はてなキーワード: 罹患とは
なんか体調わるい。のどがすこしいたい。十五年くらいまえのフランス出張をおもいだした。あのときにも、罹患した。日本にかえってきてから、診察してもらった。そしたら医者さんにカゼといわれた。あのときほどのつらみはない。あのときは、つらかった。かたことフランス語でクスリをかった。クスリをやっとのおもいで買ったにもかかわらず、とちゅうでなくしてしまった。まさに泣き面にハチ。あんときはスケジュールにあわせて、移動する必要あったので、カゼも悪化しやすかった。今回はべつにじっとしてりゃ・・いい。イスにすわるか、それすらできなきゃねてればいい。午前九時にはDSがひらくので、胃腸薬かおう。それから出勤。
先週新型コロナで自宅療養中、症状ががっつり出た上にかなり面倒を見てもらっていたにも関わらず、我が家では家庭内感染が起きなかったので、気をつけていたことを共有しておこうと思った。
エビデンスなどは特になく、「うちはこうしたら上手くいった!」レベルのものなので参考程度にしてくれ。
母と祖母と同居していて、濃厚接触者で仕事に行けない母が看病してくれていた。自分が気をつけたというより、母が気をつけていたことかもしれない。
ずーっともやしもんの沢木の視界をイメージしていた。自分触ったら菌がつく、自分の通った後は菌が漂っている、みたいな。
顔を合わせて喋らない。要件は電話かLINE。すれ違ったりもしないように部屋を出るときは声をかけた。
母が自分と接触するときは必ず使い捨て手袋をつけていた。部屋から退出後手袋の上からアルコール消毒したのち、捨てていた。
体調が悪い中触ったところを全て消毒するのは難しいので、まず手袋でカットしていた。
部屋で手袋を着けるので、部屋から出たら手袋の上からアルコール消毒していた。
洗面所は使用禁止だった。浴室で母に水を出してもらって手を洗っていた。歯磨きも1週間に3回しかできなかったので、コットンと歯間ブラシと糸ようじで凌いでいた。
トイレにもアルコールジェルが置いてあり、トイレを使用した後、手袋の上からでも触ったところはアルコール消毒した。おそらく母も使用前に消毒していた。
鼻水をかんだティッシュにはじまり、食べたもの、ペットボトルのゴミなどは自分がひとまとまりにして(本当はよくないが)置いておき、回復したら回収という形にした。
一度嘔吐したのだが、嘔吐物が付着したものは衣服から掛け布団、敷布団まで全部捨てた。菌の巣窟だから自分でゴミ袋に詰めた。
罹患が発覚してからずっと部屋の窓を開けていた。他の部屋でも換気を徹底していた(らしい)。
んで、大抵の場合、【差別とは社会に存在する構造的なものを指す】と切断する
だから、オタクを偏見から犯罪者予備軍と切って捨てても、それは差別ではないし、悪い事でもないが
被差別者を偏見から犯罪者予備軍と切って捨てる事は許されざる巨悪となる、差別だからね
みたいな事を平気で言う
結果生み出されるのは
・ご飯論法
みたいな定義で
「僕の事は問題にするな、大きな物語を話しているのだ、話を逸らすな」と自分に目をつぶる
BLMともなれば、その暴動は抑圧の反動、致し方ない犠牲と被害報告した人を晒上げ
ルッキズムに反対し、女の若さやスタイル、胸の大きさで評価されることを唾棄しながら
イケメンを消費しキモオタが「外見によって」嫌われるのをヨシとし
好きに選べ
今は国葬に反対というか、あんな法治国家としてのルールを無視した運用と人権踏み躙る統一教会などカルトとの癒着で長期政権維持してきたバカの”国葬”儀など国家の恥もいいとこだから反対だが、
若い頃というか28くらいまでの自分なら賛成してた気がするし、中高生の頃なんかもっとそう考えてたと思うから「若年層ほど賛成が多い」の分かるんだよな。
ネトウヨは麻疹みたいなもんと言うが若い頃にはまあかかるもんで(大人になってから患うとバカになるのは左翼もしかり)自分も高校生の頃にはかかっていたのも理由だが、そもそも若さ故に歴史を積み上げて作り上げられた国会の運営そのものにイライラしてた。
そんなふうに思えて大人ってバカじゃねーかと思ってた。バカなのはもちろん子供だった自分だったわけだけど。
だから国葬儀に関しても「葬式なんだから送りだせば良いじゃん。失礼じゃんか。そもそも安倍さん長く首相してたし、一・二年で首相が入れ替わり立ち替わりしてた昔の日本よりよっぽど良かったじゃないか。反対なんかカッコ悪い」と思ってたに違いないし、まあ今の若い子も大体そんなもんと思う。
民主主義とは多数決じゃないし、議論をアホほど重ねてこそ民主主義だしそれこそが誇るべき事だと分かったのはここ数年だ。
てか安倍政権で嫌と言うほど法治・民主主義をぶち壊されてくところを目の当たりにして「分からされた」のが正しい。民主主義って面倒くさいのだけど、野党や国民が監視しないと人間って暴走していくのだ。
強いリーダーを欲していて、若しくは自分がそのリーダーになって、即断即決。ガンガン先に進みたい。
これは若い人にとって成長するのに大事な感覚だけど、他人を軽んじた歩みとなってしまい最終的に自分をも傷つける羽目にもなる。
そんな事に気づくのは35超えたあたりからだ。
だからおばさんは若い女の子を守るために「とうがたつ」し、おじさんは面倒くさい人になる。
けど、そういうもんだ。
面倒くさいし老害と言われたりするけど。
そんなわけで、若者はそれで良いと思う。そういうもんだ。
余談
そう思うと50過ぎてネトウヨに罹患したおじさんを数人知ってるんだが(何故かおばさんがいない)その人らの主張って、自分の高校生くらいの頃の青臭い意見と変わらんのよね。
おまけに上記のように”他人を軽んじて”生きてきたことに気づけず、家族との関係が壊れてる理由が分からないまま未だに「俺に反対するあいつらが悪い」と叫んでいる。(何故か彼らは私生活が例外なく破綻してる。自分の観測範囲だけの話だけど凄い確率)
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000854571.pdf
26歳以上の女性におけるCIN1+に対する2価HPVワクチンの有効性(RCT)
○ 26歳以上の女性におけるHPVワクチンの有効性、安全性、免疫原性を評価するために、アジア 太平洋、欧州、北米、ラテンアメリカの12カ国の健康な女性を対象としたランダム化比較試験 (ワクチン群 vs コントロール群)の7年間のフォローアップが実施された。一次評価項目とし て、HPV16/18型への持続感染又はCIN1+の病変に対するワクチン有効性が設定された。
○対象者は2006年2月から2014年1月まで登録され、有効性の評価には 4,407名の女性が対象 (ワクチン群 2,209名、コントロール群 2,198名)となった。年齢層では、26歳から35歳が全体の 43.9%、36歳から45歳が45.1%、46歳以上が11.0%を占めていた。全体の15%でHPVの既感染又は関 連疾患への罹患を認めた。
接種から84ヶ月の時点で、ワクチン接種者における、HPV 16/18型の持続感染(6ヶ月間)又は CIN1+病変に対するワクチン有効性は90.5%(96.2%CI: 78.6-96.5)であった。
いかなる理由があろうと殺しちゃいけない道理に至った経緯があるわけじゃない?
その倫理を飛び越えた発想、行動を起こした事が問題であってそこに至るに兄の死という原因は正当な理由足り得るのかって話だよね。
献金があろうか無かろうが知らないけど、生活支援とか高額療養費制度とか自治体に頼る事は出来た訳でしょ?
全て、加害者が構築した歪んだ論理に則って世間も判断を下してるけどそうじゃないよね。
そして山上容疑者は本当はお母さんを取り戻したかったんじゃないの?
この親子関係が歪みの核なのに、それをすっ飛ばして、叔父が悪だとか安倍元首相が悪だとか捻じ曲げた考え方になるからおかしくなる。
先日、万引き常習犯っぽい客が来た事をオーナーに置き手紙で報告したのだが、オーナーがその時の防犯カメラの映像を確認してくれた。やっぱり、パクってるのを店員に指摘された時に狼狽もしなけりゃ逆上もしないというのがだいぶ怪しいということで、全店員に注意喚起するとのことだった。
しかし、オーナーから「その人本当に日本人なの?」としつこく訊かれて辟易した。この土地特有の方言・アクセントで話し、顔立ちもここら辺の人っぽいので日本人だと思う、と答えたが、信じてくれないオーナーだった。以前、外国人の万引きグループが当店に来て、一人が店員の注意を逸らして後の数人で大量の商品を盗むという事件が何度か起きたので、オーナーは外国人と見ればとりあえず疑ってかかる。でも、その時の連中は中東系って言ってたじゃん。今来る外国人のお客様でそれっぽい濃ゆい顔立ちの人達は、すっかり地域に根差している自営業のパキスタン人達なので、さすがにそんなことはしないと思うのだが。ていうか、巧妙な手口で人を騙す窃盗犯=外国人 という訳ではない。そんな偏った見方しかしないから騙されんじゃねーの? と思ったけど言わないでおく。とりあえず、店の皆に話してくれるんならいいや。
10日ほど前に近くに同系列の他店舗が出来てからというもの、来客数が減ってしまい売上も悪いらしく、大量の廃棄が出てしまう。だが、本部がなんか悪いなと思ったのか、それとも系列全体の方針なのか、オーナーが駄々をこねたのか、廃棄間際の商品の値引きが認められた。
ところが値引き商品のレジ登録がとても面倒臭い。スーパーみたいに値引き用のバーコードが発行される訳じゃないから、各種値引きシールを見てレジに値引き額を手打ちで登録しなければいけない。しかも、何故か値引きシールの形状と色が値引き額ごとに異なるので、うっかりすると見落としそうで怖い。
値引きセールは今の所は試験運用だというけど、どうなる事やら。オーナーはシールのついた商品が捌けていくのを見て「いい感じじゃない?」とご機嫌だったが、そもそも発注数を押さえていて残り数少ない商品に全部値引きシールが貼ってあったら、それを買うしかないんじゃないのか。以前、廃棄間際の商品はポイントn倍とかいうキャンペーンのようなものもやっていたけど、そしたらポイントn倍のシールが貼ってある商品だけが売れ残って損だったと言ってたのは?
19時までオーナーとのシフトだった。本当はコンビニ専門派遣の人がシフトに入る予定だったが、その人の子供がコロナに罹患した。その人本人はPCR陰性で仕事に来る気満々だったそうだが、オーナーは「子供から感染症をうつされない親はいない」といって、その人のシフトを全てキャンセルしたらしい。
19時からは、新人の高専5年生とのシフト。先週はまだ不慣れな高専5年生のサポートのために私は30分の残業を言い付けられたが、今回は「何時まで残るかは彼と話し合って決めて」とオーナーが言うので、じゃあ私がすべき仕事が全部終わった時点で、何の問題も不安要素もなければ上がるってことで、と決めた。
私がカフェマシンの掃除をしている最中、高専5年生が客と揉め始めた。原因はすごく些細なことで、カフェマシンで淹れるアイスコーヒーを買ったお客様に「プラのストローある?」と訊かれて、「プラのストローがこれしかないです」と言って500mlのパックドリンクとかに添える細くて短いストローを出したことだった。
「プラのストローがこれしかないなんてあり得ないだろ! カフェ用の紙の袋に入ったやつはどうしたんだよ!」
と言い、わざわざ私の所まで来て、
と言うので、私は高専5年生のぶんまで平謝りをしてカフェ用のストローをお渡しした。お客様達は50代くらいの男女数人の団体客で、女性の方達が気さくな質のようで、「まぁまぁ」と、怒った男性客を宥めて逆に私に謝ってきた。
どうしてこうなったのか、高専5年生に説明した。最近、カフェ用のストローが変更になっていて、今まで通り植物由来原料ではあるのだが、あからさまに紙製だったのが、プラスチックのような見た目と触感のストローになったのだ。いつ切り替わったのか私も知らないのだが、8月の末には新しいものに変わっていたはずだ。もしかすると、店舗によっては在庫の関係で紙ストローをまだ出しているのかもしれない。ともかくそんな訳で、お客様が、カフェ用のストローが紙とプラの二種類があってどっちか選べると勘違いしているか、または当店は既にプラ(っぽい)ストローに切り替わっているかどうかq聞きたかったのか……そういう事だと思う。
お客様には、コンビニの事(特によく使う系列の)を店員よりもよく知っている人がざらにいる。だから、お客様が何か訊いて来た際に、こっちは店員だからってまるで有識者みたいなノリであしらうとお客様を怒らせてしまうことがある。
そんな話をしたけれど、高専5年生はなんだか腑に落ちなさげだった。
高専5年生は大体の仕事は覚えたのだが、まだ細かい事では知らない事も色々あるらしい。返本作業の事で質問をされたが、当店の夕勤は返本作業の担当ではないので知識がほとんどない。そのため、私は答えられなかった。マニュアルも見える所には置いてないから、Aさんかオーナーに聞かないとどうにもならない。
コンビニの仕事は勤務時間帯によって割り振られているので、従業員全員が全ての仕事を知っている訳じゃない。そう私が言うと、高専5年生は驚いていた。なので、いざ夜勤の人が忙しくて手の回らない作業が出て来ちゃったという時、どの作業なら夕勤に頼んでやってもらえるかというのを教えた。忙しい時は無理して作業を全部一人ですることはないから。
19時から20時までは暇だったのに、その後納品と品出しの時間に限って来客が多かったので雑用が捗らず、私は35分残業をした。
一晩近く経過しました。お陰様で今日一日恙無く過ごすことが出来ました
腫れや痛みや違和感無し
でも、仕事中にめまいや吐き気等があり「すわ蜂毒か!?体を動かしたから回ったのか!?」と思いましたが
たぶんただのストレスです
(ウチの職場でコロナ罹患後復帰して直ぐに体調を崩して休んだ者が居るのですが、あれはコロナの後遺症ではなく単なるストレスだと思っとります
というか、10日も休んでよくまたこの職場に復帰する気になるものだなと思いました。自分ならそのまま辞めてしまうかもしれません。幾らでも転職可能な業界ですので)
今回の蜂の一刺しにつきましては、ただ「抗体を得た」というだけの結末だったようでございます
2回めの一刺しに気をつけて生きていきたいと思います
ありがとうございました
何番煎じか分からない程度には、感染あるいは発症まで経験した人は多いだろう。
3回目の接種を時間がないからと保留し続けた結果がこれなのだとしたら、かなり重い罰だと思う。
感染・発症する前はよくわからない周りの体験談やネットの情報に流されて、まあかかっても軽症だしオッケー
くらいに思っていたが、考えを改めることになるとは...。
しかしどこで感染したのかは完全に謎。いや、強いて言えばコンビニに行くために外に出たことはあったが、
基本はテレワークオンリーなので家から出ることがない。つまり、感染1日前のコンビニで感染したことになる。
いやいや...まさかそんな...。
これだけ感染者数が爆発している状況では、相談窓口にはほぼ100%電話がつながらない。病院もまず受け付けてくれない。
その上病院で抗原検査頼もうと思ったら、体外診断用医薬品の抗原検査キットが5個買えるくらいの金額を提示されたからね。
とりあえず病院にいかない口実が欲しかっただけで電話したのだが、なんとも言えない気持ちになったよ。
ちなみに病院は何回か電話トライしたらつながった。地域によるだろうけども、まあコロナの疑いのある患者を
見てくれるだけでも、病院としての機能は十分すぎるくらいあるのかな。
結局、コロナにかかったところで自宅療養なのは確実だったので、自分で検査結果を
自治体の登録センターみたいなところにうpして登録する作業も、したところでだから何だって感じだったね。
自分の場合は不備があって再登録してくれって来たんだけど、不備連絡のメールが来たのは
登録から5日後だったんだよね。事務処理が追いつかない程度には忙しいんだろうけど、
こんな状況を体験してしまうと、もう自分の身は自分で守るしか無いね。
もしワクチン接種から日が浅いタイミングで感染していたら、また違ったのかな。
自分の症状はこれでも世間一般からしたら軽症の部類らしいが、正直軽症と言うにはずいぶん重い症状だったよ。
特に喉。過去にかかった病気の中で、比肩するものがない程度には絶望的すぎる痛みだった。
喉に違和感。エアコン効きすぎて喉やられたかもしれない、くらいの感覚。
体が少しだけ重い気もしたが、その日は部屋の掃除など動くことが多かったので疲労と思い気に留めず。
喉が痛い。
熱を測ると38.0度。若干筋肉痛があるが昨日の疲れかもしれない。
コロナを疑い始め、一旦、発熱相談窓口に電話してみるもつながらない。
とりあえず安静にして寝ておく。解熱剤の効果も長く続くわけではないので、熱冷まシートが役に立った。
死ぬほど喉が痛い。喉を動かしたくない。なにかを飲み込む動作をしたくない。
喉を見てみると急性扁桃炎のそれと全く同じ感じの見た目をしている。
とにかく痛すぎる。のど飴も効果は一時的。熱は39度台、解熱剤を飲んで38度台。
さすがにコロナを確信したので常備していた抗原検査キットで検査し、陽性判明。
この頃から頻度が低いが咳が出始める。
喉が死んだ。食欲はあるが喉が痛すぎて食べたくない欲求も凄まじい。
咳が1回1回とても重く、肺と気管支に負担がかかっていることが実感できる。
いくら咳をしても咳をしたくなる原因が一切消えない。非常にもどかしい、意味のない咳がでる。
熱は変わらず39度台、解熱剤を飲んで38度。
さすがに熱は引いたのか、解熱剤なしで38度前半。非常に楽。
喉の痛みも慣れたのか治っているのか分からないが、以前よりはマシ。
この頃から咳の頻度が増えた。しかし相変わらず意味のない咳が出る。本当に謎。
たまに咳をすると、むせる、何かを吐くような動作が同時に起こる。すごく精神的にきつい。体力も減る。
熱は完全に治って36度台。喉の痛みもかなり低減され、食事も美味い。
しかし食事に違和感。味覚は有るが、とても味が濃く感じるようになった。
ほぼ咳だけが残るような状態に。しかしこの咳がとてつもなくきつい。本当に意味のない咳。
気管支と肺が悪いのが体感で分かる。呼吸も間違いなく変。
さすがに1週間経って体の調子はもとに戻った。
コロナ、物価高で本当に自社製品が売れなくなった。先日のイベントでは閑古鳥が鳴いていた。
もう、誰も起死回生の案なんて思い付かない。
経営者は体調不良が続き、ついに最近コロナに罹った。しばらく会社に出られないし働けない。
「この売上では今月の支払いが出来ません。」
1週間前、経営者から全社員に向けてこのメッセージが届いた。コロナ融資の返済も始まり、この売上では本当に、存続が危ういそうだ。というか、無理なのだそうだ。
でもまぁ、順当な気はした。
経営者の非常識な息子の趣味による、統一感のない店内。お店都合の一方的な営業。
正直、店舗に魅力を感じられなかった。でも上に反発すると面倒だから、みんな何も言わずに渋々働いていた。最初は色々変える気満々だった私も、いつしか面倒くさくなった。
ただ、ゆるい会社だから色々な事にもゆるくてルーズで、ノルマもうるさくなく、ある意味ぬるま湯の居心地の良い会社だった。
私は、30手前にして初めてデスクワークの正社員になる事が出来たので、会社が変だと思いつつも実績と実務経験を積むためにこの会社にいる事にした。アラサー未経験既婚女性の就職はとても厳しかったからだ。
他の会社にいたらもっと成長出来たかもしれないが、もう何を思っても後の祭りだ。
経営者の非常識な息子は、どうやったらこんなアラフォーになるんだろうというくらい失礼でどうしようもない人だった。
その嫁も同じレベルだった。
その娘も、まだ喋れないが笑顔がもうすでに人を馬鹿にしてて、赤ん坊ながら私をイラつかせた。
成果を出して店の売上が上がったらコイツらが潤うんだ、と思うとイマイチ仕事に身が入らなかった。
だから、仕事に必死にならなかったし、何となく「こんな会社どうでもいい」と思っていた。
でも、まわりもそんな感じがした。
しかし私はこの会社唯一の「接客しない人」だったので、そんな態度ではコロナ禍では当たりが強くなってしまう。
そこで、私はWeb担当も兼任しているので、Webサイト更新のやり方や立ち上げた公式LINEの配信の仕方などをブラックボックス化し、「みんなが出来ない事をやってる感」を出して会社に必要不可欠な人感を醸し出す事にした。
それでも、コロナ禍で売上は落ち、空気はどんどん悪くなっていく。
結局、私も少々接客する事になった。人は辞めて足りないがお金がないから人員は増やせない。
だから、私がやる事になった。
当然、本業のWeb更新などの仕事はおろそかになる。それを責められたのが辛かった。
コロナ療養の10日間で、仕事のモチベーションはどんどん低下した。
売上がたたない店のイライラした雰囲気も、Web集客が上手くいかない事を責められるのも、もう全部嫌だと思った。
もう辞めようかな、と思ってる時に月末の支払いができないかもしれないとの社内一斉通達。
ついにこの会社ともおさらばか、次の仕事について考えなければ、と思うと同時に、経営者の息子一家が窮地に陥ると考えると仄暗い愉悦を感じた。
要は、ざまあみろと思ったのだ。
能力も技術ないのに役員として給料をもらっていた夫婦2人は、いきなりコロナ禍で就職市場に投げ込まれるのだ。ロクな仕事がなく、安アパートでうるさい赤ん坊を育てる光景を想像するとちょっと楽しい気持ちになってしまう。
なんだろう。
出国前のPCR検査も、現地での検温も空港での入国時の検温も問題なく抜けて帰宅した。帰宅後に抗原検査キットで確かめても、陰性だった。
しかしその夜のうちに発熱し、翌日には38度台まで上がった。そして発熱外来で改めて受けたPCR検査で、陽性が発覚した。
不在のあいだしていたやりとりで、私が危機感を覚えたタイミングはいくつかある。
みっつ、日本に到着した際に、喉が痛いと彼から申告されたとき。
いまの主流株は喉の症状が多いと聞く。ゆえに私は、空港での検査を進言した。彼もそのつもりだと言っていたが、結局しないで帰ってきた。
その日の彼のフライト時間は、トランジットも含めて17時間。待っていられるだけの体力が残っていなかったのだという彼を、私は責めることができなかった。
空港のある地から我が家はそこそこに遠く、ホテル療養が可能かもわからない今、ハイヤーで自宅まで送迎となったら恐ろしい請求金額になったはずだ。
出国時に熱があれば残るつもりだったと彼は言う。
私も私で、異国でこの流行病の陰性が証明されるまで彼が過ごさねばならないことを考えると、進んで「そうして」とは言えなかった。
空港での検査がせめてもっと短時間ならよかったかもしれないが、自宅でしたそれも陰性と出ている。その時点で引っかかったとも限らない。
現在彼は、高熱のピークを越え、けそけそと咳をし、だるさを訴え、しきりに眠たがっている。
私は、喉の違和感を覚えている。咳とくしゃみと鼻水も出る。熱は今のところないけれど、恐らく罹患しているのだと思う。
こういう一人の行動が積み重なった結果が昨今の陽性者数なのだとしたら、どうするのが正解だったのかな。
自己判断、というのなら、彼はどの時点で留まればよかったのだろう。あるいは私は、どこで「帰って来ちゃだめ」と言えばよかっただろうか。