はてなキーワード: 儚いとは
幼児の面会が禁止されている産院だった為、お見舞いに行けなかったヒロコは、サキの退院を心待ちにしていた。
お祝いを手に、ヒロコはサキの家を訪ねた。
「ありがとう。片付いてなくて悪いけど上がって」
サキはほんの少し疲れの見える、けれど元気な笑顔で迎えてくれた。
「わぁ可愛い。ほら、赤ちゃんだよ、ユウ。寝てるから静かにね」
「あとで起きたら抱っこしてあげて。ユウちゃん、お菓子どうぞ」
部屋の隅でミニカーを走らせていたケンタにも声を掛けるが、ケンタは小さく首を振るだけだった。
「ケンタくん。一緒に食べない?」
ヒロコも声を掛けたがケンタは反応しない。
サキは苦笑いしながらコーヒーの入ったカップをヒロコの前に置いた。
ユウにはリンゴジュースだ。
ヒロコが制する間もなく、ユウはお菓子を口に運んでニコニコしている。
「ユウちゃん、慌てて食べると喉に詰まるよ。沢山あるからゆっくり食べてね。…ケンタの事は気にしないで。赤ちゃん返りしちゃったみたいでね、構って欲しいくせにずっとああやって拗ねてるの。ねー?赤ちゃんケンタちゃーん?」
サキがからかうように声を投げるとケンタは口をへの字に曲げてテーブルにお尻を向けた。
「ね?退院してからずっとこう。もうお兄ちゃんになったんだからそんなに甘えられても困るんだよねぇ。私だって赤ちゃんで手一杯なのに。放っておいていいよ。お腹が空いたら勝手に食べるから」
ふぇぇ…と新生児独特の小さな、けれども弱々しくはない泣き声が耳に届く。
ユウが反応して振り向いた。
「あかちゃ!ないてう!」
「赤ちゃんて泣き声も可愛いね。もうユウなんて泣いてもうるさいだけだもん」
抱っこしていい?とサキに確認して、ヒロコは赤ん坊を抱き上げた。
軽い。
ヒロコが頬をつつくと赤ん坊はきゅっと目を瞑り、口が緩やかに開いた。
生理的微笑だ。
ヒロコの頬も緩む。
「じゃあもう1人産めばいいじゃない」
サキがヒロコの脇を小突く。
「欲しいけどこればっかりはね」
ヒロコは苦笑いして上を見上げた。
「私の事を選んでくれる赤ちゃんいないかな~。降りてきて~!なんちゃって」
「今、空から見てるかもよ~」
その時ケンタがポツリと言った。
「赤ちゃんなんて嫌い」
サキが溜め息を吐いた。
「またそんな事言って…。ケンタ、ママが大変なのは見てわかるでしょう?お兄ちゃんらしくして欲しいな。ね?ママを困らせないで」
「まぁまぁ、ケンタくんも寂しいんだよ」
リビングの気まずくなった空気を和ませようとヒロコは明るい声を上げた。
「ケンタくん、知ってる?赤ちゃんて、ママを選んで産まれて来るんだよ。きっとこの赤ちゃんもケンタくんとケンタくんのママに会いたくて産まれて来たんだよ。ケンタくんだってそうだったでしょう?」
「そんなのしらない」
ケンタはふてくされた顔で横を向いた。
「忘れちゃってるだけなんだよ。ケンタくんだって赤ちゃんが産まれることまで空の上でわかってて今のママの所に来たんだよ。ユウはちゃんとママを選んで来たって覚えてるもんね?」
ヒロコがユウを振り向くとユウは急に自分に話を向けられた事にきょとんとしていた。
「ユウ、ママを選んで来たの、覚えてるよね?」
ヒロコに重ねて問われ、ユウはやっと頷いた。
「おそらのおじいちゃん」
「ええ?ユウちゃん覚えてるの?」
サキが驚きの声を上げた。
「そうなのよ」
「あの絵本を読んでたらね、ユウもここにいたって言い出したの。空の上から見てたって…」
サキが感嘆の息を吐いた。
「凄い…。本当に覚えてる子っているのね」
「私も驚いちゃって」
ヒロコも深く頷く。
「いいなぁ。ケンタなんか全然知らないって言うし、さっきもあんな事言うでしょ?この子には産まれる前の事を覚えておいて欲しいなぁ」
ケンタはそんな会話など聞こえないかのように部屋の隅でまた1人遊びに戻っている。
──
ひとしきり話した後、新生児のいる家に長居しては悪いと、ヒロコは腰を上げた。
「さ、ユウ、行こうか」
辺りに散らかったおもちゃを片付けながら声をかけると、ユウは口をへの字に曲げて手にしたおもちゃに力を込めた。
帰りたくないと言う意思表示だ。
ヒロコはつかつかとユウの側へ寄り、おもちゃを取り上げると箱へ戻す。
「やぁだぁ~!!」
ユウがわぁんと声を上げた瞬間、ヒロコはその頬を迷いなく叩いた。
パチンッと言う乾いた音が響き、ケンタがハッと顔を上げた。
サキも「え…」と声を漏らす。
叩かれた痛みに更に泣き声を大きくするユウをヒロコはぎゅっと抱き上げる。
「ユウ。痛かったよね。ごめんね。でもママの手も痛かったんだよ。ママだって嫌だけどユウがワガママ言うから仕方なく叩いてるの。わかるよね?ユウも叩かれたくないでしょう?」
ゆっくりと低く、含むように諭すヒロコ。ユウは涙目を開いて、うん、と頷いた。
「わかったね。じゃあ帰ろうか。」
「うん」
掛ける言葉が見付からず目を泳がせているサキににこりと笑うヒロコ。
「驚かせてごめん。最近は私も我慢しないで正直に怒ることにしてるの。叩くのはよくないけどちゃんと理由もあるし、説明すればユウも今みたいわかってくれるから」
「そ、そっか。うん、いきなりだからびっくりしたよ…」
「ちゃんと愛を持ってやることは子供にも伝わってるんだよってあの作家さんも言ってたから大丈夫」
ヒロコの自信に溢れた顔を見て、サキはふっと息を抜いた。
「ヒロコ、変わったね。この前来たときは凄く疲れてたから心配だったけど、ちょっと安心した。しっかり考えて育児出来てるの偉いよ!私も頑張らないとって思った」
「色々ありがとうね。サキが話聞いてくれたおかげだよ。また辛いときは頼っていい?」
サキは「もちろん」と応じた。
ヒロコはユウの手をギュッと握り、その暖かさを噛み締めながら帰路に着いた。
──
それから数ヶ月、目に見えてユウのイタズラは減っていた。
いや、ヒロコの意識が変わった事でイタズラが以前ほど気にならなくなったのかも知れない。
自分は背負い過ぎていたのだと気付いて、ユウへの接し方を変えてから育児がうまくいっていると感じていた。
ヒロコがそんな物思いに耽っていると洗面所の方から不穏な物音が聞こえた。
ふと見るとさっきまで目の前にいたはずのユウの姿が消えている。
ヒロコは溜め息を吐きながら洗面所へと向かった。
一体何をどうしたのか、ユウは洗面台の前に出来た水溜まりにびしょ濡れで座り込んでいたのだ。
「ユウは本当に悪い子だね…」
ヒロコが声を掛けるとユウはびくりと体を震わせた。
ヒロコは躊躇いなくその頬に手をあげる。
ヒィン…と小さな声を漏らしたユウの瞳から涙がポロポロと零れた。
「ユウはママに叩かれたくて生まれてきたのかな。ユウのせいでママの手が痛くなっちゃった」
「ママ…ごめんしゃい…」
か細い声でしゃくりあげながらユウはヒロコを見上げる。
ヒロコはため息を吐いてユウの前にしゃがみこんだ。
「ママは、ユウがママを選んでくれた事、本当に嬉しいんだよ。だからがっかりさせないで。ちゃんとママの事喜ばせてっていつも言ってるでしょう?」
ヒロコが諭すように言うとユウはこくりと頷いた。
ほら、怒鳴る必要なんかない。心で話せば子供に伝わるんだ、とヒロコは実感していた。
「ユウはママの事嫌いなの?」
「すき…ママのこと、すき…」
ユウは絞り上げるように言葉を紡ぐ。
ヒロコはにっこりと微笑んだ。
「よかった。ママもユウが大好きよ。じゃあ一緒にお片付けしようか」
ヒロコはユウの肩を抱き寄せた。
手が触れる瞬間、ユウの体が硬直したように感じたのは水に濡れた寒さからだろう。
ヒロコはいそいそとユウの着替えを用意した。
このくらいの悪戯なんて何でもない。子供のしたことをいちいち怒鳴っても仕方無いんだから。
ヒロコは余裕を持ってそう思える自分に満足していた。
子供に愛され、子供を愛する事はなんて素晴らしいんだろうと満ち足りていた。
ヒロコは幸せだった。
~完~
前半はこちら↓
彼女達の百合心ってその大半がリリアン女学園のスールという限られた関係性の中でのみ息づくものでしかない
もちろんリリアンを離れても友情は永久に続くと信じてるけど(百合豚心)
ガチレズっぽいのはガチレズ濃厚の聖様周りの人物を覗いて殆ど見当たらない
こういう女子校という特異点の中で育まれる特殊な関係性を百合として見ると儚いのよね
以前うちの母親が、「思春期の女生徒の中には自分がレズだと勘違いする(もしくはそういうロールを演じる)人がいる」と言っていた
中にはきっと霊感少女と同じ類いの中二病患者も含まれるんだろう
実際僕の記憶でもやけに同性のクラスメートにベタベタしてる女生徒はいた
かくいう僕もファッションホモ野郎だったので他人のことは言えないが
マリみてにおける百合描写は女生徒同士の特別な友情に近いものなんじゃねーかな
一部むしろ女性のホモソーシャルに近い異性排他的な描写も見受けられたし
近年は「同性愛は一過性のもので最終的に抗うすべなく異性愛に回収されまーす」的な描写は(ポリコレ的にも)好まれない傾向にあると風の百合豚に聞くが、マリみてでは特段世間的な異性愛を引き合いに出して作中人物達が想いを確かめ合うような描写はなかったのでこれには当てはまらないだろうな
しれっと子供作ってるし可南子は感動してるしで流石にあの回だけはビックダディ系大家族が醸し出すついていけない感に近い心的な隔たりを感じてしまった
可南子、強く生きて
2D時代から知っているので、何か言おうと思ったが特に何も思い浮かばなかった。
人の見える所で言うと叩かれる事だが、正直電脳少女シロ生誕祭の時の牛巻は
牛巻の演技をしている牛巻の姿をした何かで
怖かったので、このままフェードアウトしてもらえるほうがいいと思っている。
プロの声優さんですら久々の役だと声が違う事があるんだから当然だと思う。
活動頻度の低いVtuberは悲しいが、魂が同一人物だとしても本人として認識できなくなる。
Vtuberというのは多かれ少なかれ共通幻想であるので、魂側が成長したとしても視聴者側にとっては
止まった時のままなのでその状態では魂ブレが生じて違和感が発生する。
そのずれは時間で解決するが、活動頻度が低いとそれもままならない。
結局活動頻度が低いと、緩やかに死んでしまうということになる。
Vtuberの命は儚い。油断してもしなくても簡単に死んでしまう。
受験の時期がついにやってきた。
熱心な受験生はガリガリと勉強し、怠け者の受験生は「2ヶ月 センター 8割」とでも検索しているであろう。
さて、今回書く内容は性欲の強い受験生に送る勉強法である。勉強中にムラムラときて思わず泣いてしまうような悲しくも儚い経験のない東大受験生には向かない内容だ。
とにかく、性欲は恐ろしい。性欲に勝てる人間などいない。東大卒のエリート官僚だってつい痴漢などしてこれまでの積み上げを全て無にしてしまうほどのものである。人間は性欲に弱い。俺たちはそれを知っている。
俺もそうだったし、今もそうだ。流石に今は昔ほどではないが、20代後半になった現在でも一日に4回の自慰は欠かせない。昔は1日に7回が普通だった。
方法や場所に関しては長くなるし趣旨から外れるので省くが、かなり早漏になりいつでもどこでも射精準備完了であることは記しておきたい。
そんな俺も受験をしなければならなかった。
そうして、机につく。ガリガリとシャーペンを走らせて3分後には股間に手がいっている。そして5分後には昇天している。
俺は本気で悩んだ。マジで悩んだ。そうして俺がとった行動は教師に相談するということだった。
俺は教師に念を押してこのことを口外しないことを頼み、そうして打ち明けた。
教師は真剣な顔をして俺の話を聞いた。その教師は俺の唯一の理解者だった。なんと、同じ境遇だったのだ。
その教師も今も1日に数回はしているという話をし、私なら力になれると断言してくれた。
オナニー勉強法は簡単だ。オナニーしながら勉強するだけだ。なんのことはない。俺は勉強しながら息子をさすっていたが、それは正しかったのである。
ただ、それに関して罪悪感を持ってはいけない。自らの性欲に誇りを持ってシコらなければならない。
さらにこの勉強法の画期的なところは座らなくてもいいと言うことである。現代っ子の皆さんはオカズにはスマートフォンを使っているであろうが、俺の時代はまだまだエロ本が主流だった。エロ本でシコるのもなかなかいい、是非とも一回はしてみてほしい。
とにかく、この勉強法は普段のオナニーのように仰向けになって左手で本を持ちそして右手でシコるというものである。
コツは脳内を全てエロに浸すということだ。それが数学なら、計算を全てエロい目で見る。世界史なら登場人物を全てエロい目で見る。皆さんの性欲ならそれができるはずだ。
私たちは昨日食べた昼ごはんの内容すら覚えてないが、ずいぶん昔に見ためっちゃシコれたエロ動画のストーリーはよく覚えているのである。
誰もいない実家に帰ると、ねこはいつかと同じところで同じポーズで寝ていた。いや、こないだとは少しだけ場所がズレているか。障子の隙間から差す日が少し傾いて照らされる場所が変わって、ねこのお気に入りの場所も日時計の差す時刻のように移動している。和室の一角は日焼けして藁のような色だ。なんとなく私もねこの隣に横になってみる。なるほど、畳が温い。ここがいいとちゃんとわかっているのだ。
い草の匂いはとうの昔に褪せて、湿気の匂いがした。隣に横になった拍子で、ねこはその振動に反応して半眼になって、二ヶ月ぶりに会った私を見て、ああ、お前かと安心したように黄色い目を閉じた。ゴロゴロと喉を鳴らす。ギブアンドテイクが当たり前のこの社会に揉まれて命からがら帰ってきた私は、何もしてやっていないのにただ横に来ただけでそんなに幸せそうにしてくれるねこを見て感傷的になってしまうのだ。どうしてそんなに私に懐くのか。お前を拾ったのは私じゃなくて妹だろう。餌は小さい頃から母がやっていたろう。まともにトイレなんか綺麗にしてやったことはなかったろう。実家にいた高校を卒業するまでの私は、家に帰った時にせっかく出迎えに来たお前を置いて部屋に閉じこもっていただろう。
それなのに。お前は私の気持ちがわかったみたいに、でも人のいい友人のように同情した風でもなく、純粋に私のことを好いてくれる。
なんだか切なくなって、罪滅ぼしの気持ちで頭をわしゃわしゃ撫でてやる。ゴロゴロが大きくなって、ねこはぎゅっと目を閉じた。だから、私も同じように目を閉じてみる。ここが耳で、ここが鼻。寝ているから鼻がカラカラに乾いていた。幾度となくこいつを撫でてきたから、触れるだけで良かった。
私は、手の感触でねこのシルエットを想像しながら色んなことを考えるのだ。
なぁ、ねこ。ここ最近、私は初めてお前のように生きてみたいと思ったよ。私はねこがすきだけど、もともとはねこになりたいなんて無責任なことを言うやつが嫌いだったんだよ。
お前はお寺の近くで、拾ってくださいという札を首にかけられて彷徨っていたね。いつお母さんと離れ離れになったんだよ、かわいそうに。そこから、得体の知らない私たちに拾われたね。運の悪いことに、うちは住宅地だし車が多く通るから外には離してあげられない家だった。いつも窓から外を見て、小鳥を見るとちょっとだけ切ない声を出す度、私も切なくなるんだよ。
そんなことを考えたこともないのかな。
毎日同じ餌ばかりだけど、お前はいつも美味しそうに食べて。何もない休日も、同じところを初めて歩くみたいにして歩いて、またよっこらしょと横になって。みんなが夢中になっているテレビというものはわからないだろうし、本に向かっている人間の気持ちはもっとわからないからとりあえず読んでいる最中の本の上に乗ってみたりして。
いつも喧嘩が絶えない家だったけど、頑張って一緒に乗り越えてきたよね。お前はどんな風に見てた? 大きい声が聞こえると、お前は自分が怒られたと勘違いしていつも部屋の隅に隠れて大人しくしていたね。八つ当たりされたこともあったか。めちゃくちゃになった家族をなんとか落ち着けて、皆が寝静まった午前1時、突然虚しくなって悲しくて一人で泣いていたこと、親や兄弟とかの人間たちには隠したけど、たまたま隣にいたお前だけには隠せなかった。お前は私の気持ちを知って膝の上に乗ってきたのかい? どっちにしても、上から降ってくる涙が冷たくてごめん。
家族がバラバラになった今、一番家にいるのは間違い無くお前だけど、私に気づかなくてお前が気づいていることってある? みんなをどうやったらもっと幸せにできると思う?
他にもいっぱい聞きたいことはあるけどさ、どうやったらお前みたいに強く生きられる?
お前ほど辛くはないけど、私も結構似てるところがあるんだよ。僕も物心ついた頃、お母さんが病気になったせいで両親から離れ離れになってあまり話したことのなかった祖父母の家で育てられてさ。祖父母は仕事とテレビと新聞ばかりでちっとも取り合ってくれなかったよ。理不尽な叱られ方もした。少し大きくなると親も少し元気になって、ようやく両親の元へ帰れて、その頃お前と出会ったんだよ。でも知っての通りずっと喧嘩が絶えなくて、その怒鳴り声を聞いて、また家族が離れ離れにならないか怯えてた。時々酔った母が暴れて殴られたこともあった。今思えば、なんにも悪いことしていないのに生きてるだけで罪悪感に押しつぶされそうで、部屋の隅で耳を塞いで泣いてたよ。実際家族はバラバラになって、そのまま私は出来るだけ親に迷惑をかけないようにそつなく生きたよ。勉強もそこそこ頑張ったつもりだよ。そのまま実家を旅立って、今は一人暮らしになって、単調な日々を過ごしてる。同じ時間に起きて同じところを歩いて、キャットフードよりはバリエーションがあるけどぶっちゃけ毎日毎日同じようなものを食べてる。お酒っていうマタタビみたいなものに溺れる日々で、少し頑張ってみてもすぐ疲れてしまうし、人一倍寝るのが好きだよ。なんだか、色々とお前と一緒だね。
というか、お前を可哀想ということで自分が可哀想と思いたいだけなんだろうね。わかってる。
でも、お前とは違うんだよ。お前と違って私は、時々過去を思い出して、心の傷とか変われない自分とかに悩んだりして、虚しくて泣いてしまうんだよ。今までは生きるのに必死だったけど、突然に単調な日々に取り残された今、全てに取り残された気分だよ。毎日がつまらなくて、生きるために生きていた頃と違って、なんのために生きているのか本当にわからなくなって、笑ってもこころがスカスカで、何故だか生きるのが辛いよ。まだまだ到底、お前のようには生きられないんだよ。今だって閉じたまぶたの端の方から涙が漏れ出してしまいそうで、必死に目を閉じて蓋をしているんだよ。
私も捨て猫みたい?
ねこになりたいって言うやつが嫌いなのはそういう理由だよ。ねこの拾われる前の壮絶な人生と、その後の退屈で虚しい人生を想像できないやつは嫌いだよ。
ねことか私のことを見て、のうのうと生きてていいなと思うだろうから。
私はお前の気持ちがそこらの人間よりはわかってると思う。でもだからこそ、純粋なお前に純粋に憧れるんだよ。お前を見ているとお前のようでありたいと思う。ただ、お前のような強くて優しいこころが欲しい。お前は、変えられない過去なんか振り返らないし、おそらく変わることのない未来を嘆いたりしない。ちょっとずつ変わり続けるだけの今を黄色くて丸い目でじーっと見つめて、いつも全力で飛びかかる。だから、ちょっとした季節の変化で寝るところを変えてその温かさに目を細めたり、食卓から盗んだお刺身一切れを幸せそうに食べたり——そんな儚いだった一瞬の幸せを絶対に絶対に逃さない。
だからお前は、美しい。ただ生きているだけで、見るものを幸せにするんだね。
お前と比べて、私はダメダメだね。
あ。ねこはそんなことも思わないのかな。きっとお前はほかのやつと幸せを比べたりもしないよね。外にいる野良猫を見て毛を逆立てて、フーッと威嚇して怒ることはあっても、あいつは自由でいいなと羨むことはない。
この先どうなるんだろう、とか。
生きるって何、とか。
認められたい、とか。
そんなことより、日で温もった畳って温かくていいな、なんて思っているのかな。
私がこんなことを考えているうちにも、ねこはずっとゴロゴロと喉を鳴らし続けているのか。なるほど。つまりはそういうことなのかな。
ねこでありたい。
題名の通りだ。嫌いな若手俳優がいる。嫌いなら見なければいいというわけにもいかない。何故なら推しと共演ばかりで推しはそいつの事を崇拝しているし、たまにコラボ配信もしている。
なんならそいつ(以下A)の単体配信でも舞台の大事な情報を話したりするので推しの情報を一早くキャッチしたい身として単体配信にもいったりする。
なお配信も舞台でも話さないのでAは私の事を知らないであろう。
Aはなんというか、ファンの事ばかり考えている。それ自体は良いことだと思う。しかし度が過ぎているのだ。
ファンと言っても10人いるかいないかの数、それらを本当に大事にしている。良いと思う。しかし本当に「ファン」として見れているのか?
私から見たら「自分に惚れてる女」として見ているようにしか見えない。
舞台後のチェキの距離感がまじで頭おかしいのもある(まあそういう人は割といるよね)
人数は10人もいない程度だ。男は自分1人、あとは全員ファンの女。
お前、仕事は?
配信でこんなことを言っていた
「みんなにお返ししたいな オフ会しよう」
なぜお返しがオフ会になるのだ?
それに対してAのファンが言った
「舞台でお返ししてください」
ことあるごとに皆大好き!と言うのはわかる
「みんな独り身だよね?」
それを聞いてどうするのか?
本当に気持ちがわるい
もう私はAに対して「女にちやほやされたいだけの男」という認識しかない
ファンを大事にして一緒に俳優として高みを目指していく。そういうのが全く感じられない。
また、なぜここに書き込もうかと思った最大の出来ごとが起こった。
90分1万円
本当のスタジオで2人きり
先日この内容がツイートされた。
1万円払えばAが自分好みの服を着て2人きりで撮影をさせてくれるらしい。
ファンが払うのは1万のみ
Aは言う
「お金のことなんて気にしないで!僕がみんなとやりたいだけだから!」
私は思う
それをしてAの俳優業に何か得があるのか?
アイドルの子も撮影の練習にもなるし、その様子をお偉いさんが見てスカウトする。
それはまさにWINWINだ。
そして1対1の撮影会だ。
そして確実にAの赤字だ。
何がしたいんだろう。
本当に何がしたいんだろう。
自分の事が好きな女にちやほやされたいだけなんだろう。
俳優好きな女の「好き」なんて、ものすごく儚いというのも知らないのだろう。
Aは決して若くはない。
なんだかもう、嫌いを通り越して哀れになってきた。
幸い私の推しは他の安定感のある俳優兼演出家の人とばかり舞台に出るようになっている。
脇役が多いがそちらの現場は本当に安定してて忙しくも楽しそうだ。
早くAと縁を切ってくれますように。
それはそれでどうでもいいけど、あの話の中で結構見たのが
いや、でもそれとは別の所で、「サークル主に差し入れなり手紙なり渡すときは自分の名前を入れろ」というのをよく見るけど、
名乗るのがいいのか名乗らないのがいいのかどっちなの。
というか本当に名乗っていいんですか!? となる。なりませんか?
壁ならもはや名前入り差し入れというか差し入れ自体邪魔になるのではって思ってしまうし、
逆に島中なら名乗ること自体がサークル主さんへのプレッシャーになってしまうのではと思ってしまうし、
じゃあ大ファンのサークル主さんに新刊/新譜を1部頂いてそれで終わり、っていうのも……
結論が出ないので自分がサークル参加することにした。もちろん島中。
結果、頒布数40ちょい。「応援してます」系の一言かけていただいたのが数名、名刺数名、差し入れ(名乗らず)1名。
名刺も嬉しい。でもやっぱり、プレッシャーがある。名乗らず差し入れくれた人、誰!? ってなる。でも嬉しい。一言いただけるのも嬉しい。
結局、一番知りたかった「名乗りつき差し入れ/手紙」をもらったときの実感がどうなるかは分からなかった。
一言か。一言だけでいいのか。数年に一度会えるかどうかという人にあなたの作品が好きですと言ってすぐに立ち去る。なんと儚いおはなし。エモい。(そういう話をしているのではない)
いや、まだ平成は終わっていないけれど。
でも、自分の中にだけとどめておくには辛くて、身バレしたってなんだって、もう誰でもいいからわたしの話を聞いてほしいと思って、キーボードを叩いている。
インターネットの海にこの気持ちを流して、そのままわたしの中からいなくなってほしいと思う。
ただ、わたしはこれまで異性を好きになったことしかなくて、自分がバイだと思ったのは失恋した人を好きになったとき。
好きだと気づいたのは1年前のこと。その人の前にも一度女の子を好きになっているんだけど、その時は恋愛としてしっかり意識していたわけではなかった。
名前がないと不便だから、今日失恋した彼女を、Aちゃんとしよう。
Aちゃんのことは、ほんとうに好きだったんだとおもう。
異性を好きになったことしかなくて、人として好きなのか、それ以上の気持ちなのか、自分でもよくわかっていなかった。
だけど、本当の「好き」って、「愛」ってこういうことなのかもって、初めて心から人を好きになれた気がした。
わたしは心の壁がばかみたいに高くて、誰のことも本当は信用していなくて、自己肯定感がとても低い。
そんなわたしが心を許せる数少ない人だった。この人にならわたしのことを、全部曝け出してもいいと思えた。
共通の友人の家に泊まり、2人で横になっているときにAちゃんは言った。
友人が寝た後、わたしたち2人だけがまだ話を続けていて、すぐ横にAちゃんの顔があった。
わたしはその時のことをずっと覚えている。
Aちゃんにだけはそう言うことができた。人に言ったのは初めてだった。
Aちゃんは、「分かってくれる人ができて嬉しい」って言って笑ってくれて、
わたしもやっと口にできたことも、理解者が近くにいるってこともうれしかった。
今日も、失恋をした今日も、「〇〇さんとは、こういう話ができるから楽しいです」ってまた笑いかけてきた。
あなたが好きだから、そういう話をして、あなたの気持ちを探っていたんだよ。
とはさすがに言えないから、
わたしにも、こういう話ができるのはAちゃんしかいないよ。って、へらへら笑っていた。
Aちゃんとふたりで出かける夢を見た、そう言ったら、「実際に行けってことじゃないですか?」と返されて、まさか、そんな返事がくるとは思わなくて、わたしは返答に詰まってしまった。
そのときはうまく答えられなくて、でも本当になったらいいな、と思ったから、数日後に「この前の、本当に行ってくれるの?」と泣きそうになりながらたずねた。Aちゃんは、「それ、私も聞こうと思ってました。行きたいです」と笑顔で答えてくれた。
そんなこんなで実現した、初めての、2人だけのお出かけだった。
わたしは新しいワンピースを買って、前日にはジャケットにアイロンをかけて、1人でファッションショーをした。
自分でもわかるくらい浮かれていた。奥手な自分が、初めて誘ったデートだった。(わたしはデートだと思っていたけど、もちろんAちゃんにそのつもりはない)
日にちが決まってからずっと浮かれっぱなしだった。その日が近づくにつれて、Aちゃんは「すごく楽しみです!」と声をかけてきてくれたのも、素直で、かわいくて、うれしかった。
本当にそう思っているんだろうなということが伝わってくる嘘のない正直で純粋なAちゃんの言葉が、わたしは大好きだった。
Aちゃんにとっては友達に言うなんでもない「可愛い」という言葉を、わたしは一日中たからものみたいに抱きしめて、噛み締めていた。
Aちゃんにもっと可愛いと思ってもらいたくて、Aちゃんに会える日はお気に入りの服を着て、メイクも手を抜かなかった。
そうやって「可愛い」と言ってもらえるたびにわたしの恋心は増していって、無駄な勘違いをしてしまったりした。
今日、Aちゃんは、「実は付き合っている人がいるんです」って小さな声で教えてくれた。
おでかけの帰り道、わたしとAちゃん、二人しか乗っていない車で、ほかの誰にも聞かれることなんてないのに、小さな声で、ゆっくりそう言った。
顔がこわばるのが、体の力が抜けていくのがわかったけど、わたしは必死にハンドルにしがみついて、動揺していないふりをした。
車だとAちゃんの顔を見て話せないのが嫌だなあ、と朝は考えていたけど、このときばかりは、向かい合っていなくて、顔を見られなくてよかったなと思った。
そのときAちゃんがどんな顔をしていたかはわからないし、見たくもなかった。
同じように、わたしのこわばった顔も見られていないといい。
上手に笑えたか、声がふるえていなかったか、いつも通り話せたか、なんて答えたか、もう何も覚えてない。
頭がガンガンして、泣きそうになるのを必死にこらえて、ただ前をみていた。
「人に言ったの、〇〇さんが3人目くらいです」とAちゃんは言った。
なんでそんな嬉しくなっちゃうようなこと言うんだろう。
秘密の話を教えてくれるなんて、なんだか特別な関係みたいなのに。
その当時、わたしには仲良しのおじさんがいて、ホテルに連れて行かれそうになったことがある。
そんなつもりは全くなかったから、「わたしは女の子が好きなので行きません」と断った。
おじさんはだいぶ困惑していて、ホテルに行こうとするのはやめてくれたけど、「女同士なんて、そんなのうまくいくわけないじゃん」と言った。
わたしはすごく傷ついて、でも冷静になって現実をみてみたら、たしかにうまくいってると思っているのはわたしだけだな、と思った。
Aちゃんは男も女もどっちもいけると言っていたけど、わたしのことは距離が近すぎてそんなふうには見れないと言っていたこともあったな、と。
そんなことがあったから、多少は構えていた。
でも、付き合っている人が女の人だとわかったとき、そしてわたしの知っている人だとわかったとき、その人の名前を聞いたとき、このままハンドルをきって壁に突っ込んでやろうかと思った。
おじさんの「女同士なんて、そんなのうまくいくわけないじゃん」という言葉がずっと頭のなかで再生される。
付き合っている人が男の人だったら、まだ、諦めがついたかもしれない。
でも相手は女の人だった。女。女だ。もしかしたらわたしでもいけたんじゃないのかなって考えてしまって、諦めもつかず、でもどうしようもなく、ズルズルと引きずっていまだにAちゃんのことを考えている。
本物の恋だと思ったものは、こんなにあっさりと終わってしまった。
気持ちを伝えるでもなく、フラれるでもなく、なんだか曖昧なまま終わった。
まだ、思い出してはぽろぽろと涙をこぼしている。
ご機嫌麗しゅう、どうも腐女子です。
近年オタク同士の交流はTwitterがメインになってきていて
しかし、そこで実感した「組み合わせ固定腐女子」は生きづらい。
基本的に私自身は、原作でのキャラクター同士の深い結びつきや関係性が好きなので
A×B でも B×A でもどっちでも好きなのだ。 (以下私の好きなカプはAとBの組み合わせを前提として進める)
最悪恋愛関係じゃなくてもいいくらいだ、コンビ・ブロマンスも美味しく食べる。
オールキャラ漫画の中でAとBが当たり前に一緒に居る関係だというのにも最高を感じられる。
私は絶対に「AとB」じゃないといけない【組み合わせ固定】の腐女子だからだ。
【A】または【B】を含む別のカップリング全てが許容できない。
さて、なぜこれが生きづらいというのか?
それは私以外の腐女子はどのようにカプが好きかの傾向だ。
このキャラは攻めのみ(受けは誰でもいい)または
このキャラは受けのみ(攻めは誰でもいい)の人々。
A×B 以外は全てNGな人々。
ここの腐女子は私から見る分にはOKだが、相手からNGなタイプ。
なんたって私はB×Aも平気で愛してるからだ。
この人々は本当になんでも食べている。
私には無理だ、人種が違う。
いかがでしょう、これを見れば一目瞭然。
【組み合わせ固定】腐女子は同じ者同士でないと地雷を踏んで踏まれて
他カプをミュートにして交流すれば解決するのでは?と思う方も居るだろう
でもそうではないんだ。
私は更に面倒なことに生産元が【AとB】以外の組み合わせも好きであるオタク、だとわかるだけでもう無理なのだ。
目には見えていなくてもアレルギー物質が入っているのですぐに泡を吹いてしまう。
【AとB】以外の組み合わせも話した口で【AとB】の話をされても「でもこの人A×Cも好きなんだよな」となってしまう。
もういっそ交流あきらめたほうがいいのでは?と思う人もいるかもしれないが、
カプ語りだってしたいし人の萌えを摂取したい時だってあるんだ。
なので、これからも私はTwitterで仲間がいないか探し続けるよ。
読んでくれてありがとな、センキュー
以上、組み合わせ固定厄介クソ腐女子は生きづらい。
22歳で勃起不全になった。理由は結婚間近の彼女に振られたからだ。
女が怖い。女が気持ち悪くて仕方がない。女性を一括りで見てしまう自分も気持ち悪くて仕方がない。
ある日彼女から結婚を申し込まれ、婚姻届が欲しいと言われた。私は冗談だと思い、用意しなかった。しかし、彼女の覚悟は本当であり、泣かせ、悲しい思いをさせてしまった。私はそこから反省し、就職が決まったら再度自分から結婚を申し込むと彼女に伝え、了承して貰った。この後一度別れたがよりを戻し再度付き合い始めた。そして先日再度彼女から結婚を申し込まれた。その時就職が決まりそうであった為了承し、婚姻届を出す許可を貰いに、親にも相談した。親も話し合いの末、了承してくれた。この時が人生のピークだった。世界が愛と希望に満ち溢れ、就活ですら苦ではなかった。しかし、このような現実は淡く儚いものであった。この出来事から約3週間後彼女の記憶から「付き合って居た事・結婚を申し込んでいた事」全てが無かったことになっていた。全て忘れてしまったそうだ。そして私はどうすれば良いかわからなくなった。パニックになった。自分でも思う最低の行動をしてしまい、暴力を振るい泣き喚いてしまった、結果として彼女を傷つけてしまった。死にたい。何故俺に結婚を申し込んだ。何度も真剣に言ってるのか確認したのに何故俺が覚えていて向こうは忘れているのか。何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故死にたい。辛い。書きながら頭がおかしくなりそうだ。なにも考えたくない。暴力を振るってしまったことは本当に最悪なことだ。死にたい。全てが嫌だ。当の本人は暴力を振るわれた。男は最低と今日もTwitterで呟き、囲いの男には〇〇くんは違うと接している。面白くないか?確かに俺は最低でカスみたいな生き物かもしれないが、お前のしたことは最低ではないのか?俺に暴力振るわせるようなことするなよ。理性をどうやって保てばいいんだ?なあ、結婚を申し込まれた女性に付き合ってないし、お前気持ち悪いなw会いたくねえから連絡もやめろwって言われる男の気持ち分かるか?面白くね?????ウケん?ははw死にてえw
何が言いたいのか書きたいのかわからないし、正直何かしら書けば楽になったかと思うけど、全てが無理でしかない
何より彼女のことを嫌いになれず未だに好きでいる自分が気持ち悪くて仕方がない。このままだとストーカーになってしまう。自殺する以外に道はない。このことが原因で勃起不全になり、今後女を抱ける機会も無いのだろう。稚拙な文で申し訳ない。冷静に書けない。生きることが辛い。頼む。これを読んだ人誰でもいい。幸せなに生きてくれ。偶にでいい。俺のことを思い出してくれ。頼む。少しでも貴方の世界に傷跡を残したかった。死ぬ以外に道は残っていない。俺の世界も人生も全て終わった。人はいつ死んでも良いと思う。安心して死んで欲しい。今貴方は幸せですか?人の人生少し見てみたい。生きてくれ。楽しく気高く美しく。どんな人間も生きる権利はある。素晴らしいことだ。もう何もないなら早く死ぬ。これに限る。死ぬのが怖くて仕方がない。もっと人と話がしたい。会いたい。寂しい。書いているうちに気持ちが揺らいでしまう。何が言いたいか分からなくて良い。あーーーーーーーー、良い人生だったのかもしれないな。ありがとう
行きつけのレストランがある。
ひなびたイオンの近くにある、800円から1000円くらいの洋風定食メインのレストラン。
30年前から知っている。
なぜなら小学校の同級生の実家だからだ。女の子で6年間ずっとクラスが一緒だった。
子供の頃は特に行く機会が無かったが、仕事の都合で東京から地元に戻って来てから駐車場付きでランチが食べられる場所を探すのに難儀し、そういえばと通りかかった時に駐車場付きであることを思い出し通うようになった。
初めて入るときは緊張した。
もしかしたら同級生がいるかもしれない。ぼくは中学校から私学に通ったので出会えば実に二十数年ぶりだ。そういえば、あの子、僕のこと好きって言ってたような…周りの女子に茶化されて有耶無耶になったけど小学校特有のノリでそんなのがあった記憶が…何するわけでもない小学生の色恋なんてそんなもんだよな。
ガラン。
昔の喫茶店のようなドアベルの音。入った。しかし、自分と同じ歳の頃の女性はいない。いるのは親御さんだけ。面識は無いし、挨拶を交わすことも無く、少し安心しつつ日替わりランチを注文し時を過ごす。
それから数回通ったが同級生がいることも無く、むしろ馴染みのランチとして通うようになった頃、完全に油断した。昨日入ったらいた。同級生が。
いたー、けど、この子かな?まあこの子かな。ぱっと見地味な印象は変わらない。彼女も完全に油断しきった仕事用普段着スタイルで、化粧をすることなく、味噌汁をついではお盆を運んでいた。
注文係はお母さんなので会話を交わすことは無い。割とじろじろ見ては見たが、同級生が来るとはついぞ思っていない彼女は終始油断しきってダラダラ親の手伝いをしている。
想像する。彼女の人生を。他に働きに出たこともあったろう。指輪はしてないけど結婚してないのか。地元にいるから他の同級生と交流はあるのだろうか。日替わりのカツレツを食べながら想像する人の人生は儚い。哀愁。なぜか失恋レストランが頭に鳴り響く。
もちろん僕は彼女に声はかけなかった。油断した相手に不意をつくのは野暮だろう。そういう相手とは会うことを前提に会うことが礼儀である。地元で生きるとこういうことがあるから人生は面白い。
https://anond.hatelabo.jp/20190318130406
よくよく考えたらあのシャアはどうにも情けなさすぎて、もしかしたら酸素欠乏症にかかっているのではないかと思ったがあまり見当たらなかった
どうにもあの痛いシャアがクワトロ大尉と同一人物とは思えないのだ。クワトロ大尉はどうにもやさぐれたイカした男だ。
元カノに先立たれりフラれたのを引き摺っている青年の儚い魅力をあわせもっている。指揮官としてもパイロットとしても優秀で
その上元カノを引き摺りすぎて女一人闇落ちさせてしまうところもぐっとくる。頭のいかれた若者に理不尽に殴られてもキザな台詞一つ思いうかべながら流すところも素敵だ
ハマーンの年齢をしれっと確認したりミネバをじっくり眺めるクワトロ大尉はロリコンのあるべき姿を示している。なんて出来る男なんだクワトロ大尉
かえってCCAシャアは本当に情けない劇中まともに成功したことといえばダイナミックロリナンパぐらい。しかも突然そのロリに職場でヒステリー起こされて動揺する姿がなんとも情けない
本当にあれがあのクワトロ大尉なんだろうか。俺は信じられない。40代後半になって突然アイドルにはまったロック親父のように惨めだクワトロ大尉。
これを説明するには酸素欠乏症しかないはずだ。正直Zの最後で生きてるなんて誰も思っていなかったのだからそれぐらいあり得るだろう。でもあまりない、不思議だ
あと1ヶ月半の命か儚いなぁ