたかという事になる。

この妖精たちが途方に暮れてる時に現れたのがケルヌンノスケルヌンノス肩に乗ってる人間と思われる巫女も本編のダヴィンチちゃん説明してたので色々と割愛するが、このろくにんの妖精が大地が恋しいと願った結果『ケルヌンノスは力を使った結果疲れ果てて眠ることになり残った巫女も大切に使った』とある

…うん。大切に使った、これがどういう事かは人間社会模倣をしていない序盤トリスタン達と生活した限界集落での人間に対する扱いを考えれば容易に想像がつく。ろくにんが大切に使ったという事は、大切に使ったという事なんです。

が、6章後半開始後にオーロラという六氏族の一人が何やらモルガン排除した後の行動に野望がプンプン臭うのと、最近取得したメリュジーヌの絆礼装からちょっとしたネタバレを食らい彼女巫女なんじゃないか説が感じ取れます

ケルヌンノス巫女の話はここから先多分キリシュタリアブリテン異聞帯に対して危惧していた『星を道連れに滅ぶ呪い存在』というものに対する話になるので割愛

話を戻して『ブリテン異聞帯における「過ちを正せ」とは何か』になるが、このろくにんがなぜセファールの侵攻を生き延びたのに他は滅んでいたのか、ここで文明が滅ぼされてなかったとしたら何が過ちだったのか、となる。

ではこのろくにんが新たに得た大地で六氏族となり、その六氏族は死後鐘に変化する。そしてその鐘をならすことで亜鈴の仔であることを放棄して、『楽園妖精』に従順することを認め、【謝罪の音】だとマシュが聞いた事を解説したのは記憶に新しい。

ではこの謝罪の音。そもそも誰に対するものなのだろうか。ろくにんの妖精視点から見て、謝罪するべき対象を考えるとケルヌンノス巫女は違う。これらはあくま感謝対象であり、謝罪する要素が妖精達にはないはず。で、あるなら彼らは何に対して謝罪することになるのか。元々住んでいた大地、つまり地球、星に対してではないか地球に対してだとどう考えが結び付くか、それがセファールの侵攻を止めれなかったことに起因するだろうと考えれる。

ろくにんの妖精はセファールの侵攻前に存命していたが生きてる事から戦って敗れたから隠れたのかそれとも逃げ隠れていたか、という前文から判断すると謝罪するなら逃げ隠れていたになるだろう。

もし仮に彼らろくにんの妖精が決着に関係しているとしたら、何に起因してるのであろうか。

ここで少し思い出してもらいたい。鏡の氏族エインセル予言第9節。「選定の杖に導かれ、違法旅人に見守られ、救いの子玉座に届く」が、本来予言であるなら鐘をならすのは第11節。これに関してミラーが残した言葉に『やがて予言の子が二度、やってくる』『一度目は生きるために、そして二度目は、死ぬために』

二度、ならす必要がある。そう、何故か『鳴らす』のではなく『ならす』と表記されている。なぜ鐘を鳴らすのにならすと表記しなくてはならないのか。何か引っかけてるのだろうと、何も答えを見なくても考える事はある。

そこで鐘になる六氏族達について考えてみた。鐘になるという事は鉱物になる。鉱物という事は資源になるという事だろう。それが、生きるために鐘を鳴らし、死ぬために鐘を成らす為の素材にするという風にもこじ付けだが考えられる。

因みに、鳴らすって書いたが実際に鐘を突いて鳴らしてるのではなく予言では『”ならせ、ならせ、雷のように、火のように。六つの鐘をならして示せ。真の王の道を作れ”』ってある。

このならせとは雷のように、火のようにとあるが…鍛刀を指すのだろう。そうすれば、巡礼1回目は身体能力を上昇(制限を解除?)させ、2回目は武器調達することで真の王の道を作るための武器が出来上がる、という予言にも取れる。

とんでもないこじ付けだが、この武器が仮に造られるとして何が出来上がるのか。それが逃げ隠れたろくにんの妖精地球謝罪楽園妖精従順することを認める謝罪の件に繋がるとは思う。

そう、セファールの侵攻を止めるために用いた聖剣、神造兵装エクスカリバーになる。これで分岐点となったブリテン異聞帯の過ちと原因が解決した。正すには六氏族の鐘を見つけ、これを用いて神造兵装を作る事。恐らくそれは村正が居る事で解決するから問題はないだろう。

次がこのブリテン異聞帯の過ちをより現実的証明するための状況証拠を『カルデアがこの先詰む要因』の解読と共に説明したいと思う。

先ずモルガンだ。モルガンベリルにより異聞帯で召喚されたルーラーだった…のだが、ベリルが寝た一夜明けてキャメロットを作っちゃうウルトラCをやってのけた。

このウルトラCを成したのは召喚された術式を即座に解析し、数時間後コフィンなしでレイシフトを会得したかである。そのレイシフトを用いて過去自分に滅亡の未来を伝える事で、過去自分ベリルがやって来る2017年まで引き継ぎ、ベリルが寝て起きたらキャメロットが出来たウルトラC証明した。

だがここで待って欲しい。異聞帯モルガンでは絶対に知ることが出来ないレイシフトをなぜ知っていた?

他の誰かが異聞帯モルガン説明をしたからに間違いはない。では半年前のベリル以前に来れる可能性がある今回の話に関係がある人物は…グリムとなる。

このグリムを異聞帯モルガン召喚出来ることで一回目は楽園妖精が殺され滅びたが、二回目の妖精歴を生き延びたと異聞年表にもある。そして、グリムから異聞帯モルガントネリコは魔術と空想樹について学びブリテン異聞帯を現実すり替えることに成功する。

ではなぜ、汎人類史側のグリムが異聞帯モルガンに加担したのか、という話になるが…それがカルデアはこのブリテン異聞帯がないと詰むからである

何で詰むのか?となるが、考えれば最初からこのブリテン異聞帯へ来た目的地球の崩落阻止と異星の神に対抗できる兵器の確保だ。この兵器の確保が出来ないと詰む為に、グリムは加担していた。それはロンゴミニアドではなく、エクスカリバーを持たせるためである

まぁ、展開的にロンゴミニアドはこの後18時から開始するケルヌンノス戦辺りに向けて使うか南米に用いられるから…って話もあるかもしれない。

このグリムブリテン異聞帯に加担することによって、カルデアがこの先詰む要因を解決するために神造兵装を造ること…そしてブリテン異聞帯の過ちを正す事は神造兵装エクスカリバー製造する事という繋がりが出来ましたね。

いやぁ~我ながらクソこじ付けに読みにくい文字で長すぎる。だけどはてなダイアリーなら匿名だしええやろ。

2021-05-30

あーたーらしーいー

アーサー王がやってきました。

彼は円卓の騎士ブリテン夜明けを告げると、聖剣エクスカリバーを湖に投げ込み、妖精の力によって皆の朝食のパンとなり、ブリテンの人々を守り続けたのでした。

2021-02-10

クラシックガイド増田) を見やすくしたよ。

 anond:20210210062305 (クラシックガイド) を見やすくしたよ。

 はてな記法で、分類表示した。テキストは変えていません。

 

   §1600年代前半

イタリア

ドイツ

 

   §1600年代後半

イタリア

おフランス

ドイツ

イギリス

 

   §1700年代前半

イタリア

フランス

ドイツ

イギリス

以上1600~1750年が「バロック音楽」の時代

 

   §1700年代後半

古典派音楽」の時代

イタリア

フランス

  • ゴセック  (日本では「ガヴォット」だけが有名)

ドイツ

オーストリア

 

   §1800年代前半  (晩期古典から初期ロマン派

イタリア

オーストリア

ドイツ

 

   §1800年代中盤  (盛期ロマン派

ドイツ

イタリア

フランス

ポーランドフランス

ハンガリー

ロシア

 

   §1800年代後半

イタリア

オーストリア

ドイツ

フランス

チェコ

ロシア

北欧

 

   §1800年代終盤から1900年代初頭  (後期ロマン派印象派音楽

イタリア

オーストリア

ドイツ

フランス

チェコ

ポーランド

ロシア

イギリス

北欧

 

   §1900年代中盤以降  (第一次大戦終了によってロマン主義印象主義が古くなった時代に真価を発揮した作曲家たち)

ドイツ

オーストリア

フランス

いわゆる「6人組」の時代現在でも有名なのは

現代音楽私的により重要なのは

ハンガリー

チェコ

イギリス

ソ連

間違いだらけのクラシック音楽史の表を修正してみた

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1664833

↑このブコメ賞賛されている表がかなりデタラメなので修正してみた。

とりあえず同じように1600年代から始めます。「オケゲムマショーパレストリーナジョスカン・デ・プレがないぞ」とかい意見もあるようですが、それはもっと以前だから書いていないだけです。

作曲家の「生まれた年」ではなく「主に活躍した時代」で書きます。これに文句を言っている方もおられるようですが、何故かと言うと例えば生まれは1600年代終盤だけれど音楽家として活躍し世に認められたのは1700年代になってから、といったような例があるからです。

「あれは記憶だけで描いてるから素晴らしい」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、これも資料などは参照せず、ほぼ脳内情報だけで書いております

1600年代前半

イタリア

モンテヴェルディ(みんな知ってる「私を死なせて」)、カッチーニ(「アヴェ・マリア」が有名だが実はソ連音楽学者ヴァヴィロフの贋作。真作で有名なのはアマリッリ」)

ドイツ

シュッツ(「ドイツ音楽の父」として有名)、シャインシャイト(以上3名は「ドイツ三大S」として有名)

1600年代後半

イタリア

コレッリ(「ラ・フォリア」が有名)

おフランス

リュリバロックフランスオペラ第一人者

ドイツ

パッヘルバル(「カノン」だけが有名)

イギリス

パーセルオペラ「ディドーとエネアス」が有名)

1700年代前半

イタリア

ヴィヴァルディ(「四季」の人)、アルビノーニ(「アルビノーニアダージョ」が有名だが贋作。真作で一般に有名な曲は無い)、ペルゴレージ(「スターバト・マーテル」が有名)

フランス

クープランチェンバロ曲で有名)、ラモー音楽理論とオペラ

ドイツ

バッハ名曲多数)、ヘンデル日本では「音楽の母」などと呼ばれたが女性ではない。「メサイア」「オンブラ・マイ・フ」「水上の音楽」など)、テレマン(「食卓音楽」で有名)

イギリス

ヘンデル帰化

以上1600~1750年が「バロック音楽」の時代欧州における「絶対王政」の時代とほぼ重なるという見解があります

1700年代後半

古典派音楽」の時代啓蒙思想によって理性が重視され、それが音楽に影響を及ぼした時代です。

イタリア

チマローザオペラ秘密結婚」)、パイジェッロ(「うつろな心」)、ボッケリーニ(「女ハイドン」の異名を持つが男性)、サリエリオペラ巨匠

フランス

ゴセック(日本では「ガヴォット」だけが有名)

ドイツ

グルックオペラオルフェオとエウリディーチェ」)

オーストリア

モーツァルトハイドン兄弟

1800年代序盤(晩期古典から初期ロマン派

音楽における「ロマン主義」は文学絵画よりも遅れて1800年代になってから現れます。この時期は古典派音楽からロマン派音楽への過渡期です。

イタリア

ロッシーニオペラウィリアム・テル」「セビリアの理髪師」など)、ベッリーニオペラノルマ」など)、ドニゼッティオペラ愛の妙薬」など)

ドイツ

ベートーヴェンヴェーバーオペラ魔弾の射手」など)

オーストリア

シューベルト未完成交響曲 D 579、歌曲集「冬の旅」など)

1800年代中盤(盛期ロマン派

音楽におけるロマン主義成熟し花開いた時代

ドイツ

メンデルスゾーンシューマン世代的にはワーグナーもここに入る(この時期はオペラ「リエンツィ」「タンホイザー」「ローエングリン」など)

イタリア

ヴェルディ前期(オペラマクベス」「リゴレット」)

フランス

ベルリオーズ幻想交響曲

ポーランドフランス

ショパン

ハンガリー

リスト(本人はハンガリー人を自認したが実際はドイツオーストリア人で本来ハンガリー民族要素は無いのでドイツオーストリア音楽として捉えるのが正しい)

ロシア

グリンカオペラルスランとリュドミラ」)、ダルゴムイシスキーオペラ「石の客」)

1800年代後半

1848年革命の失敗により、ヨーロッパ音楽雰囲気も暗くなって参ります

イタリア

ヴェルディ後期(オペラ椿姫」「アイーダ」「オテロ」「ファルスタッフ」など)

オーストリア

ブルックナー交響曲では4番と7番、8番が有名だが初心者に聞きやすいのはむしろ1番と6番だと思う)

ドイツ

ブラームスブルッフヴァイオリン協奏曲第1番が有名)、ワーグナー後期(楽劇トリスタンとイゾルデ」「ニーベルングの指環」「ニュルンベルクのマイスタージンガー」)

フランス

オッフェンバックオペレッタ天国と地獄」など。実はドイツ人)、グノー(オペラファウスト」)マスネ(オペラタイス」など。「タイス瞑想曲」)、サン=サーンス長生きしたので今年没後100年)、フランクバッハ対位法ベートーヴェンの劇的構成ワーグナー和声を融合した究極の交響曲作曲したが実はベルギー人)、フォーレ(「レクイエム」「幻想水平線」)

チェコ

スメタナ連作交響詩「我が祖国」その中の一曲が「モルダウ」)、ドヴォジャーク(「新世界交響曲」e-moll op.95 など)

ロシア

ボロディンオペライーゴリ公」、交響詩中央アジアの草原にて」、交響曲第2番など)、バラキレフ東洋幻想曲「イスラメイ」)、ムソルグスキーオペラボリス・ゴドノフ」、ピアノ組曲展覧会の絵」)、リムスキー=コルサコフ(交響組曲「シェヘラザード」など)、チーコフスキーバレエ白鳥の湖」、交響曲第6番「悲愴」など)

北欧

グリーグピアノ協奏曲、劇判音楽ペール・ギュント」、ピアノ曲「抒情小品集」、歌曲最後の春」など)

1800年代終盤から1900年代初頭(後期ロマン派印象派音楽

イタリア

プッチーニオペラトスカ(星は光りぬ)」「蝶々夫人(ある晴れた日に)」「トゥーランドット(誰も寝てはいかん)」など)、マスカーニ(オペラカヴァレリア・ルスティカーナ」映画ゴッドファーザー PART III」のあれ)、レスピーギ交響詩ローマの松」などローマ三部作

オーストリア

マーラー11曲の交響曲歌曲)、ヴォルフドイツ歌曲の頂点として非常に有名)

ドイツ

リヒャルト・シュトラウス交響詩ツァラトストラはかく語りき」〈映画2001年宇宙の旅」のあれ〉オペラサロメ」〈裸踊りで有名〉「薔薇の騎士」〈少女漫画オペラ〉)、レーガー(変奏曲と室内楽の達人。歌曲も秀逸)

フランス

ダンディ(「フランス山人の歌による交響曲」は初音ミクが歌った冨田勲の「イーハトーヴ交響曲」の元ネタ)、ショーソン(「詩曲」、フランクの影響を受けた1曲だけの交響曲など)、ドビュッシーオペラペレアスとメリザンド」、交響詩「海」など)、ラヴェルバレエ音楽「ダフニスクロエ」、ピアノ協奏曲ト長調など)

チェコ

フェルステル、ヤナーチェクオペラ利口な女狐の物語」、村上春樹のせいで何故か有名になった「シンフォニエッタ」)、スーク(アスラエル交響曲などが有名)

ポーランド

シマノフスキ(「スターバト・マーテル」など)

ロシア

グラズノフロシア浪漫交響曲集大成した作曲家として有名)、ラフマニノフ無伴奏合唱曲「晩祷」で非常に有名)、スクリャービン神智学に陶酔した交響曲第4番「エクスタシー」と、「神秘和音」を駆使した妄想ピアノソナタで非常に有名)

イギリス

エルガー(「威風堂々」が有名だが真の傑作は交響曲第2番)、ディーリアス(「春始めての郭公を聴いて」は英語圏では誰もが知る名曲)、ヴォーン・ウィリアムズ(「田園交響曲(3番)」と「南極交響曲(7番)」が有名だが5番も捨て難い)

北欧

シベリウスニールセン交響曲第4番「不滅」が有名)

1900年代中盤以降(第一次大戦終了によってロマン主義印象主義が古くなった時代に真価を発揮した作曲家たち)

ドイツ

ヒンデミットオペラ画家マティス」と、その音楽をまとめた交響曲が有名)

オーストリア

シェーンベルク(無調音楽12音楽創始者。彼が最初12音楽による楽曲を完成したのが1921年なので今年はシェーンベルク12音楽100周年。まず聴くばきは「ピアノ協奏曲」「ヴァイオリン協奏曲」「弦楽四重奏曲第3番、第4番」)、ベルク(無調音楽12音楽調性音楽的要素を取り入れて聴きやすくした人。オペラヴォツェック」「ルル」、器楽曲では「ヴァイオリン協奏曲」が有名)、ヴェーベルン12音楽の究極として有名)。以上の3人は「シン・ヴィーン楽派」として20世紀音楽を語る上で非常に重要です。

フランス

いわゆる「6人組」の時代現在でも有名なのはプーランクミヨーオネゲル交響曲第2番と第3番はカラヤン盤もあるので聴いて下さい。このほかオラトリオ火刑台上のジャンヌ・ダルク」も泣けます。実はスイス人)。現代音楽史的により重要なのはメシアン(「トゥーランガリラ交響曲」「世の終わりのための四重奏曲」「彼方の閃光オペラアッシジの聖フランチェスコ」などが非常に有名)。

ハンガリー

バルトーク、コダーイ

チェコ

マルチヌーなど

イギリス

ブリテン(とりあえず「戦争レクイエム」は聴いておくべき)

ソ連

プロコフィエフ大人は「ピーターと狼」みたいなガキ向けの曲は聴かず「交響曲第2番」の暴力的激しさにヒャッハーしましょう)、ハチャトリアン(「剣の舞」とかいう曲は子供の頃運動会で聴いたでしょうから、そんなものより「交響曲第2番」でファシストとの激しい戦いを体感しましょう)、ショスタコーヴィチ世間一般では交響曲第5番が知られていますが、高く評価されているのは4番、8番、10番、14番など偶数番号の交響曲です。真髄はオペラ弦楽四重奏曲です)

20世紀後半以降は省略。

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